2012年12月4日 火曜日 | No Comments »

11月は連日のように雨でこんなに晴れた日が少ない年は記憶にないくらいである。きょうも暴風雪だった。年末にむかって少しおだやかな天候になってほしいものである。22日から25日まで店頭において「ありがとうフェア」と「クリスマス先取りお楽しみ抽選会」を開催した。22日は良い夫婦の日、23日は勤労感謝の日ということで、身近な人どうしお互いに「ありがとう」を言い合いましょうといった趣旨である。弊社は「ありがとうどらやき」が入った500円相当のお菓子を390円(サンキュー)セットとして販売し、お客様に喜んでいただいた。抽選会も特賞は「平原さん家のクリスマスコンサート」や一等賞はクリスマスケーキが当たるということでけっこう盛り上がっていたようである。クリスマス本番まであと一ヶ月、クリスマスキャンペーンも佳境に入ってきた。私も150箇所以上のお客様をまわりお願いセールスを展開している。クリスマスは三連休になっているので、今年は早めに義理と人情に訴えるにかぎる。全社あげてクリスマス、年末セールを盛り上げていきたい。ガンバロー!

全国法人会連合会の青年の集い宮崎大会に参加してきた。租税教育プレゼンテーション、部会長サミット、大会式典と宮崎の皆さんの誠意あふれる運営で素晴らしい大会だった。約2000名が参集しシーガイアコンベンションセンターも大盛況だった。来年開催の広島からは100名以上が参加し熱心なPR活動を展開していた。その次はいよいよ秋田である。秋田大会の実行委員会も準備を加速させていかねばならない。秋田大会は2014年11月20日21日に決まった。宮崎大会の基調講演はわたみグループの渡邊美樹社長だったが、大学卒業後裸一貫からバイトでためたお金で居酒屋オーナーになり、修羅場を潜り抜けて今日までやってきた話や、介護ビジネス、カンボジアでの学校設立などのボランティア活動のことなど興味深い話だった。同じ経営者として肝に銘じたい。

宮崎の帰りにちょっと東京に寄り、息子と娘の大学の学園祭をのぞいて来た。法政大学も早稲田大学も外部からの来場者も多く学生の熱気にあふれていた。私も学生時代を思い出した。若いエネルギーのパワーは素晴らしい。一生青春である。

秋高卒業30周年同期会の反省会があり大いに盛り上がった。同期の仲間と会うと飲みすぎてしまうのが玉に瑕だが私のエネルギー源である。

田中真紀子文部科学大臣の理不尽な発言により、秋田公立美術工芸短大が翻弄された。4年生大学化が迷走の末認可されたが、穂積市長、樋田学長はじめ関係者の毅然とした対応が功を奏した。自分勝手で資質に欠けた政治家が多いのは困ったものである。

その美短の官能先生の授業でサッカーのブラウブリッツ秋田のお菓子を創ることになり、ブラウブリッツの岩瀬社長とともに美短で中間審査をおこなった。学生からさまざまなアイデアが出されたが、3つの案にしぼりこみ12月中旬に最終候補を決定することになった。パッケージもふくめて3月までに商品化をして来シーズン販売することになっている。このコラボレーションを成功させて、ブラウブリッッツが早くJ2に昇格できるよう盛りあげていきたいものである。美術大学が誕生すれば秋田の活性化にさらに寄与することだろう。

裏千家淡交会秋田支部の男子懇談会が濱の家で開催された。男性だけでお茶を楽しんだあと、料亭の料理に舌鼓をうちながら様々な話をした。なかなか風情があった。永井先生をはじめ幹事のみなさんありがとうございました。矢留青年部では秋の研修としてジャンボタクシーをチャーターして仙台瑞鳳寺のお茶会に参加した。濃茶席、薄茶席ともに趣があって素晴らしかった。買茶翁のお菓子も実に見事だった。有意義な一日だった。

商工中金ユース会の県南研修で、ヤマダフーズさんの工場見学に行った。ヤマダフーズさんは年商68億円で業界4位であり、業務用ひきわり納豆のシェアはトップである。コンビニや回転寿司に強い。後発の納豆メーカーだったが先代の山田社長が東京に納豆を売り歩き販路を開拓して業績を伸ばしてきたそうである。20年前に出来た工場に今年完成した業務用工場を見学させていただいたが、衛星管理が行き届いていてすばらしかった。その後フォーシーズンで情報交換会をおこなったが、齋藤社長の心配りか料理もおいしかった。特に納豆汁抜群だった。

女性消防団の全国大会が秋田で開催され県民会館でのお土産販売大盛況だった。弊社の「やわらかもろこし」や「さなづら」も人気で久々の大ヒットだった。女性のお客様の多い大会をどんどん秋田でやってほしいものである。県観光連盟の役割についての検討委員会もおこなったが、秋田県観光課と役割分担しながら秋田に来訪する観光客を増やし観光消費額を増大させていけるよう積極果敢なとりくみをおこなっていきたい。

バス協会やハイヤー協会の専務理事さんたちの全自動車協会の会合に招かれ観光について私が思いの丈を話させていただき懇談会をおこなった。少人数でオフレコの会であったため相当つっこんだ話をしておおいに情報交換をした。お声をかけていただいた佐藤専務ありがとうございました。

秋田市の6次産業化の委員会や、県の農業ビジネス塾の研修会が開催された。農商工連携や6次産業化は地方にとって重要なムーブメントになっている。湖東のやさい畑、ファームイン果夢園、食彩館くららを視察し意見交換をおこなった。成果につなげていきたい。

イヤタカ友の会で、この夏秋田ですべてのロケをおこなった映画「遠くでずっとそばにいる」の長澤監督をお招きして、講演会を開いた。来年の夏全国ロードショーになる。ヒットを期待したい。原作には榮太楼の「あきたロール」が登場している。あきたロールはJRのトランベールにも御当地スイーツのコーナーに紹介されおかげで今月トピコでの売上はかなり上々だった。ありがたい。

附中PTAの常任委員会をなかいちの御厨光琳で行なった。今年は特に大きな懸案事項もなく順調である。様々な話題に花が咲きなごやかな会合になった。

仁賀保の清酒飛良泉の斉藤会長がお亡くなりエクセルキクスイで葬儀が執り行われた。創業1487年の酒蔵である飛良泉の25代目として山廃仕込の美酒を追求した方だった。斉藤雅人社長の喪主挨拶にジーンときた。合掌。

こすもす秋田の御所野ホールがオープンし披露祝賀会がおこなわれた。8番目のホールである。原田社長かなり気合が入っていた。お引き菓子の受注も増やしていきたい。

衆議院がついに解散し総選挙に突入した。新党が次々にでき様々な党が乱立し混戦もようである。民不在、御自分の利権が第一、維新ハッタリ・・・・目先のことしか考えない政治はこりごりである。この国には政治屋しかいないのかと思ってしまう。日本沈没にならぬよう、人類や国家の将来を真剣に考える本物の政治家の登場を期待したい。見せ掛けの人気に惑わされず、秋田県民も賢い選択が大切である。

大相撲九州場所は横綱白鵬が23度目の優勝を果たした。残念ながら新横綱日馬富士は9勝どまり。大関陣はふがいなかった。日本人の優勝は7年近くない。めざめよ邦人力士!大嶽部屋の大砂嵐は6勝1敗。来場所の幕下昇進は濃厚である。頑張れ!

????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? 社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年10月27日 土曜日 | No Comments »

この秋も気温が高めだったが、ここのところ朝晩寒くなり秋田らしい天候になってきた。20日から31日まで榮太楼秋の大収穫祭開催中である。かぼちゃだんご、栗きんつば、栗羽二重、ほくほく芋といった旬の和菓子たち、バナーヌ、マロントランシェ、ショコラムース、モンブランといった秋らしいスイーツがラインアップしている。今回はお客様にお店に足を運んでいただいておおいに秋のお菓子を満喫していただこうということで、和菓子よりどり5個で500円、ケーキ5個で1000円という特別価格でのご奉仕とさせていただいた。おかげでたくさんのお客様に御来店いただいている。榮太楼の味を覚えていただきファンになっていただいたら幸いである。今月前半には松寿庵の開店20周年感謝祭も3日間おこなった。どらやきの実演、みたらしだんごなどの限定販売、ケーキの謝恩セールをおこなった。尾形君が頑張った。企画の打ち合わせを重ね、チラシをポスティングしスタッフみんなで力をあわせてとりくんだ成果があったようである。だまって待っていてはお客様は来てくれない。感動を呼ぶおいしいお菓子を創って愛想よくずうずしく売り込んでいこう。がんばろうエイタロウ!

