2017年5月25日 木曜日 | 輝 進 VOL.256  はコメントを受け付けていません

                                
ゴールデンウイークは後半5連休で天候にも恵まれ、県外客の入込客数も昨年より観光地の人出も多かったようである。桜咲くさくらゼリーも引き続き人気で連休中も売上好調だった。赤まん・青まんもかなりお客様に浸透してきたようで指名買いが増えてきている。私も何日かトピコで赤まん・青まんの試食販売を実践した。知人からは「駅でまんじゅうの押し売り」などと冷やかされたが、試食をしていただいて赤まん・青まんのおいしさを直接感じてもらうことは大事なことである。お客様とコミュニケーションをとることによりダイレクトに感想を教えていただけるのである。県外の方にもかなりおほめの言葉をいただいた。日持ちは短いが出来たての饅頭の美味しさが伝わっていくことにより、必ずや赤まん・青まんは日本一の饅頭にできると思う。また社長がほらを吹いていると思うかもしれないが、榮太楼は全店あげて秋田で生まれた日本一の饅頭―赤まん・青まんを育て上げていきたい。

秋田ノーザンハピネッツは、千葉、東京に連敗しB1残留をかけたプレーオフに臨んだが、横浜と戦い1勝1敗で迎えた3試合目にブザービーターで3ポイントを決められB2降格が決まってしまった。CNAアリーナが凍りついたまさかの敗戦だった。終番に逆転され僅差で負ける試合が今季は多すぎた。水野社長の「ハピネッツはこれからも続きます」田口主将の「あきらめずに必ず這い上がります」-の言葉にはジーンときた。長谷川ヘッドコーチは辞任することになったが、B2で優勝して来年はまたB1で活躍することを期待したい。イヤタカで開催されたパートナー報告会も250名近い人が集まり盛会だった。ハピネッツは地域に根差した秋田県民球団である。榮太楼もスポンサーであるが、感動と勇気を共有してハピネッツとともに秋田を盛り上げていきたい!
ブラウブリッツ秋田は6勝2引き分けで、J3のダントツの首位である。長野戦を観戦し、引き分けではあったが、昨年と違い攻めの姿勢が随所にみられ、確実にチームが強くなっていることを実感した。佐竹知事も1万人収容のスタジアムを早期に作る道筋をつけていく意向を示し始めた。BBをできるだけ早くJ2に昇格させるべくモチベーションをあげていこう。スポーツで交流人口を増やしていきたい!
県の前田元観光文化スポーツ部長が、久々に来秋され、県の有志の皆さん・旅館ホテル組合の松村理事長と、さくら亭で懇談した。美酒を酌み交わしながら、明るく元気な大いなる秋田を創造する作戦を練った!
スィ-ツフェスタ2017第1回実行委員会を秋田市役所で開催した。9月30日10月1日の2日間、秋田まるごと市場で実施する予定である。主催は秋田県菓子工業組合秋田支部であるが、組合青年部、県和菓子協会、県洋菓子協会、洋菓子研究会と共催で、秋田市、JA新あきた、秋田商工会議所、裏千家淡交会青年部が後援することになっている。秋田の素材をつかったスイ-ツコンテスト、お菓子の実演販売、あきたの銘菓販売、茶席などが設けられる。お菓子の力で秋田を元気にしていきたい。今からみんなの知恵を結集して楽しく有意義な菓子まつりにしたい。乞うご期待!
東京での土産品開発事業の成果として今月中旬から上野駅中央改札横のキオスクで、東京おしょうゆ土産のコーナーが半月限定で設けられた。弊社は東京しょうゆもちどら焼きを販売している。川口屋のしょうゆバターもち、蕗月堂のおしょうゆゆべしと3種類が東京おしょうゆ土産である。生産者のれん会がアテンドしてくれているが、これを試金石として東京マーケットをリサーチしたい。上野駅でのあきた産直市も上野中央コンコースで25日から3日間行われている。JR東日本の秋田重点販売キャンペーンの最中なのでかなり今回は力が入っている。生どらやきがとても人気がである。福岡常務が必殺販売人を務めている。頑張ろう・榮太楼!!
ナイスさんの新店舗・山手台店が17日オープンした。横山金足線の、秋田東警察署の向かい側である。今までスーパーの空白地帯だったので、オープンからたくさんの人でにぎわっていた。弊社も銘菓コーナーでフェイスを多めにして販売していただいている。
「東海林太郎伝説―秋田が生んだ永遠の歌声―」のタイトルでなかいちの多目的ホールでわらび座のミュージカルがおこなわれることが正式にきまり、商工会議所で記者会見がおこなわれた。実行委員長は商工会議所の三浦会頭であるが、穂積秋田市長、わらび座の山川社長、脚本の栗城さんとともに、私も東海林太郎顕彰会理事長として同席した。東海林太郎の格好で会見したのでインパクトがあったようで、マスコミ各社に取り上げられた。11月5日から来年の2月18日までの125回公演である。小中学生も多数観劇することになっている。人間東海林太郎とその歌を若い世代にも知ってもらい、秋田が生んだ大歌手東海林太郎を継承していきたい。来年はまさに生誕120年の節目の年を迎える。東海林太郎生誕120年祭も行うつもりである。秋田をあげてフィーバーさせたい!
東海林太郎の後輩である・秋田高校の吹奏楽部の定期演奏会が県民会館で開かれ、家内と拝聴した。3部構成だったがなかなか趣向を凝らした楽しい演奏会だった。3部の指揮は私の同期の松田聡先生だった。ナイスチャーリー松田!
「これが秋田だ!食と芸能の祭典」が26日から28日まで、広小路・なかいち・アゴラ広場を中心に開催される。プロデューサーの元祖爆笑王さんをはじめ秋田市観光振興課のみなさんが中心になって準備をすすめてきた。竿燈まつりはもちろん土崎・港祭り・角館おやま囃子・花輪ばやしなど県内の有名なまつりが秋田市に集結しパレードも行われる。グルメもさまざまな屋台が出店し食通も楽しめるイベントである。菓子組合秋田支部でもアゴラ広場にブースを出している。ぜひご利用いただきたい。弊社は赤まん青まん・あんみつ・元祖爆笑王どらやきを販売する。「甘いもの」でまつりの盛り上げの一役を買いたい。
「これあきっ」最高!!
大相撲夏場所は、横綱鶴竜、稀勢の里が途中休場し、横綱白鵬、日馬富士、関脇高安が優勝争いをしていたが、13日目で白鵬が全勝を守りほぼ優勝を手中にした。高安の大関昇進はまちがいない。連日マスコミも大相撲をとりあげ、ますます大相撲人気は高まっている。大嶽部屋、十両の大砂嵐は大きく負け越したが、序二段の露草は7戦全勝で千秋楽・優勝決定戦に出ることになった。ぜひ序二段優勝を決めてほしい。よくやった!

                                    社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年4月25日 火曜日 | 輝 進 VOL.255  はコメントを受け付けていません

 千秋公園の桜も満開になったが、今年の桜は色がうすくなった気がする。山王界隈の桜のほうが色が濃くあざやかである。次世代にむけて新しい桜の木を植樹していく必要がありそうだ。榮太楼の「桜咲くさくらゼリー」は先月に引き続き満開である。新宿タカシマヤでの2週間にわたる催事販売では「さくらゼリー」が大人気で海外のお客様も含めて好評だった。私も最後2日間上京し販売したが、友人知人もかけつけて売上に貢献してくれてありがたかった。姪の美絵子や姪の長男の幸男君が販売の助っ人を頑張ってくれて助かったが、春のプレミアムギフトとしての「さくらゼリー」のパワーをあらためて実感した。新宿御苑の花見は天候が悪く今一つでタカシマヤの入込客は例年より少なかったらしく、タカシマヤのマネージャーや担当の吉田さんからは大いに感謝された。慢心せず首都圏マーケット攻略をさらに推し進めていきたい。

新宿タカシマヤ1

納谷さま

NHKの「ニュースこまち」で、「さくらゼリー」が取材され、工場でさくらの塩漬けをひとつひとつ丁寧に選別をして、「さくらゼリー」を製造している場面が報道された。フーデックスで最高金賞を受賞したこともあらためて報道され、お客様からはさまざまな反響が寄せられた。ディレクター兼キャスターの佐藤香奈実さんには非常に素晴らしい番組に仕上げてもらい感謝したい。CNAの夕方の「しーなチャン」には私とトピコの桜庭店長が生出演して、さくらゼリーや、さなずら紫滴、赤まん・青まんのPRをおこなった。メディアの皆さんもさくらゼリーに大いに注目していただき、まだまだこれから認知度もアップしていきそうである。「世界にひろげよう・さくらゼリーの輪!!!」 日本経済新聞の山田支局長からも取材をうけ近じか日本経済新聞の東北版に掲載されることになった。産経新聞の藤澤支局長からは東海林太郎音楽館・大町店の取材を受けた。こちらも連休前に東北版で紹介される予定である。

