2013年11月8日 金曜日 | No Comments »

秋田ディスティネーションキャンペーンがついに始まった。秋田県、JRグループをあげての宣伝効果もあり、秋田県への観光入込客は今月順調に増えているようである。毎週末各地で様々なイベントが行なわれておりどこに行ったらいいか迷ってしまうほどである。秋田市ではエリアなかいちのにぎわい広場で「食と祭りの大博覧会」が2日間開催された。弊社も菓子組合青年部の仲間とスイーツコーナーに出店した。初日はAABのサタナビの生中継もありなべっこコーナー、県産牛の試食コーナーともども賑わった。2日目はあいにくの雨模様だったが、かやき四天王決定戦が行なわれ知事や商工会議所会頭はじめ来賓もお越しになりかやきコーナーには行列ができる盛況ぶりだった。ユーランド八橋のグリーンカレーかやき美味かった。初出場で四天王にえらばれた「ぷくぷく」さんの牛筋煮込み絶品だった。スイーツコーナーも単価は低かったが客数は多く、どらやき、生どら、栗羽二重、ほくほく芋など収穫祭のお菓子が人気だった。イベントは費用もかかりあたりはずれもあるが知恵をだしあって継続していくことが大切である。秋田県総合政策審議会の観光・交通部会が開かれ提言をまとめるためのディスカッションをおこなった。ポストDCのPR活動を継続し、交流人口を増やすとともに秋田の食品産業を強化して県外から外貨獲得につながるようにしていきたい。鶴の湯温泉でのお菓子の販売に行ったが本当に全国からあこがれの「鶴の湯温泉」にわんさかお越しになっていた。私もお客様の写真撮影に忙しかった。感動したお客様は喜んでお金をお使いになる。「つるまん」「さなづら」も大人気だった。昔ながらのたたたずまい、自然な風情を維持していることが鶴の湯さんの魅力である。秋田らしい良質な田舎を磨きあげていくことが観光強化にとって重要である。
文化施設整備構想検討委員会も3回目の会議があり、新しい施設がもつべき役割と機能について討議した。芸術文化の発表の場としての上質なホールが求められるが、大会、会議などのコンベンションがきっちり開催でき外貨獲得に資するものである必要がある。県の提案が先走って魁新報に掲載されたが規模や立地については次回つめていくことなっていいる。金太郎飴のような中途半端なものであれば税金の無駄使いにあるので、未来の秋田人が誇れるようなランドマークを創造したい。
全菓連青年部東北北海道ブロック大会がホテルメトロポリタン山形で開催され、秋田県青年部長であるぜんげつ堂の遠藤君、酒井商会の酒井君といっしょに参加した。全菓連の岡本理事長、中島青年部長をはじめさまざまな仲間と交流することができて大変有意義な大会だった。でん六の三代目鈴木隆一社長が講演された。鈴木さんは私が平成11年に秋田の初代部長になったときの山形の部長で、過去に二回でん六さんの工場見学をさせていただいた。現在年商186億円だそうであるが、鈴木社長は毎朝4時半に起床され、「相互信頼」「顧客第一主義」をもとに「喜働経営」を実践されている。売上の半分がコンビニエンスストアということで週二回新商品開発会議を開き常に新しい提案を繰り返しているとのことだった。でん六さんを見習って弊社も努力していきたい。長谷川部長をはじめ山形のみなさんのホストで楽しい山形の夜を過ごすことができた。翌日は寿虎屋酒造を見学させていただき大沼社長にご案内いただき美酒を試飲した。その後みんなで山寺に参拝した。暑い日で汗だくになってしまったが景色が絶景ですっきりした。菓子屋の若手経営者の交流をそれぞれの菓子店の経営にフィードバックしていきたい。
東京経済大学のOB会(葵友会)による復興支援東日本大会が宮城県松島のホテル大観荘で開かれ川村支部長とともに参加してきた。母校の絆は強い。途中石巻を見てきたが以前に比べだいぶ復興が進んできている印象を受けた。
洋菓子協会会長で菓子舗一関の一関社長の奥様が脳出血のため急逝された。心からご冥福をお祈り申し上げます。
陸上自衛隊秋田駐屯地でヘリコプターの試乗会があり、秋田の上空を遊覧させてもらった。10分くらいの時間だったが海岸線から市内中心部まで上空から眺望することができた。秋田をなかなかいい街だなと思った。もっと活性化させていきたい。
大嶽親方が来秋し、仁賀保高原の土田牧場でお会いした。うまくいくと来年の夏秋田合宿が実現するかもしれない。大嶽親方が現役の頃は毎年旅館栄太楼で大鵬部屋が合宿していた。実現すれば力士にも励みになるだろう。土田牧場さんには原料の供給をいただき牧場限定販売の「風車サブレ」「ホワイトケーキ」「牛乳饅頭」を弊社が製造しいろいろお世話になっている。この秋は県外からのお客様も多いようである。
高校サッカー選手権次男の所属する秋田高校は西目に準準決勝で破れた。何試合か応援に行ったが由利本荘地区はサッカー場が整っていることを実感した。決勝は南高校対商業の顔合わせになった。2年生中心に頑張っている南の初優勝を祈りたい。
秋田市6次産業化事業としてノースアジア大学の学生のアイデアをもとに新商品開発に取り組んできたが、ついにできあがった。11月1日にプレス発表を行い2日3日にポポロードで販売する。「山のぶどう さなづらパイ」である。今後さらに進化させて東京マーケットを狙っていきたい。
今日出羽鶴酒造・刈穂酒造設立100周年記念講演・祝賀会が大曲のフォーシーズンで盛大に開催される。アルピニストの野口健さんが講演する。美酒を味わいながら100周年をお祝いしたい。伊藤社長には私も大変お世話になった。平成18年3月31日旅館栄太楼千秋楽最後の宴会が出羽鶴さんによる「栄太楼に感謝する集い」だった。出羽鶴さん刈穂さんのさらなる飛躍を祈念したい。うまい酒は秋田の文化である。
BJリーグノーザンハピネッツは開幕6連勝で絶好調である。観客動員数も増えているまさに県民球団である。ハピネッツのファンは熱い。今年こそ有明にいけそうである。弊社もお菓子の提供も含めサポートしていきたい。水野社長の情熱はすばらしい。中村ヘッドコーチの指導とトークもさらに熱が入ってきた。GOGOハピネッツ!!
台風26号で伊豆大島が大変な被害を受けた。さらに台風27号と28号が襲ってきている。この時期に異常である。「今までに経験したことがない大雨」「数十年に一度の暴風」というニュースがこのところ多いがそれがこれからは普通になるかもしれない。日本も世界も天候が変わったと理解して自己防衛できるよう準備をする必要がある。「備えよ常に!」である。
あとは神に祈るしかない。「神様ヘルプ!!」
 
                                   社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
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