2012年12月29日 土曜日 | No Comments »

今年の12月は前半から寒くなり雪が降った。19日にはまとまった雪が降りクリスマス寒波が到来、そりの滑りが悪くなりサンタクロースとトナカイは苦労している。(笑)冬将軍には少しおとなしくしてもらい年末年始はおだやかな天候になってほしいものである。クリスマスは3連休になっており厳しい戦いが予想されたので全社一丸となって早めのセールスを展開し前年を上回る数を販売することができた。お客様、スタッフに感謝したい。榮太楼のクリスマスケーキで素敵な思い出をつくっていただけたら幸いである。コンビニ等のインベーダーに負けずにおいしい楽しいケーキを創り続けていきたい!

年末恒例となった『ゆく年くる年どらやき』の販売も好調である。いずれも蒸しどら焼きであるが、辰どらやきは抹茶を使った緑色の生地に男鹿のなまはげの塩を隠し味にしたつぶ餡がはいっている。来年の干支である巳どらやきは縁起のいい白蛇にあやかり、白い生地にピンクの「み」の字が描かれており清酒飛良泉さんのしぼりたての酒粕を煉りこんだ餡がはいり風味がものすごくいい。食べ比べて楽しんでいただきたい。韃靼そばの蕎麦粉を使った年越そば饅頭も28日から大晦日までの4日間限定販売される。この饅頭を食べると不思議と御利益があるような気がする。年越饅頭でいい年を迎えよう!

今月は東京から佐々木先生にお越しいただき和菓子の御指導をいただいた。先生には菓子作りのみならず様々なことを教えて頂いている。御恩に報いるためにもさらにおいしさを追求し、本物のお菓子創りを極めていきたい。

秋田西武で7日間どらやきの実演販売をおこなった。11年ぶりの西武での販売だったのではじめはちょっと勝手が違ったが榮太楼の味をお客様にアピールするいい機会になった。工場の武石、尾形両名と直営店の販売スタッフが入れ替わりで頑張ってくれた。

美術工芸短大官能ゼミの秋田フットボールクラブ株式会社BLAUBURITZ-AKITA[Jリーグ昇格支援と秋田をPRするためイベント商品開発]の最終審査会が大町店のENで開かれた。佐竹知事の奥様、米カフェオーナーの米本さん、秋田フットボールクラブの岩瀬社長、選手の河田さん、そして私と鈴木工場長が審査委員をつとめた。学生たちが3つの案に絞り込んだものを弊社で試作し、その中から最終候補をひとつ決定した。この後中身のお菓子を吟味し、パッケージデザインなどを決定し来シーズンの開幕に合わせて商品を発売することになっている。インパクトのあるものにしていきたい。乞うご期待。

今年を代表する字は『金』に決まった。ロンドンオリンピックの金メダルや金環日食からきているようだが、今年は昨年の「絆」のようにダントツのイメージの字がなかったようである。金色に輝く日本にしたいものである。衆議院選挙は『日本を取り戻す』をキャッチコピーにした安部総裁の自民党が圧勝した。多様な政党が乱立しわかりづらくなったのと民主党が自滅状態で自民、公明が有利になったようである。秋田でも3選挙区を自民が独占(富樫さん、金田さん、御法川さん)し、維新の村岡さんが比例復活当選を果たした。様々な問題が山積しているが、日本の未来がよりよい方向に発展し、秋田が活性化するように政治家の皆さんには真摯な政策と確実な実行をお願いしたい。我々も傍観するばかりでなくいっしょに汗をかいていこう。

