2017年7月26日 水曜日 | 輝 進 VOL.258  はコメントを受け付けていません

6月は涼しく、今月も七夕ころまでは過ごしやすかったが10日すぎから暑くなり、梅雨明け前から真夏日がつづいている。九州でも豪雨被害に見舞われたり、年々日本の気候がおかしくなってきている気がする。22日秋田でも記録的大雨になり県内各地に避難勧告がだされ雄物川上流で氾濫するなど被害にあった。このあとはおだやかな夏であってくれることを祈りたい。
赤まん青まんのCM撮影を大町店で行った。なまはげがさまざまなバリエーションで赤まん青まんをPRするかなりインパクトのある内容になりそうだ。8月15日からABSのミヤネヤ、火曜サプライズの番組中でCMが流されることになっている。秋田のコマーシャルは絵だけで動かないものが多いが今回の赤まん青まんのCMはシチュエーションも楽しく話題になりそうだ。赤なまはげの中身は私である。一日ががりでへとへとになるくらいの渾身の撮影だった。史上最高峰のまんじゅうをみんなの力を結集して名実ともに日本一のまんじゅうに育て上げていこう!
東京セールスにまわり、鈴木徹郎さんの菓子店経営研究会にでたが、赤まん青まんを参加したみなさんにおやつとして食べてもらったところ、同業の菓子店経営者のみなさんからも高評化をいただいた。秋田にも指導にきてもらったが、弊社は赤まん青まんをとことん重点販売してとがらせながら、発売60周年のさなづらと夏に強いさなづらゼリーを徹底的に売り込んで売上収益をあげていくことが大事であることを再認識した。季節限定のみかんゼリーも販売開始し店頭は明るくにぎやかになった。特にいとく自衛隊と新国道のディスプレイは魅力的になり、鈴木さんからもお褒めいただいた。加賀谷さんのセンスのよさが、店を元気に変えてくれた。これをぜひ全店に広げ、魅力的な店つくりと親切で販売力のある接客をみんなができるよう実践していきたい。本わらび粉を使用した「わらび餅」も1000円で販売しているが、召し上がったお客様からは美味しくてまた買いたいとのうれしいお声をいただいている。高品質で美味しいお菓子を手間暇かけて作ることが、コンビニなどとの差別化につながり榮太楼のブランドイメージ向上につながるのである。生産の効率化と手間暇かけて魂をこめた菓子つくりを両立させていきたい。
NTTのユーザ協会総会がビューホテルで開催され、情報化の進展にともない海外等からの企業のパソコンを狙ったサイバー攻撃や、新しいタイプのウイルスが、企業の情報セキュリティを犯してきている事例の話があった。対策が必要である。デジタル化の時代であるが、アナログの電話応対の重要性がかえって増しているように思う。
北都会では声優の戸田恵子さん(アンパンマンの声)から、「女優百貨店」と題してご自身の半生のエピソードを交えた講演があった。北都銀行の斉藤頭取、町田会長の挨拶もあったが、北都銀行は「新しいこと次々と!」をキャッチコピーに、地方創生に本腰を入れて取り組んでいる。我々秋田の企業も頑張りたい!
コープ秋田「虹の会」総会はキャッスルホテルで開催され、大川理事長から生協の業績や今後の取り組みについての話があった。供給高が100億円を突破し増収増益で、このあと能代のセンターができるそうである。生協茨島店も18日からリニューアルのための工事にはいった。8月2日にリニューアルオープンの予定である。弊社の茨島店もかなりおおがかりなリニューアルになる。お店をきれいに魅力的にするとともさらにきちんとした接客対応ができるように伊藤店長はじめスタッフがはりきって頑張っている。生まれ変わった新店舗で業績を伸ばしていきたい。
友人たちと十文字にさくらんぼ狩りにいった。奥農園で、さまざまな品種のさくらんぼ
をたらふくごちそうなった。山形のさくらんぼが有名だが、秋田のさくらんぼもけしてひけをとらずに美味しいしレベルも高い。もっと秋田の果樹は販売を伸ばせる可能性大である。十文字の道の駅もかなり込み合っていた。県内の道の駅のさすが売上ナンバーワンである。
日本赤十字の献血推進全国大会が秋田で開催され、皇太子殿下と雅子妃殿下がご来賓として来秋された。ご宿泊のキャッスルホテルのお部屋には弊社の「御幸の華」を、献上させていただいた。昭和天皇、平成天皇につづいての栄誉である。これからもさらに吟味した銘菓を作り続けていきたい。
大会翌朝、日本赤十字社の近衛社長が、大町店にお立ち寄りいただき大鵬ギャラリーを見学されたあと、抹茶をお飲みいただきながらお話をすることができた。私の同級生の佐々木順君(血液センターから秋田県に出向中)がセッテイングしてくれた。大鵬は現役時代から浴衣を販売したお金で毎年赤十字社に血液運搬車の寄贈をつづけ累計70台になった。平成25年大鵬がなくなってからも白鵬が意気に感じて協力してくれて台数は73台まで増えている。姉芳子が近衛社長に直接贈呈していたので、その縁でわざわざ榮太楼にお越しいただいたわけである。ありがたいことである。しっかり社会貢献活動ができるよう、私も世のため人のため頑張っていきたい。
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キリンビールの地域限定一番搾りー「秋田に乾杯!」が期間限定販売されるのに先立ち「秋田に乾杯」の初飲み会が行われた。マスコミや飲食店関係者をはじめキリン大好き人間たちがあつまり、今年の「秋田に乾杯」の初飲みを楽しんだ。あきたこまちを使用したうまみがある秋田ならではのビールである。初飲みで勢いがつき二次会はかなりヘビーな飲み会になった。「楽しい人生に乾杯!」
商工中金ユース会で日銀吉浜支店長との懇談会を実施した。吉浜さんから最近の経済情勢等についてお話いただいた後参加者ひとりひとりが意見を述べかなり有意義な会になり、三浦会頭も同席され懇親会は生々しい情報交換の宴になった。秋田も経済指標は上向いてきている。右肩上がりになるようしっかり経営していきたい。
東京経済大学葵友会総会がつねやで開かれた。東京から今年新たに就任された鈴木新会長と、参議院議員の川田龍平さんにお越しいただいた。川田さんは薬害エイズ問題で名をはせた東経大の後輩である。いろいろな話でもりあがり、同窓の絆を深めた一夜になった。
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ブラウブリッツ秋田は昨シーズンから18試合負けなしのJ3記録を打ち立てた。選手のチームプレーが素晴らしくサポーターの応援も熱が入っている。優勝してスタジアム建設にむかって弾みをつけていきたい。その後ついに1敗してしまったが、前半戦ダントツの首位をキープしている。
高校野球、わが母校秋高は、県大会ベスト4まで勝ち上がった。秋田商業戦、能代松陽戦 劇的逆転勝で波に乗っている。あとふたつ勝って14年ぶりの甲子園を決めてほしい。雨のため準決勝は順延になった。この休みは秋田高校にとってラッキーかもしれない。「天上はるかに太平山の・・・・・・」 みんなで校歌を大きな声で歌いたい!
大相撲名古屋場所、横綱白鵬は、大関魁皇のもつ1047勝をぬいて13日目に前人未到の史上最多勝利1048勝を達成した。初土俵から16年での快挙である。これで、白鵬は双葉山の69連勝以外の勝利記録はすべて塗り替えたことになる。天国の大鵬も「よくやったな」とほめているかもしれない。39度目の優勝を果たし、このままいけば東京オリンピックまで横綱でいられるかもしれない。稀勢の里、鶴竜は途中休場、ほかの横綱大関がふがいない。4横綱皆勤の場所がないまま誰かが引退しそうである。新大関高安もいまひとつの星勘定だった。十両大砂嵐は勝ち越した。今後の奮起を期待したい。

