2014年10月10日 金曜日 | No Comments »

ここ数年9月は厳しい残暑がつづいたが、今年は最高気温も30度を超えることがなく大変過ごしやすい天候で一気に秋本番をむかえたようだ。朝の千秋公園の散歩でも「急に涼しくなりましたね。」が挨拶の第一声だった。お菓子もゼリー類や水ものに代わってまんじゅうやどら焼きなどの餡子ものが多くでるようになった。巨砲大福や芋ようかんが人気である。敬老会は今年もまたたくさん地区の社会福祉協議会様からご用命をいただいた。不老長寿最中、紅白饅頭、紅白蒸しどら焼き等が人気だった。榮太楼のお菓子を食べて健康で長生きをしていただけたら幸いである。お彼岸のおはぎ、あんころ餅も例年より動きがよかった。あんこが命。ありがたいことである。和菓子スタッフをはじめ工場の皆さんお疲れ様!

久しぶりに家族全員がそろって愛犬のプクもつれて小旅行に行った。福島県白河、栃木県那須をまわったが、行く先々のお店や食事、宿も個性的で大変楽しいひと時をすごした。心身ともにリフレシュすることができた。旅行はいいものだ。

秋田県観光連盟の理事会、アフターディスティネーションキャンペーン実行委員会の幹事会があいついで開催された。キャンペーンの宣伝効果はあったと思うが限定的なので継続して秋田に観光客を呼び込めるように受け入れ態勢の更なる強化とインパクトのあるPRをやり続ける必要がある。秋田が時間的にも距離的にも遠いことを自覚してわざわざきてもらう目的づくりと演出が大切である。観光連盟主催で秋田観光コンベンション協会協力による「秋田花まるっモニターツアー」が行われた。「千秋公園、菓子舗栄太楼大町店、ねぶり流し館、あきた舞妓と濱の家で会食コース」ー人気だった。栄太楼では東海林太郎音楽館と大鵬ギャラリーを見学してもらったあと、ENで和菓子作りにチャレンジした。松橋先生の指導もよくみなさんそれぞれ素敵な上生を完成させていた。アマノの社長さんご夫妻も参加されていたがなかなかの腕前だった。今回のツアーのように、半日でも普段経験できないことを盛り込んだツアーは今の時代、お客様のニーズに合致しているようである。秋田市だけでなく、今一度まわりを見渡してみれば県内外のお客様を喜ばすことができる小旅行がもっと発掘できそうである。あきた人の英知を結集して魅力的なあきたをアピールしていきたい。「まごころ秋田」「秋田花まるっ」「あきたにしましたーあきたびじょん」

姉芳子、姪美絵子たち一行がサハリンに表敬訪問し、大鵬出生の地ポロナイスクに建立された大鵬銅像に面会を果たした。共同通信で報道された。ポロナイスク市長はじめみなさんが歓迎してくれて滞在日数は短かったが、大鵬生誕の地を堪能することができたようである。ただ空港のあるユジノサハリンスクからポロナイスクはバスで5時間近くかかり、道路や公衆トイレなどの整備は日本のようにされておらずちょっと大変な旅行だったようである。市長さんからは毎年来てくださいと言われたようだが・・・私も一度は訪ねてみたいと思う。

「大鵬銅像をサハリンに建てる会」のJA大潟村の小林組合長さんたちと佐久という小料理屋で懇談をした。彫刻家鎌田俊夫さんの志を意気に感じて大潟村のみなさんが動きだし、小林さんが先頭に立って募金運動を展開した。まさにオール秋田で創り上げた大鵬である。小林さんたちの熱意に感動した。感謝したい。いろいろな話でおおいに盛り上がった。

大鵬企画とタイアップして、大鵬直伝ちゃんこスープを発売した石井食品の伊藤さん、小島さんがPRに来秋した。大鵬ゆかりの皆さんに紹介したいとのことだったので、私が主だった方々のところに同行した。トリのソップダキは大鵬自慢のちゃんこである。価格は一袋350円位でリーズナブル。「大鵬ちゃんこ」ぜひご賞味を!石井食品で直接販売している。

FM秋田の番組審議委員会の懇親会が「館」で、中央会や物販関係の知人との交流会を「戸隠」で行った。おいしい料理と日本酒で楽しいひとときを過ごした。いい酒は本当に美味い。酒が私を飲む前にお開きになり、ほろ酔い気分で明日への英気を養った。飲んだときに情報交換したり閃いたことを即実践に移していきたい。ガンバロー!

