2014年6月4日 水曜日 | 輝 進 vol.220 はコメントを受け付けていません

大相撲夏場所にあわせて、両国西口駅前広場で秋田県観光物産展が初日から7日目まで開催された。上野駅や大宮駅のコンコースでは何度か物産展を行なっているが、両国では初めてのチャレンジということでJRの秋田支社長の肝いりで事務局を務めるJRアトリスさんをはじめ15社が参加した。栄太楼は両国国技館前ということで「大鵬」を全面にだしてPRした。等身大の大鵬パネルが写真スポットとして人気だった。大鵬白星まんじゅう、金星まんじゅう、大鵬どらやき、大鵬紅白蒸しどらやきをはじめ、生どらやき、さなづら、竿燈もろこし、さくらゼリーにも大鵬のオリジナルシールを張って販売した。クリアファイル、マグカップ、湯飲み茶碗、Tシャツなどのオリジナル商品も大鵬企画の協力でラインアップした。前半は福岡部長、後半は私がリリーフした。私の姪で大鵬の娘である、次女京実と三女美絵子が交代で販売を手伝ってくれた。娘の万純も販売応援しファミリー総出で盛り上げた。姉芳子も毎日顔を出してくれて大相撲ファンにはインパクトがあったようである。大相撲も新横綱鶴竜、遠藤効果で人気が回復し満員御礼の日が多かった。力士の出入り口には大勢のファンが待っていた。両国は私が学生時代4年間住んだ街であるが、たくさんの外国人観光客も連日来ていて、浅草に負けないくらいインターナショナルなエリアになったものだなと感心してしまった。大鵬親方関係の方や、姪たちの友人、私の友人知人も物産展に来てくれて、おかげで賑わって楽しいイベントだった。テントの外で呼び込みをしていたので日焼けしてまるでハワイにでもいったかのような顔になってしまった。大砂嵐をはじめ大嶽部屋の力士たちも連日ブースに顔を出してくれた。その大砂嵐は12日目に遠藤を破って勝ち越しを決めた。13日目まで白鵬が1敗で単独トップ、2敗で日馬富士はじめ3人が追っている。稀勢の里に優勝させたいがここ一番が弱すぎる。今回の物産展はいろいろ勉強になった。首都圏でもっと外貨獲得できるようさらに戦略戦術を練っていきたい。秋田から応援にきたお客さんたちと大嶽部屋でちゃんこをご馳走になった。やはり大鵬直伝ちゃんこは美味かった!合間に、学生時代の友人や千葉に転勤したばかりの佐藤元君とも食事をし情報交換をした。有意義な両国だった。

ノーザンハピネッツはプレーオフで青森ワッツ、岩手ビッグブルズを撃破し、有明コロシアムで行なわれるファイナル初進出を決めた。感動的だった。ブースターをはじめ秋田じゅうが沸きかえった。有明に秋田からかなりのファンが応援に駆けつけたようである。全国一めざして頑張ってほしい。中村ヘッドコーチはじめ選手にエールを贈ると共に、水野社長や関係者の努力に敬意を表したい。秋田は強い・秋田は熱い!GOGOハピネッツ!!

岩瀬社長が運営するブラウブリッツ秋田も頑張っている。スタートダッシュに失敗したがここのところ盛り返している。ホームでの藤枝戦を応援しに行ったが、いい試合で勝利を収めた。サポーターも盛り上がっていた。いろいろなイベントを行い常に観客動員の仕掛けをしている。スタジアムに足を運ぶのが楽しくて、さらに強くなっていけばファンはもっと増えるだろう。スポーツで秋田をどんどん活性化させていきたい。来月はサッカーワールドカップがいよいよブラジルで開催される。日本代表メンバーも発表になった。頑張れニッポン!

ゴールデンウィークは日並びの関係で後半集中型だったが、天候に恵まれ昨年より行楽地は人出が多かったようである。駅、空港は賑わっていたが街中の路面店は弱かった。2日に弥高神社の例祭があり参列した。新緑の千秋公園で執り行われた古式ゆかしき神事に心が洗われた気がした。毎朝散歩で千秋公園を歩いているが今年は桜やつつじも綺麗で新緑がとても美しく感じられる。

男鹿グランドホテルの錦ちゃんとユーランドホテルの松村社長と久しぶりに3人で一元で食事をして天下国家の話をして盛り上がった。本音トークビシバシで楽しい宴だった。

イーストベガス推進協議会の総会が開かれた。IR法案がまもなく国会で承認されついに日本でカジノが合法化される。長谷川代表も気合が入っていた。今年11月には2度目の日本カジノ創出サミットが秋田で開催されることになっている。佐野元彦副会頭を中心に秋田商工会議所も体制を整え活動を本格化させている。住民のコンセンサスがとれればあとは行政トップの決断である。このままいけば秋田県は2095年ころに消滅する。秋田消滅の危機から脱出するためにも人を呼ぶ仕掛けをみんなで創り上げていこう!

来週は秋田県観光連盟総会が開催され今年の事業について審議される。また27日秋田朝日放送のAABホットサイドでは観光をテーマにシンポジュームが行なわれる。角館の安藤醸造の安藤社長、増田の日の丸酒造の佐藤社長とともに私がパネラーを務めることになっている。コーディネーターはフリーアナウンサーの小宮悦子さん、いかに秋田の観光資源を磨き上げ秋田を訪れる観光客を増やしていけるかガチンコで議論を交わしたい。

谷口工務店の谷口満洲美社長のご長男が22歳の若さで心筋梗塞のため急逝された。4月から東京の会社に就職して張り切って仕事をしていた矢先だった。たくさんの方々が葬儀に参列した。せつなくて涙が止まらなかった。ご冥福をお祈り申し上げます。

昭和40年代50年代に栄太楼の洋菓子部長として長年勤めてくれた皆川建三さんがお亡くなりになり、葬儀では私が弔辞を述べさせていただいた。皿パイ(アップルパイ)、サバラン、リーフパイ、マドレーヌ・・・皆川さんは記憶に残る洋菓子を作っていた。「おしゃべりっこ」も皆川さんの作品である。頑固だが信念のある職人だった。サティ店の実演販売でもお世話になった。ご冥福をお祈りします。

故小国セツさんの49日法要が執り行われ、本妙寺のお墓に納骨された。早いものである。今頃ご主人の東三郎さんと久しぶりに再会し、下界のことを報告されていることだろう。私も未来永劫栄太楼を継続発展させていくことを墓前でお誓い申し上げた。栄太楼商売繁盛やるぞー、がんばろう!ガンバロウ!頑張ろう!!!

