2024年3月28日 木曜日 | 輝進VOL338 はコメントを受け付けていません

3月になって寒さがぶり返し、3日は雪のひなまつりになりお彼岸の中日の朝は積雪になった。朝晩明るくなってようやく春めいてきたが2月が暖かかった分、ここで帳尻をあわせたかもしれない。気まぐれなお天気である。

福楼トピコ店は2月で臨時契約満了に伴い、場所を榮太楼トピコ店のところに移転した。高砂堂さん側のコーナーに売り場をもうけあたたかい豚まんと冷凍の豚まん、あんまん、シュウマイ、ギフトセットを販売している。ポポロード側のほうがお客様の動きが活発なのでうまく認知度をあげて榮太楼の菓子と福楼が相乗効果がでるように、秋田駅での販売をさらに強化していきたい。さなづら、桜咲くさくらゼリー、赤まん青まんとともに福楼の豚まんをおおいにアピールしていきたい。スクラムくんでチームワークよく頑張っていこう。
金子地所の金子榮一会長がご逝去された。先代の敬二郎ともお付き合いがあり、私も秋田ロータリークラブで金子さんが会長のときに幹事をつとめいろいろお世話になった。台湾のロータリークラブとの交流でいっしょに台湾にいったこともあった。キノコ採集がご趣味でかつて金子さんがとってきたキノコで旅館榮太楼で食味会を行ったこともあった。宴会芸「こっから舞い」は天下一品で皆が笑顔になった。金子さんのご冥福をお祈り申し上げます。

東京経済大学中村青志ゼミのOB懇親会が大学において4年ぶりに開催された。6号館の最上階の会場からは富士山が綺麗に見えた。中村先生みずから幹事をつとめてすべての卒業生に案内するスタイルは今回が最後ということで全国からたくさんのメンバーが参集し74名の過去最多の参加で、中村先生を囲んでにぎにぎしくさまざまな情報交換ができて有意義な会になった。私の同期で86年卒の兼松君がゼミ生を代表して挨拶し私が乾杯の発声をさせていただいた。中村先生の日本経営史の授業では財閥の変遷も学んだが、学習院大学のゼミと共同でおこなった企業比較のディベートはとてもためになった。私の時は三越対西武で東経大が三越を担当して取材にも行ったりした。国分寺の街もかなり昔と変わったが、学生時代にタイムスリップしたような感じで有意義な一夜になった。中村先生のご恩に報いるためにも秋田の老舗・榮太楼を立派に再生していきたい!
秋田市、潟上市、男鹿市の農家のパーティーネットワークによる「あきた産直市」が東京駅日本橋口広場で開催された。秋田市からの依頼をうけて弊社も出店し私が3日間販売してきた。東京駅といっても場所がすこしわかりづらく苦戦したが、桜咲くさくらゼリー、さなづら、あんぱん焼き、さくら蒸しどら焼きを販売してアピールした。友人知人がけっこう買いに来てくれてありがたかった。高島屋、三越、菓子の記録帖などにも営業して打ち合わせができた。東京は国内外からコロナ前と変わらない大勢の人であふれかえっていた。八重洲口の大丸には常に行列ができていた。ニューヨークキャラメルサンド、ねんりん屋のバウムクーヘンは相変わらず人気。いろいろ刺激を受けた。商品のプロモーションをしっかりやって、見せ方売り方売る場所がかみあうと菓子はヒットする。榮太楼大ブレークを夢見ながらしっかりチャレンジしていきたい!
秋田県観光土産品製造・卸協議会では秋田市の鎌田副市長、黒澤産業振興部長をお招きして勉強会をかねた懇親会をおこなった。無限堂において17名の参加だったが忌憚のない意見交換をすることが出来た。行政の支援をうけつつも、秋田の観光土産品がもっともっと売れて秋田に外貨獲得できるように知恵をだしあいながら努力を積み上げていきたい。

第67回竹駒神社全国銘菓奉献会が開催され参拝してきた。今年は「さなづら」「桜咲くさくらゼリー」「赤まん青まん」を奉献した。菓子舗榮太楼は昭和39年以来60回の節目の奉献ということで九條総裁(明治神宮宮司)から感謝状をいただいた。直会では私が代表して乾杯の発声をさせていただいた。先代敬二郎も亡くなった年の(平成3年)の奉献会の同じステージで乾杯しており感無量だった。村田宮司や白松会長、新しく副会長になった福島の柏屋・本名会長ともいろいろな話をすることが出来た。祖母キセからの縁である。ご利益があるように頑張っていきたい。
北都会が秋田キャッスルホテルで開催され650名以上が参加して盛会だった。伊藤頭取から最近の北都銀行の経営状況について話があり、荘内銀行との合併にむけての決意と今後の展開についても説明があった。北都銀行も合併によるスケールメリットを享受しつつ地域の中小企業の経営支援をさらに強化していく方向である。我々取引企業も商売繁盛させて地域が活性化するように頑張っていきたい。プロゴルファーの丸山茂樹さんが講演を行い、これまでのさまざまなエピソードを交えて楽しい話をされた。ゴルフファンはたまらなかったと思う。一つの道を究めた人の話は含蓄があって面白い。

あきしん会総会・芸術鑑賞会もキャッスルホテルで開催された。330名が参加し秋田信用金菅原理事長からも秋田の取引先中小企業の支援強化をしていく旨の挨拶があった。ちょうど日銀がマイナス金利解除を決めた日だったので、あきしん会の木村会長からは預金金利はすぐあげて貸出金利はしばらくあげないようにとユーモアを交えた話があった。

市会議員の川口まさたけ市政報告会がイヤタカで開催された。川口さんは光月堂社長で同業者であり仲間である。あきた元気倶楽部の会長もつとめ千秋花火の実行委員長である。昨年の水害でお店もかなりのダメージをうけたが復活し、まさに世のため人のために獅子奮迅の活躍をしている、未来の子供たちのためにこの秋田をよくしていきたいと強調していた。いっしょに頑張っていきたい!

20日にはブラウブリッツ秋田の対栃木戦、秋田ノーザンハピネッツの対宇都宮ブレックス戦が秋田市で同時開催された。雪が降って最高気温も2度前後の悪天候だったがサッカーもバスケットも熱い戦いが繰り広げられた。豚まん福楼は両方に出店して大変だったが、かなりの売り上げを創ることが出来た。ハピネッツではとちおとめのいちご大福を限定販売し大人気で完売した。さびぃ中スタッフの皆さんお疲れ様!!

24日はいとこの故加賀谷信悦さんの13回忌法要を菩提寺の休寶寺で執り行った。3年前に亡くなった叔母・栄子さんと全く同じ命日である。信悦さんは秋田工業ラグビー部出身でおだやかで温厚な人柄だった。還暦で旅立った信悦さんの分もまだまだ頑張っていきたい。

竿燈会の元会長・堀祐一さんも亡くなられた。竿燈まつりではいろいろなことを教えてくださった。役員用の凧(長ズボン)を私にプレゼントしてくださったこともある。これからは天の川の上から竿燈まつりを楽しんでいただきたい。合掌

大相撲春場所、大嶽部屋の王鵬は横綱照ノ富士から初金星をあげたものの7勝8敗と負け越した。着実に力はついてきている。幕下の夢道鵬は3勝4敗、三段目の納谷は6勝1敗だった。来場所は幕下復帰する。大嶽部屋力士の健闘を期待したい。まれにみる混戦状態で、まだ大銀杏がゆえない新入幕の尊富士と入幕2場所でざんばら髪の大の里の優勝争いとなり、14日の取り組みで足を負傷した尊富士が千秋楽出場して勝ち13勝2敗で優勝した。新入幕力士の優勝は110年ぶりの快挙である。出身地の青森県五所川原市は大変な盛り上がりだった。おめでとう!!
大関陣はじめ上位は実力伯仲していて星のつぶしあいだった。次の横綱候補が見つからない。王鵬にはやくもっと力をつけて上を目指してもらいたい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年3月26日 火曜日 | 輝進VOL337 はコメントを受け付けていません

雪が降らず記録的な暖冬の2月だった。20日は明治15年の観測開始以降はじめて秋田市の気温が20度を超えた。と思えば翌々日には氷点下まで気温がさがりひさしぶりに積雪になった。寒暖差が激しく、地球温暖化の影響とはいえあきらかに日本の気候も激変してきている。スキー場等雪不足で困っていたが、道路が乾いていたこともあり自転車に乗ってご来店のお客様もいて路面店にとっては商売しやすい冬になった。

立春大福は今年も人気があり、リピーターのお客様が多かった。はじめて召し上がった方も喜んで追加オーダーがあったりした。いとく新国道店は桜庭店長を先頭に営業強化し前年をかなり上回る売り上げになった。バレンタインもショコラドールが人気でほほ全店で完売になった。札幌の田中先生のご指導による商品である。感謝したい。桜咲くさくらゼリーもタカシマヤさんはじめ全国から注文が増えてきた。秋田市内でも秋田空港やアトリオンの物産振興会の店舗でもさくらゼリーをメインにして販売していただいている。ネットでは早割キャンペーンを行っているが、個人や会社からもまとまったお買い上げにつながっている。かつての中国系の方々の爆買い現象のような買い方ではないが、確実にアピールしていけば秋田榮太楼の元祖さくらゼリーはまだまだ増売していけるだろう。知恵をしぼって頑張ろう!

