2012年1月30日 月曜日 | No Comments »

2012年辰年、新しい年がスタートした。昇り竜にあやかって、日本も秋田も閉塞感を打破していろいろな面で活性化する年にしたいものである。クリスマスから降り続いた雪で、秋田市では年明け早々から記録的な積雪になっている。除雪費もすでにオーバーしてしまった。毎朝氷点下で冷え込みも厳しい。昨年の一月もここ20年で最も寒い冬ではないかとこの輝進に書いたがそれを上回る寒さである。私は雪が好きなほうだが、あまり度がすぎる大雪は困ったものである。お客様が店にたどり着かなくなってしまう。2月は少し穏やかであって欲しいものである。

榮太楼の店頭は既に春を迎えた。新春いちごフェアを開催中で、いちご大福やストロベリーケーキがラインアップし華やかになっている。うぐいす餅に続いて桜餅もはじまり、例年より早くさくらゼリーもスタートした。お客様には是非お店に足を運んで頂き、春を感じていただけたら幸いである。

今年の会社のスローガンは捨古創新―新しい仕組みをつくり改革を断行しよう!      

1、 すべてが営業 2、すべてに経知 3、すべてに親切 に決定した。

重点目標は、工場生産性向上、販売力・営業力強化、コストダウン、ヒット商品開発(首都圏マーケット攻略)である。全社一丸となって、チーム榮太楼を前進させていきたい!

3日行われた大町商店街と通町商店街による新春夢綱引きは、はじめて通町が勝った。通町が勝てば商売繁盛、大町が勝てば無病息災ということなので、今年は商売繁盛の年になりそうである。真剣勝負で綱を引いたので、新年から筋肉痛になってしまった。40代最後身体も鍛えなおしたい。

親友の佐々木薫君が警察のひとつ上の資格に合格したので、附属中時代の有志で集まり、薫君を囲む新年会をつねやで開催した。医者、先生、公務員、自営業とバラエティーにとんだメンバーで、昔話に花が咲き昨今の情勢や日本の未来について語り合った。親しい仲間と飲むとあっという間に時間がすぎるのはどういうことだろう。エネルギーを充電した。

秋田県の観光取材に韓国の旅行代理店の皆さんが来秋し、大町店に立ち寄られた。日本らしいお菓子の撮影を店頭で行い女性モデルふたりが上生つくりにチャレンジした。講師の鈴木工場長もニコニコしながら優しく指導していた。出来上がったお菓子をさっそく食べて美味しかったようである。さなづらやもろこし、ケーキもお気に召していた。韓国でも案外日本の菓子が売れるかもしれない。まずは韓国から来秋するお客さんが増えることを期待したい。

元柴田旅館の柴田久男さん、畳を愛する会の事務局を永年お勤め頂いた伊藤京子さん、湯瀬ホテルの関社長の父上雅夫さんが相次いで鬼籍に入られた。私の親父の代からなにかとお世話になった。柴田さん、伊藤さんは闘病しながら、昔の楽しい話をご家族にしていたようである。今頃、天国で親父や、佐渡谷さんたちと乾杯していることだろう。心からご冥福をお祈り申し上げます。

裏千家淡交会秋田支部けいこ始めの茶会は今年からキャッスルホテルに変更になり、550名以上が参集し、華やかに開催された。来賓席と濃茶席の主菓子は弊社にご用命いただき、濃茶席ははなびら餅だった。着物姿の女性が多く、茶席は凛とした空間でなかなか良いものである。お抹茶を頂くと不思議と落ち着く。

秋田南高校吹奏楽部のニューイヤーコンサート、今年は千葉県の柏高校吹奏楽部とのジョイントで行われた。県民会館が超満員だった。とても高校生とは思えないほどレベルが高く吹奏楽の演奏は勿論、歌や踊りのパフォーマンスもあり、楽しさと感動の素晴らしいステージだった。南高校は今年50周年を迎える。ますますの活躍を期待したい。

全国菓子工業組合連合会の新年会が東京會舘で行われ、私が来月仙台で開催される青年部全国交流会と岩手、宮城、福島の被災地の子供たちに向けての「愛の菓子」運動の内容説明とお願いをした。また菓子業界のトップの方々といろいろ情報交換をし、交流をすることが出来た。菓子業界の力を結集して、日本を元気にしていきたい。

このあと長野での青年部の関東甲信越ブロック大会に参加し、伊那寒天の社長の講演をお聞きし、栗菓子で有名な小布施の街つくり等を視察してくることになっている。成功事例を弊社の経営にもフィードバックしてきたい。

一月後半は新年会が多い。イヤタカ友の会、グランドパレス川端グループ、秋田信用金庫、菓子組合秋田支部などなど・・・ イヤタカの北嶋社長は「希望をつくる」、川端の斉藤社長は「笑顔」を今年の会社の方針のキーワードにあげておられた。絶えず創意工夫しながら、スタッフのスキルアップを図って、新しいことにチャレンジしていく企業は強い。あきしんの平野理事長も今年はまだまだ厳しい経済環境が続くとした上で、地元企業の経営改善をサポートしていく旨の挨拶をされた。弊社もふんどしを締めなおして攻めに徹するとともに、新しい飯の種を開拓していきたい。

秋田南法人会の青年部(私が部会長)ではここ数年小学生を対象にした租税教室活動に力を入れている。21日には御所野イオンショッピングセンターにおいて「プラモといっしょにウルトラクイズ」と題してイベントを開催し盛況だった。昨年デビューした秋田の少女グループ「プラモ」のステージや川尻小学校吹奏楽部の演奏などのアトラクションや、税金に関するウルトラクイズをおこなった。景品としてプレイステーションがかかっていたせいか昨年より参加者も多く盛り上がった。ちょっとクイズが難しかったかな。大人でもわからない問題もあった。政治家の皆さんにももっと税の大切さを学んで欲しいものである。

イタリアの豪華客船が座礁転覆する事故があり、船長が客を見捨てて逃げ出し逮捕された。日本の政治家・官僚の中には船長のような人間がいては困る。国民や客を守ることが真のリーダーにとっては最も大切である。

大相撲初場所エストニア出身の大関把瑠都が白鵬に敗れたものの14勝をあげ初優勝を果たした。新大関稀勢の里は最後失速し、11勝で終わった。白鵬時代に少し変化がでてきた。新しい横綱誕生を待ちたい。日本人力士優勝はここ6年間無しというのも情けない。がんばれ日本男児!

ダルビッシュは大リーグテキサスレンジャーズ入りが決まった。6年46億円の年俸である。東北高校時代旅館榮太楼に泊まったダルビッシュのアメリカでの活躍を期待したい!

                                       

                                        

                                         社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年12月30日 金曜日 | No Comments »

今年を象徴する字が「絆」に決まった。東日本大震災、福島原発事故、集中豪雨や台風被害など災害に見舞われた一年だったが、家族や友人、会社や学校の仲間、地域住民どうしの絆が見直され、人と人のつながりが強くなり、日本人が失いかけていた大切なものが再認識されたのではないだろうか?お菓子は人と人のコミュニケーション創りのための有効なツールであり、お菓子を楽しく食べて「絆」を深めてほしいものである。来年こそは平穏無事でニッポンも秋田も元気になれる年になることを希求したい。

今月前半は暖かくおだやかだったが、16日から急に寒くなり昨年より早めの冬将軍到来となった。ホワイトクリスマスはロマンチックであるが、このあとは大荒れにならないことを祈りたい。あまりの大雪は御免こうむりたい。クリスマスケーキは三連休ということで、最初出だしが悪く心配したが、全社員一丸となったセールスのおかげで最終的に前年並みの個数を売り上げることができた。感謝したい。年々、スーパー、コンビニ、ホテル宴会場入り乱れてのケーキ争奪戦が激化している。これだけケーキが巷にあふれればもっと景気がよくなってもよさそうなものだが・・・ ともあれ聖夜を彩る栄太楼のクリスマスケーキで、子供たちが喜び、恋人や家族が笑顔にあふれたひとときをすごしてもらえたら、幸いである。輝サンタも大忙しだった。ほっ。MERRY CHRISTMAS!!

