3月にはいってようやく暖かい日も続くようになり、あれだけ多かった今年の積雪も秋田市では中旬になってほぼなくなった。春を待つ皆さんの気持ちが強いようで、ひなまつりの桜餅、いちご大福、節句用のケーキも売れ行きが好調だった。お彼岸のぼた餅、あんころ餅も店によってバラツキがあったもののお買い上げいただいたお客様からはおおむね好評だった。
新型コロナのオミクロン株による感染拡大で、感染者数は秋田でも増加しているが、皆さん感染対策をとりながら日常生活は以前のように行動するようになってきている。学校や幼稚園関係の卒業・卒園のお祝い菓子も今年は多くご用命をいただいた。歳時記や季節の行事を大事にしながらお客様にタイムリーにお伝えしていくことがとても大事である。栄太楼のお菓子を召し上がっていただき至福のひとときを過ごしてもらいたいものである。
銀座三越、地下二階菓遊庵での催事販売に行ってきた。3年ぶりのチャレンジである。事前に150人くらいの方にハガキでお知らせを出したところ私が販売した最初の3日間で80名を超える皆さんにご来店いただいた。感謝感激、とても嬉しかった。中学高校時代の同期生、大学のサークルの仲間、学生時代のバイト先の野瀬社長、東経大の恩師中村先生、葵友会の役員の皆さん、秋田に勤務したことのある商工中金や、NHK、JRの皆さんなどたくさんのゆかりの皆さんにお会いすることができた、歌手の岩本公水さん、脚本家の内館牧子さん、作詞家の東海林良さん、元祖爆笑王さんも駆けつけてくれた。たくさんの人々にささえられていることを実感した。 桜咲くさくらゼリー、さなづら、赤まん青まん、どら焼き、竿燈もろこしを販売したが、それぞれお客様に喜んでいただきいい宣伝にもなった。平日はかなり売り上げも良く三越さんのスタッフの方にもほめていただいた。最初は20度以上の気温があり暑く、途中で東京の桜も開花した。3連休をはさんで最終日は銀座でも雪が降り、天候の変化の激しい一週間だった。販売スタッフは私の中学の同級生の本橋さんとサークルの後輩の島津さんが勤めてくれた。荷物が一日つかなかったりアクシデントもあったが、なんとか皆さんの協力で乗り切ることができた。16日夜には宮城福島を中心とする震度6強の地震が発生し、東京は震度4で停電が起きたりした。東北新幹線が脱線し、不通となり、私は新幹線から飛行機に乗り換えて帰ってきた。東北新幹線の全面復旧は4月の20日ころになりそうである。早い復活を願いたい。
今年は雪が多かったので3月にはいってもオーパスが滑走可能で、次男といっしょにスキーに行き、ガンガン滑って滑り納めをした。ザブーンの温泉も気持ちがいいい。大平山リゾート最高である。
ブラウブリッツ秋田のホーム開幕戦を旭北歯科医院の千葉先生と観戦した。ボランティアのみなさんが大勢で開幕に間に合うように除雪作業をおこなったソユースタジアムは秋田一体となった魂が感じられた。あいにくの雨で寒かったが、アウエーの新潟からもたくさんのサポーターが応援に来ていた。試合は1対0で秋田が勝った。ゴールが決まった瞬間の盛り上がりはすごかった。千葉君とは幼稚園時代からの親友である。山王の夢幻海で交流会をおこない久々にかなり濃い話をしながらおおいに飲んでテンションが上がった。彼の友情に感謝!サンキュー!