さくらゼリー

今年度弊社は、6人の新入社員を迎えた。さっそくそれぞれの部門で頑張ってくれている。榮太楼に新風を巻き込んでほしい。先輩社員もいい刺激をうけて切磋琢磨して、いい会社・繁盛菓子店を創っていきましょう! GOGO EITARO!!
秋田県知事は佐竹敬久氏、秋田市長は穂積志氏が当選し、それぞれ3選を果たした。人口減少問題を筆頭に秋田のかかえる課題は山積している。県・市が連携し総力を結集して、将来のあきた消滅の危機を回避していきたい。予想どうり3月末で秋田県人口は100万人を割り込み、2040年には70万人程度に減少することが見込まれている。自然減・社会減合わせて約14000人が年間で減っている。20代30代の減少が多くいびつな人口動態になっており問題である。移住定住もふくめ秋田に来訪する交流人口を増やし、将来に希望のもてる明るい秋田を創造していきたい。高校を卒業すると県外に就職したり進学したりしてふるさと秋田に戻らないケースが多かったり、お年寄りが亡くなると相続人が県外にいて秋田からお金の流出が加速している。秋田に外貨を獲得して「金とともに去りぬ!」の状況を打破していこう!弊社も将来的には県外の売上比率を3割以上にしていく目標である。榮太楼が頑張って人口減少を止めよう!
商工中金ユース会の役員会が開かれ今年度の30周年事業を検討し、「どろんけん」で懇親会をおこなった。会員相互の連携を強化していきたい。
白根病院さんで毎年恒例の会社の健康診断をおこなった。私は特にどこも悪いところはなさそうである。ただ肩と背中のコリが激しいのでストレッチと適度な運動を強化したい。
わらび座で、ミュージカル「ジパング青春期」がはじまり初日公演を観劇させていただいた。伊達正宗が支倉常長をスペインに派遣したころの話であるが、大震災からの復興に立ち向かった石巻が舞台になっており、現代にも通じる感動的なストーリーである。わらび座のミュージカルはひとを感動させる魂がこもっている。11月までのロングラン公演である。ぜひたくさんの方に見ていただきたい。
秋田ノーザンハピネッツはアウエーで仙台に連勝しいい感じの流れになったが、ホームで栃木に惜しくも連敗してしまい現在14位。B1残留のためには14位以内で確定するが、1ゲーム差に富山、横浜、滋賀の3チームがくっついてきている。あと残り5試合全力をあげて頑張ってほしい。ファイトハピネッツ!!
ブラウブリッツ秋田は開幕後3勝1分けで現在J3の3位で好スタートを切った。J2昇格をめざし、スタジアム建設について行政もバックアップする姿勢をみせている。レッツゴーBB!
竿燈まつり実行委員会の総会が開催され、今年度の内容がほぼ確定した。実行委員長の穂積市長や異動する秋田市の職員の方々となごやかな懇親会をキャッスルホテルで開催した。ドッコイショー!
東京経済大学の葵友会秋田支部の役員懇談会を、「秋田の瀧」でおこなった。川村支部長はじめ皆さんテンションが高くもりあがった宴になった。大学もまもなく120周年を迎える。
国際ソロプチミストの秋田大会が、秋田県民会館でおこなわれ、さなづら紫滴を全員におみやげにお使いいただいた。お茶席のお菓子は「赤まん・青まん」で、県外からのお客様に評判がよく、物販会場でも人気があり「さなづら」もあわせて完売状況だった。ソロプチの奥様たちのパワーはさすがにすごかった。ご指名いただいた実行委員長の西村様、辻様はじめ皆さんに感謝したい。ありがとうございました。こういう大会が毎月秋田であると嬉しい。
北朝鮮が日本海にミサイル実験をくりかえし、アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家首席との会談中にシリアにミサイルを撃ち込み、北朝鮮に圧力をかけた。安倍総理はただちにトランプ支持の声明をだした。いつになく朝鮮半島周辺はきな臭くなってきた。金正恩が自暴自棄になれば日本や韓国がミサイル攻撃される可能性が非常に高い。漁夫の利を狙うのはロシアのプーチン大統領かもしれない。日本は平和ボケせずに有事に対する準備をすることが重要になっていきた。テロ等に対処するための共謀罪の法案は必要だと思うが政府側の法案整備の準備が不十分で、秋田選出の金田法務大臣が野党に攻撃されてしまっている。さらに稲田防衛大臣、今村復興大臣の問題発言や中川議員の女性問題などが露呈し、安部政権のタガの緩みが指摘されている。国会議員にもっとしっかりしてもらいこの日本を安全で誇れる国に導いてもらいたい。ニッポンに喝!
フィギュアスケートの浅田真央選手が引退発表し、テレビでも特番が組まれた。
真央ちゃんの華やかな演技と抜群のスマイルは国民を魅了した。記者会見の受け答えに 感銘を受けた。真央ちゃんにダイヤモンドメダルをあげたい!
社長の愛犬ぷくちゃn

                                                   社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年3月27日 月曜日 | 輝 進 VOL.254   はコメントを受け付けていません

桜咲くさくらゼリーがFOODEX JAPAN 2017で最高金賞を受賞した。快挙である!FOODEX JAPAN は国内外の3300社が出展したアジア最大級の国際食品・飲料展で、毎年春に幕張メッセで開催されている。弊社も首都圏マーケット攻略の一貫で、秋田県ブースに「桜咲くさくらゼリー」を出品したところものすごい数のバイヤーの皆さんから積極的なオファーがあり、福岡常務と相原課長がてんてこ舞いだった。今年はじめて行われた「ご当地スイ-ツコンテスト」にエントリーしたところ、1400名余りのバイヤーの皆さんによる投票により「桜咲くさくらゼリー」が最高金賞に輝いた。「味」「ビジュアル」「購買意欲」の3部門でも入賞しまさにグランプリであった。魁新報や秋田経済新聞にも掲載され、さまざまな方々から祝福を受けた。ニュースをご覧になったお客様がたくさんご来店され桜ゼリーは店頭でも絶好調である。急きょ桜を選別するアルバイトを増員して工場は総動員の製造体制だ。他の菓子何種類かは製造を中止し、品切れもあるがお客様に丁寧にご説明をしてご理解をいただきたい。榮太楼はすでに満開モードである。「桜咲くさくらゼリー」で春は売上を伸ばしていきたい。一丸となって頑張ろう!!記事を書いてくれた魁新報の千葉さんありがとう!感謝!

 東京経済大学中村青志ゼミナール卒業生の会は、中村先生の講義をはさんで昼の部、夜の部ともに盛会裏に開催された。昼の部はすべて榮太楼のお菓子を用意してのティーパーティー。中村先生セレクトによる、生どら、いちご大福、赤まん青まん、さなづら、さくらゼリー、おしゃべりっこ、秋田マリーナなどだったが、OBの皆さんに好評だった。秋田からお届した甲斐があった。中村先生の最終講義は学生のときを思い出しながら最前列で拝聴した。テーマは「大倉財閥と東京経済大学」-中村先生の熱い思いを感じて感銘を受けた。6号館最上階のホールでの懇親会は国分寺の夜景を楽しみながら、ゼミOBのさまざまなメンバーと交流できて有意義だった。現役の学生は特に男子が覇気がない傾向が強いようで、今後の日本のことを考えると少し不安である。昔は型破りな学生が多かったがバイタリティがあった。「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」―今こそ大事である。
中村先生の今後のご健勝をお祈りし、榮太楼を繁盛させることで恩返ししていきたい。
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 「みんなで歌おう東海林太郎」が、20日ナカイチの多目的ホールで開催され、出演者をいれて約280名が参集し東海林太郎の歌を楽しんだ。私は東海林太郎に扮して実行委員長兼総合司会をつとめた。大正琴花かげ会のみなさん、東海林太郎ふるさと楽団・合唱団のみなさんによる素晴らしいステージだった。ゲストのわらび座の山川社長と私が東海林太郎について語るトークショーも盛り上がった。秋からは「政吉とフジタ」「リキノスケ走る」につづいてミュージカル・「東海林太郎」がナカイチで上演されることも決まった。来年の東海林太郎生誕120年にむかっておおいに盛り上げていきたい!
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 春の初午大祭においておこなわれる竹駒神社全国銘菓奉献会には今年は「さなづら」「さくらゼリー」「赤まん青まん」を奉納した。神事はとても清々しく身も心もひきしまる。名誉総裁の中島明治神宮宮司、千葉竹駒神社宮司と、白松会長とさまざまな懇談をすることができ有意義だった。ご利益があるように努力していきたい。
1月にご逝去された土方博生さんを偲ぶ会がビューホテルで行われた。土方さんは博学でさまざまな人脈があり私もJC時代からお世話になった。祖母、親父も土方さんの父上が目の主治医でもあった。附属中学校同窓会の重鎮で今年の創立70周年実行委員会のキーマンだった。実行委員会でもプラッツで土方さんを偲ぶ宴を催した。合掌。
山形上の山温泉の日本の宿・古窯の佐藤信二会長も1月にご逝去され、お別れの会が古窯で1000名が参列して執り行われた。私の親父・敬二郎と親交があり当日弔辞を述べられたホテル大観の佐藤義正会長の話の中でも昔の親父たちの武勇伝がでてきた。佐藤信幸社長は昨年まで全国旅館ホテル組合の会長をつとめていて私も青年部時代からお世話になりまさに親子2代のおつきあいをさせて頂いている。古窯さんは本当に日本を代表する素晴らしい旅館である。おちついたらまた泊まりに行きたい。会長のご冥福をお祈り申し上げます。
秋田ノーザンハピネッツは東地区5位でB2との入れ替え戦が濃厚になってきたが、選手たちは懸命に頑張っている。サンロッカーズ渋谷との対戦は連敗したが、昨年まで秋田にいた大塚祐土さんが在籍しており久々に会って話をすることができた。2歳の息子さんもさらにかわいらしくなっていた。ハピネッツの水町選手のお嬢さんとともに会場でも元気に走り回り人気者だった。このあとの活躍を期待したい。(ハピネッツはその後アウェーの名古屋に連勝し、強豪・東京にも勝った。)
親友の佐々木薫君が警察の東北管区の課長として栄転になり、同期の仲間で「わかば」で壮行会を行った。彼は人づきあいがうまく人望があり、数年後戻るときは警察署長だろう。仙台での薫君の活躍を期待したい。彼は弊社の株主でもある。
任期満了にともなう秋田県知事選挙が告示された。現職の佐竹のりひさ候補と元知事寺田候補との事実上一騎打ちである。今月中の人口100万人割れが確実な中、人口減少対策をしっかりやり秋田県が元気に活性化していけるような政策とリーダーシップを期待したい。我々が秋田をよくする主人公である。秋田市長選挙も知事選と同じ4月9日の投票日である。こちらも現職の穂積市長が3選をめざしている。
竿燈まつり実行委員会の役員会、観光コンベンション協会の評議委員会もあいついで開催された。県観光連盟の理事会も予定されている。22日に秋田新幹線こまち開業20周年をむかえ秋田駅、トピコもリニューアルした。4月からはJR東日本の秋田重点販売が始まる。ひとをよんで栄える秋田をめざして、さまざまな取り組みをスピーディーに実行していきたい。
今月は息子、娘もそれぞれ順番に帰省したり、友人の則兼夫妻や佐藤元夫妻も来秋し、食事したりさまざまな情報交換をすることができた。忙しい中、楽しい3月であった。元君は4月から秋田に帰ってくることになり大変喜んでいた。
大相撲春場所は新横綱稀勢の里効果で連日大盛況だった。稀勢の里は12連勝したが日馬富士戦で左肩を負傷し強行出場したものの連敗、絶望的だったが大関照ノ富士に本割・優勝決定戦で執念の連勝で新横綱として22年ぶりの優勝を果たした。表彰式で「君が代」を歌いながら男泣きし、日本中が感動に包まれた。琴奨菊は大関復帰ならず。高安が好成績で来場所は大関取りである。白鵬は休場しモンゴルの3横綱は少し力が落ちてきたようである。大砂嵐は10勝5敗で十両の優勝決定戦にでたが優勝はできなかった。来場所幕内復帰してからの活躍を祈りたい。
大鵬の孫の納谷幸之介君が高知県で行われた高校相撲の大会で個人戦、団体戦ともに全国優勝を果たした。彼は埼玉栄高校の主将として素晴らしい快挙を成し遂げた。凄い!高校横綱・幸之介おめでとう!!来年には大嶽部屋に入門することになっている。大鵬3世楽しみである。
29日から4月11日まで新宿タカシマヤの地下の食品売り場で「さくらゼリー」「さなづら」を販売することになった。10月の時と同じ梅林堂さんのとなりである。ちょうど東京は桜満開の時期になる。新宿に榮太楼のさくら旋風を巻き起こしたい!
首都圏の皆さん、ぜひご来店お願いします!  

