2015年12月25日 金曜日 | 輝進 vol,239 はコメントを受け付けていません

雪のない12月である。平成18年豪雪の翌年は1月までまったく雪の積もらない冬だったが、それ以来の暖冬である。クリスマスに雪が積もらないのは配達は楽でありがたいが、ホワイトクリスマスにならないのでムードが盛り上がらない。今年を表す漢字は「安」に決まった。安全保障関連法案の「安」、テロが多発したことなどによる不安の「安」ということだが、来年こそは「安全」「安心」で「安らぎ」を感じる一年になってほしい。
さて弊社・菓子舗栄太楼の一年を表す一文字は迷った結果「進」に決めた。「改善」の改も考えたが、いろいろ変化があった中で「攻進」できた年になったので「進」になった。今年は商品面では、春に「さくらゼリー」が大ブレークし、満を持して新発売した「赤まん・青まん」がお客さまに支持されヒットした。3月にはいとく自衛隊通り店を新規オープンした。生協土崎店・マルダイ広面店からの撤退もあった。JR大宮駅での駅ナカ物販へのチャレンジや、横浜タカシマヤでの東北物産展に出店しどらやきの実演販売も行った。三越伊勢丹の「どらやきコレクション」では高評価をいただいた。工場は「ものづくり助成金」に採択され、新たな機械導入がきまり攻めるための体制が整いつつある。この勢いで、来年もこの社長通信のタイトルのように輝いて進む年にしたいものである。「輝進」も来月で20年となる。よく毎月あきずに書き続けたものだ。我慢強い「読者」の皆さんに感謝したい!
有志での大忘年会を「秋田の瀧」でおこなった。ビンゴやじゃんけん大会もあり、大変楽しく盛り上がった望年会になった。幹事の皆さん御苦労さま!なかなか全員で集まれる機会はないが、社内のコミュニケーション強化、大事である。いずれ社内旅行を復活したらどうかといった前向きな提案もあった。もっと儲かるようがんばろう!
「つくしんぼ」が40周年を迎え、お店でなじみのお客様が参集しての小宴があった。渡会ママがひとりで切り盛りして頑張っている。私が亡父敬二郎といっしょに行ったことのある唯一・最後の店である。20周年・30周年の祝賀会は旅館榮太楼で開催していただいた。渡会さんは政治家や会社社長たちにさまざまな人脈があり、商工会議所の以前の会頭たちもよく飲みに来ていて、いろいろな情報交換ができるいわば「秋田のサロン」のようなバーである。つくしんぼの繁盛と渡会さんのご健勝を祈念したい。またお祝の菓子に弊社の紅白どらやきをご利用いただいた。
東京の汐留シオサイトで、生産者のれん会による「秋田物産展」が開催された。厳選された秋田の食品業者13社の商品が販売された。弊社の「生どらやき」「さなづら」「赤まん・青まん」をお取り扱いいただいた。私も2日間視察をかねて応援にいったが、のれん会の若手販売スタッフの売り方、POP・ディスプレイの創り方・見せ方があまりにみごとで、感心させられた。弊社もノウハウを蓄積して首都圏マーケットを攻略していきたい。JRリテールネットにも挨拶に伺い、来月1月24日から8日間八王子駅で栄太楼単独の販売イベントを実施することになった。平成28年はまずは八王子から攻めていこう!
鶴の湯温泉の特設小屋での今年の販売が終了し、女将さん、大志新社長に挨拶にお伺いした。国内のお客さんは北陸新幹線の影響もあり秋田への入込が減っているものの、鶴の湯さんはインバウンドの海外客が増えているようである。鶴の湯さんは秋田を代表する日本の秘湯である。あやかって栄太楼も頑張っていきたい!担当の木屋さんお疲れ様!
北海道から札幌洋菓子協会会長である田中先生に、洋菓子部門の指導にお越しいただいた。田中先生も小樽の高山先生の門下生であり、佐々木勝先生とも昵懇の仲である。超ご多忙の中、ご来秋いただき本当にありがたかった。意気に感じて洋菓子のグレードアップを図りたい!
別邸つばきの錦ちゃん、東北物産の深沢社長、斉藤昭一商店の斉藤社長、メガネの平川の平川社長たちと、泉の隠れ家中華「あんざい」で会食をした。貸切で懐かしのメンバーとオフレコトーク爆裂で楽しい宴だった。
私の同期の佐々木薫君の声掛けで、焼肉わかば会が開催された。ゲストにブラウブリッツの岩瀬社長、ハピネッツの水野社長も参加し、マスコミ、県庁、市役所、警察、歯科医、菓子屋、会社オーナーなど多士済々がそろい有意義(?)なわかばナイトになった。わかばの松田会長ありがとうございました!
陸上自衛隊音楽まつりが、文化会館で開催された。超満員だった。スターウォーズやタイタニックなどの映画音楽や、「栄光の架け橋」「はとぽっぽの世界旅行」など、バラエティにとんだ内容で演奏のレベルも高く素晴らしいコンサートだった。普段は自衛隊員としての仕事をこなしている人達が練習を積み重ねての成果である。私も感動した。自衛隊の皆さんの活動を心から応援したい。
ナカイチのにぎわい交流館で行われていたわらび座のミュージカル「政吉とフジタ」が13日千秋楽を迎えた。歓喜と感動のフィナーレだった。4人の俳優さんたちが約100日間に125回のミュージカルを上演し、秋田の小中学生をはじめ2万人を超える観客を魅了した。「秋田の宝はわらしだ!」「一生懸命がんばっていれば必ず夢はかなう」「人生は美しい」-脚本家 内館牧子ワールドならではの笑いと涙の素晴らしいステージだった。「秋田はいいところだ」「秋田はもっともっとよくなる」-私たちの使命はそれぞれの演技をとおして秋田をよくすることだと気づかされた。実行委員長の三浦商工会議所会頭も感無量のご様子だった。わらび座の皆さんありがとう!
第一学院秋田校の生徒さんたちが工場見学にきて、私が菓子業界の話や榮太楼のエピソードを話して質疑応答を受けた。工場でお菓子を創っているところを見るのは初めてで興味津津だったようである。職場体験を参考にして未来の夢を追いかけてほしいと思う。
FM秋田の進藤さんがガンのためご逝去された。榮太楼の担当もしていただきお世話になった。まだ50代での早すぎる旅立ちで悲しいご葬儀だった。合掌
JTB時代の同期・大河原君が秋田のホテル関係の打ち合わせのため来秋し、会社に立ち寄ってくれた。10数年ぶりの再会で、さまざまな話に花が咲いた。好奇心旺盛でアクティブな大河原は昔のままだった。旅行業界も大変だが健康第一で頑張ってほしい。
秋田山王ライオンズクラブのクリスマス例会に参加した。会長の千葉利昭君は私の幼稚園時代からの親友である。山王ライオンズは若手会員が増えて活気があり、楽しいクリスマス会だった。
千葉君の経営する医療法人千成会の旭北歯科医院が、全面新築オープンした。山王十字路に近いところにあり、ひときわ目立つ素敵な建物が完成した。さっそく拝見したが、最新設備が整い、中もホテルのようにきれいでとても明るい病院である。同級生ながらものすごく嬉しくなった。利昭おめでとう!祝賀会は1月に開催される。

秋田ノーザンハピネッツはアウェーで西地区首位の京都に連勝し、16勝6敗で現在東地区2位。だんだん連携がよくなってきた。京都戦での高橋憲一選手の大活躍すごかった。この勢いでBJリーグ最後の覇者をめざしてほしい。GOGOハピネッツ!

                                      社長 小国輝也

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