2022年6月14日 火曜日 |  輝進VOL314 はコメントを受け付けていません


3月にはいってようやく暖かい日も続くようになり、あれだけ多かった今年の積雪も秋田市では中旬になってほぼなくなった。春を待つ皆さんの気持ちが強いようで、ひなまつりの桜餅、いちご大福、節句用のケーキも売れ行きが好調だった。お彼岸のぼた餅、あんころ餅も店によってバラツキがあったもののお買い上げいただいたお客様からはおおむね好評だった。

新型コロナのオミクロン株による感染拡大で、感染者数は秋田でも増加しているが、皆さん感染対策をとりながら日常生活は以前のように行動するようになってきている。学校や幼稚園関係の卒業・卒園のお祝い菓子も今年は多くご用命をいただいた。歳時記や季節の行事を大事にしながらお客様にタイムリーにお伝えしていくことがとても大事である。栄太楼のお菓子を召し上がっていただき至福のひとときを過ごしてもらいたいものである。

銀座三越、地下二階菓遊庵での催事販売に行ってきた。3年ぶりのチャレンジである。事前に150人くらいの方にハガキでお知らせを出したところ私が販売した最初の3日間で80名を超える皆さんにご来店いただいた。感謝感激、とても嬉しかった。中学高校時代の同期生、大学のサークルの仲間、学生時代のバイト先の野瀬社長、東経大の恩師中村先生、葵友会の役員の皆さん、秋田に勤務したことのある商工中金や、NHK、JRの皆さんなどたくさんのゆかりの皆さんにお会いすることができた、歌手の岩本公水さん、脚本家の内館牧子さん、作詞家の東海林良さん、元祖爆笑王さんも駆けつけてくれた。たくさんの人々にささえられていることを実感した。 桜咲くさくらゼリー、さなづら、赤まん青まん、どら焼き、竿燈もろこしを販売したが、それぞれお客様に喜んでいただきいい宣伝にもなった。平日はかなり売り上げも良く三越さんのスタッフの方にもほめていただいた。最初は20度以上の気温があり暑く、途中で東京の桜も開花した。3連休をはさんで最終日は銀座でも雪が降り、天候の変化の激しい一週間だった。販売スタッフは私の中学の同級生の本橋さんとサークルの後輩の島津さんが勤めてくれた。荷物が一日つかなかったりアクシデントもあったが、なんとか皆さんの協力で乗り切ることができた。16日夜には宮城福島を中心とする震度6強の地震が発生し、東京は震度4で停電が起きたりした。東北新幹線が脱線し、不通となり、私は新幹線から飛行機に乗り換えて帰ってきた。東北新幹線の全面復旧は4月の20日ころになりそうである。早い復活を願いたい。

今年は雪が多かったので3月にはいってもオーパスが滑走可能で、次男といっしょにスキーに行き、ガンガン滑って滑り納めをした。ザブーンの温泉も気持ちがいいい。大平山リゾート最高である。

ブラウブリッツ秋田のホーム開幕戦を旭北歯科医院の千葉先生と観戦した。ボランティアのみなさんが大勢で開幕に間に合うように除雪作業をおこなったソユースタジアムは秋田一体となった魂が感じられた。あいにくの雨で寒かったが、アウエーの新潟からもたくさんのサポーターが応援に来ていた。試合は1対0で秋田が勝った。ゴールが決まった瞬間の盛り上がりはすごかった。千葉君とは幼稚園時代からの親友である。山王の夢幻海で交流会をおこない久々にかなり濃い話をしながらおおいに飲んでテンションが上がった。彼の友情に感謝!サンキュー!

AAB秋田朝日放送のサタナビの取材があった。同期の佐藤宣明君のセッティングで、プロデューサーの山田さんとアナウンサーの藤森さんが弊社に来てくれて、幸町店、工場、いとく新国道で撮影をした。さなづら、さくらゼリー、赤まん青まんが大きく取り上げられる予定である。放送は26日の10時過ぎころ。乞うご期待!榮太楼に行列ができるかも。小国輝也サインが欲しい方はぜひお越しください。(笑)

秋田観光コンベンション協会の賛助会員交流会が2年ぶりにキャッスルホテルで開催され、約70名が参加し情報交換をすることができた。三浦理事長からも気合の入った挨拶があった。今年は5月には「東北絆祭り・これが秋田だ食と芸能の祭典」が秋田市で同時開催される。あきた芸術劇場「ミルハス」も6月にはグランドオープンする。ようやく大規模なイベントやコンサート、コンベンションをおこなうことができるようになる。

今のところ竿燈まつりも従来どうり開催される予定である。コロナ禍がつづいているが、できることはきちんと行って、アフターコロナに人を呼び込んで栄える秋田になるように皆でスクラムをくんで頑張っていきたい。久しぶりに観光に関係のある秋田のみなさんの生の笑顔と声をきくことができて有意義だった。

叔母の加賀谷栄子の一周忌と叔父の二七回忌法要を菩提寺の休寶寺で執り行った。住職から様々な含蓄のあるお話をお伺いした。昨年3月24日に息子の信悦さんの命日に天国に旅立った叔母であるが、芯が強く我慢強い人だった。娘の和子さんとともに毎月24日にはお参りしているが、先月は雪が多すぎてお墓に近づけなかったが、祥月命日はすっかり雪も消え、お花が添えられた墓もなんとなく輝いて見えた。あちらの世界で家族で談笑しているのかもしれない。私もいつも守っていただいている気がする。期待に応えて頑張っていきたい!

ロシアのプーチンが先月24日からウクライナに侵攻して、ロシアウクライナ戦争が勃発した。ウクライナのゼレンスキー大統領が陣頭指揮をとり徹底抗戦し、両国の協議は断続的におこなわれているものの戦争状態が長引き泥沼化しそうな様相を呈している。民間人も攻撃され多くの死傷者がでているようである。NATOをはじめ国連、西側諸国のみならず多数の国々が、ロシアに対する様々な制裁をおこなっている。昔の戦争と違い、現在はSNSやインターネットでリアルタイムで情報が伝わるので、フェイクニュースもあるが、情報戦略もかなり大きなウエイトを占めるようになっている。ゼレンスキー大統領は日本もふくめ各国の国会でもリモート講演を行い、絶大なる支持を集めている。プーチンが暗殺されるか失脚しなければ事態の好転はむつかしそうである。今後の世界情勢は中国や北朝鮮もなにをしでかすかわからない雰囲気になっており予断を許さない。日本も危機感を持ってグローバルな視点にたって行動しなければいけない。

ロシアの戦争の影響もあり小麦粉や原油価格が高騰している。これまでにも砂糖や乳製品、石油高騰にともなう紙製品やパッケージの値上げが相次いでおり、食品業界も値上げラッシュになっている。弊社も4月から商品の価格改定に踏み切ることになった。商品によっては10円から30円くらいの値上げになる。さくらゼリー、赤まん青まん、秋田ミルフェは据え置きだが、他の主力商品は値上げさせていただく。お客様にご理解いただきながら、品質のさらなる向上を図り、美味しい楽しいお菓子を喜んで召し上がっていただけるよう努力していきたい。

大相撲大阪場所、大嶽部屋の王鵬は10日目に勝ち越しをきめて来場所の幕内復帰を確実にした。現在9勝3敗で2敗の竜電を追いかけて十両の優勝争いをしている。残り3日間頑張って、できるなら十両優勝を飾って幕内に戻ってほしい。幕下の納谷と夢道鵬は今場所は残念ながら負け越し。

幕内は横綱照ノ富士が休場し、大関陣もピリッとせず、関脇若隆景と元大関で平幕の高安が1敗で優勝争いを展開している。安定感からみて若隆景が優勝しそうである。角界も戦国時代である。次の横綱はだれになるだろうか?