恒例のゆく年くる年どらやきも好評発売中である。新年に発売し人気のあったうさぎどらやきは白餡にゆずの香りのする真っ白な蒸しどらやき。来年の干支の辰どらやきは、抹茶を使った緑色の蒸し生地にかっこいい龍の焼き印を押し、中身のつぶ餡には隠し味のなまはげの塩が入っている。また韃靼そばの蕎麦粉を使った年越饅頭も28日から大晦日までの限定販売となる。年越饅頭は3年目となるが、年々人気である。できたての年越饅頭はほんとに美味い!社長の一押しである。ともあれ年末年始、無病息災、商売繁盛を祈りながら、「ゆく年くる年どらやき」と「年越饅頭」を多くの方に楽しんでもらいたいものである。

元旦から3カ月間、日本航空グループのジェイエアが運航する、伊丹空港―秋田空港間で弊社の「さなづら」が機内サービスされることになった。空飛ぶ「さなづら」である。先日ジェイエアの山村社長が、御担当者と水野秋田支店長とともに来社され打ち合わせをさせていただいた。関西からのお客様に「さなづら」を食べていただき、秋田の代表銘菓をおおいにPRしていきたい。ちなみに伊丹から花巻空港への便には「かもめの卵」が乗るそうである。西日本のお客様にぜひたくさん北東北、特に秋田にお越しいただきたい。人が動けば菓子も動く。来年はさなづらが大ブレークしそうな予感がする。GOGOさなづら!

先月末、東京市ヶ谷で開催された秋高連(秋田県の高校出身の在京秋田県人)の会合で「山葡萄のショコラ」(仮称)のモニターテストを約三百名の皆さんにお願いした。その後も改良を重ねて商品開発を進めているが、年明けにはいままでのモニタリングの結果を照らし合わせて、いよいよ商品創りを進めていきたい。

いとく新国道店では三日間、生ブッセの先行限定販売を行った。ふわふわの新しい食感のブッセで、バニラ、マロン、ボジョレーの三種類を販売し、900個ほぼ完売した。おおむね好評だったが、手にくっつきやすいなど改良すべき点もあり、よく検討の上新春に新商品として販売していきたい。乞うご期待!いろいろやることが目白押しである。楽しみながら頑張ろう!

全菓連の全国組合研修会が東京の都市センターホテルで開催され「青年世代から見たお菓子屋さん」というタイトルでパネルディスカッションを行い私もパネラーを務めた。千葉県の米屋の諸岡社長、福岡県の如水庵の森社長から地域に根ざした菓子店経営や商品開発等のお話をお聞きし、船井総研の鈴木徹郎さんの「最近のお菓子の流行について」の講演もあった。東日本大震災の津波で大船渡の街が飲み込まれるシーンが映ったビデオを見ながら、齊藤製菓の齊藤社長の生生しい体験をお聞きした。中身のこい有意義な研修だった。菓子屋はこれからどうあるべきか考えさせられた。

裏千家淡交会青年部全国代表者会議も開催され参加した。青年部は平成25年から一支部一青年部の体制になることが決定している。公益法人改革にともない、さまざまな法人、団体が組織改革の必要に迫られている。青年部員数は減少傾向にあり、組織の活性化、会員拡大の方策が必要である。淡交会青年部は学校茶道との連携を強化している。京都は行楽シーズンでものすごい人が全国から訪れていた。デパ地下の菓子売り場も人気店は長蛇の行列だった。羨ましがってばかりいないで秋田でもできるところから努力しよう。ヒット商品創造にトライ!

瀬下ワールドファミリー会の原辰徳チャリティートークショーが行われた。原さんはどんな時でも毎年秋田にきて施設慰問を続けている。すごいことである。巨人はあまり好きでないが、原さんはすばらしい。常に前向きでファンを大切にしている。

鶴の湯温泉の佐藤和志社長の長女百合さんの結婚披露宴にご招待いただいた。ゲストハウスでのウエディング、とってもアットホームでみんながふたりを祝福していた。百合さんから両親への手紙にジーンときた。素敵な門出に乾杯!

サッカーブラウブリッツ秋田の最終戦、トラパンツの冠試合ということで長谷川社長に誘われ応援に行った。最高気温3度のなかでめっちゃ寒かったが、みんなで大声援を送り、試合はホンダロックに負けたもののおおいに盛りあがった。J2昇格はまだまだ遠そうだが来季の奮起を期待したい。スポーツはいい。

キリン友の会の例会が久しぶりに「道化の館」でおこなわれた。ひたすらうまいキリンビールを飲みながらの異業種交流会、楽しく有意義だった。キリンの北野支社長から震災の時に仙台工場で奇跡的に割れなかった「絆」ラガーをいただき早速仏壇に供えた。キリン狂の親父も天国で喜んでいるだろう。元気の源キリンラガー!

昨年急逝した中泉君の一周忌法要が乗福寺で行われた。なおらいでは父君である御住職から、彼がこよなく愛した日本酒を飲ませていただいた。中泉君が横にいるような気がした。合掌。

次男が附中の修学旅行で東京に行ってきた。「なんで東京?」と思ったが、普段行けないようなところに特別行けたり、なかなか中身のこい有意義なツアーだったようである。東京大学では附属中OBとの懇談もあり、姉(早大三年)も登場し弟は照れまくりだったらしい。

金田勝年衆議院議員の国政報告会が行われた。大病から見事復活し、本当に日本のため秋田のために働いている金田先生に、ぜひこの国を変える迫力で御活躍いただきたい。フレーフレー不死鳥金田!政治の停滞でこの国は衰退の一途をたどっている。大阪市長になった橋本さんが国会議員より勢いがある。国家をよくする真のリーダー出現を待望したい。

北朝鮮の金正日が逝去した。世界の政情も経済も不安定である。今は何か大きな激変の渦中なのかもしれない。

日銀秋田支店の清水支店長と県内の若手経営者で景気についての懇談会をおこなった。オフレコとのことで、かなり本音で踏み込んだ議論を交わした。行政、金融、民間がスクラムを組んでアクションを起こしていかないと秋田は沈没してしまう。あらゆる手段をつくして秋田に外貨獲得できるようにしたい!

まずは榮太楼も頑張ろう!!来年こそみんな、笑いの多いいい年にしましょう!

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年12月5日 月曜日 | No Comments »

この秋は比較的おだやかな天候が続いていたが、さすがに11月後半になって初雪も降り秋田らしく寒くなってきた。今年も残すところ一ヶ月ちょっとになった。この時期になるとなんとなく気ぜわしく慌ただしい気分になってしまうのは私だけだろうか?今年やり残したことに優先順位をつけて片付けていきたい。

首都圏マーケット攻略事業の新製品の試作品「山葡萄チョコレート」ができあがり、中小企業団体中央会のスタッフの皆さんとセリオンリスタにおいて試食アンケートを実施した。地元秋田のみなさんからさまざま率直な御意見を頂戴した。28日には東京において在京秋田県人会を中心とした300名以上のみなさんに試食していただきアンケートを頂くことになっている。モニターテストの結果を元に、形や大きさ、パッケージ、ネーミング等を再度検討し、改良を加え3月には発売開始する予定である。総力を結集して、山葡萄を使った新スイーツを完成させ、ヒット商品に育て上げていきたい。乞うご期待!

法人会全国青年の集い「みえ大会」が伊勢市で開催され、秋田南法人会のメンバーで参加した。租税教育活動プレゼンテーションでは東北を代表して、秋田南法人会が昨年度行った「スーパーキッズ・マジックショー」の成果発表をした。カネヒコの阿部社長と協和石油の荻原社長がユーモアを交えたプレゼンを行い、奨励賞を獲得した。私は審査員のひとりだったが、他の地区も素晴らしかったが、わが秋田の内容は手作り感があり、インパクトがあったと思う。ウエルカムパーティーは伊勢神宮の内宮のところにある「おかげ横丁」で開催され、オリジナリティーのある内容だった。伊勢神宮は昨年過去最高の810万人が参拝し、おかげ横丁の客数も400万人を超えたそうである。伊勢神宮はパワースポットだということで、スピリチャルブームにのってお客さんが増えているそうである。部会長サミットの基調講演は赤福の濱田社長で、「地域に根ざした企業経営を考える」というタイトルで、2008年に表示問題で4ヶ月休業したときの危機に当たっての生なましい体験を交えて、赤福の経営の話をされた。工場から冷凍庫をすべて撤去し、出来たての赤福をその日に販売できる範囲での営業展開に切替えたそうである。現在83億円の年商で9割が、赤福の売上とのこと。おかげ横丁の経営や、大会を開催したサンアリーナの運営も赤福グループでおこなっている。集客装置を作ると共に集客の仕掛けを常に続けているわけである。地域の活性化と会社の発展は両輪である。3年後は秋田での開催が決定した。確実に2000名を超える法人会メンバーが来秋することになる。実行委員会を組織して、全国青年の集い「あきた大会」が成功するように準備を進めていきたい。

10月末には恒例の明治神宮菓道敬神会があり参拝したので、この秋は東西の両神宮にお参りしたことになる。ご利益があるように、日々精進して努力を積み重ねていきたい。今年は明治神宮には「さなづら」を奉納した。

商工中金ユース会の県南研修会で、由利工業の大曲工場を視察させていただいた。はじめて電子部品の製造工程を見せて貰い、須田専務から色々説明を聞いた。5Sが徹底され、厳しい品質管理を実践されていた。わが社も食品工場としてまだまだ改善しなければいけないことが多々あるので、機会を作って工場スタッフを由利工業さんの工場に連れて行きたいと思う。また研修会では、ヤマダフーズさんの山田専務からも、ヤマダフーズの経営についてのプレゼンがあった。今やヤマダフーズは納豆業界第4位の規模まで成長している。あくなき商品開発と販売努力の賜物である。弊社もあやかって頑張っていきたい!