                                   

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年3月2日 木曜日 | 輝 進 VOL.253  はコメントを受け付けていません

毎朝、本社で朝礼の際に唱和している榮太楼サービス綱領は、私が先代社長・父敬二郎が在任中にあたためて平成3年に経営理念としてさだめたものである。
わたしたち榮太楼は
1. 名実ともに秋田の一番菓子店として地域文化の創造に貢献します。
2. おいしい楽しい菓子づくりをモットーに人々に夢と希望を与え続けます。
3. お客様の立場に立ってまごころをこめたサービスにつとめます。
小国 敬二郎
19日は敬二郎の誕生日で生きていればちょうど満100歳になった。親父の大好きなキリンラガービールで私は静かに祝杯をあげ親父の生誕100年を祝った。私も社長就任から25年が過ぎた。良くも悪くもいろいろな方々に支えられて4半世紀、榮太楼の代表をつとめてきたわけである。私は7代目であるが、在任期間が一番長くなりそうである。ここでもう一度会社経営を見つめなおして、従業員の皆さんともにまさにサービス綱領に謳っていることを日々ぶれずに実践していきたいと思う。
「因果応報」「因我にあり」-いいことも悪いことも自分が過去に行ってきたことの結果が今の状況をつくっているのである。人のせいや人任せにせずに「忘己利他」の精神で世のため人のためつくしていきたいものである。
榮太楼も63名のスタッフがいるが、製造・包装・総務・営業配送・販売それぞれが仕事の責任をきちんと果たし、他のセクションのみんなと力をあわせ連携プレーをしていくことが大事である。儲かる仕組みをつくり人心を掌握して進むべき進路を明確にしていくことが経営者の責務であるが、全員がもっと知恵を出し汗をかいて、榮太楼をもっともっといい会社にできるようにして、売上収益をあげて利益をしっかりだして地域や皆さんに還元できるようにしていこう。「日々改善」「日々攻進」あるのみ!「才能は歩幅、努力は歩数」と言われる。人間の成長や会社の成果は歩幅と歩数の掛け合わせで決まるのである。私たちはもっと歩幅を広げる工夫をしながら一生懸命歩数を増やさなければいけない。頑張ろう!
「赤まん・青まん」は日本を代表する饅頭になるまで、気愛をいれて育て上げていきたい。コンサルタントの鈴木徹郎さんからも常々いわれているが「赤まん・青まん」は日本の中でも有数の本当においしい饅頭である。自信をもってもっともっとこの「赤まん・青まん」の良さを伝えていく必要がある。まずは榮太楼の「赤まん・青まん」ではなく、秋田には「赤まん・青まん」というすごい饅頭があるといわれるところまで持っていきたい。ヒット商品は社名はあとからついてくるものである。今のところあわせて1000個くらいの1日あたりの生産数であるが3000個くらいまでは増やしていこう。まさに日本の名物饅頭のサクセスストーリーはこれからである。品質をあげていいものを安定して作りつつ、返品をおそれずにさまざまな手法を駆使して「赤まん・青まん」のおいしさを世の中の人々に伝えて大ブレークさせたい。つくるスピードと売るスピードの一体化が重要で、製造と販売が良好なコミュニケーションをとって切磋琢磨して伸ばしていこう。人時生産高と人時販売高が業界水準を下回っているが、皆で生産性を向上させていこう。
「桜咲くさくらゼリー」も、今月後半から動きが活発になってきた。一昨年のような一部の爆買い現象はおさまったが、インターネット通販でも新規のお客様が増えてきている。全国百貨店での「さくらゼリー」の販売も始まった。毎年楽しみにして頂いているお客様も多い。発売以来13年になるがまさに「春限定のプレミアムスイーツ・さくらゼリー」は右肩上がりである。全国的に類似品がでまわってきたが、「桜咲くさくらゼリー」で商標登録しており、元祖の名に恥じないように、見た目の美しさに徹底してこだわり奇麗で可憐な桜の花がかわいいピンクのゼリーの中に咲いているイメージを維持していくことが大切である。品質をあげていきつつも製造のスピードアップを図っていきたい。
秋田県造園協会会長で桂造園社長の加藤薫さんが黄綬褒章を受章され祝賀会が秋田キャッスルホテルで盛大に開催され私もお招きいただいた。桂造園さんには旅館榮太楼の庭の手入れも長年お世話になり加藤社長にはいつも弊社のお菓子を御贔屓いただいている。記念のお引き菓子は「桜咲くさくらゼリー」をご用命いただいた。ありがとうございます!美しい庭は日本の文化である。加藤社長のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
ギフトショー
東京ビックサイトで開催された「国際ギフトショー」に出店した。「東京お醤油プロジェクト」としてブースを構えた。生産者のれん会のプロデュースで、榮太楼が「東京しょうゆもちどら焼き」川口屋が「東京しょうゆバター餅」蕗月堂が「東京おしょうゆゆべし」を開発した。東京あきる野市の近藤醸造のお江戸醤油を使った新しい東京土産のデビューである。3日間、連日ものすごい人で、小売や卸のさまざまな企業のバイヤーが来場しかなりの商談をすることができた。26日放送のTBSのがっちりマンデーでも生産者のれん会のことが採り上げられ全国放送される。今後の販売展開について中小企業団体中央会で近日作戦会議を開く予定である。
JA新あきた・秋田商工会議所などでつくる「秋田市有望商品開発協議会」では秋田市産枝豆のペーストやパウダーを使った試作品の発表会をおこなった。ホテル・飲食店・菓子店など15社が参加し、弊社も2品を参考出品した。枝豆の「かおりほのか」は大きさもそろっており色もきれいでさまざまなバリエーションの商品に活用できそうである。秋田県は生食の枝豆日本一であるが、菓子の分野でもヒット商品を創りだして外貨獲得につなげていきたい。試作品の評判は高かった。
今月は京山の佐々木勝先生にお越しいただき和菓子のご指導をいただいた。テレビ朝日の土曜夕方の番組「ごはんジャパン」で佐々木先生が奄美大島の黒糖農家を訪れ、黒糖を使ったお菓子を作り、農家の皆さんと交流する内容が放送された。農家の奥様が先生の創ったお菓子を食べて涙を流していた。私もものすごく感動した。「苦労して作った黒糖が佐々木先生の手によって上品な和菓子になり、ふわぁーって優しい甘さに変わった和菓子が奥さんの心をほぐした瞬間」だったようである。お菓子は人の心を動かす素晴らしいものである。和菓子業界の達人佐々木勝先生に教えていただけて私たちはほんとに光栄である。感謝しつつ、榮太楼も人の心に染みいるお菓子をみんなで心をこめて創っていこうではないか!気持ちをこめて仕事をしよう!
広面小学校の6年生に「お菓子つくりと秋田の活性化」について講演をさせてもらった。約1時間クイズを交えながら話をしたが、子供たちの真剣な眼差しが嬉しく、いろいろ質問もでたがかえって私も元気をもらった。秋田の子供たちにはおおいに夢をいだいて頑張ってもらいたい!
東京経済大学の私の恩師である中村青志先生がゼミの後輩ふたりと来秋され、工場見学をして来月の最後の授業のあとのパーティーで使うお菓子を選んでいただいた。わざわざ東京から仕入れに来ていただいたわけである。感謝感激、私も恩返しできるよう頑張りたい。
なまはげせどまつり
小正月行事のシーズン、なまはげ紫灯まつりを友人のお子さんをつれて見に行ったが、大盛況でとてもインパクトがあった。横手のかまくらも久しぶりに見学した。
秋田は素晴らしい祭りや文化がある。やはり秋田は日本一だべ!!
                                    社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2017年1月28日 土曜日 | 輝 進 VOL.252  はコメントを受け付けていません