秋田商工会議所主催の地域活性化シンポジュウムがキャッスルホテルで開催され穂積秋田市長をはじめ各分野の県内有識者が参加した。大阪商業大学の谷岡学長、博報堂、三井物産の専門家の先生たちがカジノ合法化後のカジノエンターティメントを中心にしたIRの在り方などについてディスカッションした。コーディネーターは佐野薬品の佐野社長、秋田のイーストべガス推進協議会の長谷川代表もパネラーをつとめた。かなり生々しい議論があり出席者は理解を深めた。最終的には国内10か所位にカジノができることになるが谷岡先生はうまくいけば2020年には秋田にできる可能性があると明言された。地域のコンセンサスがとれて行政が手をあげることが必要条件である。エリアが決まれば資本は必ずやってくる。秋田のように経済的に疲弊している地域にとっては外貨を獲得し雇用を生み出し地域を活性化させる起爆剤になりうる。ひとをよんで栄える秋田創りにも資する。世論を盛り上げ前向きにトライしたい。

商工中金ユース会恒例の鶴の湯研修があった。辻支店長の講和を聞き、鶴の湯自慢の山芋なべを食べながら情報交換会をおこなった。本音トークなかなかよかった。雪景色の露天風呂最高だった。さすが日本一の秘湯である。

FM秋田主催の平原さんちのコンサートが県民会館で開催され大盛況だった。平原まこと、綾香、AIKA家族三人によるアットホームで素晴らしいコンサートだった。感動しているお客様が多かった。私も清々しい気分になった。アートシステムの中津さんに大変お世話になり、弊社も宣伝させていただいた。ありがとう。

裏千家淡交会秋田支部矢留青年部の大忘年会をイヤタカで開催した。顧問相談役の先生方をはじめOBの皆さんにもご参加いただいた。来年から秋田支部の5つの青年部が統合されるので矢留青年部としては最後の行事となった。茶道具争奪のビンゴ大会などにぎやかで楽しい宴となった。

築山小学校の総合的な学習の時間で六年生に講和をさせていただいた。お菓子の仕事のことや榮太楼の歴史、子供のころの夢などについて話をした。私の同級生の上野智明先生が担当でセコンドについてくれた。早速こどもたちから感想文が送られてきていたのですこし紹介したい。「今日小国さんのお話を聞いて、ものづくりに少し興味を持ちました。火事で工場がやけても、お客さんとの約束を守ってお菓子を作ったのがすごいなーと思いました。そして六年生の夢は無限大という言葉がすごく心に残りました。いろんなことにチャレンジするというのが大事なんだなーと思いました。」「明治16年から色々な出来事をのりこえてきたんだなぁと思いました。小国さんは『お菓子をおいしい!と言ってもらえるとうれしい!だからがんばれる!』と言っていました。また夢を叶えるためには自分の夢をふくらませることが大事なので私も勉強をがんばっていきたいと思います。」こどもたちから元気をもらった。私も有言実行の精神で頑張りたい!

久しぶりに男鹿グランドホテルの錦ちゃん、元秋田温泉プラザの松田さん、ユーランドホテル八橋のまっちゃんと4人だけで一元で食事した。さまざまな話題に花が咲き濃い一夜となった。それぞれが炎のチャレンジャーである。これからまだまだ進化しそうだ。

マヤ歴によると12月22日で世界が終るということだったが、無事クリスマスを迎えた。さまざまな終末論があるが惑わされずに明るい未来を信じて努力していきたい。心の持ち方と行動で世の中は変わるのである。

2012年あっという間の一年だった。みなさんにとってどんな年だったろうか?みなさん今年もいろいろありがとう!来年がさらに素晴らしい年になるよう頑張りましょう。よろしく!

菓子舗榮太楼は一月いよいよ創業130年を迎えます。感謝!

                                      社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年12月29日 土曜日 | No Comments »

12月31日までの限定販売

【年越し蕎麦饅頭】6個入り 630円

県産のそば粉でつくったもちもちの皮と

自慢の甘さをおさえたこし餡が絶妙な逸品です。

カテゴリー:お菓子
2012年12月24日 月曜日 | No Comments »

?

お店に☆小国サンタ☆ご来店!

カテゴリー:お菓子
2012年12月15日 土曜日 | No Comments »

今週もクリスマスケーキのご紹介です。

【ファミリーパーティークリスマス】

7号と4号の2段ケーキ!