秋田商工会議所の商業部会で新しく加入されたJA新秋田さんを交えて会議をおこなった。秋田県産枝豆を日本一にしょうとしてとりくんでいるが料理店や旅館ホテルがタイアップして売っていくことになった。県産枝豆を3種類ゆでかたを変えたりしたものを試食して品評会をおこなった。香り、食感、味も抜群によかった。そのまま食べるものだけでなく。加工してお菓子などにも使えるようにステップアップしていきたいものである。秋田の素材をちょっとだけ使い県外で作って秋田で売っている筋違いの食品もあるが、秋田の素材を活かして地元で加工して県外から外貨を獲得できるように弊社もチャレンジしていきたい。「地産他消費」をめざそう!

いよいよ10月4日から11月3日まで秋田県で国民文化祭が開催される。期間中全県さ

まざまな場所で50を超える催事やイベントが予定されている。秋田市でも吹奏楽、オーケストラ、合唱などをはじめ13の事業が予定されている。4日武道館で行われる開会式には皇太子殿下がおみえになる。4日5日は県民会館で東海林太郎音楽祭が開催される。4日はくしくも東海林太郎の命日で歌の供養祭につづき、浅利香津代さんによる朗読。5日

は長田暁二、東海林良さんらによるトークセッション、全国からおこしの皆さんによる「みんなで歌おう東海林太郎」、ペギー葉山さん、ボニージャックスによる歌謡ステージと盛りだくさんの内容である。テーマは「伝えよう東海林太郎の人と歌」、私が実行委員長を仰せつかった。国文祭のオープニングイベントである東海林太郎音楽祭をぜひ成功させてはずみをつけたい。ぜひ皆さん東海林太郎音楽祭をよろしく!!10月は文化の祭典であきたが盛り上がりそうだ。みんなおもてなしの精神を忘れずいっしょに楽しみましょう!

25日から27日まで上野駅で秋田県物産展―あきた産直市が開催され弊社も参加する。福岡部長が気合を入れて販売にあたるが私も挨拶まわりと助っ人に参上する予定である。おおいに首都圏であきたの栄太楼をアピールして売り込んでいきたい。首都圏市場を開拓して外貨獲得をめざしていこう。

大相撲秋場所は大砂嵐は10日目まで4勝6敗。横綱白鵬戦おしかった。今場所は相撲に迷いがでているのと左足の具合がよくないようだ。残り頑張って勝ち越してほしい。優勝はやはり全勝の白鵬かな。新大関豪栄道はじめ大関陣が期待外れ。新関脇豪風はここまで五分の星。新入幕の逸ノ城は優勝争いにからんで化け物ぶりを発揮している。後半戦日本人の奮起を期待したい。大嶽部屋もファイト!

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年9月30日 火曜日 | No Comments »

ここ数日、お天気に恵まれ晴れ続きの秋田市です(^^)

そろそろ紅葉も始まる頃かな?と楽しみにしているスタッフです♪

さて、秋晴れが続く中、榮太楼の本社に収穫されたての山ぶどうがたくさん届きました?!!

トラックの荷台にたくさんのコンテナに入った山ぶどうが!!

恥ずかしながら、私も初めて見たのですが、きれいな小さなぶどうの粒がびっしり★

今年もこのたくさんの山ぶどうから美味しい「さなづら」がつくられるのだなぁ?

としみじみと眺めておりました(*^_^*)

秋田の方言で山葡萄の一種のことを“さなづら”といいますが

この“さなづら”の実をジュースに加工し、寒天を加えて固めたゼリー状に伸ばした物が

秋田の代表銘菓の「さなづら」となります。

「菓子舗 榮太楼」のさなづらはコチラからも購入できます。

↓↓↓↓↓

◆「菓子舗榮太楼HP

◆「菓子舗榮太楼 楽天市場店

ぶどうの品種ではキャンベルが小粒になった感じに近いですが

見た目や大きさはブルーベリーのようです。

味はキリっとした酸味があり、とっても爽やかな味がしましたよ( ^^) ♪

榮太楼大町店では店頭にも展示していますので

御来店の際には、ぜひご覧になってみてくださいね♪

カテゴリー:お菓子
2014年9月24日 水曜日 | No Comments »

こんにちは(^^)♪
昨日は秋田をめぐるモニターツアーの皆様が行程のひとつとして

榮太楼の大町店に併設されてるギャラリースペースで

和菓子作りを体験されました!(^^)!