先月末おこなわれたJR上野駅での「あきた物産展」は大盛況だった。榮太楼も売れ行き上々で、特に生どらやきは大人気だった。あきたロール、やわらかもろこしも完売。さなづらも好調だった。福岡部長と私の長女、長男が交代で販売した。やはり東京は人が多い。駅中のエキュートもかなりにぎわっていた。今後も積極的に首都圏にチャレンジしていきたい。29日30日には埼玉大宮駅で「あきた物産展」がおこなわれまた出店することになっている。

全菓連青年部東北北海道ブロック大会は約70名が参加しホテルメトロポリタン秋田で開催された。来賓の佐竹秋田県知事には懇親会の最後まで御臨席いただいた。全菓連の岡本理事長や中島青年部長からも、業界の状況をふまえ気持ちの入った挨拶があった。各県の状況報告のあと秋田プロバスケットボール株式会社の水野勇気社長をゲストに招き秋田の事例を紹介しながらトークをした。二次会までおおいにもりあがった秋田大会となった。エリアなかいちでおこなった東北北海道の銘菓販売会も約2000個のお菓子を完売し成功裏に終えることができた。エクスカーションも高清水さんの本社ときりたんぽの斉藤昭一商店の工場見学をおこない参加者からも喜ばれた。「役に立つ青年部活動」継続していこう。

全菓連青年部の役員会が東京で開かれ今後の事業などについて協議した。来年3月大阪で開催されるモバックショーに合わせて全国大会が開かれることになっている。4月から5月にかけては広島で全国菓子大博覧会があるので菓子業界はにぎやかになりそうだ。製菓製パン機械工業会の幹部の方々と全菓連青年部の情報交換会もおこなった。中国の問題もあり東南アジア市場も微妙で、国内は全国的に菓子業界は厳しい状況にあるようである。コンビニやデパ地下に出店して伸びている菓子店もあるようであるが、異業態をまきこんでの競争が激化しているので今後中途半端なところは淘汰されていくだろう。コアになる商品を持ってブランド力を強化しているところは強い。商品に磨きをかけてお客様に支持されるお店になれるかどうかである。ふんどしを締めなおして努力したい。

今年の山葡萄が続々と入荷した。粒ぞろいで糖度酸味とも程よく状態がいい。鈴木工場長と視察に行き、新しい農家さんと契約した。25年前の山葡萄の木が広がって素晴らしい葡萄が収穫されるようになったそうである。丹精こめられた山葡萄を大事に使わせていただいて、「さなづら」をはじめ山葡萄を使ったお菓子を魂をこめて創っていきたい。

全国附属PTA連合会の研修会が東京で開かれ秋大附中のPTA役員で参加した。防犯防災教育についての講演を聴きテーマに合わせてディスカッションした。東日本大震災の際の「釜石の奇跡」で有名な群馬大学の片田教授の話はかなり参考になった。1、想定にとらわれるな2、最善をつくせ3、率先避難者たれ 防災に対する姿勢が大切なのである。

PTA活動のみならず日常活動においても日々実践していきたい。

秋田南高校の創立50周年式典・祝賀会が盛大に開催された。祝賀会は800名を超えていたようである。記念のお菓子は校章の焼印をおした紅白蒸しどらやき(榮太楼製)だった。50周年の節目にご使命いただき光栄である。

10月からJRグループのプレディスティネーションキャンペーンが始まり、秋田観光コンベンション協会主催の講演会が開催された。講師は前全国旅館ホテル生活衛生同業組合理事長で嬉野温泉わたや別荘の小原健史社長。私も旅館を経営している時代から大変お世話になった方であり、空港からの送迎お供させてもらった。観光業界の現状を踏まえた上で地方の観光はどうあるべきか、また接客接遇のレベル向上はどうしたらよいかなどときにユーモアを交えて熱く語っていただいた。小原さんありがとうございました。

鶴の湯温泉でのお菓子販売、久々に行ってみた。天候のよくない日であったが、ちょうど紅葉シーズンで全国いろいろなところからお客様がいらしていた。さすが鶴の湯さん、全国ナンバーワンの秘湯である。

秋田県法人会連合会青年部の研修が秋田北法人会のホストで土崎地区でおこなわれた。ユナイテッド計画さんの産業廃棄物を処理する最新工場「リサイクリングワーフ」と東北電力火力発電所を視察させてもらった。リサイクルとエネルギー問題はまさに今ホットな話題であり、大変勉強になった。私は初めて見せてもらい「灯台下暗し」の感があった。交流会はホテル大和でおこない有意義な情報交換をした。

BJリーグのシーズンが始まり秋田ノーザンハピネッツが開幕戦の富山を皮切りに4連勝の好スタートをきった。あいかわらず辛口であるが中村ヘッドコーチのトークも冴え渡っている。有明をめざして快進撃をつづけてほしい。観客の盛り上がりもすごい。まさに県民球団である。11月から弊社もハピネッツどらやきを販売する予定である。皆で応援したい。

トピコオーナー会議があり、日本ショッピングセンター協会大甕聡元会長の講和をお聞きし松本社長をはじめスタッフのみなさんと我々出店者でコミュニケーションを深めた。

私の出張にあわせて大学時代のサークルの仲間が集まってくれて「銀座なまはげ」で懇親会をおこなった。サークル名は「スポーツクラブたらちゃん」私が初代会長である。テニス、スキー、イベントETC・・・あの頃は本当にアクティブだった。なつかしいメンバーに逢ってパワーをもらった。これからもエネルギッシュに頑張ろう!

秋大附中の文化祭にあたる「DOVEフェスタ」があり、附中生が研究発表やイベント、展示をかなり充実した内容で行なっていた。榮太楼に取材にきた子たちの発表も聴いた。私たちの頃よりかなり進化している。次男が3年生なのでこれが最後の文化祭、なかなか楽しかった。

                                       ?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? 社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年10月15日 月曜日 | No Comments »

この社長通信「輝進」がついに200号をむかえた。1996年1月以来16年半よく続いたものだ。第1号を読み返してみると「榮太楼のスタッフの皆さん1人1人が相互信頼の基にやりがいをもって仕事にとりくめるよう、よりいっそうの良好なコミュニケーションづくりが大切だと思います。・・・・・社長通信「輝進」は日ごろ私が見たり聞いたり体験したことを書き綴って毎月給料日のときに皆さんにお渡しします。タイトルの「輝進」は思いつきでつけましたが、「みんな輝いて前進する」「みんな輝社長といっしょにつき進む」といった意味です。」といったことが書いてある。こんなに永くつづくとは思わなかったがともあれ今回200号を迎えた。みなさんありがとう。全部読んでくれた人は何人いるだろう。16年の間会社も個人的にもいろいろなことがあり、世の中の環境も激変してきた。このあともふんどしを締めなおしてさらなるチャレンジをつづけていこう。旅の密度をパワーアップしていきたい。

8月の末から9月前半は残暑がものすごく厳しく秋田市では真夏日が14日間の史上最高を記録した。異常気象との発表が気象庁からあった。あまり暑くて私の頭がおかしいのかと思っていたらやはりそうだったらしい。ようやくお彼岸にはいって21日から涼しくなってきた。あれだけ暑ければ固形物を食べようという気がしなくなってしまう。街のお菓子屋さんたちは皆頭を抱えていた。かき氷だけはよかったようだ。お彼岸限定のおはぎとあんころ餅がようやく売れ出してホッとしている。22日のAABのサタナビに取材され、鈴木工場長と幸町のスタッフが出演した。効果あったようで秋分の日の売れ行きは上々である。夏バテ解消にお菓子をじっくり召し上がっていただけるよう、秋の味覚のスイーツを積極的にアピールしたい。敬老会の記念品は10数箇所の社会福祉協議会から御用命いただいた。今年は米粉を使った紅白饅頭や「おめでとうどらやき」が人気だった。楽天市場でも「にこにこどらやきとありがとうどらやき」のセットがブレイクして敬老の日直前には全国ランキング1位を記録した。アイデアと仕掛け、連携プレーの成果である。

9月から朝礼の徹底と終業前10分間の全員清掃活動を始めた。朝の挨拶をしっかりやり榮太楼サービス綱領を唱和して気持ちをひとつにして仕事にとりかかる。清掃もみんなで毎日やると職場が見違えるように綺麗になっていき気持ちがいい。挨拶と5S(整理 整頓 清掃 清潔 躾)を徹底することにより、明るく元気で前向きな社風を創っていきたい。榮太楼サービス綱領は、「わたしたち榮太楼は 名実共に秋田の菓子一番店として地域文化の創造に貢献します。 おいしい楽しいお菓子作りをモットーに人々に夢と希望を与え続けます。 お客様の立場に立ってまごころをこめたサービスにつとめます。」であるがこれは、平成3年に私が社長になったときに経営理念として定めたものである。ちなみに先代敬二郎が定めた社訓は「先を見越す洞察力 速やかな決断力 チャレンジ精神」である。榮太楼の幹部社員はもちろん全従業員が肝に銘じて日々の仕事に邁進してほしい。コミュニケーションをよくして良好なチームワークで、お客様に感動していただける夢のお菓子創りに取り組んでいこう!今月は佐々木勝先生にもお越し頂き菓子作りのみならず経営全般について的確なアドバイスをいただいた。ありがとうございました。