 2017年酉年、いよいよ菓子舗榮太楼が力強く羽ばたく年を迎えた。「日々改善 日々攻進」を実践してスタッフ一丸となって頑張っていきましょう!今年のテーマは「作るスピードと売るスピードの一体化」! 営業・販売計画にもとづく計画生産の実施を徹底して生産性と販売力の向上を図っていきたい。「さなづら」「赤まん・青まん」「さくらゼリー」「どら焼き」の主力商品の重点販売を推進し、朝生や歳時記商品の強化等により直営店販売力を強化し、本社営業のテコ入れをおこない収益力をアップしていこう。首都圏マーケット攻略についても本腰をいれて取組み外貨獲得につなげていきたい。榮太楼の従業員が本気になってそれぞれの仕事を責任をもって果たし、各セクションが連携プレーをしてチーム榮太楼パワーアップをしていこう。お客様・お取引先とも良好なコミュニケーションを図り、日本一おいしいお菓子の榮太楼になれるよう頑張ろう!!
新年はおだやかな天候で4日までは秋田市は雪がなかったが11日から今シーズン一番の寒気がはいり数日間氷点下の真冬日がつづいた。スキー場はようやく滑走可能になりほっと一息ついたようである。私も田沢湖、オーパスでスキーを楽しみストレス発散した。冬は秋田らしく適度な雪(幸)があったほうが明るくなって季節感もあっていいと思う。
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新春いちごフェアもはじまり、あまおうを使用したあまおういちご大福が話題になっている。いつものいちご大福も人気である。
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いちごみるくのパウンドケーキ・いちごのはちみつロール・いちごエクレア等いちごを使ったスイーツがラインアップし店頭も明るくなった。さくらゼリーも販売が開始され榮太楼は一足早く春がきたようである。生産体制をしっかり整えて春爛漫になるよう努力していこう!
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秋田商工会議所の新年祝賀会は950名がエントリーしキャッスルホテルの放光の間は超満員で汗をかくほど熱気にあふれていた。三浦会頭からも「我々は評論家ではなくそれぞれがプレイヤーである。各企業がそれぞれの商売で頑張って、人任せでなく自分たちの力で地域を活性化させていこう!」といった力強い挨拶があった。来賓の佐竹知事、穂積秋田市長からも現在の秋田の課題や今後の政策をおりこんだ新年にあたっての祝辞があった。4月には知事も市長も選挙がある。元気なあきたを創っていきたい!さまざまな方々とご挨拶し情報交換したがたしかに秋田でも業績を伸ばしている企業が増えているようである。
裏千家淡交会の初釜もキャッスルホテルで行われ天候にも恵まれいつもより多く500名くらいの来場客がいらした。榮太楼は濃茶席の主菓子・はなびら餅をご用命いただいた。「おいしかった」とおほめの言葉をいただいた。新年らしくお祝にふさわしい掛け軸やお道具が使われていて和やかな初釜であった。今年はいい年になりそうだ。
1月はさまざまな新年会が行われる。山の手ホテルを運営するグランドパレス川端グループは今年40周年とのことで、齋藤浩英社長から経営方針をいれた挨拶があった。
ホスピタリティ・マインドの確立(思いやり・気づかい・やさしさ)
C・E・S PROJECT40(顧客・社員満足)     ワクワク・スマイル・ストーリー
そしてグランドパレス川端グループ「心得」は 六法よし(お客さまよし 社員よし お取引様よし 地域社会よし 将来によし 天によし)   だそうである。齋藤社長は先代の会長時代から毎年ぶれずに同じことを言い続けて社員に徹底している。これが川端グループの強みだなと思う。弊社もぶれずに頑張りたい。
菓子組合青年部の新年会は東天紅で行われ、秋に開催予定のあきたスイーツフェスタの打ち合わせも行い話が弾んだ。菓子組合秋田支部の新年会は千秋公園の松下で開催し、富樫衆議院議員、石井秋田市副市長、草薙秋田県観光文化スポーツ部長はじめご来賓におこしいただきかなり盛り上がった宴になった。私も秋田支部長として、インベーダーに負けずに菓子業界が一致団結して行政やお取引と連携して、地域活性化にとりくんでいく旨の挨拶をした。昨年生まれ変わった松下の大広間はやはり素晴らしく、秋田舞妓のアトラクションもあり、皆さん最後まで楽しい酒を酌み交わしていた。地域文化の創造は地元の私たちが率先して主体的におこなっていくことが大切である。
大宮駅であきた産直市が開催され出店した。いつもは11月に開催されているが今年は春にJRグループの秋田重点販売が予定されているためPRをかねてこの時期の開催となった。大宮では「赤まん・青まん」「生どら焼き」が人気でもうすこし在庫があればまだまだ売れたようである。認知度があがってきたかもしれない。見せ方・売り方をさらに研究して進化していきたい。
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また秋田県中小企業団体中央会のバックアップで生産者のれん会からアドバイスをもらってすすめてきた東京での土産品開発事業でついに商品が完成して、お台場のヴィーナスフォートでテスト販売が行われた。弊社は「東京おしょうゆどらやき」、川口屋が「東京しょうゆバターもち」蕗月堂が「東京おしょうゆゆべし」を開発した。秋川渓谷の近くにある近藤醸造のお江戸醤油を使った「東京おしょうゆみやげ」である。マスコミの取材もあり反応は上々のようである。このあと首都圏での販売の仕掛けをしていくことになっている。
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札幌の田中先生に秋田にお越しいただき3日間、洋菓子の指導をいただいた。バレンタインを中心に今後の洋菓子製造のアドバイスを受け、スタッフも張り切っている。超ご多忙な田中先生のご厚意にこたえるためにもしっかり結果をだしていきたい。
仙台で竹駒神社銘菓奉献会の役員会が開催された。今年の初午大祭は3月8日におこなわれることになっている。正月は54万人を超える参拝者でにぎわったそうである。白松会長はじめ皆さんといろいろ情報交換ができた。弊社もあやかって商売繁盛させていこう。
アメリカのトランプ大統領が20日就任した。支持率40パーセントでもっとも人気のない新大統領である。「アメリカファースト」はいいが、「世界は俺を中心に回っている」と勘違いしているのではないだろうか?トランプで「ジジ抜き」がはやりそうである。
大相撲初場所大関稀勢の里が、14勝1敗で悲願の初優勝を果たした。17歳で関取になった彼はいまや30歳。未完の大器の道のりは長かった。優勝インタビューで右目を伝う涙にはジーンときた。千秋楽白鵬を破り横綱昇進が確定的になった。私はきちんと連続優勝してからのほうがいいのではと思うが国民の待望論が強いことが後押しになっている。これから本当に強い日本人横綱を目指してほしい。1998年の若乃花以来の和製横綱の誕生である。ほかは高安、御嶽海ら若手の台頭が著しかったが日馬富士、鶴竜・横綱ふたりと豪栄道が休場し、琴奨菊は2場所連続負け越しで大関から陥落、照の富士は4勝どまりと上位陣総崩れで新旧交代を思わせる場所だった。幕内最年長37歳でも若々しい相撲ぶりの秋田の豪風は10勝をあげ活躍して敢闘賞でもとれると思ったが受賞ならず。大嶽部屋の大砂嵐は膝のけがと稽古不足で4勝11敗。来場所から出直しである。いずれにしても大相撲は面白くなってきた。これからの国技大相撲の盛り上がりに期待したい。
                                      社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2016年12月26日 月曜日 | 輝 進 VOL.251   はコメントを受け付けていません