大相撲の放駒元理事長も虚血性心疾患のため急逝された。理事長として相撲界改革に尽力し角界の危機を救った。大関魁傑は私がもっとも好きな力士だった。『休場は試合放棄』は魁傑の名言である。合掌・・・

どちらも国外に領土拡大を図ろうとしているようにみえる中国の習近平さんとロシアのプーチンさんが親密に会談、安部総理は憲法解釈を変えて集団的自衛権を認めさせ、タイではクーデターがおこりアジアの情勢は大変不安定できな臭くなってきている。私が生きているうちは日本が戦争に巻き込まれることはないだろうと思っていたが、いつ何がおきてもおかしくない世の中になってきた。

美味しい「どらやき」を食べてお茶を飲んでほっと一息・・・お菓子で平和を希求しよう!

不安を払拭してまずは目の前のことを一生懸命チャレンジしましょう!

社長 小国輝也

ノーザンハピネッツは富山グラウジーズを破って東地区優勝を決めたが、琉球ゴールデンキングスに決勝で惜敗しリーグ準優勝。冨樫選手はじめハピネッツの選手かっこよかった。有明に3000人超える秋田ブースター参集。圧倒的ピンク!秋田は熱かった・・・

大相撲夏場所は白鵬が14勝1敗で29回目の優勝。稀勢の里13勝で及ばず。大砂嵐は10勝5敗。足を痛めていたが後半よく頑張った。来場所は横綱大関戦。上をめざしてさらなる活躍を期待したい。

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年5月3日 土曜日 | No Comments »

ゴールデンウィークが始まりましたね!

さくらも散り始め、いよいよ新緑の季節!

お天気にも恵まれ、過ごしやすい休暇になりそうです。

先日、友人からこいのぼりの写真をいただきました。

街ではあまり見かけることがなくなりましたが、こうして今も悠遊と空に泳いでるこいのぼりを見ると季節の移ろいを感じることが出来るなあと感じました。

柏餅を頬張りながらのんびり眺めるのも乙な休日かな???

カテゴリー:お菓子
2014年5月3日 土曜日 | No Comments »

千秋公園の桜も満開になりここのところ早朝の散歩している人が多い。昨年は天候不順で桜開花がおくれ花も小さかったかんじがしたが、今年は花がきれいで華やかな気がする。さくらゼリーは先月につづいて絶好調で、あちこちからオーダーが舞い込み製造が追われた。通販は一時品切れ状態となってしまった。全力をあげて綺麗でおいしいさくらゼリーをお届けできるよう体制を整えて頑張っていきたい。体にやさしい『健康どら焼き』がついに新発売になった。魁新聞やABSなどマスコミでも取り上げられ早速まちの話題になったようで店頭での売れ行きがいい。うれしい限りである。高齢化社会を迎えて糖尿病予備軍の方が850万人いるといわれているが、消化吸収がゆっくりで血糖値があがりにくいお菓子はこれからの日本にニーズがおおいにありそうである。パラチノース(機能性糖質)を使ったスローカロリーでおいしいどら焼きで秋田からムーブメントを起こしていきたい。

私の義理の伯母にあたる小国セツさんが1日天国に旅立った。前日まで元気で普通に生活していたが、朝方布団の中で昇天されたようである。享年96歳。ある意味大往生であるが、まだまだお元気でいろいろな昔話ができると思っていたのに残念である。ご自宅にお伺いするといつもおいしいコーヒーを煎れてくれた。弊社6代目小国東三郎社長夫人として70歳を迎える頃まで大町店で陣頭指揮をとっていた。「あねさん、あねさん」と社員から慕われていた。いるだけでまわりが幸福になるようなまるで菩薩様のような笑顔でいつもにこにこされていた。喪主はお孫さんの進太朗君がつとめベルコシティーホールで行なわれOB諸氏も参列した。菩提寺は本妙寺、お上人さんから温かいお悔やみの言葉があった。戒名は栄祥院妙容日節大姉。今頃天国で先に逝った方たちと久しぶりの面会をしている頃だろう。心からご冥福をお祈り申し上げます。

その後7日に角間川の小国家の本家を訪問し、仏壇に手をあわせご先祖様の霊を拝み感謝してきた。小国家はおあばちゃんと奥さん、女性ふたりで魚屋を切り盛りされている。いろいろなお話をおうかがいすることができた。縁を大切に精進していきたい。

1月までホテル大和の調理長を務めていた武藤芳樹君が、インドネシアのジャカルタで心筋梗塞で倒れ帰らぬ人となった。享年46歳。秋田を代表する調理師が海外で腕をふるおうと夢を抱いてチャレンジし、5月にうなぎを中心とした日本料理店をオープンさせる直前での訃報である。奥さん美根子さんとお嬢さんゆうみさんがジャカルタまで向かえに行き火葬して芳樹君を秋田に連れてきた。死亡推定日は9日で、秋田に帰ってきたのは18日だった。文化も風習も違う国でいろいろ大変だったようだが、武藤君がお世話になったオーナーのソニーさんがいろいろ親身になってケアしてくれたそうで奥さんも感謝していた。武藤芳樹君お別れの会は150名が参列しホテル大和で執り行われた。彼は幅広い交流があったので調理師会のみならずいろいろな方々が、彼の突然の旅立ちを悲しみ冥福を祈った。彼の兄貴秀樹君は私の幼稚園からの同級生である。芳樹君は若い頃旅館栄太楼に10年間勤めていて私にとっても弟分のような存在だった。平塚さんはじめ栄太楼OBもたくさん集まった。包丁人武藤は天国でまた腕を振るうことだろう。武藤の味付けは大鵬親方やうちの親父もほめていた。天国で花見の宴をやっているかもしれない。合掌。

「カクテル&バー レディー」が創業50周年を迎え第一会館で祝賀会が開催された。約300名が参集し、大変楽しい盛り上がった宴だった。オーナーの中島康介さんが昭和39年2月6日に開店して一代で50年である。快挙だと思う。中島さんは川反や秋田の飲食業界の重鎮で、同業者でも中島さんを慕っている人が多い。人徳で全国からたくさんの方がパーティーに馳せ参じていた。80歳を過ぎていると思えないほど若々しく今も現役で店頭でカクテルを作っている。夜中まで仕事をしているはずなのに朝早くからさっそうと自転車にのっているスーパーマンである。私の親父たちとも交流があり、昔のこともさりげなく教えていただいている。中島さんのますますのご健勝、レディーの繁盛を祈るとともに、感謝したい。引き菓子は「さくらゼリー」をお使いいただいた。お店は中島さんの愛弟子である長沢さんが中心になって切り盛りしている。レディーに乾杯!!

久しぶりに「キリン愛飲の会」が大町に新しくオープンした『ル・セット』で開催された。米カフェの米本さんのお店である。奥行きが深くパーティールームやウエイティングバーもある素敵な店である。料理研究家の米本さんならではの料理も人気のようである。冷たいキリン生ビールをおおいにのみキリン友の会メンバーで楽しい異業種交流のひとときを過ごした。今年じゅうにキリン仙台工場の視察に行こうという話しになった。キリンは美味い!

