2023年9月15日 金曜日 | 輝進VOL331 はコメントを受け付けていません

日本列島は連日猛暑日で、この夏はとんでもない暑い夏である。
秋田でも台風によるフェーン現象があったとはいえ35度超えが続き、最低気温も25度以上の熱帯夜が続く等、昔の北国秋田では考えられない8月の気温である。
熱中症にかかった人も多かったようだ。弊社スタッフもとても体力的にきつかったと思うが気力で乗り切ってくれた。(まだ暑いが・・・)感謝したい。
台風6号7号とつづけて日本に上陸し、特に鳥取県では大変な被害がでた。いままで異常気象といわれた状況がいつでもどこでも起きうるようになってきた。地球温暖化の影響が顕著であるが、人類にできることは早急に手を打って、わたしたちは何が起きても動じないように普段から準備が必要なようである。

竿燈まつりは4日間晴天に恵まれ、110万人を超える人出で大にぎわいだった。
私も32回目の総合司会を務めた。全国津々浦々からお越しのお客様や海外からの外国人観光客も増えて、今年は竿燈の「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声も解禁になったので、竿燈の指し手と双方向のコミュニケーションがとれて、おおいに盛り上がっていた。ご当地グルメフェスティバルや竿燈屋台村も大盛況で暑かったこともあり、ビールやかき氷といったものはものすごい売り上げだったようである。弊社は今年もダイワロイネットホテルでお菓子の販売をさせてもらい、さなづら、竿燈もろこしが人気だった。

司会は私と阿部律子さんのほか、助っ人としてFMあきたのパーソナリティ・真坂はづきさん、椎名恵さん、シャバ駄馬男さんたちが交代で務めてくれた。竿燈会の加賀屋会長もものすごく気合が入っていて、司令塔でのわたしとの掛け声はエンドレス状態で肉声でまつりを盛り上げた。実行委員会や市役所のスタッフのみなさんも猛暑の中頑張って大きな事故もなく無事に竿燈まつりを終えることができた。
実行委員会の最終日の慰労会も4年ぶりに開催されたが、穂積市長はじめ三役も上機嫌だった。7月の水害被害を大きく受けた秋田市であるが、厄を払い五穀豊穣を祈るねぶり流し行事である竿燈が盛大に開催できたことは、被災した方々を勇気づけ、県内外に秋田のたくましさをアピールすることができたと思う。私も感無量だった。
竿燈妙技会は、規定演技で30数年ぶりに保戸野鉄砲町が優勝、水害でダメージを受けた登町が準優勝だった。また自由演技は柳町が優勝を果たした。妙技会も年々盛り上がってきている。竿燈まつりは素晴らしい。ブラボー!

竿燈には私の親友である則兼さん夫妻も久しぶりに来てくれた。やはり生で竿燈まつりをみて感動したようで、終わってからちょっと飲みながら話をしたがお互いテンションがあがってめちゃくちゃうまい酒だった。ありがとう!

お盆商戦も久しぶりに、観光客と帰省客がいりみだれて秋田にお越しになったので、竿燈からつづいて連日駅や空港やアトリオンは大にぎわいだった。おかげでさなづらが大ブレイクだった。

工場から毎日毎日すごい量のさなづらを出荷して、リニューアル効果やさなづらアートのPR効果もあり新規の若いお客様もさなづらを手に取ってくれた。ヤマブドウ液の調達もなんとかうまくいき、さなづらゼリー・さなづら葛羊羹も切らさずに製造できたので、店頭での売り上げを押し上げることができた。お盆はかなりにぎわったが、スーパー等では食料品の値上げが続いた影響もあり、買い控え傾向もみられた。このあとの秋商戦は、値上げを断行せざるを得ない状況であるが、慎重に策を練って、このさなづらの勢いを持続しながら、売り上げを創っていきたい。

豚まん福楼は猛暑の影響で土崎もトピコも苦労したが、リピーターのお客様も増え、まとめ買いやお土産として活用していただく需要もでてきたので、涼しくなる9月後半以降に巻き返して、あきたのソウルフード・福楼の豚まんをメジャーにして、秋田でのブランド化を図っていきたい。頑張ろう福楼!!このあとブラウブリッツ秋田の試合での即売もあるのでおおいにアピールしていきたい。
秋田高校昭和57年卒同期会をキャッスルホテルで、附属中32期還暦記念同期会をANAクラウンプラザホテルで開催した。秋田高校同期会は、同期89名の他、秋田高校の柘植校長、恩師の小野寺清先生、嵯峨栄一先生、熊谷均先生にご出席いただいた。私の開会宣言(高2の時の秋高祭テーマ曲だった【長渕剛の逆流】を歌った)のあと、猿田和三副知事に講演してもらい、写真撮影、柘植校長挨拶につづき大友直君の乾杯で開宴した。久しぶりのメンバーが多かったのでおおいに話が盛り上がっていた。中村応援団長による校歌のリードが最高によくとてもいいエンディングになった。
附属中32期同期会は同期54名の他、佐々木信吾先生、高橋一郎先生にご出席いただいた。私の開会宣言(合唱コンクールで歌った【アリスの遠くで汽笛を聞きながら】を歌った)のあと先生方からご挨拶をいただき、長谷川仁志君の乾杯で祝宴にはいった。東京で開催された大いなる秋田演奏会の音源を本橋さんが持ってきてくれて、秋田県民歌と校歌を歌ったあと、伊藤里花さんと小武海陽君のリードで中締めをおこなった。同級生でANAクラウンプラザホテルの椙原さんには大変お世話になった。二次会は秋田長屋酒場で行い多数のメンバーが参加し、非常に愉快な宴になった。
紅白蒸しどら焼きを記念のお土産にさせてもらった。
やはり同期の仲間はいいものである。人生100年時代・心機一転がんばろう!
札幌の菓子の樹の田中社長がバイクにのって久しぶりに秋田にお越しになり、洋菓子の指導をしていただいた。全国の洋菓子協会の重鎮であるが、田中先生のフットワークとバイタリティーはすごいと思う。ありがとうございました。