本日はほうずきと菊の体験でしたが、とっても素敵な完成品が並んでいました(*^_^*)

(写真は菊の和菓子を作っているところです( ^^) )

榮太楼の大町店に併設されてるギャラリースペース「EN」では

毎月7日にこのような和菓子つくりの体験教室が開催されています♪

予約は不要となっております。

興味のある方も「どんな感じなのかな?」とのぞきにきてくださってもです(*^_^*)

ぜひお立ち寄りくださいませ!(^^)!

※7日が日曜日の月は8日となります。

※体験料は500円となっており、作った作品はお持ち帰りできます。

カテゴリー:お菓子
2014年9月18日 木曜日 | No Comments »

本日、「榮太楼」大町店にAABの取材が来ました!!

商店街をぶらりとするという企画らしいのですが

突然カメラが来たという出来事に緊張のあまり番組名や放映日など詳しいことが確認できずでした…^^;

実際にお会いした塩地美澄アナウンサーはテレビで拝見していた姿よりも

ずっとずっとお奇麗でとってもスタイルが良くて目が釘づけでした★

ただいま期間限定で販売中の「巨峰大福」を取材してくださいました!(^^)!

巨峰が丸ごとひとつ入った食べ応えのある大福です。

この時期しか食べられない味を、ぜひぜひ皆様にも味わっていただけたらです(*^_^*)

放送日が楽しみです♪

カテゴリー:お菓子
2014年9月16日 火曜日 | No Comments »

大鵬道場大嶽部屋の秋田合宿が9日から13日までにかほ市の土田牧場で行われた。連日あいにくの雨で土俵が使えずあまり稽古にならなかったようだが、猛暑の東京を抜け出し涼しい大自然の中で過ごせたことは力士たちにとってかなり気分転換になったようである。11日には秋田キャッスルホテルで「大鵬道場大嶽部屋を激励する交流会」を開催し、大嶽部屋一行15名をあわせて130名近い皆さんが参集して大盛会だった。大鵬夫人の姉芳子、三女で姪の美絵子も参加した。巡業から駆けつけた大砂嵐は大人気で写真撮影の行列ができた。大嶽親方も昔の大鵬部屋時代の秋田合宿の思い出を交えながら感謝の挨拶をした。大鵬部屋は昭和48年から約20年間旅館栄太楼に泊って、千秋公園や八橋で稽古をしていた。鈴木茂夫さん、辻良之さんから激励の言葉をいただき、日赤の宮下先生の音頭で乾杯した。あきた舞妓の千乃葉さんがサプライズで登場し華を添えてくれた。力士によるカラオケ、ウルトラクイズ、大じゃんけん大会、抽選会とアトラクションも盛り上がって楽しい交流の宴になった。別会場で秋田の豪風関の激励会も開催されていたが、大嶽部屋の動員力が強かったようでちょっと申し訳なかった。いずれにしても相撲人気も回復してきているのを実感する。大嶽部屋の力士の活躍を期待するとともに、秋田から大嶽部屋の関取を誕生させたいと思う。翌日は土田牧場で振舞ちゃんこが行われ、大嶽部屋の激励パーティーも行われた。来年以降も秋田合宿継続できるよう応援していきたい。15日にはサハリンのポロナイスク(大鵬生誕の地・旧樺太の敷香)に大鵬の銅像が建立され盛大にセレモニーが行われた。除幕式に参列した彫刻家の鎌田俊夫さんも感無量のご様子だった。里帰りした大鵬が日本とロシアの平和の架け橋になってくれることだろう。

あきた舞妓のお披露目会は1日にキャッスルホテルで行われた。弱冠25歳で株式会社せんを立ち上げた水野千夏社長の情熱と努力にまわりの皆さんがいろいろ協力して、ついに「あきた舞妓」がデビューした。関係者やマスコミが見守る中一期生3人が紹介され踊りを披露した。「あきた舞妓」は秋田美人をテーマに文化を発信する事業でもある。昔の芸者全盛の時代とは花町も秋田をとりまく状況も人々のライフスタイルも変わっている。事業を軌道に乗せて成功させるためにはさまざまなチャレンジが必要だと思う。秋田活性化のためにも秋田の人と街をあげて「あきた舞妓」を盛り上げていきたい。

