2018年11月6日 火曜日

2018.10.24
輝 進 VOL.273

収穫祭―ハローウインフェアで店頭は賑やかになっている。巨峰大福も先月のシャイなマスカットにつづいて人気である。美味しい菓子にはお客様も敏感だ。尾形工場長渾身の力作・新しい栗蒸し羊羹も限定販売になった。和菓子と洋菓子のコラボしたハローウイン限定セットもなかなかいい。抹茶蒸しどら、紫いもの蒸しどら、ハーゼルチョコ、マドレーヌ、さつまいものクッキー、りんごとくるみのクッキーがはいっていて1200円とちょっとしたギフトにも手頃である。しばらく店頭販売を休んでいた、小物ケーキもハローウイン期間限定でラインアップし華やかになり好評である。集客力をアップして売上も上がるようにみんなで創意工夫、努力していきたい。まもなく新銘菓・あんぱん焼き、いちじくのキャラメルケーキも発売予定である。お客様におおいにアピールしていこう。

 

先月末、秋田まるごと市場で開催された「秋田市スイーツフェスタ2018」は2日間で約4000人が来場し昨年につづいて大盛況だった。和菓子の実演コーナーでは、シャインマスカット大福、県産りんご餡を使った和風クレープ、つきたてしんこ餅の量り売りが人気で、洋菓子のパティシェがケーキアソートやロールケーキ、シュークリームを実演したコーナーは終日行列ができた。スイーツアラカルトコーナーでは4個で550円の特別価格で販売し、用意した4000個以上の菓子が完売になった。JAなまはげの枝豆つめ放題コーナーも人気があり、家族連れのお客様にはとても喜んでもらった菓子まつりになった。秋田市の6次産業化の予算補助を使い、マスコミ各社からも後援してもらい、秋田の菓子店のメンバーが協力して充実したイベントになった。あらためてお菓子のもつ魅力・集客力を実感することができた。それぞれの店の商売繁盛につなげていきたい。

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東海林太郎生誕120年記念事業「受け継ごう東海林太郎の人と歌」も10月3日と4日ナカイチ多目的ホールで開催され、来場した400名を超える皆さんに楽しんでいただくことができた。浅利香津代さんの朗読「東海林太郎物語」もメリハリがあり素晴らしかった。東海林太郎の孫・光樹さん、わらび座のミュージカルの俳優・高野さん、清水さん、飯野さんによるトークショーもさまざまな話題に花が咲き会場も盛り上がった。岩本公水さんの歌謡ショーは歌はもちろん話も抜群にうまくて皆感動して喜んでいた。2日目の「みんなで歌おう東海林太郎」はふるさと合唱団の皆さん約50名が魂のこもった東海林太郎の歌を歌い、天国の太郎さんも喜んでいたにちがいない。出演者でちょっとした食事会を「かなや」で開催したが、皆さんテンションがあがりさまざまな話が飛び交って有意義なひとときであった。浅利さんの秋田弁講座は特に面白かった。4日は東海林太郎の祥月命日だった。
次は12月9日にアトリオンで東海林太郎音楽祭である。(誕生日は12月11日) 生誕120年の太郎が未来につながっていく集大成のイベントにしたい。乞うご期待。(実行委員長小国輝也)
東海林太郎のイベントには私の親友の則兼さんも東京からかけつけてくれて私もテンションがあがった。打ち上げはふたりでカラオケ歌合戦となりまさにふたりのビックショーだった。ありがとう!

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Bリーグのシーズンが開幕し、秋田ノーザンハピネッツはホーム開幕戦で琉球に連敗し、その後アウエーで新潟に負けて4連敗スタートだったが、渋谷戦で初勝利、福岡に連勝して3勝4敗と巻き返した。さすがにB1のチームは強いが、ハピネッツも新加入の選手がペップヘッドコーチのバスケを理解してうまく連携していけばこのあともっと勢いに乗っていけることだろう。あいかわらずハピネッツのブースターは熱い!ハピネッツどら焼きもシールがすべて新しくなり、開幕戦から販売を開始した。ハピどらをどんどん食べてハピネッツをおおいに応援してもらいたい!24日栃木戦は後半追い上げたが3点差で惜敗した。ビッキーの顔そのもののハピネッツクリスマスケーキ(5820円)の予約を開始したがこちらも大人気で限定数が早めになくなりそうである。

 
秋田県観光連盟の秋田観光盛り上げ隊の会議・交流会が男鹿温泉・萬盛閣で開催された。今年の事業の進捗状況や秋田県の観光入込動向について話あい、来年以降の重点事項や冬季の観光客増加策について協議した。懇親会では男鹿の各旅館の女将さんたちも合流し、かなり踏み込んだ情報交換ができた。なまはげの力で秋田にたくさん観光客を増やしていきたい。人をよんで栄える秋田を創っていこう!

 

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台湾のナンバー1人気ブロガー林さんが今年もまた家族で、取材旅行のため来秋した。私も田沢湖駅でお迎えし林さんと固い握手を交わした。私の親友であるテレコムスクエアの大塚社長のプロディユースで、観光連盟が招聘した。今回で3年連続であるが、一昨年の投稿が800万人、昨年の竿燈のときの投稿が450万人に閲覧され、林さんは日本を訪れる台湾や韓国の客に絶大なる影響力がある。今回は県南を中心にレンタカーでまわり、最後は秋田駅からこまちで帰ったが、トピコの榮太楼もかなり詳しく取材してもらった。大塚くんの尽力で弊社のさくらゼリーを紹介する台湾語のホームページも完成している。うまく仕組みを作って、台湾の方に榮太楼の菓子をお買い上げいただきたい。

 
キリンビールの組織変更で、秋田支社の栗原支社長が北東北を管轄することになり、日本経済新聞の支局長たちと栗原さんの壮行会を兼ねた小宴を「花ごよみ」で催した。うまいキリンビールを飲みながらオフレコ話も飛び出し中身のこい懇親会になった。
鈴木徹郎さんの菓子店経営研究会ではこれから年末までの具体的販売強化策や、1月から4月までの商品展開・販売促進について勉強した。菓子屋は季節感が大事であるが、半年もしくは3か月先までの商品企画や販売方法を早めに決めてお客様に告知して、連鎖集客を図っていくことが大事である。今を売りながら先を考えるーピッチを早めスピード感をもって商いをしっかりやっていきたい!
菓子研究会の仲間である、相模原のラ・セゾンの清水社長が横手の農家を訪問するためにはじめて秋田にお越しになり、弊社工場にもお立ち寄りいただいた。直接農家から仕入れた旬の果物を使って価値観のあるケーキや焼き菓子を展開しているとのこと。とても参考になった。素材にこだわり美味しい菓子を創り付加価値を高めてお客様に伝えていくことが王道である。

 
秋田信用金庫の「あきしん会秋の芸術鑑賞会」では落語を楽しんだ後、会員の懇親を深めた。平野理事長も落語がお好きならしく、笑って元気をだして商売繁盛につなげていこうといった話をされた。秋田信用金庫は地域密着で我々秋田の中小企業を応援している。商売を繁盛させて、地域を活性化させることで恩返ししていきたい。
プロ野球、クライマックスシリーズでセリーグは広島が巨人に圧勝し、パリーグは2位のソフトバンクがリーグ優勝した西武を倒してともに日本シリーズ進出を決めた。個人的には広島を応援したい。ドラフトの目玉は金足農業の吉田輝星投手である。どこが指名するか楽しみだが、彼のプロ野球選手としての将来の活躍を期待したい。

社長 小国輝也

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