先月末洋菓子協会の東北ブロック大会が宮城県の鳴子観光ホテルで開催された。本部役員も交え東北6県の洋菓子協会会員が有意義な情報交換を行った。鳴子観光ホテルの大沼社長にも久しぶりにお会いすることができた。震災後も陣頭指揮で従業員とともに頑張り、売上げ収益ともに改善してきているそうである。1人3役の働きぶりに感銘を受けた。帰りには泥湯温泉の奥山旅館さんにも表敬訪問してきた。奥山さんもアクシデントを乗り越えて元気に営業再開されていた。

東京経済大学葵友会の復興支援東日本大会が岩手県のホテル志戸平で開催され秋田の川村支部長とともに参加した。加治会長をはじめ関東地区の葵友会メンバーが多数来ていて東北地区のメンバーと中身の濃い交流をすることができた。志戸平の久保田社長は私より11歳先輩で旅館の縁で昔から何かとお世話になっている。久保田さんとも色々話が弾んだ。浴衣すがたで温泉旅館でゆっくりするのは最高である。広い大浴場はやっぱりいい。志戸平さんも日曜日にもかかわらず満員で大盛況だった。

秋田市の6次産業化懇話会、県の農業ビジネス塾があいついで開催された。地域活性化と外貨獲得のためにも農商工連携や6次産業化は今トレンディなテーマになっている。秋田も米だけでなく農産物や素材には恵まれているがそれをうまく加工して付加価値の高い商品をつくりあげる視点が足りなかった。道の駅などに農産物の直売所は多くあるが今後は1次加工2次加工をうまくやって県外にもうれる最終製品として市場に乗せていくことが大事である。大学や学校、医療分野との連携も視野に入れていけば秋田の素材を活かしたヒット商品を生み出せる可能性が高い。弊社もネットワークをいかして勉強しながら積極的にチャレンジしていきたい。

あきた美彩館、三越、高島屋など東京の販売先に挨拶回りセールスをしてきた。汗だく、足が棒になった、東京の小売商業の環境、デパ地下の菓子売り場も大きく変化してきている。弊社も知恵をしぼって東京での販売を強化していきたい。大学時代バイトで大変お世話になった野瀬さんとご子息の拓也新社長とお会いし食事しながらいろいろな話をすることができた。親友の則兼君も同席した。経営者自ら全身全霊をかけて努力することが大切である。「商いは飽きないでやらんといかん」野瀬さんの名言である。

北林康司県会議員の25周年を祝う会、参議院議員石井ひろお君を励ます会があいついでキャッスルホテルで開かれた。北林さんは榮太楼旅館を定宿にしていた故石田博英先生の秘書をされていた頃からのご縁である。ひろお君のパーティーは自民党総裁選挙中のせいかものすごい人数が参集し大盛会だった。彼は石波さんの推薦人の一人である。民主党は野田総理が再選されたが自民党は26日に新総裁が決まる。秋の陣どうなるか見物だが、四面楚歌の日本丸は課題山積み、まったなしである。新しいリーダーには真に日本を再生できる政治を行なってもらいたい!

金融庁の業務説明会に秋田商工会議所の経営者を代表して出席し意見を述べさせてもらった。秋田は東北の中でも最も経済的にダメージを受け疲弊している。金融機関も中小企業に対するコンサルティング機能を強化しているが、もっと踏み込んだ地方経済への後押しが必要である。

全菓連青年部東北北海道ブロック大会が26日ホテルメトロポリタン秋田で開催される。エリアなかいちで東北北海道のお菓子販売会も行う。是非成功させたい。

月末は東京上野駅であきた産直市が催され、弊社も出店する。福岡部長がのりこんで旋風を巻き起こすことになっている。JRグループとうまくタイアップして首都圏を功略したい。

大相撲秋場所は千秋楽大関日馬富士が大熱戦の末、横綱白鵬を破り2場所連続全勝優勝を果たした。日馬富士の横綱昇進は確実である。稀勢の里には奮起を期待したい。大嶽部屋の大砂嵐は6勝1敗で三段目優勝はならなかった。残念。

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年8月27日 月曜日 | No Comments »

暑い。とにかく暑い。お盆が終わってから連日のように32度を超え厳しい残暑が続いている。秋田の夏はもうちょっとさわやかなはずなのだが、湿度が高いせいか余計にこたえる。心頭滅却すれば火もまた涼し!気合をいれなおして乗り切りたい。店頭では、「さなづら」「さなづらゼリー」「さなづら葛ようかん」「水羊羹」がこの夏絶好調だった。さっぱりして涼味を感じられるものが人気である。さなづらは発売55周年をむかえ、6月までで累計1億421万5173枚をお客様にお買上げいただいた。ありがたいことである。さなづらは夏に強い。味や製法はもちろん販売方法もさらに吟味して、お客様に愛され続ける秋田の代表銘菓に磨きをかけもっとアピールしていきたい。

今年の竿燈まつりは曜日配列がよく、最終日を除いては天候に恵まれ震災前の一昨年にくらべても観光客数が増え、人出が多かった。特に4日の土曜日は私が司会をしている司令塔から見ても歩道まで寿司詰め状態だった。竿燈会の差し手も初日から気合が入り、日に日に気合の入った演技を繰り広げていた。史上最多の261本の竿燈が出竿し、五穀豊穣を祈りながら夜空にゆらめく光の稲穂の競演を全国津々浦々からお越しのお客様に存分にお楽しみいただいた。「感動した」「素晴らしい」「元気をもらった」・・・お客様の喜びの声をお聞きするとこちらまでうれしくなってくる。竿燈があがった瞬間の感動をこれからも多くの人に伝えていきたい。竿燈妙技大会は川尻本町が2連覇を果たし、室町は準優勝。大若自由演技は下肴町が優勝した。新しくできたナカイチのにぎわい広場で妙技会をおこなったが風が急に吹いたり差し手泣かせの会場だった。見ているほうは楽しかったが・・・

ロンドンオリンピックも連日白熱した競技が繰り広げられた。金メダルは7個だったが、メダル総数は史上最多の38個を獲得し、日本のマスコミ報道も連日ヒートアップしていた。ロンドンとは時差が8時間あるため、生でテレビ観戦するには深夜か早朝の時間帯が多く、この夏は寝不足ぎみの日本人が多かったようである。レスリング女子の吉田、伊調の金メダル3連、小原の涙の金メダルもすごかったが、女子サッカーなでしこの銀メダル、秋田の江畑幸子が活躍した女子バレーの銅メダル、愛ちゃん卓球女子の銀メダルも素晴らしかった。男子サッカーはおしかった。水泳の北島康介が4位と敗れた直後に後輩にエールを送ったインタビュー清清しかったが、メドレーリレーで銀メダルを獲得した水泳男子の団結力に感動した。女子背泳ぎの寺川の復活銅メダルもよかった。メダル獲得したフェンシング、バトミントンもおもしろかった。金を獲得した体操の内村やボクシングの村田、レスリングの米満は女子の活躍が目立った大会の中で快挙だった。柔道はルールがわかりづらくストレスがたまった。昔のように一本勝ちですっきり勝負が決まるように改めたほうがいいと思う。新体操フェアリージャパンで出場した秋田の深瀬菜月の演技も素晴らしかった。負けず嫌いの頑張りやさんがスポーツの世界では強い。聖霊高校出身の江畑幸子は県民栄誉賞を受賞した。メダリストが終結した銀座のパレードは50万人がつめかけ大フィーバーだった。ともあれ自信を失いかけている日本人に勇気と元気を与えてくれたロンドンオリンピックだった。(オリンピック選手の敬称略)

秋田高校卒業30年になり、秋高57会卒業30周年記念同期会をイヤタカで開催した。来賓の豊口同窓会長、高橋校長をはじめ恩師の竹内先生、太田先生、熊谷先生もご参加いただき、100名近いメンバーが参集しにぎやかな宴となった。あまり昔と変わらない人もいたが、卒業後30キロ体重が増えたり、髪がなくなったりルックスがいちじるしく変化した人もいた。49歳50歳ということで加齢臭や更年期に差し掛かる微妙な時期ではあるが、講演していただいたノーザンハピネッツの中村和夫ヘッドコーチから檄をとばしていただき、我々もふんどしを締めなおしてがんばらなくてはいかんと決意を新にした。中村さんは秋高34年卒で20年以上先輩である。コットンクラブでの二次会まで多数が参加し、話のつきない一夜となった。参加者から感謝の言葉が多く、実行委員長は私だったが代表幹事の猿田君や佐藤元くんたち幹事も30周年記念同期会を成功裏に終えることができ、ホントに美味い美酒に酔いしれた。秋高の校歌のすばらしさがわかった。敬天愛人理想を高く 己を修めて世のため尽くす 絆を大切にしながら元気にそれぞれ活躍していきたい!