香川県観光協会の梅原会長、松岡専務が来秋し、橋口副知事、前田観光文化スポーツ部長たちと「比内や」で懇談会を行なった。松岡さんはJTB出身で関西で役職を歴任したあと出身の香川に戻り現職である。久しぶりにお会いすることができさまざまな話をすることができた。東海林太郎音楽館、大鵬ギャラリー、ねぶり流し館をご案内し喜んでいただいた。翌日からわらび座でミュージカル「げんない」がはじまりその表敬訪問をかねての来秋だった。「げんない」初日公演は大盛況で、わらび座の演出も素晴らしく皆感銘を受けていた。秋田県、香川県の両知事も絶賛していた。来年正月までのステージ、大ヒット間違いないと思う。役者さんたちの表現力本当にすごいと思う。サービス業は見習うべきことが多い

裏千家故佐々木宗文先生の追悼茶会がキャッスルホテルで行なわれた。佐々木宗和社中の心のこもった茶席、素晴らしかった。

秋田高校、伊藤校長はじめ新任の先生方が着任し歓迎会が開催された。またPTA総会も開かれ新役員も決まり新年度がスタートした。私は二年部の代表として副会長である。母校の生徒たちが人間力を高めていけるようバックアップしていきたい。

秋田市竿燈まつり実行委員会の総会が開催され、今年度事業が承認された。観覧席の売れ行きも好調なようである。市民パレードは初日の3日に開催することになった。伝統をまもりながらも竿燈のさらなるにぎわい創出のために知恵をしぼってみんなで盛り上げていくことが大切である。『ドッコイショー!ドッコイショー!』

大潟村の鎌田俊夫さんが製作を進めていた大鵬の木彫が完成しアトリエでマスコミに披露された。240センチの堂々たる木彫である。このあとこれを基に銅像の製作が進められ8月にはロシアのサハリン(旧樺太)に持って行き大鵬出生の地に建立される予定である。写真を見て姉は少しお腹が細めかなと言っていたが、若い頃の横綱大鵬の雰囲気がよくでていて威厳があるがやさしくスマートな大鵬像ができあがりそうである。JA大潟村の小林組合長が中心になって、今寄付金集めに東奔西走されている。秋田の皆さんをはじめ日本人の善意でロシアに日本人初の銅像を建てることになる。成功するよう協力していきたい。

消費税は予定どおり8%にアップした。3月末の駆け込み需要狂想曲はすごかった。菓子業界は駆け込みもなかったかわりに4月の反動もないようである。お客様に喜んでもらえる菓子作りを強化していきたい。

国賓としてアメリカのオバマ大統領が来日し日米首脳会談が行なわれた。「すし外交」は成功したようにみえたが、日米共同宣言の発表はTPPをめぐり難航した。安部総理が大統領にすりすりしすぎな印象をうけたが皆さんはどう感じたろうか?

韓国のフェリーが沈没し大惨事になった。船会社、船長はじめあまりに理不尽な対応には驚愕させられた。他山の石としたい。               社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年5月2日 金曜日 | No Comments »

千秋公園の桜も満開になりここのところ早朝の散歩している人が多い。昨年は天候不順で桜開花がおくれ花も小さかったかんじがしたが、今年は花がきれいで華やかな気がする。さくらゼリーは先月につづいて絶好調で、あちこちからオーダーが舞い込み製造が追われた。通販は一時品切れ状態となってしまった。全力をあげて綺麗でおいしいさくらゼリーをお届けできるよう体制を整えて頑張っていきたい。体にやさしい『健康どら焼き』がついに新発売になった。魁新聞やABSなどマスコミでも取り上げられ早速まちの話題になったようで店頭での売れ行きがいい。うれしい限りである。高齢化社会を迎えて糖尿病予備軍の方が850万人いるといわれているが、消化吸収がゆっくりで血糖値があがりにくいお菓子はこれからの日本にニーズがおおいにありそうである。パラチノース(機能性糖質)を使ったスローカロリーでおいしいどら焼きで秋田からムーブメントを起こしていきたい。

私の義理の伯母にあたる小国セツさんが1日天国に旅立った。前日まで元気で普通に生活していたが、朝方布団の中で昇天されたようである。享年96歳。ある意味大往生であるが、まだまだお元気でいろいろな昔話ができると思っていたのに残念である。ご自宅にお伺いするといつもおいしいコーヒーを煎れてくれた。弊社6代目小国東三郎社長夫人として70歳を迎える頃まで大町店で陣頭指揮をとっていた。「あねさん、あねさん」と社員から慕われていた。いるだけでまわりが幸福になるようなまるで菩薩様のような笑顔でいつもにこにこされていた。喪主はお孫さんの進太朗君がつとめベルコシティーホールで行なわれOB諸氏も参列した。菩提寺は本妙寺、お上人さんから温かいお悔やみの言葉があった。戒名は栄祥院妙容日節大姉。今頃天国で先に逝った方たちと久しぶりの面会をしている頃だろう。心からご冥福をお祈り申し上げます。

その後7日に角間川の小国家の本家を訪問し、仏壇に手をあわせご先祖様の霊を拝み感謝してきた。小国家はおあばちゃんと奥さん、女性ふたりで魚屋を切り盛りされている。いろいろなお話をおうかがいすることができた。縁を大切に精進していきたい。

1月までホテル大和の調理長を務めていた武藤芳樹君が、インドネシアのジャカルタで心筋梗塞で倒れ帰らぬ人となった。享年46歳。秋田を代表する調理師が海外で腕をふるおうと夢を抱いてチャレンジし、5月にうなぎを中心とした日本料理店をオープンさせる直前での訃報である。奥さん美根子さんとお嬢さんゆうみさんがジャカルタまで向かえに行き火葬して芳樹君を秋田に連れてきた。死亡推定日は9日で、秋田に帰ってきたのは18日だった。文化も風習も違う国でいろいろ大変だったようだが、武藤君がお世話になったオーナーのソニーさんがいろいろ親身になってケアしてくれたそうで奥さんも感謝していた。武藤芳樹君お別れの会は150名が参列しホテル大和で執り行われた。彼は幅広い交流があったので調理師会のみならずいろいろな方々が、彼の突然の旅立ちを悲しみ冥福を祈った。彼の兄貴秀樹君は私の幼稚園からの同級生である。芳樹君は若い頃旅館栄太楼に10年間勤めていて私にとっても弟分のような存在だった。平塚さんはじめ栄太楼OBもたくさん集まった。包丁人武藤は天国でまた腕を振るうことだろう。武藤の味付けは大鵬親方やうちの親父もほめていた。天国で花見の宴をやっているかもしれない。合掌。

「カクテル&バー レディー」が創業50周年を迎え第一会館で祝賀会が開催された。約300名が参集し、大変楽しい盛り上がった宴だった。オーナーの中島康介さんが昭和39年2月6日に開店して一代で50年である。快挙だと思う。中島さんは川反や秋田の飲食業界の重鎮で、同業者でも中島さんを慕っている人が多い。人徳で全国からたくさんの方がパーティーに馳せ参じていた。80歳を過ぎていると思えないほど若々しく今も現役で店頭でカクテルを作っている。夜中まで仕事をしているはずなのに朝早くからさっそうと自転車にのっているスーパーマンである。私の親父たちとも交流があり、昔のこともさりげなく教えていただいている。中島さんのますますのご健勝、レディーの繁盛を祈るとともに、感謝したい。引き菓子は「さくらゼリー」をお使いいただいた。お店は中島さんの愛弟子である長沢さんが中心になって切り盛りしている。レディーに乾杯!!

