2025年1月6日 月曜日 | 輝進VOL347 2024.12.29 はコメントを受け付けていません

今月は15日すぎに雪が降って秋田市内も積雪が増えたものの、雪かきに往生するほどは大雪にならずちょうどいい程度のホワイトクリスマスになった。サンタもトナカイの機嫌がよかったので無事にケーキを配る任務を終えることが出来た。クリスマスケーキははじめ予約状況が芳しくなくどうなることかと思ったが、火事場のバカ力でみんなで追い込みセールスをかけて数字を上乗せすることができた。

アイテム数を過去最少に絞り込み、生クリームの4号をラインアップしたところやはり4号を選ぶお客様が多くなった。原材料が軒並み高くなり、特にいちご、卵、チョコレートが尋常でない価格になったため販売価格も1割強前年より高めになった。消費者の節約志向が強くなってきており菓子業界にとっても大変厳しい環境になっている。クリスマス商戦も全国的にあまり盛り上がらなかったようである。24日にはNHK秋田が取材にきてくれて工場でケーキの制作状況とサンタがケーキを運ぶ場面、南通り店の販売風景をとってニュースで報道してくれた。昨年に続き1時台の列島ニュースで放送されたので私の友人知人もけっこう見てくれたようである。石田鮎美さんありがとう!お客様に榮太楼の美味しい菓子をまっさきに選んでもらえるようにケーキだけでなく和菓子洋菓子をどんどんアピールして売り上げを伸ばしていきたい。年末商戦もいよいよこれからだが、さなづら、干支どら焼き、どっこいしょーどっこいしょを中心にお土産ギフトを強化していきたい。

全国的にインフルエンザが猛威をふるっており、クリスマス時期に本社のスタッフが相次いで罹患してしまった。連携プレーでみんなが頑張ってくれてなんとか乗り切ることが出来た。コロナウイルスもまだくすぶっているようである。年末商戦十分気を付けながら、体調管理をして頑張っていこう。

この時期になっても秋田市内でくまの出没が相次いでいる。いとく土崎港店に熊が入り込みスタッフの男性が鉢合わせになって怪我をし、熊は55時間にわたって店内に籠って全国ニュースにもなり、大騒ぎになった。ようやく捕獲され駆除されたものの、いとくさんも大変だった。熊はスーパーの中でいろいろなものを食べあさっているのではといった憶測があったが、バックヤードにほとんどいたようで店内の被害はそれほどなかったようである。1週間後に再オープンしたときは大館からもたくさんお客様が土崎店まで買い物におこしになっておりいとくさんはお客様に愛されているなと実感した。私もお伺いして伊藤会長はじめ幹部の皆様に挨拶してきた。アーバン熊がふえている。官民一体となって対策を強化していきたい。県外から熊の駆除について電話クレームが殺到し、佐竹知事は「あまり悪質なクレームにはあなたのところに熊を送るといって電話を切る」と県議会で答弁してこれもまた全国ニュースになった。年末も国道13号沿いの仁井田の自動車整備工場に熊が入り込んだ。生態系もおかしくなってきている兆しかもしれない。

秋田県菓子工業組合主催で秋田市文化創造館を会場にして開催した「あきたスイーツフェス」タはかなりのお客様が来場され大にぎわいだった。お菓子の持つ魅力はまだまだ健在でスイーツの集客パワーは大きい。全県のさまざまなお菓子がお得に買える物販コーナー、和洋菓子の実演、ケーキとどら焼きと飲みものセットがお得に楽しめるティーセットのコーナーも人気があり、お子様向けのお菓子の体験教室も評判がよかった。表千家、裏千家の皆さんにご協力いただいたお茶席コーナーもなかなか雰囲気がよかった。和菓子協会、洋菓子協会の会員もふくめて秋田の菓子店のスタッフが協力してイベントを成功させたことは素晴らしいことだった。弊社からも2日間手伝いスタッフが参加したが、いろいろなお店の人たちが協力してまたさまざまな情報交換もできたことは収穫だった。消費者に対しても秋田のお菓子の美味しさや菓子店の魅力をアピールできた。県外資本の菓子店やコンビニスイーツにかなり市場が侵食されているが、お取引業者の皆さんもふくめて知恵をだして秋田の菓子業界を元気にしていきたい。

大宮駅で今年2回目のあきた産直市が開催され参加した。前半は福岡常務が行き、後半は私がリリーフして販売した。前回は連日35度超えだったが今月は冬ではあるが大宮は13度前後あり、駅は12月ということもあり終日賑わっており、売り上げ予算は達成することができた。さなづら5枚入り、生どら焼き、みるく饅頭をメインに販売したが、赤まん青まん、秋田ミルフェも人気があった。あいかわらず「若返りまんじゅう」の泉栄堂さんが販売力が強く、稲庭うどん、いぶりがっこも一緒に販売しておりお客様に対する訴求力があった。売り方・おすすめの仕方を研究して榮太楼も販売力を強化していきたい。首都圏での売り上げを増やし、秋田に外貨を獲得していきたい。

猿田和三元副知事をゲストにお招きして、秋田県観光土産品製造・卸協議会の忘年会を無限堂で開催した。19社が参加して今年の商売の状況や観光客の動向等について前向きな情報交換をした。猿田さんはまさに秋田のトップセールスマンとして秋田の売り込みに尽力してきた。来年の秋田県知事選挙に立候補予定である。さまざまな閉塞感があるあきたの現状を打破し、秋田を元気にする満塁サヨナラホームランを期待したい。頑張ろうAKITA!!!

今年を象徴する字が「金」になった。「金」が選ばれるのは5度目だそうである。オリンピックの金メダルラッシュ、裏金問題に揺れた政治の混迷、能登半島地震の被害から立ち直るための災害見舞金、まさにゴールドに値する大活躍をしたドジャースの大谷翔平等々のニュースが今年を代表する出来事になっている。
物価高が続き、消費者の財布の紐は固くなりなかなかお金を使うことをためらう場面が増えている。最低賃金も急激にあがってきているが消費者の可処分所得は増えていない。地方の中小企業も生き残りをかけて大変な戦いを続けている。ウクライナとロシアの戦争やガザ地区の紛争も収束しそうにない。アメリカはトランプ大統領再登場、韓国は大統領が弾劾され、国際情勢はかなり緊張の度合いが高まっている。日本を取り巻く環境は厳しさを増している。こういうときこそ美味しいお菓子を食べて、世界の指導者たちには平和を希求する政策を推進してほしいものである。お菓子は笑顔の源である。榮太楼サービス綱領に謳っているように、おいしい楽しいお菓子作りをモットーにひとびとに夢と希望を与え続けていきたい。これが榮太楼の使命である。
菓子業界も厳しい経営環境が続くが、従業員の皆さんとスクラムを組んで、来年こそは榮太楼丸を完全黒字化して本格的に再生していきたい!
いろいろ苦しいこともあり熟慮した龍年だったが、巳年は一皮むけて商売繁盛の一年にしていきたい。みなさんよいお年をお迎えください!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2025年1月6日 月曜日 | 輝進VOL346 2024.11.25 はコメントを受け付けていません

豚まんの福楼を11月10日の営業をもって閉店し休業した。2020年、コロナ禍で苦しんでいた時にあたらしい事業としてテイクアウトできる秋田のソウルフードになりうるものを創ろうということで豚まんにチャレンジすることになった。秋田県総合食品研究センター、JA大潟村、秋田市産業企画課から指導や援助をうけて半年の準備期間で12月10日に土崎の自衛隊通りにオープンさせることが出来た。

オープン当初から人気がでて、氷点下の中長蛇の行列ができて連日売り切れになったのでなかなか買えない人気の豚まんとして話題になった。半年間はスタッフも連日早朝から準備をしててんてこ舞いの日々が続き、その後「バナナマンのせっかくグルメ」にも取り上げられ通信販売も好調だった。

広小路バザール等のイベントでも人気で福楼の豚まんは着実に秋田の皆さんに浸透してきた。さらに秋田ノーザンハピネッツやブラウブリッツ秋田のホーム戦にも出店し、ブースターやサポーターの皆さんもかなりリピーターになっていただき毎試合完売することが多かった。

今月のハピネッツの試合でも3試合販売したが、最後ということもあり行列になり、福楼ファンのお客様からは「この豚まんが食べられなくなるのは残念だ。必ず早めに再開してほしい」といった叱咤激励の言葉をいただいた。会社社長や著名人からも繰り返しお買い上げいただき、全国的にみても有名な中華まんや、豚まんとくらべても福楼は遜色ないとほめていただくことが多かった。東京の森ビルの方からも声がかかり麻布台ヒルズに出店しないかと誘われたこともある。ある金融機関のトップの方からもご贔屓いただき、キッチンカーをだして営業したら絶対もっとはやるのでチャレンジしたらと声をかけていただいていた。新規事業の立ち上げの難しさを痛感したが、完全手作りであり、原材料にもこだわったため原価が高くなり高コスト体質のオペレーションになってしまい、なかなか黒字化することができなかった。