                             社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2022年3月16日 水曜日 | 輝進VOL313 はコメントを受け付けていません

この2月も雪が断続的に降り、一日中氷点下の真冬日もあり、寒さが厳しい冬だった。道路も路地にはいると除雪が追い付かず、あちらこちらで車がはまってしまい動けなくなっていた。

コロナウイルスもオミクロン株がものすごい勢いで広がり、秋田でも昨年末まで1900人程度だった感染者数が9000人近くまで激増した。小中学校等での感染が多くなり家庭内感染が増えたことが特徴的である。オミクロン株は感染力はものすごく強いが、デルタ株にくらべると重症化率は低いようである。3回目のワクチン接種も進んできている。以前に比べると正確な情報もはいるようになり、人々も十分気を付けながらではあるが、日常生活や仕事は通常どおりにしている。ただ人の動きはどうしても抑制されているので、飲食業界や観光土産業界は、引き続きダメージを受けている。もうすこしの辛抱だと思うが、いまのうちにアフターコロナにむけての様々な準備をおこない、タイミングをみて加速できるようにしていきたい。

立春大福は今年も大人気だった。期間中毎日のように買いに来ていただいたお客様がいたり、ご予約の追加があったり、いずれにしても一度召し上がった方は立春大福の虜になってしまう方が多い。普段も店頭で販売してほしいという声があるので、また違う形で塩豆大福を限定販売できるか検討していきたい。いちご大福も引き続き好評である。今年はひとつ280円に値上げしたが、いちご大福ファンからは変わらぬご愛顧をいただいている。ありがたいことである。たくさんあるお店の中から弊社のいちご大福を選んで買っていただけることはまさに菓子屋冥利に尽きる。まごころをこめた美味しい楽しいお菓子創りにみんなで精進していこう。

パッケージを一新した「桜咲くさくらゼリー」も好評で、店頭ではもちろん全国いろいろな会社様や百貨店からもたくさんご用命をいただいている。3月はインターネット通販も稼ぎ時になるので、メディアに露出できるようプレスリリースも行い、積極的にアピールしていきたい。3月16日から22日には銀座三越の菓遊庵で、菓子舗榮太楼がプロモーション出店し、「さくらゼリー」「さなづら」「赤まん青まん」を販売することになった。おおいに首都圏のお客様にも秋田の榮太楼の銘菓をご購入いただき楽しんでいただきたい。

先日、吉本興業に所属する「チェス」の長谷川さんと若松さんが弊社に取材をかねてお立ち寄り頂いた。全国の有名人とゆかりのある店を訪問する企画だそうで、私が元横綱大鵬の義弟にあたることから榮太楼を訪ねてきていただいた。幸町店で「焼きたてどら焼き」を召し上がっていただきながら、いろいろな話をして、その後大町の榮太楼ふるさと文化館の大鵬ギャラリーを私がご案内しながら紹介した。さっそく「チェス」がSNSで情報を発信してくださったようである。栄太楼のお菓子のいい宣伝にもなった。感謝!「チェス」のふたりの益々の活躍を祈念したい。

福楼では、17日18日の平日2日間、トピコ一階の催事場で豚まんとシュウマイの販売をおこなった。先月とは違いコロナ感染の拡大で駅にも人流が減っている中であったが、連日お客様が11時開店から行列になり、予想以上に売り上げも良かった。私も土崎のお店とトピコをピストン輸送し、お客様やトピコ関係者ともコミュニケーションをとりながらアテンドした。何度も福楼の豚まんを食べたことのあるリピーターの方もいれば先月も駅で買って美味しかったのでまた来てくれた方もいらっしゃった。元秋田公立美大の官能先生は何度も来て、豚まんを買ってさまざまな人に配って宣伝までしてくださった。おおむね召し上がった方の評価は高いようである。ステーションビルの幹部の方々にもお買い上げいただき、豚まんの福楼の知名度はだんだん上がってきている。こうした期間限定の臨時催事はかなりインパクトがあるので、このあともトライしながら、秋田駅での福楼の常設店オープンにつなげていきたい。

TBSの「早起き せっかくグルメ」に福楼の豚まんが取れあげられ20日朝に放送された。バナナマンの二人が、全国の美味しいものをスタジオで食べながら紹介する番組であるが、福楼の豚まんの評価は高く、「皮が甘い」「まじうまい!」「ヤバい」「これは品がある」「行列ができるのも納得できる」「玉ねぎと肉がめちゃウマイ」などと誉め言葉連発で、視聴者は必ず食べたくなる紹介の仕方で、私も感心してしまった。放送された直後から福楼のサイトにはアクセスが殺到した。すでに4月上旬まで予約が入っている。急速冷凍を活用して、鮮度やうまさはそのままに発送できるようになり、通信販売用のパッケージも整い、23日から発送を開始した。召し上がっていただくお客様に福楼の豚まんのファンになってもらい、しっかり福楼が成長していけるように会社をあげてチャレンジしていきたい。福楼のスタッフなもちろん、販売スタッフ、包装室、配送とみんなのチームワークで頑張っていきましょう!

まるごと市場の株主総会があり、大島社長から営業報告をふくめ説明があった。観光土産関連はコロナの影響を受けているものの生鮮や総菜、すし店などは地元の需要も根強く堅調なようである。こうした状況でも増益の決算であり素晴らしい!弊社もあやかって頑張っていきたい。

商工中金懇話会がキャッスルホテルで開催され、日銀の真鍋支店長から「2022年の秋田の経済展望」と題して講演をいただいた。通説は「秋田県は、人口減少率、高齢化率が全国一位で、地元経済は衰退の一途をたどっている。働く場所はないし、県民所得も低いままである。」だったが、最近のさまざまなデータもみると「秋田県は、人口減少は続いているものの、地元経済は大きく落ち込んでいる訳ではないし、県民所得、有効求人倍率は過去最も高い水準になっている。」ようである。国内初の大型洋上風力事業もはじまり(陸上の風力発電導入量はすでに日本一)、もうかるビジネスとして全国的に秋田の注目度がアップしている。ぜひとも追い風にして我々秋田の企業も前向きに努力していけば活路が開けそうである。

今年は雪が多かったので森吉の樹氷もとても見応えがあるとのことで、久しぶりに行ってみたがゴンドラからの眺望も素晴らしく、間近で見る樹氷の迫力もすごかった。秋田は四季折々のお宝が満載!とかってに自画自賛した。ブラボー秋田!

北京で開催された冬季オリンピック、コロナの影響でさまざな制限がある中ではあったが、世界のアスリートたちの熱い戦いに勇気づけられたのは私だけではないと思う。日本人選手たちも過去最多18個(金3銀6銅9)のメダルを獲得し素晴らしい活躍だった。スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手の金メダル、スキージャンプの小林陵侑選手の金・銀メダル、スピードスケートの高木美帆選手の金・銀メダル3個、フィギュアスケートの鍵山選手の銀、宇野選手の銅、4位ながら4回転半に挑戦した羽生結弦選手、女子の坂本花織選手の銅、ノルディック複合の渡部選手の銅・おなじく団体の銅、スピードスケート女子団体追い抜きの銀、モーグルの堀島選手の銅、カーリング女子のロコソラーレの銀メダルなど、印象に残ったシーンが多かった。メダルには届かなかったが女子スキージャンプの高梨沙羅選手、モーグルの川村あんり選手の活躍も素晴らしかった。ハーフパイプのジャッジやジャンプ服装違反での失格判定など問題もあり、中国トップのオリンピックの政治利用等、今後の五輪のあり方についての課題も多かった。ともあれ、選手たちの諦めずに挑戦し続ける姿には、困難な状況でももう一度立ち上がって一歩踏み出す勇気をもらった!ありがとう!!!

まだまだ出来ることはある。今を乗り越えた先を見て、頑張りましょう!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2022年2月5日 土曜日 | 輝進VOL312 はコメントを受け付けていません

2022年(令和4年)寅年の新年を迎え、早くも1月が過ぎようとしている。今年の冬は寒い日が続き断続的に雪が降り、秋田市の積雪も例年の3倍以上で50センチを超え、除排雪が大変なことになっている。私も毎日の雪かきと運転で首肩腰がバリバリに固まっている。こうなってくるとお客様がなかなかお店にたどり着けない。大雪に負けずに美味しいお菓子を食べてつかの間でもホッとしてくつろいでいただきたい。

生菓子は新年は花びら餅、鶯餅からはじまったが、15日からはいちご大福がスタートして店頭ではなかなか人気である。さくら咲くさくらゼリーもパッケージを一新して発売を開始した。さっそく高島屋はじめ首都圏の百貨店からオーダーがはいった。学校関係の方々からも特注が入ってきている。さくらゼリーは縁起物でもあるので、受験や合格祝い、返礼品ギフト、年祝いの引き出物などにどんどんご利用いただきたい。
新型コロナウイルスも新しい変異株オミクロン株がすごい勢いで広がり、全国的に30を超える都道府県で、まん延防止法が適用され、また人の動きが抑制されてきている。11月から年末年始にかけては、久しぶりにビジネス客や帰省客が増えて、駅・空港も賑わった。人が動くと菓子も動く。このままいってほしいと思っていたが、相手もなかなか手ごわい。デルタ株に比べて感染力は強いが重症化はしないようである。オミクロン株の早期の収束を願いたい。

今年はアフターコロナにむけての準備態勢をしっかり作り、お菓子の榮太楼ブランドを確立させ、収益力アップを図っていきたい。みんな一丸となって頑張ろう!

