2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL336 はコメントを受け付けていません

2024年 辰年の新年を迎えた。21日で弊社・菓子舗榮太楼も141歳になった。まさに世の中は大変化の時代である。先を見据え様々なチャレンジをしながら何があっても動じないように精神も整えつつ頑張っていくことが大事だと思う。榮太楼も新たな創業の時だと肝に銘じて、150周年に向かって榮太楼再生を図りつつ前進していきたい。すべてのスタッフがワンチームになって「わたしの榮太楼」を盛り上げていこう。世のため人のため秋田のために榮太楼も奮起したい!
元旦には最大震度7の大地震が石川県を襲い能登半島は壊滅的な被害を受けた。死者行方不明者が約250名になり多数の方々が被害にあい広範囲に断水が続き、いまだ避難生活を強いられている。翌2日には、救援物資を運ぶ海上保安庁の飛行機が日本航空機と羽田空港で衝突炎上する大事故が起きた。海保機の搭乗員5名が亡くなった。JALの乗客乗員379名は炎上する機体から全員脱出して無事だった。日本航空のスタッフの緊急事態でのスピーディな対応と乗客の協力がこの惨事の中で奇跡を起こした。私はたまたまリアルタイムでNHKニュースをみていたが、炎上する飛行機をみて大変な被害になると呆然としたが全員脱出はすごいことだと思う。人間万事塞翁が馬 禍福は糾える縄の如し ということわざがある。今年は大地震と事故の凶事からのスタートとなったが災い転じて福となす気持ちで、日本が明るく元気になれるように我々も前を向いて頑張っていこう!
「桜咲くさくらゼリー」「いちご大福」の販売もスタートした。店頭が一足早く春が訪れた感じで明るくなった。さくらゼリーはもっともっとアピールして全国津々浦々の皆さんに手に取ってもらえるように仕掛けをしていきたい。いちご大福はまさに春の一番人気の朝生菓子になった。いろいろな菓子店でいちご大福を販売しているのでお客様も食べ比べして楽しんでいるようである。「榮太楼のいちご大福が一番美味しい!」と言ってもらえるように魂をこめた菓子創りを心がけたい。
JAWA秋田の経営するサービス付き高齢者向け住宅「さらさ秋田土崎」で月に二回菓子の出張販売をさせていただくことになった。南川代表からお声かけ頂きさっそく今月からスタートしたところ入居者の方々の反応もよく喜んでいただいた。数年前から「さらさあきた駅前」では販売させていただいていて大変お世話になっている。土崎は昨秋オープンしたばかりで中央高校の近くの閑静な住宅街にあり、見学させていただいたが素晴らしい施設である。味しんが調理した美味しい食事が提供され、お風呂は温泉でマージャン等が楽しめる娯楽室もある。今後は榮太楼が販売する日は周辺の町内会にも声をかけてくださるようである。「おいしい楽しいお菓子」を持ってきたい。

秋田商工会議所の新年祝賀会が秋田キャッスルホテルで盛大に開催された。4年ぶりに立食パーティー方式のフルスペックでの開催で550名以上が参加した。お菓子コーナーには弊社の上生が並んだ。辻良之会頭、佐竹秋田県知事、穂積秋田市長から新年にあたっての挨拶があった。人口減少が加速する中秋田を取り巻く状況は厳しいものがあるが、洋上風力発電事業等自然エネルギー分野では秋田が強みを発揮できるし秋田は食材や資源の宝庫でもあるので、誇りと自信をもってあきたを活性化させていきたい。

昨秋、叙勲の栄に浴された乳井豊彦さん(乳井写真館代表)のお祝いをかねて、日本ボーイスカウト秋田県連盟の新年を祝う会がANAクラウンプラザホテルで開催され私もお招きいただいた。私は幼少のころから乳井さんにお世話になった。昔は乳井写真館は千秋矢留町にあり、旅館榮太楼の写真撮影はすべて乳井さんにお願いしていた。乳井さんは長くボーイスカウト連盟の秋田県理事長として秋田のボーイスカウト界をまとめてこられた。乳井さんは温厚で誠実なお人柄で85歳の現在も矍鑠とされている。来賓の佐竹秋田県知事からも祝辞があった。写真撮影は乳井さんのご子息で乳井さんも嬉しそうだった。田村理事長はじめ皆さんと私も情報交換させてもらった。今年は秋田でボーイスカウトの指導者の大会が予定されており1000名くらいが参加されるとのこと。お菓子も準備していきたい。
秋田信用金庫の秋田地区合同新年会が秋田キャッスルホテルで開催され300名以上が出席して大盛会だった。私が5年ぶりくらいで司会を仰せつかった。発起人代表の深澤社長、秋田信用金庫の菅原理事長から挨拶があり、乾杯のあとアトラクションとして秋田民謡の大御所・小野花子さんの歌があり楽しく和やかな宴になった。あきしんさんは地域密着営業をされているので参加者も最後までほとんど帰らずに会場は賑わっていた。地域を元気にできるよう私たちも頑張っていきたい。
24日にはイヤタカのヴァレリアーノで秋田県菓子工業組合と秋田支部合同の新年会が開催された。今年は来賓を招待せずに組合メンバーだけで新年会を開催し和気あいあいの雰囲気で、イヤタカの料理も美味しく有意義な会合になった。湯沢のくらたさんが組合に加入し、倉田拓一社長も初参加してくれた。景品として福楼の豚まん・シュウマイセットを使ってもらった。