AAB秋田朝日放送のサタナビの取材があった。同期の佐藤宣明君のセッティングで、プロデューサーの山田さんとアナウンサーの藤森さんが弊社に来てくれて、幸町店、工場、いとく新国道で撮影をした。さなづら、さくらゼリー、赤まん青まんが大きく取り上げられる予定である。放送は26日の10時過ぎころ。乞うご期待!榮太楼に行列ができるかも。小国輝也サインが欲しい方はぜひお越しください。(笑)
秋田観光コンベンション協会の賛助会員交流会が2年ぶりにキャッスルホテルで開催され、約70名が参加し情報交換をすることができた。三浦理事長からも気合の入った挨拶があった。今年は5月には「東北絆祭り・これが秋田だ食と芸能の祭典」が秋田市で同時開催される。あきた芸術劇場「ミルハス」も6月にはグランドオープンする。ようやく大規模なイベントやコンサート、コンベンションをおこなうことができるようになる。
今のところ竿燈まつりも従来どうり開催される予定である。コロナ禍がつづいているが、できることはきちんと行って、アフターコロナに人を呼び込んで栄える秋田になるように皆でスクラムをくんで頑張っていきたい。久しぶりに観光に関係のある秋田のみなさんの生の笑顔と声をきくことができて有意義だった。
叔母の加賀谷栄子の一周忌と叔父の二七回忌法要を菩提寺の休寶寺で執り行った。住職から様々な含蓄のあるお話をお伺いした。昨年3月24日に息子の信悦さんの命日に天国に旅立った叔母であるが、芯が強く我慢強い人だった。娘の和子さんとともに毎月24日にはお参りしているが、先月は雪が多すぎてお墓に近づけなかったが、祥月命日はすっかり雪も消え、お花が添えられた墓もなんとなく輝いて見えた。あちらの世界で家族で談笑しているのかもしれない。私もいつも守っていただいている気がする。期待に応えて頑張っていきたい!
ロシアのプーチンが先月24日からウクライナに侵攻して、ロシアウクライナ戦争が勃発した。ウクライナのゼレンスキー大統領が陣頭指揮をとり徹底抗戦し、両国の協議は断続的におこなわれているものの戦争状態が長引き泥沼化しそうな様相を呈している。民間人も攻撃され多くの死傷者がでているようである。NATOをはじめ国連、西側諸国のみならず多数の国々が、ロシアに対する様々な制裁をおこなっている。昔の戦争と違い、現在はSNSやインターネットでリアルタイムで情報が伝わるので、フェイクニュースもあるが、情報戦略もかなり大きなウエイトを占めるようになっている。ゼレンスキー大統領は日本もふくめ各国の国会でもリモート講演を行い、絶大なる支持を集めている。プーチンが暗殺されるか失脚しなければ事態の好転はむつかしそうである。今後の世界情勢は中国や北朝鮮もなにをしでかすかわからない雰囲気になっており予断を許さない。日本も危機感を持ってグローバルな視点にたって行動しなければいけない。
ロシアの戦争の影響もあり小麦粉や原油価格が高騰している。これまでにも砂糖や乳製品、石油高騰にともなう紙製品やパッケージの値上げが相次いでおり、食品業界も値上げラッシュになっている。弊社も4月から商品の価格改定に踏み切ることになった。商品によっては10円から30円くらいの値上げになる。さくらゼリー、赤まん青まん、秋田ミルフェは据え置きだが、他の主力商品は値上げさせていただく。お客様にご理解いただきながら、品質のさらなる向上を図り、美味しい楽しいお菓子を喜んで召し上がっていただけるよう努力していきたい。
大相撲大阪場所、大嶽部屋の王鵬は10日目に勝ち越しをきめて来場所の幕内復帰を確実にした。現在9勝3敗で2敗の竜電を追いかけて十両の優勝争いをしている。残り3日間頑張って、できるなら十両優勝を飾って幕内に戻ってほしい。幕下の納谷と夢道鵬は今場所は残念ながら負け越し。
幕内は横綱照ノ富士が休場し、大関陣もピリッとせず、関脇若隆景と元大関で平幕の高安が1敗で優勝争いを展開している。安定感からみて若隆景が優勝しそうである。角界も戦国時代である。次の横綱はだれになるだろうか?
社長 小国輝也