南通り店は秋田朝日放送のトレタテのニュースと、FMあきたの「気分屋食堂」の番組内で取材をうけた。昨夏の水害から復活して店をリニューアルしみたらし団子等が食べれるイートインコーナーもできたことで来客数もじょじょに増えてきている。

最近の営業日報から少し紹介したい。

「気温が高いせいかソフトクリームを頼む方が多かったです。来店された方々の年代が30代くらいのご夫婦とか幼稚園帰りのお母さんとお子さんなどいつもより若返っているのも発見でした。」

「お団子が美味しいという噂を聞きつけた男性客が来店され今回は持ち帰りでしたができたてホカホカをご覧になり今度また来ますというお言葉をいただきました。」
ほかの店も「常連のお客様がお亡くなりになりその方の息子様がご来店されて49日のお菓子を買いに来てくださりました。ずっと長い間ご利用いただいた感謝の気持ちを息子様に伝えることが出来てよかったです。」

「学校関係の準備でバタバタした一日でした。問合せや新規注文もどんどん来ています。学校様から注文を頂けるように丁寧な対応を心がけて接客をしたいと思います。DMをだしたので1件でもその中から注文をくださればいいなと思います。」(幸町店)
「立春大福お買い上げいただいている歯科医院に桜餅もって営業に行ったら早速午後に先生がご来店され箱詰めを買って下さった。かわら版をお届けすると購入してくださるお客様をピックアップして店に販売員が多い時間帯に営業に歩いてみようと思う」(いとく新国道)
「月曜日にもかかわらず店内は賑わっていた。JRが平日限定でお得な乗り放題切符・キュンパスを販売しているのでそちらのお客様が多かった。当店は赤まん青まんが大人気であった。客単価は低かったが笑顔で頑張りたい。」(トピコ店)
2月は売り上げ作りが厳しい時期であるが、各店それぞれ工夫をして増収にむけて頑張ってくれていることは大変に心強い。みんなでスクラムをくんで榮太楼を前進させていこう!

長男紀敬に長男が誕生した。めでたい。その子が還暦を迎える前に榮太楼は創業200年になる。新時代のあらたな営業展開を推進して商売繁盛させていきたい。7代目の私もふんどしを締めなおして心機一転努力したい。

1月30日秋田県警察学校の卒業式があり参列した。きびきびしてはつらつとした立ち居振る舞いはさすが警察官という雰囲気で感動的なセレモニーだった。佐々木薫校長の式辞は心がこもっていて卒業生たちの琴線に響いたと思う。来賓の猿田副知事の期待を込めた激励の祝辞も素晴らしかった。私も10月に講演させていただいた時よりさらに成長した彼らの姿をみて秋田の将来は明るいなと感じてうれしかった。佐々木薫校長ありがとう!そして永年の警察官生活お疲れさまでした!
今月はまた中村青志先生が秋田にお越しになり、いろいろな部門のスタッフと面談してアドバイスをいただいた。和菓子、洋菓子、販売部門(南通り・トピコ・新国道)、総務、管理、福楼それぞれの主なメンバーとコミュニケーションをとり、私にもさまざまな提言をいただいた。風通しのいい社風を創り榮太楼再生を加速させていきたい。

秋田ノーザンハピネッツは三河戦に連勝して貯金3になり(21勝18敗)チャンピオンシップ進出に望みをつないでいる。3月以降の後半戦の奮起に期待したい。豚まんの福楼はハピネッツのホーム戦すべてに出店しているが常連のお客様が多く毎試合完売御礼の状況が続いている。ハピネッツにあやかって豚まんがもっとブレイクするように盛り上げていきたい。県立体育館を建て直しして八橋にアリーナができることが正式に決定した。2028年には完成してハピネッツのホームアリーナになる。
ブラウブリッツ秋田は外旭川の中央市場の建て替えに伴いそこにスタジアムを建設する方向で協議中である。外旭川の街づくり構想については佐竹知事と穂積市長の見解が折り合わず先行き不透明になってきた。人口減少が続く中、秋田から金をすいあげる商業施設はいらない。秋田駅を中心にコンパクトシティを創っていくべきでこれ以上秋田市が分散してしまっては将来に禍根を残すだろう。Jリーグのチームが秋田に残り多くのファンが秋田に来てもらうためにもスタジアムは英知を結集して早期に
完成させたい。ブラウブリッツ秋田の岩瀬社長を応援していきたい!

ボーイスカウト日本連盟の水野正人理事長が秋田にお越しになり秋田キャッスルホテルで講演会が開催された。水野理事長はミズノの元社長でご自身のボーイスカウトキャリアからさまざまなエピソードを交えて含蓄のある話をされた。宇宙飛行士になった人もボーイスカウト出身が多いそうである。少子化で大変な世の中であるが将来の日本を背負うたくましい子供たちの育成は大事なことである。懇親会もおおいに盛り上がった。5月には秋田でボーイスカウトの全国大会が予定されている。旭北歯科の千葉利昭先生もボーイスカウトの役員である。

秋田食品衛生協会の役員会がイヤタカでおこなわれ総会にむけてのさまざまな協議をした。食品衛生協会の会員も減少傾向であるが、あきたの食に関わる業界が健全な発展をするために知恵を絞っていきたい。

長濱珈琲さんが秋田空港にカフェをオープンすることになり、そのお土産コーナーで栄太楼の菓子を販売してもらうことになった。26日にオープンするが、以前VIPラウンジがあった場所で明るく開放的でオシャレなお店になりそうである。スタートはさなづら、桜咲くさくらゼリー、北のかざぐるま、秋田ミルフェ、あきたこまちおかき。赤せん青せんを販売する。ターミナルビルの売店とあわせて相乗効果がでるように榮太楼も注力していきたい。秋田の空の玄関口を活性化させていこう。
22日東京株式市場はバブル経済期の1989年の水準を上回り。39098円の史上最高値をつけた。日本は失われた30年からようやく抜け出せそうだが、地方の中小企業や個人は株高による景況感アップはまるで感じられないのが実態である。地に足をつけてコツコツと頑張っていきたい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL336 はコメントを受け付けていません

2024年 辰年の新年を迎えた。21日で弊社・菓子舗榮太楼も141歳になった。まさに世の中は大変化の時代である。先を見据え様々なチャレンジをしながら何があっても動じないように精神も整えつつ頑張っていくことが大事だと思う。榮太楼も新たな創業の時だと肝に銘じて、150周年に向かって榮太楼再生を図りつつ前進していきたい。すべてのスタッフがワンチームになって「わたしの榮太楼」を盛り上げていこう。世のため人のため秋田のために榮太楼も奮起したい!
元旦には最大震度7の大地震が石川県を襲い能登半島は壊滅的な被害を受けた。死者行方不明者が約250名になり多数の方々が被害にあい広範囲に断水が続き、いまだ避難生活を強いられている。翌2日には、救援物資を運ぶ海上保安庁の飛行機が日本航空機と羽田空港で衝突炎上する大事故が起きた。海保機の搭乗員5名が亡くなった。JALの乗客乗員379名は炎上する機体から全員脱出して無事だった。日本航空のスタッフの緊急事態でのスピーディな対応と乗客の協力がこの惨事の中で奇跡を起こした。私はたまたまリアルタイムでNHKニュースをみていたが、炎上する飛行機をみて大変な被害になると呆然としたが全員脱出はすごいことだと思う。人間万事塞翁が馬 禍福は糾える縄の如し ということわざがある。今年は大地震と事故の凶事からのスタートとなったが災い転じて福となす気持ちで、日本が明るく元気になれるように我々も前を向いて頑張っていこう!
「桜咲くさくらゼリー」「いちご大福」の販売もスタートした。店頭が一足早く春が訪れた感じで明るくなった。さくらゼリーはもっともっとアピールして全国津々浦々の皆さんに手に取ってもらえるように仕掛けをしていきたい。いちご大福はまさに春の一番人気の朝生菓子になった。いろいろな菓子店でいちご大福を販売しているのでお客様も食べ比べして楽しんでいるようである。「榮太楼のいちご大福が一番美味しい!」と言ってもらえるように魂をこめた菓子創りを心がけたい。
JAWA秋田の経営するサービス付き高齢者向け住宅「さらさ秋田土崎」で月に二回菓子の出張販売をさせていただくことになった。南川代表からお声かけ頂きさっそく今月からスタートしたところ入居者の方々の反応もよく喜んでいただいた。数年前から「さらさあきた駅前」では販売させていただいていて大変お世話になっている。土崎は昨秋オープンしたばかりで中央高校の近くの閑静な住宅街にあり、見学させていただいたが素晴らしい施設である。味しんが調理した美味しい食事が提供され、お風呂は温泉でマージャン等が楽しめる娯楽室もある。今後は榮太楼が販売する日は周辺の町内会にも声をかけてくださるようである。「おいしい楽しいお菓子」を持ってきたい。

秋田商工会議所の新年祝賀会が秋田キャッスルホテルで盛大に開催された。4年ぶりに立食パーティー方式のフルスペックでの開催で550名以上が参加した。お菓子コーナーには弊社の上生が並んだ。辻良之会頭、佐竹秋田県知事、穂積秋田市長から新年にあたっての挨拶があった。人口減少が加速する中秋田を取り巻く状況は厳しいものがあるが、洋上風力発電事業等自然エネルギー分野では秋田が強みを発揮できるし秋田は食材や資源の宝庫でもあるので、誇りと自信をもってあきたを活性化させていきたい。