洋菓子協会の東北ブロック会議が、山形上山市の日本の宿古窯で開催され参加してきた。秋田からは私と斎作屋の斎藤社長、ドゥフィーユの清水社長の3名で車でいろいろ情報交換しながら行ってきた。懇親会もさすが古窯さん、素晴らしかった。女将さんにまた気配りいただいた。杵屋の菅野社長が山形の会長でさまざまに配慮された印象に残るおもてなしに感激した。エクスカーションでも新しくオープンした「きねや茶寮」など参考になるスポットをご案内いただいた。頑張っている地域密着の菓子店のパワーは素晴らしい!榮太楼も世のため人のため秋田のために、人々を元気にする菓子作りにさらにチャレンジしていきたい。

甲子園は仙台育英が連覇を果たすのではと思ったが決勝で慶応に負けてしまい準優勝。慶応が107年ぶり2回目の優勝を果たした。それにしても東北勢の野球は強くなった。勇気と元気を与えてもらった。秋田からも近い将来優勝校がでることを願いたい。

バスケットのワールドカップ、ラグビーのワールドカップもまもなく始まる。
日本の大活躍を期待したい。
9月からはラグビーを応援する・ラグビー最中とラグビーサブレを期間限定販売する。ラグビー応援菓子を食べて、おおいに盛り上がってほしい!
がんばれニッポン!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年9月11日 月曜日 | 輝進VOL330 はコメントを受け付けていません

8日にエリアなかいちにおいて、「さなづらアート体験会」を開催した。武内伸文さんと秋田経済新聞の千葉さんによるプロデュースである。親子連れやカップル、学生さんも参加してくれて、約25名が思い思いに、15センチ四方の「特製さなづら」につまようじを使ってアート作品を制作した。ゴジラ岩、ミッキーマウス、秋田美人、汽車ポッポ、バレリーナ、竿燈などさまざまな「さなづらアート」が出来上がり、見ていてもとても楽しかった。このあと上位5品目の入賞を発表することになっているが、甲乙つけがたい出来栄えだった。そして参加してくれた皆さんが「さなづら」を大好きでよく食べていることがわかりとてもうれしく、さなづらの未来は明るいと感じた。新潟と栃木から参加してくれた学生さんは初めて食べて、ものすごく美味しいと話していた。若い方々にもどんどんさなづらをアピールして、秋田の一押し銘菓さなづらの認知度を上げていきたい!ありがとうございました。

とはいえ、原材料となる山ぶどうは、昨年の北東北での天候不良による収穫量不足と、山ぶどう系ワインの人気の高まりにより、品薄状態が続いている。今年の山ぶどうはたくさん仕入れることができるように、いろいろな所にお願いして情報を集めている。藤里町、小坂町にもお伺いし、山ぶどうについての情報交換もしてきた。小坂町ではちょうど第一回山ぶどうワインコンクールが行われていて、全国41ワイナリーから103銘柄がエントリーしていた。小坂町の鴇地区のワインも人気である。山ぶどうの人気が高まってきているので、小坂町を中心に山ぶどうの作付け面積を増やしてほしいものである。秋田県産山ぶどうを使ったさなづらが大ブレイクする日を夢みている。

秋田県主催の「食のマッチング商談会」が秋田テルサで開催され、弊社も出店した。400名以上のバイヤーが会場にお越しになり、例年になく盛況だったようである。私も45名の方と名刺交換をし、3社と具体的な商談をすることができた。「さなづら」「さなづらゼリー」「さくらゼリー」「あんぱん焼き」「北のかざぐるま」それぞれ引き合いはあった。県内のほかの食品業者の皆さんも懸命に売り込んでいた。県外での売り上げを増やし、秋田に外貨獲得できるように頑張っていきたい。

