JRグループと秋田県による「あきた産直市」が大宮駅で開催され、相原課長が積極果敢にチャレンジした。生どら焼きは人気があったが、トータル売上は今ひとつ。若返りまんじゅうの泉榮堂さんがやはり売り方が上手だったようである。同時期に新橋駅の汐留口では、生産者のれん会さんに生どら焼きの委託販売を8日間実施してもらった。やはり、のれん会は一坪ショップを成功させているだけあって、駅内での商品の見せ方・売り方がうまく、生どら焼きの売れ行きもよかった。私も上京し2日間ウオッチングさせてもらった。元船井総研の鈴木ビジネスシストの菓子店経営研究会の6月例会にも参加し、商品をヒットさせる育成方法と9月から年末年始にかけての店舗活性化策・イベントの仕掛け方などを学んだ。売るべき商品をしっかり重点販売して、増収を図っていきたい。
秋田県うまいもの販売課・秋田県中小企業団体中央会が主管する「東京でのお土産品開発支援事業」に応募してプレゼンをおこなったところ採択され、7月から来春にかけて生産者のれん会のアドバイスをいただきながら、首都圏マーケット攻略にむけて取り組んでいけることになった。この5年間さまざまな首都圏での物産展や駅ナカ・百貨店での販売に挑戦してきたが、さらに一歩進んで将来的には首都圏での弊社の常設店営業ができるように体制を整え、お菓子を県外に売って外貨を稼いでいきたい。
キリン一番搾りの「秋田づくり」が完成し商品発表会に招待された。製造は仙台工場であるが、秋田の人の好みをモニタリングしてつくり、あきたこまちと秋田産のホップを使っておりまろやかであと味がいいビールに仕上がった。私はキリンクラシックラガーが好きだが、一番搾り「秋田づくり」はなかなか旨いと感じた。その後ホテルなにわさんで、キリン友の会が開催され、キリン好きなメンバーが集まり、おおいにビール談議に花がさいた。幹事の上田さん(サンクス・唐松温泉経営)鎌田さん(農業生産法人芝野農興経営)ありがとう。ホテルなにわの安田さんとも久しぶりにいろいろな話ができて楽しかった。締め安田さんがうちの親父の持ち歌「星は何でも知っている」を熱唱して非常にもりあがった。安田さん夫妻の仲人がうちの両親で結婚披露宴は昭和55年5月5日に旅館榮太楼で挙げていただいている。親父も天国でキリンで乾杯していることだろう。「楽しい人生に乾杯!!」
「これが秋田だ!食と芸能の祭典」はなかいち・アゴラ広場・広小路を主会場に行われ、大盛況だった。商工会議所の三浦会頭が実行委員長で事務方は秋田市の観光振興課(私の同期の小山田邦子課長)がつとめ、プロディユーサーは元祖爆笑王さんだった。準備期間が短かったが秋田県内のお客さんが多数つめかけ飲食のブースは売上も上々でホクホク顔のオーナーも多かったようだ。酒田のまつりが参加したり、能代七夕、花輪ばやし、土崎の港祭りも広小路をパレードしながらパフォーマンスを繰り広げなかなか見応えがあった。竿燈の広小路での演技は風情があった。(昭和47年まで竿燈は広小路で行われていた)3月末に内容が決定し準備期間が短かったが、来年は内容を進化させつつ早めに決定していけば県外客も呼び込むことができるだろう。元祖爆笑王さんのオーダーで弊社がつくった「元爆どらやき」は関係者に人気だった。
千秋茶会は「食と芸能の祭典」と同じ日になり、天候にも恵まれ例年以上に人出が多かった。弊社は裏千家の千葉宗正先生(千葉歯科医院院長・弊社取締役)の席と狭山流の長谷山先生の席のお菓子のご用命をいただいた。私は千葉先生の席の案内係を務めたが、千葉先生は千秋矢留町の旧町名の鷹匠町にちなんだ席の設営をされていてとても思いのこもった茶席だった。お菓子は佐竹候ゆかりの「五本骨」の練切り、みなさんから大変おいしかったとおほめの言葉をいただいた。狭山流さんの薯蕷饅頭も評判がよく、千秋茶会がおわってからもお客様から栄太楼のお菓子がよかったとお声をかけていただいた。尾形工場長はじめ和菓子スタッフ、よくやった!慢心せずにさらに道を極めていこう!
