2014年5月3日 土曜日

千秋公園の桜も満開になりここのところ早朝の散歩している人が多い。昨年は天候不順で桜開花がおくれ花も小さかったかんじがしたが、今年は花がきれいで華やかな気がする。さくらゼリーは先月につづいて絶好調で、あちこちからオーダーが舞い込み製造が追われた。通販は一時品切れ状態となってしまった。全力をあげて綺麗でおいしいさくらゼリーをお届けできるよう体制を整えて頑張っていきたい。体にやさしい『健康どら焼き』がついに新発売になった。魁新聞やABSなどマスコミでも取り上げられ早速まちの話題になったようで店頭での売れ行きがいい。うれしい限りである。高齢化社会を迎えて糖尿病予備軍の方が850万人いるといわれているが、消化吸収がゆっくりで血糖値があがりにくいお菓子はこれからの日本にニーズがおおいにありそうである。パラチノース(機能性糖質)を使ったスローカロリーでおいしいどら焼きで秋田からムーブメントを起こしていきたい。

私の義理の伯母にあたる小国セツさんが1日天国に旅立った。前日まで元気で普通に生活していたが、朝方布団の中で昇天されたようである。享年96歳。ある意味大往生であるが、まだまだお元気でいろいろな昔話ができると思っていたのに残念である。ご自宅にお伺いするといつもおいしいコーヒーを煎れてくれた。弊社6代目小国東三郎社長夫人として70歳を迎える頃まで大町店で陣頭指揮をとっていた。「あねさん、あねさん」と社員から慕われていた。いるだけでまわりが幸福になるようなまるで菩薩様のような笑顔でいつもにこにこされていた。喪主はお孫さんの進太朗君がつとめベルコシティーホールで行なわれOB諸氏も参列した。菩提寺は本妙寺、お上人さんから温かいお悔やみの言葉があった。戒名は栄祥院妙容日節大姉。今頃天国で先に逝った方たちと久しぶりの面会をしている頃だろう。心からご冥福をお祈り申し上げます。

その後7日に角間川の小国家の本家を訪問し、仏壇に手をあわせご先祖様の霊を拝み感謝してきた。小国家はおあばちゃんと奥さん、女性ふたりで魚屋を切り盛りされている。いろいろなお話をおうかがいすることができた。縁を大切に精進していきたい。

1月までホテル大和の調理長を務めていた武藤芳樹君が、インドネシアのジャカルタで心筋梗塞で倒れ帰らぬ人となった。享年46歳。秋田を代表する調理師が海外で腕をふるおうと夢を抱いてチャレンジし、5月にうなぎを中心とした日本料理店をオープンさせる直前での訃報である。奥さん美根子さんとお嬢さんゆうみさんがジャカルタまで向かえに行き火葬して芳樹君を秋田に連れてきた。死亡推定日は9日で、秋田に帰ってきたのは18日だった。文化も風習も違う国でいろいろ大変だったようだが、武藤君がお世話になったオーナーのソニーさんがいろいろ親身になってケアしてくれたそうで奥さんも感謝していた。武藤芳樹君お別れの会は150名が参列しホテル大和で執り行われた。彼は幅広い交流があったので調理師会のみならずいろいろな方々が、彼の突然の旅立ちを悲しみ冥福を祈った。彼の兄貴秀樹君は私の幼稚園からの同級生である。芳樹君は若い頃旅館栄太楼に10年間勤めていて私にとっても弟分のような存在だった。平塚さんはじめ栄太楼OBもたくさん集まった。包丁人武藤は天国でまた腕を振るうことだろう。武藤の味付けは大鵬親方やうちの親父もほめていた。天国で花見の宴をやっているかもしれない。合掌。

「カクテル&バー レディー」が創業50周年を迎え第一会館で祝賀会が開催された。約300名が参集し、大変楽しい盛り上がった宴だった。オーナーの中島康介さんが昭和39年2月6日に開店して一代で50年である。快挙だと思う。中島さんは川反や秋田の飲食業界の重鎮で、同業者でも中島さんを慕っている人が多い。人徳で全国からたくさんの方がパーティーに馳せ参じていた。80歳を過ぎていると思えないほど若々しく今も現役で店頭でカクテルを作っている。夜中まで仕事をしているはずなのに朝早くからさっそうと自転車にのっているスーパーマンである。私の親父たちとも交流があり、昔のこともさりげなく教えていただいている。中島さんのますますのご健勝、レディーの繁盛を祈るとともに、感謝したい。引き菓子は「さくらゼリー」をお使いいただいた。お店は中島さんの愛弟子である長沢さんが中心になって切り盛りしている。レディーに乾杯!!