淡交会秋田支部矢留青年部では、児童会館で開かれた「森林フォーラム」の会場で、呈茶をして来場者にお抹茶とえくぼ饅頭を振舞った。皆さんに喜んで頂いた。また淡交会男子懇談会が濱乃家で開かれ、男だけのお茶席を楽しんだあと、濱乃家さんの料理に舌鼓を打った。風情溢れる男子会だった。

秋田地区農業士会の皆さん25名が、弊社の工場見学に来社された。地域農業の振興及び農業後継者育成に関して先導的な役割を果たしている農業士の皆さんである。大変熱心で、私の脱線する話を良く聞いてくださり、質疑応答では時間オーバーするほど盛り上がってしまった。野菜を使ったフィナンシエを作ったり、直売所での販売もしているそうである。私が出演しているABSの「ラジオ快晴GOGOのマキ」をよく聞いているそうで、それで私の話を聞くために榮太楼が研修のコースにはいったようである。大変楽しいみなさんで私のほうが刺激をうけた。ありがとうございました。農業との連携重要である。秋田県の農林部も食・農・観連携による新農業ビジネス推進を重点施策に掲げている。

クリスマスセールスも佳境にはいってきた。コンビニをはじめ県外からのインベーダーの攻勢が年年凄まじい。社内キャンペーンもスタートしたが、私も友人知人をはじめ、役所や企業にセールスに回っている。頭をさげてお願いするとお客様も反応してくださるものである。セールスは選挙運動に似ている。小国サンタももう少し気合をいれてパワーアップしていきたい。みんなガンバロー!

32年間つとめた松橋営業部長が今月いっぱいで退職した。機械のメンテナンスもプロ級で色々な事に精通していた。松橋さんが今後も健勝で活躍される事を祈りたい。「松橋さんを囲む会」は40名以上が参集し、玉美でおこなわれた。今後とも弊社外部ブレーンをお願いしている。ありがとうございました。

プロ野球日本シリーズはソフトバンクが4勝3敗で中日を破り、8年ぶりの日本一に輝いた。落合監督は有終の美を飾れなかったが、人気はともかく名将である。

大相撲九州場所は横綱白鵬が14勝1敗で優勝した。稀勢の里は10勝5敗で大関昇進内定のようである。琴奨菊は11勝。大関以下がふがいない。

Bリーグ、ノーザンハピネッツは首位を快走している。榮太楼ではハピネッツ応援お菓子「ハピどら」(バターどらやき)を販売開始。こちらも好調である。菓子組合秋田支部の11店がハピネッツシールを貼ったオリジナル菓子を販売する。

あきたのお菓子を食べてハピネッツを応援しよう!GOGOハピネッツ!

                                                                  

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年10月25日 火曜日 | No Comments »

?泉にある松寿庵の開店19年祭を開催し3日間たくさんのお客様にご来店いただきにぎやかだった。どらやきの実演販売、みたらしだんご、秘密の生ブッセの限定販売をおこない評判も上々だった。原点に帰って常にお客様が集まるお店創りを心がけたい。ひきつづき栄太楼全店で収穫祭を開催中である。栗羽二重、蒸しカボチャ、栗きんつばや、巨峰、栗、りんごなど、秋の旬の果物を使った新作ケーキもラインアップされ、店頭はとても華やかになっている。たくさんのお客様に楽しんで頂きたい。

首都圏マーケット攻略事業の山ぶどうを使った新商品の試作も佳境に入っている。工場では和菓子と洋菓子の総力を結集してさまざまなパターンの製品を作った。東京から外部ブレーンとして法里さん、高瀬さんにもお越しいただき、プロモーションの準備も進めている。来月末には東京でテストマーケティングをおこなう予定である。来春発売にむけて楽しみながら商品化を進めていきたい。乞うご期待!

小坂町につづいて、岩手県の野田村に山ぶどうの栽培状況を視察に行ってきた。山ぶどうコーディネーターの小屋畑さんに大変お世話になった。今年は昨年を上回る量の上質な山ぶどうが入荷になった。小屋畑さん自ら運んできてくれた。素材を活かした美味なお菓子を創りあげていきたい!

大鵬道場大嶽部屋の新築マンションが落成し、土俵開きが行われお披露目された。大鵬親方ゆかりの人々や大嶽部屋の後援者多数が参集し、土俵祭につづき交流のある部屋の力士30数名による初稽古が行われ、とても活気があった。レセプションでは、大鵬親方も感無量の様子で、元大竜の大嶽親方や世話人の友鵬さんは緊張感の中にやる気に満ち溢れた(^O^)をしていた。今のところ力士は部屋頭の「右肩上がり」を筆頭に6人であるが、早く大嶽部屋から関取が誕生することを祈りたい。みなさん、お相撲さんになりたい子がいたら、ぜひご紹介を!!

プロバスケットボールチーム ノーザンハピネッツの二年目のシーズンが始まった。開幕戦応援に行ったが大分に快勝し、現在3勝1敗で順調なスタートをきった。中村ヘッドコーチのもと今シーズンはいけそうである。秋田県菓子工業組合秋田支部はハピネッツのサプライヤーとしてホームゲームの際にお菓子を提供して応援することになった。またハピネッツオリジナルシール付きお菓子を販売し、売上の一部をハピネッツに寄付することにしている。できるだけ多くの菓子店でハピネッツ銘菓を積極的に販売してもらいたい。「あきたのお菓子を食べてハピネッツを応援しよう!」みんなで盛り上げていきましょう。宜しく!

秋田ステーションデパート50周年・ホテルメトロポリタン秋田25周年記念祝賀会が盛大に開催された。記念講演は元ルミネ社長の岩崎雄一さんが、ルミネ再生の話をされた。岩崎さんは私のJTB時代の役員でお世話になり、ステーションデパートの松本社長にとっても元上司である。有意義な講演だった。祝賀会ではいろいろな方と交流できた。

秋田県法人会連合会青年部の研修会が大館で開催され、会員で小坂町のエコリサイクル施設を見学した。元小坂町助役の工藤さんにご案内頂き、お話しをお聞きした。閉山した小坂鉱山を再利用して、国内有数のリサイクル施設に生まれ変わらせた。使わなくなった携帯電話や自動車もリサイクルし再活用している。都市の鉱山から金を生み出しているのである。天皇陛下も数年前ご視察になりおほめの言葉があったそうである。小坂町は役場はものすごく古くお金をかけていないが、観光やリサイクルには投資をして外貨を稼いでいる。中央の政治家、官僚にもよく参考にしてもらいたいものである。

全菓連青年部の東北北海道ブロック役員会を仙台で開催し、来年2月の全国交流会ならびに愛の菓子運動の打ち合わせを行った。全国の菓子屋の仲間たちから応援してもらい、岩手宮城福島の被災地の子供たちを元気づけにいきたい。

全国附属学校PTAの研修会が東京で開催され、附中の桑原会長と参加した。講演を聞き、PTA活動や子育てについてディスカッションした。情報交換大事である。

親父の本家である増田の佐々木家の先代ご夫妻と奥様の法事が執り行われた。めったにお会いできない御親戚の皆さんにお会いし、さまざまな話をすることができた。仏様が人と人を結びつけてくださっているようだ。

今月はお世話になった友人知人と面会、交流する機会が多く、エネルギーを充電できた。学生時代商いの原点を教えて頂いた野瀬社長と長男の大輔さんと久しぶりにお会いできいろいろ有意義な話をした。すし組合の全国大会があり、川崎都寿司の白石君が来秋した。彼は親父さん亡き後頑張って、さらに商売繁盛させているようだ。

商工中金ユース会の全国大会があり、「森八」の中宮社長にお会いし今年2月に落成した新本店をご案内いただき、和議申請からのすさまじい経営再建の話をお聞きする事が出来た。大会の講演会では、おもてなし世界一の和倉温泉加賀屋の小田会長の話が印象に残った。台湾の加賀屋も繁盛しているらしい。さすが観光業界の雄である。日本経済新聞の以前秋田支局長だった加藤さんが現在金沢支局長で、私の大学時代の親友のきび野君を紹介し、交流を深めることができた。人と人のネットワーク大切である、インターネット全盛の時代でも会って話をすると情報の内容が全然違ってくる。

JTB時代の同期で親友である布施君が、5年ぶりに来秋し旧交を温めた。彼は秋田に20回近くきており旅館栄太楼閉館の際にも仲間をつのって駆け付けてくれた。お互い40代後半になると何かと忙しいが、久々に会うと不思議なもので若い時代にタイムスリップしてしまう。青春とは気持ちの持ちようである。私も気持ちだけは若いつもりだが、ちょっと頭と体が硬くなりつつあるかもしれない。要注意!