久しぶりに「キリン愛飲の会」が大町に新しくオープンした『ル・セット』で開催された。米カフェの米本さんのお店である。奥行きが深くパーティールームやウエイティングバーもある素敵な店である。料理研究家の米本さんならではの料理も人気のようである。冷たいキリン生ビールをおおいにのみキリン友の会メンバーで楽しい異業種交流のひとときを過ごした。今年じゅうにキリン仙台工場の視察に行こうという話しになった。キリンは美味い!

香川県観光協会の梅原会長、松岡専務が来秋し、橋口副知事、前田観光文化スポーツ部長たちと「比内や」で懇談会を行なった。松岡さんはJTB出身で関西で役職を歴任したあと出身の香川に戻り現職である。久しぶりにお会いすることができさまざまな話をすることができた。東海林太郎音楽館、大鵬ギャラリー、ねぶり流し館をご案内し喜んでいただいた。翌日からわらび座でミュージカル「げんない」がはじまりその表敬訪問をかねての来秋だった。「げんない」初日公演は大盛況で、わらび座の演出も素晴らしく皆感銘を受けていた。秋田県、香川県の両知事も絶賛していた。来年正月までのステージ、大ヒット間違いないと思う。役者さんたちの表現力本当にすごいと思う。サービス業は見習うべきことが多い

裏千家故佐々木宗文先生の追悼茶会がキャッスルホテルで行なわれた。佐々木宗和社中の心のこもった茶席、素晴らしかった。

秋田高校、伊藤校長はじめ新任の先生方が着任し歓迎会が開催された。またPTA総会も開かれ新役員も決まり新年度がスタートした。私は二年部の代表として副会長である。母校の生徒たちが人間力を高めていけるようバックアップしていきたい。

秋田市竿燈まつり実行委員会の総会が開催され、今年度事業が承認された。観覧席の売れ行きも好調なようである。市民パレードは初日の3日に開催することになった。伝統をまもりながらも竿燈のさらなるにぎわい創出のために知恵をしぼってみんなで盛り上げていくことが大切である。『ドッコイショー!ドッコイショー!』

大潟村の鎌田俊夫さんが製作を進めていた大鵬の木彫が完成しアトリエでマスコミに披露された。240センチの堂々たる木彫である。このあとこれを基に銅像の製作が進められ8月にはロシアのサハリン(旧樺太)に持って行き大鵬出生の地に建立される予定である。写真を見て姉は少しお腹が細めかなと言っていたが、若い頃の横綱大鵬の雰囲気がよくでていて威厳があるがやさしくスマートな大鵬像ができあがりそうである。JA大潟村の小林組合長が中心になって、今寄付金集めに東奔西走されている。秋田の皆さんをはじめ日本人の善意でロシアに日本人初の銅像を建てることになる。成功するよう協力していきたい。

消費税は予定どおり8%にアップした。3月末の駆け込み需要狂想曲はすごかった。菓子業界は駆け込みもなかったかわりに4月の反動もないようである。お客様に喜んでもらえる菓子作りを強化していきたい。

国賓としてアメリカのオバマ大統領が来日し日米首脳会談が行なわれた。「すし外交」は成功したようにみえたが、日米共同宣言の発表はTPPをめぐり難航した。安部総理が大統領にすりすりしすぎな印象をうけたが皆さんはどう感じたろうか?

韓国のフェリーが沈没し大惨事になった。船会社、船長はじめあまりに理不尽な対応には驚愕させられた。他山の石としたい。               社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年4月18日 金曜日 | No Comments »

寒暖の差が激しかったがお彼岸をすぎてようやく春めいてきた。日本人の春を待つ気持ちが今年は特に強かったのか「さくらゼリー」がすごい勢いで動き始めた。インターネットではさくら前線に先駆けて西のほうから連日オーダーをいただいている。スタッフもてんてこ舞い、製造も追われている。ありがたいことである。いろいろな場面でのギフトに使われていると思われるので心をこめてお客様にお届けしたい。12日新発売になった、「秋田巡りまんじゅう」もパッケージもかわいく中身もバリエーションがあって手ごろなせいかトピコを中心に人気があって売れている。秋田市6次産業化事業で最後の美短生とのコラボ商品である。話題性だけでなく本当に美味しいまんじゅうなので丁寧に販売していきたい。秋田県うまいもの販売課の補助をいただいて秋田総合食品研究所の協力のもと開発を進めてきたスローカロリーどらやきがついに完成し、4月21日から販売開始することになった。三井製糖の機能性糖質パラチノースを使用し、消化吸収がゆっくりで美味しいどらやきが誕生した。糖尿病予備軍の方が約850万人いるといわれているが、そういった人たちが安心しておいしく食べれるお菓子である。ダイエット中の方やメタボリックの方にもニーズがありそうである。これまでも病院食に使われるドリンクや栄養補助食品はいろいろあったが、健康を気にする人たちが安心して美味しく食べれるスイーツはこれから需要が大きそうである。体にやさしいスローカロリー「どらやき」、春の新商品としておおいにアピールしていきたい。開発にあたって総合食研の熊谷さんには本当にお世話になった。ありがとうございました。

竹駒神社の初午大祭に合わせて今年も全国銘菓奉献会が開催された。弊社は「さなづら」「さくらゼリー」「ごまっこぷるり」を奉献した。午年ご縁年ということで賑わっていた。懇親会では代表して私が乾杯の音頭をとらせていただいた。ご利益があるよう精進したい。

秋田商工会議所主催で、統合型リゾート(IR)を使った地域活性化についてのセミナーが開催され関係者や県民150名が参加した。三浦会頭の挨拶、佐野副会頭からの活動報告、大阪商業大学アミューズメント産業研究所の藤本教授の基調講演や実際にカジノを運営しているモンテカルロSBMなどの事例発表があって有意義なセミナーだった。知事、市長にも表敬訪問し、秋田にIRを誘致するための機運が相当盛り上がった。懇親会ではまたかなり踏み込んだ情報交換をすることができた。今年6月頃には日本でカジノが合法化される。ぜひとも日本初のカジノを秋田に作りたい。いよいよイーストベガスの実現が近づいてきた。交流人口増加、外貨獲得、定住人口増加・・・IRは秋田活性化の起爆剤である。世論を喚起したい。