昨秋、叙勲の栄に浴された乳井豊彦さん(乳井写真館代表)のお祝いをかねて、日本ボーイスカウト秋田県連盟の新年を祝う会がANAクラウンプラザホテルで開催され私もお招きいただいた。私は幼少のころから乳井さんにお世話になった。昔は乳井写真館は千秋矢留町にあり、旅館榮太楼の写真撮影はすべて乳井さんにお願いしていた。乳井さんは長くボーイスカウト連盟の秋田県理事長として秋田のボーイスカウト界をまとめてこられた。乳井さんは温厚で誠実なお人柄で85歳の現在も矍鑠とされている。来賓の佐竹秋田県知事からも祝辞があった。写真撮影は乳井さんのご子息で乳井さんも嬉しそうだった。田村理事長はじめ皆さんと私も情報交換させてもらった。今年は秋田でボーイスカウトの指導者の大会が予定されており1000名くらいが参加されるとのこと。お菓子も準備していきたい。
秋田信用金庫の秋田地区合同新年会が秋田キャッスルホテルで開催され300名以上が出席して大盛会だった。私が5年ぶりくらいで司会を仰せつかった。発起人代表の深澤社長、秋田信用金庫の菅原理事長から挨拶があり、乾杯のあとアトラクションとして秋田民謡の大御所・小野花子さんの歌があり楽しく和やかな宴になった。あきしんさんは地域密着営業をされているので参加者も最後までほとんど帰らずに会場は賑わっていた。地域を元気にできるよう私たちも頑張っていきたい。
24日にはイヤタカのヴァレリアーノで秋田県菓子工業組合と秋田支部合同の新年会が開催された。今年は来賓を招待せずに組合メンバーだけで新年会を開催し和気あいあいの雰囲気で、イヤタカの料理も美味しく有意義な会合になった。湯沢のくらたさんが組合に加入し、倉田拓一社長も初参加してくれた。景品として福楼の豚まん・シュウマイセットを使ってもらった。

12月29日には男鹿のゴンタローの籾山省吾社長が逝去された。籾山さんは洋菓子協会会長もつとめ、日本洋菓子協会連合会の監事も務めていた。葬儀前に山形の菅野会長が秋田にお悔みにいらしたのでご自宅までお連れして、籾山さんの奥様・ご子息からいろいろお話をお聞きした、最後まで菓子創りに情熱を燃やして頑張っていたようで胸が熱くなった。最後に入院したのがクリスマスだった。男鹿のJAレゼールで執り行われたご葬儀には東京から連合会の島田会長、石黒専務、持木事務局長も参列した。心のこもったご葬儀だった。

1月7日には高砂堂の塚本清社長がご逝去された。温厚なお人柄でお世話になった。4年前には専務のご子息が亡くなられてかなりショックを受けておられた。寺町セレーネでお別れの会が執り行われた。これからはご子息の奥様たちが高砂堂さんの経営を担っていかれるそうである。モン高砂堂の社長も12月に逝去されており、ご不幸が続いた。心からお悔やみ申し上げます。

附属幼稚園の「お餅つき」が秋田大学でおこなれ、尾形工場長、松橋、田口、平山の4名が餅つきをアテンドした。以前は12月に幼稚園に行っておこなっていたが、園児数が減ったこともあり、大学生に運営を手伝ってもらう形で、ご父兄や小学校児童、大学の留学生も参加して、2部にわかれてではあるが約210名が餅つきを楽しんだ。幼稚園の山名園長先生の熱意で実現した企画である。ひさしぶりの餅つきで弊社スタッフも緊張気味だったが参加した皆さんが笑顔で餅つきを楽しんで、大変素晴らしいイベントになった。つきたての餅も美味しかったようである。良かった。
大相撲初場所、大嶽部屋の王鵬は11日まで6勝5敗。二けた勝利をあげてほしい。相撲に強さがでてきたが、引いて負ける悪い癖が治らない。夢道鵬は現在4勝1敗、納谷は4勝1敗で兄弟そろって勝ち越し。大嶽部屋力士たちには最後まで健闘してほしい。優勝争いは琴ノ若が1敗で単独トップ。大関昇進を決めるだろう。2敗で横綱照ノ富士、大関霧島、豊昇龍続いており優勝争いは面白くなってきた。新入幕の大の里(石川県出身)が大活躍している。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL335 はコメントを受け付けていません

クリスマス寒波で大雪になった。22日、23日は交通渋滞もひどくなりトナカイも走りにくくなってサンタクロースも大変苦労しながらケーキを配達した。例年になく予約の動きが鈍く一時はどうなることかと思ったが、みんなの頑張りと輝サンタの義理人情に訴えるセールスの追い込み効果で、ほぼ昨年並みのクリスマスケーキを受注することができた。今年は限定品のクラッシックショコラにオーダーが集中し、12月早々に完売になり、マロンノエル、チーズケーキも続いて完売になった。年々大きなサイズのケーキが出なくなってきている。4号サイズの生クリームを販売したほうがいいかもしれない。原材料が高騰する中、極力値段は据え置いて勝負したが、いちごの値段が高くなって入手も難しくなりそうだということで苦労した。洋香さんを筆頭に工場スタッフのみんながスクラムをくんで製造し、例年になく手際よくほとんど残業せずに切り抜けた。包装、配送、販売のスタッフもよく頑張った。この勢いで年末年始商戦をさらに気合をいれてもりあげて兎年の2023年の有終の美を飾りたい。
行く年くる年干支どら焼きも特注オーダーがはいったり、けっこう動きがいい。兎は黄身餡の入った白い蒸しどら焼き、辰は芋入りつぶあんのどら焼きでどちらも干支の焼き印が押されている。紅白の個包装も目立つのでこの時期の店頭ではインパクトがある。「北のかざぐるま」も人気がある。今年のヒット商品のひとつである。最優秀新人賞といったところかな。もちろんMVPはさなづらである。年末の年越しそば饅頭もかわら版を作って早めに声掛けをしてきたので予約も増えてきている。

福楼の豚まんは昨年のトピコ店オープンの勢いはないが、リピータ―も増えあちこちから福楼の豚まんっておいしいねと言われるようになってきた。今月もハピネッツの試合会場ではかなり人気あり毎回完売した。プレステージインターナショナルさんでの月1回の販売も定着して、喜んでいただいている。あきたのソウルフード、唯一無二の豚まんになるためにはもうひとひねり必要だが、知恵を絞って福楼の豚まんを進化させていきたい。
今月の上旬には佐々木勝先生に来秋いただき和菓子のご指導をいただき、また、役員会にも出席いただいた。南通り店も見てもらい「えいたろうだんご」(みたらし)のアドバイスをいただいた。クリスマス直前には中村先生にお越しいただき、榮太楼と福楼の繁忙期の状況を見てもらいながらスタッフのヒアリングをしたり𠮟咤激励していただいた。両先生の御厚意に応えるためにも、榮太楼をさらに商売繫盛させて再生していきたい。中村先生がいらっしゃるタイミングでNHKからクリスマスの取材をうけて、その日のローカルニュースで3回、列島縦断ニュースで全国放送もされて、かなり宣伝になった。これからも時期をとらえて、おおいに愛想よくずうずしくアピールして、榮太楼ブランドの認知度をアップしていきたい。

大住小学校の6年生のキャリア教育の授業で、今年も講演させていただいた。「菓子の力で秋田を元気に!」というタイトルで榮太楼の歴史や菓子業界のこと、秋田の良さなどについてウルトラクイズを交えながら話をした。大住小学校のテーマは「太陽と風の子」であるが、みんな明るく元気で真剣なまなざしで話を聞いてくれて、私も元気オーラをわけてもらった。大住小の講演は4年連続である。
商工中金ユース会の鶴の湯研修がおこなわれ、ゲストに猿田副知事と日銀の片桐支店長をお招きして、片桐支店長から最近の経済状況や秋田の課題について示唆に富んだ講話をいただいた。多数のメンバーが参加して懇親会では酒を酌み交わしながら忌憚のない情報交換ができた。鶴の湯さんには弊社もお世話になっているが、やはり全国からたくさんのお客様で繁盛している。全国ナンバーワンの秘湯にあやかって頑張っていきたい。

東京経済大学スポーツクラブたらちゃん時代の後輩が3人私を訪ねて秋田に旅行に来た。私が初代会長であるが、2代目会長の武田君、野島君、島津さんの3人が来てくれて、雪が降って寒いときではあったが、秋田市内と男鹿を観光してもらい、夜はおなじくたらちゃんメンバーだったサンワの宮田社長も合流して、秋田長屋酒場で旧交をあたためおおいに盛り上がった。来年にはたらちゃんの40周年記念OB会を盛大に行う約束をした。昔の仲間はほんとにいいものだ。ありがとう!