秋田高校同窓会の企画委員会があり、今後の同窓会活動の件等について協議した。秋高も二年後140周年を迎える。記念事業もこれから要検討である。

北高110周年式典、附属幼稚園100周年式典では弊社の引き菓子をご用命いただいた。有難いことである。弊社も再来年130周年の節目を迎える。歴史の節目を大切にしながら、未来に向かって発展させていこう!

タカヤナギさんでは高柳恭祐社長からご子息の智史さんに社長交代になった。新社長はまだ40歳。タカヤナギは地域密着のスーパーマーケットとして秋田県民に愛され続けている。弊社もタカヤナギさんともども、「あきたの菓子屋」として頑張っていきたい!

                          

                                      

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年9月25日 日曜日 | No Comments »

東海林太郎音楽館に東海林太郎歌謡芸術保存会の故中村邦雄さんのコーナーが設置され6年ぶりにリニューアルされた。中村会長のご遺志で東海林太郎のレコードや手紙、本、ポスター、カセットテープなど貴重な品が音楽館に寄贈されたわけである。ご遺族を代表してご長男の中村邦寿さんご夫妻が来秋され、マスコミ各社から取材を受けた。穂積秋田市長や魁新報の小笠原社長にも表敬訪問をした後、東海林太郎顕彰会で第一会館において歓迎会を催した。東海林太郎はあきたが生んだ永遠の歌手であり、歌謡界の巨星である。偉大なる先人を顕彰することは、あきたの文化や観光にとっても極めて大切なことである。これを機に県内外からもっと多くの方に東海林太郎音楽館を訪れていただき、人間東海林太郎を五感で感じてもらえたらと思う。太郎は甘辛両党で「さなづら」もお好きだった。2階の音楽館のあとは1階の栄太楼大町店でお菓子を楽しんでいただきたい。中村会長のご冥福を心からお祈りすると共に感謝申し上げたい。天国から「赤城の子守唄」や「国境の町」が聞こえてくる気がする。

30年ぶりに太平山登山登頂に成功した。(大げさ)三吉神社の田村宮司やユーランドの松村社長に数年前から誘ってもらっていたのだが、都合がつかず今回ようやく初チャレンジとなった。JCOBの戯山会のみなさんといっしょに登山し、大変楽しいときをすごさせてもらいリフレッシュした。登りは途中雨だったが、頂上からは秋田市の夜景を眺めることができた。山小屋で酒を酌み交わし語り合い、歌を唄った。世界が変わった気がした。登山愛好家の方々の気持ちがわかった。下山後数日筋肉痛がひどかったが、日頃もう少し鍛え直してまた登ってみたいと思う。いっしょに上った皆さんありがとう!人生は山登りといっしょかな。達成感のある日々をすごしたい。

淡交会青年部東北ブロック大会が秋田キャッスルホテルで開催された。協議会、講演会、懇親会に100名近いみなさんが参加し、非常にもりあがった大会となった。私は懇親会の担当で司会進行で宴を盛り上げた。震災の影響で仙台開催の予定を変更して急きょ秋田で行われたわけであるが、成功裏に終わり皆ほっとしていた。お茶の世界も絆である。

早稲田大学の父母会秋田支部と稲門会の合同研修会・懇親会が平安閣で開かれた。早稲田大学の鎌田薫総長が来秋され、早稲田の現状と今後について講演された。日本の私立大学の雄も世の中の激変に合わせいろいろ変革をしているようである。最後にみんなで肩を組みながら早稲田の校歌を歌った。私はOBではないが、あのバンカラな校風なかなかいいものである。娘も早くも大学3年、そろそろ就活だ。

秋田商工中金ユース会の総会がイヤタカで開かれ、役員改選を行い、会長を私から秋印運輸の三浦征善君にバトンタッチした。この二年間で会員も増えた。来年度には25周年事業も行う予定である。会員企業の経営にフィードバックできるユース会でありたい。

参議院議員石井ひろお君を励ます会がキャッスルホテルで行われ、会場が溢れんばかりの皆さんが参集した。石井君の人気と人柄である。来賓も多く自民党の石破代議士も応援に駆け付けた。石井君自身のスピーチも、ユーモアを交えながらなかなか説得力があった。彼はスポーツ界出身であるが、日本のため秋田のためにますます勢いをつけて頑張ってほしい。民主党3人目の総理となる野田政権がスタートした。またも失言で経済産業大臣が辞任するなど前途多難であるが、自らをどじょうに例えた野田総理に泥臭くても魂のこもった政策を実行し、ニッポン再生を目指してほしいものである。

日本PTA東北ブロック協議会が秋田市文化会館で開かれ1600名が参加した。私も、交通整理・案内係をしたが、雨の中みんな熱心だった。漫才でいっせいを風靡した春やすこさんが講演会で会場を沸かしていた。おみやげ販売も行ったが地下だったので、苦戦気味だった。コンベンションは場所も重要である。

今月は台風も多かった。台風12号では奈良県、和歌山県が直撃を受け100名以上が犠牲になってしまった。21日上陸した台風15号は静岡から首都圏を直撃し、名古屋は水浸しになり、東京は交通が麻痺し、東北の被災地はまた被害を受けてしまった。こうも天災が続くと、今年は災いの年かと思ってしまう。日本沈没が起こるのではと心配する人たちもいる。楽天的な私としては、明日を信じて明るく元気に前向きに今を努力することが大事だと思う。「明日は明日の風が吹く。」「天は自ら助くものを助く。」ただし「今日出来ることは明日に伸ばすな!」である。

東京電装工業の55周年記念ゴルフコンペ・祝賀会が第一会館で開催された。澤口社長には私がまだまだ若い頃から公私ともにお世話になっている。台風上陸の日にも関わらず、ロイヤルセンチュリーゴルフクラブで100名以上がコンペに参加し、夜の表彰式もおお盛り上がりだった。台風15号の日のゴルフコンペは日本で唯一だったかもしれない。澤口社長の仁徳である。懇親会ではさまざまな皆さんと交流することができた。

小坂町役場を訪問し、山ぶどうの栽培している場所を視察させてもらった。台風でも落ちなかったようで、綺麗な紫色の山ぶどうたちが元気につらなっているのを見て、感動し興奮してしまった。味も酸味と適度な甘みがあり芳醇な香りが漂っていた。飲ませてもらった山ぶどうジュース「山ぶどうの森」は果汁100%、めっちゃ美味だった。よっしゃ今年の「さなづら」はおいしくなるぞ。山ぶどうを使った新銘菓もひらめきそうである。素材の旨さを最大限に引き出し、お客様が召し上がって感動するお菓子を創りあげていきたい!