それにしても8月の雨はひどかった。まるで梅雨に逆戻りしたようで完全に晴れた日は3日しかなかった(24日まで)。全国でも京都や広島で大雨による土砂災害が発生し特に広島では甚大な被害状況になっている。50年に1度の大雨があちこちでしょっちゅう起きるようになってきた。あきらかに天候異常である。防災のための準備を普段からぬかりなくすることが大切である。竿燈まつりも前半は天候に恵まれ暑いくらいだったが最終日は台風の影響もあり雨がふりつづきあわや中止かと思う状況だった。雨の晴れ間をみて15分くらい竿燈をあげて演技を披露することができた。雨の中待っていただいたお客様と竿燈の差し手の気持ちが一つになった竿燈になった。時間は短かったがお客様からは感謝の言葉が多かった。私は平成2年から司会をつとめているが過去にも雨や風で危ない日もあり時間短縮もあったがまだ中止になったことはない。小国輝也がマイクを持つと竿燈は必ずできるジンクスは今年も健在だった。妙技会は市立体育館で行われ、大若団体戦は規定も自由も柳町が優勝して二冠となった。特に自由演技では竿9本を成功させ、今までの記録を塗り替え素晴らしかった。観客からどよめきが起きた。決勝はレベルが高く室内ではあまり差がつきにくく審査員泣かせの大会になった。史上最多270本の夜空に揺れる光の稲穂の競演は今年も大きな感動のドラマを生んだ。竿燈は右肩上がりである。東京から私が学生時代お世話になった株式会社野瀬の会長のご長男野瀬大輔さんがちょうど仕事のため来秋し、竿燈を観てもらった。彼も感動したようだ。食事をともにし翌日は工場見学をしてもらい、いろいろな話をすることができた。

大曲の花火には家族と友人とともに出かけて素晴らしい空間の演出と時間を共有し楽しむことができた。特別番組の北日本煙火工業の創造花火と大会提供花火はとくにワンダフルな内容で歓声と拍手が鳴りやまなかった。まわりを見回したら観客が皆よだれをたらしそうなくらい口をあけてケータイカメラを上に向けていた。思わず笑ってしまった。音と光の織りなす異次元の世界、まさに大曲の花火は世界一である。

7月29日にはホテル大和の故佐渡谷栄悦さんの13回忌法要が執り行われた。旅館ホテル組合の理事長、観光連盟会長として実行力がありフットワークがよく私も大変お世話になった。なつかしい皆さんとお会いして話をすることができた。佐渡谷さんに報いるためにも秋田を良くしていきたい。お盆にはこの一年にお亡くなりになった新盆の方々をまわって手を合わさせていただいた。縁を大事にしながら今生かされていることに感謝して努力していきたい。

県観光連盟の未来塾、県総合政策審議会の観光・交通部会があいついで開催された。湯瀬ホテル、稲住温泉、日景温泉・・・歴史と伝統のある秋田の宿が県外資本に売却されたり廃業したり、秋田の観光業界は瀬戸際である。ハードソフト両面で秋田の魅力をアップし集客力を高めていくことが急務である。バリアフリーに真剣にとりくんでみるのも戦略としては大事である。秋田県には民間旅館ホテルに対しての補助も含めた支援を即実行に移してもらいたい。現有財産の磨きこみとともに、IR(統合型リゾート)誘致のような外貨獲得に資する取組みが必要不可欠である。座して死を待つよりチャレンジすべし!秋田!!

鶴の湯温泉さんに久しぶりにピンチヒッターでお菓子の販売にいった。お盆中だったが、家族連れの方々を中心に全国からお客様がいらしていた。東京、岐阜、大阪、大分・・・私もさまざまなお客さまと会話ができて楽しかった。さすが日本のあこがれの秘湯鶴の湯である。お風呂に入れなくても一目見て写真を撮りたくて来た方もいらした。「栄太楼のお菓子を買うためだけに秋田に来ました!」と言ってもらえるようなお店をめざしたい。

こすもす秋田25周年・こすもす秋田新屋ホール竣工記念祝賀会が開催された。新屋が8軒目のホールである。原田亀夫社長はシャープから転身し3代目であるが「安くて近くて合理的」を合言葉に会員を増やし冠婚葬祭業としては後発だったが、今では地元資本の葬祭業としては断トツである。弊社も前身のセブンユニオン時代の平成2年からお取引いただいている。お客様のライフスタイルの変化は激しいが栄太楼もお客様に喜んでいただけるお引き菓子を心をこめてお届けしていきたい。生協の大川会長をはじめ来賓の皆さんからも示唆に富んだ祝辞が述べられた。こすもす秋田さんおめでとうございます!

