2023年4月27日 木曜日 | 輝進VOL326 はコメントを受け付けていません

今年は春の訪れが早いようである。3月は天気もよく気温が高い日が多く、すでにいつもは4月上旬に咲く我が家の梅の花も満開になり、さくらの開花予想も例年よりかなり早くなっている。東京ではすでに桜が満開になった。花粉も多くとんでいて、花粉症にはつらいシーズンになった。

桜咲くさくらゼリーの動きも桜前線とともに活発になってきた。春のプレミアムギフトとして、卒業や退職等のお祝いやお返しとしてご利用になる方も多いようである。コロナも落ち着いてきたのでさまざまなイベントや会合も開かれるようになり、そういったときにもさくらゼリーの需要がある。

チーズバージョンに加えてヤマブドウバージョンもでたことで、「北のかざぐるま」の人気も高まっている。大手の従来からのブッセと比べても味は美味しいとお客様からうれしいお褒めの言葉をいただいた。

満を持して、さなづらリブランドプロジェクトを推進しているが、ついに「さなづら」のパッケージを一新して斬新なデザインの箱・小包装に切り替わった。今月中旬に順次店頭にラインアップしたところお客様の評判も上々で、トピコをはじめ委託販売先の銘店でも売れ行きがいい。これからさらに春の移動シーズンなので、おおくの皆さんに秋田の代表銘菓さなづらをご活用いただきたい。約50年ぶりの「さなづら」リニューアルである。往年のさなづらファンをはじめまださなづらを知らない方々にも召し上がってもらいたい。お菓子としてはもちろん乳製品やパン、牛肉との相性もいいので、いろいろなアレンジレシピを考えて楽しんでいただけたらと思う。アフターコロナにむかっておおいに「さなづら」をアピールしてあきたを元気にしていきたい。

竹駒神社の全国銘菓奉献会が竹駒神社初午大祭の初日に行われ参拝してきた。奉献会は66回目になるが、榮太楼は初期のころから参加していて私は副会長を拝命している。今年は「さなづら」「さくらゼリー」「赤まん青まん」を奉献した。白松会長や、村田宮司、総裁である明治神宮の中嶋名誉宮司とも久しぶりにお会いしてお話をすることができた。商売繁盛できるよう努力していきたい。

北都会、あきしん会ともに3年ぶりに、それぞれキャッスルホテルで開催された。北都会では伊藤頭取から北都銀行の取り組み説明をあわせた挨拶があり、元大阪府知事の橋本徹さんの講演があった。その人気もあり600名を超える参加者での大懇親会だった。あきしん会も芸術鑑賞会をおこなったあと、菅原理事長から挨拶があり、会員300名近くが懇親を深め、情報交換をすることができた。
今月は、秋田県観光創生会議や秋田観光コンベンション協会の交流会が催されたり、このあと県観光連盟の理事会も予定されている。アフターコロナに向かって人の動きが活発になっていくので、観光客をおおいに秋田に呼び込むことができるように官民一体となってアクションを起こしていきたい。

商工中金の清水支店長が東京に転勤になり、メトロポリタン秋田で商工中金ユース会で送別会をおこなった。コロナ禍の2年半清水支店長にはいろいろお世話になった。
今後の活躍をご期待したい。行政や学校も人事異動でホテルの宴会場はこのところ満杯になっている。ようやくコロナ前に近い状態の会合ができるようになってうれしいことである。

秋田ノーザンハピネッツは今月ホームで対群馬、横浜、栃木の4試合が開催された。現在23勝21敗で東地区4位である。CNAアリーナで4日間とも福楼が出店して豚まん、あんまん、シュウマイを販売した。特に19日日曜日の横浜戦は4700名の入場者数でアリーナは満杯で、福楼も行列ができて売り上げもすごくよかった。ハピネッツの人気とブースターの熱気も素晴らしい。ハピネッツ会場での販売によって福楼の認知度も高まっている。土崎本店とトピコ店にも新規のお客様が増えるように、さまざまな仕掛けをしてチャレンジしていきたい。今シーズンもあと一月半になったが、ハピネッツにはラストスパート頑張って白星を積み上げて来期につながるようにしてほしい。GOGOハピネッツ!!

ブラウブリッツ秋田も12日ホーム開幕戦を迎え4000名近い入場者があり、千葉に1対0で勝利を収めた。J2でブラウブリッツ秋田は3勝3分けで現在暫定4位につけている。持前の固いディフェンスに加え得点力もアップしているように思う。スタジアムの課題はあるが、このまま勝ち進めばJ1昇格も見えてくる。超秋田一体!がんばれブラウブリッツ秋田!ハピネッツの水野社長、ブラウブリッツの岩瀬社長はじめ、スタッフの皆さんの頑張りは素晴らしい。

バスケットボールリーグと富士通Japan主催の「夢のアリーナと地域活性を考えるワークショップ」に私も参加してさまざまな皆さんと意見交換し「ありたい未来像」についてアイデアを創出した。スポーツの力で秋田を元気に楽しくしていきたい。

