2015年5月29日 金曜日

2015.5.25
輝 進 VOL.232

秋田ノーザンハピネッツが劇的勝利でプレーオフで新潟を破り有明でのファイナル進出を決めた。新潟と1勝1敗でむかえた最終決定戦、前半5分で4対11と相手にリードを許したが後半じわじわと追い上げ残り5.5秒からボイキンのシュートが外れたボールを田口がリバウンドでシュートを決めブザービートで勝利を収めた。18対17で感動的フィナーレで有明への切符をゲットした。約4000名の市立体育館集まったブースターは狂喜乱舞、大感激だった。ドラマでもあんな試合は見れない。最高のゲームだった。長谷川ヘッドコーチをはじめ水町キャプテン、田口、ボイキン、ロビー、選手もスタッフも抜群にチームワークがよく今年のハピネッツは強くなった。ブースターの熱い応援もすごかった。まさに秋田を愛する皆が結集してのハピネッツの勝利である。県民に夢と感動をありがとう。有明では初日の東地区決勝で宿敵岩手ビックブルズに勝って東地区優勝を決めた。第3コーターに突き放した。大塚、田口が活躍し、ブースターも有明で吠えた。ファイナル決勝は沖縄、滋賀を破って勝ち上がってきた西地区3位の浜松・東三河フェニックスに残り3秒69?71の2点差で逆転負けし、念願のリーグ初制覇はならなかった。ディショーンが大活躍したが、田口がマークされ得点を伸ばせなかった。有明コロシアムに参集した1万人のうちピンクの秋田ブースターがかなり多く、「ハピネッツの応援はものすごい」と日本バスケットボール協会の川渕会長が絶賛していた。日本1は来年に持ち越しになったがぜひ3度目の正直を期待したい。私は残念ながら有明まで行けなかったが家族や友人がたくさん応援にかけつけた。水野社長はじめ秋田プロバスケットボールクラブのスタッフの皆さん、長谷川ヘッドコーチをはじめチームの選手、スタッフの皆さんに心から感謝したい。有明出陣前にイヤタカで開催されたパートナー交流会も例年にもまして大にぎわいだった。確実にハピネッツはおらほの県民球団として根付いている。7日間栄太楼直営店で限定販売した「ハピネッツ必勝どらやき」はものすごい人気で毎日完売だった。練習会場に差し入れにいき選手たちにも喜んでもらったのでファイスブックでもかなり話題になっていた。必勝どらやきを食べて秋田県民が皆ハピネッツを応援したのである。栄太楼もサービス綱領に謳っている通り「人々に夢と希望を与えつづけて」いきたい。GOGOハピネッツ!がんばろう栄太楼!
秋田県中小企業団体中央会主催の食品関連事業者サポートネットワーク事業としてNO.1ブランドチャレンジセミナーがはじまった。全5回の予定である。「株式会社生産者直売のれん会」の黒川健太社長がメイン講師をつとめ、ブランド戦略について学んだ。生産者のれん会は駅ナカ等での一坪ショップを成功させ現在年商30億円を超えており、八天堂の「くりーむパン」などの大ヒット商品を創出している。「チャンネルを変えた瞬間おいしいものであれば売上が変わる」高付加価値化をしてブランド化することによって、高収益体質になり、商品力と販路構造により売上はあがるのである。事例として、スイ-ツを開発して成功したお茶屋や、まぐろ丼でブレイクしたマグロ屋、マンゴーフルーツで売り上げをのばしたつけもの屋の紹介があった。福岡部長と一緒に参加したが、会社のビジョン策定シートの作りこみ作業もおこないかなり中身のこい研修だった。さまざまなことを見直しながら会社をさらに成長させていきたい。
キャリア教育の一環として会社訪問や工場見学にくる学校が多くなっている。先日は二ツ井中学校の二年生が来社して、私が対応して工場を見学していった。お菓子を食べると子供たちも笑顔になる。北海道からは共和中学校の生徒が教育旅行で秋田にきて、大町店で和菓子作りの体験をおこなった。子供たちのキャリア教育に協力することで、子供たちがお菓子にふれあいお菓子のフアンになってくれたらありがたい。地域貢献とお菓子の啓蒙活動の相乗効果を期待したい。
トヨタ自動車東日本の白根社長が弊社工場を視察にいらした。昨年来秋田県のバックアップでトヨタ自動車東日本様からカイゼン活動のバックアップをしていただき成果があがった。「さなづら」の製造状況をご覧いただき私と尾形工場長がいろいろお話をさせていただいた。このご縁を大事に今後も栄太楼の生産現場の改善をつづけ進化させていこう。
マルダイ広面店は4月末をもって撤退した。平成18年以来9年間お世話になった。大高社長にごあいさつに伺いいろいろお話をさせていただいた。商業環境の変化も激しいが秋田の地元企業が切磋琢磨して頑張っていきたい。大高社長ありがとうございました。
イーストベガス推進協議会の総会が開催された。カジノ実現にむけては国のほうでもいろいろ動きがあるが東京オリンピックまでには日本にカジノが誕生しそうである。大阪では都構想の是非を問う住民投票が実施され僅差で否決された。橋本市長は任期終了後政界引退を表明した。大阪と神奈川にIR(カジノを含む統合型リゾート)が実現する可能性が最も高いが今後の動向を注視したい。秋田の可能性もなくなったわけではない。
秋田県総合政策審議会の今年度初会合が開かれ、佐竹知事、三浦会長から挨拶があった後、ふるさと秋田元気創造プランの実施状況、今後の施策などについて協議した。今後の人口減少社会に対する対策も急務である。その後各部会が開かれた。私は引き続き観光・交通部会の副部会長として、佐藤裕之部会長とともに秋田県の観光交通戦略についての部会で今後の取組などについて意見交換をおこなった。交流人口を増やし、県産品を県外に販売し外貨を獲得することが大事である。
秋田県観光連盟の総会も行われる。「高質な田舎」をめざしつつ観光施設のバリアフリー化をすすめ「みんなにやさしい観光あきたづくり」を推進することにしている。ここからが「人を呼んで栄えるあきた創り」正念場である。
秋田県菓子工業組合秋田支部の総会が開催され、私が支部長、旭南高砂堂の塚本社長が副支部長に就任する。菓子業界もコンビニなどにおやつ分野で浸食され、年々組合員数も減少傾向にある。それぞれの店が努力しつつ知恵をだしあって菓子業界を活性化させていきたい。
息子が所属する秋田高校サッカー部も高校総体本番をひかえ、練習に気合がはいっている。親の会の総会もあったが、子供たち以上に親もマジになっている。これも世相かな。いずれにしても悔いの残らないよう最後まで完全燃焼を期待したい。春季東北地区高校野球秋田県大会では秋田高校と南高校が決勝に進出し、7対6の大接戦で南高校が優勝した。両校と商業が東北大会に出場する。秋高、甲子園めざして頑張ってほしい。
BS朝日で大鵬の特集番組があった。久々に往年の取組や秘蔵映像をみてジーンときた。姉芳子や姪3人、そして大鵬の孫たちが出演してなかなか見応えのある放送だった。
大相撲夏場所は後半、横綱白鵬が崩れ、関脇照ノ富士が12勝3敗で初優勝を飾った。場所後の大関昇進が確実となった。小結を経験せずに関脇2場所での通過である。稀勢ノ里は11勝したものの及ばずやはりとりこぼしが痛い。大嶽部屋の大砂嵐は前半4勝して調子よかったが稀勢ノ里戦で左肩骨折して休場。ほんと痛かった。来場所での再起を期待したい!相撲人気は本物になってきた。

社長 小国輝也

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