2016年4月7日 木曜日 | 輝 進 VOL.242  はコメントを受け付けていません

 仙台の竹駒神社の全国銘菓奉献会が初午大祭初日の13日に開催された。今回は第60回の節目の奉献会だった。前日に総裁である明治神宮の中島宮司をお迎えして役員懇談会を秋保温泉の佐勘でおこない、弊社の指導に来て頂いていた京山の佐々木勝先生をお連れして私も参加した。佐々木先生は明治神宮菓道敬神会の副会長、私は昨年から竹駒神社銘菓奉献会の副会長である。どちらの会も「白松がモナカ」の白松一郎社長が会長であり、私も白松会長から何かとご教示いただいている。祖母キセが、最初からお菓子の奉献をしており、私も東三郎元社長から引き継ぎ毎年参拝させて頂いている。厳粛な神事を終えるととても清々しい気持ちになる。今回は特に明治神宮の中島宮司、竹駒神社の千葉宮司とさまざまなお話をすることができて大変有意義であった。今年は「さくらゼリー」「さなづら」「赤まん・青まん」を奉納した。懇親会では私が乾杯の音頭をとらせていただき参加者でなごやかに交流することができた。帰りがけには仙台駅エスパルのオープン前の「玉澤」さんの店舗を佐々木先生とともに視察させてもらった。黒砂糖まんじゅう大人気のようである。弊社もあやかって「赤まん・青まん」をブレイクさせたい。
さくらゼリーも3月にはいりネット通販でおおいに売れ、店頭でもかなり動いている。類似品も全国的に増えてきたが、さくらゼリーの綺麗さ・おいしさで他の追随を許さないよう努力した結果、お客様から支持されているようである。楽天市場ではついに年間のスィーツ・ゼリー部門グルメ大賞を受賞した。栄えある全国一である。東京の桜も開花し始めた。桜前線とともにさらにさくらゼリー旋風を巻き起こしていきたい。
お彼岸、ぼたもち・あんころ餅も例年より売れ行き好調だった。イオンモール秋田がリニューアルオープンし、弊社の売り場も明るくきれいになった。
菓子組合秋田支部・青年部共催のボウリング大会が行われ、栄太楼チームは準優勝を飾った。わきあいあい楽しいボウリング大会だった。
秋田高校同窓会入会式・卒業式が2日つづけて挙行された。卒業式では来賓の佐竹秋田県知事の祝辞のあと、私がPTA会長として祝辞を述べた。100年前の卒業生である東海林太郎のエピソードと、人類史上はじめて月面着陸したアポロ11号のニール・アームストロング船長、重力波を予言したアインシュタインの話をおりこみながら、卒業生には強いふるさと愛をもって、軸足をふるさと秋田と母校秋田高校におきながらグローバルに活躍してほしい旨を伝えた。敬天愛人理想を高く、おのれを修めて世のため尽すことを実践してほしいものである。限りない可能性を求めて羽ばたいてほしい。
秋田高校PTA有志で退職される伊藤校長、畠山事務長の送別会を無限堂で開催し、さまざまな話に花が咲きうまい酒を酌み交わした。秋田高校全体の送別会はイヤタカで行われ退職・異動される13名の教職員の方々の労をねぎらった。秋高の先生方は本当に熱心で生徒に対してキメの細かい指導をしていただいている。ひとりの保護者としても心から感謝したい。最後に校歌を合唱したが、この年になって母校の校歌は素晴らしいと思うようになった。私自身も初心に帰って心機一転頑張っていきたい!
阿仁スキー場に行って、森吉の樹氷を家族ではじめて見学してきた。今年は雪が少なかったのと気温が高くモンスターは溶けてなくなる直前だったがそれなりに楽しめた。
AKTの大友直君がサキガケアドバの専務として出向することになり、またABSの菅原博道君が東京支社から本社の総務部長として戻ってきたので、同期の仲間で「藤の家」で、激励の宴を催した。幹事は県警広報広聴課長の佐々木薫君。気の合う仲間でさまざまな情報交換や昔話をしながらおおいに飲んで楽しいときを過ごした。50代前半、皆忙しいがお互い健康に気をつけて頑張りたい!
大阪の毎日放送が東海林太郎の歌碑のことをとりあげた番組を放送するとのことで取材を受けた。東海林太郎がこよなく愛したお菓子「さなづら」もオンエアされる予定である。25日1630から関西地区で放送されることになっている。
秋田市行政改革委員会が開催され会議終了後、秋田市の新庁舎を見学した。木のぬくもりの感じられる素晴らしい新庁舎が完成した。業務開始は5月からになる。
秋田市農林部六次産業化検討委員会が開催され、雄和のノリットジャポンの施設見学とザブーンのラーメン移動販売車の試食をおこなった。行政と民間がタイアップして農商工連携をして外貨獲得につなげていくことが重要である。
中小企業団体中央会の事業で生産者のれん会からアドバイスをいただいた。生どらやきを強化して、首都圏マーケット攻略の戦術を練って実施していきたい。
あきしん会の芸術鑑賞会がキャッスルホテルで開催され、青森の若手三味線奏者の演奏を楽しみ、経営者どうしの情報交換の懇談会が盛り上がった。
佐竹知事が会長をつとめる秋田県観光創生会議の総会がメトロポリタンで開かれ、東北観光推進機構の紺野専務理事がインバウンドの強化についての講演を行った。今年は函館新幹線が開業するが、リゾートしらかみも新車両が投入されることになっており、来年はミニディスティネーションキャンペーンも予定されている。秋田に観光客が増える仕組み・仕掛けを創っていきたい。
秋田ノーザンハピネッツはホームで岩手ビックブルスと1勝1敗。現在東地区4位である。残り試合全勝するくらいの勢いで頑張ってほしい。千葉から親友の佐藤元君が応援にきたので、試合後家族もいっしょに「かなや」で食事をし、ハピネッツ話を中心にテンションがあがった。個の力のレベルアップとチームワークによる連携の強化、気力・体力のタフさが勝ち抜くためには重要である。
陸上自衛隊秋田駐屯地で、オピニオンリーダーの研修があり前島連隊長と懇談し、第一戦救護演習を見学させていただいた。第一戦救護とは、最も相手と近い戦場において傷病者が発生した時、傷病者自ら又は隊員相互に行う救急処置等および衛生課隊員が行う応急処置のことである。空砲とはいえ実戦さながらの演習で緊張感があり、手際のいい処置の仕方に感銘を受けた。負傷者に対する声掛けが重要なことも学んだ。自衛隊の皆さんの日々の鍛練に敬意を表するとともにわが社も見習っていきたい。私は2年間、陸上自衛隊東北方面隊のオピニオンリーダーを務めてきたが、来週仙台において終了式が行われる。国際環境の大きな変化の中で日本の自衛隊の果たす役割はもっと大きくなると思うが、自衛隊員の健勝と平和を祈念したい。
大相撲春場所、大砂嵐は東十両筆頭におちてしまったが、12日目まで11勝1敗で、十両優勝は確実である。来場所また幕内で旋風を巻き起こしてほしい。幕内は現在、白鵬が1敗でトップ、大関稀勢ノ里、豪栄道が2敗で追いかけている。日本人大関の逆転優勝を期待したい。綱とりの琴奨菊は4敗を喫し振り出しにもどった。荒れる大阪場所、最後に笑うのは誰だろうか?
                                    社長 小国輝也

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