2022年2月5日 土曜日 | 輝進VOL312 はコメントを受け付けていません

2022年(令和4年)寅年の新年を迎え、早くも1月が過ぎようとしている。今年の冬は寒い日が続き断続的に雪が降り、秋田市の積雪も例年の3倍以上で50センチを超え、除排雪が大変なことになっている。私も毎日の雪かきと運転で首肩腰がバリバリに固まっている。こうなってくるとお客様がなかなかお店にたどり着けない。大雪に負けずに美味しいお菓子を食べてつかの間でもホッとしてくつろいでいただきたい。

生菓子は新年は花びら餅、鶯餅からはじまったが、15日からはいちご大福がスタートして店頭ではなかなか人気である。さくら咲くさくらゼリーもパッケージを一新して発売を開始した。さっそく高島屋はじめ首都圏の百貨店からオーダーがはいった。学校関係の方々からも特注が入ってきている。さくらゼリーは縁起物でもあるので、受験や合格祝い、返礼品ギフト、年祝いの引き出物などにどんどんご利用いただきたい。
新型コロナウイルスも新しい変異株オミクロン株がすごい勢いで広がり、全国的に30を超える都道府県で、まん延防止法が適用され、また人の動きが抑制されてきている。11月から年末年始にかけては、久しぶりにビジネス客や帰省客が増えて、駅・空港も賑わった。人が動くと菓子も動く。このままいってほしいと思っていたが、相手もなかなか手ごわい。デルタ株に比べて感染力は強いが重症化はしないようである。オミクロン株の早期の収束を願いたい。

今年はアフターコロナにむけての準備態勢をしっかり作り、お菓子の榮太楼ブランドを確立させ、収益力アップを図っていきたい。みんな一丸となって頑張ろう!

成人式にかけての3連休はまたトピコ一階の特設催事場で福楼が出店し、豚まんとシュウマイの販売をおこなった。連日開店から行列ができて大盛況で夕方4時前後には予定数を完売した。私も土崎とトピコのピストン輸送をした。たくさんのお客様に喜んでいただき、「美味しかった」「また食べたい」「駅でときどき販売してほしい」等のありがたい声が多かった。朝4時半ころから製造に取り組んだスタッフのみなさんお疲れさまでした。


正月は久しぶりに秋田に帰ってこれた人たちも多かった。幼稚園時代からの小武海君と千葉君と一献傾けながら情報交換をすることができた。ハピネッツに在籍した水町選手のご家族も訪ねてきてくれた。みんなコロナ禍でさまざまな苦労があると思うが、それぞれ頑張っている。

弊社の役員を永年にわたって務めていただいた増田の佐々木俊一さん(91歳)が2日にご逝去された。増田の斎場での火葬、満福寺での葬儀に参列した。俊一さんは私の親父のいとこにあたり、秋田にいらっしゃるときはいつも榮太楼旅館に泊まり、さなづらがお好きでしょっちゅうご用命をいただいた。栄太楼の経営についてもさまざまなアドバイスをいただきありがたかった。
顧問税理士の河野先生の父上、高橋広悦さん(81歳)も13日にご逝去された。弊社のことをいろいろ気にかけていただきご指導いただいた。佐々木さんと高橋先生は囲碁がお好きで、役員会のあとはきまって榮太楼旅館で碁盤を囲んでいたことが思い出される。お二人のご冥福をお祈り申し上げます。

秋田キャッスルホテル親睦会が開催された。年末に着任された木村裕幸新社長からも今年は飛躍の年にしたいという力強い挨拶があった。堀田親睦会会長(東水社長)はじめ100人を超える参加者が、新装なった放光の間に参集し有意義な情報交換をすることができた。

家族で八幡神社でお祓いを受けて、今年の家内安全、無病息災、商売繁盛を祈願してきた。私は毎朝の散歩のときも必ずお参りしているが、あらためて山本宮司にお祓いをしていただくと心身ともに清められて今年も良い年になりそうな気がしてきた。感謝!!

大森山動物園の冬の動物園にいってみたが、カピバラの入浴タイムがあったり、虎、ライオン、キリン、象、猿、チンパンジーの生々しい生態を見学することができてなかなか楽しかった。これは人気が出るわけである。旭川の旭山動物園に負けない創意工夫がなされていて素晴らしいと思った。セリオンにものぼって冬の秋田の風景を眺望した。風力発電の風車が真近でみれて迫力があった。
久しぶりにオーパスに行き、リフトに乗りまくってガンガンスキーを滑ってスカッとした。オーパスも出来て今年で30年になるが、市内から近くファミリーやカップル、老若男女問わず楽しめるナイスゲレンデである。そのあとはザブーンに行って温泉であったまり疲れを癒した。秋田はほんとに近くにいろいろ楽しめるスポットがあって素晴らしい!

大相撲、大嶽部屋・王鵬の新入幕を祝し、祖父・大鵬の祥月命日19日から千秋楽まで、王鵬どら焼きを限定販売した。王鵬の似顔絵の焼き印を押したバター入りどら焼きで、掛け紙は王鵬の手形サインをかけて見た目もインパクトがあった。魁新報の経済欄に大きく掲載されたり、テレビラジオでニュースとして流されたこともあり、売れ行きは上々で、あちこちから発送依頼がきたり大人気だった。王鵬のリクエストでバター入りどら焼きにしたが、味も美味しいと評判だった。
しかしながら大相撲初場所、王鵬は7勝8敗と負け越してしまった。初日から3連勝スタートで10日目には7勝をあげて勝ち越しに大手をかけたが、あと1勝ができず5連敗。型にはまって強い時の相撲は素晴らしかったが、腰高やわきの甘さ等の弱点をつかれたときはまだまだもろい面が出てしまった。かなり注目されたのでプレッシャーもあり肩に力が入りすぎたかもしれない。来場所は十両に落ちるがここからまた稽古して強くなって、幕内に戻って活躍してほしい。秋田から贈呈する予定の化粧まわしは4月には完成する。5月再入幕には間に合いそうだ。がんばれ王鵬!!!
大嶽部屋の力士は納谷と夢道鵬が4勝3敗で9人が勝ち越した。よく頑張ったと思う。
幕内は御嶽海が13勝2敗で3度目の優勝を飾り大関昇進を決めた。横綱照ノ富士の3連覇はならず、古傷の足を痛めてしまったようである。阿炎が最後まで優勝争いに絡んで場所を盛り上げた。豊昇龍、琴ノ若といった若手が活躍した。王鵬も早く追いつきたい。今年は大相撲がさらに面白くなりそうだ。
王鵬と大嶽部屋の力士たちの躍進を祈りたい。
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子