2022年8月9日 火曜日

南東北は6月末に史上最速で梅雨明けしたが、北東北はまだ梅雨明けにならず暑い日が続いたと思えば雨がつづいたりモヤモヤした天候である。
店頭ではあんみつやキウイ大福が人気である。いとく店限定のイチゴやレモン、キャラメルコーヒーのあんみつも評判がよく売り上げアップに貢献している。幸町店ではフラッペ「氷チューチュー」夏季限定販売。ずらっぺ、あんこっぺ、いちごっぺの3種類を販売しているが、徐々にお客様に浸透してきている。人流が回復したことによってトピコの売り上げも上々で、特にさなづらとさなづらゼリーの動きがいい。この夏は代表銘菓さなづらのV字回復で売り上げを伸ばしていきたい。
福楼は、ブラウブリッツ秋田の試合会場での販売、広小路バザールへの出店、トピコ一階での催事販売に連続してチャレンジした。暑くなってきているので冬や春に比べると売り上げは多くないが、それでもたくさんのお客さまにお買い上げいただきイベント販売は宣伝効果が高い。8月には竿燈まつりのときにご当地グルメフェスに出店したり、お盆のときにはまたトピコで販売することになっている。あきたのソウルフード・福楼の豚まんの認知度をアップして今年の秋にはブレイクさせていきたい。
恩師の中村青志先生からは東京で人気の中華まんを送っていただいた。神楽坂五十番、中村屋、維新號、江戸清である。それぞれ特徴があり価格やボリュームも違うが、とても参考になった。中村先生には今月も秋田にお越しいただき経営戦略についてもさまざまなアドバイスをいただいた。スピード感をもって実行していきたい。

魁新報の「明日も花まるっ」のエッセイに内館牧子さんが「秋田にありがとう」のタイトルで先月亡くなられた母上のことを書いておられた。その中に「人生最後の外出は、私と出かけた銀座三越だった。秋田の菓子舗榮太楼が期間限定で出店すると知り、母が行きたがったのだ。懐かしいお菓子を買い、来店中の小国輝也社長と秋田の話をして、嬉しそうだった。」とあり、私は感極まってしまった。3月に土砂降りの雨の中、売り場に内館さんがあらわれお菓子をお買い上げいただきとても嬉しかったが、いっしょにお越しになった方はマネージャーさんかなと思うほどしっかりされていた。あのときが内館さんの母上の最後の買い物になったとは!あらためて人生は一期一会が大切であると深く思った。内館さんにさっそく手紙を添えてあきたの香りのするお菓子をお送りして母上様のご仏前にお供えいただいた。日々ひとりひとりのお客様との出会いを大事にして心を込めて商いをしていきたい。榮太楼の魂をこめて頑張りましょう!

メトロポリタン秋田親交会総会懇親会が久しぶりに開催され、来賓として参加されたJR東日本の井料秋田支社長やステーションビルの井上社長、橋本支配人はじめ会員企業の皆さんと有意義な情報交換ができた。ホテルは宿泊稼働率がよく、ようやく宴会需要も戻りつつあるようである。
七夕の30代最後の誕生日は家族で大昌園に行って久しぶりに焼肉を豪快に食べて英気を養った。実年齢より心身ともに20年くらい若返った気がする。

竿燈まつり実行委員会の役員有志で、当福寺で追善供養をおこなった。昭和50年代に竿燈が数年にわたって雨に見舞われた際、当時の高田市長と観光協会会長だった私の親父たちが相談して当福寺で追善供養をおこなうようになりそれ以来竿燈は一度も中止になっていない。(もともと大通りはお寺のお墓だったところを広げてつくられた)今年の竿燈まつりは3年ぶりに開催される。みなさんの思いを一つにして五穀豊穣を願い邪気を払う、ねぶり流しの伝統行事である秋田の竿燈を無事に成功させたい。私も気持ちをこめて進行役をつとめたい!