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年9月13日 土曜日 | No Comments »

御無沙汰しております(^^)

ただいま榮太楼ではお彼岸用のあんころ餅、おはぎのご予約を承り中です。

・あんころ餅 650円
9/19?9/23
・おはぎ 130円
9/20?9/26

期間限定商品となっており、各店舗にて電話、FAXにてご予約の承っております!(^^)!

もちろん、ご来店いただいても大丈夫です♪

お待ちしております(*^_^*)

カテゴリー:お菓子
2014年9月3日 水曜日 | No Comments »

大鵬道場大嶽部屋の秋田合宿が9日から13日までにかほ市の土田牧場で行われた。連日あいにくの雨で土俵が使えずあまり稽古にならなかったようだが、猛暑の東京を抜け出し涼しい大自然の中で過ごせたことは力士たちにとってかなり気分転換になったようである。11日には秋田キャッスルホテルで「大鵬道場大嶽部屋を激励する交流会」を開催し、大嶽部屋一行15名をあわせて130名近い皆さんが参集して大盛会だった。大鵬夫人の姉芳子、三女で姪の美絵子も参加した。巡業から駆けつけた大砂嵐は大人気で写真撮影の行列ができた。大嶽親方も昔の大鵬部屋時代の秋田合宿の思い出を交えながら感謝の挨拶をした。大鵬部屋は昭和48年から約20年間旅館栄太楼に泊って、千秋公園や八橋で稽古をしていた。鈴木茂夫さん、辻良之さんから激励の言葉をいただき、日赤の宮下先生の音頭で乾杯した。あきた舞妓の千乃葉さんがサプライズで登場し華を添えてくれた。力士によるカラオケ、ウルトラクイズ、大じゃんけん大会、抽選会とアトラクションも盛り上がって楽しい交流の宴になった。別会場で秋田の豪風関の激励会も開催されていたが、大嶽部屋の動員力が強かったようでちょっと申し訳なかった。いずれにしても相撲人気も回復してきているのを実感する。大嶽部屋の力士の活躍を期待するとともに、秋田から大嶽部屋の関取を誕生させたいと思う。翌日は土田牧場で振舞ちゃんこが行われ、大嶽部屋の激励パーティーも行われた。来年以降も秋田合宿継続できるよう応援していきたい。15日にはサハリンのポロナイスク(大鵬生誕の地・旧樺太の敷香)に大鵬の銅像が建立され盛大にセレモニーが行われた。除幕式に参列した彫刻家の鎌田俊夫さんも感無量のご様子だった。里帰りした大鵬が日本とロシアの平和の架け橋になってくれることだろう。

あきた舞妓のお披露目会は1日にキャッスルホテルで行われた。弱冠25歳で株式会社せんを立ち上げた水野千夏社長の情熱と努力にまわりの皆さんがいろいろ協力して、ついに「あきた舞妓」がデビューした。関係者やマスコミが見守る中一期生3人が紹介され踊りを披露した。「あきた舞妓」は秋田美人をテーマに文化を発信する事業でもある。昔の芸者全盛の時代とは花町も秋田をとりまく状況も人々のライフスタイルも変わっている。事業を軌道に乗せて成功させるためにはさまざまなチャレンジが必要だと思う。秋田活性化のためにも秋田の人と街をあげて「あきた舞妓」を盛り上げていきたい。

