2020年4月2日 木曜日

2020.3.25

輝 進 VOL.290

世界中でコロナ騒動が巻き起こっている!中国からはじまったコロナウイルスはものすごい勢いで拡がり、日本、韓国だけでなく、イタリアやイランでの感染者が増え、ついにヨーロッパ各国やアメリカでも猛威を振るい、感染者数、死亡者数は日に日に増加の一途をたどっている。ドイツのメルケル首相も「第二次世界大戦後の最大の試練に直面している」と話しヨーロッパ諸国も鎖国状態になっている。日本もついに中国、韓国だけでなくヨーロッパやアメリカからの入国者にも14日間の経過観察要請等の措置を講じた。国内では先月末に安倍総理から国民に対して不要不急の集会や人の移動の自粛要請がだされ、またすべての小中学校、高校等の一斉休校要請により、学校が急に休校になり、現場の先生も児童生徒や親もちょっとしたパニック状態になった。SNSでもまことしやかにデマが流され、トイレットペーパーがなくなる噂がたってドラックストアでは一時的に品物がなくなった。コロナウイルスはお湯で死滅するとか、○○さんはクルーズ船にのっていて「コロナ陽性らしい」といったデマも横行した。たしかに感染力の強く特効薬のまだないウイルスではあるが、マスコミも視聴率稼ぎに騒ぎすぎな感が否めない。ただやっかいなのは感染していても症状のでない保菌者が知らず知らずのうちに感染をひろげてしまい、ふつうの風邪と同じような症状で治ってしまう人がいる反面高齢者や持病を持っている人が感染すると重症化して死に至ることもあり、未知の敵に対する不安がより一層人々を委縮させている。喚起のよくない密閉空間で、密集した状態になり、密接な接触があると感染がおこりやすい。国内では、会合や人の移動の自粛傾向が続き、卒業セレモニー、歓送迎会、パーティー、イベント等が軒並み中止や延期になり、飛行機や新幹線の利用者も激減し、駅や空港、観光地は閑散としてしまい、旅館ホテル、旅行業、飲食業は特に利用客が激減し大変な状況になっている。政府も日本人の生活や企業経営を支えるための緊急融資等の政策を実施したが、国会での審議や官僚の対応があまりに急な展開のためちぐはぐになっている。批判ばかりしている野党にも協力してもらい挙国一致体制でこのコロナショックに立ち向かってもらいたい。はじめは静観していたアメリカのトランプ大統領もチャイナウイルスとの闘いは非常事態であり全精力をあげて対応すると宣言した。世界的にまだまだ収束の見通しは立たず、残念ながらこの夏の東京オリンピックは1年程度延期になることが決定した。4月からは学校は通常通り再開されそうだが、早くコロナ騒動を鎮静化させて蔓延している自粛ムードを一掃させたい。このままでは日本も地方も経済が破綻する。神様の人類に対するおしおきではないかという説もある。ごく当たり前の日常生活がいかに幸せか痛切に感じる春の試練である。みんなで力をあわせて頑張ろう!!

みちのくに春を呼ぶ「竹駒神社の全国銘菓奉献会」は4日初午の日に予定通り開催された。今年は「さなづら」「さくらゼリー」「赤まん青まん」を奉献した。コロナの影響で例年より参拝者が少なかったが、奉献会の白松会長や村田宮司さんたちと神社で厳かに参拝させていただきいつにもまして身の引き締まる思いがした。時節柄懇親会は中止になったが、いろいろ情報交換させていただいた。それにしても仙台駅や新幹線の中も人が少なかった。