プロ野球はヤクルト、ソフトバンクがリーグ優勝をはたしそうだが、3位争いが混とんとしている。セリーグはわが阪神タイガース、ちょっと息切れぎみだがラストスパート頑張ってほしい。

大相撲秋場所は琴奨菊の大関昇進がほぼ決まりそうである。日馬富士の綱取りは振り出しに戻った。稀勢の里にも今場所の勢いで上をめざしてほしい。優勝はやはり横綱白鵬かな。他の力士と差がありすぎる。白熱した相撲で角界を盛り上げてほしい。

 

                                                                      社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年8月25日 木曜日 | No Comments »

今年の夏も暑かった。世の中節電モードでクールビズが浸透し私もはじめてずっとノーネクタイで過ごした。かき氷、水羊羹、フルーツゼリー等の売上は好調だった。帰省客も多かったようである。震災でふるさとへの想いが強くなっているのかもしれない。

秋田県中小企業団体中央会主催の首都圏マーケット攻略事業のコンペにエントリーし、審査会で尾形生産部副部長、福岡営業課長とプレゼンテーションした。山ぶどうと五城目の木苺を使った新しいタイプの和風玉ゼリーを提案したところ、最終審査に残った8社の中から見事弊社が採択された。素材を吟味し試行錯誤しながら、製品の試作に取り組んだ成果である。今後本格的な新商品開発にむけて、専門家の意見を聞いたり、東京でのマーケティングやテスト販売を行い来春には秋田を代表する新商品として、首都圏での販売をする予定である。木苺は焼き菓子やパイまんじゅうにも応用ができそうである。採択され大変喜ばしい限りであるが、秋田の代表になるので気を引き締めながら榮太楼の総力を結集して商品を創り上げ、首都圏マーケットを攻めて行きたい。頑張ろう榮太楼!エイエイオー!!

竿燈まつりは初め、県外からの団体客の減少が想定されたが、間際になって個人客が増え、最終日は近年にない大変な人出になり感動的フィナーレだった。宮古、釜石、多賀城など被災地からの招待客もいらっしゃったが、竿燈会の差し手も初日から気合がはいった素晴らしい竿燈演技をみせていた。小若のこどもたちも一生懸命だった。観る人たちが魂を揺さぶられ感動していた。竿燈に携わるすべての人たちが今年の竿燈まつりを盛り上げようと心をひとつにして取り組んだことが成功につながった。私も22年間司会をして今年ほど会場全体のオーラが感じられたことはない。鹿児島商工中金ユース会のみなさんが藤波支店長の引率で来秋されたが、竿燈を喜んで堪能していただくことができた。五穀豊穣を祈り送り盆の行事でもある竿燈まつり、今年はそれぞれの人々の特別な想いがこめられていたようである。「ニッポンの笑顔、秋田から」「東北の元気はあきたの竿燈まつりから」である。竿燈妙技会、大若団体規定演技の優勝は川尻本町だった。柳町は準優勝、二連覇ならず。やはり伝統的町内は強い。じりじりした暑さの中、手に汗にぎる白熱した妙技会だった。竿燈の四日間の盛り上がりを一年中感じられる秋田の街を創っていきたい。

この夏は北東北インターハイも行われた。秋田市ではサッカー、女子バスケット、柔道、水球、ボクシング等の試合があり、この一ヶ月県外の若人の姿があちこちで見られにぎやかだった。秋田県勢の上位入賞は少なかったようで残念だった。おみやげはパッケージが派手で中身がたくさん入っている流通菓子が多く売れていた。高校生中心なので仕方ないがいわゆる銘菓は苦戦ぎみだった。大会に合わせて作戦を考えなおしたほうがよさそうだ。

甲子園は能代商業が、昨年のうっぷんをはらす大活躍で2勝してベスト16まで進み、広島の如水館戦延長戦で力尽きた。秋田県民を感動の渦に巻き込んだ。全力を尽くし最後まであきらめないスポーツマンシップ、保坂投手のさわやかな笑顔、実に素晴らしかった。優勝は日大三高、青森光星学園は準優勝。東北勢初優勝はならなかった。

太陽幼稚園、秋田建築専門学校を経営する峰本学園さんの評議員に選ばれ初会合がイヤタカであった。太陽幼稚園の羽川園長が私の恩師であり、縁あってご指名いただいた。少子化の時代園児も減少傾向にあるが、太陽幼稚園はマーチングバンドなど音楽を中心とした教育にとりくまれており人気の高い幼稚園である。弊社の仁井田店もいつもお世話になっている。

ノーザンハピネッツを運営する秋田プロバスケットボール株式会社の水野勇気社長と食事をする機会があった。国際教養大学一期生の彼は就職を断ってまで秋田に残り、スポーツで秋田を元気にしようとこの事業にとりくんだ。ノーザンハピネッツ昨年の1年目は最高の観客動員数を記録した。10月からのシーズンに向け新しいヘッドコーチも決まり、選手スタッフともに準備に余念が無い。水野さんたちの心意気に感じて応援している県民も多い。ハピネッツ応援菓子を作れないか検討していきたい。私の友人である第一高等学院の佐藤元先生はまさに私設応援団長である。

秋大附中同期会を5年ぶりに秋田温泉プラザで開催した(旅館を廃業してから初)。恩師の森谷先生、佐々木信吾先生もお越しいただき35名が参集し大変盛り上がった一夜になった。卒業後32年経過し、それぞれ年男年女、なにかと忙しいわけだが、久しぶりに会うと一気に中学時代にタイムスリップするようである。所在不明のメンバーも多いので、名簿を整備して又あらためて同期会を開くことにした。エネルギーを充電した。幹事の黒澤君、阿部さんありがとう。

東京で学生生活を謳歌している長女と長男が夏休みで帰省して、久しぶりに家族でボウリングをしたり、テニスをした。良い汗をかいてなかなか楽しかったが、その後の筋肉痛がやばかった。気持ちだけは若いのだが・・・ 日頃の運動不足を解消せんといかん。

秋田商工中金ユース会の安比研修がアピナで開催された。辻支店長をはじめ仲間たちとバーベキューを楽しみながら様々な情報交換をした。山の中のほうが本音がでやすいようである。

日本洋菓子協会連合会東北ブロック協議会が今日さとみ温泉で開催される。東北の洋菓子協会の仲間が約60名参集する。秋田はホスト県なので、会議、懇親会、エクスカーション、有意義な協議会になるようにしたい。ウエルカムあきた!

政局は菅総理がようやく30日に退陣の意向を固めた。民主党の後継争いが本格化しているが、誰がなってもあまり代わり映えしそうにない。国民はしらけている。震災復興、景気回復など課題は山積みであるが、ニッポン丸を元気に前進させることのできるリーダーの出現を望みたい。政治家、官僚の在り方、日本のシステムの変革が必要である。

わたしたちは元気なあきた創りにスクラムを組んでトライしていきたい!

                                                 社長  小国 輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年7月25日 月曜日 | No Comments »

待ちに待った新商品が7月30日大安吉日にデビューする。その名は餡三舞(あんさんぶる)?殿の一押しーである。最高のこしあんの餡玉に最高級の小豆焦粉とあきたこまちの発芽玄米粉をまぶした風味豊かな生あんもろこしである。昔殿様が「これは諸々を超える旨さじゃ」と太鼓判を押したことが、秋田銘菓諸越の誕生秘話と言われているが、21世紀の新しいタイプのもろこしが出来上がった。四百年前の城下町と現代の時空を超えたタイムトリップを楽しみながら皆さんにご賞味いただきたい。

今年は梅雨明けも例年になく早く、暑い日が続いている。大町店の「えん」にてかき氷を始めた。スタッフが練りに練って創り上げたこだわりのかき氷、イチゴと抹茶の二種類、500円での限定販売である。ぜひ大町店で、おいしいお菓子やかき氷を食べながら、旭川のせせらぎを眺めて涼をとって貰えたらと思う。

全菓連青年部の中国四国ブロック大会が広島市のグランビア広島で開催され参加した。テーマは「ひとつになろう」、中国四国地区の青年部の皆さんのすばらしい設営で大会、懇親会ともに大盛会だった。東北への義援金が集められ私が壇上でお預かりした。翌日はセブンイレブンの弁当・おにぎり・デザートを製造するデリカウィングさんのデザート工場を見学させていただいた。ここまでするのかと思うほど衛生管理は徹底していた。紆余曲折を経てデリカウィングさんを隆々発展させている細川社長のお話に感銘を受けた。座右の銘は「楽則能久」強烈な夢追い人である。またもみじ饅頭で有名なやまだ屋さんのおおのファクトリーも見学させていただいた。昨年竣工した最新鋭の製造機器と衛生管理システムを採り入れた店舗併設の工場である。やまだ屋の中村社長は青年部の仲間である。不易流行を大事に新しいチャレンジを続けている。広島は二年後に全国菓子博覧会を開催することになっており大変業界が盛り上がっている印象をうけた。大学時代の親友で鹿島建設の植田裕君にも会うことが出来、旧交を温めた。植田も頑張っている。エネルギーをもらった。ところで7日は私の誕生日だったが、朝食の豆乳でアレルギー反応がでてしまい私の顔がもみじ饅頭みたいになってしまった。呼吸が少し苦しくなりもしかしたら七夕に昇天するのかと思ってしまった。48歳体調の曲がり角、健康管理に気を付けよという神のお告げかもしれない。

その後全菓連青年部の東北北海道ブロックの部長会議を仙台で行った。中島部長も大阪から駆けつけ、震災後の各県の状況等の情報交換をして、来年二月仙台において全菓連青年部の全国交流大会と東北北海道ブロック大会を合同で開催することに決定した。全国の仲間のお菓子を被災地の子供たちに配布する「愛の菓子」運動もそれにあわせて実施することにした。菓子業界もまだまだ大変な局面が続きそうであるが、絆を大切に愛と勇気で乗り切って行きたい。がんばろうーお菓子屋!!