12月29日には男鹿のゴンタローの籾山省吾社長が逝去された。籾山さんは洋菓子協会会長もつとめ、日本洋菓子協会連合会の監事も務めていた。葬儀前に山形の菅野会長が秋田にお悔みにいらしたのでご自宅までお連れして、籾山さんの奥様・ご子息からいろいろお話をお聞きした、最後まで菓子創りに情熱を燃やして頑張っていたようで胸が熱くなった。最後に入院したのがクリスマスだった。男鹿のJAレゼールで執り行われたご葬儀には東京から連合会の島田会長、石黒専務、持木事務局長も参列した。心のこもったご葬儀だった。

1月7日には高砂堂の塚本清社長がご逝去された。温厚なお人柄でお世話になった。4年前には専務のご子息が亡くなられてかなりショックを受けておられた。寺町セレーネでお別れの会が執り行われた。これからはご子息の奥様たちが高砂堂さんの経営を担っていかれるそうである。モン高砂堂の社長も12月に逝去されており、ご不幸が続いた。心からお悔やみ申し上げます。

附属幼稚園の「お餅つき」が秋田大学でおこなれ、尾形工場長、松橋、田口、平山の4名が餅つきをアテンドした。以前は12月に幼稚園に行っておこなっていたが、園児数が減ったこともあり、大学生に運営を手伝ってもらう形で、ご父兄や小学校児童、大学の留学生も参加して、2部にわかれてではあるが約210名が餅つきを楽しんだ。幼稚園の山名園長先生の熱意で実現した企画である。ひさしぶりの餅つきで弊社スタッフも緊張気味だったが参加した皆さんが笑顔で餅つきを楽しんで、大変素晴らしいイベントになった。つきたての餅も美味しかったようである。良かった。
大相撲初場所、大嶽部屋の王鵬は11日まで6勝5敗。二けた勝利をあげてほしい。相撲に強さがでてきたが、引いて負ける悪い癖が治らない。夢道鵬は現在4勝1敗、納谷は4勝1敗で兄弟そろって勝ち越し。大嶽部屋力士たちには最後まで健闘してほしい。優勝争いは琴ノ若が1敗で単独トップ。大関昇進を決めるだろう。2敗で横綱照ノ富士、大関霧島、豊昇龍続いており優勝争いは面白くなってきた。新入幕の大の里(石川県出身)が大活躍している。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL335 はコメントを受け付けていません

クリスマス寒波で大雪になった。22日、23日は交通渋滞もひどくなりトナカイも走りにくくなってサンタクロースも大変苦労しながらケーキを配達した。例年になく予約の動きが鈍く一時はどうなることかと思ったが、みんなの頑張りと輝サンタの義理人情に訴えるセールスの追い込み効果で、ほぼ昨年並みのクリスマスケーキを受注することができた。今年は限定品のクラッシックショコラにオーダーが集中し、12月早々に完売になり、マロンノエル、チーズケーキも続いて完売になった。年々大きなサイズのケーキが出なくなってきている。4号サイズの生クリームを販売したほうがいいかもしれない。原材料が高騰する中、極力値段は据え置いて勝負したが、いちごの値段が高くなって入手も難しくなりそうだということで苦労した。洋香さんを筆頭に工場スタッフのみんながスクラムをくんで製造し、例年になく手際よくほとんど残業せずに切り抜けた。包装、配送、販売のスタッフもよく頑張った。この勢いで年末年始商戦をさらに気合をいれてもりあげて兎年の2023年の有終の美を飾りたい。
行く年くる年干支どら焼きも特注オーダーがはいったり、けっこう動きがいい。兎は黄身餡の入った白い蒸しどら焼き、辰は芋入りつぶあんのどら焼きでどちらも干支の焼き印が押されている。紅白の個包装も目立つのでこの時期の店頭ではインパクトがある。「北のかざぐるま」も人気がある。今年のヒット商品のひとつである。最優秀新人賞といったところかな。もちろんMVPはさなづらである。年末の年越しそば饅頭もかわら版を作って早めに声掛けをしてきたので予約も増えてきている。