この春からは福楼トピコ店を榮太楼トピコ店に加えての販売に切り替え、製造体制もスリムにしてローコストオペレーションを徹底したが、この度一度休業して仕切り直しして事業の見直しを行うことにした。応援していただいた皆さんには申し訳ない思いでいっぱいである。スタッフの皆さんには最後まで全身全霊を込めて頑張っていただき感謝の念に堪えない。ここで一度退却するが、コロナ禍で先行きが見えない中、この豚まん事業にチャレンジしたことはけっして無駄にならない。まずは福楼にかかわっていただいたすべての皆さんやお客様に感謝して、菓子製造販売を強化して榮太楼の経営改善をスピードアップしていきたい。

福楼の千秋楽には東京からわざわざ中村青志先生がお越しになり、スタッフを激励・慰労していただいた。中村先生のご厚情に心から感謝するとともに、榮太楼再生をスピードアップして先生に恩返しをしていきたい。

南通り店がリニューアル一周年を迎えた。えいたろうだんごをリーズナブルな値段で販売したり南通り店限定で「初雪栗きんとん」を販売し、ご来店いただいたお客様には空くじなしのくじ引きを楽しんでいただいた。焼きたてのえいたろうだんごや、ソフトクリームのファンは着実に増えており、若いカップルや家族、女性のグループや仕事の合間のビジネスマンの方のご来店等客層が広がり、南通り店のリピーターも多くなってきた。榮太楼の中心的直営母店としてはもちろんのこと、地域の活性化に貢献できる店舗として、さらにこのあともいろいろなチャレンジをしていこう。

みるく饅頭どっこいしょーどっこいしょは徐々に人気が高まってきた。商工会議所のお買い物スタンプラリーの商品にしたこともあり、また特にいとく東店でコーナーを設けて重点販売をしていただき、名指しでみるく饅頭をお求めのお客様も増えてきた。この饅頭は老若男女問わず、一度食べるとやみつきになる方も多いようで、気に入ってくださったお客様は繰り返し繰り返しオーダーをいただいている。全国的に乳菓は多いが、あきたを代表する乳菓として、知名度をあげてゆくゆくはこのみるく饅頭どっこいしょーどっこいしょを全国的に売れる銘菓に育て上げていきたい。榮太楼一丸となってみるく饅頭を推していこう。さあ売るよ!!「どっこいしょーどっこいしょ」

いちじくのキャラメルケーキも発売から5年ほどになり、季節限定ではあるがこのお菓子が大好きなお客様が増えている。髙島屋のバイヤーの畑さん、ジュンティーニさんも気に入っていただき、今回また畑さんプロデュースの「和菓子縁日」にもご指名頂いた。みるく饅頭、矢留の香りにつづいて3回連続であきた榮太楼のお菓子が和菓子縁日に登場したことになる。畑さんに感謝!さらに努力してもっともっとたくさんのお客様にいちじくのキャラメルケーキを召し上がっていただきこのお菓子をブレイクさせていきたい。

11月はみかん大福が大きく彩りもよくインパクトがあった。22日から小ぶりでかわいいりんご大福にチェンジした。フルーツ大福は毎回楽しみにしてくださっているお客様が多い。りんご大福を店頭でアピールしておおいに集客を図っていこう。
21日から25日までは恒例のクリスマス先取りキャンペーンを全店で開催している。クリスマスケーキや割引き券、みかんゼリー、みるく饅頭があたる抽選会で店頭でお客様に楽しんでお買い物いただいている。ここでもりあげて、12月のお歳暮商戦、クリスマス、年末年始商戦で売り上げをあげていきたい。がんばろう榮太楼!

衆議院選挙で自民党が大敗し、石破内閣の政権運営は厳しさを増している。103万円の壁問題で国民民主党の存在感が強くなっている。アメリカではトランプ大統領が圧勝し世界情勢におおきな影響がでそうである。兵庫県知事選挙では斎藤前知事がSNSを駆使した戦術で当選し既存のマスコミの影響力が低下し、世の中が大きく変化していることが印象付けられた。いずれにしろ今は大きな時代の転換点であることは間違いない。変化への対応をしっかりして生き残っていきたい。

大リーグ大谷翔平が2年連続3回目のMVPに選ばれた。誰もが感嘆する明るいニュースである。大谷にあやかってがんばろうニッポン!
大相撲九州場所、王鵬は琴櫻を破ったり内容のいい相撲もあったが紙一重で負けることが多く負け越してしまった。6勝9敗。もう一度仕切り直しで来年こそ三役、そして大関を目指してほしい。大嶽部屋の納谷は4勝3敗と勝ち越したが、夢道鵬は負け越し。全体的に大嶽部屋は成績が振るわなかった。来場所頑張れ!
大関琴櫻と豊昇龍の優勝争いとなり千秋楽結びの相星決戦を制した琴櫻が14勝1敗で初優勝を飾った。新大関大の里は9勝6敗とふるわなかった。
若隆景、若元春の兄弟も健闘しているので、王鵬も早くおいついてさらに大相撲を盛り上げていってほしい。大鵬と同世代で活躍してNHK解説で人気があった北の富士さんが亡くなった。存在感がありカッコいい元横綱だった。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2025年1月6日 月曜日 | 輝進VOL345 2024.10.25 はコメントを受け付けていません

10月も気温高めの日が多く、秋田の紅葉は例年より見ごろが遅くなった。
県外からの観光客も増え、地元のイベントでも人出が多くなって人流は活発になっている。ただ昨今の物価高で、消費者の財布のひもは固くなり、個人消費は伸び悩んでいる。お土産でもたくさんの箱をまとめ買いする方は少なく、スーパーでは「あれもこれも」より「あれかこれか」の商品を絞り込んだ買い物をするお客様が多いようである。

最低賃金も改定されたが、政治家は自給1500円の早期達成を口々に唱えていて、経済界のトップも意見が割れている。すべての単価をあげてバランスが取れなければ賃上げができない会社は世の中から退場するしかなくなり、地方創生ではなく地方崩壊になるだろう。ラーメン一杯1500円、どら焼き1個500円でみなさんが喜んで買ってくれるような世相になるかかなりむつかしい時代の転換期に来ている。

「みるく饅頭 どっこいしょーどっこいしょ」販売してくれている取引先が増えている。いとく、タカヤナギ、イオンの銘店でも人気がでてきた。特にいとく東店では「どっこいしょーどっこいしょ」の特設コーナーを設けて宣伝してくれてインパクトがある。わが社の直営店もこれでもかというくらい「どっこいしょーどっこいしょ」の露出度をあげてボリューム陳列をして、あきたを代表する銘菓に「どっこいしょーどっこいしょ」を押し上げていきたい。

シャインマスカット大福から切り替わって販売中の渋皮栗大福もなかなか評判がいい。渋皮マロンの珈琲ケーキ、イチジクのキャラメルケーキ、秋田ミルフェもこの秋店頭での動きがいい。

南通り店では「えいたろうだんご」をめざしてご来店のお客様も増えてきている。来月で南通り店リニューアル1年になるのでイベント等を仕掛けて、さらに売り上げを伸ばしていきたい。

幸町店は「営業中」の赤いのぼりがめだっていて来店客数も増え特注も多くなってきた。幸町店限定の生クリームあんぱん、塩豆大福もよく売れるようになった。お菓子の魅力をお客様に伝えて召し上がっていただき喜んでもらうことが次のお客様を呼び込むことにつながるのである。製造販売一体となって連携プレーで集客を図っていこう。

12日からの3連休、秋田まるごと市場で「秋田ご当地うまいものフェア」が開催された。秋田県観光土産品製造卸協議会の主催である。秋田県の補助金500万円を活用し1000円で1500円のチケットを購入してもらい、お酒、新米、果物、加工食品や菓子・スイーツを取り揃えて約3割引きで買い物を楽しんでいただいた。榮太楼は生どら焼きや赤まん青まん、みかんゼリー、どっこいしょーどっこいしょ等を販売、福楼も豚まんとシュウマイをさらにお得なセットを用意して販売した。当日は秋田市内いろいろなところでイベントが開催されておりお客様が分散したようで目標には届かなかったが、来場したみなさんには喜んでいただけた。消費が低迷している中、こういったチャレンジも続けながら需要喚起をしていきたい。来月1日から4日はまるごと市場において規模は小さくなるが第二弾を行う予定である。