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年6月26日 月曜日 | 輝 進 VOL.257 はコメントを受け付けていません

秋田県観光連盟総会が開催され、お客様目線の重視とビジネスとして継続・成長していく観光産業の形成を重点目標として今年度事業を行っていくことが承認された。秋田県におけるインバウンド受入環境の現状と今後の取組についてー財団法人日本交通公社の吉澤さんから講演してもらい、旅館業の成功事例として長野県湯田中温泉の清風荘の大関専務から大変興味深い話を拝聴した。懇親会も立食で多数の会員が参加しさまざまな情報交換をすることができ有意義だった。
私のJTB時代の友人の大塚順彦君がまた台湾から来秋し、観光連盟や観光振興課のスタッフとミーティングをもった。秋田を訪れた外国人は昨年約6万人だがそのうち台湾からは22000人が来ている。東北の中で最も台湾人に人気のあるディスティネーションは秋田だ!となるように作戦を練ってアクションをおこしていきたい。早速今年は大塚君のコネクションを活用して台湾ナンバーワンブロガーの林さんに竿燈まつりの時期に秋田ツアーに来てもらうことになった。昨年秋にきたときも彼の書いたフェイスブックの記事はかなりの反響があった。ぜひ秋田インバウンド増加の起爆剤にしたい。大塚くんよろしく!
千秋茶会は雨のため秋田市文化会館での開催になったが、3500名が訪れ文化会館は超満員だった。弊社は裏千家の北嶋・池田先生のお席と、狭山流様のお席のお菓子のご用命をいただいた。私も案内のお手伝いをしたが、お菓子の評判はすこぶるよかった。尾形工場長はじめ和菓子スタッフの皆さんが全身全霊で創った甲斐があった。席主の想いとテーマを大事に考えて喜ばれるお菓子を今後もつくっていこう!
八幡神社の例祭は雨上がりの中執り行われ、新緑の中情緒あふれる例祭になった。私は毎朝千秋公園の散歩の際に参拝しているが、神殿にあがっての神事はまた格別である。龍神さん、与次郎稲荷にも毎朝手をあわせているが榮太楼も秋田もご利益があって神々に守られている気がする。当日のお引き菓子は弊社の上生をお使いいただいた。感謝!
東京土産開発プロジェクトの会議が中小企業団体中央会であり、東京の生産者のれん会の黒川社長、八木さんもはいって具体的な打ち合わせをおこなった。今年度挑戦する企業も選定会で決定した。東京おしょうゆ土産は先月の上野駅キオスクでのテスト販売を皮切りに首都圏でブランド化していく予定である。今月末にはNEC本社での社内販売にも使っていただくことになった。会議後の懇談会は菜香亭でおこなわれ美味い秋田の酒を酌み交わしながらかなりつっこんだ話をすることができた。
鈴木徹郎氏の菓子店経営研究会に上京し、デパートやJRグループをセールスしてきた。秋田県の東京事務所にも久しぶりにお伺いして首都圏マーケットに対する秋田の売り込み状況についても情報交換をしてきた。「銀座みつばちプロジェクト」のイベントに弊社のさなづら、さくらゼリー、さなづらゼリーを出品し、第一勧業信用組合東銀座支店の皆さんに販売していただいた。齋藤支店長は私の大学の先輩である。東京から地方を応援する活動を積極的に展開されている。ご厚情に感謝したい。
あきた食品総合プラザの総会が開かれ、助成金を活用して昨年度新商品として発売した「ミニさなづら紫滴」の開発秘話を発表した。引き続きさなづら紫滴で新規のお客様を増やしつつ従来のさなづらの増売を図っていきたい。
雄和地域女性セミナー「ゆうわ」の講師として招かれ、「大鵬・東海林太郎・榮太楼」というタイトルで女性セミナー参加の約40名の皆さんに90分間講演をさせていただいた。途中ウルトラクイズも取り入れて熱弁をふるったので、参加者からは笑いと拍手が多く、とても盛り上がった(?)講演となった。持参した「赤まん・青まん」の評判もよかった。愛想よくずうずうしく情報発信することが大事である。
秋田なつめろ会の「花と歌の競演」が第一会館で開催され、来賓として招かれた。昭和45年以前のなつかしい歌のオンパレードで参加した皆さんの熱気で溢れかえっていた。小野会長さんのご努力の賜物である。東海林太郎顕彰会の総会は大町ビルで行われた。今回はわらび座の脚本家の栗木さんはじめゲストも参加しおおいに盛り上がった。遠くは佐賀県から佐賀神社の草場宮司さんが駆け付けてくださり多大なご芳志をいただいた。皆さんが東海林太郎に対する熱い思いをもっている。この素晴らしい人間東海林太郎を次の世代にも継承すべく、顕彰会をさらに盛り上げていきたい。秋からのミュージカル「東海林太郎伝説」を成功させ来年の生誕120年祭につなげていこう!
福士会計事務所の福士博夫先生がご逝去され、典礼会館でご葬儀が執り行われた。前日床屋に行き、すき焼きを召し上がって寝ている間に天国に旅立たれたそうである。工場のすぐ後ろに事務所があり、イヤタカ友の会でもいつもご一緒したので若輩の私にも気さくにアドバイスをしていただいた。ご冥福をお祈り申し上げます。
工場の原材料置場・倉庫を整理整頓し、ラックをおいてすっきりさせることになった。プレハブも片づけたが不要なものが多くかなりのゴミがでた。工場のみんな、御苦労さま。断舎利することができたので、この機会にさらに5Sを徹底して、衛生的な工場で生産性を向上させていきたい。
将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太さん(14歳)が、プロデビュー後28連勝の日本対記録に並んだ。素晴らしい快挙である。中学生と思えない堂々とした落ち着きぶりはテレビでみていてもすごいなと思った。「大局観をもって将棋をさす」ー藤井くんは将来の大棋士としてますます成長することだろう。おじさんも頑張りたい。
共謀罪は政府・自民党のかなり強引な採決の末、法案が成立した。金田法務大臣も疲労困ぱいの様子だった。マスコミ等にも相当攻撃されたが金田先生はど根性でよく頑張ったと思う。テロに対する対策は私も必要だと思うが、やはり法案の通し方がかなり強硬すぎたことが国民の理解を得られない原因だろう。批判したり上げ足をとったりするだけの野党もいかがなものかと感じる。国際情勢は緊迫しテロの脅威はすぐ近くに潜んでいる。
安倍総理1強の弊害とマスコミもたたきはじめたが、森友問題・加計問題にみられるように安倍総理もきわどいことを行っていたと思われる状況で、低姿勢の記者会見をおこなったが、まだ問題の収束には至らず今後の展開によっては不安定な政局になりそうである。政治家は襟をただして世のため人のため誠心誠意努めてもらいたいものである。

                                 社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年5月25日 木曜日 | 輝 進 VOL.256  はコメントを受け付けていません

                                
ゴールデンウイークは後半5連休で天候にも恵まれ、県外客の入込客数も昨年より観光地の人出も多かったようである。桜咲くさくらゼリーも引き続き人気で連休中も売上好調だった。赤まん・青まんもかなりお客様に浸透してきたようで指名買いが増えてきている。私も何日かトピコで赤まん・青まんの試食販売を実践した。知人からは「駅でまんじゅうの押し売り」などと冷やかされたが、試食をしていただいて赤まん・青まんのおいしさを直接感じてもらうことは大事なことである。お客様とコミュニケーションをとることによりダイレクトに感想を教えていただけるのである。県外の方にもかなりおほめの言葉をいただいた。日持ちは短いが出来たての饅頭の美味しさが伝わっていくことにより、必ずや赤まん・青まんは日本一の饅頭にできると思う。また社長がほらを吹いていると思うかもしれないが、榮太楼は全店あげて秋田で生まれた日本一の饅頭―赤まん・青まんを育て上げていきたい。

