2015年9月26日 土曜日

横浜タカシマヤでの大東北物産展はドラマティックだった。初日は台風の上陸で大雨洪水警報、神奈川県でも部分的に避難勧告が出された。翌日は栃木県の鬼怒川が氾濫をおこし大洪水となり甚大な被害がでた。首都圏の電車のダイヤも大幅に乱れていた。真ん中の土曜日には朝、首都圏直下型地震で震度4から部分的に5弱の揺れだったがひやっとした。そんな状況で出だしは前年の大幅割れでタカシマヤの担当の皆さんも巻き返しに必死だった。弊社・菓子舗榮太楼はタカシマヤ初出店で、どら焼きの実演販売を行った。8階の催事場はたくさんの人が来場しており、この悪天候の中でありがたいことだなと感じた。この道40年のベテラン職人・榮太楼のミスターどらえもん武石、大人気だった。私と大町の佐藤さん、長男紀敬が連日声をからしてお客様にアピールして頑張った。二女万純も助っ人にきた。6日間で1500名近いお客様にお買い上げいただいた。焼きたてどら焼きをはじめ、赤まん・青まん、さなづら、あきたロール、生どらが評判がよかった。後半は赤まん・青まんを中心に「おいしかった」ということでまた買いに来ていただいたリピーターも多かった。前半思ったように売れなかったことと、単価が低かったので売上金額は予算に届かなかったが、実演が売り場の活性化につながったようでタカシマヤの担当者からは感謝されねぎらいの言葉をいただいた。隣近所が宮城のかまぼこ、青森のするめ、岩手のわかめでせっかくの焼きたてどら焼きのにおいが負けてしまったのがちょっと残念だった。私もなまはげに変身して会場を練り歩き物産展の盛り上げの一翼を担った。なまはげの人気と知名度は横浜でも健在だった。船井総研の鈴木さん、東京経済大学の中村先生、佐々木勝先生、秋田県東京事務所の前田部長、東海林良さんたち、都鮨の白石勇司くんの知人の皆さん、友人の則兼夫妻、佐藤元夫妻・・・たくさんの私の友人・知人の皆さんが来場してくれ、榮太楼を応援してくれた。本当にありがたかった。感謝!スペシャルサンクス!!いろいろアクシデントがあった中での物産展だったが、おおいに秋田と榮太楼をPRすることができた。反省すべき点は修正し首都圏マーケットをさらに攻略していきたい。さすがに立ちっぱなしで膝や足の裏が痛くなってしまったが、鍛えなおして頑張ろう!!

一晩、新川崎の都鮨に食事に行き、勇司社長や母上といろいろ話をした。母上の和子さんは通り町の富美屋の出身で若いころ旅館榮太楼に勤め姉芳子の子守をしたり、祖母にきびしく鍛えられた経験がありそういった昔話に花が咲いた。今年で創業50周年をむかえリニューアルをされた。素敵な小上がりの席で勇司スペシャルコースを味わった。駅から離れた住宅地にあるが有名人の来店も多い繁盛店である。今回の物産展にもお客様を紹介してもらいありがたかった。都鮨さん、おめでとう!

16日から三越伊勢丹の菓遊庵での「どら焼きコレクション」も始まった。全国の店舗で、三越伊勢丹のバイヤー選りすぐりのおいしいどら焼きをラインアップして販売している。そうそうたる老舗の中に弊社もランクインしている。三越日本橋本店、銀座店でも菓子舗榮太楼のどら焼きは人気で早々に完売していた。追加分もあり、お客様の評価は高かったようである。弊社のどら焼きが全国でも通用することが実証され、うれしいかぎりである。さらに進化させていこう。今年の敬老会でも、まんじゅう、どら焼きのご用命が多かった。不老長寿最中も人気である。お彼岸はシルバーウイークと重なったこともあり人出が多かった。おはぎも例年よりもオーダーが多かった。工場もフル稼働でみんな頑張った。このあとは中秋の名月、お月見饅頭の販売もある。勢いつくすべからず、波に乗っていこう!

