2016年9月22日 木曜日 | 輝 進 VOL.247  はコメントを受け付けていません

 
この夏の秋田はほとんど雨がふらず、連日30度超えの真夏日で暑い日が続いている。
竿燈まつりは晴天にめぐまれ、竿燈も史上最多の280本が出竿し、全国津々浦々もしくは海外からのお客様もあわせて132万人の人出でにぎわった。子若の参加者数も年々増えまさに竿燈まつりは右肩上がりである。私がはじめて司会をしたのは平成2年だったので今回で27回目になった。竿燈の差し手とお客様のコミュニケーションがとてもよくなり、「ふれあいの時間」の最後まで名残惜しい雰囲気が漂っている。竿燈まつりの盛り上がりをふだんの秋田にフィードバックして街を活性化させていきたいものである。竿燈妙技会は第70回の節目を迎えた。大若規定演技は馬口労町が初優勝を飾り、連覇をねらった下肴町は準優勝だった。自由演技は茨島が制した。年々差し手のレベルもあがっているように思う。
秋田県観光連盟の「観光盛りあげ隊」の会議を男鹿温泉の雄山閣で開催した。(私が隊長)秋田県の草薙観光文化スポーツ部長も参加し、地元の男鹿温泉の皆さんも交え、インバウンドを増やすためにはどうしたらいいかなど真剣に語り合った。雄山閣さんの鯛づくしの料理もよかったし、はじめて石焼き鍋を見たメンバーは感動していた。なまはげ太鼓のライブもお客様が大喜びで、福の家さんでの秋田三味線も相変わらずよかった。秋田の観光資源はすばらしい。伝え方・見せ方を工夫していきたい。
商工中金の片山支店長が本部にご栄転になり、ユース会の有志で「つねや」で歓送迎会をおこなった。昨年は仙台でユース会の全国大会があり支店長が中心になりみんなで大成功させたので、ユース会の結束はまた強くなった。ご健勝を祈念したい。
北都会はJリーグの元チェアマンでBリーグをつくり上げた川渕三郎さんが講演をおこなった。いつも以上に聴講者が多かった。かなり毒舌でおもしろいお話だったが、川渕さんのスポーツで地域を活性化していけるんだという事例を交えた講演は説得力があり、みな感動していた。ブラウブリッツの岩瀬社長、ノーザンハピネッツの水野社長も真剣に聞いていた。サッカー、バスケット、ラグビーともに秋田を日本一にしたい。みんなで夢を実現させていこう!
竿燈期間中には札幌・菓子の樹の田中社長に秋田にお越しいただき洋菓子のご指導をいただいた。秋から洋菓子をバージョンアップさせていきたい。
キリン愛飲の会が久々にユーランドホテル八橋で開催され、キンキンに冷えたキリンビールを飲みながら異業種交流で盛り上がった。秋田市が2日間つづけて36度超えのときだったのでめっちゃ美味いビールだった。
JTB時代の同期で現在、台湾で会社経営をしている大塚順彦君が仙台での講演のあと来秋して、秋田に台湾からのインバウンドをよびこむための秘策等について情報交換をした。急きょ同じく同期の布施君も姫路から秋田にかけつけ、30年前JTB入社の同期会を秋田の三四郎でおこない旧交を温めた。
台湾からの留学生・呉心文さんは3週間のホームステイをおえて3日に秋田から台湾に帰っていった。秋田をまるごと満喫して大満足だったようでなによりである。台湾の人は本当に日本が好きな人が多い。近いうち台湾を訪れてみたい。とてもいい縁ができた。栄太楼台湾進出かな?(笑)
お盆には秋大附属中32期同期会を3年ぶりに「ふきみ会館」で開催し、4名の恩師(森谷
先生、信吾先生、安倍先生、一郎先生)にもお越しいただき45名参加で、非常に楽しい宴になった。先生より老けて見える同級生もいたが、中学時代にタイムスリップし昔話に花が咲き、ときがたつのも忘れて大いに語り大いに歌い大いに飲んだ1夜になった。53歳まだ若い!頑張ろう!
大相撲秋田場所は県立体育館で開催され暑い中たくさんの大相撲ファンが参集した。豪風関が秋田県県民栄誉賞を受賞し当日土俵上で佐竹知事から表彰された。あの小さな体で長年幕内上位をつとめ秋田県出身力士で最多勝ち星を達成した。毎場所ごとに秋田に帰りさまざまな施設を慰問していることも素晴らしいことである。相撲人気も確実に盛り上がってきている。秋田からも豪風につづく関取にでてもらいたい。
前日、東京からの友人・則兼夫妻と食事していたところ、貴乃花巡業部長とレストランかなやで一緒になり、久しぶりに直接いろいろな話をすることができた。貴乃花親方たちのさまざまな大相撲改革があらたな相撲ファンを増やしてきたのである。何事もお客様目線が大切である。元横綱千代の富士の九重親方がすい臓がんのため7月31日にご逝去された。平成25年1月の大鵬、昨年11月の北の湖につづいて昭和の三大横綱が相次いで旅立ってしまった。全盛期の千代の富士フィーバーはすごかった。合掌
こすもす友の会の役員会が開かれ、さまざまな情報交換をした。葬儀業界もお客様の状況がさまざまに変化している。人生の最後の迎え方や葬儀のあり方も価値観が変わってきている。お供物や引き菓子も時代にあわせた提案が必要なようである。
県立博物館で開かれている「異界を開く」特別展にあわせて、向風舎さんの喫茶店では、「目玉」と「切断された指」を模した生菓子のセットが話題になってマスコミでも報道された。このおどろおどろしい(グロティスク)な菓子の作者は弊社の工場長である。
この夏は新商品「ミニさなづら紫滴」もトピコを中心に人気があった。いままでさなづらを食べたことのない若い世代の方や往年のさなづらファンにもご愛顧いただいているようである。さらに積極的に「さなづらグループ」をアピールしていきたい。