来月30日と12月1日には、秋田市文化創造館において、「あきたスイーツフェスタ2024」が開催される。秋田県菓子工業組合、秋田県和菓子協会、秋田県洋菓子協会のメンバーが総力をあげてこのスイーツフェスタを成功させるために準備を進めている。県内の菓子販売コーナー、和洋菓子の実演、お菓子作り体験教室、ティーセット(カフェ)、お茶席コーナー(表千家・裏千家)、抽選会などが予定されており、老若男女、家族で楽しめる菓子まつりになりそうだ。秋田県内の地元の菓子店の心意気を感じてもらい秋田のお菓子で喜んでもらえたら嬉しい限りである。このスイーツフェスタを成功させて秋田の菓子業界も盛り上がっていきたい。

東京経済大学葵友会秋田支部総会が田宮社長の経営するつねやで開催された。東京から吉田会長が来秋され、参加者も例年より多く有意義な情報交換をすることが出来た。秋田出身の現役の東経大生・高橋君が参加してくれたのでいつになくOBもテンションがあがっていた。同窓の絆は強い。

法政大学のOB会の全国大会が秋田で開催され約500名が参集する。キャッスルホテルの会場では法政大学シール付きの菓子等を榮太楼が販売することになっている。私の長男も法政卒なので、おおいにアピールしてお土産の菓子をお買い求め頂きたい。

ユーランドホテル八橋の取引先の会であるランド会が開催され出席した。松村社長は私の親友であるが、北朝鮮の拉致被害者を救う会の秋田県代表もつとめている。ランド会では松村社長から会社の近況とともに拉致被害者の現状・課題についてわかりやすい話があった。拉致の問題は現在進行形である。なんとしても解決しなければならないと思う。これまでの日本の対応は疑問だらけである。来月末には曽我ひとみさんの講演がさきがけホールで開催されることになっている。ユーランドホテルは毎年のようにリニューアルして常に進化している。ユーランドファンのお客様が多く、当日も賑わっていた。松村さんの頑張りにエールを贈りたい。榮太楼も頑張ろう!

先月末の「王鵬激励会」は91名が参加し、キャッスルホテルにお越しの皆さんに喜んでいただいた。これからの王鵬の活躍を期待したい。実は先場所の阿炎戦で、眼底骨折をしていて、秋田から帰ってから手術をして秋巡業を休場したので心配したが、経過は順調で11月の九州場所は出場する。上位陣との取り組みが続くが大暴れして旋風を巻き起こしてほしい。私は来年中には王鵬は大関に昇進できると思っている。

大谷翔平は大リーグでまたまた大活躍でパドレス、メッツを撃破しついにドジャースはヤンキースとのワールドシリーズに進出した。世界一めざして頑張ってほしい。大谷が50号ホームランを打ったボールはオークションにかけられ史上最高額の約6億7千万円で落札された。すごすぎる!!「大谷 王鵬 サキホコレ」なるように期待したい!

先日孫の初宮参りと七五三参りで唐松神社に参拝した。孫はかわいいものだ。すくすく元気に育ってほしい。唐松神社は私にとってもパワースポットである。

秋田ノーザンハピネッツ、ホーム開幕戦は佐賀と1勝1敗。現在4勝3敗である。まだ新加入の選手たちがかみ合わないところがあるが、このあとギアをあげて戦ってほしいものである。佐賀からバルナーズの副社長になった水町亮介さんが来秋したのでアリーナで久々にあって話をすることが出来た。マッチョは素晴らしい男である。福楼の豚まんもハピネッツの試合ではリピーターのお客様も多く人気である。開幕戦は入場者が予定より少なかったため苦戦したが、あとの2試合は完売が続いた。
リピータ―やヘビーユーザーもついて福楼の豚まんは人気がでてきたが、この度11月10日で一度土崎の店を閉店して休業することになった。一生懸命頑張ってくれているスタッフには心から感謝したい。最後までお客様に喜んでいただける美味しい商品を提供して有終の美を飾りたい。お客様に感謝しつつ最後まで攻めの営業をしていきたい。みなさんありがとう!!宜しくお願いします。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年10月15日 火曜日 | 輝進VOL344 2024.9.25 はコメントを受け付けていません

残暑が厳しい9月だった。お彼岸をすぎてようやく朝晩涼しくなってきた。
大宮駅で5年ぶりにあきた産直市が開催され、前半は私が先発し、後半は福岡常務がリリーフして秋田榮太楼をおおいに売り込んできた。連日35度の最高気温で立っていても汗がとまらなくなるほどで、秋田から行ったスタッフの皆さんは熱中症寸前、汗だくになりながら奮闘した。さなづら、生どら焼き3種、どっこいしょーどっこいしょ、赤まん青まんが人気だった。あの猛暑の中、あきた産直市にきてお菓子をお買い上げいただいたお客様に感謝したい。首都圏はものすごい人流が多くなっていることを実感した。インバウンドの外国からのお客様も多い。ただあれもこれもたくさん衝動買いする方はほとんどいなくなっているので消費の仕方がかなり変わってきていることを実感した。
8月末にはタカシマヤのバイヤーの皆さんが東北6県の視察でお越しになり秋田に泊まったので、秋田の菓子店有志と懇談した。和菓子のカリスマバイヤーの畑さん、ジュンティーニさんと日本橋、新宿、横浜の若手バイヤーの皆さんがご一緒だった。私が秋田の菓子店をご案内し、南通り店でえいたろう団子とソフトクリームも楽しんでもらった。畑さんに「どっこいしょーどっこいしょー」を気に入ってもらい、今月上旬に日本橋榮太楼本店前で開催された和菓子縁日にも「どっこいしょーどっこいしょー」をエントリーしていただいた。当日は猛暑だったがあっという間に売り切れたようである。気をよくして「どっこいしょーどっこいしょー」を秋田を代表する銘菓に育てていきたい。東の横綱「さなづら」も5枚入りを中心に引き続き好調である。榮太楼の菓子をどんどんアピールしてムーブメントを起こしていきたい。


今年の敬老会は各地の社会福祉協議会や町内からもご用命をいただいた。紅白蒸しどら焼きやお祝いどら焼きが人気だった。東地区、明徳地区からもオーダーをいただき、保戸野、中通、泉地区は地域の菓子店で使える商品券を今年もお使いいただいた。感謝!お祝い商品券を持参してお買い物に来ていただいた皆さんが笑顔になるような夢のある美味しいお菓子を提供していきたい。


中秋の名月のお月見饅頭、お彼岸のおはぎと歳時記が続き、工場も店頭もけっこうにぎやかだった。お菓子は季節感や歳時記を感じる日本ならではの文化である。お菓子は美術にして技術にして芸術であるーという名言もある。がんばろう榮太楼!!

千秋花火が16日天候に恵まれ盛大に開催された。10回目の節目で内容もバージョンアップされ、秋田にちなんだものやパリオリンピックをイメージした花火があがってみていてなかなか楽しかった。秋田県民歌にあわせたナイアガラも素晴らしかった。主催はあきた元気倶楽部で会長は光月堂の川口雅丈社長。元気倶楽部の皆さんは手弁当で資金集めから企画運営、当日のボランティアまでこなして頑張っていた。見に来たすべての観客が喜び経済効果もかなり大きいイベントに育った。翌朝早朝、千秋公園で花火のごみ拾いをしている皆さんに会って心からお礼の言葉を伝えた。川口会長はじめあきた元気倶楽部の皆さんありがとう!!
大相撲秋場所は関脇大の里が圧倒的な強さで13勝2敗で優勝をきめ、大関昇進を確実にした。琴桜、豊昇龍の両大関は勝ち越しがやっと。情けない。貴景勝は2日目に王鵬に敗れ場所中に引退発表をした。4度優勝した気合一番の大関だったが首の怪我に勝てなかった。王鵬は自己最高位の前頭2枚目で2大関2関脇1小結を倒して9勝6敗。殊勲賞受賞はならなかったが、来場所の新三役昇進は濃厚である。引かずに我慢して相撲を取るようになり目に見えて地力がついてきている。強い相撲が多かった。阿炎に勝った相撲で右目周辺を痛めて心配したが、翌日からも頭から当たる激しい相撲を貫いた。王鵬は一皮むけた。大の里に置いて行かれないように精進して来年中には大関を目指してほしい。大嶽部屋の力士は5人勝ち越し。幕下夢道鵬は5勝2敗、三段目の納谷は3勝4敗だった。九州場所にむかって頑張れ!
26日には秋田キャッスルホテルで大嶽部屋王鵬関激励会を開催する。王鵬人気が高まってきており、間際になって参加申し込みが増え90名が参加予定である。石井資就会長はじめ応援する会の皆さんも非常に楽しみにしてくださっている。王鵬の母・納谷美絵子さん、兄・納谷幸林も来秋する。盛り上がった激励会になりそうだ。これからの王鵬の活躍が楽しみである。
大リーグ、大谷翔平はまた劇的に50-50(ホームラン50本・盗塁50)を達成した。達成した試合では6打数6安打3打席連続ホームランで10打点だった。すべての解説者が「すごい」としか言いようがないと話していた。まさに漫画の世界でもないような物語の主人公である。スーパースター大谷翔平のますますの進化を楽しみにしたい!
夢と希望を振りまくショウヘイ!ブラボー!コングラチュレーション!!

