2012年1月30日 月曜日

2012年辰年、新しい年がスタートした。昇り竜にあやかって、日本も秋田も閉塞感を打破していろいろな面で活性化する年にしたいものである。クリスマスから降り続いた雪で、秋田市では年明け早々から記録的な積雪になっている。除雪費もすでにオーバーしてしまった。毎朝氷点下で冷え込みも厳しい。昨年の一月もここ20年で最も寒い冬ではないかとこの輝進に書いたがそれを上回る寒さである。私は雪が好きなほうだが、あまり度がすぎる大雪は困ったものである。お客様が店にたどり着かなくなってしまう。2月は少し穏やかであって欲しいものである。

榮太楼の店頭は既に春を迎えた。新春いちごフェアを開催中で、いちご大福やストロベリーケーキがラインアップし華やかになっている。うぐいす餅に続いて桜餅もはじまり、例年より早くさくらゼリーもスタートした。お客様には是非お店に足を運んで頂き、春を感じていただけたら幸いである。

今年の会社のスローガンは捨古創新―新しい仕組みをつくり改革を断行しよう!      

1、 すべてが営業 2、すべてに経知 3、すべてに親切 に決定した。

重点目標は、工場生産性向上、販売力・営業力強化、コストダウン、ヒット商品開発(首都圏マーケット攻略)である。全社一丸となって、チーム榮太楼を前進させていきたい!

3日行われた大町商店街と通町商店街による新春夢綱引きは、はじめて通町が勝った。通町が勝てば商売繁盛、大町が勝てば無病息災ということなので、今年は商売繁盛の年になりそうである。真剣勝負で綱を引いたので、新年から筋肉痛になってしまった。40代最後身体も鍛えなおしたい。

親友の佐々木薫君が警察のひとつ上の資格に合格したので、附属中時代の有志で集まり、薫君を囲む新年会をつねやで開催した。医者、先生、公務員、自営業とバラエティーにとんだメンバーで、昔話に花が咲き昨今の情勢や日本の未来について語り合った。親しい仲間と飲むとあっという間に時間がすぎるのはどういうことだろう。エネルギーを充電した。

秋田県の観光取材に韓国の旅行代理店の皆さんが来秋し、大町店に立ち寄られた。日本らしいお菓子の撮影を店頭で行い女性モデルふたりが上生つくりにチャレンジした。講師の鈴木工場長もニコニコしながら優しく指導していた。出来上がったお菓子をさっそく食べて美味しかったようである。さなづらやもろこし、ケーキもお気に召していた。韓国でも案外日本の菓子が売れるかもしれない。まずは韓国から来秋するお客さんが増えることを期待したい。

元柴田旅館の柴田久男さん、畳を愛する会の事務局を永年お勤め頂いた伊藤京子さん、湯瀬ホテルの関社長の父上雅夫さんが相次いで鬼籍に入られた。私の親父の代からなにかとお世話になった。柴田さん、伊藤さんは闘病しながら、昔の楽しい話をご家族にしていたようである。今頃、天国で親父や、佐渡谷さんたちと乾杯していることだろう。心からご冥福をお祈り申し上げます。

裏千家淡交会秋田支部けいこ始めの茶会は今年からキャッスルホテルに変更になり、550名以上が参集し、華やかに開催された。来賓席と濃茶席の主菓子は弊社にご用命いただき、濃茶席ははなびら餅だった。着物姿の女性が多く、茶席は凛とした空間でなかなか良いものである。お抹茶を頂くと不思議と落ち着く。

秋田南高校吹奏楽部のニューイヤーコンサート、今年は千葉県の柏高校吹奏楽部とのジョイントで行われた。県民会館が超満員だった。とても高校生とは思えないほどレベルが高く吹奏楽の演奏は勿論、歌や踊りのパフォーマンスもあり、楽しさと感動の素晴らしいステージだった。南高校は今年50周年を迎える。ますますの活躍を期待したい。

全国菓子工業組合連合会の新年会が東京會舘で行われ、私が来月仙台で開催される青年部全国交流会と岩手、宮城、福島の被災地の子供たちに向けての「愛の菓子」運動の内容説明とお願いをした。また菓子業界のトップの方々といろいろ情報交換をし、交流をすることが出来た。菓子業界の力を結集して、日本を元気にしていきたい。

このあと長野での青年部の関東甲信越ブロック大会に参加し、伊那寒天の社長の講演をお聞きし、栗菓子で有名な小布施の街つくり等を視察してくることになっている。成功事例を弊社の経営にもフィードバックしてきたい。

一月後半は新年会が多い。イヤタカ友の会、グランドパレス川端グループ、秋田信用金庫、菓子組合秋田支部などなど・・・ イヤタカの北嶋社長は「希望をつくる」、川端の斉藤社長は「笑顔」を今年の会社の方針のキーワードにあげておられた。絶えず創意工夫しながら、スタッフのスキルアップを図って、新しいことにチャレンジしていく企業は強い。あきしんの平野理事長も今年はまだまだ厳しい経済環境が続くとした上で、地元企業の経営改善をサポートしていく旨の挨拶をされた。弊社もふんどしを締めなおして攻めに徹するとともに、新しい飯の種を開拓していきたい。

秋田南法人会の青年部(私が部会長)ではここ数年小学生を対象にした租税教室活動に力を入れている。21日には御所野イオンショッピングセンターにおいて「プラモといっしょにウルトラクイズ」と題してイベントを開催し盛況だった。昨年デビューした秋田の少女グループ「プラモ」のステージや川尻小学校吹奏楽部の演奏などのアトラクションや、税金に関するウルトラクイズをおこなった。景品としてプレイステーションがかかっていたせいか昨年より参加者も多く盛り上がった。ちょっとクイズが難しかったかな。大人でもわからない問題もあった。政治家の皆さんにももっと税の大切さを学んで欲しいものである。

イタリアの豪華客船が座礁転覆する事故があり、船長が客を見捨てて逃げ出し逮捕された。日本の政治家・官僚の中には船長のような人間がいては困る。国民や客を守ることが真のリーダーにとっては最も大切である。

大相撲初場所エストニア出身の大関把瑠都が白鵬に敗れたものの14勝をあげ初優勝を果たした。新大関稀勢の里は最後失速し、11勝で終わった。白鵬時代に少し変化がでてきた。新しい横綱誕生を待ちたい。日本人力士優勝はここ6年間無しというのも情けない。がんばれ日本男児!

ダルビッシュは大リーグテキサスレンジャーズ入りが決まった。6年46億円の年俸である。東北高校時代旅館榮太楼に泊まったダルビッシュのアメリカでの活躍を期待したい!

                                       

                                        

                                         社長 小国輝也

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