ここのところ秋田の経済界をけん引していただいた方々のご逝去が続いた。マルシンの進藤金一会長、山二の西村紀一郎会長、金萬の大内ハナ会長があいついで亡くなられた。ご葬儀はお三方とも秋田キャッスルホテルで執り行われた。私も若い時からさまざまな場面でお世話になった。特に西村さんには秋田ロータリークラブ時代からかわいがっていただき、奥様は南通り店の顧客である。南通り店リニューアルオープンの11月21日は西村さんのお誕生日で、西村さんご夫妻から素晴らしいお祝いのお花を上げていただいた。感謝の気持ちに堪えない。金萬の大内睦子社長は私の姉芳子の仲の良い同級生でありハナさんは母上である。湯沢の7代佐藤養助さんもお亡くなりになった。心からご冥福をお祈り申し上げます。

今年はコロナが落ち着いて、2019年並みにさまざまな会合や忘年会が多くなってきた。キャッスルホテルで開催されたあきしん本店経済懇話会では、あきしんの菅原理事長や深澤会長はじめ会員の皆さんといろいろ情報交換ができ、私が中締めをおこなった。

秋田県観光土産品製造・卸協議会は無限堂で忘年会を行い、いろいろ商売繁盛につながる話ができた。旭北歯科医院の忘年会はイヤタカで行われ、例年のように千葉利昭理事長のさまざな気配りで楽しい宴になった。(ビンゴは商品がもりだくさんで毎度時間オーバー気味)
秋田商工会議所の辻会頭をゲストに迎えての商業、専門サービス、運輸交通、情報通信の4部会合同の会はイヤタカで行われ、今年の秋田のさまざまな課題についていろいろな視点から話ができて有意義だった。商業部会が当番で、冒頭私が開会の挨拶をした。水害、熊の害、政治家の舌害など、なにかと害の多かった秋田であるが、来年こそ上り龍のごとく秋田が元気に活性化する年にしていきたいものである。

警察の佐々木薫君が幹事をつとめてくれて、野球、バスケット、サッカー、ラグビー、バトミントン、相撲などのスポーツ関係者が集う忘年会が山王わかばで開催された。ハピネッツ水野社長やブラウブリッツの岩瀬社長をはじめ参加者のスピーチはなかなかユニークで楽しかった。ゲストのAKT武田アナ・菅原アナによることしの10代ニュースも面白かった。英気を養った。

大リーグの大谷翔平選手は10年総額1015億円を超える契約でドジャースへの入団が決まった。そして山本由伸投手も12年465億円でドジャースに入ることになった。大谷・山本コンビでさらに大リーグで大暴れしてくれることだろう。夢を語り、それに向かってチャレンジして努力して実現していく大谷翔平の素晴らしさはものすごいと思う。閉塞感の漂う日本にとって夢のある明るいニュースである。おおいに頑張ってほしい。

自民党安倍派の裏金問題で政界は揺れているが、日本の政治家には喝をいれたい!この国が生き残れるかの岐路にあることを肝に銘じてほしい。
秋田県の2050年の推定人口は56万人になるというニュースも入って生きた。全国一の減少率だそうだ。課題先進県の秋田。ピンチをチャンスに変えていきたい!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL334 はコメントを受け付けていません

21日南通り店がリニューアルオープンした。7月の水害で被害を被って以来お客様に支えられながら暫定営業をつづけてきたが、10月21日から工事に入り最初と最後に15日ほど休業したものの営業をつづけながらリニューアルを進めてきた。アートシステムの工藤副社長、高橋さんはじめ工事にたずさわった皆さんに大変お世話になった。

外壁をクリーニングし床、壁、天井等内装を一新し、明るく綺麗で広くみえる店舗に生まれ変わった。事務所スペースを厨房にして、みたらし団子の実演販売やソフトクリームを販売できるようにイートインコーナーも設置した。あきたこまちの米粉を使用したみたらしの焼きだんごは「えいたろうだんご」の名称で販売する(1本150円)。北海道バニラのソフトクリームは350円。くりくりソフトともちもちソフトは400円。両方ミックスは430円で販売する。イートインコーナーは24日から営業を始めた。お菓子もスタートは和菓子と洋菓子の焼き菓子メインであるが、新しい冷蔵ショーケースもはいり、クリスマスやイベントの際にはケーキもおおいに販売していきたい。

南通りはまだ完全ではないが、水害から復旧しおおくの店舗が営業を再開して頑張っている。弊社南通り店はちょうど中心部にあるので、一生懸命営業努力をして、地域が元気を取り戻して活性化できるように盛り上げていきたい。榮太楼にとっても大町店がない今、本店格の直営母店が南通り店である。榮太楼が復活しさらに進化していくシンボルとしても魅力あふれるお店にしていきたい。がんばろう榮太楼!
11月に入り、福楼もイベントでの販売が増えている。プライムハウスさんからオファーがあり御所野テルサでのイベントに出店した。秋田ノーザンハピネッツのホーム戦では毎試合人気で、ハーフタイムの前には完売している。毎回楽しみにして買ってくれているブースターも多いが日曜日など家族連れが多いときは子供たちが小銭をにぎりしめて豚まんを買いに来てくれている。うれしいしありがたい限りである。ハピネッツは外人選手の不調もあり3勝11敗で苦しんでいるが、12月からの巻き返しに期待したい。

秋田観光土産品協議会の設立3周年でまるごと市場でおこなった催事では福楼豚まんを3日間限定販売した。協議会会長でまるごと市場の大島社長が自ら豚まんを販売してくださった。感謝!23日には福楼トピコ店が1周年を迎え、お買い上げのお客様に豚まん1個サービスの謝恩セールを行った。これから繁忙期をむかえるので協力して売り上げを増やしていきたい。

先日、10月に行った商工会議所主催の「スタンプラリー」の抽選会を行ったが、榮太楼グループのお客様がものすごく多かった。参加した126店舗中、利用客数の上位が福楼トピコ店、榮太楼トピコ店、いとく新国道店、福楼土崎店であり、榮太楼全体で1100名を超えるお客様にご利用いただいた。このあとも客数を増やしていけるように頑張って行きたい。

店舗ではお客様へ向けた100円券バックセールやクリスマス先取りキャンペーンも実施中で、社内の独自キャンペーンも始まった。各自が前向きにチャレンジして目標達成してくれることを願いたい。私も毎年11月は営業強化月間なのでおおくのお客様に足を運んでセールスに励んでいる。物価高等でお客様の買い控え傾向も強まる中、シャトレーゼ等の競合相手も増えているが、榮太楼の商品の価値を高めながら大いに販売力を強化していこう!

2日先代社長・亡父敬二郎の33回忌と亡母静の23回忌法要を本妙寺で執り行った。大森住職からとても丁寧なお経をあげていただいた。本堂にある朱と金の掛け物は祖母キセが私が誕生した記念に本妙寺に寄贈したもので裏地には、先祖やお世話になった方々の戒名が記載されている。お上人さんからもいろいろなお話をしていただきお墓の前でもお経をあげてもらった。ご先祖様に守られている気がする。榮太楼もご先祖様の遺徳で140年間秋田で商売をさせてもらったわけである。恩返しする気持ちでここから心機一転頑張っていきたい。

官能先生の紹介で京都デザイン協会の松原先生(グリコアーモンドチョコを大ヒットさせた)が弊社にお越しになり、パッケージについていろいろご紹介いただきながらアドバイスをいただいた。美術工芸大学のこん教授も同席いただいた。商品が売れるかどうかはデザインやパッケージによるところが大きい。おおいに勉強して実践していきたい。ありがとうございました。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議・懇親会をユーランドホテル八橋で開催した。委員と観光連盟の事務局でかなり突っ込んっだ議論がされ、来年に向けてのあきたへの観光誘客の作戦を練った。人の往来は回復してきたが、観光業界の人出不足問題は深刻である。

秋田県食品衛生協会の会員大会で、私が会長表彰を受けた。食品衛生にさらに留意しながら、会社経営をしっかりやっていきたい。

秋田市竿燈会の納会が秋田キャッスルホテルで開催され400名が参集した。加賀屋会長から今年の竿燈の活動についてもいろいろ話があり、穂積市長からは竿燈会についての感謝をこめた挨拶があった。4年ぶりの納会とあって参加した各竿燈会のメンバーも非常に晴れ晴れした笑顔で楽しい宴になった。

7月の水害で延期になった北都会もキャッスルホテルで開催された。元ヤクルトの古田敦也さんが「古田流マネジメントー優柔決断のすすめ」と題して講演を行った。来賓できていた猿田副知事とは日米大学野球の選抜チームの同じメンバーでその時の話(猿田キャプテンで長嶋一茂もチームメイト)もされながらご自身の野球人生について話をされたので大変興味深くわかりやすかった。伊藤新頭取からは北都銀行の近況報告を含めた挨拶があり、我々経営者にもエールを贈ってくれた。久々の600名での懇親会だった。

さきがけ友の会の70周年記念講演会があり、日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長(サントリー専務)が「未来へトライ―強い組織づくりへの挑戦」と題して話をされた、ラグビーワールドカップのことも詳しく話していただき非常にためになった。土田さんは秋田工業出身で同支社大学では3連覇し、サントリー監督としても日本選手権を3度制している。私はタイミングをみて「ラグビー最中・サブレ」と「さなづら」をお渡ししながら挨拶をすることができた。私より年齢は一つ先輩であるが、すごくオーラがありながら腰が低く素晴らしい人だった。ラグビーワールドカップの日本への再誘致を実現させるとおっしゃっていた。期待したい。

また、高P連東北ブロックの進路対策委員会に講師として招かれ、「人を呼んで栄える秋田創りー次代をになう若者を育てる親世代に期待する」というテーマで話をした。PTA現役の役員のディスカッションは熱く、私も刺激を受けた。

阪神タイガースが日本シリーズで4勝3敗でオリックスを破り昭和60年以来38年ぶりの日本一に輝いた!「アレのアレ」をみごとに達成した岡田監督の采配は素晴らしかった。神戸で社会人時代をすごした隠れ阪神ファンの私も久々興奮した。めでたい!

