2019年4月22日 月曜日

2019.3.19
輝 進 VOL.278

いちご大福が大人気である。多い日は500個をこえる数の大福を朝尾形工場長を中心に和菓子スタッフが作っており、いとく新国道店では桜庭店長はじめスタッフの声かけもあり2月につづき前年の倍以上の数量が売れている。佐々木勝先生のご指導により、白あんでとちおとめを包みピンクの餅でくるんでいるが、食べたときの酸味と甘みと触感が絶妙だと好評である。いちご大福の集客力もあってか新国道店はじめ直営店は売り上げも好調で、ラッピングギフトの販売を強化したトピコ店も駅ビルの工事中にもかかわらず前年を上回る売り上げを達成している。これからまだまだ繁忙期であるがこの勢いで年度末盛り上げて新年度も好スタートをきっていきたい。桜咲くさくらゼリー、さくら蒸しどら焼き、さくらサブレも動きがよくなってきた。まさに春は榮太楼の季節である。

 

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竹駒神社の全国銘菓奉献会は初午大祭にあわせて今年は10日に開催された。「さなづら」「桜咲くさくらゼリー」「赤まん青まん」を奉納した。昭和32年以来63回目の奉献会となったが、弊社は祖母キセの時代から一度もかかさず奉納している。総裁の明治神宮中島宮司、竹駒神社の村田宮司、白松会長はじめ皆さんとお会いしいろいろなお話も拝聴することができた。

奉献用

県中小企業団体中央会の事業でとりくんできた首都圏マーケット攻略事業も今年度で一区切りになるが、参加してきた菓子店6社であたらしく「東京おしょうゆ土産プロジェクト」という名称の組織をつくりさらに2年間首都圏での販売強化を図っていくことにした。会長は蕗月堂の佐藤社長に努めていただくことになった。イヤタカで食品振興プラザ主催の研修会をおこないいままでお世話になった「生産者のれん会」の黒川社長と八木さんからプレゼンをしてもらい、おしょうゆプロジェクトのメンバーでパネルディスカッションも行った。体制は整ったのでこれからものれん会の力を借りながら、秋田に外貨獲得できるよう連携を強化していきたい。

 

北都会はキャッスルホテルで開催され600名近い会員が参加し盛況だった。斉藤頭取から近況もふくめた挨拶があり、4月から新頭取に就任する伊藤新専務からもあつい決意をこめた挨拶があった。伊藤さんは私の秋田高校時代の二つ先輩で行事企画委員会などでご一緒し、その後社会人になって北都銀行におつとめになってからも機に触れ折に触れお世話になっている。大変感銘を受けた。新年度から新頭取の船出であるので、私も心機一転榮太楼を進化させて、ともに頑張っていきたいと強く思った。銀行も小売業も大変な時代であるが、世のため人のため秋田のために努力していこう。講演はモスフードサービスの櫻田会長だったが、モスバーガーの創業から現在にいたるまでのエピソードや従業員・お客様を大事にしている取り組みについてお聞きすることができて大変ためになった。
あきしん芸術文化鑑賞会では秋田出身の歌手・青谷明日香さんのミニライブを楽しみその後平野理事長はじめ秋田信用金庫の皆さんと懇親を深めた。平野理事長は後継者難で秋田の企業の休業・廃業がふえていることを危惧していた。あきしんは地域密着の営業を強化しているが我々秋田の企業も生き残りをかけさらに地域が元気なるよう積極的にチャレンジしていきたい。

親友の佐々木薫君が、2年間の仙台の東北管区警察への出向から秋田に戻り、秋田臨港警察署長に就任した。彼は抜群の気配りのできる人気者である。業務は忙しくなると思うがぜひ頑張ってほしい。着任前に高校時代の同期の仲間が中心になって薫君を囲んで山王のわかばで小宴を催した。それぞれがいろいろな立場で活躍しているが、友人のネットワークをフル活用して秋田を活性化させていきたい。抜群にうまい肉と酒だった。わかばの松田社長ありがとう!