久しぶりに鳥取から帰ってきた福原さんを囲んで附中有志の懇親会もおこなった。昔の友と飲むといくつになっても不思議なもので昔にもどってたわいのない話で盛り上がってしまう。パワーの源は「わがよき友よ」である。

またこの夏は久しぶりに東通の小武海邸で十文字の長谷川さんと東京から来た渡辺先生とうちの家族でバーベキューをやって楽しんだ。私は飲んで食べるばかりでとっても楽しませてもらった。おかげで英気を養わせてもらった。長谷川さんありがとう。渡辺先生には竿燈まつりを楽しんでもらった。お盆には長女長男も帰省していたので、皆で墓参りをした。御先祖さまに近況報告や願い事をした。合間をみてこどもたちと久しぶりにテニス、ボーリング、水泳をした。ストレス発散になったが、そのあとの筋肉痛と腰痛がちょっとやばかった。日頃千秋公園を散歩しているがもっと鍛錬が必要なようだ。

あきた長生大学で約80名の皆さんに「お菓子」の話をさせていただいた。平均年齢75歳の大先輩たちの前で最初はすこし緊張したが、みなさんからいろいろ質問がでて非常に盛り上がった90分だった。お菓子の話が途中から竿燈と大相撲の話になってしまったがみなさん喜んでくださったようである。私のほうが長生大学のみなさんから元気をいただいた。

大相撲秋田場所では横綱白鵬に挨拶にいった。ますます横綱の風格が増してきた。一番人気はご当所力士の豪風だった。その豪風が秋田信用金庫の本店経済懇話会で講演した。彼はふるさと秋田に対する思いとまわりの人に感謝する気持ちがものすごく強い。そして相撲が好きである。172センチと私より低い身長の豪風が幕内上位で相撲を取り続けるのはすごいことである。毎場所後の慰問活動も欠かさない。秋田の豪風がんばれ!

セレモ典礼会館(旧平安閣)がオープンし披露レセプションが行われた。ホテルのような素晴らしい施設である。岡本社長の思いに感銘した。陣頭指揮で頑張っていた。

こすもす秋田納涼会がおこなわれた。原田社長の常に前向きの姿勢が友の会を巻き込んで業績向上に繋がっているようである。葬祭業界も変化が激しい。弊社もニーズを先取りして乗り遅れないよう取り組んでいきたい。

財団法人日本交通公社の志賀会長と懇談する機会があった。魅力ある観光地づくりのために秋田がするべきことはまだまだたくさんある。秋田県の前田部長さんたちとともに我々地元の観光業者も鋭意努力していきたい。

親友である佐藤元君の父上が19日旅立たれた。同期会の翌日元君が父上の耳元で秋高の校歌を歌った話を聞いて涙が出た。ご冥福をお祈りします。 合掌。

甲子園は大阪桐蔭が光星学院を下して春夏連覇を果たした。光星学院は3大会連続準優勝。またも東北勢初優勝はならなかった。秋田商業は初戦突破しよく健闘したが倉敷商業に破れベスト8進出ならず残念。

尖閣諸島、竹島、日本は領土問題で岐路に立たされている。理不尽な言動をくりかえしている中国や韓国に対して毅然とした対応が必要である。このままでは主権国家の呈をなさなくなってしまう。政治はオリンピックのようにはいかない。しっかりせよニッポン!!

                                        社長  小国輝也  

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年7月25日 水曜日 | No Comments »

生どらやきが楽天市場のどらやき部門、和菓子部門、スイーツ部門総合でランキング一位を獲得した。快挙である。8月までのオーダーが連日全国から舞い込んできている。ありがたいことだ。実店舗でも生どらやきは人気商品である。手前味噌であるが、中のクリームとどらやきの皮のハーモニーが絶妙で半解凍で食べると抜群においしい。さなづらも発売55周年を迎え店頭でお客様へのプレゼントキャンペーンを行ったところ好評で、さなづらの売れ行きもよくなってきた。三越さんでのお中元セット(さなづら・さなづらゼリー・さなづら葛ようかん)も予想以上に全国のお店からご用命をいただいた。さなづらは夏に強い。このあと竿燈からお盆にかけて快進撃を続けていきたい。大町店のコミュニティースペースENではカフェ営業を強化した。ぜんざい、パティシェの気まぐれプレート、かき氷等人気である。旭川の川のせせらぎを感じながら、楽しく美味しいひとときを過ごしてもらえたら幸いである。男性ひとりでの御利用もあり密かに口コミで広がり始めているようである。大町の賑わいを創っていきたい。

秋田県が選ぶ「秋田のリーディングカンパニー100社」に弊社が選ばれた。秋田県が県外に積極的にPRしていくそうである。プロモーションビデオの撮影があり委託されたエポックコミュニケーションのスタッフが取材に来社された。弊社が第一号である。気をよくして秋田を代表する菓子屋としてさらに精進しお菓子にみがきをかけていこう。

秋田市中通の中心市街地に「エリアなかいち」がオープンした。まるごと市場が経営する「サンマルシェ」は生鮮産品を中心に独特の店つくりで連日盛況である。スイーツコーナーには弊社商品も取り扱ってもらっており、あきたロールやどらやきが人気である。レストランゾーンには御厨光琳さんもオープンし、レセプションには私もお招きいただいた。技能士会の鈴木会長が経営する店で味は抜群である。21日には秋田県立美術館も暫定オープン、秋田市のにぎわい交流館もスタートをきった。美術館の2階のカフェは厚生ビル管理さん(加藤寛社長)の経営であるが、和菓子・ロールケーキなどのスイーツは榮太楼製である。千秋公園とお堀を見渡すもっとも眺めのいい空間にカフェがある。にぎわい交流館の中にはサテライトスタジオもでき、ABS「ラジオ快晴GOGOのマキ」に生出演した。わざわざ新潟からかけつけたリスナーもいた。(特急いなほ8号さんありがとう)イベント、パフォーマンスや屋台もあり非常に多くの人で賑わっていた。広小路の昔の賑わいを彷彿とさせた。ともあれ15年間ほったらかしだった中心市街地もやっと動きだした。ハードはできたが常に集客し続けれるかはソフト次第である。あきたの街を活性化させていきたい。大町地区も元気出していこう!

宮下正弘先生の叙勲を御祝する会がキャッスルホテルで開かれ大盛況だった。先生は赤十字病院の院長として永く活躍されたわけであるが、絵を描いたりハーモニカを吹いたり文化的な活動も多彩で、出席者も多士多彩だった。先生のお人柄と御人徳で大変楽しい御祝の会だった。引き出物は先生の出版された本、先生の描かれた絵葉書、紅白饅頭(榮太楼製)だった。ありがとうございました。心にしみる祝宴だった。

北都会が開催されパソナグループの南部靖之社長が講演した。演題は「ベストセラーよりロングセラー」、学生時代に主婦や女子学生の雇用確保のために人材派遣業を創業した頃の苦労話やエピソードをはじめ人を大切にする経営について話された。パソナは年商約2000億円で最近はアグリビジネスに取り組み農業と若い人材の育成を組み合わせた展開も行っている。「英雄は若者から生まれる」名言である。南部さんは大鵬親方とも親交がある。

平成26年に秋田県で開催される国民文化祭の第一回実行委員会が行われ、佐竹知事をはじめ文化観光関係団体のメンバーが顔をあわせた。国文祭は文字どうり文化の国体であり、期間中は数万人の関係者が秋田を訪れることになる。経済波及効果も大きい。秋田市でも東海林太郎音楽祭をはじめ12団体のイベントが予定されている。これから着実に準備をして国文祭を成功させたい。

全法連青年部の東北ブロック役員会が盛岡で開催された。2年後の「青年の集い秋田大会」の下打ち合わせも行った。8月には実行委員会を組織する予定である。

石井浩朗参議院議員を応援する秋田高校OB有志の会である「浩紫会」、秋田高校同窓会総会が相次いでイヤタカで開催された。新日鉄の進藤副社長の講演もあった。金田勝年衆議院議員もはりきっていた。秋高のOBは層が厚い。各界各層で活躍している。来年は創立140周年である。盛り上げたい。

法政大学父母の会総会が開催され、横内正雄経営学部長が講演された。その後会員で様々な情報交換をしながら交流した。大学も常に変わっている。

秋田南高校創立50周年事業の一環で「独立自尊」の記念石碑が完成し除幕式が行われた。素晴らしい石碑が南高校校舎前に設置された。菅原同窓会長をはじめ関係者は感慨深い様子だった。記念式典は10月に予定されている。

七夕の誕生日は次男洋敬のサッカーの試合の応援に家族で安比に行った。FCあきたは残念ながら東北大会優勝はできなかった。安比のペンションモッキンバードに泊まり久々にゆっくりできた。お腹いっぱいになった。

商工会議所のIR勉強会があり、大阪商業大学学長の谷岡先生の話を拝聴し、県の前田観光文化スポーツ部長も同席し日本における今後のカジノエンターティメントの今後の動向について熱い議論を交わした。秋田もおおいに可能性がある。観光の起爆剤としてもインパクトがある。いよいよ行政も動き出した。チャレンジNOW!