久しぶりに「キリン愛飲の会」が大町に新しくオープンした『ル・セット』で開催された。米カフェの米本さんのお店である。奥行きが深くパーティールームやウエイティングバーもある素敵な店である。料理研究家の米本さんならではの料理も人気のようである。冷たいキリン生ビールをおおいにのみキリン友の会メンバーで楽しい異業種交流のひとときを過ごした。今年じゅうにキリン仙台工場の視察に行こうという話しになった。キリンは美味い!

香川県観光協会の梅原会長、松岡専務が来秋し、橋口副知事、前田観光文化スポーツ部長たちと「比内や」で懇談会を行なった。松岡さんはJTB出身で関西で役職を歴任したあと出身の香川に戻り現職である。久しぶりにお会いすることができさまざまな話をすることができた。東海林太郎音楽館、大鵬ギャラリー、ねぶり流し館をご案内し喜んでいただいた。翌日からわらび座でミュージカル「げんない」がはじまりその表敬訪問をかねての来秋だった。「げんない」初日公演は大盛況で、わらび座の演出も素晴らしく皆感銘を受けていた。秋田県、香川県の両知事も絶賛していた。来年正月までのステージ、大ヒット間違いないと思う。役者さんたちの表現力本当にすごいと思う。サービス業は見習うべきことが多い

裏千家故佐々木宗文先生の追悼茶会がキャッスルホテルで行なわれた。佐々木宗和社中の心のこもった茶席、素晴らしかった。

秋田高校、伊藤校長はじめ新任の先生方が着任し歓迎会が開催された。またPTA総会も開かれ新役員も決まり新年度がスタートした。私は二年部の代表として副会長である。母校の生徒たちが人間力を高めていけるようバックアップしていきたい。

秋田市竿燈まつり実行委員会の総会が開催され、今年度事業が承認された。観覧席の売れ行きも好調なようである。市民パレードは初日の3日に開催することになった。伝統をまもりながらも竿燈のさらなるにぎわい創出のために知恵をしぼってみんなで盛り上げていくことが大切である。『ドッコイショー!ドッコイショー!』

大潟村の鎌田俊夫さんが製作を進めていた大鵬の木彫が完成しアトリエでマスコミに披露された。240センチの堂々たる木彫である。このあとこれを基に銅像の製作が進められ8月にはロシアのサハリン(旧樺太)に持って行き大鵬出生の地に建立される予定である。写真を見て姉は少しお腹が細めかなと言っていたが、若い頃の横綱大鵬の雰囲気がよくでていて威厳があるがやさしくスマートな大鵬像ができあがりそうである。JA大潟村の小林組合長が中心になって、今寄付金集めに東奔西走されている。秋田の皆さんをはじめ日本人の善意でロシアに日本人初の銅像を建てることになる。成功するよう協力していきたい。

消費税は予定どおり8%にアップした。3月末の駆け込み需要狂想曲はすごかった。菓子業界は駆け込みもなかったかわりに4月の反動もないようである。お客様に喜んでもらえる菓子作りを強化していきたい。

国賓としてアメリカのオバマ大統領が来日し日米首脳会談が行なわれた。「すし外交」は成功したようにみえたが、日米共同宣言の発表はTPPをめぐり難航した。安部総理が大統領にすりすりしすぎな印象をうけたが皆さんはどう感じたろうか?

韓国のフェリーが沈没し大惨事になった。船会社、船長はじめあまりに理不尽な対応には驚愕させられた。他山の石としたい。               社長 小国輝也

-->

コメントする