JA大潟村の小林組合長と一献傾ける機会があり、さまざまな情報交換をさせていただいた。小林さんには5年前サハリンに大鵬の銅像を建てる時にとてつもない尽力をいただいた。秋田県農業の若手リーダーである。大潟村はもちろん米は最高であるが、さまざまな新しい農作物にも取り組んでいる。日本のモデル農村がこれからさらに進化していきそうである。

秋田県観光連盟の「観光もりあげ隊」の会議が開かれ来年度事業やDMOのことなどについて検討した。また佐竹知事が会長をつとめる秋田県観光創生会議の総会もホテルメトロポリタンで開催された。インバウンドの訪日外国人もようやく秋田も11万人をこえたが全国では8000万人泊をこえる外国人が日本を訪れている。秋田も今月から台湾との定期チャーター便が就航したり、クルーズ船の秋田港への寄港が増えるなど好材料もあるがさらに官民一体となって県内外からの観光客を増やしていきたい。交流人口増加が秋田の起爆剤になる。
秋大附属幼稚園の卒園式に教育後援会を代表して出席した。園児たちは無邪気でかわいいものである。大人もついつい笑顔になってしまう。奥山園長は私の子供たちの恩師でもある。「みんなの附属幼稚園―最高!」

 

第一学院高校秋田キャンパスの卒業式にも参列した。榮太楼は第一学院のエリアコンフィダントになっている。桑原キャンパス長の式辞は大変心がこもっていて感銘を受けた。卒業生代表の亀田さんの答辞も素晴らしかったが、最後に卒業生49人ひとりひとりが感謝の気持ちをこめたスピーチをした。卒業生の家族も泣いていた。いろいろな試練や苦労を乗り越えてきたことからくる感謝と愛情の言葉はみんなの心を揺さぶった。昨年の卒業生を代表して弊社社員の長倉君も出席していた。彼は後輩たちからとても慕われている。私もさまざまなセレモニーにでることが多いが、第一学院の卒業式はほんとに素晴らしいと思う。昨秋から新潟キャンパスに転勤した佐藤元先生も駆けつけて参列していたが、卒業生からの感謝のメッセージが一番多かったのが元先生だった。私は彼の親友であるが、とてもうれしかった。元先生は3年B組金八先生を上回る素晴らしい熱血教師だと思う。ありがとう!

 

大相撲春場所、幕下東51枚目の納谷幸之介は4連勝で7日目に勝ち越しを決めた。突き押しの素晴らしい内容での快進撃である。このまま勝ち続けて幕下優勝を飾ってほしい。関取になる日も近くなってきた。幕内は横綱白鵬が8日目まで全勝で鶴竜、豪栄道、高安、逸ノ城らが1敗で追っている。大関をめざす貴景勝は2敗と苦しいが11勝で昇進確実なので後半のっていけばいけそうな気がする。今の大相撲はまさに戦国時代、誰にでも優勝のチャンスはある。さて荒れる大阪場所を制するのは誰だろうか?

20日から26日まで銀座三越の菓遊庵の催事場に7日間出店することになった。私が必殺販売人をつとめる。「さくらゼリー」「さなづら」「赤まん青まん」を販売する。銀座三越の平日の平均客数は4万人を超えている。外国人をはじめフリーのお客様も多い。となりには「とらや」「たねや」「仙太郎」の直営店があり、激戦が想定されるが、ちょうど桜の開花と重なるので「さくらゼリー」をおおいに売り込み榮太楼のブランドイメージを向上させ、次につながる銀座でのトライアルにしたい。気合をいれていってきます!よろしく!!
仙台駅では25日から31日まで販売をおこなう予定でこちらは福岡常務と相原課長が連携プレーをすることになっている。頑張ろう!!乞うご期待!!

三越即売
社長 小国輝也

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