成人式にかけての3連休はまたトピコ一階の特設催事場で福楼が出店し、豚まんとシュウマイの販売をおこなった。連日開店から行列ができて大盛況で夕方4時前後には予定数を完売した。私も土崎とトピコのピストン輸送をした。たくさんのお客様に喜んでいただき、「美味しかった」「また食べたい」「駅でときどき販売してほしい」等のありがたい声が多かった。朝4時半ころから製造に取り組んだスタッフのみなさんお疲れさまでした。


正月は久しぶりに秋田に帰ってこれた人たちも多かった。幼稚園時代からの小武海君と千葉君と一献傾けながら情報交換をすることができた。ハピネッツに在籍した水町選手のご家族も訪ねてきてくれた。みんなコロナ禍でさまざまな苦労があると思うが、それぞれ頑張っている。

弊社の役員を永年にわたって務めていただいた増田の佐々木俊一さん(91歳)が2日にご逝去された。増田の斎場での火葬、満福寺での葬儀に参列した。俊一さんは私の親父のいとこにあたり、秋田にいらっしゃるときはいつも榮太楼旅館に泊まり、さなづらがお好きでしょっちゅうご用命をいただいた。栄太楼の経営についてもさまざまなアドバイスをいただきありがたかった。
顧問税理士の河野先生の父上、高橋広悦さん(81歳)も13日にご逝去された。弊社のことをいろいろ気にかけていただきご指導いただいた。佐々木さんと高橋先生は囲碁がお好きで、役員会のあとはきまって榮太楼旅館で碁盤を囲んでいたことが思い出される。お二人のご冥福をお祈り申し上げます。

秋田キャッスルホテル親睦会が開催された。年末に着任された木村裕幸新社長からも今年は飛躍の年にしたいという力強い挨拶があった。堀田親睦会会長(東水社長)はじめ100人を超える参加者が、新装なった放光の間に参集し有意義な情報交換をすることができた。

家族で八幡神社でお祓いを受けて、今年の家内安全、無病息災、商売繁盛を祈願してきた。私は毎朝の散歩のときも必ずお参りしているが、あらためて山本宮司にお祓いをしていただくと心身ともに清められて今年も良い年になりそうな気がしてきた。感謝!!

大森山動物園の冬の動物園にいってみたが、カピバラの入浴タイムがあったり、虎、ライオン、キリン、象、猿、チンパンジーの生々しい生態を見学することができてなかなか楽しかった。これは人気が出るわけである。旭川の旭山動物園に負けない創意工夫がなされていて素晴らしいと思った。セリオンにものぼって冬の秋田の風景を眺望した。風力発電の風車が真近でみれて迫力があった。
久しぶりにオーパスに行き、リフトに乗りまくってガンガンスキーを滑ってスカッとした。オーパスも出来て今年で30年になるが、市内から近くファミリーやカップル、老若男女問わず楽しめるナイスゲレンデである。そのあとはザブーンに行って温泉であったまり疲れを癒した。秋田はほんとに近くにいろいろ楽しめるスポットがあって素晴らしい!

大相撲、大嶽部屋・王鵬の新入幕を祝し、祖父・大鵬の祥月命日19日から千秋楽まで、王鵬どら焼きを限定販売した。王鵬の似顔絵の焼き印を押したバター入りどら焼きで、掛け紙は王鵬の手形サインをかけて見た目もインパクトがあった。魁新報の経済欄に大きく掲載されたり、テレビラジオでニュースとして流されたこともあり、売れ行きは上々で、あちこちから発送依頼がきたり大人気だった。王鵬のリクエストでバター入りどら焼きにしたが、味も美味しいと評判だった。
しかしながら大相撲初場所、王鵬は7勝8敗と負け越してしまった。初日から3連勝スタートで10日目には7勝をあげて勝ち越しに大手をかけたが、あと1勝ができず5連敗。型にはまって強い時の相撲は素晴らしかったが、腰高やわきの甘さ等の弱点をつかれたときはまだまだもろい面が出てしまった。かなり注目されたのでプレッシャーもあり肩に力が入りすぎたかもしれない。来場所は十両に落ちるがここからまた稽古して強くなって、幕内に戻って活躍してほしい。秋田から贈呈する予定の化粧まわしは4月には完成する。5月再入幕には間に合いそうだ。がんばれ王鵬!!!
大嶽部屋の力士は納谷と夢道鵬が4勝3敗で9人が勝ち越した。よく頑張ったと思う。
幕内は御嶽海が13勝2敗で3度目の優勝を飾り大関昇進を決めた。横綱照ノ富士の3連覇はならず、古傷の足を痛めてしまったようである。阿炎が最後まで優勝争いに絡んで場所を盛り上げた。豊昇龍、琴ノ若といった若手が活躍した。王鵬も早く追いつきたい。今年は大相撲がさらに面白くなりそうだ。
王鵬と大嶽部屋の力士たちの躍進を祈りたい。
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2022年1月8日 土曜日 | 輝進VOL311 はコメントを受け付けていません

今年のクリスマス商戦はみんなの営業努力で昨年をかなり上回るクリスマスケーキを受注することができた。
レアチーズや和栗と抹茶のタルトといった限定品が人気で早々にソールドアウトになり生クリーム生チョコ等の定番品もクリスマスが近づくにつれどんどんオーダーが増えた。ありがたいことである。お買い上げ頂いたお客様に弊社のケーキを喜んで楽しく召し上がっていただけたらと思う。
私をふくめ榮太楼🎅軍団はお客様に夢をお届けする気持ちで任務を全うしたい。

クリスマスの盛り上がりの勢いでコロナ禍を払しょくして、来年こそは人の動きが活発になって商売繁盛できる年にしていきたい。
12月の朝生・シロクマ大福は従来のフルーツ大福に比べると数量は伸びなかったが、かわいさとバニラとあんこのくちどけの良さで召し上がったお客様からは人気があった。
行く年くる年干支どら焼きもこの年末人気である。牛どらは牛乳入りのこしあんの入った蒸しどら焼き。虎どらはバターたっぷりはいったどら焼きでいずれも牛と虎の焼き印が押されている。赤と白の個包装も紅白のおめでたい感じで店頭では目を引き、詰め合わせにしてもインパクトがある。
定番となった年末の縁起物・年越し饅頭の予約も入ってきている。歳時記を生かしたお菓子をお客様にどんどんアピールして客数・売り上げを増やしていきたい。

福楼の豚まんをトピコ一階の催事場で3日間限定販売した。11時の開店から行列ができ連日400個近くの豚まんが3時間ちょっとで売り切れになる盛況だった。シュウマイも人気だったが、3日目には在庫がなくなってしまった。ステーションビルのスタッフも手伝ってくれたが、お客様の評価は上々だったようである。1月の8日からの三連休も二階の催事場で豚まんの販売をすることが決まった。福楼は10日で開店1周年を迎え周年記念謝恩販売をおこないリピーターの方々に多数ご来店いただいた。新規のお客様も増えてきている。先日は仙台からわざわざお越しいただいた方もいた。評判はいいので生産体制を整え、今一度あきたのソウルフードとして認知されるようにうまくアピールできればここからもっとブレイクしていく予感がする。店長をはじめ皆がスクラムをくんでいろいろチャレンジしているのでこれからが楽しみである。

大住小学校6年生の修学旅行で今年もキャッスルホテルにおいて講演をおこなった。昨年につづき「お菓子の力で秋田を元気に!」という演題で話をさせてもらった。子供たちの目が輝いていて反応もすこぶる良くて、話していて私のほうが子供たちからものすごいエネルギーを与えてもらった。私のことや榮太楼のこと、菓子業界のことや秋田のことについていろいろ話をして、最後は「あきたウルトラクイズ」をして児童も大喜びだった。
前日は男鹿半島を観光してなまはげ館でなまはげを体験し、キャッスルホテルに宿泊。私の講演のあとはフルコース料理を食べながらのテーブルマナー教室だった。コロナの影響で県外に行って宿泊する旅行はできなかったが、かえって普段体験できない内容の修学旅行になって有意義だったと思う。ピンチをチャンスに!さまざまなことでお世話になっている家族や先生に「ありがとう」の感謝の気持ちをもとう!といったことを力説したが、すこしでも感じ取ってくれたらうれしいと思う。お土産のお菓子は6年部の先生たちがセレクトした詰め合わせをご利用いただいた。感謝感激である。

大鵬道場・大嶽部屋の王鵬幸之介が初場所の新入幕を決めた。十両通過に一年かかったがまだ21歳の新鋭である。祖父大鵬のネームバリューに負けず、さらに稽古を積み上げて強い関取になってほしい。秋田で「大嶽部屋大鵬の孫を応援する会」を立ち上げ、王鵬に秋田ゆかりのデザインの化粧まわしを贈呈することになった。会長は石井企業グループの石井資就社長、商工会議所の三浦会頭や佐野、辻、佐藤裕之副会頭と金萬の大内社長が副会長になった。顧問には内館牧子さんがついてくれた。さっそく寄付の依頼をはじめたところかなり反響がありこのままいくと早期に目標額を達成することができそうである。なまはげ、秋田犬、竿燈といった秋田らしいデザインを検討していきたい。その化粧まわしをしめての王鵬の土俵入り、今から楽しみである。