秋田ノーザンハピネッツは、千葉、東京に連敗しB1残留をかけたプレーオフに臨んだが、横浜と戦い1勝1敗で迎えた3試合目にブザービーターで3ポイントを決められB2降格が決まってしまった。CNAアリーナが凍りついたまさかの敗戦だった。終番に逆転され僅差で負ける試合が今季は多すぎた。水野社長の「ハピネッツはこれからも続きます」田口主将の「あきらめずに必ず這い上がります」-の言葉にはジーンときた。長谷川ヘッドコーチは辞任することになったが、B2で優勝して来年はまたB1で活躍することを期待したい。イヤタカで開催されたパートナー報告会も250名近い人が集まり盛会だった。ハピネッツは地域に根差した秋田県民球団である。榮太楼もスポンサーであるが、感動と勇気を共有してハピネッツとともに秋田を盛り上げていきたい!
ブラウブリッツ秋田は6勝2引き分けで、J3のダントツの首位である。長野戦を観戦し、引き分けではあったが、昨年と違い攻めの姿勢が随所にみられ、確実にチームが強くなっていることを実感した。佐竹知事も1万人収容のスタジアムを早期に作る道筋をつけていく意向を示し始めた。BBをできるだけ早くJ2に昇格させるべくモチベーションをあげていこう。スポーツで交流人口を増やしていきたい!
県の前田元観光文化スポーツ部長が、久々に来秋され、県の有志の皆さん・旅館ホテル組合の松村理事長と、さくら亭で懇談した。美酒を酌み交わしながら、明るく元気な大いなる秋田を創造する作戦を練った!
スィ-ツフェスタ2017第1回実行委員会を秋田市役所で開催した。9月30日10月1日の2日間、秋田まるごと市場で実施する予定である。主催は秋田県菓子工業組合秋田支部であるが、組合青年部、県和菓子協会、県洋菓子協会、洋菓子研究会と共催で、秋田市、JA新あきた、秋田商工会議所、裏千家淡交会青年部が後援することになっている。秋田の素材をつかったスイ-ツコンテスト、お菓子の実演販売、あきたの銘菓販売、茶席などが設けられる。お菓子の力で秋田を元気にしていきたい。今からみんなの知恵を結集して楽しく有意義な菓子まつりにしたい。乞うご期待!
東京での土産品開発事業の成果として今月中旬から上野駅中央改札横のキオスクで、東京おしょうゆ土産のコーナーが半月限定で設けられた。弊社は東京しょうゆもちどら焼きを販売している。川口屋のしょうゆバターもち、蕗月堂のおしょうゆゆべしと3種類が東京おしょうゆ土産である。生産者のれん会がアテンドしてくれているが、これを試金石として東京マーケットをリサーチしたい。上野駅でのあきた産直市も上野中央コンコースで25日から3日間行われている。JR東日本の秋田重点販売キャンペーンの最中なのでかなり今回は力が入っている。生どらやきがとても人気がである。福岡常務が必殺販売人を務めている。頑張ろう・榮太楼!!
ナイスさんの新店舗・山手台店が17日オープンした。横山金足線の、秋田東警察署の向かい側である。今までスーパーの空白地帯だったので、オープンからたくさんの人でにぎわっていた。弊社も銘菓コーナーでフェイスを多めにして販売していただいている。
「東海林太郎伝説―秋田が生んだ永遠の歌声―」のタイトルでなかいちの多目的ホールでわらび座のミュージカルがおこなわれることが正式にきまり、商工会議所で記者会見がおこなわれた。実行委員長は商工会議所の三浦会頭であるが、穂積秋田市長、わらび座の山川社長、脚本の栗城さんとともに、私も東海林太郎顕彰会理事長として同席した。東海林太郎の格好で会見したのでインパクトがあったようで、マスコミ各社に取り上げられた。11月5日から来年の2月18日までの125回公演である。小中学生も多数観劇することになっている。人間東海林太郎とその歌を若い世代にも知ってもらい、秋田が生んだ大歌手東海林太郎を継承していきたい。来年はまさに生誕120年の節目の年を迎える。東海林太郎生誕120年祭も行うつもりである。秋田をあげてフィーバーさせたい!
東海林太郎の後輩である・秋田高校の吹奏楽部の定期演奏会が県民会館で開かれ、家内と拝聴した。3部構成だったがなかなか趣向を凝らした楽しい演奏会だった。3部の指揮は私の同期の松田聡先生だった。ナイスチャーリー松田!
「これが秋田だ!食と芸能の祭典」が26日から28日まで、広小路・なかいち・アゴラ広場を中心に開催される。プロデューサーの元祖爆笑王さんをはじめ秋田市観光振興課のみなさんが中心になって準備をすすめてきた。竿燈まつりはもちろん土崎・港祭り・角館おやま囃子・花輪ばやしなど県内の有名なまつりが秋田市に集結しパレードも行われる。グルメもさまざまな屋台が出店し食通も楽しめるイベントである。菓子組合秋田支部でもアゴラ広場にブースを出している。ぜひご利用いただきたい。弊社は赤まん青まん・あんみつ・元祖爆笑王どらやきを販売する。「甘いもの」でまつりの盛り上げの一役を買いたい。
「これあきっ」最高!!
大相撲夏場所は、横綱鶴竜、稀勢の里が途中休場し、横綱白鵬、日馬富士、関脇高安が優勝争いをしていたが、13日目で白鵬が全勝を守りほぼ優勝を手中にした。高安の大関昇進はまちがいない。連日マスコミも大相撲をとりあげ、ますます大相撲人気は高まっている。大嶽部屋、十両の大砂嵐は大きく負け越したが、序二段の露草は7戦全勝で千秋楽・優勝決定戦に出ることになった。ぜひ序二段優勝を決めてほしい。よくやった!

                                    社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年4月25日 火曜日 | 輝 進 VOL.255  はコメントを受け付けていません

 千秋公園の桜も満開になったが、今年の桜は色がうすくなった気がする。山王界隈の桜のほうが色が濃くあざやかである。次世代にむけて新しい桜の木を植樹していく必要がありそうだ。榮太楼の「桜咲くさくらゼリー」は先月に引き続き満開である。新宿タカシマヤでの2週間にわたる催事販売では「さくらゼリー」が大人気で海外のお客様も含めて好評だった。私も最後2日間上京し販売したが、友人知人もかけつけて売上に貢献してくれてありがたかった。姪の美絵子や姪の長男の幸男君が販売の助っ人を頑張ってくれて助かったが、春のプレミアムギフトとしての「さくらゼリー」のパワーをあらためて実感した。新宿御苑の花見は天候が悪く今一つでタカシマヤの入込客は例年より少なかったらしく、タカシマヤのマネージャーや担当の吉田さんからは大いに感謝された。慢心せず首都圏マーケット攻略をさらに推し進めていきたい。