ナイショですが・・・・・(タイヘンオトクニナッテオリマス☆)

カテゴリー:お菓子
2012年12月4日 火曜日 | No Comments »

11月は連日のように雨でこんなに晴れた日が少ない年は記憶にないくらいである。きょうも暴風雪だった。年末にむかって少しおだやかな天候になってほしいものである。22日から25日まで店頭において「ありがとうフェア」と「クリスマス先取りお楽しみ抽選会」を開催した。22日は良い夫婦の日、23日は勤労感謝の日ということで、身近な人どうしお互いに「ありがとう」を言い合いましょうといった趣旨である。弊社は「ありがとうどらやき」が入った500円相当のお菓子を390円(サンキュー)セットとして販売し、お客様に喜んでいただいた。抽選会も特賞は「平原さん家のクリスマスコンサート」や一等賞はクリスマスケーキが当たるということでけっこう盛り上がっていたようである。クリスマス本番まであと一ヶ月、クリスマスキャンペーンも佳境に入ってきた。私も150箇所以上のお客様をまわりお願いセールスを展開している。クリスマスは三連休になっているので、今年は早めに義理と人情に訴えるにかぎる。全社あげてクリスマス、年末セールを盛り上げていきたい。ガンバロー!

全国法人会連合会の青年の集い宮崎大会に参加してきた。租税教育プレゼンテーション、部会長サミット、大会式典と宮崎の皆さんの誠意あふれる運営で素晴らしい大会だった。約2000名が参集しシーガイアコンベンションセンターも大盛況だった。来年開催の広島からは100名以上が参加し熱心なPR活動を展開していた。その次はいよいよ秋田である。秋田大会の実行委員会も準備を加速させていかねばならない。秋田大会は2014年11月20日21日に決まった。宮崎大会の基調講演はわたみグループの渡邊美樹社長だったが、大学卒業後裸一貫からバイトでためたお金で居酒屋オーナーになり、修羅場を潜り抜けて今日までやってきた話や、介護ビジネス、カンボジアでの学校設立などのボランティア活動のことなど興味深い話だった。同じ経営者として肝に銘じたい。

宮崎の帰りにちょっと東京に寄り、息子と娘の大学の学園祭をのぞいて来た。法政大学も早稲田大学も外部からの来場者も多く学生の熱気にあふれていた。私も学生時代を思い出した。若いエネルギーのパワーは素晴らしい。一生青春である。

秋高卒業30周年同期会の反省会があり大いに盛り上がった。同期の仲間と会うと飲みすぎてしまうのが玉に瑕だが私のエネルギー源である。

田中真紀子文部科学大臣の理不尽な発言により、秋田公立美術工芸短大が翻弄された。4年生大学化が迷走の末認可されたが、穂積市長、樋田学長はじめ関係者の毅然とした対応が功を奏した。自分勝手で資質に欠けた政治家が多いのは困ったものである。

その美短の官能先生の授業でサッカーのブラウブリッツ秋田のお菓子を創ることになり、ブラウブリッツの岩瀬社長とともに美短で中間審査をおこなった。学生からさまざまなアイデアが出されたが、3つの案にしぼりこみ12月中旬に最終候補を決定することになった。パッケージもふくめて3月までに商品化をして来シーズン販売することになっている。このコラボレーションを成功させて、ブラウブリッッツが早くJ2に昇格できるよう盛りあげていきたいものである。美術大学が誕生すれば秋田の活性化にさらに寄与することだろう。

裏千家淡交会秋田支部の男子懇談会が濱の家で開催された。男性だけでお茶を楽しんだあと、料亭の料理に舌鼓をうちながら様々な話をした。なかなか風情があった。永井先生をはじめ幹事のみなさんありがとうございました。矢留青年部では秋の研修としてジャンボタクシーをチャーターして仙台瑞鳳寺のお茶会に参加した。濃茶席、薄茶席ともに趣があって素晴らしかった。買茶翁のお菓子も実に見事だった。有意義な一日だった。