1年3カ月ぶりに東京にセールスに行った。高島屋、三越のバイヤーさんとかなり濃い打ち合わせをすることができた。桜咲くさくらゼリーもパッケージを一新することになりそのデザインもみてもらい決定した。3月には銀座三越での販売も決まった。首都圏の百貨店の客足も戻って忙しく高額商品がよく売れ2019年の売り上げを上回っているところも多いようだ。あきたのアンテナショップ・美彩館、ふるさと館も久しぶりに訪問したが、物販は順調で、最近は「さなづら」も良く売れているようである。県外での売り上げを増やして外貨を獲得していきたい。

商工中金ユース会の有志による「鶴の湯研修」がおこなわれ久々に鶴の湯に泊まりながら異業種経営者仲間と有意義な情報交換をすることができた。ついつい飲みすぎた。猿田副知事を囲んでの同期仲間による懇親会を「かなや」で開催し気心の知れたメンバーで猿田副知事の活躍にエールを送りながら楽しい宴になった。元気な秋田を創るため我々も頑張ろう!「かっとばせ猿田!」

東海林太郎直立不動像建立実行委員会の報告会・懇親会がイヤタカで開催された。3月末に秋田市文化創造館前に建立されたが、なかなか会合がひらくことができなかた。たくさんのみなさんの支援のおかげで東海林太郎の直立不動の雄姿を永遠に残すことができた。ボタンを押すとヒット曲を聴いて楽しめるので是非みなさんに立ち寄ってほしい。

さきがけ友の会の総会・忘年会がANAクラウンプラザホテル秋田(旧秋田ビューホテル)で開催された。懇親会は120名参加の久々大きな宴会だった。いろいろな方々と懇談できて楽しかった。隣の席のJTB沼田支店長、JALの山中支店長とかなり話が弾んだ。観光業界も知恵を出し合って頑張ろう!

旭北歯科医院の大忘年会がパークホテルで開かれお招きいただき参加した。来賓で北都銀行の伊藤頭取もいらしていて、さまざまな話をすることができて有意義だった。千葉利昭院長は私の幼稚園時代からの親友であるが、歯科医師としても実業家としてもフットワークよく素晴らしい活躍をしている。彼の気配りは最高で豪華景品をゲットできる大ビンゴ大会は院長自ら司会をして大盛り上がりだった。毎年のお中元・お歳暮も榮太楼にご用命いただいているが、右肩あがりである。ありがとう千葉先生!!感謝!!!

秋田ノーザンハピネッツがホームで強豪アルバルク東京に連勝し、6連勝を達成。その試合を観戦したがいままでで最高の勝ち方でとてもうれしくテンションがあがった。ディフェンスとオフェンスがうまくかみ合いチームとして確実に強くなっている。この勢いでBリーグの上位を目指してほしい。佐野会長も大変喜んでいた。

コロナウイルスがなかなか終焉せず、いろいろな事件や天変地異もあったり大変な世の中だが、明るく元気に前向きに一生懸命頑張っていこう!
「意志のあるところに道は開けるのである」
良い年を迎えましょう!来年もよろしく!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年12月11日 土曜日 | 輝進VOL310 はコメントを受け付けていません

少しづつ県外のお客様も増えてきた。トピコの売り上げも戻ってきつつある。ビジネス客が結構来ているようで秋田市内のホテルも満室の日も多くなっている。このままコロナが落ち着いてほしいものである。年末年始はひさしぶりに帰省する皆さんが増えそうだ。

11月はセールス月間である。クリスマスケーキや干支どら焼き、お歳暮、年越し饅頭のアピールをしながら営業活動に忙しい。社内でも恒例の年末販売キャンペーンがスタートした。1月7日まで社員一丸となって売り上げ創りに邁進して予算を達成してほしい。個人戦と所属部署ごとのチームによる団体戦表彰もある。みんなモチベーションをあげて頑張っていこう。10月までかなり売り上げがダウンして厳しい状況にあるのでここから起死回生巻き返していきたい!

今月のおすすめ・渋皮栗大福も人気で召し上がったお客様からのリピートも多い。クリスマス先取りの感謝セールで空くじなしの抽選会もおこなっているが、お客様には年末にむかってさらなるご愛顧をお願いしたい。

秋田県観光土産品製造・卸協議会では秋田市の補助金を活用して、まるごと市場にアンテナショップを開設した。榮太楼の生どら焼きも販売している。是非ご利用いただきたい。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議・情報交換会をユーランドホテル八橋で開催した。アフターコロナにむけてのさまざまな取り組みについての話をすることができた。

鶴の湯温泉さんの小屋での今年の販売を終了した。ピンチヒッターで週末10数回私も販売に行ったがさまざまなお客様とコミュニケーションできていろんなヒントをもらった。女将さんにお聞きするとこのあと2月まで宿泊はいっぱいのようである。人気のある宿は強い。

わらび座が民事再生を申請して、あらたなスキームで経営の再生を図っていくことになった。わらび座のミュージカルをみて勇気と感動をもらった人はたくさんいる。わらび座は秋田の文化と観光の拠点である。二年にわたって上演された「空!空!空!」も感動のフィナーレを迎えた。主演の川井田南さんはじめ役者さんたちも頑張っている。わらび座の早期の再生と繁栄を祈念したい。

今月は東京から二年ぶりに京山の佐々木勝先生にお越しいただき、ご指導いただいた。ポストコロナにむけての新銘菓の試作もおこなった。技術の素晴らしさはもちろんのこと佐々木先生はすごい人格者である。先生のご恩に報いるためにも新銘菓を完成させて商売繁盛させていきたい。

岸田政権がスタートして約88兆円の経済対策を実施してコロナ禍にあえぐ日本を再生していく方針が示された。観光関連産業を中心に全国的に深刻なダメージを受けている中小企業は多い。菓子業界も土産需要の激減であえいでいる。行政の救済措置も活用しながらなんとか生き残りの道を模索していきたい。穂積秋田市長の政経フォーラムも開催され市長からもさまざまな取り組みについての話があった。我々も知恵を絞ってさらなる努力をしてこう。

秋田ノーザンハピネッツはホームで北海道に連勝して7勝7敗の五分にもどした。けが人も回復基調なので、ここから年末にむかってギアをあげていってほしい。ブラウブリッツ秋田はJ2残留が決まった。吉田監督を中心に選手たちがよく頑張ったと思う。先日の甲府戦を見に行ったが負けてしまった。J1を狙っているチームとはまだ力の差がある。来期にむかってパワーアップしてほしいものである。

秋田いすゞ自動車の役員や秋田ゼロックス(現・富士フィルムB1秋田)の社長等をつとめ、バスケットボール協会重鎮として活躍された蒔苗昭三郎さん(享年89歳)がご逝去された。典礼会館でご案内のあった関係者300名以上が参集して葬儀が執り行われた。13年前亡くなった辻兵吉さんと蒔苗さんは「いかなる時でも大好きな秋田を全力応援する」スタンスで経済界でもスポーツ界でも活躍された。薫陶を受けお世話になった人たちも多い。弔辞や弔電からも蒔苗さんの生きざまがにじみ出ていた。これから私たちもおおいに力をあわせて元気な秋田を創っていきたい。

石井企業グループの石井社長と居酒屋たけちゃんで食事をさせていただきお久しぶりにさまざまなお話を伺うことができた。秋田高校の先輩でもあり体育会系の気合の入った石井社長にはさまざまな場面でお世話になっている。大嶽部屋の大鵬の孫・王鵬を応援する会をまもなく立ち上げる予定であり、商工会議所の三浦会頭や辻副会頭にもメンバーになっていただくが、石井さんに会長を務めていただくことになっている。格闘技は詳しいが大相撲も大好きな石井さんである。化粧まわしを秋田から贈呈するつもりである。

その王鵬は九州場所絶好調で、初日から9連勝した。その後連敗してしまったが十両の優勝争いのトップに三人並んでいる。残り4日間白星を積み重ねて優勝して新入幕を確実にしてほしい。本来の突き押しもいいが今場所は四つに組んでも安定した相撲で勝っている。力がついてきたようなので、この勢いで頑張ってほしい。幕下の夢道鵬は残念ながら2勝4敗と負け越したが、納谷は現在3勝3敗。ぜひ勝ち越してほしい。
幕内は横綱照ノ富士が11戦全勝でトップ、貴景勝と阿炎が1敗で続いている。安定感からすれば照ノ富士が優勝しそうである。福岡で2年ぶり開催の九州場所はけっこう盛り上がっている。

大リーグは大谷翔平選手が記者による投票の結果満票でMVPを獲得した。素晴らしい快挙である。二刀流で大活躍し、投げても打っても走ってもすごかった。イケメンで笑顔と人柄もいいので、野球に興味がなかった人まで翔平ファンになっている。まだまだ彼は進化しそうなのでこれからの活躍も楽しみである。ブラボーショウヘイ!ショウタイムをありがとう!!

