2014年11月10日 月曜日 | No Comments »

第29回国民文化祭が秋田県で開幕した。4日の開会式は県立武道館で皇太子殿下も参列され盛大に挙行された。東海林太郎音楽祭は4日、5日県民会館で行われ成功裏に終えることができた。実行委員長として私もホッとしている。両日あわせて約1800名の方に来場いただき、お客様からは「感動した」「素晴らしい内容でよかった」などとおほめの言葉が多かった。紆余曲折あったが開会式と重なったこともあり動員は苦労した。それでも「みんなで歌おう東海林太郎」に参加した全国からのメンバーや特別出演者のペギー葉山さん、ボニージャックスさん、長田暁二さん、東海林良さんたちからは素晴らしい音楽祭だったと評価いただきありがたかった。東京から東海林太郎のお孫さんにあたる光樹さんはお孫さん連れでご家族おそろいで参加され、東海林太郎歌謡芸術保存会の故中村邦夫会長のご長男ご夫妻も駆けつけていただいた。保戸野小学校、秋大附属小学校、秋田高校の皆さんも出演し、まさに老若男女、東海林太郎につながりのある人、ゆかりのある人、想いのある人みんなで創り上げた音楽祭になった。浅利香津代さんの朗読も感動的だったし、あきたの「ふるさと合唱団」の歌声も素晴らしかった。この二年間音楽祭の実行委員会を毎月のように大町で開催してきたが、国民文化祭の秋田市実行委員会事務局の皆さんをはじめいろいろな方にお世話になった。「あきたが生んだ永遠の歌手東海林太郎」は不滅である。この素晴らしい先人を顕彰し次世代に引き継いでいきたい。「つなごう東海林太郎の人と歌」?音楽祭をただのイベントに終わらせず「一唱民楽」の生涯を貫いた東海林太郎の魂をつないでいきたい!国民文化祭期間限定の「東海林太郎どらやき、国文祭どらやき」も好評発売中!音楽祭では「東海林太郎どらやき」人気だった。

県の地域産業振興課食品工業振興班から支援いただき、トヨタ自動車東日本様の指導を受け半年間、本社工場のカイゼン活動に取り組むことになった。すでに尾形工場長と打ち合わせをし、一度指導していただいたが28日にこの「カイゼン」のキックオフミーティングをすることになっている。全員参加でこのカイゼンに真剣にとりくみ栄太楼の生産性向上を図っていきたい。

ちょうど私の友人である長谷川清さんが来秋し工場を見てもらいアドバイスをいただいた。彼は日清製粉からトラバーユし、食品製造現場のソフト面での支援や資格取得のアドバイスを専門にしている。工場はおおむね良好だったが、整理整頓の推進について助言があった。さっそくチャレンジしている。日々改善―自分たちの手でよくしていこう!

秋田商工中金ユース会の県南研修があり、美郷町の斉藤光学製作所を見学させていただいた。社長の斉藤伸英さんはユース会メンバーである。斉藤光学製作所さんは次世代パワー半導体基盤の加工の受注を伸ばしている。基盤の表面研磨を大幅に省力化する技術を実用化し、製造コスト削減を実現したそうである。5年後には売上を現在の2倍にする予定である。若いスタッフの方がいろいろ説明し案内してくれた。5Sが行き届いていて素晴らしかった。斉藤さんは技術だけでなく説明能力を高めれるようスタッフ教育をしているようである。技術を磨き人材を育成するーわが社も見習っていきたい。県南の交流会はグランドパレス川端で行われまた有意義な情報交換をした。

北海道川湯の大鵬親方の実家に一昨年他界した親方の兄・故納谷幸治さんのお参りに行ってきた。高校時代、大学時代、JTB時代ツアーで行ったときなど義兄に大変お世話になった。ご葬儀にお伺いできなかったので25年ぶりくらいの訪問だった。奥様、長男の基也さん、次女の裕子さんたちと昔のことから今に至るまで様々な話をすることができた。姉芳子、美絵子も用事があって北海道に行っており女満別で合流して一緒にいった。親方と昵懇の中である大幸建設の佐々木社長がご案内してくださった。前日は美幌峠から屈斜路湖をながめ、サロマ湖のホテル・鶴雅リゾートに宿泊した。天気がよく絶景だった。終わりかけだったが今年の北海道は紅葉の当たり年だったらしい。ほたてなど絶品で食事もおいしく温泉も堪能した。北海道は観光王国であるがそれでも最近は日本人の団体が減って苦戦しているらしい。札幌一極集中のようである。川湯温泉は旅館街残念ながら昔に比べるとさみしくなっていた。おみやげのお菓子も単価が低くなっているようだった。時代の変化とともに人々の価値観、ライフスタイルも変わっている。お菓子の売り方も工夫していこう。短い滞在だったが北海道の大空と大地を満喫してきた。

葵旅館の竹嶋さんが1日ご逝去された。うちの親父の代から旅館組合でもお世話になった。畳を愛する会を幹事長として仕切ってくれ毎年いろいろなところに一緒に研修旅行に行った。会合ではいつもムードメーカーだった。心からご冥福をお祈り申し上げます。

全国高校サッカー選手権、秋田高校は大曲工業、角館を破りベスト8まで進んだが西目に敗れてしまった。次男洋敬はゴールキーパーである。1,2年生だけのメンバーでよく健闘した。優勝候補の商業と南高は準決勝で敗れ、決勝は西目対新屋に決まった。

秋田高校のフィールドワークは関西方面で生徒の「自主性」を尊重してかフリータイムが多い行程になっている。我々の頃の修学旅行とは様変わりである。有意義な旅にしてほしいものである。

BJリーグ秋田ノーザンハピネッツは開幕から4勝2敗。長谷川ヘッドコーチはじめ選手も気合が入っている。プレシーズンがよくなかったので心配したがこの勢いで頑張ってほしい。ホーム開幕戦には東京から佐藤元君夫妻も駆けつけ、終わってから「みどり寿司」さんで懇談をして盛り上がった。彼のハピネッツへの想いは熱い!今週末は私も群馬戦応援に行く。GOGOハピネッツ!!栄太楼もボランティアサポートスポンサーである。

菓子組合青年部の和菓子講習会が酒井商会で行われた。講師の先生は会津豊玉の阿部大三さん、秋田の素材を活かした旬の和菓子を教えていただいた。弊社尾形工場長が助手を務めた。私も青年部の仲間とともに先生と懇談した。常に勉強して切磋琢磨することが大切である。お菓子の深堀りをしていこう。

中学校の職場体験学習がブームのようである。今月は泉中、土崎中、天王中、東中のみなさんが本社工場に職場見学もしくは仕事の体験に訪れた。明るく元気で熱心な子どもたちが多い。なかなか時間がとれないときもあるが、秋田の子どもたちのキャリア教育に可能なかぎり協力していきたい。あきたの未来は明るい。

プロ野球クライマックスシリーズ、セリーグは阪神が2位からリーグ優勝の巨人を4連勝で破り9年ぶりに日本シリーズ進出を果たした。リーグ後半調子をおとしていたが土壇場での快挙である。トラファンは狂喜乱舞。パリーグはソフトバンクが日本ハムを降した。日本シリーズは阪神対ソフトバンク。1985年以来の阪神日本1を期待したい。

社長 小国輝也

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