ステーションビル株式会社では成田社長が会長になり松本実さんが社長に就任した。新社長は41歳の若さである。ホテルメトロポリタン親交会、トピコオーナー会議が開かれ、松本社長を始め新スタッフの皆さんと懇親を深めた。立川駅のグランディオで東北復興支援の秋田物産展が開かれトピコを代表して斎藤昭一商店と弊社が出店した。松本社長、野原部長がなまはげの格好でパフォーマンスをして、立川のお客さんに大好評だった。あまりの暑さになまはげもへろへろだった。弊社は福岡営業課長が5日間奮闘した。連日35度近い暑さの中だったが、さなづら、どらやき、あきたこまちおかきがけっこう売れた。稲庭うどん、きりたんぽも好評だった。私も最終日駆けつけ販売をしたが、かなり秋田にゆかりのお客様がいらして有り難かった。いいマーケティングにもなった。今後もJRグループとタイアップさせていただき県外での外貨獲得活動を強化していきたい。旅行業時代からお世話になったトピコの野原さんは今月で退職になるそうである。ありがとうございました。なまはげはまたお願いしたい。

コープあきたの虹の会総会が開催され、北都銀行の町田会長が講演された。最近の政治経済、秋田の状況をわかりやすくばっさりお話いただき胸のすく想いだった。コープあきたは大川理事長の陣頭指揮で業績もいい。弊社もあやかって頑張りたい。

全国法人会連合会青年部の東北地区会長会議が秋田アルバートホテルで開催された。(私が秋田県の会長)平成26年には秋田で青年部の全国大会が開催されることになっている。組織を活性化させていきたい。各県会長と有意義な情報交換を行った。

全国知事会議が秋田キャッスルホテルで開かれホスト役の佐竹知事が活躍されていた。コーヒーブレークでは弊社のあきたロールがデザートにだされ、好評だったようである。

スタジオS25周年・ピアノサロンK20周年記念祝賀会が開かれ、キャッスルホテルでのステージパフォーマンスも素晴らしかった。継続は力なり!

瀬下建設工業の25周年記念祝賀会も開催され、内館牧子さん、太田章さん、石井浩郎さん、柳葉敏郎さんら著名人によるパネルディスカッションもあり、大盛況だった。毎回私も出席させていただいているが、瀬下さんの行動力と人脈の広さは大したものである。義理と人情、人と人との絆を大切にすること、抜群のフットワーク、ぜひ見習いたい。

秋田県和菓子協会の総会が開かれ片谷さんに代わって藤井さんが会長になり、私が副会長になった。菓子業界をもっと盛り上げていきたい。

東海林太郎歌謡芸術保存会の中村邦雄会長がご逝去された。享年90歳。誰よりも東海林太郎を愛した会長だった。町田のご自宅にお悔やみにお伺いした。東海林太郎音楽館に東海林太郎ゆかりの品々をご寄贈いただくことになった。大切に保存し活用させていただきたい。ご冥福をお祈りします。

阪神VSヤクルトがこまち球場でおこなわれ、ナイター阪神側外野席で応援した。タイガースの応援はとにかくすごい。試合より面白い。6-0で勝ったが翌日は負けてしまった。

サッカー女子なでしこジャパンがフランクフルトでのワールドカップ決勝で大熱戦の末(2?2)、PK戦で世界ランキング1位のアメリカを破り、金メダルに輝いた。澤選手をはじめなでしこジャパンの選手たちの活躍はすごかった。このところ政治も経済も停滞し明るいニュースがなかった日本が歓喜の渦に包まれた。粘り強くあきらめないことが大切である。ジャパンNO1!

大相撲名古屋場所、大関日馬富士が白鵬を破り優勝を決めた。白鵬の8連覇はならなかった。魁皇は千代の富士の記録を塗り替え1047勝を達成したが、場所中に引退した。長い間お疲れ様!琴奨菊の大関昇進は今場所は難しそうである。がんばれ日本人力士!

28日から北東北インターハイが始まる。秋田市ではサッカー、女子バスケット、柔道等が行われる。熱戦を期待するとともに榮太楼もおみやげ販売はりきって頑張りたい!

                                           ?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? 社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年6月25日 土曜日 | No Comments »

ホンダスマイルミッションの取材があり、あきたロールの話を中心に震災後の菓子組合青年部の動きなどについて話をさせていただいた。21日JFM全国ネットで放送され早速ツイッター等で反響があった。レポーターはルーシーさん、大町店で取材を受け放送分以外にもいろいろな話題に花が咲いた。実は3月にも取材をうけていたが、震災直後の放送予定だったため中止になってしまい、今回が再トライだった。スマイルミッションの特別カーで全国を回っているそうで、今回は東北を重点的に取り上げているようである。ルーシーさんの明るく楽しいトークで番組は人気があり、通勤時間帯の放送なので聴取率もいいようである。おかげであきたロールの問い合わせオーダーも増えた。来月発売の東北ウォーカーにもあきたロールが掲載されることになった。高島屋さんの社内販売ではさなづら葛ようかんが取り上げられ、そごう西武のサントリータイアップ企画ではさなづらが景品として東北代表のお菓子に選ばれた。ジャパンフーズシステムさんの夏ギフト企画でも生どら・あきたロールセットとさなづらが採用されている。また東京のパパスドラックさんでは実験的にレジ横で弊社のお菓子を販売していただいている。ありがたいことである。愛想よくずうずうしくPRして榮太楼銘菓を全国に販売していきたい。

千秋茶会は天候に恵まれかなり人出が多かった。裏千家様、狭山流様、玉川遠州流様からご用命いただいた。茶席菓子も評判は上々でそれぞれご担当の先生方からお褒めの言葉をいただいた。菓子屋冥利につきる。干菓子や上生のレベルはスティタスである。

秋田信用金庫の創業100周年記念式典・祝賀会がキャッスルホテルで開催された。震災の影響で延期されたが、当日は500名近くが参集し盛会だった。明治時代に菓子業組合の無尽の会からはじまったのが秋田信用金庫の前身である。地域密着の金融機関として中小企業に対する面倒見がよくそのせいかあきしんの会はアットホームな雰囲気が漂っている。100周年を向かえ、高橋祐之助会長も感無量のご様子だった。弊社もいろいろ面倒を見ていただいている。その後行われた秋田信用金庫総代会では、高橋会長と千田理事長が退任され、平野専務が新理事長に就任した。平野さんはあきしん生え抜きの理事長である。お二方に感謝するとともにあきしんのますますの発展を祈念したい。

酒販店の若手で結成された酒和人(しゅわっと)が企画したイベント「酒縁」がアゴラ広場で開催された。弊社も依頼を受け協賛販売を行った。20代30代の若いお客さんや家族づれも多く売上はともかく結構にぎわった。酒にあうように氷で冷たく冷やしたさなづらの試食販売をおこない反応があった。日本酒の新しい展開を模索する酒和人の皆さんにエールを送りたい。キリン友の会が久しぶりに山寿司で行われた。北野新支社長をかこんで 、25名のメンバーが集まりうんちくを傾けながら麒麟麦酒を楽しんだ。キリン友の会は有意義な異業種交流会である。楽しい人生、キリンで乾杯!

秋田県菓子工業組合青年部の総会がキャッスルホテルで開かれ、片谷部長(勝月)から遠藤新部長(ぜんげつ堂)にバトンタッチが行われた。片谷君は私の後6年青年部長を務めた。活発に事業を行い青年部を活性化するとともに、会員拡大していくことが課題である。遠藤新部長にはみんなの役にたつ青年部活動を実践してもらいたい。がんばろう!!