わらび座の小劇場で公演された「リキノスケ走る」が連日満員の大人気でフィナーレを迎えた。石川理紀之助の生涯を描いたミュージカルだが笑いあり、涙ありの感動的な内容だった。わらび座の役者さんは素晴らしい。来月からは「げんない」【平賀源内】が始まる。『夢は追うことに意味がある!!』これも楽しみなミュージカルである。

私の友人である佐藤宣明君が脚本を書いた「レジデンス明田」がシアター・ル・フォコンブルの30周年プレ公演としてにぎわい交流館で上演された。駅前にある13階建て築25年のマンションの7階と3階で繰り広げられる人間模様―ウイットが利いてなかなか味のある作品だった。さすが宣明!役者さんたちの名演技なかなかよかった。

ノーザンハピネッツが東地区首位をキープして頑張っている。すでにベスト4以上が確定した。ハピネッツの大ファンで熱心なブースターである親友の佐藤元君が会社の人事異動で千葉に転勤になることになり、ハピネッツの試合を見た後同級生有志で壮行会を行なった。新天地での活躍を期待したい。GOGO元!東京経済大学葵友会の和田君(あいおい生命)も名古屋に栄転になり葵友会で壮行会を行なった。彼は自宅も秋田なので単身赴任となる。彼が秋田にもどるまで秋田を活性化させていきたい。

商工中金の辻支店長は東京にご栄転になった。3年間お世話になった。ユース会で中身の濃い送別会を行なった。秋田高校は高橋貢校長先生が退任になり転任になる先生方と合わせて送別会がイヤタカで行なわれた。『品性の陶冶―わが成わが世の天職いかに』『おのれを修めて世のため尽くす』 先生方にも生徒たちにも高橋先生は秋高イズムを強烈に浸透させたバンカラな校長だった。ありがとうございました。

男鹿グランドホテルの大女将鈴木義子さんが1日急逝された。昭和から平成にかけての女将ブームの頃秋田を代表する女将として活躍された。私もいっしょに旅行したこともありお世話になった。葬儀の進行役は私が務めさせていただいた。喪主である長男錦一君の挨拶にジーンときた。『男鹿に日本の宿あり!』

秋田信用金庫の名誉会長、高橋佑之助さんも19日急逝された。あきしんのトップとして様々な改革を実践され地域の企業の面倒見もよかった。実は私は遠縁にあたるが、会社経営についても様々な面でご指導いただきお世話になった。旅館をやめる時にも親身になってアドバイスいただき弊社の株主にもなっていただいた。仕事は厳しいが子煩悩な方だった。葬儀でのお孫さんふたりのお別れの言葉に涙がでた。スライドでは栄太楼の工場でお孫さんと作ったケーキを食べている笑顔の写真が紹介された。

旅館の調理で長い間つとめていただいた岡部愛子さんもご逝去された。岡部さんの作るピラフやハンバーグは実に美味しかった。

亡くなられた皆さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

従兄弟の故加賀谷信悦さんの3周忌法要が菩提寺の休宝寺で執り行われた。ごく近い親族で心のこもった法事だった。栄子おばさんが用意した心づくしの会食おいしかった。信兄さんがいっしょにいるようだった。ありがとう。

エリアなかいちの「サンマルシェ」が今月31日で営業終了し撤退することになった。オープンから1年半である。なかいちでは県、市、民間が棲み分けしながら再開発に取り組んだわけであるが、全体のイメージや顧客を呼び込んで消費してもらう仕掛け作りがなんとなくチグハグだったようである。弊社もお世話になっているまるごと市場が残念ながら撤退することになってしまったが、秋田の中心部の活性化のためにも早く体制を整えて「なかいち」を再構築していただきたい。

ソチパラリンピックには秋田南高校1年生の江野麻由子さんがシットスキーの距離2種目に出場した。どちらも21位だったが、日本人最年少選手として健闘した。今後の彼女の活躍に期待したい。

大相撲春場所、大嶽部屋の大砂嵐は初日から7連勝と活躍したが中日に遠藤に敗れた際に怪我をしてしまい途中休場したが再出場し千秋楽に勝ち越した。よく頑張った。大砂嵐の人気も上々である。まだ荒削りであるが魅力ある力士である。さらに稽古に励んで強くなってほしい。夏巡業では秋田に来ることになっている。優勝は14勝1敗で大関鶴竜だった。先行していた両横綱を終盤直接対決で破り逆転した。白鵬と日馬富士は12勝3敗。鶴竜の横綱昇進は確実である。モンゴル出身の3横綱そろい踏みである。8年前の初場所の大関栃東以来日本人力士の優勝は途絶えている。日本の関取が賜杯を抱く日はいつになるのだろうか?大鵬の孫のデビューを待つしかないかな・・・

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年3月6日 木曜日 | No Comments »

この2月も秋田は昨年ほどではないが寒い日が続いている。雪かきと体の冷え等で体調不良の人も多いようである。首都圏・関東地方は二週つづいて大雪に見舞われ交通網が麻痺して大変な状況だった。地球温暖化の影響か世界各地で異常気象が頻発するようになっている。いつどこでどんな天候被害に見舞われるかわからない。いざという時のために準備は抜かりなくしておく必要がありそうだ。環境問題の根は深いが人類がライフスタイルを変えることが重要である。春を待つ気持ちが秋田の皆さんに強いせいか今年の立春大福は人気があり評判がよかった。「こんな美味しい大福は他にない。普段も是非販売してほしい」といったありがたい声がお客様から多かった。さらに磨きをかけて大福もふくめ歳時記商品を強化していきたい。いちご大福、よもぎ大福も動きがいい。いとく新国道店では週に一度のペースで「できたてどら焼き」を販売しているが、口コミで美味しさが広まり電話予約をいただいたりリピーターも増えてきたようである。大量生産・冷凍販売のコンビ二等の菓子と差別化するためにも地の利を活かして、原材料や製法、鮮度をさらに強化してお客様がおいしいと感動するようなお菓子をお届けしていきたい。

秋田市六次産業化事業の一環で秋田美術工芸大学の短大生と菓子組合青年部でとりくんできたオリジナル和菓子がようやく開発されプレス発表がおこなわれた。商品名は「秋田巡り・まんじゅう」1箱4個入り(税別600円)。味はこしあん、粒あん、ずんだあん、販売店オリジナルあん(弊社は当初さくらあん)の4種類。生地は県産あきたこまちの米粉とじょうよ粉を使いずんだあんには県産えだまめを使用した。パッケージデザインにはあきたこまち娘や竿燈、かまくらなどが描かれている。秋田の観光地をめぐりながら四季折々それぞれの菓子店をまわって饅頭を召し上がっていただきたい。弊社をふくめ、ぜんげつ堂、勝月、三松堂、旭南高砂堂、光月堂で販売する。3月12日の発売を予定している。最後の美短生のアイデア・想いを具現化した新銘菓の誕生である。大事にお客様におすすめしていきたい。サンプルは弊社、尾形作だった。記者会見でもうまいと評判だった。乞うご期待!

