2025年9月11日 木曜日

梅雨明けして連日暑い日が続いている。最低気温が25度、最高気温が32度超えの日が秋田でも多くなっている。全国的に35度以上の猛暑日が多くなっており、北海道でも38度以上になったりこの夏の暑さは尋常ではない。地球温暖化の影響が顕著だが日本は亜熱帯気候になってしまった。お菓子の売れ筋も昔と比べてかなり変化している。ゼリー、かき氷等の冷菓子でお客さんをグッと引き付けるものがないと夏の売り上げアップは厳しい。弊社もさなづら、さなづらゼリー、さなづら葛ようかんの動きはいい感じがする。みるく饅頭(どっこいしょどっこいしょ)も重点販売しているので、竿燈まつりの季節到来、積極的にお客様にアピールしていきたい。

いとく新国道店では先月から生ドーナツを限定販売しており、リピーターもついて評判がいい。なかでも生クリームとカスタードの人気が高かった。今月末でお休みして8月はあんみつの種類を増やして強化していくことになった。
幸町店の生クリームあんぱんはリピーターがついて安定して売れるようになってきた。お客様がほしくなるものをタイムリーに提供していくことが大事である。
南通り店ではイートインコーナーは暑くなってきてみたらし団子がすこし苦戦している、あんみつソフト、さなづらソフトの人気が出てきた。集客につながる工夫をして売れ上げアップを図っていきたい。
トピコ店は5月から最重点店舗としてディスプレイや売り方の工夫をしてきたが今月は予算をオーバーする売り上げになっており好調である。さなづら、みるく饅頭をさらに強化して夏の売り上げを最大化していきたい。

秋田県物産振興会の役員改選があり澤田さんが新社長に就任した。ご挨拶に行き情報交換をしたが、観光土産の売れ方もかなり変化してきているので知恵を絞っていきたい。今はアトリオンでも東京有楽町のふるさと館でもさなづらは伸びてきているのでさらに押していきたい。
秋田空港ターミナルビルの成田新社長にもご挨拶にお伺いしてきた。客数があまり増えない中、客単価をアップすることが大切である。空港のナガハマコーヒーのカフェでは金土日限定でみるく饅頭の試食を出してもらっている。さなづらとともにみるく饅頭の認知度をあげてこの夏の秋田土産のTOPに育てていきたい。

白河の大黒屋の古川社長が来秋して、大町振興組合の高堂理事長とあくらで食事しながら情報交換をした。星辻神社のだるま祭りでのだるま最中の人気は年々高まっているようである。春に紹介してもらった大黒屋さんの新商品「定信」はヒットしているとのこと。さまざまな商売のヒントをいただいた。古川さんありがとう!

先月後半から鶴の湯の販売スタッフ武田さんが都合によりお休みしているので、週末に長倉君と私で鶴の湯の小屋へ販売に行っている。私は久しぶりだったが、やはり鶴の湯には全国津々浦々からお客様が来ていて、お客様と会話していても楽しかった。インバウンドの外国人はそんなに多くない感じである。日帰り入浴にきてあこがれの鶴の湯の外観をみて感動して写真を撮っている方々が多い。つるまん、鶴の湯さなづら、鶴の湯諸越、乳頭温泉どら焼きも人気で、かなり売れているが、つるまん2個入り一つとかさなづら2枚入り一つといった買い方で、以前のように箱でまとめて買う観光客は少なくなった。観光地の土産の買い方も変化している。

秋田市竿燈まつり実行委員会で、當福寺において追善供養を執り行った。竿燈まつりの会場が昭和48年に広小路から現在の竿燈大通り(旧山王大通り)に移転してから数年、まつりが大雨にたたられたことがあり当時の高田市長と私の父である小国敬二郎観光協会長たちが協議して、道路はもともと墓地があった場所であることから當福寺さんで追善供養をおこなうようになった。それ以来竿燈まつりは中止になっていない。竿燈まつりに尽力してきた先人の御霊に感謝しながら供養をさせていただいた。今年の竿燈まつりも大成功になるように盛り上げていきたい。昨年より増えて266本の竿燈が出竿することになっている。

土田牧場さんに、久しぶりにお伺いしてご挨拶してきた。土曜日だったが、たくさんのお客様がいらしてソーセージやソフトクリーム、チーズトーストを食べたり楽しんでいた。ジャージー牛のみならず、犬、兎、羊、ヤギもいて家族連れのみなさんはエサやり体験もできたりするので、土田牧場は由利本荘地区の人気の観光スポットである。永年、弊社がOEMで製造した、「風車サブレ」を販売していただいていたが、弊社の洋菓子部門商品の絞り込みもあって製造継続は厳しいので休止させていただくことになった。ただ秋にはスポットで「風車サブレ」の限定販売は対応できるかもしれない。お客様から「風車サブレ」を食べたいという要望がおおいとのこと。ありがたいことである。
土田社長ご夫妻はじめ家族スタッフの皆さんが一生懸命牧場を運営している姿をみて頭が下がる思いをした。感謝!

弊社の「あきたこまちおかき」を製造していただいている「さくら製菓」さんの工場見学に福岡常務、尾形部長、佐藤店長といっしょに行ってきた。新潟県新発田市にあるので片道4時間近くかかった。昨年の9月に工場を移転新築されたとのことで、寺尾会長からいろいろお話をお聞きしながら、工場の生産現場をご案内頂いた。衛生面に相当気配りしながら、生産効率をあげる工夫をされていて、大変参考になった。無印良品等大手のOEM製造もされているので管理はかなり厳しいが売り上げはかなり伸びているようである。ただ原料の加工用米がとてつもなく値上がりしているのでこの秋からはかなり製品の値上げをするとのことで、秋田こまちおかきも3割くらい値上がりしそうである。お客様に価値を伝える努力をしなければならない。また、ご紹介いただいて、菊水酒造の新しくできた日本酒工場兼ミュージアムも見学してきた。五感で日本酒を楽しめる空間を創っている。日本酒の文化を伝える素晴らしい施設だった。
菓子も日本酒も日本の大切な文化である。

今年の七夕の誕生日は令和7年7月7日のゾロ目だったので運転免許証の更新に行ってきた。新築になった免許センターで快適だった。

大相撲名古屋場所は大混戦になっている。横綱豊昇龍は途中休場。新横綱・大の里は12日目までに3敗。2敗で平幕の安青錦と琴勝峰が並んで、3敗で大の里、一山本、熱海富士、新入幕の草野が追う展開。安青錦がいきそうな気がする。
王鵬は大の里に勝って金星をあげたものの上位陣にことごとく負けてしまい、12日目で4勝8敗と負け越し。立ち合いは悪くないが次の攻めが弱いのと相手十分になると勝てない。幕下にさがった夢道鵬は負け越し。もう一度出直しになった。幕下納谷は現在3勝3敗。3兄弟をふくめ大嶽部屋力士の活躍を祈りたい。
大相撲戦国時代。どんどん新鋭の生きのいい関取がでてきている。来月21日には秋田で由利本荘場所が開催される。秋田県民は楽しみに応援している。秋田県の孫・王鵬の奮起を期待したい!!
社長 小国輝也

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