秋田市行政改革市民委員会の第一回会合が開かれあきた改革プラン実施計画について秋田市の説明を受けながら議論を交わした。私も昨年の計画段階にひきつづき委員である。厳しい時代ではあるが行革でコストダウンを図りつつ、未来のあきたが発展していけるように成長戦略を描いて行かなければならない。穂積市長のフォーラムも開催されたが市長も3年目、かなり気合がはいっている。

秋田南高校吹奏楽部の定期演奏会が県民会館で開かれ超満員の聴衆がすばらしい演奏に酔いしれた。サッカーもインターハイ初出場を決めた。私もPTA会長は終わったが南高応援団の1人である。南高も来年の50周年に向かって盛り上がっている。

太陽堂の山縣さんの長女まやさんが無事赤ちゃんを出産した。初孫である。山縣さんも奥さんも大喜び、おじいちゃんは早くもでれでれになっていた。おめでとうございます!

佐々木薫君が忌明けになり、同級生有志で彼を囲む会をあみもとでおこなった。またまた昔話を肴におおいに盛り上がった。気のおけない仲間の飲み会はいいもんだ。

第一高等学院の生徒14名が校外学習で大町店に来店した。菓子業界や榮太楼のこと、秋田のこと等について私が話しをして質疑応答した。引率の佐藤元先生(私の同期)からも鋭い質問があった。彼らの目は輝いていた。

法政大学父母の会秋田支部の新入生の親の歓迎会がイヤタカでおこなわれた。大学からも来賓がきていろいろ説明があり、親同士の情報交換がもたれ有意義だった。大学もなにかと進化している。

今週末はヤートセ秋田まつりが大町で開催される。26日には大町まつりも同時におこなわれ、榮太楼も出店してあんみつや生どらを販売する予定である。たくさんの人で賑わいそうだ。まちはみんなで盛り上げなきゃ!

総務部長として3年間尽力いただいた藤井さんが退職することになった。経営計画策定等業務改善を中心的に進めてもらった。今晩は有志30数名による送別の宴である。ありがとうございました。

脳出血のため入院加療中だった佐竹秋田県知事と金田勝年衆議院議員が相次いで退院され公務に復帰された。お二方とも本当に働く政治家である。このあともお体を大事にされ、秋田や日本のためにご活躍いただきたい。

それにしても国政の混乱ぶりはひどすぎる。国民不在、政局がらみの足の引っ張り合いである。震災復興、日本の再生に挙国一致してとりくまなければニッポンは沈没しかねない。根本的に日本の政治は変えなければならない、まさにCHANGE OR DIEである。いでよ救世主!

社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年5月30日 月曜日 | No Comments »

石巻に震災見舞いにお伺いし、福祉施設にお菓子をお届してきた。旅館栄太楼を廃業した際、石巻の森消化器内科の森先生が茶室又喜庵をお引き取り頂き立派な庭園を造られたが、この度の津波で一部床上浸水したものの無事だった。お伺いしたときには庭園の手直し工事に着手されており秋には素晴らしい庭が復元されそうである。森先生の御縁で石巻祥心会を御紹介いただき「ひたかみ園」など障害者の方々の入所する施設数か所をまわらせていただき、さなづら、どらやき、さくらゼリーをお渡しした。大変喜んで頂き逆にこちらが嬉しくなった。震災直後は本当に大変だったそうである。海に近い地区は壊滅的な状況でまだまだがれきの山で、たくさんの方々がもくもくと作業を続けておられた。胸が痛むと共に頭がさがる想いだった。被災した地区が広すぎるし復興には時間がまだまだかかるが、一歩一歩前進してきている気がする。できることから皆少しずつ頑張っていこう!石巻赤十字病院で患者さんたちのケアにあたっている秋田出身のミラクルガール大塚さんを激励して帰ってきた。全菓連青年部では秋に被災地支援の「愛の菓子運動」を行う予定である。

秋田信用金庫100周年記念の復興支援チャリティーミュージカルが文化会館で上演された。タイトルは「稲穂堂物語」、秋田の和菓子屋の娘が東京の洋菓子店でパティシエを目指していたが、父親が倒れ呼び戻され、危機的状況の和菓子屋の再建を跡取りとして託される。はじめはいやいやだったものの、3代目社長として祖母や菓子職人、同級生の秋田信用金庫の担当者たちの力を借りて、ヒット商品を開発していくストーリー。スイーツフェスタで稲穂堂の新商品「雪うさぎ」がグランプリに選ばれる場面では、感動して涙を流しているお客さんがたくさんいた。私もやばかった。実はわらび座の脚本家栗城宏さんや俳優さんたちが弊社工場を訪れ、私と鈴木工場長が取材に答えた内容がかなりミュージカルに反映されていた。「お菓子は甘いが菓子屋の経営は甘くない。」といった弊社東三郎元社長のセリフも使われていた。人と人との絆の大切さ、お菓子の持つ不思議な力が感じられる素晴らしいミュージカルだった。一回だけの上演ではもったいないという声も多かった。梢ちゃん役の主演の窪寺さんをはじめわらび座の役者さんたちは最高だった。ありがとう!「夢はつむぎあうものなんだ」

同じ日に映画「エクレール お菓子放浪記」の公開試写会も児童会館で行われた。出演した林隆三さんもかけつけスピーチをされた。戦中戦後震災孤児の男の子が感化院に入れられ苦労するが、刑事さんからもらったお菓子エクレールが忘れられず様々な逆境乗り越え成長していく姿が描かれている。小説家西村滋さんの自伝的作品である。こちらも大震災後の今にも通じる感動的なストーリーで、お菓子は人々を元気づけ笑顔にすることが伝わってくる。宮城県を中心に東北管内で撮影が行われたがメインロケ地は石巻市であり、映画にでてくる劇場や河川敷はあとかたもなくなってしまった。7月から全国の映画館等で順次上映される予定である。ぜひたくさんの人に観てもらえるように応援していきたい。「お菓子はやさしさを運んでくる。」未来に残したい、子供に伝えたい、お菓子が紡ぐ希望の物語である。現実の「栄太楼物語」も人々に感動の渦を巻き起こせるように頑張っていこう!

JFMの全国放送「フラワーズ」の電話取材があり、出演した。パーソナリティーは真木ひろかさん、新スイーツ「わころん」の話題だった。わころん開発秘話やわころんおいしさのポイントなどについて話をした。話題性のあることにチャレンジして、その情報を伝えていくことは大事なことである。フラワーリポーターを仰せつかって光栄だった。さらにわころんの輪を広げていきたい。 

親友の千葉利昭君が理事長をつとめる千成会がフォンテ秋田に遠藤歯科クリニックを移転オープンさせ、披露祝賀会が行われた。旭北歯科医院ともども患者さんも増え、訪問介護事業順調で千成会は活気に満ちている。千葉先生は実業家歯科医である。お菓子はいつも栄太楼、本当にありがたい。

ゴールデンウィークは後半いくらか個人客が動いたものの旅行会社のツアー客や新幹線利用客が激減し観光客は少なかった。船井総研の鈴木さんが弘前の帰り、秋田によってくださりさまざまな情報交換をさせていただいた。菓子業界も震災後伸びているところとだめになってきているところが二極化しつつあるようである。日本人の価値観や考え方が変わってきている。何を誰にどのように販売していくのか、店のポリシーとセンスが重要である。大量生産、大量販売の時代は終わった。どんなシーンでどういうふうにお客様がお菓子を召し上がるのか考えながら、商いを深化させていきたい。

秋田商工中金ユース会の研修会が夏瀬温泉都わすれで開催された。昔田沢湖で生息していて絶滅したとおもわれていた国鱒が昨年山梨の西湖で見つかったが、国鱒の研究でくわしい三浦さんから、講演いただいた。都わすれの佐藤専務にお世話になったが、スタッフのみなさんの気配りが素晴らしかった。

秋大附属中PTAの役員会と附属四校園のPTA連絡協議会が相次いで開催され、情報交換をおこなった。今4番目が附中2年生在籍中で、4人の子たちがお世話になったので合計18年間附属PTAにかかわりがあり、私の頃もあわせると29年間縁があることになる。附中精神は「自発、創意、責任」である。私も原点に帰って頑張りたい。

秋田県観光連盟理事会・総会が開催され、永年勤められた渡邉靖彦会長が退任され、齋藤善一さん(羽後交通社長)が新会長に就任した。観光業界、旅館ホテル、飲食業は震災後本当にきびしい状況におかれている。まずは秋田県内の宿泊優待事業などで需要喚起を図っているが、早く福島原発問題が落ち着いて、遠方からも観光客を呼び込めるよう官民一体となって仕掛けていく必要がある。渡邉会長ありがとうございました。

竿燈まつり実行委員会では、宮古、釜石、多賀城から被災者1600名を竿燈まつりに招待することに決めた。穂積市長の英断である。今年の竿燈はおおいに盛り上げていきたい。よっしゃ司会者輝もはりきっていくぞ!