                                  
気温のアップダウンの激しい12月である。中旬は寒くなり一時市内でも積雪があったが、クリスマス前は暖かくなり、11月並の気温になった。その後は雨からくもりのクリスマスイブになった。3連休だったので街中の店は苦戦が予想されたので全社一丸となって早めにセールスを展開した結果クリスマスケーキは前年を上回る売り上げをあげることができた。尾形工場長・髙橋さんを先頭に工場スタッフの連携もよく、クリスマスも残業をせずに切り抜けた。日ごろからさまざまな改善を積み重ねてきた効果がでてきたように思う。コンビニをはじめ異業態との競合はますます激しくなり、お客様のライフスタイルも大きく変わっているので今後も知恵をだしてさまざまな提案型営業をしていく必要がありそうである。
年末恒例となったゆく年くる年どら焼きは大変好評で、生命保険会社や車のディーラーさんに年末年始の販促用にかなりの御贔屓をいただいた。ゆく年どら焼きは皮に猿のイラストが焼印され、こしあんの中にリンゴが練りこんである。くる年どら焼きは白い蒸しどらの皮に鳥のイラストが焼印され、白餡の中に卵のイメージの黄色い餅が入っている。それぞれ趣向をこらしており、パッケージも年末年始のおめでたいバージョンなので店頭でも目を引いてお客様の評判も上々のようである。年越し蕎麦饅頭も毎年の定番になったが、30日と大晦日の限定販売ということで予約状況もよく人気がある。やはり菓子は定番の菓子に磨きをかけるとともに、歳時記を大事にして季節折々の商品をタイムリーに提供していくことが大切である。
代表銘菓のさなづらも私の高校の同期生の佐藤正則君が社長をつとめる日本印刷様からお年賀用に大量注文をいただいた。彼の友情に感謝したい。まだまださなづらを知らないお客様も多いのでこれを機に今一度あきたを代表する銘菓としてアピールしていきたい。今年夏発売した、ミニさなづら紫滴も徐々に周知されてきたようで特注もはいるようになってきている。正月の帰省客にもどんどん販売していきたい。赤まん・青まんもかなり秋田の皆様に認知され毎日製造数も増えてきている。将来的には日本を代表する饅頭に育てあげていきたい。さくらゼリーはインターネットで26日から先行販売を開始し、1月4日から直営店全店で販売を開始する。中国系の方の爆買い現象はおちついてしまったが、さくらゼリーは春のプレミアムスイ-ツとして重点的に宣伝して、直営店、百貨店、ネット通販で気愛を入れて増売していきたい。今年は秋田に県外から訪れるお客様が減少傾向で、個人消費も低迷気味で小売業はあまりぱっとしなかったようであるが、環境のせいにせず、自分たちでできることを徹底して努力をして活路を切り開いていきたい。
今年を象徴する字は「金」に決まった。リオオリンピックの金メダル、トランプさんの金髪、前東京都知事をはじめとする金銭スキャンダルなどから決まったようであるが、過去にもオリンピックの年は「金」が多かったとのこと。秋田は金が足りない。秋田県は来年度から人口減少対策の部を作ることになったが、私は人口減少の一番の理由は「金とともに去りぬ」だと思う。先日秋田商工会議所の三浦会頭を囲んでの4部会(専門サービス・商業・工業・建設)合同懇談会がイヤタカであり、私が商業部会長として乾杯の発声をしたが、この「金」の話をしたところ皆さんからさまざまな反応があった。外貨を獲得し、人を呼んで栄えるあきたにしていきたい。国会では紆余曲折の末、IR(カジノを含む統合型リゾート)法案が成立した。野党や公明党の一部の議員が反対でマスコミの論調もカジノのデメリットばかり強調しすぎなきらいがある。先進国でカジノがないのは日本だけであり、国際的な観光客を増やすためには必要である。実施法はこれからであるが、IRの主目的は外貨獲得であり、国や自治体が管理することになるので、懸念されているギャンブル依存症の増加や治安の悪化はほとんどないだろう。地域から金を吸い上げる競輪競馬競艇などの公営ギャンブルやパチンコとはまったく違うのである。雇用を増やし税収を増やし交流人口が増えることで地域に与える経済効果は絶大で最終的には定住人口を増やすことにもなるのである。秋田のような経済的に疲弊し人口が減り続けている地方にとっては起死回生の切り札になりうる。
秋田はトラパンツの長谷川敦代表が20年以上前から民間主体でイーストベガス推進協議会を立ち上げ日本でもっともはやくからカジノ誘致活動を行ってきた。このあと国内では横浜・大阪・長崎・北海道にIRができる可能性が高いが、地方自治体が決断して手をあげれば東北日本海側の秋田にもIRを誘致することもかなうのである。22世紀までに秋田が消滅することがないように、ここは秋田県民もマスコミにだまされることなく熟慮してチャレンジすべきタイミングであろう。みなさんはいかが?
12月は忘年会シーズン。飲む機会も多い。アートシステムの中津さんたちと南通りの「ん」で会食をした。すべての料理が素材も味も抜群でおいしかった。2ヶ月先くらいまで予約のとれない繁盛店のようである。ほんと感動した。
こすもす友の会役員会はどん呑亭で貸し切り状態だったせいか本音トークでもりがった。さきがけ友の会総会はビューホテルで開催され、小笠原社長はじめ魁の幹部の皆さんと広告主のメンバーで楽しく情報交換した。抽選会大判振る舞いだった。
菓子組合秋田支部有志で、秋田市6次産業化担当の鷲谷課長のアテンドでJA新秋田のセンター長さんたちと意見交換をおこない、秋田乃瀧で一杯飲みながら交流した。秋田市の農産物はおいしくて魅力的な素材がまだまだたくさんある。我々菓子業界も秋田の素材をいかして新しい美味な菓子を創造していきたい。来年秋にはJAさんとタイアップして「あきた菓子まつり」(仮称)を開催する予定である。乞うご期待!
私の親友で弊社株主でもある則兼さんの父上がガンのためご逝去された。葬儀はこすもすロイヤルホールで執り行われた。病院に入院加療中ではあったが愛娘・公美子さんが東京から秋田に到着するのを待っていたかのように天国に旅立たれた。笑顔のやさしい父上だった。ご冥福をお祈り申し上げます。
「美酒や・つくしんぼ」が30日で40年の歴史の幕をおろし閉店することになった。渡会若子ママには私も秋田に帰ってきた1989年以来何かとお世話になった。スカイパーク102にあったころには亡父敬二郎と飲みにいったこともある。親父が知っている最後の店がなくなるのはさみしい気がするが時代の流れかもしれない。イヤタカの「ハッピードリーム」で40周年記念を兼ねた感謝パーティが開催された。渡会さんはたくさんお客様と交流があり。まさに秋田の生き字引的な存在だった。私も「つくしんぼ」でさまざまな方たちと酒を酌み交わした。まさに思い出のバー「つくしんぼ」である。ファイナルパーティの引き菓子は栄太楼の「ありがとうどら焼き」だった。感謝!渡会さんありがとう!!
山王の「山路」さんも27日で閉店することになった。ママの高嶋さんはトゥインクルの伊藤里花さんの叔母さんで、いつも菩薩様のような笑みをたたえ多くの常連客に愛されたまさに昭和酒場だった。商工会議所の会合のあとの2次会は大いに飲んで歌って青春を謳歌させていただいた。ふたりの名物ママの今後のご健勝を祈りたい!
元祖爆笑王さんとハピネッツの高橋選手と、「かなや」で会食をしさまざまな爆笑トークでもりあがった。ハピネッツはまた最下位だが、ここから後半の巻き返しを期待したい。
ロシアのプーチン大統領が来日し安倍総理が故郷山口県の大谷山荘でもてなした。北方領土返還に進展はなかった。このあと安倍総理はハワイに行きアメリカのオバマ大統領と最後の会談をすることになっている。八方美人外交の成功を祈りたい。
新潟の糸魚川で強風により150棟が全焼する大火事が起きた。一軒の中華料理店の鍋のから炊きが原因だったようだ。秋田でも1886年に3500軒が焼けた俵屋火事があった。秋田の町がほとんど燃えたのだがそのとき栄太楼は中心部にありながら奇跡的に助かった。「火の用心」年末今一度みんな気持ちを引き締めて新しい年を迎えましょう。
今年もありがとうございました!!               社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2016年12月5日 月曜日 | 輝 進 VOL.250  はコメントを受け付けていません

11月は「ありがとう月間」である。榮太楼では全店あげて「ありがとうフェア」を開催している。22日はいい夫婦の日、23日は勤労感謝の日であり、世の中の人がそれぞれに感謝してお互い気軽に「ありがとう」の言葉をかわすようになれば、さまざまなギスギスした出来事もなくなり明るく楽しい社会になることだろう。ありがとうのPOP、ありがとうの熨斗、ありがとうのメッセージカードなどたくさんの「ありがとう」が榮太楼の店頭にはあふれている。特に21日から一週間のありがとうフェアでは、ありがとうどらやきの限定販売やクリスマス先取りお楽しみ抽選会をおこない5等でも「ありがとう饅頭」のプレゼントがあるのでお客様に喜んで頂いている。5年ほど前には「秋田の中心でありがとうを叫ぶ」と題したイベントを大町でおこないNHKで全国放送されたりしたがその後あまり広がらなかった。菓子店だけでなく地域の商店街やさまざまなお店がこの「ありがとうフェア」に参加するようになれば、秋田発の「ありがとう月間」は全国的なムーブメントになっていくかもしれない。そうすればクリスマスやバレンタインデーをしのぐ商業イベントになるだろう。お菓子にありがとうの気持ちをそえてお世話になったあの人に贈ってみましょう!みんなで広げようありがとうの輪!!!
鈴木徹郎さんの菓子店研究会では今年の参加各社の成功事例発表会が行われた。生信玄餅絶好調の金精軒さんのツィッター活用事例、ひと粒のマスカットの共楽堂さんの首都圏攻略方法、越前海鮮倶楽部さんの商品開発・販路拡大、澤田さんの大福茶屋繁盛記、マリアさんのクリスマスケーキ付加価値アップ作戦など参考になる話題が多かった。鈴木さんには秋田にきて直営店のテコ入れとブランド力向上のためのホームページリニューアルなどについてアドバイスをいただいた。同じ日程で佐々木勝先生にもご来秋頂き、工場の和菓子製造のご指導をいただいた。佐々木先生は高島屋のバイヤーからも和菓子業界の東の巨匠と崇められており後進の指導にも定評がある。直接ご指導いただけることは本当にありがたいことである。恩返しできるよう頑張ろう!
熟慮断行、決めたことはすぐに実践していきたい。秋田発繁盛菓子店榮太楼ものがたりのはじまりにしていこう!東京セールスにまわり、JRグループや百貨店等打ち合わせをしてきた。いろいろ情報が集まるが作戦を練りながら首都圏攻略を進めていきたい。10月末の上野での産直市は大盛況で過去最高の売上だった。在庫が足りず最終日のチャンスロスが残念。