福楼の豚まんは昨年のトピコ店オープンの勢いはないが、リピータ―も増えあちこちから福楼の豚まんっておいしいねと言われるようになってきた。今月もハピネッツの試合会場ではかなり人気あり毎回完売した。プレステージインターナショナルさんでの月1回の販売も定着して、喜んでいただいている。あきたのソウルフード、唯一無二の豚まんになるためにはもうひとひねり必要だが、知恵を絞って福楼の豚まんを進化させていきたい。
今月の上旬には佐々木勝先生に来秋いただき和菓子のご指導をいただき、また、役員会にも出席いただいた。南通り店も見てもらい「えいたろうだんご」(みたらし)のアドバイスをいただいた。クリスマス直前には中村先生にお越しいただき、榮太楼と福楼の繁忙期の状況を見てもらいながらスタッフのヒアリングをしたり𠮟咤激励していただいた。両先生の御厚意に応えるためにも、榮太楼をさらに商売繫盛させて再生していきたい。中村先生がいらっしゃるタイミングでNHKからクリスマスの取材をうけて、その日のローカルニュースで3回、列島縦断ニュースで全国放送もされて、かなり宣伝になった。これからも時期をとらえて、おおいに愛想よくずうずしくアピールして、榮太楼ブランドの認知度をアップしていきたい。

大住小学校の6年生のキャリア教育の授業で、今年も講演させていただいた。「菓子の力で秋田を元気に!」というタイトルで榮太楼の歴史や菓子業界のこと、秋田の良さなどについてウルトラクイズを交えながら話をした。大住小学校のテーマは「太陽と風の子」であるが、みんな明るく元気で真剣なまなざしで話を聞いてくれて、私も元気オーラをわけてもらった。大住小の講演は4年連続である。
商工中金ユース会の鶴の湯研修がおこなわれ、ゲストに猿田副知事と日銀の片桐支店長をお招きして、片桐支店長から最近の経済状況や秋田の課題について示唆に富んだ講話をいただいた。多数のメンバーが参加して懇親会では酒を酌み交わしながら忌憚のない情報交換ができた。鶴の湯さんには弊社もお世話になっているが、やはり全国からたくさんのお客様で繁盛している。全国ナンバーワンの秘湯にあやかって頑張っていきたい。

東京経済大学スポーツクラブたらちゃん時代の後輩が3人私を訪ねて秋田に旅行に来た。私が初代会長であるが、2代目会長の武田君、野島君、島津さんの3人が来てくれて、雪が降って寒いときではあったが、秋田市内と男鹿を観光してもらい、夜はおなじくたらちゃんメンバーだったサンワの宮田社長も合流して、秋田長屋酒場で旧交をあたためおおいに盛り上がった。来年にはたらちゃんの40周年記念OB会を盛大に行う約束をした。昔の仲間はほんとにいいものだ。ありがとう!

ここのところ秋田の経済界をけん引していただいた方々のご逝去が続いた。マルシンの進藤金一会長、山二の西村紀一郎会長、金萬の大内ハナ会長があいついで亡くなられた。ご葬儀はお三方とも秋田キャッスルホテルで執り行われた。私も若い時からさまざまな場面でお世話になった。特に西村さんには秋田ロータリークラブ時代からかわいがっていただき、奥様は南通り店の顧客である。南通り店リニューアルオープンの11月21日は西村さんのお誕生日で、西村さんご夫妻から素晴らしいお祝いのお花を上げていただいた。感謝の気持ちに堪えない。金萬の大内睦子社長は私の姉芳子の仲の良い同級生でありハナさんは母上である。湯沢の7代佐藤養助さんもお亡くなりになった。心からご冥福をお祈り申し上げます。

今年はコロナが落ち着いて、2019年並みにさまざまな会合や忘年会が多くなってきた。キャッスルホテルで開催されたあきしん本店経済懇話会では、あきしんの菅原理事長や深澤会長はじめ会員の皆さんといろいろ情報交換ができ、私が中締めをおこなった。