それにしても8月の雨はひどかった。まるで梅雨に逆戻りしたようで完全に晴れた日は3日しかなかった(24日まで)。全国でも京都や広島で大雨による土砂災害が発生し特に広島では甚大な被害状況になっている。50年に1度の大雨があちこちでしょっちゅう起きるようになってきた。あきらかに天候異常である。防災のための準備を普段からぬかりなくすることが大切である。竿燈まつりも前半は天候に恵まれ暑いくらいだったが最終日は台風の影響もあり雨がふりつづきあわや中止かと思う状況だった。雨の晴れ間をみて15分くらい竿燈をあげて演技を披露することができた。雨の中待っていただいたお客様と竿燈の差し手の気持ちが一つになった竿燈になった。時間は短かったがお客様からは感謝の言葉が多かった。私は平成2年から司会をつとめているが過去にも雨や風で危ない日もあり時間短縮もあったがまだ中止になったことはない。小国輝也がマイクを持つと竿燈は必ずできるジンクスは今年も健在だった。妙技会は市立体育館で行われ、大若団体戦は規定も自由も柳町が優勝して二冠となった。特に自由演技では竿9本を成功させ、今までの記録を塗り替え素晴らしかった。観客からどよめきが起きた。決勝はレベルが高く室内ではあまり差がつきにくく審査員泣かせの大会になった。史上最多270本の夜空に揺れる光の稲穂の競演は今年も大きな感動のドラマを生んだ。竿燈は右肩上がりである。東京から私が学生時代お世話になった株式会社野瀬の会長のご長男野瀬大輔さんがちょうど仕事のため来秋し、竿燈を観てもらった。彼も感動したようだ。食事をともにし翌日は工場見学をしてもらい、いろいろな話をすることができた。

大曲の花火には家族と友人とともに出かけて素晴らしい空間の演出と時間を共有し楽しむことができた。特別番組の北日本煙火工業の創造花火と大会提供花火はとくにワンダフルな内容で歓声と拍手が鳴りやまなかった。まわりを見回したら観客が皆よだれをたらしそうなくらい口をあけてケータイカメラを上に向けていた。思わず笑ってしまった。音と光の織りなす異次元の世界、まさに大曲の花火は世界一である。

7月29日にはホテル大和の故佐渡谷栄悦さんの13回忌法要が執り行われた。旅館ホテル組合の理事長、観光連盟会長として実行力がありフットワークがよく私も大変お世話になった。なつかしい皆さんとお会いして話をすることができた。佐渡谷さんに報いるためにも秋田を良くしていきたい。お盆にはこの一年にお亡くなりになった新盆の方々をまわって手を合わさせていただいた。縁を大事にしながら今生かされていることに感謝して努力していきたい。

県観光連盟の未来塾、県総合政策審議会の観光・交通部会があいついで開催された。湯瀬ホテル、稲住温泉、日景温泉・・・歴史と伝統のある秋田の宿が県外資本に売却されたり廃業したり、秋田の観光業界は瀬戸際である。ハードソフト両面で秋田の魅力をアップし集客力を高めていくことが急務である。バリアフリーに真剣にとりくんでみるのも戦略としては大事である。秋田県には民間旅館ホテルに対しての補助も含めた支援を即実行に移してもらいたい。現有財産の磨きこみとともに、IR(統合型リゾート)誘致のような外貨獲得に資する取組みが必要不可欠である。座して死を待つよりチャレンジすべし!秋田!!

鶴の湯温泉さんに久しぶりにピンチヒッターでお菓子の販売にいった。お盆中だったが、家族連れの方々を中心に全国からお客様がいらしていた。東京、岐阜、大阪、大分・・・私もさまざまなお客さまと会話ができて楽しかった。さすが日本のあこがれの秘湯鶴の湯である。お風呂に入れなくても一目見て写真を撮りたくて来た方もいらした。「栄太楼のお菓子を買うためだけに秋田に来ました!」と言ってもらえるようなお店をめざしたい。

こすもす秋田25周年・こすもす秋田新屋ホール竣工記念祝賀会が開催された。新屋が8軒目のホールである。原田亀夫社長はシャープから転身し3代目であるが「安くて近くて合理的」を合言葉に会員を増やし冠婚葬祭業としては後発だったが、今では地元資本の葬祭業としては断トツである。弊社も前身のセブンユニオン時代の平成2年からお取引いただいている。お客様のライフスタイルの変化は激しいが栄太楼もお客様に喜んでいただけるお引き菓子を心をこめてお届けしていきたい。生協の大川会長をはじめ来賓の皆さんからも示唆に富んだ祝辞が述べられた。こすもす秋田さんおめでとうございます!

大町店の芳賀さんが結婚準備のため退職することになり、有志で壮行会をおこなった。神戸に旅立つそうである。インターネット通販強化にとりくんでもらった。このあとの芳賀さんのご健勝を祈念したい。ありがとう!

