2023年9月11日 月曜日 | 輝進VOL330 はコメントを受け付けていません

8日にエリアなかいちにおいて、「さなづらアート体験会」を開催した。武内伸文さんと秋田経済新聞の千葉さんによるプロデュースである。親子連れやカップル、学生さんも参加してくれて、約25名が思い思いに、15センチ四方の「特製さなづら」につまようじを使ってアート作品を制作した。ゴジラ岩、ミッキーマウス、秋田美人、汽車ポッポ、バレリーナ、竿燈などさまざまな「さなづらアート」が出来上がり、見ていてもとても楽しかった。このあと上位5品目の入賞を発表することになっているが、甲乙つけがたい出来栄えだった。そして参加してくれた皆さんが「さなづら」を大好きでよく食べていることがわかりとてもうれしく、さなづらの未来は明るいと感じた。新潟と栃木から参加してくれた学生さんは初めて食べて、ものすごく美味しいと話していた。若い方々にもどんどんさなづらをアピールして、秋田の一押し銘菓さなづらの認知度を上げていきたい!ありがとうございました。

とはいえ、原材料となる山ぶどうは、昨年の北東北での天候不良による収穫量不足と、山ぶどう系ワインの人気の高まりにより、品薄状態が続いている。今年の山ぶどうはたくさん仕入れることができるように、いろいろな所にお願いして情報を集めている。藤里町、小坂町にもお伺いし、山ぶどうについての情報交換もしてきた。小坂町ではちょうど第一回山ぶどうワインコンクールが行われていて、全国41ワイナリーから103銘柄がエントリーしていた。小坂町の鴇地区のワインも人気である。山ぶどうの人気が高まってきているので、小坂町を中心に山ぶどうの作付け面積を増やしてほしいものである。秋田県産山ぶどうを使ったさなづらが大ブレイクする日を夢みている。

秋田県主催の「食のマッチング商談会」が秋田テルサで開催され、弊社も出店した。400名以上のバイヤーが会場にお越しになり、例年になく盛況だったようである。私も45名の方と名刺交換をし、3社と具体的な商談をすることができた。「さなづら」「さなづらゼリー」「さくらゼリー」「あんぱん焼き」「北のかざぐるま」それぞれ引き合いはあった。県内のほかの食品業者の皆さんも懸命に売り込んでいた。県外での売り上げを増やし、秋田に外貨獲得できるように頑張っていきたい。

15日から16日にかけて、秋田にとんでもない大雨が降り注ぎ、秋田市内は32000世帯を超える浸水被害がでてしまった。五城目も川の氾濫で床上浸水した家が多く断水も続き、甚大な被害が出ている。秋田市内は旭川があとすこしであふれるところまで行ったがもちこたえた。太平川が氾濫したことと、内水氾濫により、秋田駅東側、広面、東通り、南通り、楢山、大住地区などでかなりの水害を被った。うちの南通り店は60センチくらい店内にも浸水し、ショーケースや冷凍冷蔵庫、電話、エアコンなどが使えなくなり、すさまじい泥水により店内外がダメージを受け、片付け作業が難航し、6日ほど休業した。私は15日夜に駆け付けたが南通りが川のようになっていて近づけず、翌朝も150メートル先までしか行けない状態だった。11時前ころにようやく水が引き、パートの工藤さんファミリーがいち早く片付けをしてくれて、とても助かった。

トピコは2日間休業になったので、佐藤店長、平塚店長はじめスタッフの皆さん、福楼、包装室のスタッフが集まって、みんなで南通りの修復を手伝ってくれた。中村店長はじめ南通り店のみんなもよく頑張った。感謝。22日に暫定で営業再開にこぎつけ、たくさんのお客様にご来店いただき、あたたかい人情にふれとてもうれしくありがたかった。