野球のワールドベースボールクラッシック、日本が決勝でアメリカを破り、14年ぶりに世界一に輝いた。栗山監督率いる侍ジャパンが躍動し予選から7戦全勝での栄冠だった。日本中が歓喜に沸いた。見ていても感動したが、選手やスタッフの喜びを爆発させた笑顔やコメントをきいていて私も胸が熱くなった。コロナ禍で鬱々とした3年間でたまったストレスや国際競争力が劇的に落ち込んで自信をなくしかけていた日本人に夢と希望を与えてくれた快挙である。選手を信じて使う栗山監督の采配が素晴らしく、意気に感じて選手が全力で頑張った姿勢と最高のチームワークが劇的勝利にもつながったと思う。日本の若い選手に溶け込みチームをまとめたダルビッシュ、投打に活躍して超人的な働きをしたMVP大谷翔平も素晴らしかった。佐々木、山本選手はじめ投手陣も層が厚かったが、吉田選手、ヌートバー選手のバッター陣も個性的な活躍をした。不振にあえいでいた村神選手が決勝進出を決めるサヨナラヒットを打ったのもドラマチックだった。「やればできる!」日本代表の若きサムライから、大きなエールをもらったWBCであった。榮太楼も感動のエネルギ―を感じてもらえる商いをしていこう!私たちはおいしい楽しいお菓子創りをモットーに人々に夢と希望を与えることがミッションである。

大相撲春場所、王鵬は今日まで7勝7敗。前半の3連敗が響いた。朝乃山に勝った相撲は素晴らしかった。なんとしても千秋楽勝ち越してほしい。大嶽部屋は夢道鵬、納谷も負け越し、現在勝ち越し力士は3名。来場所に向かって切磋琢磨して頑張ってほしい。綱とりをめざした大関貴景勝は怪我をして休場し、横綱大関不在の場所となり、優勝争いは大混戦。平幕の翠富士が10連勝で突っ走ったが失速。千秋楽は2敗の小結大栄翔と3敗の関脇霧馬山の直接対決で優勝を争うことになった。来場所はこのふたりに豊昇龍、若元春を加えた4力士の大関先陣争いになりそうである。いつまでもどんぐりの背比べでは大相撲は盛り上がらない。
はやく王鵬も追いついてもらいたい!

29日から4月4日まで新宿タカシマヤに催事出店する。私が出陣しておおいに秋田榮太楼のお菓子を売り込んできたい。さなづら、さくらゼリー、赤まん青まん、どら焼きを販売する。皆さん是非応援よろしくお願いします!!

社長 小国輝也
王鵬は千秋楽で負け越し。霧馬山が優勝決定戦で大栄翔を破って逆転で初優勝!

カテゴリー:お菓子
2023年4月27日 木曜日 | 輝進VOL325 はコメントを受け付けていません

今年の冬は何度か寒波はあったものの秋田市の積雪はそれほど多くなく、昨年にくらべると比較的過ごしやすかった。今年も例年どおり立春大福を1日から4日間販売したが、予約の特注も多くすべて完売して大変好評だった。私の知人にもおすすめしたところ初めて買ってくれた方もいたが、「とてもうまかった!普段も販売してほしい」といった声が多かった。立春大福はリピーターも多い。こういった歳時記商品を大事にしてさらにアピールしていきたい。
「北のかざぐるま」のヤマブドウバージョンが19日に新発売になった。生地は先月発売したチーズバージョンといっしょであるが、ヤマブドウ味のバタークリームが程よい酸味で抜群にシュールで美味しいブッセである。「北のかざぐるま」が2種類になったことで店頭での動きも良くなっている。秋田の洋上風力発電とともに、北のかざぐるまが大ヒットして、秋田を代表するスイーツになってほしいものである。
店頭では、桜咲くさくらゼリー、いちご大福がボリューム陳列され明るくなり榮太楼では一足先に春が到来したような雰囲気になっている。桜咲くさくらゼリーは百貨店はじめ全国からのオーダーが増えてきている。さなづらも箱、個包装ともに新しいパッケージが出来上がり、首都圏のお取引先で先行販売をはじめた。ホームページもリニューアルし、弊社140周年記念のキャンペーンとして140名様にあたる抽選企画も盛り込んでアピールしている。ネットでも新・さなづらを先行販売しメルマガを配信したところ通販の注文が増えている。波がきている気がする。このあとも気合をいれて春商戦を盛り上げていきたい。