秋元辰二先生が鬼籍に入られた。(享年87歳)医師としてだけでなく文化団体や土崎のドンとしておおいに活躍された方だった。東海林太郎顕彰会もお世話になった。ご冥福をお祈り申し上げます。

大相撲名古屋場所は大関日馬富士が横綱白鵬を29年ぶりの相星決戦の末破り全勝優勝を果たした。全身全霊をかけた集中力がすごかった。来場所綱とりいけるかも。大嶽部屋の大砂嵐(序二段)は5勝2休みだった。もったいない。来場所は早くも三段目である。頑張れ!

政治の世界は消費増税・原発問題・米軍のオスプレイ配備の三点セットでもめにもめ揺れている。民主党は解体寸前、国会も政党も一度リセットするしかなさそうである。「自分の利権が第一」では国は立ち行かなくなる。

ロンドンオリンピック27日から開幕。がんばれニッポン!! 甲子園は秋田商業高校が出場決定。がんばれアキタ!!                    社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年6月29日 金曜日 | No Comments »

全国菓子工業組合連合会青年部九州ブロック大会が鹿児島のソラリア西鉄ホテルで開催され参加した。菓業青年会の大会としては58回目となるそうで、100名を越すメンバーが参集し充実した大会だった。九州の菓子業界の結束力とパワーを感じた。講演の講師は船井総研の鈴木徹郎さん、今後の菓子業界の展望や繁盛菓子店の作り方・商品構成の在り方などについて有意義な話を伺った。船井総研からは田中さんもきていたので、懇親会もふくめてさまざまな情報交換をさせてもらった。全菓連の岡本理事長も上機嫌だった。大会実行委員長の岩田さん(明石屋 常務)や寿屋製餡所の迫田さんに大変お世話になった。天文館の商店街で子供たちといっしょに58メートルのロングロールケーキ作りのイベントを行い大盛況で、できあがったケーキをみんな大喜びで食べていた。とびっきりの笑顔だった。宣伝効果も抜群である。菓子屋は夢を与える商売である。頑張ろう!

全国法人会総連合青年部会の役員会が東京で開かれ財務省からゲストを招き「社会保障と税の一体改革」の内容について勉強するとともに今後の法人会事業についての会議をおこなった。秋田南法人会青年部の定時報告会も開催し今年度事業の打ち合わせを行った。2年後の秋には秋田での全国大会が決定している。約2000人が来秋予定である。組織を活性化させ盛り上げていきたい。今年は宮崎、来年は広島で大会が行われる。秋田大会を成功させよう。

2日は母の祥月命日だった。無くなったときと同じ土曜日で快晴だった。家族で菩提寺の本妙寺に墓参りに行った。7日には長男紀敬が二十歳の誕生日を迎えた。孫をものすごく可愛がっていたので天国で父と共に喜んでいることだろう。長女長男と食事をしてお祝いをした。

3日に行われた千秋茶会は晴天に恵まれて大盛況だった。裏千家様と狭山流様からお菓子の御用命をいただいた。和菓子のスタッフが深夜までかかって丹精に生菓子をお作りさせていただいた。茶席のお客様や先生方からは喜んでいただきお褒めの言葉をいただいた。菓子屋冥利につきる。さらに精進していきたい。

三笠宮寛仁様が6日御逝去された。旅館榮太楼で講演のため来秋された際には私も御挨拶させていただきいろいろなお話をお伺いした。とても親しみやすい宮様だった。菓子博覧会の名誉総裁をおつとめになり菓子業界も永くお世話になった。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

秋田信用金庫総代会があり、平野理事長から決算説明や最近の秋田の経済情勢についての話があった。景況はまだまだ厳しいようだ。知恵をしぼって積極的にチャレンジしていくしかない。

裏千家淡交会青年部東北ブロック40周年記念式典祝賀会が仙台でおこなわれた。私は江陽グランドホテルでの祝賀会担当でくぼた青年部の土田さんと司会進行をした。400名を越える参加者が大変なごやかに楽しい時を共有することができ、盛会裏に終えることが出来た。

平成26年の国民文化祭で秋田市で東海林太郎音楽祭を行うことが決定し、東海林太郎顕彰会の役員で女優の浅利香津代さんとお会いし、構想を練った。10月ころまでには概要と予算をつめていく予定である。浅利さんもはりきっていた。国文祭は国体に匹敵する文化の祭典で全国から多数の人々が来秋することになる。あきたをPRするとともに外貨獲得のチャンスである。おおいに盛り上げていきたい。

秋田県菓子工業組合青年部総会、秋田県洋菓子協会総会があいついで開催された。青年部では9月に東北北海道ブロック大会をホテルメトロポリタン秋田で行うことになっている。実行委員会で詳細を検討し有意義な大会となるよう準備を進めていきたい。コンビニスイーツの攻勢により地方の菓子専門店は厳しい戦いを強いられている。秋田にもセブンイレブンも上陸した。こだわりをもって鮮度のいいおいしいお菓子を作ることが専門店としての生き残りの道である。

来年行われる秋田ディスティネーションキャンペーンにむけての観光推進協議会の幹事会と秋田県観光連盟の機能強化検討委員会が開催された。目的は観光客を増やし交流人口を増やして秋田に外貨獲得をすることである。そのための仕組みづくり、有効なPR活動、受け皿づくりが大切である。手法はいろいろあるが、戦略戦術をよく考えて実践していきたい。前田観光文化スポーツ部長も燃えている。いろいろな情報交換をさせてもらった。「ひとをよんで栄えるあきた」を創ることができるか、この一二年がラストチャンスである。官民一体となって真剣に取り組んでいきたい。

中総体にむけての秋大附属中の壮行会でPTA会長として激励の言葉を述べた。それぞれが決意表明をして熱気に溢れていた。結果はおしいところもあったが健闘したようである。きのうはPTAの親睦球技大会で、先生方もいっしょになりソフトボールとバレーボールで汗を流した。珍プレー好プレー続出で笑いの絶えないなごやかな大会だった。皆若い。

大町まつりがヤートセ秋田まつりとジョイントで、2日間大町のニューシティ跡地で開催された。すこし肌寒かったが、人出が多く日曜日は屋台も大盛況だった。横手やきそば、十文字ラーメン行列だった。ヤートセまつりも15回目になり、県外からの参加者も増えている。フィナーレの実行委員長の涙の挨拶感動的だった。何事も継続が大切である。来年は榮太楼も出店しよう。

会社の伊藤君の歓迎会を兼ねた親睦会を山王の庵穏楽でおこなった。佐々木瞭君のご両親が経営している店である。料理も美味しく話がはずみ予定時間をオーバーして盛り上がってしまった。若松さんはじめ幹事の皆さんありがとう。

私の町内の北林さんのお嬢さんが結婚式に際し自宅に新郎がリムジンで向かえにきて花嫁衣裳で出発するところを町内の皆さんでお見送りをさせてもらった。祖母、母と三代にわたっての花嫁衣裳とっても似合っていて綺麗だった。お幸せに!

秋田高校同期の有明浩一郎君と平元驚君があいついで逝去された。49歳早すぎる旅立ちである。平元君とは10日くらい前車ですれちがったばかりである。御家族もかなりショックを受けていた。明日が葬儀である。慎んでご冥福をお祈り申し上げます。我々も身体の変わり目、健康管理をしっかりしたい。

政治は消費税増税法案をめぐって政党のゴタゴタが続いている。民主党分裂は決定的である。日本の政党政治の在り方、議院内閣制、官僚組織を抜本的に変革すべきタイミングにきている。このままでは日本はもたない。目を覚ませニッポン!

                                       社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年5月29日 火曜日 | No Comments »

ここのところ晴天に恵まれ(五月晴れ)、新緑も綺麗で千秋公園のつつじも満開になった。今頃の季節が秋田は最も美しい。春から初夏に移り変わり、店頭のお菓子たちも「よもぎむしどらやき」や「蓮餅」「あゆ中花」がラインアップした。シャーベットにして美味しい「ソルべ・デ・ビジュー」やカラフルな「クレープコロネ」、焼き菓子の詰め合わせ「キュートセレクション」もデビューした。まもなく水羊羹もお目見えする。季節とともに七変化、菓子屋は楽しい商いである。ゴールデンウイークには弥高神社において、赤十字のチャリティー茶会が満開の桜の下で開かれ盛況だった。会長は佐竹知事の奥様、席主は北嶋宮司の奥様がお勤めになり、弊社の特製花見だんご「千秋の春」を御利用頂き私もお手伝いさせていただいた。弥高神社の例祭もいつになく盛況だった。天気がいいと人の動きも活発になるようだ。それにしても今年の桜はぱっと咲いてぱっと散る短期集中型だった。角館も29日に咲いたかと思ったら翌日には満開になり、連休後半は葉桜だった。人出はかなり多かった。こだわり蔵や、伝承館での委託販売の他、武家屋敷通りで一週間出前販売をした。私も何日間か行ったが、全国からお越しになっているお客さんと会話をするのはなかなか楽しいものである。後半は天気が悪く失速したが、GWの観光地は昨年の震災後に比べるとだいぶ復活してきたようである。観光あきたガンバロウ!