秋田高校OBによる参議院議員石井浩朗さんを応援する会・浩紫会総会がビューホテルで開かれ石井議員夫妻を囲んでおおいに盛り上がり気勢を挙げた。彼は今、参議院の文教委員長として活躍している。元プロ野球選手で有名人ではあるが義理堅く謙虚でまじめな男である。参議院議員選挙が公示され7月10日の投票日までの選挙戦がはじまった。18歳から選挙権が認められて初の国政選挙である。この国の未来を決めるのは私たちである。最近の政治家(政治屋)の言動にはいかがなものかといったことが多い。日本や秋田の将来を本当に明るく活性化できる真のリーダーに奮起してもらいたい!
東京都の舛添知事は公私混同で迷走したあげく辞職した。首都のトップとして恥ずかしいかぎりである。権力の座につく者はいかにあるべきか考えさせられた。
秋田なつめろ会の「第10回歌と花の祭典」が第一会舘で開催された。オープニングの「青い山脈」の合唱から、全80曲以上がみんな違う曲で、さながら「なつめろ紅白歌合戦」のようだった。私は東海林太郎顕彰会理事長として挨拶させていただいたが、みんな楽しいオーラがでまくりの宴だった。小野会長のご人徳である。
大正琴花かげ会の30周年記念演奏会・祝賀会がアトリオン・ビューホテルで開催された。山梨県甲州市の市長さんも来賓として参加された。佐々木嶺松会長が県内各地で指導して、花かげ会は全国で演奏活動をおこなってきている。嶺松先生の人脈の広さもあり、当日は30周年を祝って多士済々が参集し、素晴らしい宴であった。引き菓子は、弊社に「花かげのオリジナル和三盆もろこし」をご用命いただいた。おめでとうございます!
AABほっとサイドの交流会が開かれ、今回は秋田への移住定住をテーマに活発なパネルディスカッションが行われた。おもしろい内容だった。コーディネーターは羽後設備の佐藤裕之社長。パネリストはシービジョンの東海林論宣さん、こめたびの和賀郷さん、ふるさと回帰支援センターの佐藤佳奈美さん、新政酒造の岡住修兵さん、由利本荘市仕事づくり課の長谷部浩司さんたちがつとめた。新政の岡住さんは福岡出身で神戸大学在学に新政の酒に魅せられて、秋田移住を決めて現在新政で杜氏をめざして奮闘中である。秋田には秋田県人が気づかない素晴らしい資源がある。住んでいる人たちがそれに気づいて情報発信をしていけば、全国から豊かな国あきたに行ってみようという若者が増えていくかもしれない。まずは自分たちが楽しんで地域をもりあげていくことが大事である。「さなづら」に魅せられて栄太楼の職人をめざす県外からの若者が出てくるかもしれない。明るく楽しく元気よく、仕事をしよう!エンジョイあきた!!
東京経済大学ボート部監督で第一勧業信用組合東銀座支店長の齊藤浩行さんが来秋され、昨年卒業され秋田空港ターミナルビルに勤務している奥山さんと食事した。私も親父がボート部OBの関係で数か月ボート部に入部し、齊藤さんはそのときのキャプテンでありエースだった。先日の新橋での生どら販売もPRしていただいた。久しぶりに大学のことや、地方の地域づくりのこと、秋田のことなどで話がはずんで有意義な一夜になった。
また私の親友で弊社株主にもなってもらっている則兼夫妻が来秋し、若鳥で焼き鳥を食べながら美味い酒を飲みかわした。なんでも話せる友はいいものだ。お互いの悩み相談や昔話でおおいに盛り上がり、最後は学生時代にタイムスリップしてのカラオケ大会で締めた。
歌いすぎて体が痛い(笑)。お互い50をすぎているがまだ若い!頑張ろう!!
社長 小国輝也