秋田北倫理法人会のモーニングセミナーと雄和町の銅屋地区新年会で講話をさせていただいた。内容はそれぞれ違うがタイトルは「人をよんで栄える秋田を創りましょう!」。人口問題研究所のデーター【自治体余命表】にもとづいて、あるNPOが推移を試算したところによると秋田県の人口は2095年にはゼロになるとの予想がでた。あくまで統計上の話であるがこのまま少子高齢化が進行すると秋田は消滅してしまうのである。観光・ビジネスさまざまな面で秋田に来訪する人を増やして交流人口を増やすことが極めて重要である。食、自然、温泉、祭りといった従来の観光資源に磨きをかけるとともにIR(カジノをふくむ統合型リゾート)誘致といった起爆剤が必要だと思う。また食品産業を強化し県外からの外貨獲得をすることが秋田の活性化に直結する。『金とともに去りぬ』?秋田からお金の流出が続き人口減少が加速しているのである。県外から秋田へのインベーダー襲撃も激しくなっている。秋田防衛軍の栄太楼としては総力を結集して外貨獲得できるよう努力していきたい。人が動くと地域が活性化する。人が動くと菓子も動く。菓子が動くと秋田が元気になる。頑張ろう・栄太楼!ちなみに北倫理法人会の現在の会長はこすもす秋田の原田社長である。当日は「日々好日」の訓話があった。早起きは三文の徳なり。

秋田県法人会連合会会長の鈴木茂夫さんの旭日小綬章受賞祝賀会がキャッスルホテルで盛大に開催された。鈴木さんとは故大鵬親方も交流があり後援会でもお世話になった。姉芳子も東京から駆けつけた。多士済々の祝辞がありにぎやかな祝宴だった。

秋田美術工芸大学を支援する秋田の経済団体が参集して「あきびネット」を結成し設立記念総会がイヤタカで開催された。会長にはイヤタカの北嶋社長が就任した。美大の応援団として学生たちの活躍をバックアップしていきたい。

ロシアのソチで開催された冬季オリンピックが無事閉幕した。史上最多の88カ国が参加した雪と氷の祭典ではさまざまなドラマが生まれた。時差の関係で日本時間深夜の競技が多く寝不足気味の人が多かったのではないだろうか。日本選手団は長野オリンピックにつぐ8個のメダルを獲得した。スノーボード男子ハーフパイプでは15歳の平野歩夢選手が銀、18歳の平岡卓選手が銅をゲットし弾みがついた。ノルディック複合ノーマルヒルでは渡部暁斗選手が日本勢20年ぶりとなる銀。ジャンプ男子ラージヒルでは7大会連続出場の葛西紀明選手が41歳とは思えないパワーで執念の銀。まさにレジェンド。世界中が祝福した。(彼のブログはめっちゃおもしろい)ジャンプ団体でも葛西紀明、清水礼留飛、竹内択、伊東大貴の4選手がチームワークよく力を合わせ長野以来のメダル・銅を獲得した。フィギュアスケート男子は羽生結弦選手がショートプログラムで世界最高点の演技をしフリーで逃げ切って19歳で金メダルに輝いた。高橋大輔選手は6位だったが芸術的な滑りで観客を魅了した。スノーボード女子大回転では竹内智香選手が銀。あと一歩で金だった。ひとりでスイスチームに入れてもらって練習に励み見事成果をだした。スキー女子ハーフパイプでは小野塚彩那選手が銅。アルペンから転向して3年での快挙。竹内、小野塚両選手は実家が旅館とのこと。旅館の娘さんがメダリストになって私もなんとなく嬉しかった。女子モーグルの上村愛子選手は最高のすべりをしてタイムはトップだったが4位。5大会連続出場し、前回は悔し涙だった彼女がすがすがしい笑顔だったのには救われた。素晴らしかった。金メダルを期待された女子ジャンプの17歳高梨沙羅選手は残念ながら4位。プレッシャーが強すぎたと思うし風に恵まれなかったが言い訳せず頑張った。W杯で圧倒的成績を残している沙羅ちゃん、このあとに期待したい。フィギュアスケート女子の浅田真央選手はショートプログラムで失敗しみんな消沈したが気持ちを切り替え翌日のフリーで圧巻の演技を見せ自己ベストを更新、世界中を感動の涙に巻き込んだ。金銀の選手以上の心に残る最高の演技だった。ダイヤモンドメダルをあげてもいいと思う。アベ総理に進言したいくらいである。小泉元総理だったら「圧力にたえてよく頑張った。感動した!おめでとう!」と絶叫するのではないかと思う。エキシビジョンを「スマイル」のテーマで滑り終えた真央ちゃんは「つらいことや苦しいことがあっても笑顔って素晴らしいということを伝えたかった。」と抜群の真央スマイルで話していた。涙が出てきた。みんなが感動と勇気をもらった。真央ちゃん本当にありがとう!人気のある種目や選手はマスコミの取材が多くなるのは宿命だとは思うが日本のマスコミは視聴率稼ぎのために大騒ぎしすぎてかえって選手が練習や試合に集中できなくなっているのではないだろうか。メディアのあり方もよく考えるべきだろう。次の冬季オリンピックは韓国の平昌開催であるが、2026年か2030年の冬季オリンピックは秋田を中心とする北東北に誘致したい。夢物語のような話だが、秋田にはその可能性がある。東京オリンピックの次は秋田オリンピック!いいじゃない!OK

秋田ノーザンハピネッツの水野社長、ブラウブリッツ秋田の岩瀬社長と懇談する機会があったが、彼らはスポーツで地域活性化し交流人口を増やしていくことを真剣に考え実践している。県外出身の若者が秋田を盛り上げている。バスケットボール、サッカーのファンを全国からもっと秋田に呼び込もう。夢のスポーツアリーナが秋田に出来る日もそう遠くない。ハピネッツは東地区優勝が決まりそうだしブラウブリッツはJ3昇格後の初シーズンが始まる。みんなで応援したい!レッツゴーあきた!!

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年2月4日 火曜日 | No Comments »

おはようございます!

2月4日は立春です。今日の秋田はひさびさに日差しの射す朝でした♪

毎年、栄太楼では立春の日、【立春大福】を限定販売しております。

塩味のきいた黒豆をたくさん入れたこし餡の大福です。

4個入り 630円

カテゴリー:お菓子
2014年1月30日 木曜日 | No Comments »

2014年の新年が始まった。秋田は厳しい寒さが続いている。秋田市の積雪は昨年ほどではないが横手を中心に県南では例年の3倍の積雪で40年ぶりの大雪となっている。マインド的な面があると思うが正月以降お客さんの動きがにぶいようである。アベノミクス効果は秋田では引き続きあまり感じられない。日本人の価値観やライフスタイルが変わってきたことを実感する。儀礼的な年始の挨拶まわりが少なくなってきた。菓子折りの動きがにぶくなった。こういった変化を敏感に捉え自家消費やちょっとした手土産用のお菓子を強化していくことが菓子店にとって重要である。商品構成や売り方を変えてお客様にアピールしていきたい。新年のスローガンを「捨古創新(しゃこそうしん)」にした。昨年は創業130周年で温故知新だった。今年は古いしがらみや悪しき習慣を捨てて、新しい価値や商品を創造し新しい販売のやり方で新生栄太楼を創造していきたい。「すべてが営業」・「すべてに経知(けち)」・「すべてに親切」を貫き、「工場の生産性向上」、「営業・販売力強化」、「コストダウン」を重点目標として徹底し、「首都圏マーケット攻略」を狙っていきたい。経営理念に謳っているとおり、おいしい楽しい菓子創りに全身全霊を傾けて邁進し、地域一番菓子店をめざしていこう!

