2019年5月3日 金曜日

2019.4.25
輝 進 VOL.279

千秋公園の桜も満開になり、市内のあちこちで綺麗な花が咲いてようやく秋田も春爛漫のいい季節を迎えた。20日から暖かく晴天がつづいたのであちこちで花見客がくりだしていた。千秋公園で早朝から場所取りをしている学生の姿がなんとなく微笑ましかった。
桜道明寺、花見だんごも桜の開花とともに人気で店頭での売れ行きもよかった。季節を感じながらひとはお菓子を楽しむことを如実に感じた。柏餅もスタートし榮太楼は季節感満載である。来月1日から改元されるが、新元号は「令和」に決まった。万葉集からの由来のようだが、日本を象徴する梅のように麗しく、平和でなごやかな時代になってほしいものである。

 

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30日に天皇陛下が退位され、5月1日から皇太子殿下が新天皇として即位される。皇太子殿下は私の3歳年上であり、新しい令和の時代を私たち国民も一緒に創造し生き抜いていきたいと思う。この春はいつにもまして新しいスタートをきるターニングポイントになりそうだ。ありがとう「平成」!がんばろう「令和」!
先月の銀座三越での販売は、販売応援に私の附属中学校時代の友人(寿子さん美奈子さん真理さん)にきてもらい、首都圏の友人知人に事前にはがきをだしたところ70名をこえる皆さんが日替わりでご来店いただき、おかげでそれなりの売り上げをあげることができた。
娘の万純も助っ人としてリリーフした。「桜咲くさくらゼリー」は外人さんたちからも人気だった。Jリーグの監督の奥様や加山雄三さんの事務所の方からもお買い上げいただき好評だった。「さなづら」は秋田に縁のある方々はかならず反応をしめしてご用命いただいた。「赤まん青まん」は評判がよく連日完売することができた。後半は美味しかったからと言ってまた買いに来てくださったリピーターのお客様も多かった。まわりが「とらや」「たねや」「仙太郎」の蒼々たるお店に囲まれていたが、秋田の榮太楼の銘菓を堂々とPRすることができた7日間だった。見せ方売り方を研究してブランドイメージをあげていくことが大事であることを痛感した。売れるか売れないかは紙一重である。

DSC_0063_4三越即売
JTB虎ノ門事業部様から「桜咲くさくらゼリー」の大量注文をいただいた。納品日にホテルまでご挨拶にお伺いしたところお客様へのイベント時のお土産としてお使いいただいていた。さくらゼリーの華やかさが商品決定のポイントだったとのことである。感謝!
バスケットB1-秋田ノーザンハピネッツは11連敗して危機的状況だったが北海道に連勝してB1残留を決めた。結果的に東地区の上位3チーム、千葉・栃木・東京には1勝もできなかったがぎりぎり惜しい試合も何試合もあった。とくに水町亮介選手の引退セレモニーを行ったホームでの千葉戦は最後までリードして勝利目前だったが、冨樫選手に最後決められ2点差での惜敗だった。やはり自力のあるチームはギアが入ると強い。ハピネッツには来季にむかって選手の補強もしつつ、どんな状況でも点をとって勝ちきれるチームを作り上げてほしいと思う。17勝43敗と苦しいシーズンであったが、ペップヘッドコーチをはじめスタッフ・選手たちも全力をつくして頑張ったと思う。最後まで熱い応援をおこなったブースターもすごかった。
サッカーJ3-ブラウブリッツ秋田は開幕アウエーで勝てずに苦しみ3月31日のソユースタジアムで行われたホーム開幕も引き分けだった。その後連勝しようやく調子がよくなってきたようだ。J2のライセンスはOKになったので今季なんとしても優勝か2位の結果をだして、悲願のJ2昇格を果たしてもらいたい。秋田県民は最初はのりが悪いが一度火がつくと熱く燃え上がる県民性がある。ハピネッツもブラウブリッツも夢と希望の秋田のプロチームである。
乗り越えられない壁はない!GOGOあきた!!

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ドリームリンクの村上社長とお会いして、幹部の皆さんを交えていろいろな話をすることができた。ドリームリンクさんは全国に110店の飲食店を展開し、飲食を核とした事業展開をしながら行政と提携したり災害の復興支援に協力したり、さまざまな社会貢献活動もおこなっている、秋田の飲食産業のトップリーダーである。村上さんからは「さなづら」をもっと認知度をあげて秋田を代表する銘菓としてアピールすべきだと提案いただき、さっそくドリームリンクさんの店舗でいろんな形でさなづらを取り扱っていただけることになった。「さなづら」をリ・
ブランドして再度上昇気流に乗っていきたい!
新潟のさくら製菓の寺尾営業部長ご夫妻が秋田まで来て弊社工場にお見えになった。実は寺尾社長もお嬢さんも東京経済大学のご卒業で私と同窓である。「あきたこまちおかき」等でお世話になっているが、業界のことを情報交換することができて有意義だった。新潟の食品業界は活気があるので秋田もあやかって頑張っていきたい!
統一地方選挙があり、秋田県議会議員選挙、秋田市議会議員選挙がおこなわれた。新旧いりみだれていたがしかるべき人が当選したようである。投票率がさらにさがって市議会選挙は44パーセントだった。県議も県内8か所で無投票当選。地域の衰退と政治への無関心(あきらめ)がリンクしてはさらにマイナスのスパイラルである。我々も積極的にチャレンジしてあきたをいい方向に変えていこう!当選した皆さんの獅子奮迅の活躍を祈念したい。
秋田内陸縦貫鉄道の全線開業30周年の記念式典が阿仁合で行われた。角館から内陸縦貫鉄道(スマイルレール)に乗って行ってきたが、日本の原風景の中を走る鉄道はほんとうに素晴らしいと思った。都会から来た人や台湾をはじめ海外からのお客様が増えている理由がわかった。式典では吉田社長から思いのこもった素晴らしい挨拶があり、従業員の皆さんからのサービス向上宣言もあった。みなさんが温かいホスピタリティで接客していることが伝わってきてすごく感動した。「秋田内陸縦貫鉄道は今日も元気に走っています。明日からも皆さんの夢をのせて走り続けます!」-スマイルレールは地域のためにも全国・海外からくる観光客のためになくてはならない宝物である!笑う岩偶とスマイルレールの2種類のどら焼きも駅で販売しており、人気である。(榮太楼製)

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ラートの世界大会(第9回世界ラートチームカップ)が秋田県立体育館で開催され、日本、ドイツ、オランダ、スイスの4か国による国別団体戦が行われた。秋田ノーザンハピネッツの社員でもある高橋靖彦さん(個人世界チャンピオン)の尽力で世界大会が秋田開催になり、結果はドイツについで2位だった。私も観戦したが、ラートはいまのところマイナーだがかなり面白い競技だと実感した。高橋選手はじめ関係者の皆さんありがとう!
パリのノートルダム寺院が火災でシンボルの塔が焼失した。スリランカのコロンボではキリスト教徒と外国人を狙った同時多発テロが発生し、320人以上が死亡した。報復によるテロではないかといわれているがこうした非人道的なテロは許されない。国際情勢が怨嗟の連鎖にならないことを祈りたい。
池袋では87歳の老人が暴走し母親と女児が死亡、神戸では市営バスが暴走して若者二人が命を落とした。いたましい事故ではあるが、人間が少しおかしくなってきているのではないだろうか?
気持ちをひきしめて日々精進したい。

社長 小国輝也

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