大相撲九州場所、12日終わって霧島と熱海富士が2敗、琴ノ若と一山本が3敗で優勝争いをくりひろげている。今場所も全く予想のつかない混戦状態。貴景勝は4敗で脱落。王鵬は6勝6敗。最後連勝してしめてほしい。夢道鵬と納谷は負け越した。大嶽部屋力士の来年の健闘を祈りたい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年11月2日 木曜日 | 輝進VOL333 はコメントを受け付けていません

熊の出没が相次いでいる。熊が人里におりてきて、全国的に人身被害も多発しており特に秋田がもっとも多くなっている。鷹巣町では街中で同じ日に6人が襲われ、本荘の病院では子熊が捕獲された。角館の武家屋敷や秋田市の国道でも熊が目撃されるなど、いつどこで熊と鉢合わせになってもおかしくない状況で、秋田県も県民に十分注意するように呼び掛けている。山の中で熊の食物が不作で食べるものがなく、熊はエサを求めて人里に出没しているようである。猛暑の影響もあるが、環境変化が激しいことが原因であろう。この熊の動きは近い将来の人間の姿ではないかという人もいた。人口爆発により地球環境は極めて深刻な状況になっている。食料危機も確実に起こるといわれている。ロシア、中国のトップのやろうとしていることを思うと、確かに熊と人類は重なって見えてしまう。どんなことが起ころうとも動じないで、我々はいまからでもできる対策に真剣に取り組む必要がありそうだ。地球環境を守るために人類の英知を結集していきたい。

秋田への観光客やビジネス客は今月も多く、ひきつづき「さなづら」は絶好調である。トピコ店や空港、アトリオンの売り上げが伸びている。ヤマブドウがワインや飲料業界から引く手あまたで不足気味の状態が続いているが、あちこちにお願いして山葡萄の確保に努めている。さっそく今年の分のヤマブドウ液を雄勝町から仕入れることができた。大事に使わせていただきながら、さらにアクセルを踏んで、「さなづら」をおおいに売り込んでいきたい。店頭も秋のラインアップになり、にぎやかである。シャインマスカット大福、イチジクのキャラメルケーキ、渋皮栗と珈琲のケーキ、そして常温販売ができるようになった「北のかざぐるま」が人気で売れている。物価高で消費者の財布のひもは固いが積極的に販売努力をしていきたい。

家庭画報に内館牧子さんが、秋田県のおすすめ土産品として赤まん青まんを紹介してくださり、駅中心に赤まん青まんが大人気である。ありがとうございます!

菓子組合の東北北海道ブロック協議会が、秋田県の担当で大曲エンパイヤホテルにおいて開催された。全菓連からの報告や各県からの課題提起について協議した。物価高に伴う仕入れコストアップ、人材難、人件費、キャッシュレス手数料等の諸経費増で、菓子店の経営は厳しくなってきている。シャトレーゼ等の大手がフランチャイズによる東北北海道への出店を加速しており、異業態との競合も激化している。菓子組合会員相互の情報交換を密にして、乗り切っていきたい。2025年5月には旭川において久方ぶりに菓子博覧会が開催されることが決定しており説明があった。当日は大曲の花火の秋の章が開催され、花火を鑑賞しながら懇親を深めた。素晴らしかった。他県から参加した皆さんも皆感動していた。菓子組合理事で地元大曲のつじやの辻社長がすべて段取りをしてくれた。感謝!!
広小路バザールが8日に開催され、天候にも恵まれ人出も多かった。10月は毎週末さまざまなイベントが開催されており、ABS祭りも同時開催で広小路はおおいににぎわった。豚まん福楼の豚まんも人気でかなりリピーターが増えてきた感じがする。榮太楼も秋の菓子を販売した。菓子組合のブースも6社の菓子を限定販売しお客さんに喜んでいただいた。キッチンカーもかなり行列ができている店が多かった。秋田の業者とお客さんが一体となって中心街区を盛り上げていくことが地域活性化にとって大事である。
幼稚園時代からの親友・石井寿朗君(愛称ボンタ)が虚血性心疾患のため急逝してしまった。4日ボンタのケータイから着信があり折り返しかけたところ息子さんから彼の急死を告げられ、絶句してしまった。8月に中学時代の環歴祝いの同期会では元気に酒をくみかわし、東京に車で帰る直前に菓子と福楼の豚まんを買ってくれて、榮太楼の前でツーショットの写真をとったのが最後になってしまった。東京あきる野市で執り行われた通夜、告別式に参列し友人代表として弔辞を述べさせてもらった。附中の同期生や大学時代のサークル(たらちゃん)の仲間が多数参列してボンタを見送った。「ボンタ せばまずな!また元気で飲むべ!いままでありがとう!!」
秋田寿大学の学習会にお招きいただき、100年シリーズ「榮太楼の歴史」について講演させていただいた。会場の生涯学習センターには70代から90代の元気な寿大学の学生さんが90名以上集まり、私の話も喜んで聞いてくださった。若者よりもリアアクションがよく、私の榮太楼物語に笑顔でうなずいてくれて、私もノリノリになり楽しかった。
秋田県警察学校の佐々木薫校長に依頼され、高卒の警察学校生42名の皆さんに講演させてもらった。タイトルは「人を呼んで栄える秋田を創りたい!」。80分だったので、榮太楼のことや秋田の話をしながら、途中秋田にちなんだウルトラクイズを行った。学生諸君はものすごく元気がよくて、最後まで喜んでわたしの話に付き合ってくれた。おまわりさんは秋田の観光大使である。佐々木校長は私の同級生で親友だが、彼が若い時駅前交番に勤務していてかなり旅館榮太楼にお客さんを紹介してくれた。当時私はJTBに勤めていたが、親父からはJTBより警察の佐々木さんのほうがよく送客してくれるよと言われたことがある。いずれにしろ明日の秋田県警をささえる若手の皆さんには秋田を元気にするために頑張ってほしい。警察学校のカレーライスは美味しかった!薫校長、ありがとう!
Bリーグの今シーズンが開幕した。秋田ノーザンハピネッツはアウエーで北海道に勝ってスタートしたが、ホームでは島根に連敗、京都には1勝1敗で現在2勝4敗。新加入の選手や外人選手との連携がまだいまいちでリバウンドが弱くシュートが決まらない。前田ヘッドコーチも気合いれてとりくんでいるので、ここから体制を立て直して頑張ってほしい。ハピネッツどら焼きも会場では人気である。福楼の豚まんも今シーズンはホーム30試合全部で販売することになった。こちらは好スタートを切り、毎試合完売している。菓子と豚まんでさらにハピネッツを盛り上げていきたい。
21日から南通り店の改装工事がスタートした。外観をきれいにし、水害の影響をうけた店内の床や壁、天井の照明も新しくする。イートインコーナーを設け、みたらし団子(焼きだんご)とソフトクリームを販売する。テイクアウト需要にもこたえ、新たな南通り店のお客様を増やしていきたい。南通りはたくさんの店が被害を受けたが再建にむかって頑張っており、飲食店を中心に若いお客さんで繁盛している店も多い。榮太楼の新たな母店である南通り店再生により地域活性化にも貢献していきたい。営業しながらの工事になるが、リニューアルオープンは11月21日の予定である。頑張ろう!!

27日から31日まで上野駅中央コンコースで秋田産直市が5年ぶりに開催される。生どら焼き、さなづら、赤まん青まん、御幸乃華、竿燈諸越、あんぱん焼きを販売する。私と福岡常務でリレー方式でおおいに売り上げを上げてきたい。首都圏の秋田ゆかりの方々の応援を期待したい。みなさんよろしく!!!

21日は亡母・静の100歳の誕生日だった。私が生まれとき母は40歳だった。仏前にショートケーキを供えて手を合わせたら母がにっこり笑っていた。11月2日は亡父・敬二郎の33回忌なので静の23回忌といっしょに法要を行う予定である。
生前出来なかった親孝行をできるようにこれから頑張っていきたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年11月2日 木曜日 | 輝進VOL332 はコメントを受け付けていません

フランスでラグビーワールドカップが始まり、日本は初戦チリに快勝したがイングランドに負けて1勝1敗。連日のようにメディアも報道して盛り上がっている。このあとサモア、アルゼンチン戦があるが勝って決勝トーナメントに進み上位を目指してほしい。
ワールドカップ応援と秋田県のラグビー協会100周年にちなんで、ラグビー最中とラグビーサブレを販売したところ売り切れが続くほど好評でお客様に喜んでいただいている。秋田経済新聞のWEBニュース、魁新報、読売新聞、秋田朝日放送、秋田テレビでも報道され話題になったことが大きい。ラグビー最中・サブレを食べて、ラグビーニッポンをおおいに応援してもらいたい。ラグビー最中は昔、二葉屋さんの銘菓だった。その後継者の清水さんは現在ドゥフィ―ユの社長である。清水君の了解もとってのうえでの商品化になった。ラグビー王国秋田を象徴する往年の銘菓・ラグビー最中をおおいに売り込んでいきたい。日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長にも商品をお送りしたところ、さっそく礼状が届き喜んでいただいた。秋田ノーザンブレッツでもあとでオリジナルバージョンをお使いいただく予定である。感謝!
今月も残暑が厳しかったが、お彼岸になってようやく朝晩涼しくなり秋めいてきた。
渋皮マロンと珈琲のケーキ、焼きポテト、さつまいもクッキーなど秋のお菓子もラインアップした。巨峰大福も人気だったが、今年は21日からシャインマスカット大福にバトンタッチした。まちかねていたお客様も多かったようで人気である。季節感ある菓子がとても大事で菓子店の生命線である。このあとイチジクのキャラメルケーキや秋田ミルフェもはじまり、気温がさがってきたので10月からは「北のかざぐるま」も常温で販売できるようになる。どんどんお客様にアピールしていこう。