東京でのお菓子の増売を図るべく、ジャパンフーズシステムさん高島屋さん等をセールスに回ってきた。東北復興支援で岩手、宮城、福島のお菓子はすごい売れ行きのようである。「鴎の玉子」「萩の月」大人気だった。秋田も蚊帳の外にならないように愛想よくずうずうしく売り込んでいきたい。復興支援にはまず自分から元気出していこう!

弊社株主総会では減資と増資を行い財務面の強化をすることになっている。水ようかんをはじめ夏のお菓子もラインアップした。おおいに攻めに転じていきたい!

大相撲技量検定場所、なんとも盛り上がらなかったが横綱白鵬が7連覇を達成した。秋田の華王錦が新十両昇進を決めた。来場所以降の正常化と盛り上がりを期待したい。

きょうは大鵬親方の71歳の誕生日、白鵬関たちがお祝いの会を開いているようである。

                                   社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2011年4月28日 木曜日 | No Comments »

 あきた川反スイーツ「わころん」が23日ついにデビューした。トピコで企画した美術工芸短大の官能先生、学生さんたち(ミスわころん)3人と発売開始試食イベントを実施した。先に大町店でおこなわれた「わころん完成試食プレス発表」で多くのテレビ、新聞等のメディアにとりあげられたおかげで街の話題になったようで反応は上々である。わころんの企画、開発、販売はイヤタカの北嶋正社長が会長を務める川反ルネッサンス推進委員会の仕掛けである。学生と菓子メーカーが共同開発した商品を川反地区のお店が販売し地域を活性化させようという画期的な取り組みである。栄太楼直営店でももちろん販売するが、居酒屋、レストラン、割烹、バー、ギャラリー、お茶屋等10数店舗でわころんを取り扱っていただいている。さなづらバタークリーム、いちごクリーム・白餡、抹茶クリーム・こし餡の3種類で、一個160円、3個入りお試しパック525円、9個入りギフトパッケージ素敵な袋付き1640円である。パリジェンヌはマカロン、あきたジェンヌはわころん!みんなで広げようわころんの輪!

 23日24日セリオンリスタで「港ワンお菓子フェスタ」が開催され出店した。かなり盛況だった。ぜんげつ堂、旭南高砂堂、勝月をはじめ秋田の菓子店の仲間がブースを構えオリジナルスイーツを販売した他、岩手、宮城、福島のお菓子を友情販売した。岩手の小澤菓子店、宮城の白松が最中、福島大黒屋のだるま最中など人気があった。被災地支援チャリティー募金もけっこう集まったようである。弊社も新発売のわころんをはじめ、あきたロール、さくら大福、花見だんごなどコンスタントに売れていた。スタッフの小玉さん、中村さんお疲れ様。ステージでは中央高校の吹奏楽部の演奏をはじめさまざまなグループが、歌や踊り、パフォーマンスを繰り広げにぎやかだった。昨年からセリオンが道の駅になり、毎週土日マルシェDEポートが開催されていて、常連のお客様も多いようである。イベントプロデュースはバウハウス。担当の保坂さんたちには大変お世話になった。ありがとうございました。英知を結集し汗をかき、まずやってみることが大切である。チャレンジOK!

 日本テレビの朝の情報番組「スッキリ!!」でさくらゼリーが取り上げられ7日全国放送された。テリー伊藤さんがさくらゼリーを紹介し出演者のみなさんがおいしそうに食べて下さった。かなりのインパクトがあった。直後からインターネットでのオーダーが殺到し、弊社ホームページはサーバーがパンクしてしまった。楽天は大丈夫で、かなりの注文をいただいた。中には被災地へメッセージをつけてお届けするものや、実際に被災された方からのオーダーもあった。弊社スタッフも涙で目をうるうるさせながら梱包作業をさせていただいた。さくらゼリーがみなさんを励ます一助になったとすれば嬉しい限りである。お菓子には人の心をなごませて元気づける効果がある。インターネット通販もおかげで波に乗ってきた。全国に栄太楼のお菓子を心をこめてお届けし歓喜の輪を広げていきたい!ただ当日の夜、大きな余震があり秋田では震度5弱で、また翌日昼まで停電になってしまった。電気がなければインターネットも不能である。あたりまえのことのありがたみが痛切に感じられる。日々感謝が重要!

 全菓連青年部の役員会が東京で開かれ、今年度の事業計画や震災対応等について協議した。中島部長の発案で全菓連の岡本理事長の後押しもあり、愛の菓子運動として全国のお菓子をピンポイントで被災地にお届けする事業を行うことになった。「本当の愛、本当の心、菓子にのせ届けたい。」青年部のテーマ曲「愛の菓子」の一節である。作詞作曲は元全国部長の福島の古川さん。古川さんも原発の風評被害を受けているが家族や従業員のみなさんと頑張っている。ぜひとも菓子屋の青年部の仲間でバックアップしていきたい。全菓連の全国交流会もできれば東北地区で開催する方向で検討している。人の交流を通じてできることを着実におこない、元気を出していこう。ファイト東北!

長男紀敬の大学の入学式も中止になった。4月から上京し長女香澄と三鷹のアパートに住んでいる。生活面ではふたりで力をあわせてうまくやっているようである。首都圏の大学は5月連休明けから授業開始になるところが多い。計画停電の影響が大きかったようである。余震もつづき原発の終息にはまだ時間がかかりそうであるが、政府と東京電力には迅速、正確、誠実な対応を願いたい。

 南高校の入学式では、「感謝を力に青春を謳歌しよう。変革への挑戦をしよう。人間力を高めよう。」といった祝辞を述べさせていただいた。子供たちの無限の可能性に期待したい。

 商工中金の甲斐支店長がニューヨーク支店長としてご栄転になり、新支店長として辻さんが秋田に着任した。ユース会で平安閣で歓送迎会をおこなった。甲斐さんには3年間公私ともにお世話になった。ますますのご活躍を期待したい。歓送迎会では秋田からニューヨークに研修に行こうと話しが盛り上がった。

 イヤタカ友の会の総会があり、北嶋社長から役員体制の変更の件やイヤタカの最近の取組みの話があった。また長谷部光重友の会会長からは、経営についての含蓄のある話題提供があった。6月に「先読み経営」についての出版記念講演会が行われることになっている。

 竿燈まつり実行委員会総会が第一会館で開かれ今年の竿燈は通常どうり開催することを決定した。実行委員長の穂積市長の発案で、被災者の方々を竿燈に招待する方針も固めた。青森ねぶた、山形花笠、仙台七夕、岩手さんさ踊りも例年どうりの開催が決まった。東北の復興は夏祭りから、秋田の元気は竿燈祭りからである。

 統一地方選挙、秋田では県議会選、市議会選が行われ新しい議員の皆さんが決定した。震災後の自粛ムードの中での選挙選だった。県政も市政も課題が山積みであるが、議員の皆さんには力を合わせて、よりよい秋田創りに邁進していただきたい。我々もできるところから頑張ろう!

 私のJTB時代の後輩である山本光宏君が肺がんのため急逝された。震災の日まで会社に出て頑張っていたそうである。独身寮も神戸三宮支店もいっしょだった。享年47歳、あまりにも旅立ちが早すぎる。合掌。

 「観光と物産」新聞を永年発行した伊藤正雄さんもお亡くなりになった。奥様は畳を愛する会の事務局長をお勤めいただき、御夫婦ともにお世話になった。

同期の佐々木薫君順君の父上もご逝去された。葬儀での喪主薫君の挨拶にじーんときた。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 元キャンディーズのスーちゃんも天国に旅立ってしまった。ご葬儀での本人の録音メッセージ、ファンならずとも涙が止まらない言葉だった。

桜前線は寒さのため例年よりおそく、秋田市ではようやく咲き始めたが千秋公園では二の丸でやっとちらほらといった状況である。角館、弘前の観桜会も始まったが、旅行ツアーは集客数激減のようである。東北新幹線は29日再開する。今年のさくらはかえってゆっくり見る事が出来そうである。状況の許す方は県外からもぜひたくさんお越しいただきたい!栄太楼もゴールデンウィーク一生懸命頑張ろう!!

                                                                     社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」