今月は駅前の「さらさ」さんでの出張販売が2回あり、わたしが販売に伺った。入居しているお客様が待っていてくれたようで、館内放送がはいるとたくさんの方々がロビーにきてお買い上げいただいた。また後半は、さらさを経営しているJAWA秋田の南川社長がいらっしゃりたくさんまとめ買いをしていただいた。ありがたかった。久しぶりにお会いして話をすることができた。このあとも新しい施設の展開を進めていらっしゃるようである。高齢者施設での移動販売も仕組みを整えてビジネスにしていきたい。
秋田芸者・若勇さんの傘寿を祝う会が、秋田キャッスルホテルで開催され、若勇さんに縁のある人が130名以上参集し、大盛会だった。発起人代表であきた舞妓を応援する会の三浦廣巳会長や穂積秋田市長から祝辞があり、若勇さんが半生を振り返りながら思いのこもった挨拶をされた。若勇さんが指導して一緒に活動しているあきた芸妓・舞妓の皆さんも総出演で、祝宴にふさわしい踊りを披露して、とても華やかだった。亡父・敬二郎の時代には川反に100名をこえる芸者衆がいて、置屋もありうちの旅館榮太楼にも連日のように宴席には芸者さんがはいっていた。若勇さんはそういった縁でわたしにも声をかけてくれた。時代は変わったが、芸妓は秋田にとっても大事な文化である。若勇さんたちの頑張りで、松下を拠点として、新なあきたの芸妓・舞妓が活躍していることは、とても誇らしいことである。皆で応援していきたい。

私がJTB神戸三ノ宮支店時代にお世話になった先輩の池内さんが仕事で青森に向かう途中、秋田に立ち寄ってくれて、久々に再開し旧交を温めることができた。秋田長屋酒場で会食したが、若かりし頃JTB時代の武勇伝エピソードや、当時のメンバーの「あの人は今」話に花が咲き、とても楽しいひとときだった。池内さんは、ラーメン研究家として全国の美味いラーメン店をブログやSNSで発信している。福楼の豚まんも召しあがっていただいたところかなりほめていただいた。551蓬莱に追いつけ追い越せの気概をもって頑張りたい。

秋田県バス協会の研修会が、プラザクリプトンで行われ、バスの運転手さんやガイドさん約60名の皆さんに講演させていただいた。バス協会の渡部専務から実は昨年ご依頼を受けていたが、コロナ感染者増加のため中止になり、一年おくれての開催だった。秋田の観光業界の中核を担うバス業界の皆さんの前で何を話したらいいか迷ったが、私のJTB時代や旅館のエピソードを交え、秋田の現状や菓子業界のこと、大鵬や大相撲のことを話させていただき、秋田の観光ウルトラクイズもおこなった。結構よろこんでいただきホットした。アフターコロナは国内もインバウンドも個人や小グループが増えるだろう。ひとを呼んで栄える秋田を創っていくチャンスである。観光業界一丸となって秋田をおおいにアピールしていきたい。

秋田ノーザンハピネッツ対仙台エイティナイナーズ戦で、はじめて豚まん福楼の臨時出店をしたところ、すごい人気で2日間とも行列とぎれず、試合開始前に完売になった。土崎やトピコで豚まんを食べたことのある方もいたが、初めて食べていただいたお客様も多かった。時間あたりの販売数はすごかった。ハピネッツスタッフからは是非毎回出店してくださいとオファーをいただいた。3月以降も調整してチャレンジしていきたい。仙台戦は1勝1敗だった。ハピネッツは現在21勝17敗で東地区4位である。ここからギアを上げていってほしい。

日本商工会議所青年部の全国大会が秋田で開催され、5000名を超える若手経営者が秋田に参集した。メインの交流会、式典は2日にわたり県立武道館で行われた。しっだげ物産展(秋田の土産販売)に、榮太楼と福楼が出店した。全国から秋田に来てくれたメンバーと会話しながら販売させていただき、楽しかった。前夜祭のときは豚まんがあっという間にソウルドアウトだったが、2日目はキッチンカーにすごい行列でお客さんが分散してしまい読みが難しかった。さなづら、赤まん青まん、さくらゼリーはけっこう人気があった。5年以上前からこの大会の誘致に奔走した、YEGのメンバーや吉川青年部長はじめ現役のメンバーの皆さんの奮闘に敬意と感謝を申し上げたい。岡山県や石川県からは飛行機をチャーターして秋田までお越しになったようである。3年ぶりのリアル大会で、YEGメンバーの秋田大会にかける思いは熱かった。講演会のゲストは橋本五郎さんと壇蜜さんだった。タイミングよく控室で挨拶することができた。

愛犬福(プク)が7日未明に天国に旅立ってしまった。平成17年8月3日生まれの福は、旅館榮太楼をやめる前年に我が家に来てくれた。ほんとにかわいいトイプードルだった。子供たちはじめ家族にもたくさんの幸福をわけてもらった。さまざなことがあったが、乗り越えてこれたのもプクがいてくれたことが大きい。プクは犬嫌いだったが人間は好きだった。散歩行くとたくさんの方から声をかけられた。私の毎朝の千秋公園散歩の習慣ができたのはプクのおかげである。昨年後半から歩けなくなってきてはいたが、こんなに早くいってしまうとは思わなかった。東京から長男長女もかけつけて、川辺のペット霊園で、福を火葬して弔った。まだ家の中に福がいる感じがするが、これからも天国から見守っていてくれることと思う。
福、長い間ほんとにありがとう!安らかに!!

小国輝也

カテゴリー:お菓子