わらび座のミュージカル「政吉とフジタ」がナカイチのにぎわい交流館AUで始まった。平野政吉と藤田嗣治 巨大壁画「秋田の行事」をめぐる、ふたりの男の物語。脚本は内館牧子さんである。初演直前のリハーサル公演を見せていただいたが、心から感動し涙と笑いの80分だった。「本物の芸術を秋田に、秋田の子供たちに!」政吉の情熱は藤田を動かし、巨大壁画「秋田の行事」を描くことを決意させる。「本気でやれば道は開ける。本気でやっていれば必ず助けてくれる人が出てくる。秋田の宝はわらしだ!」劇中での政吉の言葉は迫力があった。秋田の素晴らしさを気づかせてくれるミュージカルである。秋田の街を活性化させ、元気を出していきたい!

豪華客船のクルーズが今ブームなようである。秋田にも寄港する船が最近多い。ダイヤモンドプリンセスが入港し、私の親友の布施君の奥さんのご両親が来秋した。半日であったが、寒風山、榮太楼工場、ねぶり流し館、東海林太郎音楽館、県立美術館をご案内した。10日間のクルーズの中の一日だったが、秋田観光がかなり楽しかったようで喜んでいただいた。また家内の奈良時代の友人ご夫婦といっしょに男鹿半島観光を楽しんだ。別邸つばきの料理は素晴らしく、五風会館でのなまはげ太鼓、入道岬・八望台、真山神社なまはげ館など秋田の魅力を再認識した。短時間ではあったが県外からの方々に秋田のよさを感じていただけたようである。秋田の素材を深堀して秋田の観光客をもっと増やしていきたい。

角館のまつりで山車に挟まれて、藤木伝四郎商店の藤木浩一社長が急逝した。ちょうど横浜にいるときに訃報がはいり衝撃を受けた。温厚で実直で人望があった。3年前他界された父上にも大変お世話になった。帰秋後すぐにお悔やみに駆けつけた。奥様、妹さんと話したが、仕事のほうも多忙でこれからというときに事故にあい、残念で仕方ない。謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。

金田勝年先生の後援会である勝山会総会がキャッスルホテルで開かれた。ちょうど安全保障法案等の審議で国会が大荒れになり先生ご本人が秋田に帰ってこれず、奥様がかわって挨拶された。獅子粉塵の活躍をされている金田先生にますます日本のため秋田のため頑張っていただきたい。安保関連法案はようやく成立したが、まだ波乱含みの様相。安倍総理の言葉は「巧言令色少なし仁」ではないかと指摘した方がいた。アメリカ議会で早まってリップサービスしたこともよくなかった。たしかに国際情勢はややこしくなっている。「やられたらやりかえす」では間に合わないかもしれない。「やられたら終わり」だろう・・・

秋田高校時代の同期で海上保安庁に勤務している江口君が帰省し、同期数人で一杯のみながら懇談した。オフレコの今昔物語で盛り上がった。民間人は私ひとりだった。

ブラウブリッツ秋田の試合を久しぶりに観戦したら、J3首位の山口に快勝した。サポーターも大興奮していた。まだ9位であるがこういう勝ち方を積み重ねていけばJ2昇格も夢ではない。がんばれBB秋田!  BJリーグプレシーズンゲーム、最終戦秋田ノーザンハピネッツは昨年NBLチャンピオンのアイシンシーホース三河に快勝した。もっとも相手の日本代表選手がいなかったわけであるが、ハピネッツの選手たちは動きがよかった。いよいよ10月3日シーズン開幕である。BJリーグとしてのラストシーズン活躍を期待したい。榮太楼ではピンクの餅のはいったハピネッツどらやきをシーズン中販売して応援することになった。パッケージもインパクトのあるビッキーのついたデザインになった。みなさん「ハピどら」よろしく!!

千秋公園で「千秋花火」が開催された。中心市街地の活性化を狙った企画で、NPOあきた元気倶楽部の主催。私は男鹿にいて残念ながら見れなかったがこういう市民によるイベントの積み重ねが大切である。

秋季高校野球秋田県大会、秋田高校が能代を破って18年ぶりに優勝し、東北大会に出場する。金沢主将はじめ部員が頑張った。戦いぶりがよかった。ぜひ春の選抜出場を勝ち取ってほしい。         大相撲秋場所、12日目まで終わって、大嶽部屋の大砂嵐は7勝5敗。4連敗からよく巻き返した。ぜひ10勝あげてほしい。大嶽部屋のほかの力士も健闘している。大関照ノ富士が1敗で単独トップ。横綱鶴竜が2敗で追っているが、照ノ富士の優勝は間違いないかな。横綱白鵬が休場し、日本人力士も優勝のチャンスだったがまたダメだった。日本人大関は優勝できそうにない。喝!!!