プロ野球はパリーグ、ソフトバンクが優勝を決めた。セリーグは首位の巨人を阪神が2ゲーム差で追っているがさて逆転できるか、虎フィーバーを期待したい。

立憲民主党の代表は選挙戦の末、野田佳彦元総理に決まった。再び政権交代を目指している。自民党総裁選挙は9名の候補者が論戦を繰り広げている。小泉、高市、石破の3候補がリードしているようである。ロシア、中国、北朝鮮が不穏な動きを見せている。アメリカ大統領選挙もまもなくである。日本のこの先の行く末はますます不透明になってきた。10月1日にはとりあえず新総理が決まる予定であるが、この秋はおおきな政治的動きがありそうである。日本をよくしていきたい。
兵庫県知事は全県議会議員からNOをつきつけられ不信任決議案が可決されたが、マスコミに出演してまだまだやる気十分である。唖然としてしまう。世のため人のため地域のために尽くすのが地方の首長の役目だと思うが不思議でならない。
榮太楼も秋の陣、美味しい楽しいお菓子を世の中に提供して人々に喜んでもらおう!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年9月13日 金曜日 | 輝進VOL343   2024.8.25 はコメントを受け付けていません

8月3日竿燈初日にあわせて新銘菓「みるく饅頭 どっこいしょ~どっこいしょ」がデビューした。5年ほど前から構想して作ろうとしていたあたらしい乳菓(ミルク饅頭)である。最初は「久保田の月」とか「夢うさぎ」といった菓名を考えていたが、工場の尾形君たちが永年社長が竿燈まつりの司会をやって「どっこいしょ-どっこいしょー」の掛け声をかけているのでそのままの名前がインパクトがあっていいのではと提案してくれて、まさにそのものずばりの名前になった。パッケージができたのが1日でギリギリ間に合わせての新発売になり、2日にマスコミに私がプレスリリースにいき、さっそくAKT、FM秋田、魁新報で取り上げてくれてお客様にPRすることが出来た。いつもギリギリであるが榮太楼も運がいい。

榮太楼直営店6店舗と、アトリオンの物産振興会、いとく各店で販売開始したところ、あっという間に初回分が完売になり、竿燈期間中からお盆にかけて1万個が完売になる好スタートを切ることが出来た。小さな子供からお年寄りまで老若男女とわず評判がいい。竿燈初日の朝の八幡神社の神事のあとにも竿燈会役員や知事、市長にも召し上がっていただいたが皆さんから食べやすく美味しいといったお褒めの言葉をいただいた。一度食べた方からのリピート率が高いので、これはうまく育てていけば久々の大ヒット商品になる予感がしている。赤まん青まんは蒸し饅頭で食べやすく美味しいが日持ちが夏季3日間で全国的に増売するには限界があるが、ミルク饅頭は14日の賞味期限で生産効率もよく売れれば売れるだけ増売することが出来る。さなづらに次ぐ商品にして秋田を代表する菓子にできるように力を入れていきたい。

さなづらもこの夏は昨年にも増して大いに売れて、工場は毎日さなづらの製造に追われ、朝作ったさなづらが夕方にはなくなっている日が続いた。7月のストック体制が甘かったとはいえ、夏にこれだけさなづらが動いてくれて嬉しい限りである。工場スタッフはじめ販売スタッフの皆さんありがとう。

昨年のパッケージリニューアル以降新しいお客様を増やしてこれたことが大きい。7月のABS「エビステ」で取り上げられさなづらの新しい食べ方の提案PRができたことも大きい。昨年ほどではないものの秋田も暑い夏で連日30度こえていたのでゼリー類の売り上げも好調だった。さなづらゼリー、さなづら葛ようかん、みかんゼリー、水ようかん(こし、抹茶)、梅ゼリーをセットした欲張りセットの動きも良かった。スーパー等では物価高の影響でお客様のお買い上げ単価が低く、苦戦したお盆商戦だったという話もあったが、弊社はほぼ全店で昨年の売り上げをうわまわりそうである。この勢いで9月以降の秋商戦も波に乗っていきたい。

南通り店の焼きたてのえいたろうだんごやソフトクリームも認知度が高まり8月も好調だった。幸町店の塩豆大福、生クリームあんぱん、杏仁チューチューもひそかに人気がでてきてリピーターも増えてきた。知恵をだして製造と販売が連携してお客様を増やしていこう!

竿燈まつりは4日間とも晴天に恵まれ最高のコンディションだった。昨年よりも観覧席の売り上げも良く122万人の人出だった。竿燈本部や司令塔からみていても添乗員やガイドさんが旗を持って歩いているツアーのお客様がかなり戻ってきたのが感じられた。欧米系の方もふくめ海外からのお客様もかなり見受けられた。今年の出竿本数は263本で、新型コロナ前の本数に近づいた。夜空に揺らめく光の稲穂の競演はあきた竿燈まつりにいらしたおおくの皆さんを魅了した。スケールの大きさ、竿燈の美しさ、竿燈演技の指し手の技やこどもたちもふくめた竿燈会のみなさんの一生懸命さが観光客の琴線に響いたと思う。永年司会をしているが、今年は竿燈会場での竿燈会とお客様の一体感が素晴らしかったように思う。竿燈まつりが続く限り秋田は消滅することはないと確信している。「どっこいしょーどっこいしょー」
竿燈妙技会は大若規定演技は柳町、大若自由演技はJR東日本が優勝した。JR東日本のメンバーには弊社スタッフのご子息がいる。おめでとうございます!各団体の妙技会に挑む熱量はすごいものがある。個人戦,お囃子、小若の部でも素晴らしい妙技が繰り広げられ、年々竿燈のレベルもあがってきている。
8日に宮崎県で大きな地震があり、気象庁から東南海巨大地震注意がはじめて発令された。その後お盆にかけて想定されるエリアでは警戒態勢がとられ国民も地震に対する準備体制を整えた人が多かった。いま直ぐとは限らないがいずれ近いうちに大地震が起きる可能性が高まっている。

またお盆前半は岩手、秋田、青森に台風5号が上陸し、後半には首都圏が台風7号による暴風雨に見舞われた。繁忙期に飛行機や新幹線もダイヤが乱れお盆の人の移動に大きな影響が出た。このあとも台風10号が列島を縦断しそうである。突然のゲリラ豪雨や線状降水帯による局地的大雨があちこちで起こるようになっている。もはや異常気象が当たり前のことになっている。日本は亜熱帯もしくは熱帯気候に変わりつつある。この夏は日本の各地で40度近い最高気温が観測された。何が起きても動じないように気を確かにもって日々を過ごすことが重要である。
お盆には生前お世話になりこの一年の間にご逝去された方々のところにご焼香にお伺いした。ご仏壇の前で喪主の方と話しをしていると亡くなられた方がすぐ近くにいるような感じがした。天国でおだやかに過ごしていただきながら私たちのことを見守っていてほしい。

勝月の片谷信一会長が14日ご逝去された(享年90歳)。秋田県菓子工業組合理事長・秋田支部長として長年私たちのリーダーとしてご活躍いただいた。温厚な語り口でいろいろなアドバイスをいただいた。ご子息の健太郎社長も全身全霊をこめて家業の発展のために頑張っている。あきたの菓子業界発展のためにいっしょに頑張っていきたい。片谷さんのご冥福をお祈り申し上げます。

パリオリンピックも連日熱戦が繰り広げられて日本は金メダル20個をふくめ45個のメダルを獲得した。バトミントン女子のナガマツペアは残念ながら決勝進出ならなかったが、シダマツペアは銅メダルを獲得した。志田千陽選手は八郎潟町出身である。つねに笑顔を絶やさない戦いぶりが素晴らしかった。女子マラソンでは大仙市出身の鈴木優花選手が強豪に最後までくらいつき見事6位入賞を果たした。柔道、レスリング、フェンシング、卓球、体操、陸上、スケートボード、ブレイキン等々日本の若手選手たちの活躍ぶりは素晴らしくテレビ観戦をしていて勇気と感動をもらった。日本はまだまだこれから良くなると素直に感じた。我々もビジネスの世界のメダルをめざして努力していきたい。
甲子園、金足農業は西日本短大付属に負けて初戦敗退。中学野球は秋田から桜と泉の2校が全国大会に出場し、桜中がベスト4に入った。残念ながら準決勝敗退。
大リーグ大谷翔平は40本塁打40盗塁の記録を劇的な満塁サヨナラホームランで達成した。すごいの一言である。