プロ野球日本シリーズはオリックス対ヤクルト、前年最下位チーム同士の決戦になった。ヤクルトの石川投手、石山投手の秋田出身の二人が活躍して3勝1敗と大手をかけた。オリックスの中嶋監督も秋田出身であるが、ヤクルトが日本一になりそうである。
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年11月3日 水曜日 | 輝進VOL309 はコメントを受け付けていません

9月末に全国的に緊急事態宣言が解除され、コロナ感染者数も劇的に少なくなってきた。ひとの動きもようやく出てきたようで観光地には少しずつバスツアーも入ってくるようになった。ただまだまだ長い自粛生活のせいで慎重な人が多いようで秋田の街中は人流が鈍いようである。昨年の今頃はGOTOトラベルでかなり旅行客が多くなっていたのと弊社の場合は菅どら焼きが爆発的にブレイクしていたのでその反動減が大きくなっている。

店頭では「巨峰大福」が人気である。「栗ぜんざい」や「みたらし団子あまったれ」等の季節の和菓子やハローウインにむけての洋焼き菓子、ケーキもラインアップして直営店の売り上げ創り強化に取り組んでいる。地元のお客様に積極的にアピールして活路を切り開いていきたい。
今月も鶴の湯温泉に菓子販売のため週末に長倉君と交互にいっているが紅葉も深まり、全国各地からお客様が来ている。昨日は朝の気温が2度で初雪が降り紅葉とのコントラストが綺麗だったがめちゃ寒かった。いろいろなお客さんがいらっしゃるので仕事ではあるがコミュニケーションが楽しい。
先日は県北方面に伺い龍門亭千葉旅館の千葉社長と情報交換をしてきた。県民割の効果もあり11月まで宿泊は堅調なようである。千葉旅館は庭園も大浴場も素晴らしいが、料理も美味しくスタッフのホスピタリティも最高である。7月に世界文化遺産に登録された縄文遺跡群の大湯環状列石(ストーンサークル)も見学し久しぶりに発荷峠まで行って十和田湖を眺めて帰ってきた。秋田には素晴らしい観光資源がたくさんある。

私のJTB時代の同期で福岡の諸隈君がJTB退職後ハッピートラベルに転職し、初添乗で九州のお客様を秋田旅行に連れてきてくれた。男鹿、角館、田沢湖、玉川温泉、大湯温泉、十和田湖奥入瀬、八甲田をまわるツアーだったが 紅葉も楽しんで満足度の高い旅行になったようである。無限堂の稲庭うどん、角館の料亭稲穂、龍門亭千葉旅館がとくに良くて、なまはげ太鼓にも感動したそうである。県外の方々が秋田を旅して喜んでくださることはとてもうれしいことである。秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議も開催し観光業界の現状の情報交換をしアフターコロナにむけての施策についても協議した。観光業界復活をめざしていきたい。
また私のJTB同期の大塚君も、秋田県のアフターコロナにむけての台湾からの誘客プロモーション事業を受託し、取材のため秋田入りして5日かけて、ミニツアーの仕込みをしていった。ピンチをチャンスに変えて発想の転換をしながらチャレンジしていくことが大事である。

浅草の人力車の車夫で北海道から沖縄まで人力車で全国縦断を目指している「ガンブ鈴木」さんが秋田に入り数日休息して、千秋公園の「松下」で秋田からの「出発セレモニー」をおこなった。元オフコースの大間ジローさんが彼の活動を支援していて、私も頼まれてセレモニーの司会を務めた。穂積市長からも激励の挨拶があった。無事に沖縄まで踏破してほしい。「ガンブ鈴木」の先輩が、南極点をひとりで歩いて目指す秋田生まれの冒険家「阿部雅龍」さんである。阿部さんもいよいよ日本から23日に出発した。白瀬ルートでの初挑戦、無事に南極点に到達してほしい。終わったらガンブ鈴木さんも阿部さんと秋田でうまい酒を飲みたいと話していた。夢をおいかける若者たちの挑戦、応援したい!

JTBの村田支店長と同行して、ドリームリンクの村上社長と赤居文庫でお会いしていろいろなお話をさせてもらった。飲食業界はコロナの影響で深刻なダメージを受けているが、村上社長は常に前向きで新しいチャレンジを続けている。26日には秋田空港に「明治佐助商店」をオープンさせる。稲庭うどんはじめ郷土料理や「杉のや」の人気メニューだったわっぱめしも提供する。デザートとしてさなづらをトッピングしたバニラアイスがラインアップされた。村上社長は「秋田銘菓さなづら」が好きであいさつ回りにもさなづらをご利用いただいている。飲食業界の職域接種にもドリームリンクさんが名乗りをあげて国のモデルナ製ワクチンの供給がおくれたり紆余曲折ある中、1000人の接種を希望する人たちのために医師会の協力を取り付けながら無事にこの事業を成功させた。先見性、発想力、郷土愛、バイタリティ、実行力を兼ね備えた村上さんとこのあともさまざまなコラボができたらと思う。村上社長ありがとうございます。

17日日曜日、秋田商工会議所主催で「広小路バザール」が行われた。当日は気温が低く時折小雨が降ったり突風が吹くコンディションだったが、なんとか無事に開催できた。さまざまな業種のお店やキッチンカー約60店が出店し、たくさんのお客様が繰り出して大盛況だった。竿燈も3本出竿し、4回演技を披露した。悪天候にも負けない意地と気合の竿燈演技だった。来場したみなさんが笑顔で喜んでいた。榮太楼・福楼、菓子工業組合秋田支部も出店した。寒かったこともあるが、豚まんは大人気でつねに行列ができていて、売り上げも上々だった。テントが飛ばされて壊れたりアクシデントはあったが、イベントを待っていた皆さんには結構喜んでいただけたと思う。土崎の福楼とのピストン輸送が大変だったが、いい宣伝になった。今回の反省点を検証し、広小路バザールは来年以降も開催される方向である。

白鳥荘の高橋文昭社長がご逝去され、旅館ホテル組合の有志の皆さんと「庵河豚」で「白鳥荘さんをしのぶ会」をおこなった。私は家も近所であり、旅館を経営しているころからお世話になった。淡々飄々とした先輩だった。畳を愛する会のメンバーでもあり、よく旅行にもご一緒した。ご冥福をお祈り申し上げます。

Bリーグが開幕し、秋田ノーザンハピネッツは4勝4敗。ホームでの茨城戦に連勝したが直近の群馬戦は1勝1敗。怪我人もでているが、中山、古川両キャプテンを中心にチームワークがいい。新加入の外人も活躍している。ここから調子をあげてBリーグの上位をめざして頑張ってほしい。会場ではハピネッツどら焼きも人気である。
Jリーグは終盤戦。ブラウブリッツ秋田は10勝12分13敗で13位につけている。J1残留は間違いないが勝ち星をつみあげて来期につなげてほしい。アウエーで新潟に勝った試合は岩瀬社長も絶賛していた。頑張れブラウブリッツ秋田!

岸田文雄さんが第100代内閣総理大臣に就任した。さっそく衆議院が解散され、19日から衆議院選挙に突入した。31日が投開票になる。コロナ対策や経済対策、アフターコロナの日本をどう再生させて舵取りをしてくか、国際情勢の変化への対応など課題は山積であるが、政治家の皆さんには、世のため人のための政策を遂行していってほしいものである。

榮太楼もここから下半期みんなの力を結集して売り上げを創り業績改善のために頑張っていこう!「夢と希望」のある「おいしい楽しい菓子創り」に邁進していきたい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年11月3日 水曜日 | 輝進VOL308 はコメントを受け付けていません

プレミアム菓子商品券はメディアに取り上げられた効果もあり先月28日の発売日に開店前からお店に行列ができ、またあっという間に完売になった。1000円で1500円分の菓子商品券を買えるお得感がお客様にインパクトがあった。菓子組合秋田支部で秋田市のコロナ対策の補助金を活用して、昨年度の3倍強の5500セットを用意した。さっそくお店でご利用いただいているようである。利用期間は9月1日から11月30日までであるが、秋は敬老会、お彼岸、収穫祭、ハローウイン等があるので、商品券を活用して、お店に足を運んでいただけるとありがたい。お菓子を食べてほっとして少しでも豊かな気持ちになってほしいと思う。菓子業界もコロナの影響でダメージを受けているが、いろいろ知恵を絞って需要を喚起していきたい。

敬老会も2年続けて祝賀会は中止になったが、各社会福祉協議会でいろいろアイデアをだして記念品を決定したようである。保戸野地区、中通地区、泉地区ではそれぞれの地区にある菓子店で使える商品券をお配り頂いている。商品券をもって店頭にお越しいただき喜んでいただいているようでありがたい。コロナ禍で受注件数は少なくなっているが、地道に営業活動をしながら、さまざまな機会にお菓子を活用してもらえるようにアピールを続けていきたい。