新宿タカシマヤ1

納谷さま

NHKの「ニュースこまち」で、「さくらゼリー」が取材され、工場でさくらの塩漬けをひとつひとつ丁寧に選別をして、「さくらゼリー」を製造している場面が報道された。フーデックスで最高金賞を受賞したこともあらためて報道され、お客様からはさまざまな反響が寄せられた。ディレクター兼キャスターの佐藤香奈実さんには非常に素晴らしい番組に仕上げてもらい感謝したい。CNAの夕方の「しーなチャン」には私とトピコの桜庭店長が生出演して、さくらゼリーや、さなずら紫滴、赤まん・青まんのPRをおこなった。メディアの皆さんもさくらゼリーに大いに注目していただき、まだまだこれから認知度もアップしていきそうである。「世界にひろげよう・さくらゼリーの輪!!!」 日本経済新聞の山田支局長からも取材をうけ近じか日本経済新聞の東北版に掲載されることになった。産経新聞の藤澤支局長からは東海林太郎音楽館・大町店の取材を受けた。こちらも連休前に東北版で紹介される予定である。

さくらゼリー

今年度弊社は、6人の新入社員を迎えた。さっそくそれぞれの部門で頑張ってくれている。榮太楼に新風を巻き込んでほしい。先輩社員もいい刺激をうけて切磋琢磨して、いい会社・繁盛菓子店を創っていきましょう! GOGO EITARO!!
秋田県知事は佐竹敬久氏、秋田市長は穂積志氏が当選し、それぞれ3選を果たした。人口減少問題を筆頭に秋田のかかえる課題は山積している。県・市が連携し総力を結集して、将来のあきた消滅の危機を回避していきたい。予想どうり3月末で秋田県人口は100万人を割り込み、2040年には70万人程度に減少することが見込まれている。自然減・社会減合わせて約14000人が年間で減っている。20代30代の減少が多くいびつな人口動態になっており問題である。移住定住もふくめ秋田に来訪する交流人口を増やし、将来に希望のもてる明るい秋田を創造していきたい。高校を卒業すると県外に就職したり進学したりしてふるさと秋田に戻らないケースが多かったり、お年寄りが亡くなると相続人が県外にいて秋田からお金の流出が加速している。秋田に外貨を獲得して「金とともに去りぬ!」の状況を打破していこう!弊社も将来的には県外の売上比率を3割以上にしていく目標である。榮太楼が頑張って人口減少を止めよう!
商工中金ユース会の役員会が開かれ今年度の30周年事業を検討し、「どろんけん」で懇親会をおこなった。会員相互の連携を強化していきたい。
白根病院さんで毎年恒例の会社の健康診断をおこなった。私は特にどこも悪いところはなさそうである。ただ肩と背中のコリが激しいのでストレッチと適度な運動を強化したい。
わらび座で、ミュージカル「ジパング青春期」がはじまり初日公演を観劇させていただいた。伊達正宗が支倉常長をスペインに派遣したころの話であるが、大震災からの復興に立ち向かった石巻が舞台になっており、現代にも通じる感動的なストーリーである。わらび座のミュージカルはひとを感動させる魂がこもっている。11月までのロングラン公演である。ぜひたくさんの方に見ていただきたい。
秋田ノーザンハピネッツはアウエーで仙台に連勝しいい感じの流れになったが、ホームで栃木に惜しくも連敗してしまい現在14位。B1残留のためには14位以内で確定するが、1ゲーム差に富山、横浜、滋賀の3チームがくっついてきている。あと残り5試合全力をあげて頑張ってほしい。ファイトハピネッツ!!
ブラウブリッツ秋田は開幕後3勝1分けで現在J3の3位で好スタートを切った。J2昇格をめざし、スタジアム建設について行政もバックアップする姿勢をみせている。レッツゴーBB!
竿燈まつり実行委員会の総会が開催され、今年度の内容がほぼ確定した。実行委員長の穂積市長や異動する秋田市の職員の方々となごやかな懇親会をキャッスルホテルで開催した。ドッコイショー!
東京経済大学の葵友会秋田支部の役員懇談会を、「秋田の瀧」でおこなった。川村支部長はじめ皆さんテンションが高くもりあがった宴になった。大学もまもなく120周年を迎える。
国際ソロプチミストの秋田大会が、秋田県民会館でおこなわれ、さなづら紫滴を全員におみやげにお使いいただいた。お茶席のお菓子は「赤まん・青まん」で、県外からのお客様に評判がよく、物販会場でも人気があり「さなづら」もあわせて完売状況だった。ソロプチの奥様たちのパワーはさすがにすごかった。ご指名いただいた実行委員長の西村様、辻様はじめ皆さんに感謝したい。ありがとうございました。こういう大会が毎月秋田であると嬉しい。
北朝鮮が日本海にミサイル実験をくりかえし、アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家首席との会談中にシリアにミサイルを撃ち込み、北朝鮮に圧力をかけた。安倍総理はただちにトランプ支持の声明をだした。いつになく朝鮮半島周辺はきな臭くなってきた。金正恩が自暴自棄になれば日本や韓国がミサイル攻撃される可能性が非常に高い。漁夫の利を狙うのはロシアのプーチン大統領かもしれない。日本は平和ボケせずに有事に対する準備をすることが重要になっていきた。テロ等に対処するための共謀罪の法案は必要だと思うが政府側の法案整備の準備が不十分で、秋田選出の金田法務大臣が野党に攻撃されてしまっている。さらに稲田防衛大臣、今村復興大臣の問題発言や中川議員の女性問題などが露呈し、安部政権のタガの緩みが指摘されている。国会議員にもっとしっかりしてもらいこの日本を安全で誇れる国に導いてもらいたい。ニッポンに喝!
フィギュアスケートの浅田真央選手が引退発表し、テレビでも特番が組まれた。
真央ちゃんの華やかな演技と抜群のスマイルは国民を魅了した。記者会見の受け答えに 感銘を受けた。真央ちゃんにダイヤモンドメダルをあげたい!
社長の愛犬ぷくちゃn

                                                   社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年3月27日 月曜日 | 輝 進 VOL.254   はコメントを受け付けていません

桜咲くさくらゼリーがFOODEX JAPAN 2017で最高金賞を受賞した。快挙である!FOODEX JAPAN は国内外の3300社が出展したアジア最大級の国際食品・飲料展で、毎年春に幕張メッセで開催されている。弊社も首都圏マーケット攻略の一貫で、秋田県ブースに「桜咲くさくらゼリー」を出品したところものすごい数のバイヤーの皆さんから積極的なオファーがあり、福岡常務と相原課長がてんてこ舞いだった。今年はじめて行われた「ご当地スイ-ツコンテスト」にエントリーしたところ、1400名余りのバイヤーの皆さんによる投票により「桜咲くさくらゼリー」が最高金賞に輝いた。「味」「ビジュアル」「購買意欲」の3部門でも入賞しまさにグランプリであった。魁新報や秋田経済新聞にも掲載され、さまざまな方々から祝福を受けた。ニュースをご覧になったお客様がたくさんご来店され桜ゼリーは店頭でも絶好調である。急きょ桜を選別するアルバイトを増員して工場は総動員の製造体制だ。他の菓子何種類かは製造を中止し、品切れもあるがお客様に丁寧にご説明をしてご理解をいただきたい。榮太楼はすでに満開モードである。「桜咲くさくらゼリー」で春は売上を伸ばしていきたい。一丸となって頑張ろう!!記事を書いてくれた魁新報の千葉さんありがとう!感謝!