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年8月7日 木曜日 | No Comments »

今日は7日!

毎月7日は朝茶会&和菓子教室の日です。

秋田の夏「竿燈まつり」も終わりまして、今朝はまったり朝茶会。

あいにくの雨模様ですが、お集りいただきましたお客様とのんびりお茶を飲みながら、

和菓子作り。私は入社以来初めての和菓子教室を体験いたしました(…笑

毎日、見ているとはいえ、なかなか思うようにはいかないものですね・・・

職人って凄いっ!とあらためて思いました。

毎月7日に開催しております。(日曜・祝日の場合は翌日です)

ご参加は自由ですので、お気軽にお立ち寄り下さいませ。

カテゴリー:お菓子
2014年7月25日 金曜日 | No Comments »

涼を愛で 味わい彩る 水ようかん三種

程よい甘さとあずきの風味は、のどごし涼やかに溶け込み、しばし暑さを忘れさせてくれます。

洗練された技が織成す、添加物や着色料を使わない本物の美味しさをぜひご風味ください。

カテゴリー:お菓子
2014年7月25日 金曜日 | No Comments »

「サハリンに大鵬の銅像を建てる会(会長は高橋大潟村村長)」が進めていた大鵬の銅像がようやく完成し11日ホテルサンルーラル大潟においてお披露目された。大鵬夫人である姉芳子も東京から駆けつけた。原型となる木彫をほった彫刻家の鎌田俊夫さんも感無量の様子だった。「大鵬のもつ強さ、優しさ、威厳をうまく表現できた。大潟村のみなさんをはじめオール秋田で大鵬銅像を完成させることができて大変うれしい。」と話された。鎌田さんの志と気迫がものごとを成就させた。木彫をもとに銅像を制作したのは秋田市の武藤工芸鋳物の武藤元社長。武藤さんも誇らしげだった。できあがってすぐ私も添川の工場に伺って拝見したが素晴らしい出来栄えだった。JA大潟村の小林組合長はじめ事務局の皆さんが、さまざまな段取りや募金集めに奔走された。目標の800万円もほぼ集まったようである。当日参集された皆さんをはじめマスコミの方々も喜んでいた。紆余曲折があったがみんながハッピーになった事業だった。このあと大鵬銅像はサハリンに運ばれ、8月16日に現地で披露されることになっている。姉芳子も、「はじめて栄太楼旅館であった頃の大鵬の雰囲気に似ている。大鵬の母が能代出身、私が秋田市出身で、今回秋田の皆さんが銅像を作っていただいたことに縁を感じると共に感謝している。大鵬は樺太生まれだが日本に来てから出生の地であるサハリンに行くことはできなかった。銅像となって里帰りすることになり本人も喜んでいると思う。サハリンから日本や秋田を見守ってほしい。」と話していた。ロシアに建立される初めての日本人の銅像である。大鵬は伝説になりつつある。

コープあきたは大川理事長が退任され、宇佐美常務が理事長に就任した。取引業者で組織している「虹の会」の総会がビューホテルで開催された。大川さんが生協の改革を断行した12年間を振り返りながら講演をされた。最初の3年は一晩たてば赤字がどんどん増えていく状況でいつ倒産してもおかしくない状況だったそうである。「なんとしても負けてたまるか、おれの気迫で会社を再生させてみせる。」という気持ちでさまざまな改革にとりくんで幹部スタッフと一枚岩になった経営をすすめた。秋田県内の生協の統廃合もすすめやり遂げることができた。コープあきたは6期連続増収増益を達成することができた。今年になって預金が借金を上回る状況まで改善がすすみその晩は人生で最もおいしい晩酌をあげることができた。ともに頑張った職員やお取引先の皆さんに感謝している。徳川家康や上杉鷹山の遺訓を胸に日々戦った12年間だった。といった主旨の話をされて、おわったときには会場が割れんばかりの拍手だった。大川さんには私も機にふれ折にふれアドバイスをいただいている。その経営姿勢を私も見習って、栄太楼の改革をスピードアップして名実ともにみんなが誇れるいい会社を創りあげていきたい。