明治神宮菓道敬神会では今年は「さなづら」と「赤まん・青まん」を奉献した。敬神会のメンバーの方々といろいろな情報交換ができた。直会の乾杯の発声を仰せつかった。土曜日だったので結婚式の新郎新婦がたくさんいて幸せのオーラを振りまいていた。外人観光客の多さには驚いた。今年は10か月で2000万人を超えたようである。東京ではコンビニやファーストフードで働いている店員さんも外人が多くなっている。
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秋田商工会議所の議員選挙がおこなわれこれから3年間の新役員・議員が決定した。三浦廣巳会頭の2期目の体制になる。副会頭は佐野元彦さん(サノファーマシー)、石井資就さん(ネッツトヨタ)、辻良之さん(秋田いすず)、佐藤裕之さん(羽後設備)の4人が選任され若返った新体制になった。私は常議員になり、商業部会で部会長を仰せつかった。秋田の商業をとりまく状況は厳しいがそれぞれの企業が努力して、三浦会頭がおっしゃるように力を結集して秋田を活性化させていきたい。秋田は必ずよくなる。元気出していこう!
ナカイチでのわらび座によるミュージカル「リキノスケ走る」がはじまり、最終リハーサルを見学させてもらった。潟上市出身で農業の巨匠といわれている石川力之助の生涯を描いた物語で感動的なストーリーになっている。秋田の小中学生が観ることになっているのできっと子供たちも感じるものがあるだろう。素晴らしい秋田の先人に学んでほしい。昨年は「政吉とフジタ」だった。来年が最終回になるが、どうやら「東海林太郎」に内定しそうである。ぜひ成功させていきたい。このミュージカルの実行委員長は商工会議所の三浦会頭である。
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商工会議所の寺町観光研究会も開かれ、実地調査としてメンバー約20名で、秋田の寺町を歩きながらおもなお寺を見学させていただいた。鱗勝院、私の菩提寺である本妙寺、久城寺、西法寺、妙覚寺などであるが、いろいろ特色のあるものがあり住職の話をお聞きすると秋田の寺町にはかなり価値のある貴重なものが多いなと感心させられた。あきたの街の観光資源にもおおいになると思う。今後また議論していきたい。
洋菓子協会の役員会を開催し、今年度事業の進捗状況をチェックし来年度のことについて意見交換した。扇やでの懇談会もかなり盛り上がった。
親友の則兼夫妻が来秋し醍醐で食事をした。また上京した際にはJTBの加藤総務部長
を交えて川崎の都鮨で懇談をし楽しく有意義な時間をすごした。都鮨は白石勇司社長の陣頭指揮でものすごく繁盛している。商売繁盛オーラいいね!
菓子組合の有志で、市民市場で実演販売をおこない盛況だった。弊社はミスタードラえもん武石が、どら焼きの実演をして作ると横からどんどん売れていき大好評だった。三松堂、ぜんげつ堂、よしなり製菓もそれぞれ栗を使った菓子やおやきが人気だった。市民市場がかなり販促してくれたおかげでにぎわいのあるイベントになった。あきたの台所・市民市場をもっと盛り上げていきたい。
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参議院議員石井ひろお氏の政治資金パーティーがキャッスルホテルで開催され文部科学大臣や金田法務大臣もかけつけ盛会だった。文教族として頑張っている石井議員の二期目の活躍に期待したい。
キリンビール友の会を駅前の「かまくらの郷」でおこない、キリンファン10数名でうまいキリンを飲みながら楽しいひとときをすごした。キリンパワーで世の中を元気にしたい。幹事長の上田さん(サンクスアルヴェ店オーナー)に感謝!
ブラウブリッツ秋田が最終戦で勝利を飾り、J3で過去最高の4位になった。スタジアム建設にむけての署名活動もはじまった。さらにパワーアップしてぜひJ1をめざして頑張ってほしい。岩瀬社長おめでとう!秋田ノーザンブレッツの試合も観戦した。ラグビーの肉弾相撃つ迫力はすごいもんだ。残念ながら試合は負けてしまったが選手たちの熱さに感動した。ノーザンハピネッツはホームの北海道戦も負けて3勝12敗の最下位低迷。B1のレベルは高いが個々の力と戦術が今一つ。ブースターが熱い声援を送っているうちに軌道修正してほしい。いずれにしろ秋田のスポーツチームは頑張っている。おらが秋田のチームを盛り上げていこう!!
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22日には福島沖でマグニチュード7.3の地震が発生して東北から関東にかけての太平洋側に津波が押し寄せた。最大のもので1メートル40センチで被害はなかったが、5年前の大震災を思い出した。大きいのが来そうである。備えをしっかりしたい。
アメリカの次期大統領にトランプ氏が決定した。ヒラリー有利のおおかたの予想をひっくり返しての大どんでん返しである。安倍総理もあわてて面会に渡米した。過激な発言は影をひそめているがどんな政策をおこなうのか皆疑心暗鬼になっている。時代の転換点である。
大相撲九州場所は12日まで鶴竜が1敗、日馬富士、稀勢の里、新入幕・石浦の3人が2敗、白鵬、豪栄道が3敗の混戦模様で優勝争いが面白くなっている。3横綱を撃破した稀勢の里に勢いがある。十両は大砂嵐が3敗で優勝を争っている。優勝して初場所は幕内での活躍を期待したい。      
                                        社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2016年11月4日 金曜日 | 輝 進 VOL.249 はコメントを受け付けていません

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新宿タカシマヤの地下食品売り場に7日間限定で出店した。いわゆる首都圏デパ地下での販売初トライアルである。前日タカシマヤ閉店後の設営からはじまり期間中は10時から20時まで(金土は20:30)まで栄太楼の菓子の販売とPRに全力投球した。小倉山荘さんの向かいで文明堂さんと梅林堂さんの間の売り場だったので、日本橋の榮太楼総本舗様と勘違いされることが多かったが、秋田榮太楼の歴史と銘菓をアピールしさまざまなお客様とコミュニケーションをとることができた。事前に首都圏の友人知人に手紙をだしたり電話をしまくってから出陣したので、中学高校時代の同期生や大学のサークル・ゼミの仲間たち、JTBの友人、JR東日本の幹部の方々、商工中金の秋田勤務経験者、秋田県・秋田銀行・北都銀行のみなさん、大鵬ファミリーなどたくさんの皆さんが私の激励かたがたさくらをやってくださった。(もちろんたくさんお買い上げもいただいた)感謝!!本当に様々な御縁で榮太楼は支えていただいていることを実感した1週間だった。ゼミOBを動員して3度もご来店いただいた中村青志先生をはじめ、株)野瀬の野瀬オーナー、JRの白石総務部長、附属中学校32期生の同期の皆さん、販売を手伝っていただいた田宮さんには特にお世話になった。この恩にこたえるためにも首都圏マーケットを攻略し外貨を秋田に獲得して、菓子舗榮太楼を真に地域貢献できる企業に進化させていきたい。赤まん・青まんは東京でも人気があった。さなづら・御幸乃華は秋田にゆかりのあるお客様に喜ばれた。やわらかもろこしは試食するとほとんどの方にお買い上げいただいた。ミニさなづら紫滴はかわいいと評判がよく完売した。タカシマヤの担当の方々にも「初出店で榮太楼さん大健闘でしたね」とねぎらいのお言葉をいただいた。いろいろな意味で勉強になった新宿タカシマヤ初トライだった。モニタリングをしっかりして次につなげていきたい。月末27日から29日までは上野駅であきた産直市が行われる。
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20日から31日まで榮太楼秋の収穫祭が全店で開催されている。和風かぼちゃパイ、さつまいものクッキー、ラ・フランスのムース、パンプキンロール、かぼちゃぷりん、マロンケーキ、キャラメルとりんごのパウンドケーキなど旬の味覚満載である。ぜひたくさんのお客様に楽しんでいただきたい!北海道の田中先生も来秋され27日には菓子組合の洋菓子講習会の講師をおつとめいただくことになっている。おいしい楽しいお菓子作りをさらにグレードアップさせて、お客さまに感動を与えることができる菓子店にしていきたい。
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東京滞在中最後に大嶽部屋の朝稽古を拝見してきた。近くにある山響部屋(旧北の湖部屋)と合同稽古で力士数が多かったので迫力があった。深川警察署の皆さんも見学にきていた。今月後半には福岡入りして11月は早くも九州場所である。一年納めの場所、大嶽部屋の力士たちの奮闘を祈りたい。
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秋田ノーザンハピネッツは開幕戦栃木に金星をあげたあと6連敗。ようやくホームのCNAアリーナで千葉ジェッツに勝ってホーム初勝利を飾った。ライセンスチェックの関係でおくれていたハピネッツどら焼きもようやく15日から販売を開始した。Bリーグ1部のレベルは高いので毎試合大変だが、応援を力にかえてこのあと巻き返していってほしい。ところがまた仙台に連敗して2勝8敗となり現在最下位である。ファイト・ハピネッツ!!
千葉戦のあとには千葉から応援のため帰ってきていた佐藤元くんたちとハピネッツ激励の宴を開き今後の健闘を祈念した。
秋田県中小企業団体中央会にコーディネートしていただき、生産者のれん会と榮太楼・蕗月堂・川口屋でとりくんでいる東京での土産品開発事業も佳境に入ってきた。東京多摩のキッコーゴの醤油を使用したお菓子づくりをすすめているが特色のある菓子が完成しそうである。乞うご期待!
秋田市行政改革市民委員会が開催され公共施設等総合管理計画における施設類型別の現状と今後の方向性について議論した。県都「あきた」の改革はまったなしである。
秋田の観光創生推進会議の幹事会が開催され、秋田のインバウンド誘客促進事業やJR東日本が来春おこなう「重点販売地域」観光キャンペーンについて意見交換をおこなった。「選択と集中」の取組で秋田への観光客を増やしていきたい。
台湾のナンバーワンスーパーブロガーである、林氏壁さんファミリーが来秋し、4泊5日の行程で秋田県内をまわり秋田の観光情報をSNSで発信していただいた。県の観光連盟のインバウンド強化事業として、私のJTB時代からの親友である大塚順彦君がコーディネートしてくれた。初日は秋田空港から榮太楼大町店に直行し、秋田のお菓子をまっさきに取材してくれた。さなづら、さくらゼリー、赤まん青まん、生どらやき等を食べてもらったが、結構お気に召したようである。奥さんとお嬢さんたちがとても喜んでくれた。大鵬ギャラリーを見学したあとホテルメトロポリタン秋田に行き、歓迎の夕食会をおこない、いろいろ情報交換をすることができた。林さんたちは角館、乳頭温泉鶴の湯、田沢湖、内陸縦貫鉄道、阿仁ゴンドラ、男鹿温泉つばき、なまはげ館、ねぶり流し館、かまくら館、増田、さわらびを観光したり宿泊して、秋田のよさを堪能されたようである。早くもフェイスブックに情報がアップされているようで、このあと台湾から秋田を訪れる人がかなり増えていきそうな予感がしている。秋田を台湾におおいに宣伝するために一肌脱いでくれた大塚君の友情に感謝したい。
かやき祭りがアゴラ広場で開かれ、菓子工業組合秋田支部のブースも設けて季節の旬のお菓子販売をおこなった。おもに弊社と三松堂、ぜんげつ堂が菓子販売をした。濱の家の竹島実行委員長をはじめ鈴木テントの鈴木社長や商工会議所のスタッフのみなさんが元気に頑張っていた。天気にも恵まれ16社のそれぞれのかやきも好評だったようである。アルヴェでは醸しまつりも同時におこなわれていて駅前はにぎわっていた。イベント開催は労力がいるが、毎年さまざまな工夫をこらして秋田のお客さんに楽しんでもらっている。継続は力なり。秋田をみんなで盛り上げていこう!
秋田商工会議所の会員大会がビューホテルで開催され優良従業員表彰式が行われた。弊社の松橋俊広さん武石一幸さんが勤続40年で、三浦会頭から表彰された。全体で165名が表彰されたが40年以上の社員は10人だった。昭和51年の現工場が新築落成した時の新入社員だった松さん武さん、40年間菓子づくり一筋に働いていただいたことに感謝したい。40年間ありがとう!そしておめでとう!またこのあともみんなと一緒に頑張っていきましょう!
記念講演は株式会社龍角散の藤井隆太社長が、老舗企業の会社経営について大変楽しく参考になる話をされた。あきたの老舗菓子屋も見習って儲かる企業にしていきたい!
       