正月はこどもたちも東京から帰ってきていて家族で比較的おだやかにすごす事が出来た。大学時代の親友である増田君の家族と則兼夫妻が来秋しいっしょに新年会をおこなった。さまざまな話で盛り上がり二次会はなつかしのメロディーオンパレード・大歌合戦だった。持つべきは「わがよき友よ」―新年から元気をもらった。

秋田商工会議所の新年賀詞交換会は例年になく盛大で800名が参集した。来賓の佐竹知事がとても含蓄のある挨拶をされた。その後今月は、商業部会・観光サービス部会など4部会合同新年会や企画政策委員会、議員懇談会と商工会議所の会合が続き、三浦会頭を先頭に「元気創出」をテーマに秋田経済を活性化させていくことを確認しさまざまな情報交換をおこなった。元気な秋田を創っていこう!

お取引先の新年会も一月は集中して行なわれる。グランドパレス川端グループは「心温まるおもてなし」を今年のテーマに掲げ引き続き前例のないことへの挑戦を行なっていく旨、齋藤社長が挨拶された。キャッスルホテルも津田社長が品質向上を徹底し人員も増強し、攻めの姿勢を貫くことを力説されていた。総合的商品力強化が生き残りのためには不可欠である。弊社も肝に銘じて努力したい。

永井社中の初釜が本妙寺で行なわれた。正月らしい室礼で社中の気心の知れた皆さんでアットホームな茶会だった。永井先生が裏千家の正教授になったので先生のお話を伺いながら主客一体となった初釜であった。淡交会の初釜では薄茶席と来賓席のお菓子をご用命いただいた。席主の想いや趣向が伝わるようなお菓子をお届けしていきたい。

ホテル大和の武藤芳樹調理長が、インドネシア・ジャカルタの日本料理店の調理長として赴任することになり大和さんで壮行会を行なった。彼は若い頃旅館栄太楼で10年勤め、奥さんも栄太楼出身である。もともとフットワークがよくおいしい料理を作っていたがすっかり貫禄がついた。46歳にして単身赴任で海外に挑戦することになった。武藤君のジャカルタでの活躍を心から祈念したい。頑張れ武藤!料理は技術にして美術にして芸術である。

12日みどり光学社の故佐々木宏也さんの一周忌を迎え追悼の会がビューホテルで開かれた。縁のある皆さんが100名以上参集し、彼の思い出話を語り彼の志を受け継いで秋田を発展させていこうとみんなで誓いを新たにした。小3の一人娘のかりんちゃんが、とてもけなげでかわいくて涙がでた。『この一年いろんな場面で宏也のことを思いだしつらいことが多かった』と父上が心情を吐露された。ご両親・奥様にもエールを贈りたい

故納谷幸喜(大鵬)・大道院殿忍受錬成日鵬大居士の一周忌法要が命日の19日東京ロイヤルパークホテルにおいて執り行われた。220名が参列し献花した。進行役を私が務めた。法要後菩提寺の日蓮宗・妙久寺の金山住職からお言葉があり、つづいて大鵬と二所ノ関部屋時代から親交のある29代木村庄之助の櫻井さんが思い出話を述べた。大鵬誕生秘話興味深かった。一飛び九万里の伝説の大鳥が大鵬である。その名のとおり相撲界の大鵬は偉大だった。その後パソナの南部社長の献杯でなごやかな会食となった。娘の美絵子が編集したスライド上映もあった。施主である姉芳子は「大鵬の大きさ、やさしさ、重たさを日に日に感じております。」と参列した皆さんに感謝の挨拶をした。娘3人と孫9人もそれぞれ感慨深い法要になったようだ。私も親父が早く鬼籍に入って以来父親代わりのように叱咤激励してくれた義兄大鵬に報いるためにも気合を入れなおして頑張っていきたい。大鵬が好んで揮毫した「忍」の一字を胸に「夢」を追いかけていこう。妙久寺の大鵬の墓参りをして冥福を祈るとともに誓いを新たにした。命日に大嶽部屋の大砂嵐はライバルの遠藤を破った。もっとも懸賞金のかかった一番だった。法要後国技館に応援に行った甲斐があった。13日目まで大砂嵐は8勝5敗。残りも勝って来場所幕内上位での活躍を期待したい。綱とりの稀勢の里は大負けしてまた振り出しにもどった。これでは優勝もできない。優勝は鶴竜にさせたいが、やはり横綱白鵬かな。他の力士と自力が違いすぎる。『巨人・大鵬・卵焼き』の時代の再現は難しいかな。角界の隆盛を期待したい。

楽天の田中は大リーグヤンキースへの入団が決まった。日本選手最高の7年契約161億円の巨額の年俸である。アメリカでのマー君の活躍を祈りたい。

東京都知事選挙は細川、舛添、田母神、三氏の有力候舗中心に選挙戦が繰り広げられている。絶対的候補がいない。単なる人気投票ではよくない。真に日本や東京の将来を考え実行できる方に当選していただきたい。脱原発も争点になっている。日本は早く再生可能エネルギー中心に舵を切り原発廃止すべきだと私も思う。

全国的にノロウイルスが猛威を振るい感染性胃腸炎が大流行している。浜松や京都、広島でも大規模な食中毒が発生した。衛生面で細心の注意を払い正しい手洗いを徹底して励行するしかない。インフルエンザも流行期にはいった。見えない敵(ウイルス)に負けないようみんな気をつけながら頑張りましょう!