敬愛学園の江畠清冶さんが御逝去され、ビューホテルで葬儀が執り行われた。秋田ロータリークラブで父の代からお世話になった。享年88歳、生涯現役で活躍された。ご冥福をお祈り申し上げます。

従兄の故加賀谷信悦さんの49日法要をおこない休宝寺のお墓に納骨を済ませた。直会はホテル大和で会食した。早いものである。遺影を見ているとまだそばにいて話しかけてくるような気がする。栄子叔母さんを元気づけていきたい。

4月の暴風のために被害を受けた松寿庵の外壁の修復工事をおこなった。明るく綺麗になり、リニューアルオープンしたような感じになった。御来店客数を増やしていきたい。

千秋矢留町のライオンズマンション(元旅館榮太楼となり)で夜中に火災があり、火元の女性が亡くなってしまった。福山や福島のホテル旅館でも火災が相ついだ。「火の用心」

東北附属PTA連合会の連絡協議会が仙台で行われ参加した。他県のPTA役員と情報交換し、中学校、小学校、幼稚園、特別支援学校の校長、副校長先生たちと交流を深めることができ、有意義な大会だった。それにしても仙台は賑わっている。牛タン、笹かま、萩の月、かなり売れていた。人が集まるところは強い。

秋田高校卒業30年になった。夏に記念同期会をおこなうことになり57会の打ち合わせを行った。住所不明者がかなりいて追跡調査をしている。大町に3月移転オープンして繁盛している「レストランかなや」で、仲間で会食をした。かなりテンションがあがった。「かなや」の奥さん苑子さんは私の小学校の同級生である。縁と絆、大事にしたい。

秋田高校同窓会の理事会も開催された。来年は秋高も創立140周年を迎える。記念事業の準備これから忙しくなりそうだ。我々OBも文武両道がんばらねば・・・

FMあきたの番組審議委員に任命され、委員会が開かれた。番組を聴いて意見を出しあうわけだが、人によってさまざまな感じ方があるものだと勉強になった。

国民文化祭の秋田市の実行委員会設立にむけての説明会があった。2014年10月東海林太郎音楽祭が2日間、県民会館で開催されることが内定した。東海林太郎顕彰会を中心に実行委員会を組織して準備を進めていくことになる。国民文化祭が盛り上がるように、東海林太郎音楽祭を成功させたい。

弊社の外部ブレーンをお願いしている東京の法里さんが久々に来秋していただき、今後の商品や事業展開について打ち合わせを行った。内部体制を整えて外貨獲得できるように積極果敢に攻めていきたい。

BJリーグわれらがノーザンハピネッツは東地区3位でシーズンを終え、仙台を劇的逆転勝ちで破りセミファイナルに進んだ。市立体育館は超満員で地響きがするくらいのブースターの応援だった。いつもは辛口の中村ヘッドコーチをはじめ選手たちも秋田のフアンの熱い応援に感動していた。横浜に破れ残念ながら有明のファイナルには進めなかったが、シーズン2年目大躍進だった。夢と感動を与えてくれた。支援クラブ報告パーティーがイヤタカで開かれ盛会だった。プロバスケットボール株式会社の水野社長はまだ28歳。国際教養大学一期生の彼が描いた「バスケットで秋田を活性化させたい」夢は実現しさらに大きく膨らみ続けている。来年こそハピネッツ日本一に期待したい。おかげで弊社のハピネッツどらやきも人気である。応援の輪をさらに広げていこう!

イーストベガス推進協議会の総会が開かれた。秋田商工会議所でイーストベガスの調査研究の予算がつき行政も動き出し、今年は大きく進展しそうである。国のほうでもここ一,二年でカジノが合法化される。最終的には国内10箇所くらいのエリアにカジノができることになりそうだ。「あきたにカジノエンターティメントエリアを創り交流人口を増やし外貨獲得をして地域を活性化させたい。」17年前に長谷川敦君たち青年が描いた夢が大きく実現に向けて前進し始めた。コンセンサスは得られてきている。あとは政治的な決断と実行である。

金環日食が21日日本の広いエリアで観測されメディアが大きく取り上げた。秋田では部分日食だったが、私も朝しっかりと見ることが出来た。太陽がかくれると夕方のように薄暗くなった。太陽は偉大だと感じた。

東京スカイツリーがオープンし東京は盛り上がっているようだ。新しい物好きは日本人の特性である。高さだけでなく中身も世界一になりたいものだ。

大相撲夏場所は序の口で大嶽部屋の大砂嵐が7戦全勝優勝を果たした。エジプト出身アフリカ大陸初の力士である。大嶽部屋から早く関取を出したいものだ。力士が活躍すると部屋が活気づく。幕内優勝は史上初平幕どうしの優勝決定戦の末、旭天鵬が栃煌山を破り37歳最高齢での初優勝を果たした。旭天鵬は他の力士に慕われていてまわりも涙を流していた。大関稀勢の里は最後失速し、日本人久々の優勝はならなかった。白鵬は怪我もあり、めずらしく5敗を喫した。他の大関はものたりなかった。

男鹿温泉の白龍閣さんが事業停止した。私も親父の代からのお付き合いで社長さんたちにもお世話になった。一日も早い再生を祈念したい。

                                    社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年4月25日 水曜日 | No Comments »

?この4月は前半は引き続き寒くなごり雪が降ったりしていたが、ようやく中旬から春めいてきて千秋公園の桜も昨日あたりから咲き始めた。角館はもうすこしかかりそうだが、県外からの観光客はすこしづつ入ってきているようである。弊社もゴールデンウィーク商戦、さくらゼリー、やわらかもろこし、山葡萄のご褒美ショコラ等を積極的に販売していきたい。人が動くと菓子も動く。花見だんごと柏餅も順調に動いている。

3日から4日にかけて日本列島を襲った爆弾低気圧はすごかった。秋田でもあちこちで木が倒れたり看板や屋根が飛んでしまっていた。弊社も工場敷地内の電柱が倒れ、松寿庵のガラスが割れるなどの被害がでた。工場停電も夕方まで続いた。22日にも突風が吹き大町店の東海林太郎の看板が飛ばされた。どうも気象状況が変である。天変地異はいつ起こるかわからないが何があっても動じないよう危機管理はしっかりしておきたい。

裏千家淡交会秋田支部安倍宗琴先生の卒寿をお祝いする茶会がキャッスルホテルで開催され1000名を超えるみなさんが集まり盛会だった。娘さんの小林先生の陣頭指揮のもとスタッフのみなさんも大忙しだった。私も誘導係を務めた。濃茶席のお菓子は弊社製の「若緑」?お客様からはおいしかったとお褒めの言葉を頂き評判がよかった。安倍先生にも喜んでいただいた。卒寿おめでとうございます。

裏千家15世鵬雲斎千玄室大宗匠が来秋され、由利本荘市の文化交流館「カダーレ」こけら落としの御講演をされた。私が秋田空港までお迎えに上がりご案内役をさせていただいた。満89歳になられたがかくしゃくとして、さすがに世界を飛び回っておられるだけあって、私よりも歩くスピードが速かった。講演では御自身の戦時中の特攻隊員としての体験や母上のエピソードを交え、日本人の心の大切さを説かれていた。1100名を超える聴衆が感動し拍手が鳴り止まなかった。キャッスルホテルでの歓迎会では気さくに各テーブルを回って参加者にお声をお掛けになり、皆大喜びだった。司会をしていた私にまでお気遣いを頂き恐縮してしまった。ものすごいオーラだった。大宗匠の提唱されている「一椀からピースフルネスを」のとうり我々も世界平和を希求していきたい。 淡交会青年部の東北ブロック協議会が青森のホテルクラウンパレスで開催された。来年度から青年部も組織がかわるが東北のメンバーで有意義な情報交換をすることができた。京都の有職菓子御調進所「老松」当主の太田達さんがユニークな講演をされた。

日本の宿古窯の佐藤信幸社長の藍綬褒章受賞祝賀会が350名近い皆さんが集い盛大に開催された。佐藤さんは全国旅館ホテル生活衛生同業組合の会長で業界のトップで活躍されている。昨年の震災の際にも抜群のリーダーシップを発揮された。私も旅館組合青年部でもお世話になったが、古窯さんの会長と私の亡父もじっこんの仲で二代にわたって交流させていただいている。全国から蒼蒼たるメンバーが参集し、旅館業界で交流があった懐かしい皆さんにお会いすることが出来旧交を温めた。旅館に泊まって浴衣ですごすのはマジにいいもんだ。古窯の三代目若夫婦も頑張っていた。益々の発展と旅館業界の活性化を祈念したい。秋田県の松村理事長と北林県会議員といっしょに帰ってきた。秋田もまけずにガンバロウ!!