15日から16日にかけて、秋田にとんでもない大雨が降り注ぎ、秋田市内は32000世帯を超える浸水被害がでてしまった。五城目も川の氾濫で床上浸水した家が多く断水も続き、甚大な被害が出ている。秋田市内は旭川があとすこしであふれるところまで行ったがもちこたえた。太平川が氾濫したことと、内水氾濫により、秋田駅東側、広面、東通り、南通り、楢山、大住地区などでかなりの水害を被った。うちの南通り店は60センチくらい店内にも浸水し、ショーケースや冷凍冷蔵庫、電話、エアコンなどが使えなくなり、すさまじい泥水により店内外がダメージを受け、片付け作業が難航し、6日ほど休業した。私は15日夜に駆け付けたが南通りが川のようになっていて近づけず、翌朝も150メートル先までしか行けない状態だった。11時前ころにようやく水が引き、パートの工藤さんファミリーがいち早く片付けをしてくれて、とても助かった。

トピコは2日間休業になったので、佐藤店長、平塚店長はじめスタッフの皆さん、福楼、包装室のスタッフが集まって、みんなで南通りの修復を手伝ってくれた。中村店長はじめ南通り店のみんなもよく頑張った。感謝。22日に暫定で営業再開にこぎつけ、たくさんのお客様にご来店いただき、あたたかい人情にふれとてもうれしくありがたかった。

私の同級生のお嬢さんであるニッポン放送アナウンサーの新行市佳さんが、取材に来てくれて、秋田市の水害の状況や南通り店のことについて話をした。24日に全国放送された。NHKはじめメディアが秋田が浸水しているひどい映像を繰り返し報道したため、私にも100人をこえる友人知人から安否確認やお見舞いの連絡がはいった。本社工場他は大丈夫だったので、秋田の街が早く復旧が進んで元気になるように榮太楼も頑張っていきたい。

土崎の港まつりも例年通り開催され、大いに賑わった。竿燈まつりも4年ぶりに制限なく通常通り開催される。是非とも全国からたくさんの方に秋田に来ていただき、喜んで秋田で消費してほしいものである。水害に負けない秋田っ子の心意気を示していきたい。厄除け招福、五穀豊穣を願って、夜空に揺らめく光の稲穂の競演―竿燈まつりを盛り上げていきたい。どっこいしょーどっこいしょー

竿燈まつり実行委員会では、当福寺において追善供養をおこなった。天候にめぐまれ無事に竿燈がおこなわれることを願っている。

福島白河の大黒屋の古川社長が来秋し、大町振興組合の高堂理事長といっしょに長屋酒場で懇談した。星辻神社のだるま祭りのときのだるま最中は、古川さんのお菓子である。日本一白河を愛する菓子店オーナー・古川さんの熱い気持ちに感化された。世界一秋田を愛する男・輝も頑張っていきたい。

旧自動車健康保険組合の田村さんと、ユーランドホテルの松村さん、秋田温泉の松田さんとの交流会も長屋酒場でおこなった。ひょんなことから30年前から続いている会合であるが、4年ぶりということで話に花が咲いた。
NTTの秋田地区ユーザ協会総会はANAクラウンプラザホテルで開催され、NTTの澤田支店長はじめユーザ協会佐野会長や参加した会員の皆さんと、有意義な情報交換をすることができた。

秋田公立美術大学の開学10周年式典がミルハスで挙行され参列した。美大生は秋田のまちづくりにとってもかなり重要な役割を果たしている。秋田公立美術大学はあきたの宝である。アートがあきたの活性化には必要である。私もあきびネットの役員をつとめている。今月はあきびネットの交流会も予定されている。

コープ秋田虹の会の総会・懇親会が4年ぶりに秋田キャッスルホテルで開催された。仙北市の門脇前市長の講演は、八郎太郎の伝説を盛り込んだ話でとても楽しくためになった。懇親会では三浦理事長や山之内専務はじめ生協幹部の皆さんと会員が懇親を深めることができた。ちょうど私の誕生日だったのでみなさんに「さなづら」を配ってPRさせてもらった。

私は七夕で還暦の節目を迎えた。タニタの体重計にのると「体内年齢は40歳」と出た。タニタの「お世辞」とか誤作動ではないかと友人に言われたが、まだまだ50年は頑張れると前向きにとらえて、心機一転世のため人のため榮太楼を繁盛させていきたい。子供たちから還暦らしい演出とプレゼントをもらい嬉しかった。
2度目の二十歳=がんばれ輝也!!

王鵬の母親である・納谷美絵子さんが、王鵬後援会の件で来秋し、大鵬の孫を応援する会の石井会長や辻商工会議所会頭にあいさつ回りをした。
大相撲名古屋場所はまさに最後まで誰が優勝するかわからない展開だった。関脇豊昇龍(12勝3敗)が優勝決定戦で北勝富士を破って初優勝し大関昇進を決めた。大栄翔と若元春は9勝どまり。ベテランの錦木と伯桜鵬ら3人の新入幕力士が活躍した。3賞は延べ8人が受賞しそのうち敢闘賞6人は過去最多。来場所以降も琴ノ若や朝乃山を加えた大関争いは激しくなりそうだ。王鵬は引いてはたいて負ける悪い癖がでて6勝9敗。もっと鍛えて攻めないと上位では勝てない。三段目の納谷は4勝、幕下の夢道鵬は5勝と勝ち越した。大嶽部屋力士が奮起して9月場所活躍することを願いたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子