今年はお彼岸に敬老の日とお月見(十五夜中秋の名月)が重なって、工場は大忙しだった。月見饅頭はこしあんと枝豆あんの可愛らしい2種類で「マリマリ」に掲載されたことでけっこう反響があり、2日間ともあっという間に売り切れになった。事前にもう少し緻密に作戦を立てるべきだったかも。

おはぎはこしあん、つぶあん、きな粉、枝豆あんの4種類、あんころ餅はパッケージを小ぶりにして数量限定販売した。歳時記行事をきちんと提案しておすすめしていくことはとても大事である。お客様に楽しんでいただけるおいしい菓子づくりをつづけていこう。

8月から会社の「リブランド」にむけての勉強会を開催している。宮崎デザイン事務所の宮崎まさひろクリエイティブディレクターに指導いただきながら、各部門のリーダーにも参加してもらい、まずは会社の強みや弱みの分析をしながら、忌憚のないディスカッションをしている。いろいろ話をしているうちに私自身もさまざまな気づきがあった。まだ数回つづくが、榮太楼ブランドを再構築して、目指すべき方向のベクトル合わせをして、榮太楼を強くしていきたい。さなづらのリブランドや新商品開発にもつなげ、アフターコロナの榮太楼のヴィジョンを明確にしていきたい。

秋田の情報誌「あっぷる」10月号の「秋田の老舗名店を訪ねる」のコーナーに、弊社・菓子舗榮太楼が掲載された。「永く愛される理由」というタイトルで見開きカラーでかなり大きく掲載された。私や尾形工場長、さなづら、赤まん青まん、さくらゼリー、どら焼き、ちょこっとさなづらの写真も綺麗にのっていて、かなりの宣伝になった。取材いただいた編集長はじめ「あっぷる」のスタッフの皆さん感謝したい。「あっぷる」さんにはときどき記事でお菓子の紹介をいただいている。10月号には芋羊羹も掲載されているほか、来月号にも旬のお菓子が紹介される予定になっている。ありがとうございます!

鶴の湯温泉での販売に私と営業の長倉君で11月までの土日祭日は行くことになった。9月は4日ほど私が販売に行ったが、さすがに鶴の湯さんにはたくさんお客さんがきていて皆さんきまって入口の門のところで写真をとっていた。あこがれの鶴の湯温泉にこれて皆さん笑顔だった。以前より若いお客さんが増えたように思う。小屋で販売しているといろいろなことを聞かれたりするが、マイナスイオンいっぱいの自然の中での楽しい接客のひとときである。11月までピンチヒッターを張り切ってつとめたい。

本荘の小園旅館の小園社長がご逝去されお悔みにお伺いしてきた。親父の代からいろいろお世話になった。畳を愛する会のメンバーでもあり毎年のように研修旅行にもご一緒した。弊社の本荘店があったときには度々お菓子のご用命をいただいた。奥様とはオシドリ夫婦だった。遺影のお写真もいつものようにおだやかな笑顔の小園さんだった。ご冥福をお祈り申し上げます。
東海林太郎の菩提寺である西船寺の多田ご住職もお亡くなりになった。東海林太郎顕彰会のメンバーでもあり、生誕100年祭のころからなにかとお世話になった。流れ焼香スタイルのご葬儀だったが参列させていただいた。天国で東海林太郎と歌っているかもしれない。

菅義偉総理大臣が、自民党総裁選挙に出馬せずに1年で退任されることになった。コロナ対策に翻弄され大変な激務であったと思う。マスコミや野党は様々な批判をするが、体を張って頑張った菅総理に感謝したい。ありがとうの気持ちをこめて菅どら焼きを販売させていただいている。昨年就任されたときのフィーバーはものすごかった。菅どらは昨年の大ヒット商品である。(自民党の新総裁には岸田さんが選出された。)

大相撲秋場所は、新横綱照ノ富士が13勝2敗で5回目の優勝を果たした。平幕の妙義龍が最後まで優勝争いをした。大関ふたりは勝ち越すのがやっと。三役陣もパットしなかった。しばらく次の横綱候補はでてきそうにない。大嶽部屋の王鵬は3連敗スタートから盛り返したが7勝8敗と負け越してしまった。押していったときは強いが攻められたときや土俵際の相撲の取り方がまずかった。稽古をしっかりして強くなってほしい。幕下の夢道鵬は4勝、三段目の鵬山改め納谷は6勝と勝ち越した。大嶽部屋は6人の力士が勝ち越した。場所後、横綱白鵬が引退することになった。7月場所の鬼気迫る全勝優勝が最後になった。45回の優勝記録はすごいが横綱の品格が感じられないことが多く残念だった。大鵬の孫たちとの対戦を楽しみにしていたが、身体が限界にきていたのだろう。大鵬もご苦労さんと天国から声をかけているように思う。
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年9月2日 木曜日 | 輝進VOL307 はコメントを受け付けていません

ほんとに熱い夏だった。

秋田では7月の平均気温が観測史上最高を更新し、8月9日までは連日真夏日で35度以上の猛暑日もつづき最低気温も25度を上回る熱帯夜もあって冷房なしでは過ごせない状態だった。10日に東北地方に台風が上陸してからは急に涼しくなり秋の虫の音が聞こえてくるようになった。九州や広島、関西方面では連日大雨が降り続きあちらこちらで大変な被害が相次いだ。佐賀県の嬉野温泉では数日で半年分の雨が降り、温泉旅館も被害をうけた。地球温暖化の影響とはいえ、いままで経験したことのないもしくは50年に一度の大雨が、突然いろいろなところで起きるようになってきている。人間がしでかした行為が原因であることは明白である。20世紀初頭は18億人程度だった人口が77億人を超え、急激な文明の進化がCO2を増やし人類の破滅に向かって進んでしまっている。人類が存続できるかまさにデットラインにきている。

2年続けて竿燈のない夏だった。竿燈まつりが中止になり、八幡神社での神事や町内ごとの提灯等の飾りつけは行われたものの竿燈の練習や演技は一切なく、音色も気配もない寂しい夏になってしまった。ねぶり流しの精神を踏襲して、五穀豊穣、疫病退散を祈って、せめて町内ごとに竿燈をあげてほしかった。そう思っている市民は多いはずだ。来年に向けて竿燈まつりがきちんと行われるように、コロナを退散させて秋田の町を元気にできるよう、スクラムを組んでいきたい。スペイン風邪がはやった100年前でもねぶり流しの行事は行われている。江戸時代から280年近くの伝統があるねぶり流しー竿燈をきちんと継承していきたい。

暑すぎて固形物をあまり食べたくなくなるほどだったので、お菓子もどら焼き、饅頭、カステラがあまり動かず、水ようかんやゼリー類がよく売れていた。マンゴー大福やあんみつ類も堅調だった。幸町店のフラッペも人気がでてきて新規客も増えリピーターの方にもご利用いただいた。観光客や帰省客は少なかったが、昨年よりは飛行機、新幹線、マイカーともに動きは良かったようである。巣ごもり傾向も続いたのでいとく新国道店は引き続き好調だったが、トピコでは前半はいくらか人出があったもののお盆から失速してしまった。一昨年に比べると全体ではかなりの落ち込みである。

銀行の幹部の方に聞くと個人預金はここのところ大幅にふえているそうで、コロナの影響でお金を使わない人が多くその分銀行にお金が積みあがっているようである。落ち着いてきたらそのお金が消費にまわるのでプチバブルがおきるのではないかとのこと。プチバブルの消費先に選ばれるような作戦を練っておく必要がありそうだ。


東京オリンピックはほとんどが無観客になるなどいろいろな制限がある中での開催になったが、さまざまなドラマがあり、日本人選手が大活躍し金27、銀14、銅17のあわせて史上最多58個のメダルを獲得した。わたしもつい興奮した場面が何度かあったが、多くの国民がテレビの前で熱い応援をおくったようである。はじめは賛否両論だったオリンピックも開催してよかったという声のほうが多くなった。印象的だった金メダルは、柔道の阿部一二三・詩兄妹の同時金、レスリングの川井友香子・梨沙子姉妹、卓球の水谷隼・伊藤美誠ペア、水泳女子大橋由悠依選手の個人メドレーでの2冠、体操個人総合の橋本大輝、スケートボードの堀米雄斗、西矢椛、ソフトボール、野球、フェンシング男子エペなど枚挙にいとまがない。バスケットボール女子の銀メダルも快挙だった。サッカーは予選を首位通過したもののスペイン、メキシコに敗れ惜しくも4位。
本社の長倉君に一番印象に残ったことを聞いたら、河村名古屋市長がソフトボールの選手の金メダルを噛んで大ヒンシュクをかったニュースをあげたので思わず苦笑してしまった。秋田から参戦した3人制バスケットボールの保岡龍斗も決勝には残らなかったが活躍した。金メダルが期待された女子バトミントンの永原・松本ペアは準々決勝で韓国ペアに惜敗してしまった。