アメリカ大統領選挙は民主党ハリス副大統領と共和党トランプ前大統領の対決に決まった。女性初の大統領をめざすハリス氏に勢いを感じる。
日本は岸田総理が今期での退陣を表明し自民党総裁選は乱立状態である。小泉、石破、高市、河野、小林の各候補が有力のようだがさてどうなるか?
国際情勢も日本を取り巻く喫緊の課題も山積みの中、ほんとにこの国を前進させることが出来るリーダーに誕生してほしい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年9月13日 金曜日 | 輝進VOL342  2024.7.25 はコメントを受け付けていません

首都圏や西日本は35℃以上の猛暑が続き大変な暑さになっている。
今年は秋田の梅雨明けが遅く毎日湿度が高くうっとうしい日が続いている。9日にはかなり激しい雨が降り新幹線が遅れたりして、もしかすると2年続いての水害にみまわれるのではと危惧したがなんとか大丈夫だった。

NHK秋田局から南通り店の水害から1年の状況の取材を受けて14日夕方のニュースで報道された。南通り周辺はまだ水害被害から完全に復旧出来ていないところも多く人口も減ってしまったようである。
弊社の南通り店はリニューアル後イートインコーナーの効果もあり今までもお客様に加え新規のお客様も増えてきて、おかげで商売を続けることが出来ている。
美味しい楽しいお菓子を提供することによって地域の皆さんにも勇気と希望を感じてもらえるような菓子店であり続けたいと思う。
えいたろうだんごやソフトクリームでホットする時間を楽しんでもらいながら榮太楼銘菓に親しんで頂きたい。

感謝の気持ちを持ち続けながら榮太楼も世の為、人の為、頑張っていこう。

幸町店が6月末にプチリニューアルした。工場のメンバーが中心になって店のスタッフと連携しつつ工場隣接の店の良さが出るようにすっきりとしたレイアウトに変え、生菓子を強化した。
幸町店限定の塩豆大福、生くりーむあんぱん、杏仁チューチューをはじめ、キウイ大福、水まんじゅう、グレープフルーツ羹等がラインナップしている。

さらに大相撲名古屋場所が始まり王鵬どらやき、そしてパリオリンピックにバドミントンで出場するナガマツペアをモチーフにした「応援どらやき」など、季節限定ラインナップが凄いことになっている。まだまだお店の認知度が低いのでみんなでチラシをまいてお客様の来店が増えるように幸町店を盛り上げていきたい。工場ならではの特別セットもお得感があり常連のお客様の心を掴み始めている。ここから更に大いにアピールしていきたい。頑張ろうー榮太楼!!

ナガマツペアの壮行会が秋田県バドミントン協会主催でキャッスルホテルで開催された。伊藤会長(北都銀行頭取)や来賓の方々から応援演説等があり、永原和加那選手、松本麻佑選手から決意を込めた挨拶があった。東京オリンピックでは悔しい思いをしたので、二人には楽しみながら悔いのないようにパリで大暴れして来てほしい。

竿燈まつり実行委員会で東福寺において追善供養を行った。竿燈が広小路から
今の山王大通りに昭和48年に開催場所が変更になった後、竿燈まつりが雨続きになり当時の高田市長と観光協会長だった私の親父たちが相談をして東福寺のお墓があったところが道路になっていたことから慰霊の気持ちを込めて追善供養をすることになったのが始まりである。以来、何回かは雨が降ったり台風が来たりしたが、竿燈まつりは1日も中止することなく現在まで開催出来ている。
竿燈に携わった全ての先人に感謝しながら今年の竿燈まつりも盛り上げていきたい。

3日の初日に合わせて、榮太楼では新銘菓「どっこいしょ-どっこいしょ-」を新発売する。ミルクを使った乳菓であり、ほのかな甘みとしっとり感ある食べやすい一口サイズの饅頭であり、開発に5年以上かかったが満を持してデビューとなる。竿燈のように人々を感動させることが出来る秋田の代表銘菓を目指していきたい。「どっこいしょ-どっこいしょ-」

中学時代からの友人で誕生日が七夕で私と一緒の内藤雅之君の新居が泉にできたので御祝を兼ねて内藤君の自宅で友人有志で会食をした。
昔話に花が咲き天の川は見えなかったが久々に楽しい宴となった。
内藤君は東芝で風力発電関連の仕事をしており活躍している。

秋田放送から「さなづら」の取材を受けた。トピコ店、幸町店、工場でさなづらを作っているところから販売状況、私のインタビューまでほぼ一日がかりの取材だった。柴田アナが熱心に取り組んでくださった。
26日のエビステで放送される予定である。夏に強い「さなづら」が「エビステ」効果でこの夏大ブレイクすることを期待したい。
秋田放送のスタッフの皆さんありがとう!

先日、尾形部長と山形県朝日町にある「山葡萄研究所」を訪問していろいろなことを教えて頂きながら、雪中貯蔵のトンネルや倉庫を見せてもらい、学ばさせてもらった。
山葡萄の価値が分かる人が増え、山葡萄ワインの需要が高まって東北の山葡萄は
不足気味の状態が続いている。山葡萄の値段も高騰しているがしっかり山葡萄を
確保して「さなづら」の品質をあげて価値を高めていきたい。

全国和菓子協会主催で「登録無形文化財となった和菓子の魅力と文化」という
タイトルでさきがけホールにおいてイベントが催された。
1450名もの方から応募があり、抽選で選ばれた約200名のお客様が参集し、とても有意義なイベントになった。

藪光専務理事から講演があり、東京製菓学校の小林先生がステージ上で四季の上生菓子の製造実演を行った。秋田の和菓子協会8社からのプレゼント(榮太楼からはあんぱん焼き)を一つずつ手渡しした後、かおる堂の女性職人さんと弊社の尾形部長が上生の実演をしながらお客様とコミュニケーションを図った。
「職人さんの技を間近で見られて感動した」「美味しい銘菓を頂けて嬉しかった」などのお言葉をお聞きすることが出来た。
和菓子のもつ魅力の大きさを私たちにも感じることが出来た1日になった。

豚まんの福楼も今月初めて「道の駅ねむの丘」で販売にチャレンジした。岩ガキが人気で大混雑しており少し苦戦したが福楼を大いに宣伝出来た。
ブラウブリッツ秋田の試合でも完売し、広小路バザールでも豚まんは人気があった。暑くなってくると豚まんは弱いイメージがあるが、人の集まる場所で売り方をうまくやるとワンハンドで食べることが出来る豚まんは強い。さらに福楼の認知度を高めていきたい。スタッフの皆さんありがとう。

コープ秋田虹の会総会が秋田キャッスルホテルで開催された。コープ秋田大川理事長から山之内理事長にバトンタッチされ、生協の幹部人事も変更になり山之内理事長や大川会長からもさまざまな話があり、いろいろ情報交換をすることが出来た。
共同購入事業は引き続き好調のようである。弊社も実店舗は撤退してしまったが
共同購入等でコープ秋田さんの販売を強化していきたい。
総会では猿田和三副知事が今後の秋田県政について講演した。大変分かりやすくインパクトがあった。私は同級生なので猿田さんには次の秋田県のトップリーダーを務めて欲しいと思う。

弊社工場長を長年務めた加藤昭司さんが10日ご逝去された。(享年91歳)
増田出身で私の親父とも繋がりがあり、祖母のキセの時代から榮太楼の為に粉骨砕身尽くしてミスター榮太楼だった。
幸町の工場が出来た時の記念銘菓「矢留の香り」は加藤さんが作った菓子である。心からご冥福をお祈り申し上げます。

大相撲名古屋場所は11日目が終わって、横綱照ノ富士が11勝1敗で単独トップ
2敗がいないので照ノ富士が10回目の優勝を果たしそうである。
2場所休場明けの横綱に独走されて大関以下がだらしない。琴桜はすでに3敗。
貴景勝は大関転落しそうで関脇霧島も10勝すれば大関復帰できるが難しそうである。王鵬は6勝5敗。勝った相撲は素晴らしかったが、負けた内容にはピりっとしない。パワーと圧力をもっと身につけて四つ相撲も取れるので上手にとって攻めて磨いてほしい。夢道鵬は2勝4敗と負け越し。納谷は2勝3敗。なんとか勝ち越してほしい。頑張れ大嶽部屋!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年8月16日 金曜日 | 輝進VOL341 はコメントを受け付けていません

6月は晴天に恵まれる日が続き、秋田はすがすがしく緑が美しい季節を迎えている。東北地方はかなり遅れて23日に梅雨入りになった。昨年のような大雨被害がおきないことを祈りたい。

今月もさまざまな食品の値上げラッシュで、お客様の財布のひもが固くなりスーパーの食品売り場はもちろん観光土産品の売り上げも昨年に比べると芳しくない状態が続いている。菓子の売り上げも4月以降苦戦している。お客様がなんとしても欲しいと思う菓子を創って、それをタイムリーにお伝えしていくことが求められている。シン社長とシン尾形がガチンコの努力をしてみんなとベクトルをあわせて前進して、New榮太楼を創造していきたい。