商工中金ユース会の県南研修で、ヤマダフーズさんの工場見学に行った。ヤマダフーズさんは年商68億円で業界4位であり、業務用ひきわり納豆のシェアはトップである。コンビニや回転寿司に強い。後発の納豆メーカーだったが先代の山田社長が東京に納豆を売り歩き販路を開拓して業績を伸ばしてきたそうである。20年前に出来た工場に今年完成した業務用工場を見学させていただいたが、衛星管理が行き届いていてすばらしかった。その後フォーシーズンで情報交換会をおこなったが、齋藤社長の心配りか料理もおいしかった。特に納豆汁抜群だった。

女性消防団の全国大会が秋田で開催され県民会館でのお土産販売大盛況だった。弊社の「やわらかもろこし」や「さなづら」も人気で久々の大ヒットだった。女性のお客様の多い大会をどんどん秋田でやってほしいものである。県観光連盟の役割についての検討委員会もおこなったが、秋田県観光課と役割分担しながら秋田に来訪する観光客を増やし観光消費額を増大させていけるよう積極果敢なとりくみをおこなっていきたい。

バス協会やハイヤー協会の専務理事さんたちの全自動車協会の会合に招かれ観光について私が思いの丈を話させていただき懇談会をおこなった。少人数でオフレコの会であったため相当つっこんだ話をしておおいに情報交換をした。お声をかけていただいた佐藤専務ありがとうございました。

秋田市の6次産業化の委員会や、県の農業ビジネス塾の研修会が開催された。農商工連携や6次産業化は地方にとって重要なムーブメントになっている。湖東のやさい畑、ファームイン果夢園、食彩館くららを視察し意見交換をおこなった。成果につなげていきたい。

イヤタカ友の会で、この夏秋田ですべてのロケをおこなった映画「遠くでずっとそばにいる」の長澤監督をお招きして、講演会を開いた。来年の夏全国ロードショーになる。ヒットを期待したい。原作には榮太楼の「あきたロール」が登場している。あきたロールはJRのトランベールにも御当地スイーツのコーナーに紹介されおかげで今月トピコでの売上はかなり上々だった。ありがたい。

附中PTAの常任委員会をなかいちの御厨光琳で行なった。今年は特に大きな懸案事項もなく順調である。様々な話題に花が咲きなごやかな会合になった。

仁賀保の清酒飛良泉の斉藤会長がお亡くなりエクセルキクスイで葬儀が執り行われた。創業1487年の酒蔵である飛良泉の25代目として山廃仕込の美酒を追求した方だった。斉藤雅人社長の喪主挨拶にジーンときた。合掌。

こすもす秋田の御所野ホールがオープンし披露祝賀会がおこなわれた。8番目のホールである。原田社長かなり気合が入っていた。お引き菓子の受注も増やしていきたい。

衆議院がついに解散し総選挙に突入した。新党が次々にでき様々な党が乱立し混戦もようである。民不在、御自分の利権が第一、維新ハッタリ・・・・目先のことしか考えない政治はこりごりである。この国には政治屋しかいないのかと思ってしまう。日本沈没にならぬよう、人類や国家の将来を真剣に考える本物の政治家の登場を期待したい。見せ掛けの人気に惑わされず、秋田県民も賢い選択が大切である。

大相撲九州場所は横綱白鵬が23度目の優勝を果たした。残念ながら新横綱日馬富士は9勝どまり。大関陣はふがいなかった。日本人の優勝は7年近くない。めざめよ邦人力士!大嶽部屋の大砂嵐は6勝1敗。来場所の幕下昇進は濃厚である。頑張れ!

????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? 社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年12月1日 土曜日 | No Comments »

今日はクリスマスケーキのご紹介第一弾!

