日本列島は連日猛暑日で、この夏はとんでもない暑い夏である。
秋田でも台風によるフェーン現象があったとはいえ35度超えが続き、最低気温も25度以上の熱帯夜が続く等、昔の北国秋田では考えられない8月の気温である。
熱中症にかかった人も多かったようだ。弊社スタッフもとても体力的にきつかったと思うが気力で乗り切ってくれた。(まだ暑いが・・・)感謝したい。
台風6号7号とつづけて日本に上陸し、特に鳥取県では大変な被害がでた。いままで異常気象といわれた状況がいつでもどこでも起きうるようになってきた。地球温暖化の影響が顕著であるが、人類にできることは早急に手を打って、わたしたちは何が起きても動じないように普段から準備が必要なようである。
竿燈まつりは4日間晴天に恵まれ、110万人を超える人出で大にぎわいだった。
私も32回目の総合司会を務めた。全国津々浦々からお越しのお客様や海外からの外国人観光客も増えて、今年は竿燈の「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声も解禁になったので、竿燈の指し手と双方向のコミュニケーションがとれて、おおいに盛り上がっていた。ご当地グルメフェスティバルや竿燈屋台村も大盛況で暑かったこともあり、ビールやかき氷といったものはものすごい売り上げだったようである。弊社は今年もダイワロイネットホテルでお菓子の販売をさせてもらい、さなづら、竿燈もろこしが人気だった。
司会は私と阿部律子さんのほか、助っ人としてFMあきたのパーソナリティ・真坂はづきさん、椎名恵さん、シャバ駄馬男さんたちが交代で務めてくれた。竿燈会の加賀屋会長もものすごく気合が入っていて、司令塔でのわたしとの掛け声はエンドレス状態で肉声でまつりを盛り上げた。実行委員会や市役所のスタッフのみなさんも猛暑の中頑張って大きな事故もなく無事に竿燈まつりを終えることができた。
実行委員会の最終日の慰労会も4年ぶりに開催されたが、穂積市長はじめ三役も上機嫌だった。7月の水害被害を大きく受けた秋田市であるが、厄を払い五穀豊穣を祈るねぶり流し行事である竿燈が盛大に開催できたことは、被災した方々を勇気づけ、県内外に秋田のたくましさをアピールすることができたと思う。私も感無量だった。
竿燈妙技会は、規定演技で30数年ぶりに保戸野鉄砲町が優勝、水害でダメージを受けた登町が準優勝だった。また自由演技は柳町が優勝を果たした。妙技会も年々盛り上がってきている。竿燈まつりは素晴らしい。ブラボー!
竿燈には私の親友である則兼さん夫妻も久しぶりに来てくれた。やはり生で竿燈まつりをみて感動したようで、終わってからちょっと飲みながら話をしたがお互いテンションがあがってめちゃくちゃうまい酒だった。ありがとう!
お盆商戦も久しぶりに、観光客と帰省客がいりみだれて秋田にお越しになったので、竿燈からつづいて連日駅や空港やアトリオンは大にぎわいだった。おかげでさなづらが大ブレイクだった。
工場から毎日毎日すごい量のさなづらを出荷して、リニューアル効果やさなづらアートのPR効果もあり新規の若いお客様もさなづらを手に取ってくれた。ヤマブドウ液の調達もなんとかうまくいき、さなづらゼリー・さなづら葛羊羹も切らさずに製造できたので、店頭での売り上げを押し上げることができた。お盆はかなりにぎわったが、スーパー等では食料品の値上げが続いた影響もあり、買い控え傾向もみられた。このあとの秋商戦は、値上げを断行せざるを得ない状況であるが、慎重に策を練って、このさなづらの勢いを持続しながら、売り上げを創っていきたい。
豚まん福楼は猛暑の影響で土崎もトピコも苦労したが、リピーターのお客様も増え、まとめ買いやお土産として活用していただく需要もでてきたので、涼しくなる9月後半以降に巻き返して、あきたのソウルフード・福楼の豚まんをメジャーにして、秋田でのブランド化を図っていきたい。頑張ろう福楼!!このあとブラウブリッツ秋田の試合での即売もあるのでおおいにアピールしていきたい。
秋田高校昭和57年卒同期会をキャッスルホテルで、附属中32期還暦記念同期会をANAクラウンプラザホテルで開催した。秋田高校同期会は、同期89名の他、秋田高校の柘植校長、恩師の小野寺清先生、嵯峨栄一先生、熊谷均先生にご出席いただいた。私の開会宣言(高2の時の秋高祭テーマ曲だった【長渕剛の逆流】を歌った)のあと、猿田和三副知事に講演してもらい、写真撮影、柘植校長挨拶につづき大友直君の乾杯で開宴した。久しぶりのメンバーが多かったのでおおいに話が盛り上がっていた。中村応援団長による校歌のリードが最高によくとてもいいエンディングになった。
附属中32期同期会は同期54名の他、佐々木信吾先生、高橋一郎先生にご出席いただいた。私の開会宣言(合唱コンクールで歌った【アリスの遠くで汽笛を聞きながら】を歌った)のあと先生方からご挨拶をいただき、長谷川仁志君の乾杯で祝宴にはいった。東京で開催された大いなる秋田演奏会の音源を本橋さんが持ってきてくれて、秋田県民歌と校歌を歌ったあと、伊藤里花さんと小武海陽君のリードで中締めをおこなった。同級生でANAクラウンプラザホテルの椙原さんには大変お世話になった。二次会は秋田長屋酒場で行い多数のメンバーが参加し、非常に愉快な宴になった。
紅白蒸しどら焼きを記念のお土産にさせてもらった。
やはり同期の仲間はいいものである。人生100年時代・心機一転がんばろう!
札幌の菓子の樹の田中社長がバイクにのって久しぶりに秋田にお越しになり、洋菓子の指導をしていただいた。全国の洋菓子協会の重鎮であるが、田中先生のフットワークとバイタリティーはすごいと思う。ありがとうございました。
洋菓子協会の東北ブロック会議が、山形上山市の日本の宿古窯で開催され参加してきた。秋田からは私と斎作屋の斎藤社長、ドゥフィーユの清水社長の3名で車でいろいろ情報交換しながら行ってきた。懇親会もさすが古窯さん、素晴らしかった。女将さんにまた気配りいただいた。杵屋の菅野社長が山形の会長でさまざまに配慮された印象に残るおもてなしに感激した。エクスカーションでも新しくオープンした「きねや茶寮」など参考になるスポットをご案内いただいた。頑張っている地域密着の菓子店のパワーは素晴らしい!榮太楼も世のため人のため秋田のために、人々を元気にする菓子作りにさらにチャレンジしていきたい。
甲子園は仙台育英が連覇を果たすのではと思ったが決勝で慶応に負けてしまい準優勝。慶応が107年ぶり2回目の優勝を果たした。それにしても東北勢の野球は強くなった。勇気と元気を与えてもらった。秋田からも近い将来優勝校がでることを願いたい。
バスケットのワールドカップ、ラグビーのワールドカップもまもなく始まる。
日本の大活躍を期待したい。
9月からはラグビーを応援する・ラグビー最中とラグビーサブレを期間限定販売する。ラグビー応援菓子を食べて、おおいに盛り上がってほしい!
がんばれニッポン!!!
社長 小国輝也