 東京経済大学中村青志ゼミナール卒業生の会は、中村先生の講義をはさんで昼の部、夜の部ともに盛会裏に開催された。昼の部はすべて榮太楼のお菓子を用意してのティーパーティー。中村先生セレクトによる、生どら、いちご大福、赤まん青まん、さなづら、さくらゼリー、おしゃべりっこ、秋田マリーナなどだったが、OBの皆さんに好評だった。秋田からお届した甲斐があった。中村先生の最終講義は学生のときを思い出しながら最前列で拝聴した。テーマは「大倉財閥と東京経済大学」-中村先生の熱い思いを感じて感銘を受けた。6号館最上階のホールでの懇親会は国分寺の夜景を楽しみながら、ゼミOBのさまざまなメンバーと交流できて有意義だった。現役の学生は特に男子が覇気がない傾向が強いようで、今後の日本のことを考えると少し不安である。昔は型破りな学生が多かったがバイタリティがあった。「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」―今こそ大事である。
中村先生の今後のご健勝をお祈りし、榮太楼を繁盛させることで恩返ししていきたい。
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 「みんなで歌おう東海林太郎」が、20日ナカイチの多目的ホールで開催され、出演者をいれて約280名が参集し東海林太郎の歌を楽しんだ。私は東海林太郎に扮して実行委員長兼総合司会をつとめた。大正琴花かげ会のみなさん、東海林太郎ふるさと楽団・合唱団のみなさんによる素晴らしいステージだった。ゲストのわらび座の山川社長と私が東海林太郎について語るトークショーも盛り上がった。秋からは「政吉とフジタ」「リキノスケ走る」につづいてミュージカル・「東海林太郎」がナカイチで上演されることも決まった。来年の東海林太郎生誕120年にむかっておおいに盛り上げていきたい!
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 春の初午大祭においておこなわれる竹駒神社全国銘菓奉献会には今年は「さなづら」「さくらゼリー」「赤まん青まん」を奉納した。神事はとても清々しく身も心もひきしまる。名誉総裁の中島明治神宮宮司、千葉竹駒神社宮司と、白松会長とさまざまな懇談をすることができ有意義だった。ご利益があるように努力していきたい。
1月にご逝去された土方博生さんを偲ぶ会がビューホテルで行われた。土方さんは博学でさまざまな人脈があり私もJC時代からお世話になった。祖母、親父も土方さんの父上が目の主治医でもあった。附属中学校同窓会の重鎮で今年の創立70周年実行委員会のキーマンだった。実行委員会でもプラッツで土方さんを偲ぶ宴を催した。合掌。
山形上の山温泉の日本の宿・古窯の佐藤信二会長も1月にご逝去され、お別れの会が古窯で1000名が参列して執り行われた。私の親父・敬二郎と親交があり当日弔辞を述べられたホテル大観の佐藤義正会長の話の中でも昔の親父たちの武勇伝がでてきた。佐藤信幸社長は昨年まで全国旅館ホテル組合の会長をつとめていて私も青年部時代からお世話になりまさに親子2代のおつきあいをさせて頂いている。古窯さんは本当に日本を代表する素晴らしい旅館である。おちついたらまた泊まりに行きたい。会長のご冥福をお祈り申し上げます。
秋田ノーザンハピネッツは東地区5位でB2との入れ替え戦が濃厚になってきたが、選手たちは懸命に頑張っている。サンロッカーズ渋谷との対戦は連敗したが、昨年まで秋田にいた大塚祐土さんが在籍しており久々に会って話をすることができた。2歳の息子さんもさらにかわいらしくなっていた。ハピネッツの水町選手のお嬢さんとともに会場でも元気に走り回り人気者だった。このあとの活躍を期待したい。(ハピネッツはその後アウェーの名古屋に連勝し、強豪・東京にも勝った。)
親友の佐々木薫君が警察の東北管区の課長として栄転になり、同期の仲間で「わかば」で壮行会を行った。彼は人づきあいがうまく人望があり、数年後戻るときは警察署長だろう。仙台での薫君の活躍を期待したい。彼は弊社の株主でもある。
任期満了にともなう秋田県知事選挙が告示された。現職の佐竹のりひさ候補と元知事寺田候補との事実上一騎打ちである。今月中の人口100万人割れが確実な中、人口減少対策をしっかりやり秋田県が元気に活性化していけるような政策とリーダーシップを期待したい。我々が秋田をよくする主人公である。秋田市長選挙も知事選と同じ4月9日の投票日である。こちらも現職の穂積市長が3選をめざしている。
竿燈まつり実行委員会の役員会、観光コンベンション協会の評議委員会もあいついで開催された。県観光連盟の理事会も予定されている。22日に秋田新幹線こまち開業20周年をむかえ秋田駅、トピコもリニューアルした。4月からはJR東日本の秋田重点販売が始まる。ひとをよんで栄える秋田をめざして、さまざまな取り組みをスピーディーに実行していきたい。
今月は息子、娘もそれぞれ順番に帰省したり、友人の則兼夫妻や佐藤元夫妻も来秋し、食事したりさまざまな情報交換をすることができた。忙しい中、楽しい3月であった。元君は4月から秋田に帰ってくることになり大変喜んでいた。
大相撲春場所は新横綱稀勢の里効果で連日大盛況だった。稀勢の里は12連勝したが日馬富士戦で左肩を負傷し強行出場したものの連敗、絶望的だったが大関照ノ富士に本割・優勝決定戦で執念の連勝で新横綱として22年ぶりの優勝を果たした。表彰式で「君が代」を歌いながら男泣きし、日本中が感動に包まれた。琴奨菊は大関復帰ならず。高安が好成績で来場所は大関取りである。白鵬は休場しモンゴルの3横綱は少し力が落ちてきたようである。大砂嵐は10勝5敗で十両の優勝決定戦にでたが優勝はできなかった。来場所幕内復帰してからの活躍を祈りたい。
大鵬の孫の納谷幸之介君が高知県で行われた高校相撲の大会で個人戦、団体戦ともに全国優勝を果たした。彼は埼玉栄高校の主将として素晴らしい快挙を成し遂げた。凄い!高校横綱・幸之介おめでとう!!来年には大嶽部屋に入門することになっている。大鵬3世楽しみである。
29日から4月11日まで新宿タカシマヤの地下の食品売り場で「さくらゼリー」「さなづら」を販売することになった。10月の時と同じ梅林堂さんのとなりである。ちょうど東京は桜満開の時期になる。新宿に榮太楼のさくら旋風を巻き起こしたい!
首都圏の皆さん、ぜひご来店お願いします!  

                                   

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年3月2日 木曜日 | 輝 進 VOL.253  はコメントを受け付けていません