カフェオレ大福も始まり、店頭では人気がある。水ようかん、水まんじゅう、グレープフルーツ羹もあたらしく発売になり、店頭はにぎやかになった。水まんじゅうは白あんで外側はピンク色でいままでにないルックスである。彩りがいいと店も明るくなる。店頭でお客様を飽きさせずに繰り返し頻度よくご来店いただけるように、手を変え品を変え季節商品の投入サイクルを短くして、躍動感あふれる店創りをしていく予定である。

青梅をいれた梅ゼリーもまもなく発売になる。さなづらゼリー、さなづら葛ようかん、水ようかん(こし)、水ようかん(抹茶)、みかんゼリーとセットにした「わがままセット」としてこの夏の一押し商品として販売していきたい。竿燈諸越は、和紙であえて包まずに中身が見えるバージョンをつくり「つまんでもろこし」としてお試しセットとして販売する。秋田県立美術館の喫茶で大人気の生もろこしは「あきたこまち(生もろこし)」というネーミングで光風舎の喫茶と榮太楼トピコ店で限定販売する。

そしてここ数年研究開発してきた乳菓がついに完成した。まもなく「ありがとう・ミルクまん」としてお試し販売を開始する。7月下旬には新銘菓「○○○」として大々的に売り出す作戦である。竿燈まつり前にはデビューさせて旋風を巻き起こしたい。
来月はパリオリンピックも開催されるので、バドミントン女子ダブルスで出場する。ナガマツペア応援どら焼きも販売する検討をしている。北都銀行のナガマツペアには是非頑張ってほしい。東京オリンピックにつづいてのオリンピック出場である。ふたりの大活躍を祈念したい。

幸町店も今月末に店内のレイアウトを変更しプチリニューアルをおこなう。工場隣接の店のよさがでるように、和菓子洋菓子ともに幸町店での店頭販売を強化したい。さしあたっては幸町限定の塩豆大福と夏の涼菓を販売していく。

南通り店はイートインコーナーの認知度があがり、来店客数が増え、えいたろうだんご、ソフトクリームも人気である。22日からは夏限定メニューの「あんみつソフト」(550円)の販売を開始し、まもなく冷やしみたらし団子も始まる。来月で水害被害から1年になるが、リベンジの気持ちでお客様に感謝の気持ちを込めながら、お店を繁盛させていきたい。世のため人のため秋田のためにさらにギアをあげて頑張っていこう!
豚まんの福楼は外販強化している。プレステージさんでの販売やブラウブリッツ秋田での販売も常連になり、福楼の認知度もあがってきている。とはいえ暑くなってくると売り上げがあがりにくいので工夫しながらローコストオぺレーションを徹底していきたい。
先日、山葡萄の情報交換をかねて岩手県を回ってきた。久慈の沢菊さんに立ち寄り社長さんとお話をし、野田村、葛巻を訪問して、山葡萄の全体的な動向とこの秋の収穫の見込み等をお伺いすることができた。ここ2年間は山葡萄の収穫量が少なかったことに加え、山葡萄を使ったワインを醸造するワイナリーが全国的に増えているようである。榮太楼もよりよい山葡萄を使い、「さなづら」はじめ山葡萄商品の品質向上と売り上げ増進を図っていきたい。野田村で試飲させてもらった山葡萄液は酸味、苦み、余韻が素晴らしかった。近い将来、山葡萄を使った「プレミアムさなづら」もしくは「社長の最高推しさなづら」が世に出るかもしれない。乞うご期待!
千秋公園の八幡秋田神社の例祭が執り行われた。すがすがしい風が吹き鳥がさえずる中での神事で、巫女の舞、獅子舞もあり身も心も洗われたような気がした。毎朝の散歩では必ず八幡神社、雄柳龍神、与次郎稲荷を参拝しているが、例祭の雰囲気は格別である。ご利益があるように日々精進したい。

5月末には秋田県観光連盟総会がメトロポリタンで、秋田県観光土産品製造・卸協議会総会が無限堂で、秋田県洋菓子協会総会がキャッスルホテルで開催された。観光連盟では参加者記念品として「つまんでさなづら」をご用命いただいた。まだご存じない方も多かったのでおかげでよい宣伝になった。アフターコロナ、大都市圏や人気観光地は大勢の観光客やインバウンドの外国人が押し寄せオーバーツーリズムが問題になったりしているが、残念ながら秋田は蚊帳の外の状況が続いている。人を呼び込んで栄える秋田を創造するために官民一体となって、オール秋田で誘客を図っていかなければならない。菓子業界も土産品業界も消費者のマインドやライフスタイルが変わった今、ほんとに欲しいものや必要なものしか買わない状況が続いているので、商売も発想とやり方の転換が必須になっている。

秋田高校同窓会総会がキャッスルホテルで開催された。記念講演は私の同期(昭和57年卒)の江口満君だった。江口君は3月まで海上保安大学校の校長で、40年以上にわたる海上保安庁勤務の経験をもとに「日本を取り巻く海洋安全保障の実態と海上保安庁の活動」と題して講演をおこなった。大変興味深い話で皆さんが聞き入っていた。これからさらに日本を取り巻く国際情勢は危機感が高まっていきそうである。日本も真剣に防衛策を講じていかねばならない。同期のメンバーも参集して江口君にエールをおくった。
ホテル臨海オーナーの金子仲治さんがご逝去された。(享年85歳)
先代のころからお世話になり、「畳を愛する会」の会員でもあり、昔は研修旅行にもよくご一緒した。いつも笑顔の絶えないおだやかな方だった。ご冥福をお祈り申し上げます。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年8月6日 火曜日 | 輝進VOL340 はコメントを受け付けていません

5月は天候に恵まれ、千秋公園のつつじも例年より早く満開となり見ごろを迎えた。毎朝の散歩のたびに美しいつつじを堪能している。秋田はこの5月が最も気候もよく素晴らしい時期である。もっとたくさんの方に秋田に来ていただきたいと思う。
ゴールデンウイークはかなり観光地はにぎわった。観光客、帰省客ともにコロナ前に近いくらい客数は戻ったようだ。ただ最近に円安による影響や物価高により、家計収支は厳しく消費者の財布のひもは固くなって、個人消費は低迷している。ほんとに必要なもの・欲しいものしか買わないようになり、以前のようなついで買いが少なくなっている。そのせいか駅、空港、スーパーは売り上げが前年より少なかったところが多いようだ。お客様の購買意欲をそそるストライクゾーンにはいるような見せ方売り方をしていくことが大事である。
全国的にはインバウンド客が急増し、首都圏、関西をはじめ人気のある観光地は大盛況だったようである。ホテル旅館の宿泊料金や外国人の行くレストラン等は単価が高騰し、東京のホテルでは一泊5万円以上するところが多かったり、北海道のリゾートではラーメンが4000円くらいしているようである。それでも海外の方がだは「日本は安くておいしい」と話しているようで驚きである。失われた30年で日本は相対的に貧乏になってしまった。
秋田ノーザンハピネッツは今シーズンの試合が終了した。最終戦、千葉ジェッツとの試合は延長、再延長までもつれ込む激闘となり、最後にハピネッツが勝ち切った。選手のプレーとブースターの応援が一体となり、CNAアリーナはものすごい熱気に包まれた。MIPの長谷川暢選手の涙まじりのインタビューは感動的だった。前田ヘッドコーチはじめ選手スタッフお皆さんお疲れ様でした。30勝30敗でチャンピオンシップ進出はできなかったが来期にむかってさらに奮起してほしい。翌週のファン感謝祭はものすごく盛り上がった。豚まん福楼のブースにはキャプテンの古川選手がきて販売を手伝ってくれて大人気だった。シーズン30試合に福楼は出店したが、ハピネッツファンの間では福楼の人気も高くなってきたようである。水野社長からも挨拶があり目標とした平均来場者数4000名以上、売り上げ12億以上、アリーナ建設の決定の3つすべてが実現できたようである。素晴らしい!ハピネッツとともに秋田を活性化させていきたい。シーズン終了の挨拶に、長谷川暢選手と小栗選手が菓子舗榮太楼に来てくれていろいろ話をすることが出来た。今後も選手たちが怪我せずに活躍してくれることを願いたい。
GWをはさんで11日まで「赤まん青まん」のキャンペーンをやって発売当初の値段120円で販売したところ各店で人気だった。後入れ先出を徹底しできたての美味しい饅頭をお客様にめしあがっていただくことを徹底したところ、「こんなに美味い饅頭があるんか」「あんこを食べない子供が赤まん青まんは喜んで食べる」説いた声が寄せられている。「赤まん青まん」が日本一美味しい饅頭になるように育てていきたい。
4月20日に発売した「さなづらコンフィチュール」「つまんでさなづら」も好評である。予想より多く店頭で売れていて若いお客様の購入も多い。お土産やギフトの買い方がかなり変わってきている。新しい時代の新しい菓子の売り方を推進していこう。