秋田高校創立150周年式典がミルハスで、祝賀会が秋田キャッスルホテルで開催された。式典では柘植校長、銭谷同窓会長の挨拶をはじめ来賓祝辞につづき、OBである橋本五郎さん、日本製鉄の進藤孝生会長、五城目に移住して事業を行っている丑田香澄さん、ハナコの岡部大さんによる2050年の秋田を想定したパネルディスカッションがあり、なかなか充実した内容で面白かった。伝統や歴史をあらためて感じながら同窓のみなさんと有意義な時間を共有することができた。校歌、校友会歌を大きな声で歌い母校の150周年を祝った。記念品は焼き印入りの紅白蒸しどら焼きをご用命いただいた。ありがとうございました。140周年の榮太楼も頑張っていきたい。
国土交通省の平田研さんが久しぶりに秋田にこられ、いっしょに男鹿観光をして、その後、羽後設備の佐藤社長やトラパンツの長谷川社長たちと長屋酒場にて懇談会をおこなった。平田さんは20年くらい前に秋田県に出向して観光や財政の要職をつとめており、そのころ旅館榮太楼がお住まいのすぐ近くでさまざまな面でお世話になった。最近まで長崎県副知事を務めており、いろいろなお話をしながらお酒を酌み交わすことができてとても楽しかった。これからも秋田を応援していただけそうである。

日本洋菓子協会連合会の島田進会長の叙勲祝賀会が渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催され、秋田県を代表して参加してきた。業界の多士済々約300名が集い盛会だった。北海道の田中会長や東北6県の会長さんたちも来ており、情報交換をすることができた。厳しい時代であるがまだまだ菓子業界は打つ手がたくさんありそうだ。
鶴見にある曹洞宗の大本山総持寺に行き、中でお土産販売や軽食喫茶営業をされている「おかげや」の大坪社長と打ち合わせをしてきた。この10月から開祖・瑩山禅師の700年遠忌の行事が約1年にわたって行われることから、オリジナルの菓子を創って販売することになった。全国から曹洞宗のお寺の檀信徒がたくさんお参りに総持寺を訪れるようである。喜んでお土産に使っていただける銘菓を提供していきたい。

イオン横手南スーパーセンターの銘店売り場がリニューアルすることになり4尺ケースを1本榮太楼の売り場にしていただくことになり挨拶に行き陳列してきた。昔は弊社の直営店も入っていた店であり、横手ではイオンさんとふるさと村の地蔵屋さんのみが弊社の菓子販売箇所になる。県南でもまたおおいに「さなづら」がブレイクすることを期待したい。

商工中金ユース会ならびにOB会の総会がANAクラウンプラザホテルで開催され、来賓の猿田副知事、日銀支店長や、会員の皆さんとおおいに忌憚のない情報交換をすることができた。さまざまな経営環境の変化があるが、知恵をしぼってのりきっていきたい。また、お世話になった鈴木次長が帯広にご栄転になった。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議をパークホテルでおこない、今年度後半から来年にかけての事業を検討した。物価高や人出不足が深刻な状況になっているが、人流は活発になっているので、冬季の観光客誘致や台湾を中心にしたインバウンド客の誘客を強化していきたい。

ミルハス開館1周年記念の演奏会がおこなわれた、現田茂夫さん指揮による芸大フィルハーモニーの素晴らしいオーケストラ演奏だった。モーツアルトやベートーヴェンの曲を聴き豊かなひとときを過ごした。私はクラッシックはよくわからないが音楽のもつ力はすごいなと思った。

19日の14時ころからまた秋田市はとんでもない集中豪雨に見舞われた。90分くらいの間に100ミリを超える、滝の下にでもいるかのような雨が降り続けた。八橋地区をはじめ市内のさまざまなエリアでまた内水氾濫がおきて、7月に被害を受けた住宅やお店でまた浸水してしまったところも少なくなかった。災害は忘れたころにやってくるのではなく、災害はいつでもどこでも突然やってくる時代になってしまった。弊社工場も水が入ってきてどうなるかと思ったが、ギリギリセーフだった。

大相撲秋場所は14日終わって、入幕2場所目で21歳の新鋭・熱海富士が11勝3敗で単独トップに立っている。貴景勝、大栄翔、高安、北青鵬が4敗で続いているがこのまま熱海富士が優勝するのではないだとうか?ほんとに今場所は誰が優勝するか全く読めない状況が続いた。大関陣も不甲斐なく実力が拮抗しているといえばそれまでだが、まだまだ大相撲戦国時代は続きそうである。王鵬は5勝9敗。気迫があまり感じられず、本人も話していたようだが立ち合いの当たりが弱い、スピードが遅い、腰が高いの「負の3拍子」がそろってしまった。稽古に励んで若々しくがむしゃらに相撲に取り組んでほしい。弟の夢道鵬は幕下15枚目で4勝3敗と勝ち越した。いよいよ関取が射程圏内に入ってきた。頑張ってほしい。兄の納谷は三段目で2勝5敗の負け越し。もう一度鍛えて上を目指してほしい。大嶽親方は現役時代に師匠の大鵬親方に「勝とう勝とうと思うな!負けてたまるかの気持ちで頑張れ」と指導されていたそうである。
大嶽部屋の力士たちは肝に銘じて切磋琢磨してほしい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年9月15日 金曜日 | 輝進VOL331 はコメントを受け付けていません

日本列島は連日猛暑日で、この夏はとんでもない暑い夏である。
秋田でも台風によるフェーン現象があったとはいえ35度超えが続き、最低気温も25度以上の熱帯夜が続く等、昔の北国秋田では考えられない8月の気温である。
熱中症にかかった人も多かったようだ。弊社スタッフもとても体力的にきつかったと思うが気力で乗り切ってくれた。(まだ暑いが・・・)感謝したい。
台風6号7号とつづけて日本に上陸し、特に鳥取県では大変な被害がでた。いままで異常気象といわれた状況がいつでもどこでも起きうるようになってきた。地球温暖化の影響が顕著であるが、人類にできることは早急に手を打って、わたしたちは何が起きても動じないように普段から準備が必要なようである。

竿燈まつりは4日間晴天に恵まれ、110万人を超える人出で大にぎわいだった。
私も32回目の総合司会を務めた。全国津々浦々からお越しのお客様や海外からの外国人観光客も増えて、今年は竿燈の「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声も解禁になったので、竿燈の指し手と双方向のコミュニケーションがとれて、おおいに盛り上がっていた。ご当地グルメフェスティバルや竿燈屋台村も大盛況で暑かったこともあり、ビールやかき氷といったものはものすごい売り上げだったようである。弊社は今年もダイワロイネットホテルでお菓子の販売をさせてもらい、さなづら、竿燈もろこしが人気だった。

司会は私と阿部律子さんのほか、助っ人としてFMあきたのパーソナリティ・真坂はづきさん、椎名恵さん、シャバ駄馬男さんたちが交代で務めてくれた。竿燈会の加賀屋会長もものすごく気合が入っていて、司令塔でのわたしとの掛け声はエンドレス状態で肉声でまつりを盛り上げた。実行委員会や市役所のスタッフのみなさんも猛暑の中頑張って大きな事故もなく無事に竿燈まつりを終えることができた。
実行委員会の最終日の慰労会も4年ぶりに開催されたが、穂積市長はじめ三役も上機嫌だった。7月の水害被害を大きく受けた秋田市であるが、厄を払い五穀豊穣を祈るねぶり流し行事である竿燈が盛大に開催できたことは、被災した方々を勇気づけ、県内外に秋田のたくましさをアピールすることができたと思う。私も感無量だった。
竿燈妙技会は、規定演技で30数年ぶりに保戸野鉄砲町が優勝、水害でダメージを受けた登町が準優勝だった。また自由演技は柳町が優勝を果たした。妙技会も年々盛り上がってきている。竿燈まつりは素晴らしい。ブラボー!

竿燈には私の親友である則兼さん夫妻も久しぶりに来てくれた。やはり生で竿燈まつりをみて感動したようで、終わってからちょっと飲みながら話をしたがお互いテンションがあがってめちゃくちゃうまい酒だった。ありがとう!