毎朝、本社で朝礼の際に唱和している榮太楼サービス綱領は、私が先代社長・父敬二郎が在任中にあたためて平成3年に経営理念としてさだめたものである。
わたしたち榮太楼は
1. 名実ともに秋田の一番菓子店として地域文化の創造に貢献します。
2. おいしい楽しい菓子づくりをモットーに人々に夢と希望を与え続けます。
3. お客様の立場に立ってまごころをこめたサービスにつとめます。
小国 敬二郎
19日は敬二郎の誕生日で生きていればちょうど満100歳になった。親父の大好きなキリンラガービールで私は静かに祝杯をあげ親父の生誕100年を祝った。私も社長就任から25年が過ぎた。良くも悪くもいろいろな方々に支えられて4半世紀、榮太楼の代表をつとめてきたわけである。私は7代目であるが、在任期間が一番長くなりそうである。ここでもう一度会社経営を見つめなおして、従業員の皆さんともにまさにサービス綱領に謳っていることを日々ぶれずに実践していきたいと思う。
「因果応報」「因我にあり」-いいことも悪いことも自分が過去に行ってきたことの結果が今の状況をつくっているのである。人のせいや人任せにせずに「忘己利他」の精神で世のため人のためつくしていきたいものである。
榮太楼も63名のスタッフがいるが、製造・包装・総務・営業配送・販売それぞれが仕事の責任をきちんと果たし、他のセクションのみんなと力をあわせ連携プレーをしていくことが大事である。儲かる仕組みをつくり人心を掌握して進むべき進路を明確にしていくことが経営者の責務であるが、全員がもっと知恵を出し汗をかいて、榮太楼をもっともっといい会社にできるようにして、売上収益をあげて利益をしっかりだして地域や皆さんに還元できるようにしていこう。「日々改善」「日々攻進」あるのみ!「才能は歩幅、努力は歩数」と言われる。人間の成長や会社の成果は歩幅と歩数の掛け合わせで決まるのである。私たちはもっと歩幅を広げる工夫をしながら一生懸命歩数を増やさなければいけない。頑張ろう!
「赤まん・青まん」は日本を代表する饅頭になるまで、気愛をいれて育て上げていきたい。コンサルタントの鈴木徹郎さんからも常々いわれているが「赤まん・青まん」は日本の中でも有数の本当においしい饅頭である。自信をもってもっともっとこの「赤まん・青まん」の良さを伝えていく必要がある。まずは榮太楼の「赤まん・青まん」ではなく、秋田には「赤まん・青まん」というすごい饅頭があるといわれるところまで持っていきたい。ヒット商品は社名はあとからついてくるものである。今のところあわせて1000個くらいの1日あたりの生産数であるが3000個くらいまでは増やしていこう。まさに日本の名物饅頭のサクセスストーリーはこれからである。品質をあげていいものを安定して作りつつ、返品をおそれずにさまざまな手法を駆使して「赤まん・青まん」のおいしさを世の中の人々に伝えて大ブレークさせたい。つくるスピードと売るスピードの一体化が重要で、製造と販売が良好なコミュニケーションをとって切磋琢磨して伸ばしていこう。人時生産高と人時販売高が業界水準を下回っているが、皆で生産性を向上させていこう。
「桜咲くさくらゼリー」も、今月後半から動きが活発になってきた。一昨年のような一部の爆買い現象はおさまったが、インターネット通販でも新規のお客様が増えてきている。全国百貨店での「さくらゼリー」の販売も始まった。毎年楽しみにして頂いているお客様も多い。発売以来13年になるがまさに「春限定のプレミアムスイーツ・さくらゼリー」は右肩上がりである。全国的に類似品がでまわってきたが、「桜咲くさくらゼリー」で商標登録しており、元祖の名に恥じないように、見た目の美しさに徹底してこだわり奇麗で可憐な桜の花がかわいいピンクのゼリーの中に咲いているイメージを維持していくことが大切である。品質をあげていきつつも製造のスピードアップを図っていきたい。
秋田県造園協会会長で桂造園社長の加藤薫さんが黄綬褒章を受章され祝賀会が秋田キャッスルホテルで盛大に開催され私もお招きいただいた。桂造園さんには旅館榮太楼の庭の手入れも長年お世話になり加藤社長にはいつも弊社のお菓子を御贔屓いただいている。記念のお引き菓子は「桜咲くさくらゼリー」をご用命いただいた。ありがとうございます!美しい庭は日本の文化である。加藤社長のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
ギフトショー
東京ビックサイトで開催された「国際ギフトショー」に出店した。「東京お醤油プロジェクト」としてブースを構えた。生産者のれん会のプロデュースで、榮太楼が「東京しょうゆもちどら焼き」川口屋が「東京しょうゆバター餅」蕗月堂が「東京おしょうゆゆべし」を開発した。東京あきる野市の近藤醸造のお江戸醤油を使った新しい東京土産のデビューである。3日間、連日ものすごい人で、小売や卸のさまざまな企業のバイヤーが来場しかなりの商談をすることができた。26日放送のTBSのがっちりマンデーでも生産者のれん会のことが採り上げられ全国放送される。今後の販売展開について中小企業団体中央会で近日作戦会議を開く予定である。
JA新あきた・秋田商工会議所などでつくる「秋田市有望商品開発協議会」では秋田市産枝豆のペーストやパウダーを使った試作品の発表会をおこなった。ホテル・飲食店・菓子店など15社が参加し、弊社も2品を参考出品した。枝豆の「かおりほのか」は大きさもそろっており色もきれいでさまざまなバリエーションの商品に活用できそうである。秋田県は生食の枝豆日本一であるが、菓子の分野でもヒット商品を創りだして外貨獲得につなげていきたい。試作品の評判は高かった。
今月は京山の佐々木勝先生にお越しいただき和菓子のご指導をいただいた。テレビ朝日の土曜夕方の番組「ごはんジャパン」で佐々木先生が奄美大島の黒糖農家を訪れ、黒糖を使ったお菓子を作り、農家の皆さんと交流する内容が放送された。農家の奥様が先生の創ったお菓子を食べて涙を流していた。私もものすごく感動した。「苦労して作った黒糖が佐々木先生の手によって上品な和菓子になり、ふわぁーって優しい甘さに変わった和菓子が奥さんの心をほぐした瞬間」だったようである。お菓子は人の心を動かす素晴らしいものである。和菓子業界の達人佐々木勝先生に教えていただけて私たちはほんとに光栄である。感謝しつつ、榮太楼も人の心に染みいるお菓子をみんなで心をこめて創っていこうではないか!気持ちをこめて仕事をしよう!
広面小学校の6年生に「お菓子つくりと秋田の活性化」について講演をさせてもらった。約1時間クイズを交えながら話をしたが、子供たちの真剣な眼差しが嬉しく、いろいろ質問もでたがかえって私も元気をもらった。秋田の子供たちにはおおいに夢をいだいて頑張ってもらいたい!
東京経済大学の私の恩師である中村青志先生がゼミの後輩ふたりと来秋され、工場見学をして来月の最後の授業のあとのパーティーで使うお菓子を選んでいただいた。わざわざ東京から仕入れに来ていただいたわけである。感謝感激、私も恩返しできるよう頑張りたい。
なまはげせどまつり
小正月行事のシーズン、なまはげ紫灯まつりを友人のお子さんをつれて見に行ったが、大盛況でとてもインパクトがあった。横手のかまくらも久しぶりに見学した。
秋田は素晴らしい祭りや文化がある。やはり秋田は日本一だべ!!
                                    社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年1月28日 土曜日 | 輝 進 VOL.252  はコメントを受け付けていません

