寒暖の差が激しかったがお彼岸をすぎてようやく春めいてきた。日本人の春を待つ気持ちが今年は特に強かったのか「さくらゼリー」がすごい勢いで動き始めた。インターネットではさくら前線に先駆けて西のほうから連日オーダーをいただいている。スタッフもてんてこ舞い、製造も追われている。ありがたいことである。いろいろな場面でのギフトに使われていると思われるので心をこめてお客様にお届けしたい。12日新発売になった、「秋田巡りまんじゅう」もパッケージもかわいく中身もバリエーションがあって手ごろなせいかトピコを中心に人気があって売れている。秋田市6次産業化事業で最後の美短生とのコラボ商品である。話題性だけでなく本当に美味しいまんじゅうなので丁寧に販売していきたい。秋田県うまいもの販売課の補助をいただいて秋田総合食品研究所の協力のもと開発を進めてきたスローカロリーどらやきがついに完成し、4月21日から販売開始することになった。三井製糖の機能性糖質パラチノースを使用し、消化吸収がゆっくりで美味しいどらやきが誕生した。糖尿病予備軍の方が約850万人いるといわれているが、そういった人たちが安心しておいしく食べれるお菓子である。ダイエット中の方やメタボリックの方にもニーズがありそうである。これまでも病院食に使われるドリンクや栄養補助食品はいろいろあったが、健康を気にする人たちが安心して美味しく食べれるスイーツはこれから需要が大きそうである。体にやさしいスローカロリー「どらやき」、春の新商品としておおいにアピールしていきたい。開発にあたって総合食研の熊谷さんには本当にお世話になった。ありがとうございました。
竹駒神社の初午大祭に合わせて今年も全国銘菓奉献会が開催された。弊社は「さなづら」「さくらゼリー」「ごまっこぷるり」を奉献した。午年ご縁年ということで賑わっていた。懇親会では代表して私が乾杯の音頭をとらせていただいた。ご利益があるよう精進したい。
秋田商工会議所主催で、統合型リゾート(IR)を使った地域活性化についてのセミナーが開催され関係者や県民150名が参加した。三浦会頭の挨拶、佐野副会頭からの活動報告、大阪商業大学アミューズメント産業研究所の藤本教授の基調講演や実際にカジノを運営しているモンテカルロSBMなどの事例発表があって有意義なセミナーだった。知事、市長にも表敬訪問し、秋田にIRを誘致するための機運が相当盛り上がった。懇親会ではまたかなり踏み込んだ情報交換をすることができた。今年6月頃には日本でカジノが合法化される。ぜひとも日本初のカジノを秋田に作りたい。いよいよイーストベガスの実現が近づいてきた。交流人口増加、外貨獲得、定住人口増加・・・IRは秋田活性化の起爆剤である。世論を喚起したい。
わらび座の小劇場で公演された「リキノスケ走る」が連日満員の大人気でフィナーレを迎えた。石川理紀之助の生涯を描いたミュージカルだが笑いあり、涙ありの感動的な内容だった。わらび座の役者さんは素晴らしい。来月からは「げんない」【平賀源内】が始まる。『夢は追うことに意味がある!!』これも楽しみなミュージカルである。
私の友人である佐藤宣明君が脚本を書いた「レジデンス明田」がシアター・ル・フォコンブルの30周年プレ公演としてにぎわい交流館で上演された。駅前にある13階建て築25年のマンションの7階と3階で繰り広げられる人間模様―ウイットが利いてなかなか味のある作品だった。さすが宣明!役者さんたちの名演技なかなかよかった。
ノーザンハピネッツが東地区首位をキープして頑張っている。すでにベスト4以上が確定した。ハピネッツの大ファンで熱心なブースターである親友の佐藤元君が会社の人事異動で千葉に転勤になることになり、ハピネッツの試合を見た後同級生有志で壮行会を行なった。新天地での活躍を期待したい。GOGO元!東京経済大学葵友会の和田君(あいおい生命)も名古屋に栄転になり葵友会で壮行会を行なった。彼は自宅も秋田なので単身赴任となる。彼が秋田にもどるまで秋田を活性化させていきたい。
商工中金の辻支店長は東京にご栄転になった。3年間お世話になった。ユース会で中身の濃い送別会を行なった。秋田高校は高橋貢校長先生が退任になり転任になる先生方と合わせて送別会がイヤタカで行なわれた。『品性の陶冶―わが成わが世の天職いかに』『おのれを修めて世のため尽くす』 先生方にも生徒たちにも高橋先生は秋高イズムを強烈に浸透させたバンカラな校長だった。ありがとうございました。
男鹿グランドホテルの大女将鈴木義子さんが1日急逝された。昭和から平成にかけての女将ブームの頃秋田を代表する女将として活躍された。私もいっしょに旅行したこともありお世話になった。葬儀の進行役は私が務めさせていただいた。喪主である長男錦一君の挨拶にジーンときた。『男鹿に日本の宿あり!』
秋田信用金庫の名誉会長、高橋佑之助さんも19日急逝された。あきしんのトップとして様々な改革を実践され地域の企業の面倒見もよかった。実は私は遠縁にあたるが、会社経営についても様々な面でご指導いただきお世話になった。旅館をやめる時にも親身になってアドバイスいただき弊社の株主にもなっていただいた。仕事は厳しいが子煩悩な方だった。葬儀でのお孫さんふたりのお別れの言葉に涙がでた。スライドでは栄太楼の工場でお孫さんと作ったケーキを食べている笑顔の写真が紹介された。
旅館の調理で長い間つとめていただいた岡部愛子さんもご逝去された。岡部さんの作るピラフやハンバーグは実に美味しかった。
亡くなられた皆さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
従兄弟の故加賀谷信悦さんの3周忌法要が菩提寺の休宝寺で執り行われた。ごく近い親族で心のこもった法事だった。栄子おばさんが用意した心づくしの会食おいしかった。信兄さんがいっしょにいるようだった。ありがとう。
エリアなかいちの「サンマルシェ」が今月31日で営業終了し撤退することになった。オープンから1年半である。なかいちでは県、市、民間が棲み分けしながら再開発に取り組んだわけであるが、全体のイメージや顧客を呼び込んで消費してもらう仕掛け作りがなんとなくチグハグだったようである。弊社もお世話になっているまるごと市場が残念ながら撤退することになってしまったが、秋田の中心部の活性化のためにも早く体制を整えて「なかいち」を再構築していただきたい。
ソチパラリンピックには秋田南高校1年生の江野麻由子さんがシットスキーの距離2種目に出場した。どちらも21位だったが、日本人最年少選手として健闘した。今後の彼女の活躍に期待したい。
大相撲春場所、大嶽部屋の大砂嵐は初日から7連勝と活躍したが中日に遠藤に敗れた際に怪我をしてしまい途中休場したが再出場し千秋楽に勝ち越した。よく頑張った。大砂嵐の人気も上々である。まだ荒削りであるが魅力ある力士である。さらに稽古に励んで強くなってほしい。夏巡業では秋田に来ることになっている。優勝は14勝1敗で大関鶴竜だった。先行していた両横綱を終盤直接対決で破り逆転した。白鵬と日馬富士は12勝3敗。鶴竜の横綱昇進は確実である。モンゴル出身の3横綱そろい踏みである。8年前の初場所の大関栃東以来日本人力士の優勝は途絶えている。日本の関取が賜杯を抱く日はいつになるのだろうか?大鵬の孫のデビューを待つしかないかな・・・
社長 小国輝也