台風の直撃の中、東京に怒涛のセールスをしかけ成果を上げることができた。来月から伊勢丹新宿本店にも「さなづら」が登場する。新宿高島屋では10月5日から栄太楼単独での菓子売り場での限定販売をすることになった。横浜高島屋では9月7日から12日まで大東北展が開催され、今年も出店しどら焼きの実演販売を行う。是非たくさんのお客様に栄太楼めがけてご来店いただきたい!やるぞー
JTBホールディングスの加藤総務部長・JTBワールドの石田部長とも会って美彩館であきたのPRをしながら食事をしてきた。彼らは私のJTB時代の後輩である。
秋田中央交通の会長で前秋田商工会議所会頭の渡邉靖彦さんが心臓病のため20日にご逝去された。私の親父の代から親交があり、気に触れ折にふれ私に声をかけていただき、栄太楼や大鵬部屋も応援していただいた。観光業界のリーダーとしても素晴らしい方だった。心からご冥福をお祈り申し上げます。
リオデジャネイロオリンピックは、日本勢が大活躍で史上最多の41個のメダル(金12、銀8、銅21)を獲得した。地球の裏側でのオリンピックは治安の悪さなどさまざまな問題が指摘されていたが、無事にフィナーレを迎えた。萩野選手の金ではじまり男子水泳メドレーではずみがつき、内村選手たちの体操の金、柔道のメダルラッシュ、バトミントン女子ダブルスの高・松ペアの金、レスリング伊調選手の4連覇をふくむ金4個、卓球男子の銀、卓球女子の銅、テニス錦織の銅、井村監督率いるシンクロの復活銅、そして陸上男子400メートルリレーの銀メダルゲットと枚挙にいとまがない。思いどおりの結果がでなかった選手もいたが、日本人選手たちの奮闘は、日本に大きな感動と夢を届けてくれた。選手団すべてに感謝したい。次は2020年いよいよ東京オリンピックである。露骨な政治利用や行き過ぎた商業主義はよくないが、真に黄金の国ジパングを世界にアピールし国威を発揚できる祭典にしたいものである。秋田も乗り遅れずに頑張っていこう!!GO FOR 2020!!!  
                                                    

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