一番人気☆『生クリーム5号』

たっぷりの生クリームと甘酸っぱい苺のケーキ♪

カテゴリー:お菓子
2012年11月17日 土曜日 | No Comments »

【好評発売中☆】

JR東日本新幹線の座席に搭載されている車内サービス誌
【 トランヴェール】の[みつけた!ご当地スイーツ]のページに
≪あきたロール≫が 紹介されております。

カテゴリー:お菓子
2012年10月27日 土曜日 | No Comments »

この秋も気温が高めだったが、ここのところ朝晩寒くなり秋田らしい天候になってきた。20日から31日まで榮太楼秋の大収穫祭開催中である。かぼちゃだんご、栗きんつば、栗羽二重、ほくほく芋といった旬の和菓子たち、バナーヌ、マロントランシェ、ショコラムース、モンブランといった秋らしいスイーツがラインアップしている。今回はお客様にお店に足を運んでいただいておおいに秋のお菓子を満喫していただこうということで、和菓子よりどり5個で500円、ケーキ5個で1000円という特別価格でのご奉仕とさせていただいた。おかげでたくさんのお客様に御来店いただいている。榮太楼の味を覚えていただきファンになっていただいたら幸いである。今月前半には松寿庵の開店20周年感謝祭も3日間おこなった。どらやきの実演、みたらしだんごなどの限定販売、ケーキの謝恩セールをおこなった。尾形君が頑張った。企画の打ち合わせを重ね、チラシをポスティングしスタッフみんなで力をあわせてとりくんだ成果があったようである。だまって待っていてはお客様は来てくれない。感動を呼ぶおいしいお菓子を創って愛想よくずうずしく売り込んでいこう。がんばろうエイタロウ!

先月末おこなわれたJR上野駅での「あきた物産展」は大盛況だった。榮太楼も売れ行き上々で、特に生どらやきは大人気だった。あきたロール、やわらかもろこしも完売。さなづらも好調だった。福岡部長と私の長女、長男が交代で販売した。やはり東京は人が多い。駅中のエキュートもかなりにぎわっていた。今後も積極的に首都圏にチャレンジしていきたい。29日30日には埼玉大宮駅で「あきた物産展」がおこなわれまた出店することになっている。

全菓連青年部東北北海道ブロック大会は約70名が参加しホテルメトロポリタン秋田で開催された。来賓の佐竹秋田県知事には懇親会の最後まで御臨席いただいた。全菓連の岡本理事長や中島青年部長からも、業界の状況をふまえ気持ちの入った挨拶があった。各県の状況報告のあと秋田プロバスケットボール株式会社の水野勇気社長をゲストに招き秋田の事例を紹介しながらトークをした。二次会までおおいにもりあがった秋田大会となった。エリアなかいちでおこなった東北北海道の銘菓販売会も約2000個のお菓子を完売し成功裏に終えることができた。エクスカーションも高清水さんの本社ときりたんぽの斉藤昭一商店の工場見学をおこない参加者からも喜ばれた。「役に立つ青年部活動」継続していこう。

全菓連青年部の役員会が東京で開かれ今後の事業などについて協議した。来年3月大阪で開催されるモバックショーに合わせて全国大会が開かれることになっている。4月から5月にかけては広島で全国菓子大博覧会があるので菓子業界はにぎやかになりそうだ。製菓製パン機械工業会の幹部の方々と全菓連青年部の情報交換会もおこなった。中国の問題もあり東南アジア市場も微妙で、国内は全国的に菓子業界は厳しい状況にあるようである。コンビニやデパ地下に出店して伸びている菓子店もあるようであるが、異業態をまきこんでの競争が激化しているので今後中途半端なところは淘汰されていくだろう。コアになる商品を持ってブランド力を強化しているところは強い。商品に磨きをかけてお客様に支持されるお店になれるかどうかである。ふんどしを締めなおして努力したい。