秋田県に新年度から観光文化スポーツ部ができ、JTBから前田和久さんが新部長として着任された。早速御挨拶に伺った。関西が長かったそうで私のJTB時代の共通の知人がたくさんいて話が盛りあがった。前田部長を先頭に秋田県の観光文化スポーツを盛り上げてひとを呼んで栄えるあきた創りを強烈に推進して行きたい。

秋田赤十字病院の宮下正弘院長が3月いっぱいで退任され、宮下先生に感謝する会が開かれた。先生は医者であるとともに、趣味も多彩で水彩画の腕前はプロ級で、ハーモニカもお上手である。榮太楼のお菓子の絵を描いていただいたこともある。先生のお人柄で佐竹知事夫妻をはじめ文化団体の皆さんなど150名を超えるメンバーが集まり、歌や演奏でにぎやかな会合であった。宮下先生ありがとうございました!

洋菓子協会主催の東北六県菓子まつりが盛岡の川徳百貨店で開催された。秋田県洋菓子協会メンバーが交代で販売体制を組んで取り組んだ。弊社からもあきたロール、さなづら、秋田マリーナを出品した。私も一日売り子をしたが、マスコミ報道もありけっこうな人手があった。ただ世相を反映してか、売上のほうはちょっと厳しかった。地元岩手の洋菓子店で実演をやっている店はけっこう強かった。スイーツには確かに集客力はある。ただ売上をつくるためには、商品や単価を創意工夫しなければいけない時代になった。盛岡では久しぶりにホテル大観の佐藤康社長とお会いし、佐藤社長経営の「梓」で懇談することができた。康さんは岩手の中小企業青年中央会会長も務めており観光業界のリーダーである。今後もご厚誼いただきお互いの経営にフィードバックしていきたい。

トピコ・アルスのオーナー会議がメトロポリタンであった。大震災後の厳しい状況の中でもトータルでは前年を上回る売上だった。熱意と情熱、やり方である。松本社長は私より若いが明るく腰が低く常に前向きである。有意義な情報交換をした。秋田駅活性化にともに尽力していきたい。

JALグループのジェイエアの山村社長が来秋され大町店に御訪問いただいた。一月から三ヶ月間大阪―秋田線で弊社のさなづらをお客様にお配りしたわけだが、かなり好評だったようで感謝状を頂戴した。おおいに秋田銘菓さなづらのPRになった。ぜひ今後ともJALグループさんとタイアップさせていただきたい。コラボレーション大切である。

太陽堂の山縣頼和さんが昨年末で商売をやめたので久しぶりに山懸さんを囲んで太陽堂会を開いた。私たちは中学校のころから山懸さんにお世話になり太陽堂がいわば青春時代のコミュニティースペースだった。国際結婚してスウェーデンにいるスズコさんも帰秋していたので仲間が集い楽しいひと時を過ごした。昔の友の絆は深い。

秋大附中のPTA総会で会長に選出された。四番目の洋敬が中三なので今年がラストイヤーになる。私の在学時代とあわせると附属校園には29年間お世話になることになる。附中精神―自発・創意・責任にのっとってしっかり務めを果たしたい。

昨日はイヤタカ友の会総会だった。かなりのお取引先が集い盛会だった。やるべきことをきっちりやって、つねに新しいことにチャレンジしている企業は強い。弊社も新しい仕組みを作り改革を断行していきたい。

原子力発電所の再稼動問題をめぐって政府・電力会社・近隣自治体の間で議論がなされている。本当に大切なことは何なのか?優先順位をつけて将来のことを見据えたうえで決めるべきである。人類存亡にかかわる問題である。「心」ある「日本人」としての行動が大事である!

                                  社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年3月31日 土曜日 | No Comments »

幕張メッセで開催されたFOODEXJAPAN2012(国際食品・飲料展)に出展した。秋田県中小企業団体中央会の首都圏マーケット攻略事業の一環でバックアップしてもらった。厳選した山葡萄の果汁を使って創り上げた「山葡萄のご褒美ショコラ」を初お披露目した。あわせて「さなづら」と「さくらゼリー」をディスプレイして宣伝PRした。私と福岡部長、中央会の谷口さんがブースにつめていたが、首都圏はもとより日本全国、台湾、韓国、中国をはじめ海外からも食品業界のバイヤーが多数きており、とにかくものすごい人だった。試食をしていただきいろいろな御意見を頂戴したが、「山葡萄のご褒美ショコラ」は今までにない食感であり、山葡萄の酸味とチョコレートの甘味のマッチングが絶妙であるといったお褒めの言葉が多かった。「さくらゼリー」は時期的にもタイムリーで、さくらの花が咲いているスイーツは他にあまりないので、様々なバイヤーの方から圧倒的な支持をいただいた。おかけで数十件の見積依頼、オファーがあった。有名デパートの全国銘菓コーナーではすでに御用命いただき季節限定で販売中である。この春は「さくらゼリー」が大ブレークしそうである。本家本元の「さなづら」も引き合いがありそうである。とにもかくにも世界にはお客様や売り先が無限大にあることを実感した。これを機に内部体制をかためながら、県外からの外貨獲得をできるように積極果敢に攻めていきたい。

店頭ではさくらフェア開催中で、蒸しどらやき・さくら、さくら大福、さくら金つば、さくらロールなどが人気である。今月も名残雪が降り寒かったが、後半少し暖かくなり春めいてくるとともにお客様も増えてきた。菓子組合青年部では中央会青年部とタイアップし、東日本大震災復興支援事業として、市民市場でお菓子の即売会を行った。仙台のいちごを使った大福はあっという間に完売だった。お菓子はみんなを元気にする。お菓子が動けば街が活性化する。

東北復興観光プロジェクトがキャッスルホテルで開催され、溝畑観光庁長官やJR、JAL、ANAの役員の方々や行政のトップ、県内の観光関連業者が参集し、東北の観光客増加に向けての熱い情報交換を行った。18日からはむこう一年間の予定で東北観光博も始まった。秋田新幹線こまちも開業15周年イベントが行われ、駅は活気付いている。美術短大生が考案した駅弁「こまちらし」も大人気で関根屋さんでも、すごい売れ行きで驚いていた。弊社のさくらこまち饅頭も毎日かなりの数を納品させていただいている。話題性があることはいいことだ。この秋はJR東日本のプレディスティネーションキャンペーンが行われる。

観光キャンペーン協議会の幹事会が開かれ本音で熱い議論が交わされた。私も幹事のひとりである。秋田県の宿泊客数は東北の中でもダントツで少なくなっており、年間300万人をきりそうな状況であり、こまちが開業した1997年のやく半分である。「通り過ぎる秋田」から「人をよんで栄える秋田」に変身できるよう真剣な取り組みが必要である。ここ数年がラストチャンスである。

穂積秋田市長のフォーラムが盛大に行われた。がんばるマン市長もはや三年、元気な秋田創りにトライしている。来年が免許書き換えである。秋田商工会議所議員総会が開かれ、来年度の事業計画が承認された。ついに「イーストベガス推進」の予算がついた。国のほうでも近近カジノが合法化されることが決定的になってきた。日本で一番早くカジノ構想をぶちあげたのは秋田である。乗り遅れないようトップの英断を期待したい。

私の従兄である加賀谷信悦さんが24日癌のため60歳の若さで旅立ってしまった。日赤病院に10日ほど前にお見舞いに行った際は元気だったが亡くなる前日に急変してしまった。栄子叔母さんも姉の和子さんもものすごいショックを受けていた。葬儀は休寶寺で執り行われたが、秋田工業高校ラグビー部の同期のみなさんがラグビー部歌を歌ったときには涙が止まらなかった。花園で全国優勝した仲間である。日大ラグビー部の後輩の方が心のこもった弔辞を述べた。信兄さんは口数が少なくおとなしいが芯が強く実直な人だった。私も可愛がってもらった。栄子叔母さんがひとりになってしまうが、天国から見守って欲しい。やすらかなる旅を祈りたい。また父の従弟にあたる十文字の藤井書店の藤井暁夫さん(紀夫さんの兄)も御逝去された。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

北都会ではプロゴルファーの青木功さんが講演し、いつにもまして大勢の会員が参加した。身振り手振りを交えて大変楽しい話だった。佐竹知事もステージに上がりのりに乗っていた。青木さんは昔竿燈まつりのときに旅館榮太楼に宿泊したことがあり、会場で御挨拶したら覚えていてくださった。

秋大附属中学校の卒業式があった。「仰げば尊し」「蛍の光」の斉唱がありオーソドックであるが燐として素晴らしい式だった。若鳩の旅立ちを祝いたい。

三月は異動の時期である。秋田県の中野副知事が経済産業省にお帰りになることになった。我々若手経営者の話をよく聞いていただいた。商工中金の小野寺次長は埼玉支店に転勤になった。ユース会お世話になった。南高校の熊谷校長は定年退職され、今後は宮司として神職に専念されるとの事である。みなさんの今後益々の御活躍を祈念したい。

同和鉱業の玉木信昌さんが久しぶりに来秋し、羽後設備の佐藤社長とともに一献傾けた。彼とは私が学生時代にバックパッキングでアメリカをまわったときにニューヨークで一緒になって以来の縁である。かつては仕事でよく秋田にきており、彼は半端でないほどの秋田好きである。有意義な情報交換をした。

お彼岸に本妙寺の檀家総会があった。本堂で皆でお経をあげて大森御住職の話を聞き檀家のみなさんと会食した。お寺にいると不思議と気持ちが落ち着き清清しい気分になる。御先祖様に守られているからだろうか?