秋田県観光土産品製造・卸協議会は無限堂で忘年会を行い、いろいろ商売繁盛につながる話ができた。旭北歯科医院の忘年会はイヤタカで行われ、例年のように千葉利昭理事長のさまざな気配りで楽しい宴になった。(ビンゴは商品がもりだくさんで毎度時間オーバー気味)
秋田商工会議所の辻会頭をゲストに迎えての商業、専門サービス、運輸交通、情報通信の4部会合同の会はイヤタカで行われ、今年の秋田のさまざまな課題についていろいろな視点から話ができて有意義だった。商業部会が当番で、冒頭私が開会の挨拶をした。水害、熊の害、政治家の舌害など、なにかと害の多かった秋田であるが、来年こそ上り龍のごとく秋田が元気に活性化する年にしていきたいものである。

警察の佐々木薫君が幹事をつとめてくれて、野球、バスケット、サッカー、ラグビー、バトミントン、相撲などのスポーツ関係者が集う忘年会が山王わかばで開催された。ハピネッツ水野社長やブラウブリッツの岩瀬社長をはじめ参加者のスピーチはなかなかユニークで楽しかった。ゲストのAKT武田アナ・菅原アナによることしの10代ニュースも面白かった。英気を養った。

大リーグの大谷翔平選手は10年総額1015億円を超える契約でドジャースへの入団が決まった。そして山本由伸投手も12年465億円でドジャースに入ることになった。大谷・山本コンビでさらに大リーグで大暴れしてくれることだろう。夢を語り、それに向かってチャレンジして努力して実現していく大谷翔平の素晴らしさはものすごいと思う。閉塞感の漂う日本にとって夢のある明るいニュースである。おおいに頑張ってほしい。

自民党安倍派の裏金問題で政界は揺れているが、日本の政治家には喝をいれたい!この国が生き残れるかの岐路にあることを肝に銘じてほしい。
秋田県の2050年の推定人口は56万人になるというニュースも入って生きた。全国一の減少率だそうだ。課題先進県の秋田。ピンチをチャンスに変えていきたい!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL334 はコメントを受け付けていません

21日南通り店がリニューアルオープンした。7月の水害で被害を被って以来お客様に支えられながら暫定営業をつづけてきたが、10月21日から工事に入り最初と最後に15日ほど休業したものの営業をつづけながらリニューアルを進めてきた。アートシステムの工藤副社長、高橋さんはじめ工事にたずさわった皆さんに大変お世話になった。

外壁をクリーニングし床、壁、天井等内装を一新し、明るく綺麗で広くみえる店舗に生まれ変わった。事務所スペースを厨房にして、みたらし団子の実演販売やソフトクリームを販売できるようにイートインコーナーも設置した。あきたこまちの米粉を使用したみたらしの焼きだんごは「えいたろうだんご」の名称で販売する(1本150円)。北海道バニラのソフトクリームは350円。くりくりソフトともちもちソフトは400円。両方ミックスは430円で販売する。イートインコーナーは24日から営業を始めた。お菓子もスタートは和菓子と洋菓子の焼き菓子メインであるが、新しい冷蔵ショーケースもはいり、クリスマスやイベントの際にはケーキもおおいに販売していきたい。

南通りはまだ完全ではないが、水害から復旧しおおくの店舗が営業を再開して頑張っている。弊社南通り店はちょうど中心部にあるので、一生懸命営業努力をして、地域が元気を取り戻して活性化できるように盛り上げていきたい。榮太楼にとっても大町店がない今、本店格の直営母店が南通り店である。榮太楼が復活しさらに進化していくシンボルとしても魅力あふれるお店にしていきたい。がんばろう榮太楼!
11月に入り、福楼もイベントでの販売が増えている。プライムハウスさんからオファーがあり御所野テルサでのイベントに出店した。秋田ノーザンハピネッツのホーム戦では毎試合人気で、ハーフタイムの前には完売している。毎回楽しみにして買ってくれているブースターも多いが日曜日など家族連れが多いときは子供たちが小銭をにぎりしめて豚まんを買いに来てくれている。うれしいしありがたい限りである。ハピネッツは外人選手の不調もあり3勝11敗で苦しんでいるが、12月からの巻き返しに期待したい。

秋田観光土産品協議会の設立3周年でまるごと市場でおこなった催事では福楼豚まんを3日間限定販売した。協議会会長でまるごと市場の大島社長が自ら豚まんを販売してくださった。感謝!23日には福楼トピコ店が1周年を迎え、お買い上げのお客様に豚まん1個サービスの謝恩セールを行った。これから繁忙期をむかえるので協力して売り上げを増やしていきたい。

先日、10月に行った商工会議所主催の「スタンプラリー」の抽選会を行ったが、榮太楼グループのお客様がものすごく多かった。参加した126店舗中、利用客数の上位が福楼トピコ店、榮太楼トピコ店、いとく新国道店、福楼土崎店であり、榮太楼全体で1100名を超えるお客様にご利用いただいた。このあとも客数を増やしていけるように頑張って行きたい。

店舗ではお客様へ向けた100円券バックセールやクリスマス先取りキャンペーンも実施中で、社内の独自キャンペーンも始まった。各自が前向きにチャレンジして目標達成してくれることを願いたい。私も毎年11月は営業強化月間なのでおおくのお客様に足を運んでセールスに励んでいる。物価高等でお客様の買い控え傾向も強まる中、シャトレーゼ等の競合相手も増えているが、榮太楼の商品の価値を高めながら大いに販売力を強化していこう!