今年の山葡萄が続々と入荷した。粒ぞろいで糖度酸味とも程よく状態がいい。鈴木工場長と視察に行き、新しい農家さんと契約した。25年前の山葡萄の木が広がって素晴らしい葡萄が収穫されるようになったそうである。丹精こめられた山葡萄を大事に使わせていただいて、「さなづら」をはじめ山葡萄を使ったお菓子を魂をこめて創っていきたい。

全国附属PTA連合会の研修会が東京で開かれ秋大附中のPTA役員で参加した。防犯防災教育についての講演を聴きテーマに合わせてディスカッションした。東日本大震災の際の「釜石の奇跡」で有名な群馬大学の片田教授の話はかなり参考になった。1、想定にとらわれるな2、最善をつくせ3、率先避難者たれ 防災に対する姿勢が大切なのである。

PTA活動のみならず日常活動においても日々実践していきたい。

秋田南高校の創立50周年式典・祝賀会が盛大に開催された。祝賀会は800名を超えていたようである。記念のお菓子は校章の焼印をおした紅白蒸しどらやき(榮太楼製)だった。50周年の節目にご使命いただき光栄である。

10月からJRグループのプレディスティネーションキャンペーンが始まり、秋田観光コンベンション協会主催の講演会が開催された。講師は前全国旅館ホテル生活衛生同業組合理事長で嬉野温泉わたや別荘の小原健史社長。私も旅館を経営している時代から大変お世話になった方であり、空港からの送迎お供させてもらった。観光業界の現状を踏まえた上で地方の観光はどうあるべきか、また接客接遇のレベル向上はどうしたらよいかなどときにユーモアを交えて熱く語っていただいた。小原さんありがとうございました。

鶴の湯温泉でのお菓子販売、久々に行ってみた。天候のよくない日であったが、ちょうど紅葉シーズンで全国いろいろなところからお客様がいらしていた。さすが鶴の湯さん、全国ナンバーワンの秘湯である。

秋田県法人会連合会青年部の研修が秋田北法人会のホストで土崎地区でおこなわれた。ユナイテッド計画さんの産業廃棄物を処理する最新工場「リサイクリングワーフ」と東北電力火力発電所を視察させてもらった。リサイクルとエネルギー問題はまさに今ホットな話題であり、大変勉強になった。私は初めて見せてもらい「灯台下暗し」の感があった。交流会はホテル大和でおこない有意義な情報交換をした。

BJリーグのシーズンが始まり秋田ノーザンハピネッツが開幕戦の富山を皮切りに4連勝の好スタートをきった。あいかわらず辛口であるが中村ヘッドコーチのトークも冴え渡っている。有明をめざして快進撃をつづけてほしい。観客の盛り上がりもすごい。まさに県民球団である。11月から弊社もハピネッツどらやきを販売する予定である。皆で応援したい。

トピコオーナー会議があり、日本ショッピングセンター協会大甕聡元会長の講和をお聞きし松本社長をはじめスタッフのみなさんと我々出店者でコミュニケーションを深めた。

私の出張にあわせて大学時代のサークルの仲間が集まってくれて「銀座なまはげ」で懇親会をおこなった。サークル名は「スポーツクラブたらちゃん」私が初代会長である。テニス、スキー、イベントETC・・・あの頃は本当にアクティブだった。なつかしいメンバーに逢ってパワーをもらった。これからもエネルギッシュに頑張ろう!

秋大附中の文化祭にあたる「DOVEフェスタ」があり、附中生が研究発表やイベント、展示をかなり充実した内容で行なっていた。榮太楼に取材にきた子たちの発表も聴いた。私たちの頃よりかなり進化している。次男が3年生なのでこれが最後の文化祭、なかなか楽しかった。

                                       ?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? 社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年10月18日 木曜日 | No Comments »

10月20日(土)に中国茶と和菓子を味わうイベントが

開催されます!上生菓子の手作り体験、

そして厳選した中国茶を味わうことが出来ます。

当日は茶香福の船木正子先生が

中国茶についてお教え下さいます。

2種類の中国茶をベースに、バラの蕾を入れたお茶・・・。

ぜひこの機会に香り高い中国茶を

味わってみてはいかがでしょうか?

