2015年4月17日 金曜日 | No Comments »

この3月は寒の戻りや風の強い日もあったもののおおむねおだやかで暖かい天候がつづいた。例年にくらべ花粉も早く飛び始めたようで花粉症を発症する人も多いようである。私も早めに眼科にいって薬をだしてもらった。春は芽が出て生物が躍動し始める季節。花粉にもうまく付き合いながら春を楽しみたい。

さくらゼリーが絶好調・大ブレークしている。インターネット通販も連日過去最高を記録した。リピーターも多いが新規のお客さまもどんどん増えている。楽天のレビューも高評価な声が多く、平均で4.8点をキープしている。レビューはネット上の口コミであるがこの評判が「さくらゼリー」の人気をさらに押し上げているようである。店のスタッフも工場もフル稼働、臨時パートさんや助っ人を動員して「さくらゼリー」の製造・販売にとりくんでいる。「きれいなさくらがゼリーの中に咲いていて食べるのがもったいない。」「かわいらしいピンクのゼリーでつるんとした食感とさくらの味が絶妙」「スタッフの対応が迅速かつ親切で梱包もていねいだった。」などお客様からおほめいただいている。ありがたいことだ。他社でそろそろさくらゼリーの類似品が出始めたが、元祖「さくら咲くさくらゼリー」の弊社としては、慢心することなくさらに商品の品質を高めて、日本を代表する春の美味スイーツ「さくらゼリー」に磨きをかけていきたい。西日本から桜開花の知らせも届き始めた。店頭でもさくらが満開になるのはこれからである。さくら前線とともに榮太楼も奇麗な花を咲かせていきたい。

いとく自衛隊通店が5日開店した。オープン記念として先着500名に榮太楼のどらやきがプレゼントされたが20分でなくなるほどの盛況で行列ができた。オープンセールの4日間がおわっても連日お客様がとぎれることなく繁盛している。広くて明るくて買いやすいお店である。さくらもち、いちご大福、利久饅頭といった朝生を重点販売し、さくらゼリーを中心に「春のおめでとう」コーナーでギフトを強化している。土崎、将軍野、飯島、外旭川など近隣から広域にわたって集客できている。時間帯や曜日によって売り場や商品が変化しているのも魅力のひとつだろう。いとくさんの店頭をみていると大変に勉強になる。弊社も歳時記を大切にしながらおいしい楽しいお菓子をお客様にタイムリーにお届けしていきたい。

お彼岸も、ぼたもち、あんころもちが好評で店頭の売れ行きもよかった。わが社の強みであるあんこの美味さをさらに進化させていきたい。

佐々木勝先生にもご来秋いただき、また工場のご指導をいただいた。先生の師匠である小樽の高山良輔先生と私の祖母小国キセが懇意にしていて昭和初期から高山先生のおかげで栄太楼の菓子づくりが軌道にのった歴史がある。平成になって佐々木先生のおかげで弊社は餡作りからやり直してお菓子の深堀りをすることができた。深い縁を感じる。高山先生やご先祖さまに感謝しながら、佐々木先生のご指導のもと菓子づくりに磨きをかけていきたい。佐々木先生を囲んでの懇談会を大町の三四郎でおこなった。有意義な時間だった。

北都銀行の取引先でつくる北都会、700名以上が参集しキャッスルホテルで盛大に開催された。斉藤頭取から銀行の業況報告もあった。増収増益で過去最高益になるそうである。業績がよくなっている企業も多いようである。今回の公演は林家三平さん、落語もおもしろく皆大笑いしていた。さすがに寝ている人はいなかった。林家さんは長谷駒組の長谷川尚三社長と大学時代の友人で、秋田には何度かきているとのことで、思い入れのある話をお聞きすることができた。

あきしん文化講演会はゲストが五城目のトメさん、こちらも会場が爆笑の渦に包まれ、その後の懇親会も大変なごやかに盛り上がった。やはり笑いは人間を元気にする。そしてお菓子は人間を笑顔にする。笑顔っていいものだ!

ユーランドホテル八橋の松村社長が結婚することになり、新郎新婦予定者のふたりを囲んで少人数での祝宴を催した。お相手は角館在住の日本舞踊坂東流の師範でとても奇麗な方である。幸せそうなふたりを見てうれしくて美酒に酔った一夜になった。まっちゃんやったね、おめでとう!!

秋田高校の先生方の送別会がホテルメトロポリタン秋田で開催されお招きいただいた。佐藤副校長が本荘高校の校長にご栄転されるほか転出される先生方の思いのこもったスピーチもあり、なごやかな宴だった。ありがとうございました。新一年生の入学前説明会にあわせて秋高同窓会として校章入り紅白蒸しどら焼きの予約販売をおこなったところ、かなりの注文をいただいた。希望に胸をふくらましている姿はいいものである。がんばれ秋高生!

秋田市国民文化祭実行委員会の最終実行委員会が開催され、秋田市でおこなわれた13の事業を振り返った。私は東海林太郎音楽祭の代表として出席した。紆余曲折はあったがおおむね大成功だった。実行委員長の穂積市長も上機嫌だった。

秋田県観光連盟の理事会がパークホテルで開かれ、今年度事業を承認し次年度事業などについて協議した。ディスティネーションキャンペーンも終わったが秋田の観光を持続的に進化させていくためには今年が正念場である。県観光文化スポーツ部長の前田さんが東京事務所の営業担当官として異動されることになり、理事会終了後前田さんを囲んで懇親会をおこなった。前田さんはJTB出身であり私も公私ともにお世話になった。このあとのご健勝とご活躍を祈念したい。

秋田観光コンベンション協会の評議委員会・賛助会員交流会も開催される。大会やコンベンションを安定してもっと秋田に誘致できるように真剣に官民一体となってとりくんでいくことが大切である。これは地域間競争である。あきたの良さ・強みをアピールして人をよんで栄える街をつくっていこう!

大相撲春場所は横綱白鵬の独走。6連覇で34度目の優勝を飾った。新関脇照ノ富士が1差にせまったが及ばなかった。他の横綱・大関がだらしない。まだ白鵬時代がつづきそうである。大嶽部屋の大砂嵐は場所前りんご病で入院して心配したが、11勝4敗の好成績を収めた。来場所は幕内上位にもどるので旋風を巻き起こしてほしい。大嶽部屋は全体的に成績がよかったが大勝道が廃業し千秋楽に断髪した。第二の人生頑張ってほしい。

イスラム国やそれにつながっている過激派のテロがつづき世界的に安全が脅かされている状態がつづいている。チェニジュアでは観光客が襲撃され、日本人も3人が死亡、多数の死傷者がでた。許せない暴挙である。世界全体がきな臭くなってきた。世界が平和に保たれることを祈念したい。

日本ではオウム真理教による地下鉄サリン事件から20年が過ぎた。マスコミで特別報道をしていたが、今考えても麻原率いるオウムはとんでもない宗教団体である。オウムの残党がまた新たな団体を組織して、若者が多く入信しているようである。不安定な世の中であるが、若人がまちがった方向に行かぬよう健全な社会にしていきたい。

社長 小国輝也

4月1日から10日まで大宮駅でお菓子の販売をする。「利久」、「幸まん」を、秋田のなまはげにちなんで「赤まん」、「青まん」として新しく商品化して販売する。首都圏攻略のおおきな第一歩としたい!

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