2011年12月5日 月曜日 | No Comments »

この秋は比較的おだやかな天候が続いていたが、さすがに11月後半になって初雪も降り秋田らしく寒くなってきた。今年も残すところ一ヶ月ちょっとになった。この時期になるとなんとなく気ぜわしく慌ただしい気分になってしまうのは私だけだろうか?今年やり残したことに優先順位をつけて片付けていきたい。

首都圏マーケット攻略事業の新製品の試作品「山葡萄チョコレート」ができあがり、中小企業団体中央会のスタッフの皆さんとセリオンリスタにおいて試食アンケートを実施した。地元秋田のみなさんからさまざま率直な御意見を頂戴した。28日には東京において在京秋田県人会を中心とした300名以上のみなさんに試食していただきアンケートを頂くことになっている。モニターテストの結果を元に、形や大きさ、パッケージ、ネーミング等を再度検討し、改良を加え3月には発売開始する予定である。総力を結集して、山葡萄を使った新スイーツを完成させ、ヒット商品に育て上げていきたい。乞うご期待!

法人会全国青年の集い「みえ大会」が伊勢市で開催され、秋田南法人会のメンバーで参加した。租税教育活動プレゼンテーションでは東北を代表して、秋田南法人会が昨年度行った「スーパーキッズ・マジックショー」の成果発表をした。カネヒコの阿部社長と協和石油の荻原社長がユーモアを交えたプレゼンを行い、奨励賞を獲得した。私は審査員のひとりだったが、他の地区も素晴らしかったが、わが秋田の内容は手作り感があり、インパクトがあったと思う。ウエルカムパーティーは伊勢神宮の内宮のところにある「おかげ横丁」で開催され、オリジナリティーのある内容だった。伊勢神宮は昨年過去最高の810万人が参拝し、おかげ横丁の客数も400万人を超えたそうである。伊勢神宮はパワースポットだということで、スピリチャルブームにのってお客さんが増えているそうである。部会長サミットの基調講演は赤福の濱田社長で、「地域に根ざした企業経営を考える」というタイトルで、2008年に表示問題で4ヶ月休業したときの危機に当たっての生なましい体験を交えて、赤福の経営の話をされた。工場から冷凍庫をすべて撤去し、出来たての赤福をその日に販売できる範囲での営業展開に切替えたそうである。現在83億円の年商で9割が、赤福の売上とのこと。おかげ横丁の経営や、大会を開催したサンアリーナの運営も赤福グループでおこなっている。集客装置を作ると共に集客の仕掛けを常に続けているわけである。地域の活性化と会社の発展は両輪である。3年後は秋田での開催が決定した。確実に2000名を超える法人会メンバーが来秋することになる。実行委員会を組織して、全国青年の集い「あきた大会」が成功するように準備を進めていきたい。

10月末には恒例の明治神宮菓道敬神会があり参拝したので、この秋は東西の両神宮にお参りしたことになる。ご利益があるように、日々精進して努力を積み重ねていきたい。今年は明治神宮には「さなづら」を奉納した。

商工中金ユース会の県南研修会で、由利工業の大曲工場を視察させていただいた。はじめて電子部品の製造工程を見せて貰い、須田専務から色々説明を聞いた。5Sが徹底され、厳しい品質管理を実践されていた。わが社も食品工場としてまだまだ改善しなければいけないことが多々あるので、機会を作って工場スタッフを由利工業さんの工場に連れて行きたいと思う。また研修会では、ヤマダフーズさんの山田専務からも、ヤマダフーズの経営についてのプレゼンがあった。今やヤマダフーズは納豆業界第4位の規模まで成長している。あくなき商品開発と販売努力の賜物である。弊社もあやかって頑張っていきたい!

淡交会秋田支部矢留青年部では、児童会館で開かれた「森林フォーラム」の会場で、呈茶をして来場者にお抹茶とえくぼ饅頭を振舞った。皆さんに喜んで頂いた。また淡交会男子懇談会が濱乃家で開かれ、男だけのお茶席を楽しんだあと、濱乃家さんの料理に舌鼓を打った。風情溢れる男子会だった。

秋田地区農業士会の皆さん25名が、弊社の工場見学に来社された。地域農業の振興及び農業後継者育成に関して先導的な役割を果たしている農業士の皆さんである。大変熱心で、私の脱線する話を良く聞いてくださり、質疑応答では時間オーバーするほど盛り上がってしまった。野菜を使ったフィナンシエを作ったり、直売所での販売もしているそうである。私が出演しているABSの「ラジオ快晴GOGOのマキ」をよく聞いているそうで、それで私の話を聞くために榮太楼が研修のコースにはいったようである。大変楽しいみなさんで私のほうが刺激をうけた。ありがとうございました。農業との連携重要である。秋田県の農林部も食・農・観連携による新農業ビジネス推進を重点施策に掲げている。

クリスマスセールスも佳境にはいってきた。コンビニをはじめ県外からのインベーダーの攻勢が年年凄まじい。社内キャンペーンもスタートしたが、私も友人知人をはじめ、役所や企業にセールスに回っている。頭をさげてお願いするとお客様も反応してくださるものである。セールスは選挙運動に似ている。小国サンタももう少し気合をいれてパワーアップしていきたい。みんなガンバロー!

32年間つとめた松橋営業部長が今月いっぱいで退職した。機械のメンテナンスもプロ級で色々な事に精通していた。松橋さんが今後も健勝で活躍される事を祈りたい。「松橋さんを囲む会」は40名以上が参集し、玉美でおこなわれた。今後とも弊社外部ブレーンをお願いしている。ありがとうございました。

プロ野球日本シリーズはソフトバンクが4勝3敗で中日を破り、8年ぶりの日本一に輝いた。落合監督は有終の美を飾れなかったが、人気はともかく名将である。

大相撲九州場所は横綱白鵬が14勝1敗で優勝した。稀勢の里は10勝5敗で大関昇進内定のようである。琴奨菊は11勝。大関以下がふがいない。

Bリーグ、ノーザンハピネッツは首位を快走している。榮太楼ではハピネッツ応援お菓子「ハピどら」(バターどらやき)を販売開始。こちらも好調である。菓子組合秋田支部の11店がハピネッツシールを貼ったオリジナル菓子を販売する。

あきたのお菓子を食べてハピネッツを応援しよう!GOGOハピネッツ!

                                                                  

社長 小国輝也

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