2014年7月25日 金曜日

「サハリンに大鵬の銅像を建てる会(会長は高橋大潟村村長)」が進めていた大鵬の銅像がようやく完成し11日ホテルサンルーラル大潟においてお披露目された。大鵬夫人である姉芳子も東京から駆けつけた。原型となる木彫をほった彫刻家の鎌田俊夫さんも感無量の様子だった。「大鵬のもつ強さ、優しさ、威厳をうまく表現できた。大潟村のみなさんをはじめオール秋田で大鵬銅像を完成させることができて大変うれしい。」と話された。鎌田さんの志と気迫がものごとを成就させた。木彫をもとに銅像を制作したのは秋田市の武藤工芸鋳物の武藤元社長。武藤さんも誇らしげだった。できあがってすぐ私も添川の工場に伺って拝見したが素晴らしい出来栄えだった。JA大潟村の小林組合長はじめ事務局の皆さんが、さまざまな段取りや募金集めに奔走された。目標の800万円もほぼ集まったようである。当日参集された皆さんをはじめマスコミの方々も喜んでいた。紆余曲折があったがみんながハッピーになった事業だった。このあと大鵬銅像はサハリンに運ばれ、8月16日に現地で披露されることになっている。姉芳子も、「はじめて栄太楼旅館であった頃の大鵬の雰囲気に似ている。大鵬の母が能代出身、私が秋田市出身で、今回秋田の皆さんが銅像を作っていただいたことに縁を感じると共に感謝している。大鵬は樺太生まれだが日本に来てから出生の地であるサハリンに行くことはできなかった。銅像となって里帰りすることになり本人も喜んでいると思う。サハリンから日本や秋田を見守ってほしい。」と話していた。ロシアに建立される初めての日本人の銅像である。大鵬は伝説になりつつある。

コープあきたは大川理事長が退任され、宇佐美常務が理事長に就任した。取引業者で組織している「虹の会」の総会がビューホテルで開催された。大川さんが生協の改革を断行した12年間を振り返りながら講演をされた。最初の3年は一晩たてば赤字がどんどん増えていく状況でいつ倒産してもおかしくない状況だったそうである。「なんとしても負けてたまるか、おれの気迫で会社を再生させてみせる。」という気持ちでさまざまな改革にとりくんで幹部スタッフと一枚岩になった経営をすすめた。秋田県内の生協の統廃合もすすめやり遂げることができた。コープあきたは6期連続増収増益を達成することができた。今年になって預金が借金を上回る状況まで改善がすすみその晩は人生で最もおいしい晩酌をあげることができた。ともに頑張った職員やお取引先の皆さんに感謝している。徳川家康や上杉鷹山の遺訓を胸に日々戦った12年間だった。といった主旨の話をされて、おわったときには会場が割れんばかりの拍手だった。大川さんには私も機にふれ折にふれアドバイスをいただいている。その経営姿勢を私も見習って、栄太楼の改革をスピードアップして名実ともにみんなが誇れるいい会社を創りあげていきたい。

水野勇気さんと千夏さんの結婚披露宴が280名の参列者が祝福しイヤタカで盛大に開催された。水野さんはノーザンハピネッツを運営する秋田プロバスケットボール株式会社の社長、千夏さんはあきた舞妓事業をまさにこれから展開しようとしている株式会社せんの社長である。来賓の佐竹知事もとてもテンションの高い祝辞を述べられた。新郎新婦とつながりのある秋田のVIPが多数集まった。約3時間大変中身の濃い素晴らしい披露宴だった。新郎は挨拶で、「国際教養大学に入学して秋田にきて、秋田が好きになり秋田を元気にしたい一心でハピネッツをたちあげた。千夏も同じ思いであきた舞妓の会社をたちあげていこうとしている。二人の共通の思いはこの秋田の土地や人が素晴らしいと感じているので、なんとかこの秋田をよくしていきたいということである。これからも皆さんからのご支援ご指導をよろしくお願いします。」という主旨の話をした。私もものすごく感動し感銘をうけた。こういう若者がいる限り秋田は不滅だと思う。私も初心に帰って家族を守り事業を繁栄させ、秋田活性化のために尽力していきたい。お引き菓子は弊社にご用命をいただいた。バスケットボールと舞妓のイメージの上生、焼印入りの紅白蒸しどら焼きのセットをオリジナルでお届けした。世紀の祝宴の一翼を担うことができてありがたいことである。二次会のパーティー用には弊社で入刀用の大きなバスケットボールまんじゅうをプレゼントした。お二人の末永い幸せと事業の繁栄を祈念したい。素敵な門出に乾杯!

27日には小国家の角曲川の本家の小国真一さんの結婚披露宴がノートルダム大曲でおこなわれる。真一さんの祖父一郎さんが私の祖父庫吉の甥にあたる。真一さんは今ダイワロイネットホテル秋田に勤務していて、大町店もお世話になっている。久々に小国家の親戚の皆さんとお会いしていろいろ話ができそうだ。結婚披露宴はいいもんだ。おめでたい!

自動車免許の書き換えをした。今度はゴールド免許かと思っていたら、5年以内に軽微な違反があってまた3年後更新になった。免許センターに親友の佐々木薫君(警察官)が勤務していて合間にいろいろ話ができた。

いとく川尻店が10日オープンした。サービスカウンターのケーキは弊社にご指名いただき、冷ケースは栄太楼コーナーになっている。ありがたい。オープンセールは大混雑だった。

秋高祭に今年も足を運んでみた。母校の文化祭はいいものだ。クラスデコレーションはなかなかおもしろい作品があった。我々のころと変わらないものと進化したものがあると感じた。屋台のやきとり、やきそばうまかった。高校野球は秋高ベスト16で敗退。秋田南もベスト8。秋田市勢今ひとつだった。角館が能代松陽を破って初優勝。甲子園出場を決めた。OBの佐竹知事とても喜んでいた。角館の活躍を祈念したい。

商工中金懇話会で歴史家の加来耕三さんの講演をお聞きした。タイトルは「歴史に学ぶリーダーとは」。歴史は止めないと意味がない。立ち止まってものを考えることが重要と力説された。本能寺の変の後の黒田官兵衛の働きの話など大変楽しかった。日本人が好きな人物は信長、龍馬など「よくわからない人たち」が多いとのことだった。

パルテごとうの会長後藤ミヤさんがご逝去された。(社長のご母堂様)享年92歳。ご主人とともに後藤商店を立ち上げ仕事一途な方だった。お世話になりました。合掌。

ワールドカップはドイツが優勝。2位アルゼンチン、3位オランダ、開催国ブラジルは4位だった。世界のサッカーのレベルの高さには度肝を抜かれた。テレビ観戦したが実にエキサイティングだった。

大相撲名古屋場所、大嶽部屋の大砂嵐は横綱初挑戦、鶴竜、日馬富士から2日つづけて金星を獲得した。白鵬には善戦したがおよばず。ラマダンで断食をしながら12日まで6勝6敗。なんとか勝ち越してほしい。勝ち越せば殊勲賞は確実で来場所の三役の可能性もでてくる。「かちあげ」が物議をかもしたが大砂嵐の相撲は荒削りだがおもしろいと思う。優勝はやはり白鵬かな。8月は9日から13日まで大嶽部屋が土田牧場で合宿することになった。11日にはキャッスルホテルで大嶽部屋を励ます交流会を開催する。ぜひたくさんの皆さんに参加してもらいたい。GO大嶽部屋。がんばれ大砂嵐!

社長 小国輝也

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