カテゴリー:お菓子
2012年10月15日 月曜日 | No Comments »

この社長通信「輝進」がついに200号をむかえた。1996年1月以来16年半よく続いたものだ。第1号を読み返してみると「榮太楼のスタッフの皆さん1人1人が相互信頼の基にやりがいをもって仕事にとりくめるよう、よりいっそうの良好なコミュニケーションづくりが大切だと思います。・・・・・社長通信「輝進」は日ごろ私が見たり聞いたり体験したことを書き綴って毎月給料日のときに皆さんにお渡しします。タイトルの「輝進」は思いつきでつけましたが、「みんな輝いて前進する」「みんな輝社長といっしょにつき進む」といった意味です。」といったことが書いてある。こんなに永くつづくとは思わなかったがともあれ今回200号を迎えた。みなさんありがとう。全部読んでくれた人は何人いるだろう。16年の間会社も個人的にもいろいろなことがあり、世の中の環境も激変してきた。このあともふんどしを締めなおしてさらなるチャレンジをつづけていこう。旅の密度をパワーアップしていきたい。

8月の末から9月前半は残暑がものすごく厳しく秋田市では真夏日が14日間の史上最高を記録した。異常気象との発表が気象庁からあった。あまり暑くて私の頭がおかしいのかと思っていたらやはりそうだったらしい。ようやくお彼岸にはいって21日から涼しくなってきた。あれだけ暑ければ固形物を食べようという気がしなくなってしまう。街のお菓子屋さんたちは皆頭を抱えていた。かき氷だけはよかったようだ。お彼岸限定のおはぎとあんころ餅がようやく売れ出してホッとしている。22日のAABのサタナビに取材され、鈴木工場長と幸町のスタッフが出演した。効果あったようで秋分の日の売れ行きは上々である。夏バテ解消にお菓子をじっくり召し上がっていただけるよう、秋の味覚のスイーツを積極的にアピールしたい。敬老会の記念品は10数箇所の社会福祉協議会から御用命いただいた。今年は米粉を使った紅白饅頭や「おめでとうどらやき」が人気だった。楽天市場でも「にこにこどらやきとありがとうどらやき」のセットがブレイクして敬老の日直前には全国ランキング1位を記録した。アイデアと仕掛け、連携プレーの成果である。

9月から朝礼の徹底と終業前10分間の全員清掃活動を始めた。朝の挨拶をしっかりやり榮太楼サービス綱領を唱和して気持ちをひとつにして仕事にとりかかる。清掃もみんなで毎日やると職場が見違えるように綺麗になっていき気持ちがいい。挨拶と5S(整理 整頓 清掃 清潔 躾)を徹底することにより、明るく元気で前向きな社風を創っていきたい。榮太楼サービス綱領は、「わたしたち榮太楼は 名実共に秋田の菓子一番店として地域文化の創造に貢献します。 おいしい楽しいお菓子作りをモットーに人々に夢と希望を与え続けます。 お客様の立場に立ってまごころをこめたサービスにつとめます。」であるがこれは、平成3年に私が社長になったときに経営理念として定めたものである。ちなみに先代敬二郎が定めた社訓は「先を見越す洞察力 速やかな決断力 チャレンジ精神」である。榮太楼の幹部社員はもちろん全従業員が肝に銘じて日々の仕事に邁進してほしい。コミュニケーションをよくして良好なチームワークで、お客様に感動していただける夢のお菓子創りに取り組んでいこう!今月は佐々木勝先生にもお越し頂き菓子作りのみならず経営全般について的確なアドバイスをいただいた。ありがとうございました。