2015.9.25

輝 進 VOL.236

横浜タカシマヤでの大東北物産展はドラマティックだった。初日は台風の上陸で大雨洪水警報、神奈川県でも部分的に避難勧告が出された。翌日は栃木県の鬼怒川が氾濫をおこし大洪水となり甚大な被害がでた。首都圏の電車のダイヤも大幅に乱れていた。真ん中の土曜日には朝、首都圏直下型地震で震度4から部分的に5弱の揺れだったがひやっとした。そんな状況で出だしは前年の大幅割れでタカシマヤの担当の皆さんも巻き返しに必死だった。弊社・菓子舗榮太楼はタカシマヤ初出店で、どら焼きの実演販売を行った。8階の催事場はたくさんの人が来場しており、この悪天候の中でありがたいことだなと感じた。この道40年のベテラン職人・榮太楼のミスターどらえもん武石、大人気だった。私と大町の佐藤さん、長男紀敬が連日声をからしてお客様にアピールして頑張った。二女万純も助っ人にきた。6日間で1500名近いお客様にお買い上げいただいた。焼きたてどら焼きをはじめ、赤まん・青まん、さなづら、あきたロール、生どらが評判がよかった。後半は赤まん・青まんを中心に「おいしかった」ということでまた買いに来ていただいたリピーターも多かった。前半思ったように売れなかったことと、単価が低かったので売上金額は予算に届かなかったが、実演が売り場の活性化につながったようでタカシマヤの担当者からは感謝されねぎらいの言葉をいただいた。隣近所が宮城のかまぼこ、青森のするめ、岩手のわかめでせっかくの焼きたてどら焼きのにおいが負けてしまったのがちょっと残念だった。私もなまはげに変身して会場を練り歩き物産展の盛り上げの一翼を担った。なまはげの人気と知名度は横浜でも健在だった。船井総研の鈴木さん、東京経済大学の中村先生、佐々木勝先生、秋田県東京事務所の前田部長、東海林良さんたち、都鮨の白石勇司くんの知人の皆さん、友人の則兼夫妻、佐藤元夫妻・・・たくさんの私の友人・知人の皆さんが来場してくれ、榮太楼を応援してくれた。本当にありがたかった。感謝!スペシャルサンクス!!いろいろアクシデントがあった中での物産展だったが、おおいに秋田と榮太楼をPRすることができた。反省すべき点は修正し首都圏マーケットをさらに攻略していきたい。さすがに立ちっぱなしで膝や足の裏が痛くなってしまったが、鍛えなおして頑張ろう!!

一晩、新川崎の都鮨に食事に行き、勇司社長や母上といろいろ話をした。母上の和子さんは通り町の富美屋の出身で若いころ旅館榮太楼に勤め姉芳子の子守をしたり、祖母にきびしく鍛えられた経験がありそういった昔話に花が咲いた。今年で創業50周年をむかえリニューアルをされた。素敵な小上がりの席で勇司スペシャルコースを味わった。駅から離れた住宅地にあるが有名人の来店も多い繁盛店である。今回の物産展にもお客様を紹介してもらいありがたかった。都鮨さん、おめでとう!

16日から三越伊勢丹の菓遊庵での「どら焼きコレクション」も始まった。全国の店舗で、三越伊勢丹のバイヤー選りすぐりのおいしいどら焼きをラインアップして販売している。そうそうたる老舗の中に弊社もランクインしている。三越日本橋本店、銀座店でも菓子舗榮太楼のどら焼きは人気で早々に完売していた。追加分もあり、お客様の評価は高かったようである。弊社のどら焼きが全国でも通用することが実証され、うれしいかぎりである。さらに進化させていこう。今年の敬老会でも、まんじゅう、どら焼きのご用命が多かった。不老長寿最中も人気である。お彼岸はシルバーウイークと重なったこともあり人出が多かった。おはぎも例年よりもオーダーが多かった。工場もフル稼働でみんな頑張った。このあとは中秋の名月、お月見饅頭の販売もある。勢いつくすべからず、波に乗っていこう!