榮太楼では、「感動をありがとう」とPOPをつけて、ふたりのイラストの焼き印をおした「天晴れどら焼き」を8月限定で販売した。北海道出身のふたりをイメージした栗あんとかぼちゃあん入りのどら焼きである。サプライズで販売したが、北都銀行の伊藤頭取にも喜んでいただいた。ナガマツペアの今後ますますの活躍を応援していきたい。ともあれ東京オリンピックはわれわれにおおきな感動を与えてくれた。アスリートの皆さんの頑張りとオリンピック開催を支えた多くの人々の尽力に対しては敬意を表したい。

開閉会式は残念ながら見ていて眠くなってしまった。商業主義に傾きすぎて、IOCやJOCの関係の強い業者が金もうけをするイベントになってしまっている感が否めない。「参加することに意義がある」―真に平和とスポーツの祭典としてのオリンピックに変えていく必要がある。おおくの課題を残した東京オリンピックだった。このあとパラリンピックが開催されるが無事におわることを祈りたい。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。緊急事態宣言やまん延防止の地域が拡大し9月12日まで延長になった。40都道府県で感染爆発の状態になっており、首都圏ではいよいよ病床が不足気味で、感染した妊婦の受け入れが決まらずに自宅で出産した赤ちゃんが亡くなる事態も起きた。わたしの知人でも感染した人がいるが、いまや市中感染でどこで感染したかがつかめない状況になっている。初期症状はたいしたことがなくても急に症状が重くなることも多いようなので十分気を付けないといけない。

秋田でもここ数日30人を超える感染者が確認され、二度ワクチンを接種している医師や看護師の感染や病院でのクラスターも出ている。県をまたいでの往来の自粛や密になる場所を回避、大人数での会食自粛などを呼びかけているが、なかなか効果が見えない。政府の記者会見も残念ながら総理からの説得力のあるメッセージが伝わってこない。知事も感染の多い地域との往来自粛を呼びかけるだけでは感染を抑えきれず、かえって地域経済が人流の抑制によってマイナスにシュリンクしていっているようである。観光、旅館ホテル、飲食、小売り業界も悲鳴を上げ続けているが、これ以上深刻化すると、もたない。英知を結集してコロナ一掃作戦を遂行していきたい!

毎年のことではあるが、この一年に亡くなったお世話になった方のところに、初盆のお参りをしてきた。葬儀もコロナの影響もあり、家族葬が多くなりきちんとしたお別れの挨拶ができにくい昨今である。わたしは生前ご縁がありお世話になった方には可能な限り顔をだすようにしている。ご遺影に向かって手を合わせていると、何かこちらが語りかけられているような気がしてくる。合掌。

叔母の故佐藤容子の3回忌法要を菩提寺の誓願寺で執り行った。家族とほんとに叔母容子が親しくしていただいた数人での法要になった。毎月の月命日(27日)にはお参りしているが、本堂と墓前で住職からお経をあげていただきお焼香すると、なにか叔母が喜んでいるような気配がしてきた。榮太楼のことや家族のことをずっと心配してくれていたので、きちんと商売繁盛させて恩返しをしていきたい。

秋田県菓子工業組合秋田支部では今年も「プレミアム菓子商品券」を販売する。28日9時販売開始。9月1日から11月30日までが利用期間で1000円で1500円分の商品券が購入できる。組合加盟の17社で利用できる。昨年より枚数を増やし約5500セット発行される。引き続き人の動きが抑制されそうなので、少しでもお菓子の需要喚起につなげていきたい。皆さんくれぐれもよろしく!!
お菓子を食べよう!買おう!あげよう!お菓子は笑顔の源です!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年8月6日 金曜日 | 輝進VOL306 はコメントを受け付けていません

今年は空梅雨だった。11日深夜に秋田市では観測史上最高の集中豪雨に見舞われ、これは大変と思ったら、それが最後の雨で16日には東北は早々と梅雨明けになった。いきなり真夏になり、連日30度超えの猛暑になっている。熱中症で搬送される人も増えている。このギラギラした夏はコロナとの闘いに加え暑さ対策もしっかりしていかなければならない。気持ちをしっかりもってみんなで協力して乗り切っていきたい。熱海では大雨の影響で地滑りがおきて甚大な被害に見舞われた。地球温暖化の影響で日本の気候も変化し、さまざまな災害が起きるようになってきた。人類全体での対策が急務であるが、個々人が最大の注意をしながら暮らしていく必要がある。

店頭では、パイン大福やあんみつを重点販売している。暑さのためか、水ようかんやさなづらゼリー、今月の重点販売商品の生どら焼きの動きもいい。観光客や帰省客が少ない夏になりそうだが、昨年よりは人が動くことを期待して、知恵を絞っていきたい。知事は「よぶな!いくな!くるな!」ばかり連呼しているが、行政としてもっとやるべきことがあるように思う。

福島県白河の大黒屋社長古川さんがご子息をつれて秋田に挨拶にお越しになり、久々にお会いしていろいろ情報交換した。古川さんは全菓連青年部の部長として、菓子業界の若手代表として活躍し、私も当時東北北海道担当副部長になったり、中身の濃いお付き合いをさせていただいた。秋田の星辻神社で販売され大人気のだるま最中は大黒屋さんの銘菓である。跡継ぎになるご子息はまだ大学生で親子ではじめての菓子業界視察ツアーだったようである。地域に根差した菓子店は強い。わたしも意を強くした。これからもさまざまな交流をしながら切磋琢磨していきたい。わたしの長男・紀敬も六本木で「菓子の記録帖」の店長をしているが、この大変革の時代を乗り切っていくことはいい勉強になるだろう。

FM秋田の番組審議会の有志で船木社長を囲んでの懇談会を土崎の「壹しん」で開催した。貸し切りの空間で越中谷会長セレクトの美酒を飲みながらかなり有意義な情報交換をすることができた。コロナの影響でさまざまな業界が影響を受けているが、アフターコロナを見据えていろいろアクションを起こしていくことが大事である。

秋田県観光土産品製造・卸協議会の総会が無限堂で開かれた。来賓として秋田市の新出産業振興部長をお迎えし、特別会員の秋田空港ターミナルビルの前川社長、秋田ステーションビル株式会社の井上社長も参加され、総会のあとの意見交換では、観光業界の現状を踏まえてかなり生々しい話をすることができた。まだまだ厳しい環境で推移しそうであるが、みんなでスクラムを組んで行政の力もかりながら活路を見出していきたい。

農家のパーティネットワーク(秋田男鹿潟上地場産品活用推進協議会)の幹事会が秋田市役所で開かれ、今年度事業について協議した。県外でのイベントや販促活動はまだ制限されそうだが、できることを着実に積み上げ秋田の産品の販路拡大になるように事業をおこなっていきたい。ECサイト「秋田づくし」は内容を一新して、月末から再スタートすることになる。国からのコロナ対策の助成金の状況にもよるが、秋以降に割引や送料無料などのキャンペーンができれば弾みがつくと思う。

CNA秋田ケーブルテレビで竿燈が中止になったことに伴い、特別番組を制作することになり、私のところにも取材にいらして、MCの本間さんや福田さんといろいろお話をさせていただいた。竿燈は江戸時代の宝暦年間から、「ねぶり流し」と言われ五穀豊穣と邪気払いの行事として、秋田の町の夏の風物詩として行われてきた。今年も2年続けてイベントとしての竿燈まつりは中止のやむなきに至ったが、ルーツである「ねぶり流し」の精神に基づいて町内ごと神事や行事は行ってほしいと思う。祖先を敬う送り盆の行事である竿燈は子供たちが郷土秋田に対する誇りを感じ、将来に夢と希望を抱いてモチベーションをあげることのできる機会でもある。伝統を継承しつつ今こそ「ねぶり流し」でコロナを一掃したいものである。わたしは30年間竿燈まつりの総合司会を務めてきたが、竿燈は毎年出竿本数も増え、子供たちの参加数も増え、右肩上がりである。明るい秋田の未来を創造するためにも竿燈の絆をつないでいきたい!