淡交会矢留青年部の早春の茶会が文化会館で催された。大澤さんをはじめふれあい委員会の皆さんががんばってくれた。御来賓の先生方も喜んでくださりアットホームな茶会になった。

大震災から1年がたった。3月11日は各地で追悼行事が行われた。病をおして式典に出席された天皇陛下のお言葉に感無量だった。私は息子たちと太平山スキー場オーパスの頂上で黙祷をした。昨年の今頃の大変さを思い出した。真の復興はまだまだこれからである。がんばろう!!

大相撲春場所は優勝決定戦の末横綱白鵬が鶴竜を破り逆転優勝を決めた。鶴竜は大関昇進が決まり六大関体制になる。次の横綱は誰だろう?もっと大関陣の奮起を望みたい!貴乃花親方の活躍で少し大阪場所は相撲人気が快復したようである。大嶽部屋からデビューしたエジプト出身の大砂嵐は一番出世を果たし、来場所から番付に載ることになる。大嶽部屋ファイト!

 

                                     社長 小国輝也

カテゴリー:社長通信 「輝進」
2012年3月3日 土曜日 | No Comments »

全国菓子組合青年部連合会全国交流会ならびに東北北海道ブロック大会が仙台ガーデンパレスで開催され、来賓の村井宮城県知事、奥山仙台市長をはじめ青年部メンバー150名近くが参集し、有意義で充実した大会となった。岡本理事長をはじめ全菓連の幹部の皆さん、大会運営にあたった宮城県菓子組合の皆さん、中島部長や精力的に活躍した岩手県の小澤部長をはじめ全国の仲間に心から感謝したい。「東日本大震災からの復興にむけて」というタイトルで実際に被災した菓子店経営者のメンバーにパネラーになってもらいパネルディスカッションを行った。私がコーディネーターを務めたが、生生しい魂が揺さぶられる内容で、会場が一体になった感があった。まだまだ真の復興には時間がかかるが、自助努力と相互扶助が大切であることを実感した。政治家や官僚の皆さんにはもっとスピーディーで的確な対応をお願いしたいものである。懇親会もすずめ踊りなどのアトラクションも楽しく近年にない盛り上がった宴となった。仙台は復興にむけての活気に満ち溢れていた。福島県、岩手県、宮城県の被災地のこどもたちに対する「愛の菓子」の配布も現地の菓子組合の皆さんの協力で、順調に終えることができた。全国から集まった「愛の菓子」13万個に愛のメッセージをつけて、リレー方式でお届けしたわけだが、セレモニーをおこなった小学校や幼稚園の子供たちはみんな笑顔で迎えてくれて、逆に私たちが元気をわけてもらった。お菓子は人々を笑顔にする。お菓子のもつパワーを実感するとともに、夢と感動のお菓子作りをもっと進化させていこうと青年部の仲間と誓いあった。秋田県のメンバーは岩手コースを担当し、陸前高田、大船渡、釜石、大槌町を回った。広い岩手県の沿岸部はまだまだ大変な状況だった。盛岡での反省会のお酒は本当に美味だった。スイーツパワーフォーエバー!!

「山葡萄のご褒美ショコラ」がついに完成した。山葡萄のエッセンスとビター・ホワイト(オーレ)・ミルク(ブラン)の三種のチョコレートの味が絶妙な新食感の高質スイーツの誕生である。25日から2日間東京品川の美彩館で実験販売を行った。福岡営業部長と尾形製産部副部長が奮闘した。中小企業団体中央会の谷口さんにお世話になった。まだ改良の余地はあるが、ブランドをきっちり構築して、攻めて行きたい。来月は幕張メッセでのイベントでPR活動を展開する。これをきっかけに本家本元のさなづらも強化して首都圏マーケットを攻略していこう!

私の仲人で元財団法人日本交通公社会長の利光一夫さんが7日ご逝去された。ダンディーで国際畑で活躍されたJTBの顔だった。奥様京子さんの父上が故石田博英先生で、私も大変お世話になった。奥様の喪主挨拶に涙が出た。利光会長は今頃宇宙旅行に出かけているかもしれない。喜榮会会長を長くお勤めいただいた佐藤敏雄さんも15日ご逝去された。旅館を廃業した際には心から叱咤激励していただいた。榮太楼を愛していただいた代表格である。穂積市長の父上穂積惇さんも1月ご逝去されお別れの会が開かれた。医学会のみならず政治の世界でも活躍された方であった。書画骨董の温故堂の岡田社長も旅立たれた。心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

東京電装工業55周年祝賀会がキャッスルホテルで盛大に開催された。弊社の大町店、仁井田店の看板も東京電装さんの作品である。県内の様々な看板やネオンも多数手がけておられる。澤口社長には私も昔から公私ともにお世話になっている。澤口さんとつながりのある多士済々が集い大変楽しい祝賀会であった。紅白饅頭ありがとうございました。

秋田県観光連盟の理事会が開かれ今後の組織変更などについて話し合った。秋田県にも4月から観光文化スポーツ部が誕生する。交流人口を増やして外貨獲得を図り、人を呼んで栄える秋田を創っていきたい。

ホテルメトロポリタン親交会、ホテルエクセルキクスイ水芭蕉の会、佐竹のりひさスプリングフォーラムなど、今月も会合が多く色々な方々と情報交換することができた。円高による逆風で輸出関連企業は厳しいようで電子半導体業界はリストラの嵐が吹き荒れている。エルピーダメモリーも倒産した。何が起こっても動じないように知恵をだして努力して行こう。

まるごと市場のイベント(全国グルメ甲子園)にあわせて、桜餅の実演販売をおこなった。お菓子があまりバッティングしすぎて苦戦気味だった。畠榮さんのあんごま餅は集客力すごかった。名物の逸品は強い。いとく新国道店での桜餅といちご大福の販売はお客様にも認知され、毎回大人気である。旬のものをタイムリーにお伝えしていきたい。

2月はインフルエンザが大流行だった。小学校や中学校では学級閉鎖や休校が相次いだ。私のまわりでもインフルエンザでダウンした人がけっこういたが、私は日頃のアルコール消毒が効いているせいか大丈夫だった。

築山小学校の三年生と泉小学校の六年生に出前授業をおこなった。秋田のお菓子や榮太楼のこと等について話をした。さなづらや御幸の華をおみやげにもっていったが、子供たちはお菓子を受け取ると目が輝いていい笑顔になる。まさに「花より団子」・菓子屋冥利につきる。子供たちからはいろいろな質問もでて、私も楽しく授業をさせてもらった。先生も楽しい仕事である。社会科や総合的学習の中で、職場体験や企業研究をすることが多くなっているようだ。協力できるときはできるだけ対応することにしている。子供たちにひとりでも多くお菓子のよさを伝えることができたら幸いである。

美術工芸短大の官能先生の「明石焼きを食べる会」を大町のENで行った。15名以上の参加があった。官能先生手作りの絶品明石焼きはめっちゃ美味かった。おかげでおそくまで非常に盛り上がった異業種交流会となった。お好み焼き、たこ焼きもよかったが今回は最高だった。官能先生プロデュースで美短生が考案した「秋田新幹線こまち開業15周年記念弁当」が3月8日から売り出されることになった。製造は関根屋さんでとても華やかでインパクトがある弁当が完成した。デザートとして弊社のさくらこまち饅頭が入っている。「こまち」の利用者が増え「記念弁当」もおおいに売れてくれることを期待したい。

竹駒神社全国銘菓奉献会では今年は例年より多い銘菓の奉献があった。弊社も「さなづら」「さくらゼリー」「ごまっこぷるり」を奉納した。昨年は大震災の直後だったため参拝できなかった。白松会長をはじめ奉献会の皆さん、竹駒神社の千葉宮司、名誉総裁である明治神宮の中島宮司ともいろいろな話をさせていただいた。懇親会の乾杯の音頭は私がご指名いただいた。みちのくに春を呼ぶ竹駒神社の例祭、とても清清しい気持ちになった。

今年はいいことがありそうだ。御利益があるように心新たに精進したい。

いよいよ春到来。レッツゴーエイタロウ!がんばろう!!

                                                                                         

                                      社長 小国輝也

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