社長 小国輝也

大相撲は千秋楽14勝1敗どうしの優勝決定戦の末横綱白鵬が鶴竜を破り28回目の優勝を果たした。稀勢の里は休場し来場所はカド番。

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2014年1月3日 金曜日 | No Comments »

昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
本年も社員一同、おいしい楽しいお菓子作りをモットーに、地域に根付いたお菓子屋さんを目指す所存でございます。

何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

カテゴリー:お菓子
2014年1月1日 水曜日 | No Comments »

いとく新国道店がオープンし一ヶ月近くなり、お客様にも認知されてきたようでクリスマスにかけて客数も増えてきた。食品スーパーとして伊徳さんのナンバーワンの集客力を誇る店舗である。レジ前の目立つ場所にあるので、朝生、ケーキをはじめ定番商品をアピールしお客様とのコミュニケーションを図っている。船木店長はじめスタッフも頑張っている。アンテナショップ的な母店となるようにうまく育てていきたい。

クリスマス商戦は年々競争が激化している。セブンイレブンの秋田進出にともないローソン、ファミリーマートなどコンビ二どうしの陣取り合戦もすさまじいものがあり、コンビ二はこぞってスイーツを強化している。既存の菓子店に加え、ホテルやコーヒーショップ、コンビ二が皆クリスマス商戦に参戦し、パイの奪い合いの様相を呈している。作って販売するほうも大変だが、買って食べるほうも大変である。弊社もクリスマス年末キャンペーン早めのセールスを展開したが、出足が悪く途中ちょっと心配になった。最終的にはみんなの声かけとお客さまの応援のおかげで、昨年を上回る売上をあげることができた。感謝したい。輝サンタも東奔西走した。天候が荒れなかったことが救いである。環境やライフスタイルが変わってきていることを痛感している。商品、販売方法を検討して来年以降の仕掛けをしていきたい。アベノミクスの恩恵はあまり地方では感じられず、消費税アップ前の駆け込み需要は建設業界、自動車業界などに限られている。日銀秋田支店の短期経済観測調査によると、秋田でも全ての産業ベースで業況判断指数が16年ぶりにプラスになったようであるが、実感が乏しい。本当の意味で個人消費が活発になり、小売商業業界も収益向上できるようになってほしいものである。体力消耗戦はよくない。ブランド力、商品力を高めてお客様に選ばれる菓子店をめざしていきたい。

恒例となった「行く年来る年どらやき」は好評である。今年の巳どらやきは吟醸酒の酒粕のはいったこし餡入りの蒸しどら焼き、来年の馬どらやきは馬の焼印を押して、中の粒餡に白馬のイメージで大きめの白手亡豆が入っている。パッケージも年末年始らしいデザインになっているのでギフトやちょっとした挨拶に好適なようである。「年越しそば饅頭」は6個入り630円で30日と大晦日の限定販売。5シーズン目となるがそばの香りのするうまい饅頭である。金運もよくなるといわれており、縁起物である。年越し饅頭を食べてよい年を迎えていただきたい。

今年をイメージする字は「輪」に決まり、清水寺で揮毫された。東京オリンピックが決まったこともあると思うが、日本を取り巻く国際情勢(特に北朝鮮・中国)もきな臭くなってきており、賛否分かれる中、特定秘密保護法も制定されることになった。日本人がスクラムを組んで日本をよくしていくことが大事である。そういった意味で日本がもう一度団結するための「輪」が必要かもしれない。みんなで広げよう・豊かな心の輪!みんなで広げよう・おいしいお菓子の輪!!

瀬下ワールドファミリー会がキャッスルホテルで盛大に開催された。恒例の巨人・原辰徳監督のトークショー非常に盛り上がった。日本シリーズ全力を尽くして戦って楽天に敗れたが、その楽天に心の中で拍手を贈ったとおっしゃっていた。原さんの人間性は本当に素晴らしいと思う。瀬下建設工業の瀬下社長との縁で毎年のように秋田に来て病院施設や学校訪問を行なっている。原さんの話を聞いた高校生は感動していた。夢を抱き努力すること、継続することの大切さを身をもって実践されている。有言実行、大事である。

大間ジローさんプロデュースによる元オフコースの鈴木康博さんのライブが楽市で開かれた。ファンや大間さんの友人知人が集まりアットホームで琴線に響くライブだった。

商工中金ユース会の鶴の湯研修が行なわれ参加した。辻支店長の講演につづき情報交換会をおこなった。日銀支店長もプライベートで参加され有意義な会合だった。雪の露天風呂の裸の付き合い、日本一の秘湯・鶴の湯温泉最高である!

ホテルエクセルキクスイさんのディナーショーに桑原社長と行って来た。今回のゲストは柏原芳恵さんと岩崎良美さん、『ハローグッパイ』『春なのに』『タッチ』などの往年のヒット曲を聴いて、大変懐かしくけっこう楽しかった。菊地社長もほっとしていたようだ。ありがとう。

さきがけ友の会総会がビューホテルで開催された。いろいろな方々とさまざまな話が飛び出して楽しい宴だった。三浦廣巳会長からいろいろなご教示をいただき有難かった。恒例のクリスマスケーキは栄太楼製が人気だった。

秋田県観光連盟の有志で浜乃家さんで懇談会をおこなった。前田観光文化スポーツ部長やゲストの渡邉さんたちと秋田活性化にむけて有意義な話ができた。浜乃家さんはリニューアルされてから連日満員御礼のようである。古い伝統を活かしての新しいチャレンジー竹島社長の心意気が伝わってきた。元気な秋田をみんなで創造していきたい。

東京経済大学のサークルの後輩にあたる深津誠さんが日通商事の所長として秋田に10月から転勤してきた。偶然にも住まいは工場のすぐ近くである。彼の歓迎会をかねて東経大葵友会の有志忘年会をおこなった。同窓の仲間で絆を深めていきたい。

秋田高校同窓会の企画委員会・当番年次の会が大町ビルの魚河岸で行なわれた。140周年事業も一段落したが来年にむけての打ち合わせをして役割分担をした。「自主自立」「品性の陶冶」―秋高精神持続したい。

築山小学校6年生に「総合的な学習の時間」で講話をした。子供たちも自分の夢の実現にむけてモチベーションがあがったようでさっそく手紙がきていたので少し紹介する。「おかしを買ってもらった人に笑顔になってもらいたい、楽しんで食べてもらいたいという思いでおかしを売っていてすごいなと思いました。」「7代目でも、築山小と同じ130年つづいていることに驚きました。」「何事もポジティブに行ないたいです。無限の可能性があるということ、夢を言葉にだしてみることなどをこれからの自分にいかしていきたいです。」「もろこしの由来がとてもおもしろかったです。おかしは笑顔の基だという言葉が一番印象に残りました。」「ピンチはチャンスという言葉が心に残っています。まだ私は夢ははっきりしていません。いろんなことにチャレンジして可能性を広げていこうと思います。」「夢は大きくもち、それに向かって挑戦していくことで叶う夢もあるということを教えてもらいました。」「言葉には魂があると聞いて目標をもったらまず言葉にだして努力したいです。この授業よかったです。」秋田の子供たちは素晴らしい。逆に元気をわけてもらった。子供たちに負けないよう私も初心に帰って夢を追い続けていきたい。

年の瀬になって政治と金の問題で猪瀬東京都知事が辞任し、餃子の王将の社長が射殺される事件がおきたりよくないニュースが続いている。

今年は皆さんにとってどんな一年だったろうか?来年がまたもっと素晴らしい年になるよう頑張っていきましょう!よろしく!

社長 小国 輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」