2018.12.25
輝 進 VOL.275
今年のクリスマスは3連休でお客様のオーダーも分散傾向で、私も6日間サンタクロースをやっている。ケーキの種類をしぼったせいか例年になく生クリーム、生チョコに集中したようだ。みんなで協力して生産・配送・販売できたおかげで無事にクリスマス商戦を乗り切ることができた。天候も前半気温も高めでおだやかで配達もスムーズだった。ノーザンハピネッツとのコラボ企画のビッキークリスマスケーキを限定販売(5820円)したがかなり手間暇かけた力作で大評判だった。ここ数年コンビニ等の参入でクリスマス商戦は過剰な競争気味であるが、惑わされずきちんと正統派のケーキをおとどけしていくことが大事だと思う。メリークリスマス!!
11月からケーキとあわせて、お歳暮用のおすすめ商品や、行く年くる年干支どら焼き、年越し饅頭をセールスしてきた。毎年やっていてもまだまだ知らないお客様も多いので、タイムリーに愛想よくずうずうしくおすすめしていく必要がある。行く年の戌どら焼きはチョコ餡がはいり犬の焼き印が押してある。今年は秋田犬が大ブレークしたのでしめくくりにぜひご賞味いただきたい。くる年の猪どら焼きは蒸しどら焼きに猪の焼き印を押し、なかには安穏いものあんこがはいっていて味のバランスがよくとてもおいしい。かなりあちこちからご用命をいただいた。あんぱん焼きとセットも人気があり箱詰めで売れている。年末年始さらに一押ししていきたい。
東海林太郎生誕120年記念事業―「東海林太郎音楽祭」は受け継ごう東海林太郎の人と歌をテーマに、9日アトリオン音楽ホールで開催され大評判だった。私は実行委員長兼司会進行をつとめ3時間半の長丁場だったが、成功裡におえることができてほっとしている。来場いただいた650名の方々に喜んでいただき嬉しい限りである。事務方のアートシステム中津さんはじめ応援いただいたすべての皆さんに感謝したい。秋田高校吹奏楽部、秋田大学教育文化学部附属小学校合唱部、三浦央典(ひろすけ)君が1部で歌や演奏を披露し秋田の子供たちは素晴らしかった。ゲストトークではボニージャックスの西脇リーダーと佐賀県佐嘉神社の草場宮司さんが東海林太郎にまつわるエピソードを披露した。2部では特別ゲストの台湾駐日経済文化代表処の郭副代表に登壇いただいたあとボニージャックスのステージ、そして秋田出身の秋野沙良、ケースケ&マサ、青谷明日香のミニライブとつづいた。それぞれのみなさんが持ち味を発揮しメリハリのある感動的な音楽祭になった。最後はみんなで「国境の町」を合唱しフィナーレになった。秋田が生んだ永遠の大歌手・東海林太郎の精神と歌を未来につなげていきたい!ありがとう!!
台湾の郭さんは翌日佐竹知事、穂積秋田市長を表敬訪問し、鶴の湯の佐藤会長とともに私も同行させていただいた。来年4月から秋田と台湾の定期チヤーター便運航も決定し台湾との交流はさらに深まりそうである。
恒例の商工中金ユース会の鶴の湯研修も河原副知事もはじめて参加され、若手経営者が鶴の湯を堪能しながらさまざまな情報交換をして話がつきなかった。ユーランドの松村社長と私は同部屋だったがかなりテンションがあがり一部記憶喪失である。
さきがけ友の会の忘年会はメトロポリタンで開催され小笠原社長から今年を振り返っての話があり三浦会長はじめ参加者で交流を深めた。こすもす秋田友の会の役員会忘年会は「あわい」でおこない、原田会長・原田社長と飲みかわしながら、30周年を機にさらなる飛躍とお互いの商売繁盛を誓った。
千成会・旭北歯科医院の忘年会はパークホテルで開催され、千葉利昭院長から来年から歯科医師会のほうでもますます活躍することになりそうだと近況報告を兼ねた挨拶があり、宴会もおおいに盛り上がった。15年前6人だった出席者が約60名と10倍になった。千葉院長みずからビンゴゲームの司会をやり、楽しい会になった。幼稚園時代からの同級生ながら千葉君の気配りにはいつも感心させられる。旭北歯科医院のお中元・お歳暮はすべて榮太楼である。感謝!
三浦会頭をゲストにむかえての商工会議所の商業・工業・理財・専門サービス部会合同部会がイヤタカで開催され、今回は商業部会が担当だったので私がはじまりの挨拶をした。会頭はじめ他の部会の皆さんともいろいろな話をすることができ有意義だった。
秋田東中学校で総合的な学習のパネルディスカッションが行われ私がコーディネーターをつとめた。パネラーは3年生の各クラス代表6名と元県議会議員の中泉松之助さんと境田商事の境田未希さんだった。「私たちの明るい未来について考える」のテーマについて「高齢者がつなぐ未来の秋田」「秋田都構想」等さまざまユニークな提言があったが、弊社榮太楼で体験学習をしたことのある畠山さんから「手作業で守る秋田の伝統」という発表がなされた。中学生が秋田の抱える問題を認識しながら自分たちなりに秋田のもっている資源をいかして前向きにチャレンジしていこうとする話が多く大変たのもしく感じた。秋田の未来は明るいぜ!
秋田ノーザンハピネッツは11月後半から持前のディフェンスが機能しチームの連携もよくなり勝ち星をつみあげてきた。ホームでの渋谷戦は快勝だった。クリスマスの千葉戦は元秋田の田口選手・冨樫選手の凱旋試合ですごい集客だったが残念ながら連敗してしまった。状態はよくなってきているのでここからさらにモチベーションをあげていけばb1の上位をねらえるチームになっていくだろう。ゴーゴーハピネッツ!!
10月に急逝された福士会計事務所の福士文友先生のお別れの会がイヤタカで執り行われた。昨年5月父上がなくなられ2年つづいての訃報である。イヤタカの北嶋会長やパッケージの桑原の桑原会長のお別れの言葉や母上の喪主挨拶をお聞きして涙がとまらなかった。世のため人のため正義のためにいつも行動した男気のある方だった。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
亡父敬二郎の出身である増田町の佐々木俊一さん宅に久々に訪問しいろいろな話をさせていただいた。蔵の町・増田は近年有名になり確実に県外・海外からの観光客も増えているようである。増田の老人ホーム「いきいきの郷」には弊社の宮腰元工場長が入居されていて、訪問しお会いしてきた。大変元気そうでなによりだった。宮腰さんは誰よりも榮太楼愛の強い人だった。激励してもらい私もかえって元気をもらったように思う。みんな頑張ろう!
27日は私の義理の叔父である故佐藤武弥の17回忌法要を執り行う。厳しく頑固であるが愛情深い人だった。叔母の容子は10月に体調をくずし入院したが回復し、いま「ミニとまと」という施設にショートステイでお世話になっている。弊社の大株主でもあるので、なんとか榮太楼を商売繁盛させて恩返ししていきたい!
大鵬親方は来月19日が7回忌になるが23日に東京の妙久寺で法事が行われた。早いものである。私はクリスマスで上京できなかった。年明けにはお参りしてきたいと思う。
榮太楼も菓子業界の横綱めざして精進したい。
社長 小国輝也