秋田ステーションビルの2023年間ショップ大賞 最優秀賞に榮太楼トピコ店が選ばれた。2年連続の快挙である。代表して佐藤店長がステーションビルの井上社長から表彰状をいただいた。トピコ店のみんなの頑張りに敬意を表したい。おめでとう!
トピコ・アルスオーナー会議も開催され、昨年度の振り返りと今年度以降の計画等について話があった。アフターコロナで人流は回復し、値上げ効果で売上高は上がってきているもののレジ客数は2018年度の85%程度になっており、お客様の財布のひもがまだまだ固いようである。「ほんとに欲しいものしか買わない」お客様が多くなっている。
上野駅中央コンコースで23日から27日まで、秋田産直市が開催される。
弊社も出店するので江戸のお客様におおいにあきたの榮太楼銘菓をお楽しみいただきたい。先発は私が行き、リリーフは福岡常務である。江戸の友人知人にもSNSで開催をお知らせした。たくさん来てくれることを期待したい。さなづら、さなづらゼリー、さなづらコンフィチュール、つまんでさなづら、さなづら葛ようかん、赤まん青まん、あんぱん焼き、生どら焼き3種、あきたロール、竿燈諸越を販売する。江戸に旋風を巻き起こしてきたい。みなさんよろしく!!
25日26日は秋田において、「これが秋田だ食と芸能の祭典」が開催され、広小路周辺は大変なにぎわいになる。同時にボーイスカウトの全国大会、裏千家淡交会の東北の集いが秋田で開催される。ボーイスカウトでは皆さんに記念品として「赤まん青まん」を使っていただくことになった。裏千家の茶席では「あきた蕗」の上生をご用命いただいた。 Read the rest of this entry »

カテゴリー:お菓子
2024年5月9日 木曜日 | 輝進VOL339 はコメントを受け付けていません

4月は天候に恵まれた日が多く気温も高くなり、各地で桜の開花のニュースが連続してあった。千秋公園は中旬には満開になった。毎朝の散歩の際に日に日に変化する桜の美しさを堪能した。屋台もにぎわっていたようだが、週末はものすごい人出だったようで公園の売店ではここ10年で一番の売り上げだったと話していた。角館も大潟村も相次いで満開になり、県内外から桜をめざして来る観光客も多かった。全国的にはインバウンドのお客様も激増してどこの観光地も人の波が押し寄せているようである。首都圏はもちろん関西、北陸、北海道、東北では青森が人気のようだ。残念ながら秋田はアフターコロナのムーブメントからすこし取り残されているようだ。まもなくGWも始まり、秋田が最も美しい新緑の季節がやってくるので、作戦を練ってあきたへの観光客を増やしていきたい。

1日は弊社入社式がおこなわれ、佐々木瑞希さんが仲間に入り、福楼土崎店の配属になった。フレッシュなパワーで新風を巻き起こしてほしい。私もいまから38年前にJTB入社して神戸三ノ宮支店に配属になり社会人生活をスタートしたときのことを思い出した。初心忘るるべからず!みんな新年度のはじまりなので心機一転頑張ろう!

魁新報の政治経済部の大谷さんが取材にきてくれて、桜のスイーツ特集で桜咲くさくらゼリーを取りあげてくれた。さらにさなづらの新バージョン発売ということで、「さなづらコンフィチュール」と「つまんでさなづら」を大きく掲載していただいた。若くて元気な女性記者の大谷さんにはインパクトのある記事を書いてもらい感謝に堪えない。また秋田経済新聞の千葉さんがすかさずWEBニュースに流してくれて、おかげで20日の発売日から、「さなづらコンフィチュール」と「つまんでさなづら」をお求めになるお客様が各店にお越しになり、準備が追い付かない店もあったりした。昨夏タカシマヤのお中元セットにとりあげていただきものすごく好評だったのでこの商品でさらにヤマブドウの価値を感じながらお菓子を楽しんでもらいたい。

この新商品発売ニュースによってまた「さなづら」もクローズアップされた。パッケージリニューアルから一年になるが、さらに秋田の代表銘菓「さなづら」に磨きをかけて売り上げを伸ばしていきたい。

GWにむけてお客様への謝恩の気持ちを込めながら、「赤まん青まん」をお客様におおいにお買い求めいただこうと20日から5月11日までの限定で「GWわくわくお買い得作戦」を開催中である。9年前の「赤まん青まん」を発売したときのお値段120円での特別販売である。ぜひできたての赤まん青まんを召し上がっていただき、「まんじゅうってこんなにおいしいのか」と再認識してもらえると幸いである。いつもの5倍くらい販売する気持ちで販売スタッフには頑張ってもらいたい。また、柏餅も原材料をさらに上質なものに変えて販売を開始した。朝生菓子の王様ともいわれる「柏餅」―こしあん、つぶあん、みそあんの3種の柏餅を楽しんでほしい。

秋田ノーザンハピネッツは怪我人がつづき選手たちは頑張っているが、試合は一進一退で残念ながら今シーズンのチャンピオンシップ進出の可能性はなくなってしまった。シーズン勝ち越しておわれるように頑張ってほしい。ホーム戦では、福楼の豚まんを販売しているが、こちらは好評で毎試合人気がある。アリーナの名物として定着しリピーターの方も多い。ハピネッツの試合では必ず買ってくださる方もいる。秋田のソウルフードとしてもっともっと人気がでるように戦術を練っていきたい。秋田対仙台の試合では、歌手藤あや子さんがきて「秋田音頭」を披露し秋田県民歌を歌った。素晴らしかった。直前に楽屋に「豚まん」「さなづら」「桜咲くさくらゼリー」を差し入れして直接ご挨拶することが出来た。藤あや子さんは旅館榮太楼に昔お泊り頂いたこともある。あいかわらずお綺麗だった。
竿燈まつり実行委員会総会が秋田キャッスルホテルで開催された。今年はコロナ前と同じようにフルスペックでの竿燈まつりになり出竿本数も増えそうだ。6日の最終日には5年ぶりに「竿燈市民パレード」も実施される。竿燈の指し手も観光客も秋田の地元の皆さんもおおいにテンションがあがって盛り上がる竿燈まつりにしたいものである。総会の後は穂積市長はじめ役員のみなさんとも忌憚のない情報交換をして懇親会も有意義だった。団体むけの観覧席の販売も開始されたが予約状況も上々のようである。「夜空に揺らめく光の稲穂の競演」―ぜひこの夏も楽しんでほしい。
どっこいしょーどっこいしょー

私はFM秋田の番組審議員を15年以上前から務めているが、今回FM秋田の船木社長の計らいで、番組審議会のあとみなさんで懇親会を行った。山王の崑崙さんで中華料理を食べながら会議のときだけでは話せなかった話題をかなり深堀して話すことができた。番組審議会は越中谷委員長はじめ多士済々でなかなかユニークなメンバー構成で、毎月の審議会は大変和やかである。今回は3・11の防災特集の番組を聞いたが、FMラジオはなくてはならない大事なものであると再認識した。

秋田中央地域地場産品活用促進協議会(農家のパーティーネットワーク)の令和6年度総会が秋田キャッスルホテルで開催された。穂積秋田市長、菅原男鹿市長、鈴木潟上市長、佐藤JA秋田なまはげ組合長も勢ぞろいし、昨年度の報告と今年度事業について協議した。県外でのプロモーションは電通等の広告代理店任せでなく、きちんと予算もつけながら、大手百貨店の催事場をオールあきたで貸し切って物産展をやるくらいの取り組みが必要だと、私から提言した。細かいイベントをちょこちょこやっていてもなかなか秋田のよさが伝わらないし、売り上げも上がらない。秋田の農産物を付加価値をつけて加工し商品化して、外貨獲得することがこの農家のパーティネットワークにとっては最も大事である。懇親会でもどうやって秋田の地場産品を売っていくかなまなましい話で盛り上がった。