大リーグの大谷翔平選手は今シーズン二刀流の大活躍でホームラン数は現在34本を打ちトップを独走している。オールスターではバッターと投手の両部門で選出されアメリカでは大谷フィーバーが起きている。大リーガーたちからもサインを求められていた。日本でも毎朝大谷の活躍が報道され国民は勇気づけられている。選手としての活躍はもちろん素晴らしいがどんなときでも笑顔をたやさず全力で頑張る姿は素晴らしい。「あっぱれショウヘイ!!!」
東京等での緊急事態宣言に伴い、西村経済産業大臣らから「金融機関から飲食店への指導」「税務署から酒販店への協力要請」といったとんでもない政策がだされたが、国民から総スカンで取りやめになった。政治家や官僚は飲食・観光業界が今どんな状況に置かれているか現場の声をよく聞いて国民の心情に寄り添った実効性のある対策をうっていくことこそが大切である。「お菓子を売っては困るから菓子屋に砂糖の供給をしないように」などと言われたら、うちも明日からお手上げである。政治屋の数を激減させたほうが世のためになると思う。

大相撲名古屋場所、大嶽部屋の王鵬は十両西12枚目で10勝5敗。四つ相撲でも光る取り組みがあり相撲の幅が広くなった。来場所は新入幕めざすチャンスである。幕下の夢道鵬は3勝4敗負け越し。三段目の鵬山は4勝3敗と勝ち越した。大嶽部屋力士は8人が勝ち越した。幕内は横綱白鵬と大関照ノ富士が千秋楽に14戦全勝どうしで対戦し、白鵬が勝って45度目の優勝を決めた。6場所休場からの復活と勝つ執念はすごいが、見苦しい張り手やエルボーのような肘打ちは下品としか言いようがない。正代戦でも仕切りから大きく離れた立ち合いをしたり、横綱としての品格はない。照ノ富士は本当に安定した取り口で強かった。怪我と病気で序二段までおちて這い上がりついに横綱昇進を決めた。素晴らしい。「不動心を心掛け」といった伝達式での口上も良かった。新横綱として角界を引っ張っていってもらいたい。他の力士がふがいなかった。王鵬と同期の豊昇龍は10勝をあげて技能賞を受賞した。王鵬には早く追いついてもらいたい。これから1年くらいで大相撲の勢力図は大きく変わりそうだ。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年7月8日 木曜日 | 輝進 VOL305 はコメントを受け付けていません

ワクチン接種が進み、20日には首都圏等の緊急事態宣言も解除されたが、自粛疲れもあり人々の消費マインドは低く、観光業のみならずサービス業、小売業でも売り上げの低迷が続いている。

弊社でも昨年よりは回復しているものの一昨年と比べるとかなり売り上げが減少している。昨年は定額給付金もあり、いまごろからGOTOトラベルもはじまって人々の動きが回復していたが、今年はそういった消費喚起策がなく消費マインドが低調になっているようである。コロナ禍がいつおわるか見通せないのも人々の不安を解消できない原因である。嘆いてばかりもいられないので「すべてが営業」の精神で、全社あげて売り上げ創りにチャレンジしている。工場スタッフも時間をつくってチラシ配布をしたり、宅配を強化し店頭での声かけも積極的に行っている。幸町店では、15日から「フラッペ」の販売を開始したところ徐々にではあるが、フラッペめあてのお客様もふえてきている。女性の仲間どうしや子供と一緒のお母さんもいらしておかげで店頭は賑やかになる。ギフトシーズンではないので、自家消費のおやつや、自分で食べるテイクアウト品や、ちょっとした手土産になるものは美味しくて話題性があるとよく売れている。幸町のフラッペはまさに時流にのっているので、この勢いでどんどんアピールして客数を増やしていきたい。

また、各店舗ではキウイ大福にかわりパイン大福がはじまり、あんみつもバージョンを増やしたり、マリトッツォもいとく限定で販売している。まもなく3種の水まんじゅうや、わらび餅、白玉ぜんざいも販売開始になる。お菓子の美味しさをどんどんアピールして、来店客数を増やしていこう。

ネット通販も弊社ホームページ限定で20日の父の日まで二割引セールをおこない、この夏のギフトや帰省土産、敬老会のオーダーが取れるようにいろいろな試行錯誤をおこなっている。念ずれば通ず、天は自ら助くる者を助く、全身全霊をこめて榮太楼を前進させていこう!

第一学院秋田キャンパスで、3年生約30名に「夢授業」をさせていただいた。親友の佐藤元先生のオファーがあり、久しぶりに第一学院で生徒さんたちに話をした。榮太楼のことや秋田のことを話ながら、最後はまたウルトラクイズをやって楽しく考えてもらった。生徒さんたちは目を輝かせながら結構真剣に話を聞いてくれて、かなりつっこんだ質問もでて中身のこい授業になった。後日、佐藤元先生から、みんなの感想文が送信されてきたが、さまざまな意見があって、私もうれしくなった。こういう子供たちがいる秋田の未来は明るい。大人ももっとしっかり前を向いて頑張ろう。

秋田県旅館生活衛生同業組合の松村譲裕理事長(ユーランドホテル八橋社長)が退任し、新理事長に青荷温泉の堀田雅人社長が就任した。松村さんは42歳で全国最年少理事長になり、東日本大震災や今回のコロナ対策でも業界を代表して八面六臂の活躍をされ、同業者はもとより観光業界の仲間の人望も厚い。松村さんの慰労を兼ねた秋田観光懇談会を濱乃家で開催した。堀田新理事長、ホテルなにわの安田社長、男鹿雄山閣の山本社長、大湯温泉岡部壮の上野社長らが参加し、少人数であったが心のこもった中身の濃い宴になった。久しぶりの濱乃家さんでの料理と美酒で松村さんを囲んで楽しく過ごすことができた。松村さんありがとう!がんばろう秋田の旅館・観光業界!!ついでに榮太楼もファイト!


秋田信用金庫総代会が開かれ、私の大学の先輩であり大変お世話になった柴田専務が退任された。柴田さんは情に厚い方であり、私も公私ともに面倒をみていただいた。42年つとめた信用金庫生活を終えられて感無量のご様子だった。ありがとうございました。平野理事長は会長になり、菅原浩さんが新理事長に就任した。役員体制が若返った。地域密着の金融機関である「あきしん」さんともども我々も切磋琢磨して秋田を活性化していきたい。

商工中金ユース会の新支店長歓迎の有志によるゴルフコンペがあり、その後の懇親会がユーランドホテル八橋でおこなわれ参加した。銀行員の皆さんはまだ懇親会には参加できず、ユース会のメンバーのみの宴になったが、最近の各社の経営について生々しい情報交換があり、とても有意義な会合になった。コロナ禍での業態変更にともなう多額の補助金をゲットできた会社も2社あり、参考になり刺激になった。

中学高校時代の同期で、東芝の内藤君が風力発電の営業のため秋田にきて私のところにも表敬訪問してくれた。また神戸製鋼の小武海君も秋田にエネルギー関連の打ち合わせに来ていた。これからの時代を見据えて着実にタイミングをとらえて頑張っている。秋田で凝り固まって動かないでいると大変なことになってしまう。アフターコロナを見据えて様々な仕組みを考えながらチャレンジしていきたい。内藤君も小武海君も定年後は秋田に帰ってくる可能性が高い。昔からの友とスクラムをくんでトライしていきたい。
ブラウブリッツ秋田の対アルビレックス新潟戦(ナイター)を佐藤元君と観戦した。結果的には0対2で負けてしまったが見応えのある面白い試合だった。プレーのレベルの高さとボールへの執念が素晴らしい。新潟の10番の本間選手が光っていた。新潟からのサポーターも多く平日の開催にもかかわらず3100名を超える入場者数だった。スポーツのもつ可能性、潜在的パワーはすごい。


翌日、元大鵬部屋の力士で、新潟で大翔龍というちゃんこ料理店を経営している平井さんが奥さんといっしょに幸町店によってお菓子を買いに来てくれた。彼が現役のときは毎年夏に、千秋公園で稽古をし旅館榮太楼で合宿をしていた。久しぶりに会って少しの時間ではあるが話ができてうれしかった。アルビレックスの応援で秋田にきたのである。スポーツツーリズムで地方の交流人口はまだまだ増える可能性がある。

秋田ノーザンハピネッツの細谷選手はシーホース三河への移籍が決まった。引っ越し前に奥様と挨拶に来てくれてお菓子もたくさんお買い上げいただいた。マーシーの三河での活躍を祈念したい。ありがとうマーシー!

大相撲名古屋場所の番付発表が行われた。王鵬は十両西12枚目。ほかの大嶽部屋力士ともども名古屋場所での大活躍を祈りたい。大相撲は一年半ぶりくらいの地方開催になる。白鵬は出場するようだが、横綱昇進を狙う照ノ富士、貴景勝あたりが優勝争いを展開しそうである。

東京オリンピック開幕まで一カ月をきった。秋田の大潟村にもデンマークのボートの代表選手たちが事前合宿入りをした。コロナの感染状況を見極めながら厳しい規制をともなうオリンピックになりそうだが、こうなれば是非ともコロナを一掃させるくらいのパワーで、大成功に導き、国民のモチベーションをあげてほしいものである。
北都銀行の松本・永原ペアもバトミントンの日本代表に決定した。日本選手が多くのメダルを獲得し、スポーツの力で世の中を明るくしてもらいたい。これを契機にあまりにも商業主義に偏ったオリンピックは見直すべきである。
榮太楼もまずは菓子業界の金メダルを目指していきたい!
がんばれニッポン!!!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子