2日先代社長・亡父敬二郎の33回忌と亡母静の23回忌法要を本妙寺で執り行った。大森住職からとても丁寧なお経をあげていただいた。本堂にある朱と金の掛け物は祖母キセが私が誕生した記念に本妙寺に寄贈したもので裏地には、先祖やお世話になった方々の戒名が記載されている。お上人さんからもいろいろなお話をしていただきお墓の前でもお経をあげてもらった。ご先祖様に守られている気がする。榮太楼もご先祖様の遺徳で140年間秋田で商売をさせてもらったわけである。恩返しする気持ちでここから心機一転頑張っていきたい。

官能先生の紹介で京都デザイン協会の松原先生(グリコアーモンドチョコを大ヒットさせた)が弊社にお越しになり、パッケージについていろいろご紹介いただきながらアドバイスをいただいた。美術工芸大学のこん教授も同席いただいた。商品が売れるかどうかはデザインやパッケージによるところが大きい。おおいに勉強して実践していきたい。ありがとうございました。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議・懇親会をユーランドホテル八橋で開催した。委員と観光連盟の事務局でかなり突っ込んっだ議論がされ、来年に向けてのあきたへの観光誘客の作戦を練った。人の往来は回復してきたが、観光業界の人出不足問題は深刻である。

秋田県食品衛生協会の会員大会で、私が会長表彰を受けた。食品衛生にさらに留意しながら、会社経営をしっかりやっていきたい。

秋田市竿燈会の納会が秋田キャッスルホテルで開催され400名が参集した。加賀屋会長から今年の竿燈の活動についてもいろいろ話があり、穂積市長からは竿燈会についての感謝をこめた挨拶があった。4年ぶりの納会とあって参加した各竿燈会のメンバーも非常に晴れ晴れした笑顔で楽しい宴になった。

7月の水害で延期になった北都会もキャッスルホテルで開催された。元ヤクルトの古田敦也さんが「古田流マネジメントー優柔決断のすすめ」と題して講演を行った。来賓できていた猿田副知事とは日米大学野球の選抜チームの同じメンバーでその時の話(猿田キャプテンで長嶋一茂もチームメイト)もされながらご自身の野球人生について話をされたので大変興味深くわかりやすかった。伊藤新頭取からは北都銀行の近況報告を含めた挨拶があり、我々経営者にもエールを贈ってくれた。久々の600名での懇親会だった。

さきがけ友の会の70周年記念講演会があり、日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長(サントリー専務)が「未来へトライ―強い組織づくりへの挑戦」と題して話をされた、ラグビーワールドカップのことも詳しく話していただき非常にためになった。土田さんは秋田工業出身で同支社大学では3連覇し、サントリー監督としても日本選手権を3度制している。私はタイミングをみて「ラグビー最中・サブレ」と「さなづら」をお渡ししながら挨拶をすることができた。私より年齢は一つ先輩であるが、すごくオーラがありながら腰が低く素晴らしい人だった。ラグビーワールドカップの日本への再誘致を実現させるとおっしゃっていた。期待したい。

また、高P連東北ブロックの進路対策委員会に講師として招かれ、「人を呼んで栄える秋田創りー次代をになう若者を育てる親世代に期待する」というテーマで話をした。PTA現役の役員のディスカッションは熱く、私も刺激を受けた。

阪神タイガースが日本シリーズで4勝3敗でオリックスを破り昭和60年以来38年ぶりの日本一に輝いた!「アレのアレ」をみごとに達成した岡田監督の采配は素晴らしかった。神戸で社会人時代をすごした隠れ阪神ファンの私も久々興奮した。めでたい!

大相撲九州場所、12日終わって霧島と熱海富士が2敗、琴ノ若と一山本が3敗で優勝争いをくりひろげている。今場所も全く予想のつかない混戦状態。貴景勝は4敗で脱落。王鵬は6勝6敗。最後連勝してしめてほしい。夢道鵬と納谷は負け越した。大嶽部屋力士の来年の健闘を祈りたい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子