お盆商戦も久しぶりに、観光客と帰省客がいりみだれて秋田にお越しになったので、竿燈からつづいて連日駅や空港やアトリオンは大にぎわいだった。おかげでさなづらが大ブレイクだった。

工場から毎日毎日すごい量のさなづらを出荷して、リニューアル効果やさなづらアートのPR効果もあり新規の若いお客様もさなづらを手に取ってくれた。ヤマブドウ液の調達もなんとかうまくいき、さなづらゼリー・さなづら葛羊羹も切らさずに製造できたので、店頭での売り上げを押し上げることができた。お盆はかなりにぎわったが、スーパー等では食料品の値上げが続いた影響もあり、買い控え傾向もみられた。このあとの秋商戦は、値上げを断行せざるを得ない状況であるが、慎重に策を練って、このさなづらの勢いを持続しながら、売り上げを創っていきたい。

豚まん福楼は猛暑の影響で土崎もトピコも苦労したが、リピーターのお客様も増え、まとめ買いやお土産として活用していただく需要もでてきたので、涼しくなる9月後半以降に巻き返して、あきたのソウルフード・福楼の豚まんをメジャーにして、秋田でのブランド化を図っていきたい。頑張ろう福楼!!このあとブラウブリッツ秋田の試合での即売もあるのでおおいにアピールしていきたい。
秋田高校昭和57年卒同期会をキャッスルホテルで、附属中32期還暦記念同期会をANAクラウンプラザホテルで開催した。秋田高校同期会は、同期89名の他、秋田高校の柘植校長、恩師の小野寺清先生、嵯峨栄一先生、熊谷均先生にご出席いただいた。私の開会宣言(高2の時の秋高祭テーマ曲だった【長渕剛の逆流】を歌った)のあと、猿田和三副知事に講演してもらい、写真撮影、柘植校長挨拶につづき大友直君の乾杯で開宴した。久しぶりのメンバーが多かったのでおおいに話が盛り上がっていた。中村応援団長による校歌のリードが最高によくとてもいいエンディングになった。
附属中32期同期会は同期54名の他、佐々木信吾先生、高橋一郎先生にご出席いただいた。私の開会宣言(合唱コンクールで歌った【アリスの遠くで汽笛を聞きながら】を歌った)のあと先生方からご挨拶をいただき、長谷川仁志君の乾杯で祝宴にはいった。東京で開催された大いなる秋田演奏会の音源を本橋さんが持ってきてくれて、秋田県民歌と校歌を歌ったあと、伊藤里花さんと小武海陽君のリードで中締めをおこなった。同級生でANAクラウンプラザホテルの椙原さんには大変お世話になった。二次会は秋田長屋酒場で行い多数のメンバーが参加し、非常に愉快な宴になった。
紅白蒸しどら焼きを記念のお土産にさせてもらった。
やはり同期の仲間はいいものである。人生100年時代・心機一転がんばろう!
札幌の菓子の樹の田中社長がバイクにのって久しぶりに秋田にお越しになり、洋菓子の指導をしていただいた。全国の洋菓子協会の重鎮であるが、田中先生のフットワークとバイタリティーはすごいと思う。ありがとうございました。

洋菓子協会の東北ブロック会議が、山形上山市の日本の宿古窯で開催され参加してきた。秋田からは私と斎作屋の斎藤社長、ドゥフィーユの清水社長の3名で車でいろいろ情報交換しながら行ってきた。懇親会もさすが古窯さん、素晴らしかった。女将さんにまた気配りいただいた。杵屋の菅野社長が山形の会長でさまざまに配慮された印象に残るおもてなしに感激した。エクスカーションでも新しくオープンした「きねや茶寮」など参考になるスポットをご案内いただいた。頑張っている地域密着の菓子店のパワーは素晴らしい!榮太楼も世のため人のため秋田のために、人々を元気にする菓子作りにさらにチャレンジしていきたい。

甲子園は仙台育英が連覇を果たすのではと思ったが決勝で慶応に負けてしまい準優勝。慶応が107年ぶり2回目の優勝を果たした。それにしても東北勢の野球は強くなった。勇気と元気を与えてもらった。秋田からも近い将来優勝校がでることを願いたい。

バスケットのワールドカップ、ラグビーのワールドカップもまもなく始まる。
日本の大活躍を期待したい。
9月からはラグビーを応援する・ラグビー最中とラグビーサブレを期間限定販売する。ラグビー応援菓子を食べて、おおいに盛り上がってほしい!
がんばれニッポン!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年9月11日 月曜日 | 輝進VOL330 はコメントを受け付けていません

8日にエリアなかいちにおいて、「さなづらアート体験会」を開催した。武内伸文さんと秋田経済新聞の千葉さんによるプロデュースである。親子連れやカップル、学生さんも参加してくれて、約25名が思い思いに、15センチ四方の「特製さなづら」につまようじを使ってアート作品を制作した。ゴジラ岩、ミッキーマウス、秋田美人、汽車ポッポ、バレリーナ、竿燈などさまざまな「さなづらアート」が出来上がり、見ていてもとても楽しかった。このあと上位5品目の入賞を発表することになっているが、甲乙つけがたい出来栄えだった。そして参加してくれた皆さんが「さなづら」を大好きでよく食べていることがわかりとてもうれしく、さなづらの未来は明るいと感じた。新潟と栃木から参加してくれた学生さんは初めて食べて、ものすごく美味しいと話していた。若い方々にもどんどんさなづらをアピールして、秋田の一押し銘菓さなづらの認知度を上げていきたい!ありがとうございました。

とはいえ、原材料となる山ぶどうは、昨年の北東北での天候不良による収穫量不足と、山ぶどう系ワインの人気の高まりにより、品薄状態が続いている。今年の山ぶどうはたくさん仕入れることができるように、いろいろな所にお願いして情報を集めている。藤里町、小坂町にもお伺いし、山ぶどうについての情報交換もしてきた。小坂町ではちょうど第一回山ぶどうワインコンクールが行われていて、全国41ワイナリーから103銘柄がエントリーしていた。小坂町の鴇地区のワインも人気である。山ぶどうの人気が高まってきているので、小坂町を中心に山ぶどうの作付け面積を増やしてほしいものである。秋田県産山ぶどうを使ったさなづらが大ブレイクする日を夢みている。

秋田県主催の「食のマッチング商談会」が秋田テルサで開催され、弊社も出店した。400名以上のバイヤーが会場にお越しになり、例年になく盛況だったようである。私も45名の方と名刺交換をし、3社と具体的な商談をすることができた。「さなづら」「さなづらゼリー」「さくらゼリー」「あんぱん焼き」「北のかざぐるま」それぞれ引き合いはあった。県内のほかの食品業者の皆さんも懸命に売り込んでいた。県外での売り上げを増やし、秋田に外貨獲得できるように頑張っていきたい。

15日から16日にかけて、秋田にとんでもない大雨が降り注ぎ、秋田市内は32000世帯を超える浸水被害がでてしまった。五城目も川の氾濫で床上浸水した家が多く断水も続き、甚大な被害が出ている。秋田市内は旭川があとすこしであふれるところまで行ったがもちこたえた。太平川が氾濫したことと、内水氾濫により、秋田駅東側、広面、東通り、南通り、楢山、大住地区などでかなりの水害を被った。うちの南通り店は60センチくらい店内にも浸水し、ショーケースや冷凍冷蔵庫、電話、エアコンなどが使えなくなり、すさまじい泥水により店内外がダメージを受け、片付け作業が難航し、6日ほど休業した。私は15日夜に駆け付けたが南通りが川のようになっていて近づけず、翌朝も150メートル先までしか行けない状態だった。11時前ころにようやく水が引き、パートの工藤さんファミリーがいち早く片付けをしてくれて、とても助かった。

トピコは2日間休業になったので、佐藤店長、平塚店長はじめスタッフの皆さん、福楼、包装室のスタッフが集まって、みんなで南通りの修復を手伝ってくれた。中村店長はじめ南通り店のみんなもよく頑張った。感謝。22日に暫定で営業再開にこぎつけ、たくさんのお客様にご来店いただき、あたたかい人情にふれとてもうれしくありがたかった。

私の同級生のお嬢さんであるニッポン放送アナウンサーの新行市佳さんが、取材に来てくれて、秋田市の水害の状況や南通り店のことについて話をした。24日に全国放送された。NHKはじめメディアが秋田が浸水しているひどい映像を繰り返し報道したため、私にも100人をこえる友人知人から安否確認やお見舞いの連絡がはいった。本社工場他は大丈夫だったので、秋田の街が早く復旧が進んで元気になるように榮太楼も頑張っていきたい。

土崎の港まつりも例年通り開催され、大いに賑わった。竿燈まつりも4年ぶりに制限なく通常通り開催される。是非とも全国からたくさんの方に秋田に来ていただき、喜んで秋田で消費してほしいものである。水害に負けない秋田っ子の心意気を示していきたい。厄除け招福、五穀豊穣を願って、夜空に揺らめく光の稲穂の競演―竿燈まつりを盛り上げていきたい。どっこいしょーどっこいしょー

竿燈まつり実行委員会では、当福寺において追善供養をおこなった。天候にめぐまれ無事に竿燈がおこなわれることを願っている。

福島白河の大黒屋の古川社長が来秋し、大町振興組合の高堂理事長といっしょに長屋酒場で懇談した。星辻神社のだるま祭りのときのだるま最中は、古川さんのお菓子である。日本一白河を愛する菓子店オーナー・古川さんの熱い気持ちに感化された。世界一秋田を愛する男・輝も頑張っていきたい。

旧自動車健康保険組合の田村さんと、ユーランドホテルの松村さん、秋田温泉の松田さんとの交流会も長屋酒場でおこなった。ひょんなことから30年前から続いている会合であるが、4年ぶりということで話に花が咲いた。
NTTの秋田地区ユーザ協会総会はANAクラウンプラザホテルで開催され、NTTの澤田支店長はじめユーザ協会佐野会長や参加した会員の皆さんと、有意義な情報交換をすることができた。

秋田公立美術大学の開学10周年式典がミルハスで挙行され参列した。美大生は秋田のまちづくりにとってもかなり重要な役割を果たしている。秋田公立美術大学はあきたの宝である。アートがあきたの活性化には必要である。私もあきびネットの役員をつとめている。今月はあきびネットの交流会も予定されている。

コープ秋田虹の会の総会・懇親会が4年ぶりに秋田キャッスルホテルで開催された。仙北市の門脇前市長の講演は、八郎太郎の伝説を盛り込んだ話でとても楽しくためになった。懇親会では三浦理事長や山之内専務はじめ生協幹部の皆さんと会員が懇親を深めることができた。ちょうど私の誕生日だったのでみなさんに「さなづら」を配ってPRさせてもらった。

私は七夕で還暦の節目を迎えた。タニタの体重計にのると「体内年齢は40歳」と出た。タニタの「お世辞」とか誤作動ではないかと友人に言われたが、まだまだ50年は頑張れると前向きにとらえて、心機一転世のため人のため榮太楼を繁盛させていきたい。子供たちから還暦らしい演出とプレゼントをもらい嬉しかった。
2度目の二十歳=がんばれ輝也!!