ABSラジオの人気番組だった「ラジオ快晴GOGOのマキ」が14日最終回を迎えた。パーソナリティーの工藤牧子さんのお人柄でリスナーの評判もよく21年間つづいた長寿番組だった。私も旅館をやっているころから月に2回のペースでゲストとして出演し、途中休んだとこもあったが通算17、8年トークをさせてもらった。最初は今週のおすすめおやつの紹介をして10分くらいの出演だったがそのうちリスナーから私にもハガキやメールが来るようになり約50分レギュラーとして出演するようになった。最後は3週連続で出て、牧子さんとともにコロナに負けず秋田を元気にするトークができたように思う。いろいろなテーマにもとづいてメッセージが寄せられるので、話していて非常に楽しい番組だった。最近ではラジコで全国の皆さんが聴取できるようになったので、さまざまな地域からメールがきて、榮太楼のお菓子プレゼントも喜んでいただいていた。私の東京の友人からもメッセージが来たときは驚いたが面白かった。最終回の最後が牧子さんも涙が止まらず感動的なフィナーレだった。この放送がABSの山王での最後のラジオ放送になり翌週からは駅前の新社屋からの放送になった。牧子さんは人の話をうまく引き出し、暴走しがちな小国輝也のトークをうまくコントロールしてくれた。「てるマキ」コーナーを楽しみにしてくれたリスナーの皆さんほんとにありがとう!!
GOGOマキ・フォーエバー! リスナーからは4月から「小国輝也の黙って俺についてこい!」という番組をやってほしいとリクエストがあったが、そんなことをしたら「振り向いたら誰もいない」になりそうなので丁重にお断りした。
秋田中央教育事務所の津島先生からご依頼があり、機関誌「ちゅうおう」に寄稿させていただいた。「ふるさとは近くに住みて創るもの」と題して、秋田の人口減少が進む中、こどもたちにふるさと秋田を愛してほしい旨のメッセージをこめた。けっこう読まれているようで友人の学校の先生数人から電話やハガキをいただいた。元気なあきたを創りたい!

米田秋田県教育長が今月いっぱいで退任されることになった。米田先生は私の秋田高校時代の恩師で公私ともにお世話になっている。博学で温厚なお人柄で現場の先生方からの人望も厚い。東日本大震災の直後に教育長に就任されたが、この9年間秋田の教育行政のトップにたって秋田の人づくりを推進された。先生が落ち着かれたら一献傾けながら懇談したいと思っている。米田先生ありがとうございました。

私の友人で元日清製油の長谷川清さんが数年ぶりに秋田にきて弊社を訪問してくれた。彼は食品製造業の衛生管理やハサップ取得の指導をしたりする外資系企業に勤めている。有意義な情報交換をすることができた。
本妙寺のお彼岸前の総代会が行われ、お上人さんを囲んで今後のお寺や護持会の運営について打ち合わせをした。大森上人は本当に檀家思いのご住職で、本妙寺はとても心の安まる居心地のいいお寺である。感謝!

こすもす秋田が東京のエスオーユーホールディングス株式会社のグループに加わることになり、原田会長がエスオーユーホールディングスの松丸社長はじめ経営陣の方々をお連れして弊社にお越しいただいた。エスオーユーホールディングスは葬儀、介護、ホテル、飲食、イベント事業など多岐にわたって事業を展開されており、こすもす秋田さんは今まで通り秋田で事業を行うが、さまざまな面でパワーアップしそうである。

無観客で開催された大相撲春場所は無事終了し、千秋楽の八角理事長の協会挨拶は感極まった様子だった。異例の大阪場所は白鵬が鶴竜との相星決戦を制し、44回目の優勝を果たした。2敗はしたもののいざというときの白鵬の集中力はさすがである。朝乃山は11勝だったが大関昇進を確実にした。
大嶽部屋力士は7人が勝ち越し。幕下8枚目の納谷(3男)は4勝3敗。最後の連敗が痛かった。いよいよ次は関取へのチャレンジである。4男の夢道鵬は序二段で6勝1敗、来場所は三段目である。次男の鵬山は前相撲で2勝し、来場所から番付にのる。いよいよ大鵬の孫たち3兄弟のそろい踏みである。楽しみながら応援したい!

社長 小国輝也

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