                                      社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2016年10月18日 火曜日 | 輝 進 VOL.248 はコメントを受け付けていません

 横浜タカシマヤの大東北展に昨年につづき今年も出店した。秋田栄太楼のミスタードラエモン武石のどら焼き実演販売は大人気で6日間の客数は2400名近くを記録し、昨年の1・6倍で客数は連日ベスト10入りした。どら焼きを1個2個お求めのお客様が多く単価が低かったため、売上予算は厳しかったが、さなづら、赤まん青まん、生どら焼きも人気で横浜のお客様にも大分認知されたようである。ディスプレイに竿燈を飾り、私がなまはげパフォーマンスを行い、会場のお客様に喜んでいただいた。おおいに秋田のPRをすることができた。タカシマヤの青木副店長も1日なまはげに変身した。販促担当の宮川さんには感謝され、弊社も大変お世話になった。売上上位のお店は毎年出店して横浜の固定客をつかんでおりDMなどの販促もまめに行っているようである。弊社もまだまだ顧客をつかみ売上をあげる手法が確立していないので、この経験を活かして、さらにチャレンジしていきたい。私もさすがに立ちっぱなしはきつかったが気力でのりきった。次は10月5日から11日まで新宿タカシマヤB1の和菓子売り場での販売が決まっている。積極果敢に挑んでいきたい。今回も私の友人知人や秋田県人会の皆さんにお世話になった。感謝!!
横浜から岡山に飛び、鈴木ビジネスアシストの鈴木徹郎さんの菓子店経営研究会に参加した。今回は経営の本質や菓子店の存在する意味は何かを深く考えさせられる視察研修だった。鳥取県八頭町の大江ノ郷自然牧場は鶏卵農家の小原社長が、6次産業化施設として作り上げたもので、山奥の何もなかったところにおしゃれで洗練されたお店が出現し年間客数は30万人を目指しているそうである。その近くにある「タルマーリ」は天然酵母をいかしてビールやピザ、パンを製造販売している。千葉出身の渡邉オーナー夫妻が家族で経営している。場所は数年前まで幼稚園であったところを改造して創ってあり、なかなか個性的なお店である。「誰もがやっていない当たり前のものを作る」をコンセプトに本物を追及している姿勢に感銘を受けた。倉敷の美観地区は町並みやお店が素敵だった。林源十郎商店の辻社長は元教師で20年ほど前からまちづくりのリーダーとして古くていいものに磨きをかけ地域資源を活用して街の活性化にとりくんでいる。お店の屋上から眺めた景色は駅前の新しい建物より、明治から続く美観地域の風景のほうが魅力的で素晴らしかった。広島の八天堂さんでは7月にオープンしたカフェテリアと隣接する広島みはら臨空工場を見学させていただいた。森光社長から経営危機を乗り越え、生クリームパンを創って東京進出を果たしこの8年くらいで大きく業績を伸ばしてきた話を拝聴した。社員の皆さんは元気で挨拶が素晴らしく、1日4万個のパンを手で包んでいることには驚いた。衛生管理徹底はもちろんだがどういう状態の商品をお客様がおいしいと感じるかの視点から製造しているのである。三原の共楽堂さんは「ひとつぶのマスカット」で有名であるが、工場は元ドラックストアだったところを改造して、けっして広くないスペースを工夫して製造している。しば伐(きり)社長は菓子研究会の仲間で今回のツアーにも参加しており、大変お世話になった。実は5年前にも工場をみせていただいたことがあったのだが、工場長はじめスタッフの努力で着実に生産性が向上していることがよくわかった。この夏の最盛期は1日5万個をあまり残業せずにのりきったそうである。10年前にはじめてしばきりさんとお会いしたころから年商は約2倍の81000万になったそうである。三原でつくったお菓子が東京でたくさん売れて地域に外貨を獲得しているのである。志をもって本物の商品をつくり、知恵をしぼって努力していくことの大切さを学んだ。神戸に立ち寄り三宮の商店街・そごうを視察し、岡本のベーカリーの人気店フロイン堂(JTB時代同期の黒川さんが嫁いでいる店)の80年の伝統ある煉瓦の窯もみせてもらった。様変わりした大阪駅周辺の商業施設もチェックしたが、やはり梅田阪急、阪神百貨店、梅田大丸がすごい集客力でしのぎをけずっていた。梅田の伊勢丹は元気がなくまもなく撤退するそうである。百貨店も戦国時代である。デパ地下の菓子店も売れている店と閑古鳥が鳴いている店がはっきりしている。売れる菓子店をめざしたい。今年の十五夜は新しく小ぶりでかわいい「お月見まんじゅう」を販売したところ、評判がよく全店完売だった。10月の十三夜はミニどら焼きセットを販売する予定である。歳時記イベントを大事にして集客を図っていきたい。お彼岸のおはぎ・あんころ餅も好調だった。
この夏は子供たちも東京や仙台からあいついで入れ替わりで帰省した。みんな「ふるさと秋田」が好きなようである。8月末には姉・芳子も来秋し、いっしょに大曲の花火を見に行った。今回が90回目の花火大会とのことで、例年にまして花火のレベルが高く大会提供花火は素晴らしかった。全国からお越しの皆さんが口をあんぐり開けて感動していた。
中央交通の渡邉靖彦会長の葬儀は4日にセレモ典礼会館で厳粛かつ盛大に執り行われた。秋田の経済界に貢献しお人柄も素晴らしい渡邉さんを偲びたくさんの方々が参列していた。裏千家淡交会秋田支部の大御所である安倍宗琴さんがご逝去され典礼会館で葬儀が執り行われた。安倍さんは私の母や大宗匠よりひとつ年上で94歳の今日まで70年以上にわたって茶道一筋の先生であった。ご冥福をお祈り申し上げます。
秋田市農業ブランド策定委員会、秋田市六次産業化懇話会があいついで開催された。国から地方創生にむけての支援が厚くなり秋田市農林部も予算を増やして、「地域産業の競争力を高め雇用を創出すること」を目標に取り組んでいる。我々も成果がでるように官民一体で頑張っていきたい。
秋田ノーザンハピネッツの高橋憲一選手の後援会の総会が彼の実家である潟上の「バイキング」で開催され私も駆けつけた。後援会長の石川潟上市長をはじめ100名近いブースターが参集した。仙台、岩手、青森からも参加者がいて、憲一選手の人気の高さに感心した。Bリーグも満を持してついに開幕した。開幕戦は代々木体育館で演出も派手だった。東京が琉球をしりぞけたが白熱したゲームだった。わがハピネッツはアウエィの栃木で初戦を迎えたが、田臥をはじめ戦力にまさる栃木に83対68で快勝した。気迫とチームワークが素晴らしい。この勢いで今シーズンの活躍を期待したい!ゴーゴーハピネッツ!!
陸上自衛隊秋田駐屯地64周年のセレモニーに参列した。自衛隊員の更新や竿燈、バイクドリルなどの演技が素晴らしかった。前島駐屯地司令が自ら竿燈の太鼓をたたき盛り上げていた。駐屯地の皆さんの活躍を祈念したい。第2回千秋花火が千秋公園・ナカイチで開催された。アトラクションもメリハリあり、本番の花火も1500発を工夫をこらして解説入りで打ち上げて、なかなか楽しく見応えのある街なか花火大会であった。家族連れや来場客がみんな笑顔だった。川口実行委員長はじめスタッフの皆さんに感謝したい。終了後と翌朝、皆さんが率先してゴミ拾いをしていた。ありがとう!みんなで秋田の街を楽しく人が集うエリアに創り上げていこう!!トヨタ改善活動の最終回が終了した。このあと報告会がおこなわれるが指導いただいたことにさらに日々改善を加えて進化させていきたい。工場のみならず栄太楼のスタッフ全員が改善の鬼になろう。トヨタ自動車東日本様、秋田県地域産業振興課の加藤さん、三浦さんたちに心から感謝したい。
東京経済大学「葵友会東日本大会インあおもり」がグランドサンピア八戸で開催され、川村秋田支部長と一緒に参加した。約70名が集まり、震災後5県目の青森大会を盛り上げた。(昨年は秋田で竿燈のときに実施)アトラクションも素晴らしく八戸の皆さんの心意気に感銘を受けた。大相撲秋場所、カド番の大関豪栄道が全勝で初優勝を飾った。彼の気迫と体のキレがよかった。豪栄道は埼玉栄高校出身で大鵬の孫たちの先輩でもある。
白鵬休場でチャンスだと思われた稀勢ノ里は5敗を喫して綱トリは白紙に戻った。残念ながら腰高で相撲に勢いが感じられない。(優勝できなかった大関で終わってしまう気がする)遠藤、高安、隠岐の海が活躍した。十両筆頭の大砂嵐はけがで2日休みもあり負け越してしまった。こちらも仕切り直しである。
                                        

