2023年2月10日 金曜日

あらゆるものが値上げラッシュで物価高がどうにもとまらない。電気料金や灯油代も高騰し消費者の財布のひもは固くなっている。コロナは第8派の到来でまた感染者数が増加傾向にある。ただ行動規制はないので、気を付けながらも人の動きはあり、旅行やイベント客も多く、秋田駅の売り上げは好調である。個人消費も落ち込んでいることもあり、いとく新国道店をはじめスーパーや路面店は苦戦している。

今月中旬から寒波の到来で昨年より早く秋田市でも積雪が増え、クリスマスも寒波に見舞われた。このあとは何とか穏やかな天候になるように冬将軍にお願いしたいと思う。こういった状況の中でのクリスマス商戦で、なかなか予約が伸びず厳しかったが、最後は火事場のバカ力でなんとか昨年並みの売り上げを確保できた。みんなの頑張りとお得意様の応援に感謝したい。例年と違い、ティラミス、ピスタチオ、いちご生といった限定品の動きが鈍く、定番の生クリームが好調だった。ともあれお買い上げいただいたお客様には美味しいクリスマスケーキを食べて楽しく過ごしていただけたら幸いである。今年も私を含めて6人のサンタクロース🎅が出陣して、ケーキのお届けを無事に終えることができそうである。30年以上サンタクロースをやっているが、お客様の喜ぶ笑顔をみるとサンタはやっぱりやめられないと思ってしまう。「エイタロウはサンタクロース!」「ケーキを運ぶサンタクロース!」 みんなありがとう!サンキューベリマッチ!
恒例の行く年くる年、干支どら焼きは少し出足が鈍かったが、全店で重点販売をしている。虎どらは、バター入り小倉餡のどら焼きに虎のイラストの焼き印が押されている。ウサギは白い蒸しどら焼きに黄身餡をサンドしかわいいウサギのイラストの焼き印が押されている。紅白のパッケージにはいっているので年末年始のプチギフトにピッタリである。まだまだご存じないお客様もいるのでおおいにアピールしていきたい。年末限定販売の年越しそば饅頭も、今回は内容を変更し、青まんのような生地でもっちりして食べやすい饅頭になった。そば粉の香りがして美味しい饅頭である。日持ちも4日間になったので、おおくの方に年末、年越し饅頭で一家団欒してもらえたらと思う。

福楼トピコ店は相変わらず好調で連日売り切れが続いている。土崎本店は月曜日火曜日を連休にして、製造体制を強化している。わかばの豚肉も職人の手作業のため供給量に制限があり、マンパワー不足もあり、スタッフみんながかなり無理しながら協力して頑張ってくれている。このあとの年末年始がヤマ場になるので、豚まんの品質は維持しながら、おおくのお客様に福楼の豚まんを食べていただき、秋田のソウルフードとして認知度を高めていきたい。ギリギリのやりくりがつづくがみんなで知恵をだして乗り切っていこう。
新宿西口で「あきた産直市」が開催され、弊社も参加してお菓子の販売をしてきた。さなづら、竿燈もろこし、あんぱん焼き、秋田ミルフェを持って行ったが、秋田を知っているお客様にはさなづらが人気だった。さなづらを知らない方にうまくアピールできれば、まだまだ人気がでるあきた銘菓になりそうだ。あんぱん焼き、秋田ミルフェはいつの間にかコンスタントに売れて完売した。私のJTB時代の友人である布施君、加藤君や則兼さんファミリー、大学後輩の武田君、中村先生も駆けつけてくれて、榮太楼を盛り上げてくれた。秋田犬のぬいぐるみやリンゴは結構売れていたが、場所がいまひとつで、今後の「あきた産直市」をやる際には、開催場所を吟味する必要がある。

今月は久しぶりに東京から佐々木勝先生にお越しいただき役員会を開催し、また和菓子のスタッフにさまざまなご指導をいただいた。先生のアドバイスを活かして、お菓子のブラッシュアップや新商品開発を進めていきたい。

大住小学校6年生に「お菓子の力で秋田を元気に!」というタイトルで講演をさせていただいた。昨年一昨年は修学旅行にかわる行事の中でキャッスルホテルにて話をさせてもらったが、今年は学校の体育館でPTAの授業参観もかねての講演になった。榮太楼や菓子業界のこと、秋田の現状や課題とこれからの可能性についてもふれて、途中秋田にちなんだウルトラクイズも行って、大住小6年生が真剣に話を聞いてくれて、質疑応答ではかなりつっこんだ質問もあり、私も児童の皆さんから、元気なオーラをわけてもらった。さなづらやもろこしを製造しているビデオも見てもらい、菓子作りにもけっこう興味を持ってくれたように思う。学年主任の先生が熱心で、打ち合わせにも弊社にお越しになり、私も先生の意をくんで前向きな話をすることができた。あのキラキラした眼差しの子供たちがいる限り、将来の秋田は大丈夫だと思う。ありがとうございました。

今月は久しぶりに、さまざまな会の総会や忘年会が開催された。さきがけ友の会総会・忘年会はキャッスルホテルで行われ、三浦廣巳会長や魁新報の佐川社長からも今年を振り返っての話があり、恒例の大抽選会もおおいに盛り上がった。
あきしん本店経済懇話会もキャッスルホテルで開催され、深澤功会長や秋田信用金庫の菅原理事長から挨拶があった。懇親会は経営者同士のいろいろな情報交換ができて有意義だった。
旭北歯科医院の千成会の大忘年会はパークホテルで、バンケットホールに畳をしいて行われた。千葉利昭理事長の挨拶につづいて来賓の猿田副知事から挨拶があった。ビンゴやジャンケン大会は千葉理事長が陣頭指揮をして、サービス精神旺盛なので、皆さん喜んでいた。旭北歯科医院のスタッフは明るくて元気で素晴らしい。千葉院長は私の幼稚園時代からの親友であるが、歯科医であり有能な実業家である。お菓子もいつもお買い上げいただきお世話になっているが、榮太楼もあやかって頑張っていきたい。
秋田商工会議所の商業、理財、運輸交通、情報通信の合同部会が、メトロポリタン秋田で開催された。辻良之会頭を囲んで、様々な情報交換をして、大変盛り上がった。佐野副会頭、石井副会頭ともさまざまな話をすることができた。コロナ禍は続き、物価高になり、秋田が抱える課題は山積みであるが、洋上風力発電によって秋田経済は大きなチャンスを迎えている。知恵をだして切磋琢磨して秋田を活性化させていこう。

サッカーワールドカップカタール大会、日本は一次リーグ、ドイツ、スペインを撃破してコスタリカに敗れたものの、決勝トーナメントに進出、クロアチアにPK戦の末敗れた。日本のサムライブルーの選手たちがほんとによく頑張った。日本中がおおいに沸いた。日本のサッカーは確実に強くなった。決勝はアルゼンチンとフランスが壮絶な試合の末、PK戦でアルゼンチンが王者になった。メッシとエムバぺの点の取り合い、すさまじい試合だった。世界が熱狂したワールドカップだった。
ロシアとウクライナの戦争は長期化して終わる気配がない。今年を代表する字は「戦」になった。このままアメリカやNATOの国々が参戦したら世界大戦になりかねない。中国や北朝鮮も不穏な動きをしている。国際情勢がきな臭くなってきたが、世界の指導者たちには美味しいお菓子でも食べて、笑顔あふれる平和な世界を創っていただきたい。

来年は私の干支、卯年である。みなさんにとっていい年になりますように!!

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