わらび座のミュージカル「政吉とフジタ」がナカイチのにぎわい交流館AUで始まった。平野政吉と藤田嗣治 巨大壁画「秋田の行事」をめぐる、ふたりの男の物語。脚本は内館牧子さんである。初演直前のリハーサル公演を見せていただいたが、心から感動し涙と笑いの80分だった。「本物の芸術を秋田に、秋田の子供たちに!」政吉の情熱は藤田を動かし、巨大壁画「秋田の行事」を描くことを決意させる。「本気でやれば道は開ける。本気でやっていれば必ず助けてくれる人が出てくる。秋田の宝はわらしだ!」劇中での政吉の言葉は迫力があった。秋田の素晴らしさを気づかせてくれるミュージカルである。秋田の街を活性化させ、元気を出していきたい!

豪華客船のクルーズが今ブームなようである。秋田にも寄港する船が最近多い。ダイヤモンドプリンセスが入港し、私の親友の布施君の奥さんのご両親が来秋した。半日であったが、寒風山、榮太楼工場、ねぶり流し館、東海林太郎音楽館、県立美術館をご案内した。10日間のクルーズの中の一日だったが、秋田観光がかなり楽しかったようで喜んでいただいた。また家内の奈良時代の友人ご夫婦といっしょに男鹿半島観光を楽しんだ。別邸つばきの料理は素晴らしく、五風会館でのなまはげ太鼓、入道岬・八望台、真山神社なまはげ館など秋田の魅力を再認識した。短時間ではあったが県外からの方々に秋田のよさを感じていただけたようである。秋田の素材を深堀して秋田の観光客をもっと増やしていきたい。

角館のまつりで山車に挟まれて、藤木伝四郎商店の藤木浩一社長が急逝した。ちょうど横浜にいるときに訃報がはいり衝撃を受けた。温厚で実直で人望があった。3年前他界された父上にも大変お世話になった。帰秋後すぐにお悔やみに駆けつけた。奥様、妹さんと話したが、仕事のほうも多忙でこれからというときに事故にあい、残念で仕方ない。謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。

金田勝年先生の後援会である勝山会総会がキャッスルホテルで開かれた。ちょうど安全保障法案等の審議で国会が大荒れになり先生ご本人が秋田に帰ってこれず、奥様がかわって挨拶された。獅子粉塵の活躍をされている金田先生にますます日本のため秋田のため頑張っていただきたい。安保関連法案はようやく成立したが、まだ波乱含みの様相。安倍総理の言葉は「巧言令色少なし仁」ではないかと指摘した方がいた。アメリカ議会で早まってリップサービスしたこともよくなかった。たしかに国際情勢はややこしくなっている。「やられたらやりかえす」では間に合わないかもしれない。「やられたら終わり」だろう・・・

秋田高校時代の同期で海上保安庁に勤務している江口君が帰省し、同期数人で一杯のみながら懇談した。オフレコの今昔物語で盛り上がった。民間人は私ひとりだった。

ブラウブリッツ秋田の試合を久しぶりに観戦したら、J3首位の山口に快勝した。サポーターも大興奮していた。まだ9位であるがこういう勝ち方を積み重ねていけばJ2昇格も夢ではない。がんばれBB秋田!  BJリーグプレシーズンゲーム、最終戦秋田ノーザンハピネッツは昨年NBLチャンピオンのアイシンシーホース三河に快勝した。もっとも相手の日本代表選手がいなかったわけであるが、ハピネッツの選手たちは動きがよかった。いよいよ10月3日シーズン開幕である。BJリーグとしてのラストシーズン活躍を期待したい。榮太楼ではピンクの餅のはいったハピネッツどらやきをシーズン中販売して応援することになった。パッケージもインパクトのあるビッキーのついたデザインになった。みなさん「ハピどら」よろしく!!

千秋公園で「千秋花火」が開催された。中心市街地の活性化を狙った企画で、NPOあきた元気倶楽部の主催。私は男鹿にいて残念ながら見れなかったがこういう市民によるイベントの積み重ねが大切である。

秋季高校野球秋田県大会、秋田高校が能代を破って18年ぶりに優勝し、東北大会に出場する。金沢主将はじめ部員が頑張った。戦いぶりがよかった。ぜひ春の選抜出場を勝ち取ってほしい。         大相撲秋場所、12日目まで終わって、大嶽部屋の大砂嵐は7勝5敗。4連敗からよく巻き返した。ぜひ10勝あげてほしい。大嶽部屋のほかの力士も健闘している。大関照ノ富士が1敗で単独トップ。横綱鶴竜が2敗で追っているが、照ノ富士の優勝は間違いないかな。横綱白鵬が休場し、日本人力士も優勝のチャンスだったがまたダメだった。日本人大関は優勝できそうにない。喝!!!

-->

コメントする