先月末洋菓子協会の東北ブロック大会が宮城県の鳴子観光ホテルで開催された。本部役員も交え東北6県の洋菓子協会会員が有意義な情報交換を行った。鳴子観光ホテルの大沼社長にも久しぶりにお会いすることができた。震災後も陣頭指揮で従業員とともに頑張り、売上げ収益ともに改善してきているそうである。1人3役の働きぶりに感銘を受けた。帰りには泥湯温泉の奥山旅館さんにも表敬訪問してきた。奥山さんもアクシデントを乗り越えて元気に営業再開されていた。

東京経済大学葵友会の復興支援東日本大会が岩手県のホテル志戸平で開催され秋田の川村支部長とともに参加した。加治会長をはじめ関東地区の葵友会メンバーが多数来ていて東北地区のメンバーと中身の濃い交流をすることができた。志戸平の久保田社長は私より11歳先輩で旅館の縁で昔から何かとお世話になっている。久保田さんとも色々話が弾んだ。浴衣すがたで温泉旅館でゆっくりするのは最高である。広い大浴場はやっぱりいい。志戸平さんも日曜日にもかかわらず満員で大盛況だった。

秋田市の6次産業化懇話会、県の農業ビジネス塾があいついで開催された。地域活性化と外貨獲得のためにも農商工連携や6次産業化は今トレンディなテーマになっている。秋田も米だけでなく農産物や素材には恵まれているがそれをうまく加工して付加価値の高い商品をつくりあげる視点が足りなかった。道の駅などに農産物の直売所は多くあるが今後は1次加工2次加工をうまくやって県外にもうれる最終製品として市場に乗せていくことが大事である。大学や学校、医療分野との連携も視野に入れていけば秋田の素材を活かしたヒット商品を生み出せる可能性が高い。弊社もネットワークをいかして勉強しながら積極的にチャレンジしていきたい。

あきた美彩館、三越、高島屋など東京の販売先に挨拶回りセールスをしてきた。汗だく、足が棒になった、東京の小売商業の環境、デパ地下の菓子売り場も大きく変化してきている。弊社も知恵をしぼって東京での販売を強化していきたい。大学時代バイトで大変お世話になった野瀬さんとご子息の拓也新社長とお会いし食事しながらいろいろな話をすることができた。親友の則兼君も同席した。経営者自ら全身全霊をかけて努力することが大切である。「商いは飽きないでやらんといかん」野瀬さんの名言である。

北林康司県会議員の25周年を祝う会、参議院議員石井ひろお君を励ます会があいついでキャッスルホテルで開かれた。北林さんは榮太楼旅館を定宿にしていた故石田博英先生の秘書をされていた頃からのご縁である。ひろお君のパーティーは自民党総裁選挙中のせいかものすごい人数が参集し大盛会だった。彼は石波さんの推薦人の一人である。民主党は野田総理が再選されたが自民党は26日に新総裁が決まる。秋の陣どうなるか見物だが、四面楚歌の日本丸は課題山積み、まったなしである。新しいリーダーには真に日本を再生できる政治を行なってもらいたい!

金融庁の業務説明会に秋田商工会議所の経営者を代表して出席し意見を述べさせてもらった。秋田は東北の中でも最も経済的にダメージを受け疲弊している。金融機関も中小企業に対するコンサルティング機能を強化しているが、もっと踏み込んだ地方経済への後押しが必要である。

全菓連青年部東北北海道ブロック大会が26日ホテルメトロポリタン秋田で開催される。エリアなかいちで東北北海道のお菓子販売会も行う。是非成功させたい。

月末は東京上野駅であきた産直市が催され、弊社も出店する。福岡部長がのりこんで旋風を巻き起こすことになっている。JRグループとうまくタイアップして首都圏を功略したい。

大相撲秋場所は千秋楽大関日馬富士が大熱戦の末、横綱白鵬を破り2場所連続全勝優勝を果たした。日馬富士の横綱昇進は確実である。稀勢の里には奮起を期待したい。大嶽部屋の大砂嵐は6勝1敗で三段目優勝はならなかった。残念。

カテゴリー:社長通信 「輝進」