 2017年酉年、いよいよ菓子舗榮太楼が力強く羽ばたく年を迎えた。「日々改善 日々攻進」を実践してスタッフ一丸となって頑張っていきましょう!今年のテーマは「作るスピードと売るスピードの一体化」! 営業・販売計画にもとづく計画生産の実施を徹底して生産性と販売力の向上を図っていきたい。「さなづら」「赤まん・青まん」「さくらゼリー」「どら焼き」の主力商品の重点販売を推進し、朝生や歳時記商品の強化等により直営店販売力を強化し、本社営業のテコ入れをおこない収益力をアップしていこう。首都圏マーケット攻略についても本腰をいれて取組み外貨獲得につなげていきたい。榮太楼の従業員が本気になってそれぞれの仕事を責任をもって果たし、各セクションが連携プレーをしてチーム榮太楼パワーアップをしていこう。お客様・お取引先とも良好なコミュニケーションを図り、日本一おいしいお菓子の榮太楼になれるよう頑張ろう!!
新年はおだやかな天候で4日までは秋田市は雪がなかったが11日から今シーズン一番の寒気がはいり数日間氷点下の真冬日がつづいた。スキー場はようやく滑走可能になりほっと一息ついたようである。私も田沢湖、オーパスでスキーを楽しみストレス発散した。冬は秋田らしく適度な雪(幸)があったほうが明るくなって季節感もあっていいと思う。
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新春いちごフェアもはじまり、あまおうを使用したあまおういちご大福が話題になっている。いつものいちご大福も人気である。
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いちごみるくのパウンドケーキ・いちごのはちみつロール・いちごエクレア等いちごを使ったスイーツがラインアップし店頭も明るくなった。さくらゼリーも販売が開始され榮太楼は一足早く春がきたようである。生産体制をしっかり整えて春爛漫になるよう努力していこう!
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秋田商工会議所の新年祝賀会は950名がエントリーしキャッスルホテルの放光の間は超満員で汗をかくほど熱気にあふれていた。三浦会頭からも「我々は評論家ではなくそれぞれがプレイヤーである。各企業がそれぞれの商売で頑張って、人任せでなく自分たちの力で地域を活性化させていこう!」といった力強い挨拶があった。来賓の佐竹知事、穂積秋田市長からも現在の秋田の課題や今後の政策をおりこんだ新年にあたっての祝辞があった。4月には知事も市長も選挙がある。元気なあきたを創っていきたい!さまざまな方々とご挨拶し情報交換したがたしかに秋田でも業績を伸ばしている企業が増えているようである。
裏千家淡交会の初釜もキャッスルホテルで行われ天候にも恵まれいつもより多く500名くらいの来場客がいらした。榮太楼は濃茶席の主菓子・はなびら餅をご用命いただいた。「おいしかった」とおほめの言葉をいただいた。新年らしくお祝にふさわしい掛け軸やお道具が使われていて和やかな初釜であった。今年はいい年になりそうだ。
1月はさまざまな新年会が行われる。山の手ホテルを運営するグランドパレス川端グループは今年40周年とのことで、齋藤浩英社長から経営方針をいれた挨拶があった。
ホスピタリティ・マインドの確立(思いやり・気づかい・やさしさ)
C・E・S PROJECT40(顧客・社員満足)     ワクワク・スマイル・ストーリー
そしてグランドパレス川端グループ「心得」は 六法よし(お客さまよし 社員よし お取引様よし 地域社会よし 将来によし 天によし)   だそうである。齋藤社長は先代の会長時代から毎年ぶれずに同じことを言い続けて社員に徹底している。これが川端グループの強みだなと思う。弊社もぶれずに頑張りたい。
菓子組合青年部の新年会は東天紅で行われ、秋に開催予定のあきたスイーツフェスタの打ち合わせも行い話が弾んだ。菓子組合秋田支部の新年会は千秋公園の松下で開催し、富樫衆議院議員、石井秋田市副市長、草薙秋田県観光文化スポーツ部長はじめご来賓におこしいただきかなり盛り上がった宴になった。私も秋田支部長として、インベーダーに負けずに菓子業界が一致団結して行政やお取引と連携して、地域活性化にとりくんでいく旨の挨拶をした。昨年生まれ変わった松下の大広間はやはり素晴らしく、秋田舞妓のアトラクションもあり、皆さん最後まで楽しい酒を酌み交わしていた。地域文化の創造は地元の私たちが率先して主体的におこなっていくことが大切である。
大宮駅であきた産直市が開催され出店した。いつもは11月に開催されているが今年は春にJRグループの秋田重点販売が予定されているためPRをかねてこの時期の開催となった。大宮では「赤まん・青まん」「生どら焼き」が人気でもうすこし在庫があればまだまだ売れたようである。認知度があがってきたかもしれない。見せ方・売り方をさらに研究して進化していきたい。
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また秋田県中小企業団体中央会のバックアップで生産者のれん会からアドバイスをもらってすすめてきた東京での土産品開発事業でついに商品が完成して、お台場のヴィーナスフォートでテスト販売が行われた。弊社は「東京おしょうゆどらやき」、川口屋が「東京しょうゆバターもち」蕗月堂が「東京おしょうゆゆべし」を開発した。秋川渓谷の近くにある近藤醸造のお江戸醤油を使った「東京おしょうゆみやげ」である。マスコミの取材もあり反応は上々のようである。このあと首都圏での販売の仕掛けをしていくことになっている。
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札幌の田中先生に秋田にお越しいただき3日間、洋菓子の指導をいただいた。バレンタインを中心に今後の洋菓子製造のアドバイスを受け、スタッフも張り切っている。超ご多忙な田中先生のご厚意にこたえるためにもしっかり結果をだしていきたい。
仙台で竹駒神社銘菓奉献会の役員会が開催された。今年の初午大祭は3月8日におこなわれることになっている。正月は54万人を超える参拝者でにぎわったそうである。白松会長はじめ皆さんといろいろ情報交換ができた。弊社もあやかって商売繁盛させていこう。
アメリカのトランプ大統領が20日就任した。支持率40パーセントでもっとも人気のない新大統領である。「アメリカファースト」はいいが、「世界は俺を中心に回っている」と勘違いしているのではないだろうか?トランプで「ジジ抜き」がはやりそうである。
大相撲初場所大関稀勢の里が、14勝1敗で悲願の初優勝を果たした。17歳で関取になった彼はいまや30歳。未完の大器の道のりは長かった。優勝インタビューで右目を伝う涙にはジーンときた。千秋楽白鵬を破り横綱昇進が確定的になった。私はきちんと連続優勝してからのほうがいいのではと思うが国民の待望論が強いことが後押しになっている。これから本当に強い日本人横綱を目指してほしい。1998年の若乃花以来の和製横綱の誕生である。ほかは高安、御嶽海ら若手の台頭が著しかったが日馬富士、鶴竜・横綱ふたりと豪栄道が休場し、琴奨菊は2場所連続負け越しで大関から陥落、照の富士は4勝どまりと上位陣総崩れで新旧交代を思わせる場所だった。幕内最年長37歳でも若々しい相撲ぶりの秋田の豪風は10勝をあげ活躍して敢闘賞でもとれると思ったが受賞ならず。大嶽部屋の大砂嵐は膝のけがと稽古不足で4勝11敗。来場所から出直しである。いずれにしても大相撲は面白くなってきた。これからの国技大相撲の盛り上がりに期待したい。
                                      社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年1月27日 金曜日 | 室礼教室 二月は節分 はコメントを受け付けていません

大町店の後ろのフリースペースENで本日は【室礼】教室が開かれました。
2/3の節分までの室礼
2/4からの室礼
それぞれに意味をもち、生活に彩りを与えてくれる室礼の数々。
意味を知れば知るほど、興味深くて、毎月楽しみです。IMGP0542 (2)20170127151405 (2)IMGP0540

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2017年1月24日 火曜日 | フルーツカッティング教室 ハート編 はコメントを受け付けていません

メローゴールドとリンゴのハートカッティングIMGP0538

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2016年12月26日 月曜日 | 輝 進 VOL.251   はコメントを受け付けていません

