2021年3月9日 火曜日

今月も寒暖の差が激しかった。寒波で氷点下の真冬日になり雪が積もったと思えば、雨が降ったり4月並みに気温があがったり、ジェットコースターのような天候だった。地球温暖化の影響で北極振動がおきている影響らしいが、人類が真剣に対策を講じていかなければ地球はもたない。13日には福島沖を震源とする最大震度6強の地震が発生して東日本の広い範囲で影響がでた。10年前の大震災の余震だそうである。まだまだ東北でも地震がおきやすい状況にあり、首都圏直下型や東南海地震のリスクも高まっているようである。天変地異は人間の力ではどうにもできないものであるが、最大限の準備と地球環境も守る努力は必要かつ重要である。

今年は春を待つ皆さんの気持ちが強いせいか、立春大福も例年よりも予約が多く、お客様からの評判も良かった。この大福を定番にして普段も販売してほしいという声も根強い。少し大きめであるが、くちどけがよく私もこの立春大福は好物で一度に二つは食べれてしまう。年に一度の風物詩ではあるが、季節感を大事にした旬のお菓子を作り続けていきたい。

いちご大福も大人気で、いとく新国道店では一日200個近く売れる日もある。昨年も桜餅を抜いて榮太楼の朝生ではナンバーワンの売り上げだった。いちご大福で集客して、店頭客数を増やしつつ、春のプレミアムスイーツ「桜咲くさくらゼリー」を増売していきたい。

さくらゼリーも全国あちこちからオーダーをいただいている。桜咲くさくらゼリーはフジテレビの「めざましテレビ」からオファーがあり3月1日の「イマドキ」のコーナーで紹介されることになった。全国放送なので結構反響がありそうである。さらにアピールして「さくらゼリー」をおおいに販売していきたい。今年は東京オリンピックまで販売期間を延長する予定である。コロナを吹き飛ばす勢いで頑張りたい。

秋田市のECサイト「あきたづくし」では8日から「さらにお得にラストセール」として、3割引きにしたところ、オーダーが激増して弊社にも連日注文をいただいている。全国送料無料も効いている。この勢いで春商戦を盛り上げていきたいものである。

秋田市アグリビジネス 創業支援セミナーがにぎわい交流館で開催された。職彩工房たくみの尾崎社長が「今どきの農産加工」について講演したあと、「コロナ禍における商品開発と販売戦略」をテーマにパネルディスカッションが行われた。司会は相場詩織さんで、パネラーは鼎家の米田社長、マザー食堂の五十嵐代表、秋田味商の工藤社長だった。それぞれ自身の会社や組織運営の苦労した体験や、現在取り組んでいること、そして今後の目指すべき方向について、かなり赤裸々な話を披露していたので、聞いていてとても迫力があり参考になった。特に米田社長が資金繰りに窮したり、従業員がやめそうになった状況を乗り越えてきたことなどを紹介したうえで、大事にしているのは「あきらめない気持ち」と「感謝の気持ち」と語っていたが、同じ経営者として胸を打つものがあった。秋田の若手経営者も一生懸命頑張っている。いっしょに頑張って秋田をよくしていきたい。
映画「めぐみへの誓い」の全国ロードショーが19日から始まった。秋田ではアルヴェのシアターで上映されている。プロデューサーはユーランドホテル八橋の松村社長で、秋田でロケの7割がおこなわれ昨年夏に完成した。試写会を見た時も感動したが、今回も涙が止まらなかった。めぐみさんやめぐみさんの両親を演じた俳優さんたちの琴線に響く迫真の演技も素晴らしい。野伏監督やスタッフによる演出も迫力がある。いまこの瞬間も北に拉致された日本人は、日本への望郷の念を心の奥底にしまいこみながら、あの国で生きている。無残にも拉致されさまざまな状況で死にいたってしまった被害者も相当数いるはずである。こんな非人道的なことが許されていいはずがない。この映画はすべての日本人必見である。北朝鮮はもちろん許せないがいままで日本政府はなにをやっていたのかと思ってしまう。めぐみさんはじめ我々の同胞の仲間をなんとしても奪還しなければいけない。3週間の上映期間であるが、ぜひみてなにかを感じてもらいたい。松村ご夫妻はじめ拉致被害者を救う会の皆さんの頑張りに感謝したい。

秋田臨港警察署でブラウブリッツ秋田を今季限りで引退した前山恭平さんの署員に対する講演があり、その際佐々木署長からお菓子のご用命をいただき私が持参したところ、いっしょにいろいろ懇談させてもらった。前山さんはブラウブリッツ秋田の生え抜きで163センチと小柄ながらものすごいスピードと根性で中心メンバーとして活躍した。いわばブラウブリッツ秋田のレジェンドである。佐賀県出身であるが、このあとも秋田に残りブラウのクラブコミュニケーターとして、また秋田のサッカー界のためにも一肌脱いでいただけるようである。感謝しつつ今後の活躍とJ2でのブラウブリッツ秋田旋風を期待したい。佐々木薫署長は私の同級生で親友である。いつも榮太楼も応援してもらいありがたく思っている。3月の人事異動で県警本部の交通企画課長に就任することになった。港の薫が交通のエースになるのでさらに秋田の警察のかなめとして彼の活躍を期待したい。
JOCの森喜朗会長が、女性蔑視ともとれる失言で辞任し、後任に橋本聖子さんが就任した。東京オリンピックまで5カ月しかないこの時期のドタバタ劇で、世界のメディアにも取り上げられまた日本の恥さらしになってしまった。コロナ禍はまだつづきそうだが、なんとしてもオリンピックは開催できるように関係者は必死の準備を続けている。メディアも上げ足を取るような報道が多すぎるが、いまこそ日本人として団結してのりきっていくことが大事である。真の日本の良さを発揮しよう!
池江璃花子選手が白血病から復帰後はじめて、東京都オープンの50mバタフライで優勝した。快挙である。オリンピック出場も叶うかもしれない。
大坂なおみ選手はさまざまなアクシデントがあった全豪オープンで二度目の優勝を果たした。通算4度目の世界一である。フィジカルもメンタルも強かった。
スキージャンプの高梨沙羅と小林陵侑はルーマニアでのワールドカップでふたりともそろって優勝を果たした。高梨は60回目の優勝であり、18回目の小林も師匠の葛西の記録を塗り替えた。日本人選手たちの活躍は素晴らしい。

私も今月は2度オーパスにいき、二時間ほど休みなしでガンガン滑りストレスを発散した。周囲の方々は暴走おっさんと思ったかも。そのあとにザブーンの温泉で温まると最高に気分がいい。やはり秋田は素晴らしい。
野球の田中将大選手は8年ぶりに楽天に復帰して、すごい人気である。彼の男気に惚れた人も多い。練習試合の日本ハム戦では秋田出身の吉田輝星と投げ合った。今シーズン楽しみである。
スポーツ界にあやかって我々も頑張っていこう。
ワクチン接種も日本でも始まった。コロナを克服して新紀元を切り開いていきたい。
社長 小国輝也

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