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2016年9月22日 木曜日 | 輝 進 VOL.247  はコメントを受け付けていません

 
この夏の秋田はほとんど雨がふらず、連日30度超えの真夏日で暑い日が続いている。
竿燈まつりは晴天にめぐまれ、竿燈も史上最多の280本が出竿し、全国津々浦々もしくは海外からのお客様もあわせて132万人の人出でにぎわった。子若の参加者数も年々増えまさに竿燈まつりは右肩上がりである。私がはじめて司会をしたのは平成2年だったので今回で27回目になった。竿燈の差し手とお客様のコミュニケーションがとてもよくなり、「ふれあいの時間」の最後まで名残惜しい雰囲気が漂っている。竿燈まつりの盛り上がりをふだんの秋田にフィードバックして街を活性化させていきたいものである。竿燈妙技会は第70回の節目を迎えた。大若規定演技は馬口労町が初優勝を飾り、連覇をねらった下肴町は準優勝だった。自由演技は茨島が制した。年々差し手のレベルもあがっているように思う。
秋田県観光連盟の「観光盛りあげ隊」の会議を男鹿温泉の雄山閣で開催した。(私が隊長)秋田県の草薙観光文化スポーツ部長も参加し、地元の男鹿温泉の皆さんも交え、インバウンドを増やすためにはどうしたらいいかなど真剣に語り合った。雄山閣さんの鯛づくしの料理もよかったし、はじめて石焼き鍋を見たメンバーは感動していた。なまはげ太鼓のライブもお客様が大喜びで、福の家さんでの秋田三味線も相変わらずよかった。秋田の観光資源はすばらしい。伝え方・見せ方を工夫していきたい。
商工中金の片山支店長が本部にご栄転になり、ユース会の有志で「つねや」で歓送迎会をおこなった。昨年は仙台でユース会の全国大会があり支店長が中心になりみんなで大成功させたので、ユース会の結束はまた強くなった。ご健勝を祈念したい。
北都会はJリーグの元チェアマンでBリーグをつくり上げた川渕三郎さんが講演をおこなった。いつも以上に聴講者が多かった。かなり毒舌でおもしろいお話だったが、川渕さんのスポーツで地域を活性化していけるんだという事例を交えた講演は説得力があり、みな感動していた。ブラウブリッツの岩瀬社長、ノーザンハピネッツの水野社長も真剣に聞いていた。サッカー、バスケット、ラグビーともに秋田を日本一にしたい。みんなで夢を実現させていこう!
竿燈期間中には札幌・菓子の樹の田中社長に秋田にお越しいただき洋菓子のご指導をいただいた。秋から洋菓子をバージョンアップさせていきたい。
キリン愛飲の会が久々にユーランドホテル八橋で開催され、キンキンに冷えたキリンビールを飲みながら異業種交流で盛り上がった。秋田市が2日間つづけて36度超えのときだったのでめっちゃ美味いビールだった。
JTB時代の同期で現在、台湾で会社経営をしている大塚順彦君が仙台での講演のあと来秋して、秋田に台湾からのインバウンドをよびこむための秘策等について情報交換をした。急きょ同じく同期の布施君も姫路から秋田にかけつけ、30年前JTB入社の同期会を秋田の三四郎でおこない旧交を温めた。
台湾からの留学生・呉心文さんは3週間のホームステイをおえて3日に秋田から台湾に帰っていった。秋田をまるごと満喫して大満足だったようでなによりである。台湾の人は本当に日本が好きな人が多い。近いうち台湾を訪れてみたい。とてもいい縁ができた。栄太楼台湾進出かな?(笑)
お盆には秋大附属中32期同期会を3年ぶりに「ふきみ会館」で開催し、4名の恩師(森谷
先生、信吾先生、安倍先生、一郎先生)にもお越しいただき45名参加で、非常に楽しい宴になった。先生より老けて見える同級生もいたが、中学時代にタイムスリップし昔話に花が咲き、ときがたつのも忘れて大いに語り大いに歌い大いに飲んだ1夜になった。53歳まだ若い!頑張ろう!
大相撲秋田場所は県立体育館で開催され暑い中たくさんの大相撲ファンが参集した。豪風関が秋田県県民栄誉賞を受賞し当日土俵上で佐竹知事から表彰された。あの小さな体で長年幕内上位をつとめ秋田県出身力士で最多勝ち星を達成した。毎場所ごとに秋田に帰りさまざまな施設を慰問していることも素晴らしいことである。相撲人気も確実に盛り上がってきている。秋田からも豪風につづく関取にでてもらいたい。
前日、東京からの友人・則兼夫妻と食事していたところ、貴乃花巡業部長とレストランかなやで一緒になり、久しぶりに直接いろいろな話をすることができた。貴乃花親方たちのさまざまな大相撲改革があらたな相撲ファンを増やしてきたのである。何事もお客様目線が大切である。元横綱千代の富士の九重親方がすい臓がんのため7月31日にご逝去された。平成25年1月の大鵬、昨年11月の北の湖につづいて昭和の三大横綱が相次いで旅立ってしまった。全盛期の千代の富士フィーバーはすごかった。合掌
こすもす友の会の役員会が開かれ、さまざまな情報交換をした。葬儀業界もお客様の状況がさまざまに変化している。人生の最後の迎え方や葬儀のあり方も価値観が変わってきている。お供物や引き菓子も時代にあわせた提案が必要なようである。
県立博物館で開かれている「異界を開く」特別展にあわせて、向風舎さんの喫茶店では、「目玉」と「切断された指」を模した生菓子のセットが話題になってマスコミでも報道された。このおどろおどろしい(グロティスク)な菓子の作者は弊社の工場長である。
この夏は新商品「ミニさなづら紫滴」もトピコを中心に人気があった。いままでさなづらを食べたことのない若い世代の方や往年のさなづらファンにもご愛顧いただいているようである。さらに積極的に「さなづらグループ」をアピールしていきたい。

台風の直撃の中、東京に怒涛のセールスをしかけ成果を上げることができた。来月から伊勢丹新宿本店にも「さなづら」が登場する。新宿高島屋では10月5日から栄太楼単独での菓子売り場での限定販売をすることになった。横浜高島屋では9月7日から12日まで大東北展が開催され、今年も出店しどら焼きの実演販売を行う。是非たくさんのお客様に栄太楼めがけてご来店いただきたい!やるぞー
JTBホールディングスの加藤総務部長・JTBワールドの石田部長とも会って美彩館であきたのPRをしながら食事をしてきた。彼らは私のJTB時代の後輩である。
秋田中央交通の会長で前秋田商工会議所会頭の渡邉靖彦さんが心臓病のため20日にご逝去された。私の親父の代から親交があり、気に触れ折にふれ私に声をかけていただき、栄太楼や大鵬部屋も応援していただいた。観光業界のリーダーとしても素晴らしい方だった。心からご冥福をお祈り申し上げます。
リオデジャネイロオリンピックは、日本勢が大活躍で史上最多の41個のメダル(金12、銀8、銅21)を獲得した。地球の裏側でのオリンピックは治安の悪さなどさまざまな問題が指摘されていたが、無事にフィナーレを迎えた。萩野選手の金ではじまり男子水泳メドレーではずみがつき、内村選手たちの体操の金、柔道のメダルラッシュ、バトミントン女子ダブルスの高・松ペアの金、レスリング伊調選手の4連覇をふくむ金4個、卓球男子の銀、卓球女子の銅、テニス錦織の銅、井村監督率いるシンクロの復活銅、そして陸上男子400メートルリレーの銀メダルゲットと枚挙にいとまがない。思いどおりの結果がでなかった選手もいたが、日本人選手たちの奮闘は、日本に大きな感動と夢を届けてくれた。選手団すべてに感謝したい。次は2020年いよいよ東京オリンピックである。露骨な政治利用や行き過ぎた商業主義はよくないが、真に黄金の国ジパングを世界にアピールし国威を発揚できる祭典にしたいものである。秋田も乗り遅れずに頑張っていこう!!GO FOR 2020!!!  
                                                    

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