2021年5月13日 木曜日

4月1日トピコ店をリニューアルオープンした。
他の菓子店の撤退に伴い、ポポロード側の入り口左手の3軒分のスペースが榮太楼トピコ店になった。もともと弊社の売り場だったところであるが、360度榮太楼の店舗になり、アフターコロナは爆発しそうな場所になった。
前日は総勢8人で深夜まで移転作業を行い、1日の営業時間にあわせて無事にスタートすることができた。商品のレイアウトやディスプレイを日々改善して試行錯誤であるが、佐藤店長はじめ皆張り切って頑張っている。秋田駅の顔でもあるので、恥じぬように榮太楼拠点店舗として攻めていきたい!

桜前線は北上が早かった。秋田市では史上最速で開花宣言がでて一気に満開になった。そのあと冷え込みが続いたので桜が長持ちして、毎朝千秋公園を散歩しているが、今年は綺麗な桜を楽しむことができた。朝の散歩をしている人も増えたように思う。四季折々の自然の営みはコロナウイルスに関係ない。朝の散歩で元気をもらっている気がする。
桜咲くさくらゼリーも相変わらず好調で特注がはいったり、店頭での売れ行きもいい。北海道テレビの夕方のニュースコーナーでも特集で取り上げられることになった。GWにかけて北海道からもさくらゼリーのオファーが増えるかもしれない。
店頭では、いちご大福が終わり甘夏大福が始まった。花見だんご、柏餅もラインアップされ、まさに春爛漫である。みかんゼリー、レモンケーキもスタートして、春から初夏にむかってにぎやかになってきた。引き続き人の動きが抑制され鬱々とした気分になっている人が多いと思うが、おいしい楽しいお菓子を召し上がっていただき元気を出していただきたい。

上旬に恩師の中村青志先生が久しぶりに来秋され、榮太楼の直営店舗をチェックしていただいた。榮太楼スタッフの頑張りを評価していただき、「このコロナ禍での健闘は必ずこのあといい方向につながっていくよ」と激励の言葉をいただいた。今回は鶴岡・酒田の菓子店を視察したあとの秋田入りだった。ここ数年で先生は東北6県をくまなく回り、菓子店を訪問しその状況をレポートにまとめてその都度私にお送りいただき、いろいろなアドバイスをくださっている。栄太楼再生が中村先生のライフワークになっている。

「あと12年で菓子舗榮太楼は150周年を迎えるのでそろそろ150年史を作る準備をしなさい。私が手伝ってあげるから」とおっしゃっていただいた。大学のOBむけの情報誌「東京経済」でOB訪問のコーナーでかなり大きく取り上げていただき、中村先生とのご縁のことも含め記事になったので、OBの方々からも反響があった。恩に報いるためにも榮太楼をしっかり再生させて、地域文化の創造の担い手として地域に貢献していけるように頑張っていきたい。

わらび座が創立70周年を迎え、10日にあきた芸術村・わらび劇場において、わらび座70周年シーズン開幕特別公演・オープニングセレモニーならびにミュージカル「空!空!!空!!!」が上演された。山川龍巳社長は挨拶で「コロナ禍により経営的に申告な打撃を受ける中、全国の多くの皆さんからの励ましと支援についての感謝の言葉」を述べられ「このあとも人々に芸術文化をとおして夢と希望をあたえることのできる活動を続けていく決意」を表明された。「空!空!!空!!!」は女性初の飛行士・及位ヤエ物語であり、昨年度に続いての上演になるが、主演の川井田南さんはじめ役者の皆さんがとても張り切っていて輝いて見えた。終わったときに感無量の様子のお客様が多かった。わらび座の皆さんの心意気がひしひしと伝わってきた。わらび座さんにあやかって私たちも前向きに精進していきたい。

秋田県知事選挙は佐竹敬久知事、秋田市長選挙は穂積志市長が激戦を制しそれぞれ4選を果たした。コロナ禍を乗り切り、人口減少等山積する課題を克服して秋田の未来を活性化してけるように、私たちも官民一体となってチャレンジしていきたい。
秋田県は堀井副知事が任期満了で勇退し、新たに神部秀行さんと猿田和三さんが副知事に就任した。はじめて県庁内部からふたりの副知事の体制になる。猿田さんは私の秋田高校時代の同期で野球部のキャプテンで、大学時代は全日本の主将も務めた人望のある男である。彼のホームラン量産を期待したい。

秋田中央地域地場産品活用促進協議会(農家のパーティネットワーク)の総会がキャッスルホテルで開催された。会長の穂積秋田市長はじめ、菅原男鹿市長、鈴木潟上市長も出席し、昨年度事業の承認や今年度の活動計画・予算等について審議した。会員相互のコラボによる商品開発や、県内外への販促プロモーション活動とともに、いままで秋田市で取り組んだECサイト・「あきたづくし」をこの協議会に移管し、秋田の物産の通販を強化していくことになった。しばらくは人の動きが停滞したままだと予想されるので、「あきたづくし」を有効活用して、秋田に外貨を獲得していきたい。

毎年春の会社の健康診断を白根病院さんにお願いしている。私も検診を受け、胃カメラやっていただいたが、特に異常なしでホットしている。年相応に首肩背中のコリがひどく疲労が蓄積している気がするが、健康には留意しながら、さらに気合を入れなおして頑張っていきたい。コロナウイルスのワクチン接種も秋田でも医療関係者や高齢者の方々から始まった。一般国民までいきわたるには半年以上かかりそうだが、引き続き手洗いうがい・マスク着用等基本を徹底して気を付けながら頑張るしかなさそうである。またまた第四波で全国的に感染者が急増して、東京、大阪、兵庫、京都は緊急事態宣言がだされた。また人の移動が抑制されるGWになりそうだ。この一年以上コロナに翻弄されているが、年間で病気によって亡くなった方は例年より1万人近く減っているとのことである。予防に気を付けた結果だろう。皮肉なものである。

菅総理大臣が訪米し、バイデン大統領と首脳会談を行った。インド太平洋地域や台湾にたいして圧力を強め傍若無人な中国に対する対抗措置も共同で対応していくことになりそうだ。コロナも大変だが国際情勢もややこしくなってきている。東京オリンピックは開催する方向であるが、感染者増加により、まだどのような形でやれるのか微妙である。水泳の池江璃花子選手は白血病を克服して全日本選手権で4種目で優勝し東京オリンピック出場が決まった。感動的だった。選手たちの奮闘を見ているとオリンピックはやってほしいのだが、さてどうなるか?天に任せるしかないかもしれない。

社長 小国輝也

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