第1回秋田潟上国際音楽祭「秋田ガラ・コンサート」がアトリオンで開催され招待されて鑑賞してきた。マイクを使わず生声で15人のオペラ歌手たちがヴァイオリンやバンドネオン等の強力な演奏で快調に歌っていて素晴らしかった。日本歌曲、カンツオーネの有名曲、昭和歌謡、東海林太郎の曲もあり盛沢山だったが、とてもレベルが高く感動した。ディレクターの千田桂大さんはじめ実行委員の方々の心意気がすごかった。ちなみに千田さんの実家は潟上の有名な佃煮屋さんである。ありがとうございました。

私の親友である大友直君が秋田テレビの取締役に就任し、免許センター長の佐々木薫君の呼びかけで、同期の有志によるお祝いの会を山王の「風月」で開催した。県庁、市役所、学校の先生、バトミントンの監督、会社社長、ラグビー仲間等大友君と親交のある多彩なメンバーが集まり、彼にエールを送りながら酒を酌み交わした。
秋田のマスコミのトップとして大友君のさらなる活躍を期待したい。

秋田ノーザンハピネッツの田口成浩選手の結婚披露宴がキャッスルホテルで催され、出席させていただいた。田口選手の交友関係の広さもあり、友人知人、バスケット仲間、ハピネッツ関係者などたくさんの方々が参集し、にぎやかで楽しい披露宴だった。奥様とは2年半前に結婚し昨年は女の子も生まれていたので、延期になっていた披露宴がようやくできて、新郎新婦ともにとても嬉しそうだった。奥様はものすごい秋田美人で、高校時代はなぎなた部で活躍したそうでお似合いのカップルだと思う。
おひらきの際には特製の「おいさーどら焼き」(榮太楼製)が出席者に配られた。
シゲ、ほんとにおめでとうございます。そしてありがとう!ふたりの門出に乾杯!
前にハピネッツに在籍した、水町亮介さんや徳永林太郎さんとも久しぶりに会えて、わたしも楽しかった。

大相撲名古屋場所、大嶽部屋の王鵬は13日目に幕内初の勝ち越しを決めた。千秋楽まで連敗してしまい8勝7敗。かなり相撲内容もよくなっているが、まだ四つ相撲になったときの攻めがしっくりいかない時がある。解説の北の富士さんも話していたが、もっと押しの威力を増すことと右手の使い方をうまくして上手をとって相手と胸をあわすような相撲をとればスケールが大きい力士に成長するだろう。幕下の納谷は2勝5敗、夢道鵬はけがをして休場して2敗5休。大嶽部屋は6人が勝ち越した。来場所に向かってまた頑張ってほしい。それにしてもコロナに振り回された場所だった。途中休場が日に日に増えて13の部屋の力士約200人が休場になり不戦勝が今までで最も多い場所になった。逸ノ城が横綱照ノ富士との優勝争いを展開し12勝3敗で初優勝を決めた。貴景勝は健闘したもののほかの上位陣は総崩れだった。
安倍元総理が参議院選挙の応援におとずれた奈良市大和西大寺駅前で遊説中に凶弾に撃たれて亡くなってしまった。白昼多くの人やメディアが映している中での衝撃的な事件である。旧統一教会にうらみを募らせた犯人(山上徹也)の犯行だが、自作の拳銃で単独で襲撃したことは、警備の不備があったにせよ、日本では今まで考えられないような犯行だった。さまざまな評論家がいろいろなことを話していたが、やはり世界も日本も大きな変革期にある中でのターニイングポイントになりうる事件だと思う。歴代最長の総理大臣として日本のために尽力をされた安倍さんのご冥福をお祈り申し上げます。

コロナ感染の第7波が猛威を振るっている。一日で全国では20万人を超える人が感染し、秋田でも過去最多の830人を超える感染者がでている。病床使用率や重症化率を検討し、国も県も警戒レベルはあげるものの、いままでのような行動規制は求めない方針である。8月はお祭りやイベントも以前のように開催され帰省する人も増えるだろう。感染には十分注意しながら社会経済活動はしっかりまわしていきたい。
がんばろうみんな!コロナとの闘いもあとすこしで出口がみえるだろう。ファイト!                                                                                                     社長 小国輝也

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