                                  
気温のアップダウンの激しい12月である。中旬は寒くなり一時市内でも積雪があったが、クリスマス前は暖かくなり、11月並の気温になった。その後は雨からくもりのクリスマスイブになった。3連休だったので街中の店は苦戦が予想されたので全社一丸となって早めにセールスを展開した結果クリスマスケーキは前年を上回る売り上げをあげることができた。尾形工場長・髙橋さんを先頭に工場スタッフの連携もよく、クリスマスも残業をせずに切り抜けた。日ごろからさまざまな改善を積み重ねてきた効果がでてきたように思う。コンビニをはじめ異業態との競合はますます激しくなり、お客様のライフスタイルも大きく変わっているので今後も知恵をだしてさまざまな提案型営業をしていく必要がありそうである。
年末恒例となったゆく年くる年どら焼きは大変好評で、生命保険会社や車のディーラーさんに年末年始の販促用にかなりの御贔屓をいただいた。ゆく年どら焼きは皮に猿のイラストが焼印され、こしあんの中にリンゴが練りこんである。くる年どら焼きは白い蒸しどらの皮に鳥のイラストが焼印され、白餡の中に卵のイメージの黄色い餅が入っている。それぞれ趣向をこらしており、パッケージも年末年始のおめでたいバージョンなので店頭でも目を引いてお客様の評判も上々のようである。年越し蕎麦饅頭も毎年の定番になったが、30日と大晦日の限定販売ということで予約状況もよく人気がある。やはり菓子は定番の菓子に磨きをかけるとともに、歳時記を大事にして季節折々の商品をタイムリーに提供していくことが大切である。
代表銘菓のさなづらも私の高校の同期生の佐藤正則君が社長をつとめる日本印刷様からお年賀用に大量注文をいただいた。彼の友情に感謝したい。まだまださなづらを知らないお客様も多いのでこれを機に今一度あきたを代表する銘菓としてアピールしていきたい。今年夏発売した、ミニさなづら紫滴も徐々に周知されてきたようで特注もはいるようになってきている。正月の帰省客にもどんどん販売していきたい。赤まん・青まんもかなり秋田の皆様に認知され毎日製造数も増えてきている。将来的には日本を代表する饅頭に育てあげていきたい。さくらゼリーはインターネットで26日から先行販売を開始し、1月4日から直営店全店で販売を開始する。中国系の方の爆買い現象はおちついてしまったが、さくらゼリーは春のプレミアムスイ-ツとして重点的に宣伝して、直営店、百貨店、ネット通販で気愛を入れて増売していきたい。今年は秋田に県外から訪れるお客様が減少傾向で、個人消費も低迷気味で小売業はあまりぱっとしなかったようであるが、環境のせいにせず、自分たちでできることを徹底して努力をして活路を切り開いていきたい。
今年を象徴する字は「金」に決まった。リオオリンピックの金メダル、トランプさんの金髪、前東京都知事をはじめとする金銭スキャンダルなどから決まったようであるが、過去にもオリンピックの年は「金」が多かったとのこと。秋田は金が足りない。秋田県は来年度から人口減少対策の部を作ることになったが、私は人口減少の一番の理由は「金とともに去りぬ」だと思う。先日秋田商工会議所の三浦会頭を囲んでの4部会(専門サービス・商業・工業・建設)合同懇談会がイヤタカであり、私が商業部会長として乾杯の発声をしたが、この「金」の話をしたところ皆さんからさまざまな反応があった。外貨を獲得し、人を呼んで栄えるあきたにしていきたい。国会では紆余曲折の末、IR(カジノを含む統合型リゾート)法案が成立した。野党や公明党の一部の議員が反対でマスコミの論調もカジノのデメリットばかり強調しすぎなきらいがある。先進国でカジノがないのは日本だけであり、国際的な観光客を増やすためには必要である。実施法はこれからであるが、IRの主目的は外貨獲得であり、国や自治体が管理することになるので、懸念されているギャンブル依存症の増加や治安の悪化はほとんどないだろう。地域から金を吸い上げる競輪競馬競艇などの公営ギャンブルやパチンコとはまったく違うのである。雇用を増やし税収を増やし交流人口が増えることで地域に与える経済効果は絶大で最終的には定住人口を増やすことにもなるのである。秋田のような経済的に疲弊し人口が減り続けている地方にとっては起死回生の切り札になりうる。
秋田はトラパンツの長谷川敦代表が20年以上前から民間主体でイーストベガス推進協議会を立ち上げ日本でもっともはやくからカジノ誘致活動を行ってきた。このあと国内では横浜・大阪・長崎・北海道にIRができる可能性が高いが、地方自治体が決断して手をあげれば東北日本海側の秋田にもIRを誘致することもかなうのである。22世紀までに秋田が消滅することがないように、ここは秋田県民もマスコミにだまされることなく熟慮してチャレンジすべきタイミングであろう。みなさんはいかが?
12月は忘年会シーズン。飲む機会も多い。アートシステムの中津さんたちと南通りの「ん」で会食をした。すべての料理が素材も味も抜群でおいしかった。2ヶ月先くらいまで予約のとれない繁盛店のようである。ほんと感動した。
こすもす友の会役員会はどん呑亭で貸し切り状態だったせいか本音トークでもりがった。さきがけ友の会総会はビューホテルで開催され、小笠原社長はじめ魁の幹部の皆さんと広告主のメンバーで楽しく情報交換した。抽選会大判振る舞いだった。
菓子組合秋田支部有志で、秋田市6次産業化担当の鷲谷課長のアテンドでJA新秋田のセンター長さんたちと意見交換をおこない、秋田乃瀧で一杯飲みながら交流した。秋田市の農産物はおいしくて魅力的な素材がまだまだたくさんある。我々菓子業界も秋田の素材をいかして新しい美味な菓子を創造していきたい。来年秋にはJAさんとタイアップして「あきた菓子まつり」(仮称)を開催する予定である。乞うご期待!
私の親友で弊社株主でもある則兼さんの父上がガンのためご逝去された。葬儀はこすもすロイヤルホールで執り行われた。病院に入院加療中ではあったが愛娘・公美子さんが東京から秋田に到着するのを待っていたかのように天国に旅立たれた。笑顔のやさしい父上だった。ご冥福をお祈り申し上げます。
「美酒や・つくしんぼ」が30日で40年の歴史の幕をおろし閉店することになった。渡会若子ママには私も秋田に帰ってきた1989年以来何かとお世話になった。スカイパーク102にあったころには亡父敬二郎と飲みにいったこともある。親父が知っている最後の店がなくなるのはさみしい気がするが時代の流れかもしれない。イヤタカの「ハッピードリーム」で40周年記念を兼ねた感謝パーティが開催された。渡会さんはたくさんお客様と交流があり。まさに秋田の生き字引的な存在だった。私も「つくしんぼ」でさまざまな方たちと酒を酌み交わした。まさに思い出のバー「つくしんぼ」である。ファイナルパーティの引き菓子は栄太楼の「ありがとうどら焼き」だった。感謝!渡会さんありがとう!!
山王の「山路」さんも27日で閉店することになった。ママの高嶋さんはトゥインクルの伊藤里花さんの叔母さんで、いつも菩薩様のような笑みをたたえ多くの常連客に愛されたまさに昭和酒場だった。商工会議所の会合のあとの2次会は大いに飲んで歌って青春を謳歌させていただいた。ふたりの名物ママの今後のご健勝を祈りたい!
元祖爆笑王さんとハピネッツの高橋選手と、「かなや」で会食をしさまざまな爆笑トークでもりあがった。ハピネッツはまた最下位だが、ここから後半の巻き返しを期待したい。
ロシアのプーチン大統領が来日し安倍総理が故郷山口県の大谷山荘でもてなした。北方領土返還に進展はなかった。このあと安倍総理はハワイに行きアメリカのオバマ大統領と最後の会談をすることになっている。八方美人外交の成功を祈りたい。
新潟の糸魚川で強風により150棟が全焼する大火事が起きた。一軒の中華料理店の鍋のから炊きが原因だったようだ。秋田でも1886年に3500軒が焼けた俵屋火事があった。秋田の町がほとんど燃えたのだがそのとき栄太楼は中心部にありながら奇跡的に助かった。「火の用心」年末今一度みんな気持ちを引き締めて新しい年を迎えましょう。
今年もありがとうございました!!               社長 小国輝也

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