菓子の記録帖の尾関社長の紹介で、森ビルから話があり、麻布台ヒルズのマーケットで豚まんの福楼に催事出店してほしいとのオファーがあり打ち合わせにいった。3月にオープンした斬新な食品マーケットで新進気鋭のさまざまなお店が出ており、港区のセレブなお客様や海外からの旅行客もたくさん訪れ賑わっていた。こちらのオペレーションや時期的なことをいろいろ考慮・検討して、秋以降にタイミングをみてチャレンジすることになった。福楼にオファーいただいたことはありがたいことであるが、地元秋田での認知度をアップして増収を図っていきたい。
私の姪・矢澤喜美(大鵬の長女)の次男・賜堂(まさたか)君の結婚式がグランドハイアット東京であり、参列した。新婦の麗さんもすごく笑顔の素敵な女性で、チャペルでのセレモニーも披露宴もとてもなごやかで素晴らしいウエディングだった。賜堂君は父上の会社・ヤザワランバーに入社して兄の俊樹君ともスクラムをくみながら会社の発展のために頑張っている。おめでとう!ふたりの門出に乾杯!!
元横綱曙が亡くなった。曙は貴乃花、若乃花のライバルで空前の大相撲ブームの立役者だった。ちなみに貴闘力は曙キラーだった。あのころの相撲はおもしろかった。
ドジャースの大谷翔平選手は、通訳の水原氏にギャンブルでお金(約24億円)を盗んで使われ大変な事件が発覚しメディアにも騒がれたが、大谷選手の潔白は明らかになり、野球の試合に集中して頑張っている。松井選手の日本人ホームラン記録も更新し、大リーグで4冠を獲得しそうな勢いである。彼の活躍が日本人に夢と希望を与えてくれる。
がんばれショウヘイ!!!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年3月28日 木曜日 | 輝進VOL338 はコメントを受け付けていません

3月になって寒さがぶり返し、3日は雪のひなまつりになりお彼岸の中日の朝は積雪になった。朝晩明るくなってようやく春めいてきたが2月が暖かかった分、ここで帳尻をあわせたかもしれない。気まぐれなお天気である。

福楼トピコ店は2月で臨時契約満了に伴い、場所を榮太楼トピコ店のところに移転した。高砂堂さん側のコーナーに売り場をもうけあたたかい豚まんと冷凍の豚まん、あんまん、シュウマイ、ギフトセットを販売している。ポポロード側のほうがお客様の動きが活発なのでうまく認知度をあげて榮太楼の菓子と福楼が相乗効果がでるように、秋田駅での販売をさらに強化していきたい。さなづら、桜咲くさくらゼリー、赤まん青まんとともに福楼の豚まんをおおいにアピールしていきたい。スクラムくんでチームワークよく頑張っていこう。
金子地所の金子榮一会長がご逝去された。先代の敬二郎ともお付き合いがあり、私も秋田ロータリークラブで金子さんが会長のときに幹事をつとめいろいろお世話になった。台湾のロータリークラブとの交流でいっしょに台湾にいったこともあった。キノコ採集がご趣味でかつて金子さんがとってきたキノコで旅館榮太楼で食味会を行ったこともあった。宴会芸「こっから舞い」は天下一品で皆が笑顔になった。金子さんのご冥福をお祈り申し上げます。

東京経済大学中村青志ゼミのOB懇親会が大学において4年ぶりに開催された。6号館の最上階の会場からは富士山が綺麗に見えた。中村先生みずから幹事をつとめてすべての卒業生に案内するスタイルは今回が最後ということで全国からたくさんのメンバーが参集し74名の過去最多の参加で、中村先生を囲んでにぎにぎしくさまざまな情報交換ができて有意義な会になった。私の同期で86年卒の兼松君がゼミ生を代表して挨拶し私が乾杯の発声をさせていただいた。中村先生の日本経営史の授業では財閥の変遷も学んだが、学習院大学のゼミと共同でおこなった企業比較のディベートはとてもためになった。私の時は三越対西武で東経大が三越を担当して取材にも行ったりした。国分寺の街もかなり昔と変わったが、学生時代にタイムスリップしたような感じで有意義な一夜になった。中村先生のご恩に報いるためにも秋田の老舗・榮太楼を立派に再生していきたい!
秋田市、潟上市、男鹿市の農家のパーティーネットワークによる「あきた産直市」が東京駅日本橋口広場で開催された。秋田市からの依頼をうけて弊社も出店し私が3日間販売してきた。東京駅といっても場所がすこしわかりづらく苦戦したが、桜咲くさくらゼリー、さなづら、あんぱん焼き、さくら蒸しどら焼きを販売してアピールした。友人知人がけっこう買いに来てくれてありがたかった。高島屋、三越、菓子の記録帖などにも営業して打ち合わせができた。東京は国内外からコロナ前と変わらない大勢の人であふれかえっていた。八重洲口の大丸には常に行列ができていた。ニューヨークキャラメルサンド、ねんりん屋のバウムクーヘンは相変わらず人気。いろいろ刺激を受けた。商品のプロモーションをしっかりやって、見せ方売り方売る場所がかみあうと菓子はヒットする。榮太楼大ブレークを夢見ながらしっかりチャレンジしていきたい!
秋田県観光土産品製造・卸協議会では秋田市の鎌田副市長、黒澤産業振興部長をお招きして勉強会をかねた懇親会をおこなった。無限堂において17名の参加だったが忌憚のない意見交換をすることが出来た。行政の支援をうけつつも、秋田の観光土産品がもっともっと売れて秋田に外貨獲得できるように知恵をだしあいながら努力を積み上げていきたい。

第67回竹駒神社全国銘菓奉献会が開催され参拝してきた。今年は「さなづら」「桜咲くさくらゼリー」「赤まん青まん」を奉献した。菓子舗榮太楼は昭和39年以来60回の節目の奉献ということで九條総裁(明治神宮宮司)から感謝状をいただいた。直会では私が代表して乾杯の発声をさせていただいた。先代敬二郎も亡くなった年の(平成3年)の奉献会の同じステージで乾杯しており感無量だった。村田宮司や白松会長、新しく副会長になった福島の柏屋・本名会長ともいろいろな話をすることが出来た。祖母キセからの縁である。ご利益があるように頑張っていきたい。
北都会が秋田キャッスルホテルで開催され650名以上が参加して盛会だった。伊藤頭取から最近の北都銀行の経営状況について話があり、荘内銀行との合併にむけての決意と今後の展開についても説明があった。北都銀行も合併によるスケールメリットを享受しつつ地域の中小企業の経営支援をさらに強化していく方向である。我々取引企業も商売繁盛させて地域が活性化するように頑張っていきたい。プロゴルファーの丸山茂樹さんが講演を行い、これまでのさまざまなエピソードを交えて楽しい話をされた。ゴルフファンはたまらなかったと思う。一つの道を究めた人の話は含蓄があって面白い。

あきしん会総会・芸術鑑賞会もキャッスルホテルで開催された。330名が参加し秋田信用金菅原理事長からも秋田の取引先中小企業の支援強化をしていく旨の挨拶があった。ちょうど日銀がマイナス金利解除を決めた日だったので、あきしん会の木村会長からは預金金利はすぐあげて貸出金利はしばらくあげないようにとユーモアを交えた話があった。

市会議員の川口まさたけ市政報告会がイヤタカで開催された。川口さんは光月堂社長で同業者であり仲間である。あきた元気倶楽部の会長もつとめ千秋花火の実行委員長である。昨年の水害でお店もかなりのダメージをうけたが復活し、まさに世のため人のために獅子奮迅の活躍をしている、未来の子供たちのためにこの秋田をよくしていきたいと強調していた。いっしょに頑張っていきたい!

20日にはブラウブリッツ秋田の対栃木戦、秋田ノーザンハピネッツの対宇都宮ブレックス戦が秋田市で同時開催された。雪が降って最高気温も2度前後の悪天候だったがサッカーもバスケットも熱い戦いが繰り広げられた。豚まん福楼は両方に出店して大変だったが、かなりの売り上げを創ることが出来た。ハピネッツではとちおとめのいちご大福を限定販売し大人気で完売した。さびぃ中スタッフの皆さんお疲れ様!!

24日はいとこの故加賀谷信悦さんの13回忌法要を菩提寺の休寶寺で執り行った。3年前に亡くなった叔母・栄子さんと全く同じ命日である。信悦さんは秋田工業ラグビー部出身でおだやかで温厚な人柄だった。還暦で旅立った信悦さんの分もまだまだ頑張っていきたい。

竿燈会の元会長・堀祐一さんも亡くなられた。竿燈まつりではいろいろなことを教えてくださった。役員用の凧(長ズボン)を私にプレゼントしてくださったこともある。これからは天の川の上から竿燈まつりを楽しんでいただきたい。合掌

大相撲春場所、大嶽部屋の王鵬は横綱照ノ富士から初金星をあげたものの7勝8敗と負け越した。着実に力はついてきている。幕下の夢道鵬は3勝4敗、三段目の納谷は6勝1敗だった。来場所は幕下復帰する。大嶽部屋力士の健闘を期待したい。まれにみる混戦状態で、まだ大銀杏がゆえない新入幕の尊富士と入幕2場所でざんばら髪の大の里の優勝争いとなり、14日の取り組みで足を負傷した尊富士が千秋楽出場して勝ち13勝2敗で優勝した。新入幕力士の優勝は110年ぶりの快挙である。出身地の青森県五所川原市は大変な盛り上がりだった。おめでとう!!
大関陣はじめ上位は実力伯仲していて星のつぶしあいだった。次の横綱候補が見つからない。王鵬にはやくもっと力をつけて上を目指してもらいたい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子