水野勇気さんと千夏さんの結婚披露宴が280名の参列者が祝福しイヤタカで盛大に開催された。水野さんはノーザンハピネッツを運営する秋田プロバスケットボール株式会社の社長、千夏さんはあきた舞妓事業をまさにこれから展開しようとしている株式会社せんの社長である。来賓の佐竹知事もとてもテンションの高い祝辞を述べられた。新郎新婦とつながりのある秋田のVIPが多数集まった。約3時間大変中身の濃い素晴らしい披露宴だった。新郎は挨拶で、「国際教養大学に入学して秋田にきて、秋田が好きになり秋田を元気にしたい一心でハピネッツをたちあげた。千夏も同じ思いであきた舞妓の会社をたちあげていこうとしている。二人の共通の思いはこの秋田の土地や人が素晴らしいと感じているので、なんとかこの秋田をよくしていきたいということである。これからも皆さんからのご支援ご指導をよろしくお願いします。」という主旨の話をした。私もものすごく感動し感銘をうけた。こういう若者がいる限り秋田は不滅だと思う。私も初心に帰って家族を守り事業を繁栄させ、秋田活性化のために尽力していきたい。お引き菓子は弊社にご用命をいただいた。バスケットボールと舞妓のイメージの上生、焼印入りの紅白蒸しどら焼きのセットをオリジナルでお届けした。世紀の祝宴の一翼を担うことができてありがたいことである。二次会のパーティー用には弊社で入刀用の大きなバスケットボールまんじゅうをプレゼントした。お二人の末永い幸せと事業の繁栄を祈念したい。素敵な門出に乾杯!

27日には小国家の角曲川の本家の小国真一さんの結婚披露宴がノートルダム大曲でおこなわれる。真一さんの祖父一郎さんが私の祖父庫吉の甥にあたる。真一さんは今ダイワロイネットホテル秋田に勤務していて、大町店もお世話になっている。久々に小国家の親戚の皆さんとお会いしていろいろ話ができそうだ。結婚披露宴はいいもんだ。おめでたい!

自動車免許の書き換えをした。今度はゴールド免許かと思っていたら、5年以内に軽微な違反があってまた3年後更新になった。免許センターに親友の佐々木薫君(警察官)が勤務していて合間にいろいろ話ができた。

いとく川尻店が10日オープンした。サービスカウンターのケーキは弊社にご指名いただき、冷ケースは栄太楼コーナーになっている。ありがたい。オープンセールは大混雑だった。

秋高祭に今年も足を運んでみた。母校の文化祭はいいものだ。クラスデコレーションはなかなかおもしろい作品があった。我々のころと変わらないものと進化したものがあると感じた。屋台のやきとり、やきそばうまかった。高校野球は秋高ベスト16で敗退。秋田南もベスト8。秋田市勢今ひとつだった。角館が能代松陽を破って初優勝。甲子園出場を決めた。OBの佐竹知事とても喜んでいた。角館の活躍を祈念したい。

商工中金懇話会で歴史家の加来耕三さんの講演をお聞きした。タイトルは「歴史に学ぶリーダーとは」。歴史は止めないと意味がない。立ち止まってものを考えることが重要と力説された。本能寺の変の後の黒田官兵衛の働きの話など大変楽しかった。日本人が好きな人物は信長、龍馬など「よくわからない人たち」が多いとのことだった。

パルテごとうの会長後藤ミヤさんがご逝去された。(社長のご母堂様)享年92歳。ご主人とともに後藤商店を立ち上げ仕事一途な方だった。お世話になりました。合掌。

ワールドカップはドイツが優勝。2位アルゼンチン、3位オランダ、開催国ブラジルは4位だった。世界のサッカーのレベルの高さには度肝を抜かれた。テレビ観戦したが実にエキサイティングだった。

大相撲名古屋場所、大嶽部屋の大砂嵐は横綱初挑戦、鶴竜、日馬富士から2日つづけて金星を獲得した。白鵬には善戦したがおよばず。ラマダンで断食をしながら12日まで6勝6敗。なんとか勝ち越してほしい。勝ち越せば殊勲賞は確実で来場所の三役の可能性もでてくる。「かちあげ」が物議をかもしたが大砂嵐の相撲は荒削りだがおもしろいと思う。優勝はやはり白鵬かな。8月は9日から13日まで大嶽部屋が土田牧場で合宿することになった。11日にはキャッスルホテルで大嶽部屋を励ます交流会を開催する。ぜひたくさんの皆さんに参加してもらいたい。GO大嶽部屋。がんばれ大砂嵐!

社長 小国輝也

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