私の同級生のお嬢さんであるニッポン放送アナウンサーの新行市佳さんが、取材に来てくれて、秋田市の水害の状況や南通り店のことについて話をした。24日に全国放送された。NHKはじめメディアが秋田が浸水しているひどい映像を繰り返し報道したため、私にも100人をこえる友人知人から安否確認やお見舞いの連絡がはいった。本社工場他は大丈夫だったので、秋田の街が早く復旧が進んで元気になるように榮太楼も頑張っていきたい。

土崎の港まつりも例年通り開催され、大いに賑わった。竿燈まつりも4年ぶりに制限なく通常通り開催される。是非とも全国からたくさんの方に秋田に来ていただき、喜んで秋田で消費してほしいものである。水害に負けない秋田っ子の心意気を示していきたい。厄除け招福、五穀豊穣を願って、夜空に揺らめく光の稲穂の競演―竿燈まつりを盛り上げていきたい。どっこいしょーどっこいしょー

竿燈まつり実行委員会では、当福寺において追善供養をおこなった。天候にめぐまれ無事に竿燈がおこなわれることを願っている。

福島白河の大黒屋の古川社長が来秋し、大町振興組合の高堂理事長といっしょに長屋酒場で懇談した。星辻神社のだるま祭りのときのだるま最中は、古川さんのお菓子である。日本一白河を愛する菓子店オーナー・古川さんの熱い気持ちに感化された。世界一秋田を愛する男・輝も頑張っていきたい。

旧自動車健康保険組合の田村さんと、ユーランドホテルの松村さん、秋田温泉の松田さんとの交流会も長屋酒場でおこなった。ひょんなことから30年前から続いている会合であるが、4年ぶりということで話に花が咲いた。
NTTの秋田地区ユーザ協会総会はANAクラウンプラザホテルで開催され、NTTの澤田支店長はじめユーザ協会佐野会長や参加した会員の皆さんと、有意義な情報交換をすることができた。

秋田公立美術大学の開学10周年式典がミルハスで挙行され参列した。美大生は秋田のまちづくりにとってもかなり重要な役割を果たしている。秋田公立美術大学はあきたの宝である。アートがあきたの活性化には必要である。私もあきびネットの役員をつとめている。今月はあきびネットの交流会も予定されている。

コープ秋田虹の会の総会・懇親会が4年ぶりに秋田キャッスルホテルで開催された。仙北市の門脇前市長の講演は、八郎太郎の伝説を盛り込んだ話でとても楽しくためになった。懇親会では三浦理事長や山之内専務はじめ生協幹部の皆さんと会員が懇親を深めることができた。ちょうど私の誕生日だったのでみなさんに「さなづら」を配ってPRさせてもらった。

私は七夕で還暦の節目を迎えた。タニタの体重計にのると「体内年齢は40歳」と出た。タニタの「お世辞」とか誤作動ではないかと友人に言われたが、まだまだ50年は頑張れると前向きにとらえて、心機一転世のため人のため榮太楼を繁盛させていきたい。子供たちから還暦らしい演出とプレゼントをもらい嬉しかった。
2度目の二十歳=がんばれ輝也!!

王鵬の母親である・納谷美絵子さんが、王鵬後援会の件で来秋し、大鵬の孫を応援する会の石井会長や辻商工会議所会頭にあいさつ回りをした。
大相撲名古屋場所はまさに最後まで誰が優勝するかわからない展開だった。関脇豊昇龍(12勝3敗)が優勝決定戦で北勝富士を破って初優勝し大関昇進を決めた。大栄翔と若元春は9勝どまり。ベテランの錦木と伯桜鵬ら3人の新入幕力士が活躍した。3賞は延べ8人が受賞しそのうち敢闘賞6人は過去最多。来場所以降も琴ノ若や朝乃山を加えた大関争いは激しくなりそうだ。王鵬は引いてはたいて負ける悪い癖がでて6勝9敗。もっと鍛えて攻めないと上位では勝てない。三段目の納谷は4勝、幕下の夢道鵬は5勝と勝ち越した。大嶽部屋力士が奮起して9月場所活躍することを願いたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子