王鵬の母親である・納谷美絵子さんが、王鵬後援会の件で来秋し、大鵬の孫を応援する会の石井会長や辻商工会議所会頭にあいさつ回りをした。
大相撲名古屋場所はまさに最後まで誰が優勝するかわからない展開だった。関脇豊昇龍(12勝3敗)が優勝決定戦で北勝富士を破って初優勝し大関昇進を決めた。大栄翔と若元春は9勝どまり。ベテランの錦木と伯桜鵬ら3人の新入幕力士が活躍した。3賞は延べ8人が受賞しそのうち敢闘賞6人は過去最多。来場所以降も琴ノ若や朝乃山を加えた大関争いは激しくなりそうだ。王鵬は引いてはたいて負ける悪い癖がでて6勝9敗。もっと鍛えて攻めないと上位では勝てない。三段目の納谷は4勝、幕下の夢道鵬は5勝と勝ち越した。大嶽部屋力士が奮起して9月場所活躍することを願いたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年7月4日 火曜日 | 輝進VOL329 はコメントを受け付けていません

Mari Mariの山ぶどうの魅力特集に、「さなづら」が取りあげられ反響をよんでいる。
「日本における山ぶどうの産地は、北東北で70%から75%を占めています。ポリフェノールが豊富で滋養があり、日本固有のものとして昔から珍重されてきました。北東北の縄文遺跡群から出土された土器から山ぶどうのDNAが検出されていることから、縄文時代から山ぶどうをジュースやワインにして飲まれていたと考えられています。」の書き出しで、ワイナリーこのはなの鴇ワイン、亀谷食品の山葡萄原液、滝の茶屋孫左衛門の山ぶどうソフトクリーム等とともに、弊社のさなづらの紹介があった。滋味あふれる山ぶどうの魅力が人気になりブームになってきている。

直営店での「さなづら」の売れ行きも引き続き順調で、お取引先からの引き合いも増えてきている。タカシマヤでの「さなづらづくし」のお中元オーダーも動いてきた。

上京して、バイヤーのジュンティーニさんと打ち合わせして、新宿タカシマヤ、日本橋タカシマヤ、日本橋三越、銀座三越、有楽町ふるさと館、品川美彩館、玉川タカシマヤ等に営業にまわり、さなづらの取り扱い強化をお願いしてきた。玉川タカシマヤでは、畑バイヤーが陣頭指揮して、THA WAGASHIのイベント開催中で、富山の引網香月堂さんや山形の佐藤屋さんはじめ全国9軒の老舗菓子店のワカタクメンバーが頑張っていた。和菓子の日をはさんでの一週間、予定をうわまわる集客があったようである。素材にこだわり、職人が魂を込めて作った創作菓子や生菓子は、どれも魅力的でオーラがあった。お客様も感動するはずである。私も菓子創りの原点を再認識させられた。和菓子は素晴らしい!
ブラボー!!
秋田経済新聞の千葉さんプロデュースで、7月8日にナカイチで、「さなづらアート」のイベントを行うことになった。特製のさなづらに参加した皆さんから思い思いのデザインをしてもらい、SNSを活用しながら最優秀作品を選んで、表彰することになっている。かなり話題性があるので、けっこうメディアにもとりあげられそうだ。この機会を活用して「さなづら」の認知度をさらに上げていきたい。この夏はさなづらが大ブレイクしそうである。いけいけ さなづら!!

朝生の「カフェオレ大福」はファンがついたようで、人気である。季節限定のフルーツ大福はいろいろチャレンジしてきたが、今回は販売スタッフからの要望を受け、工場長が佐々木先生のご指導もいただきながら、完成させた商品である。しっかりアピールしていきたい。いとく新国道店限定販売の、錦玉「なないろ」は彩りがよく箱のセットで結構売れている。ビジュアルが美しく 映えることが売れるポイントになっている。
洋菓子のケーキも、今だけいとく2店舗限定で、特製シュークリームとシフォンケーキを特別価格で販売している。まとめ買いしたり、リピーターになったお客様もいるようである。「美味しい楽しいお菓子創り」を徹底して、お客様に喜んで召し上がっていただけるお菓子をどんどん販売していきたい。

ブラウブリッツ秋田の対金沢戦で、今シーズンはじめて福楼が出店して、豚まんとシュウマイを販売したが試合開始前にすべて完売した。さまざまなキッチンカーや屋台がでているが、ブラウブリッツ秋田のサポータ―の皆さんは、飲食を楽しみに来ている方も多く、会場は賑わっていた。このあとも出来る限りホーム戦での、豚まん販売を強化して福楼の認知度を上げていきたい。変わり種商品も、角煮まんをだしたところ人気で、数量限定ではあるが土崎でもトピコ店でも連日完売していた。陸上自衛隊の駐屯地祭りの日には土崎店も久々に盛況だった。今週からは、角煮まんにかわって「チャーシューまん」がデビューした。話題性をつくりながらリピーターを増やすとともに新規のお客様の開拓も進めていきたい。
幸町店では16日から夏季恒例となったフラッペの販売を開始した。マンゴー、さなづら、宇治金時、いちごの4種で550円である。他にいちごのスムージー(570円)、レモネード(450円)もある。フラッペはかわいいネコさん最中がのっていてインスタ映えするようで人気がでそうである。魁新聞の取材もうけた。幸町店の来店客数アップにつなげていきたい。この夏は榮太楼のフラッペだね!!
5月末には、秋田県観光連盟総会、秋田県旅館ホテル生活衛生同業組合総会が、キャッスルホテル、ANAクラウンプラザホテルで相次いで開催され、私もさまざまな観光業界のみなさんと生々しい情報交換をすることができた。アフターコロナに向かって確実に、人々は動いている。大都市圏ではインバウンドも復活し、旅館ホテルの稼働率はめちゃくちゃよくなっているようである。秋田でも外貨獲得できるようにさらに観光客の入込客数を増やしていきたい。

秋田県観光土産品製造卸協議会の総会は無限堂で開催したが、来賓の石黒秋田県観光文化スポーツ部長から講話していただき意見交換をした。土産品に関しては、「世帯人口の縮小や職場風土の変化から、職場など大勢への土産ではなく、自分の分やごく親しい人に土産を買う傾向が強まっており、今後は箱販売ではなく、希望する小ロットで購入できる商品や、映える商品に勝機がある」といったアドバイスをいただいた。

岩本公水さんの誕生日にふるさとの羽後町で「岩本公水杯・カラオケ大会」があり、サプライズでうかがってバースデーケーキとさなづらをプレゼントした。とても喜んでいただいた。翌日は「くみこまちの田植え」イベントも行われたようである。地元を大事にして活躍しているくみちゃんのファンはとても熱心である。わたしも同じうさぎ年生まれ、さらにブレイクするよう応援していきたい!
八幡神社の例祭が5日厳粛に執り行われた。当日は天気も良く千秋公園では宮司さんの祝詞と鳥のさえづりがデユエットして、とてもすがすがしい感じがした。巫女さんの踊り、獅子舞も素晴らしく、久しぶりに懇親会もありいろいろな話をすることができた。八幡神社の弥栄を祈りつつ、ご利益があるように私たちも努力していきたい。
菓子組合の青年部総会が大昌園であり、うまい焼肉を食べながら、菓子業界のことやお互いの商売について忌憚のない情報交換をした。シャトレーゼも外旭川にもオープンしまもなく保戸野にもできる。すごい商品数と低単価の菓子を販売しているが全国画一的であり、地域密着型の地元菓子店とはスタンスが違うので、あまり巻き込まれないように、ただしくおそれながら、ピンチをチャンスに変えて、お客様を増やしていきたい。価値を高めてお菓子をお求めいただける営業努力が大事である。

2日は平成13年に亡くなった母・静の23回忌だった。いつものように本妙寺に墓参りをして、近況報告するとともに小国家と榮太楼の繁栄を誓ってきた。11月2日は亡父・敬二郎の33回忌なので、その間にふたりの法要を行う予定である。
がんばれ・俺!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子