2023年6月12日 月曜日 | 輝進VOL328 はコメントを受け付けていません

シン・さなづらがブレイクしている。3月にパッケージを一新して店頭並びにお取引先での販売強化につとめたところ、昨年の倍以上の売れ行きとなりコロナ前を上回る勢いで動いている。ディスプレイやPOPも工夫し、さなづらをトーストに挟んだり、チーズクラッカーやヨーグルトにトッピングしたり、ローストビーフと一緒にアレンジしたり、料理のアイテムとしても美味しいということをアピールできたのが効果的だった。

インスタグラムでの情報発信も30日以上連続で続け、連休にはAKTのテレビCMもスポットでおこなった。あらゆる手段で「さなづら」をアピールしたことがよい結果に結びついている。ゴールデンウイークも久しぶりに人の動きが活発になり、駅や空港の売り上げも良かったが、アトリオンの物産振興会ではさなづらが3倍くらいに伸びたようで、魁新報の記事にも売り上げベスト10に久々にランキングしたことが掲載された。往年のさなづらファンはもちろん、若いお客様が手に取って買ってくれているようである。あきたの代表銘菓さなづらをさらに認知度をあげて、令和の時代の大ヒット銘菓に育てていきたい。

先月末にはトピコアルスオーナー会議が久しぶりに開催され、今後の営業方針についての説明もあり、さらに秋田駅の集客を増やし、店舗の磨き込みをすすめていくことを確認できた。2022年度の最優秀店舗に菓子舗榮太楼が選ばれ、佐藤店長が表彰され代表して挨拶をした。トピコのスタッフの頑張りに敬意を表したい。おめでとう!!さらにスクラムを組んで頑張っていこう!!

トピコではラグノオさんが今月で撤退し、来月から酒田米菓さんが出店することになった。またシャトレーゼが、6月に保戸野店を新規オープンさせその後あいついで外旭川と広面にも出店することになっている。アフターコロナ、菓子業界も熾烈な競争が続きそうである。消費者志向の商品構成と巧みなメディア戦略でイメージ作りもうまい。昨年は仁井田店もオープン後数カ月は行列ができていた。おやつ等の自家消費以外にもちょっとした手土産需要も対応しているようである。弊社も、いとく新国道店、幸町店は直撃を受けそうであるが、工場でできたての鮮度感や季節感のあるお菓子をお客様にアピールして、今こそ榮太楼のファン客を増やしていきたい。ピンチはチャンスである。英知を結集して頑張っていこう。
GWは次男が帰省したので久しぶりに男鹿や田沢湖方面の観光に行った。「秀よし」さんの酒蔵見学をさせていただき鈴木社長じきじきに案内していただいた。歴史のある蔵元はさすがだなと感銘を受けた。

連休最後には私のジェイティビー時代の友人の谷岸さんご夫妻が来秋され、帰る間際にトピコであって食事をしながらいろいろ情報交換することができた。彼は今、全国旅行支援事務局に出向中で活躍している。

秋田ノーザンハピネッツはホーム最終戦北海道に連勝して、29勝31敗でシーズンを終えた。前田ヘッドコーチが家庭の事情で指揮をとれなかったり、田口選手、古川選手が怪我で戦線離脱したり、大変なシーズンだった。ホームでは10勝しかできなかったので、来期にむかって体制を立て直してまた頑張ってほしい。チームが勝つと福楼の豚まんの売れ行きもいい!
その後、イヤタカでハピネッツのパートナー報告会があり、水野社長からも様々な状況説明をふくめた挨拶があった。パートナー企業の皆さん200名近くが参加し、4年ぶりに選手スタッフと食事をしながら交流することができた。秋田に勇気と元気を与えてくれるノーザンハピネッツのさらなる躍進を期待したい。GOGOハピネッツ!!!
シーズン終了後には挨拶に長谷川選手と王選手が来てくれた。ありがとう!

今月はまた私の大学恩師の中村青志先生が秋田におこしになり、弊社の経営についてさまざまなアドバイスをいただいた。金沢のユニークなお菓子をたくさんお土産に頂いた。わくわく感と楽しさを感じる商品が多かった。あらためて菓子は嗜好品であり、美味しいからという理由だけで売れるものではないと思った。ありがとうございました。
翌日は、鶴岡まで先生と同行し、東京経済大学の大先輩である高橋さんにお会いして食事をしながら荘内地方のこともいろいろ教えていただいた。木村屋さんの本店や清川屋を見学した。鶴岡も商店街はシャッターストリートになり、小売店経営の厳しさを目の当たりにした。帰りは酒田により、酒田米菓の工場視察をしてきた。オランダせんべいは私が昔からものすごく大好きなのでなかなか興味深かった。

秋田食品衛生協会の通常総会・表彰式がホテルメトロポリタン秋田で開催され、伊藤保健所長はじめ来賓の皆さんとも懇談を深めた。伊藤所長からコロナとの闘いの状況をお聞きして、あらためて食品業界の今後の営業展開についても情報交換した。

秋田南法人会の総会は秋田キャッスルホテルで開催され、久しぶりに税務署長も懇親会にも参加された。100名以上の会員が参加して賑やかだった。藤井会長の計らいで、昨年につづいて福楼のシュウマイをキャッスルホテルの料理として提供していただいた。福楼のリーフレットもテーブルにつけたので大変な宣伝になった。感謝!

秋田県菓子工業組合総会、秋田支部総会を相次いで開催し、合同懇親会をキャッスルホテルでおこなった。20数名の参加者であったが、業界が抱える問題や中央王手資本の菓子店の秋田進出対策などについても忌憚のない意見交換をした。秋田防衛軍のあきたの菓子店はお互い切磋琢磨しながらおいしい菓子をつくって稼がなければいけない。あきたのお菓子の価値をお客さんに伝えていこう。

私のジェイティービー時代からの親友でインターバウンドカンパニーの代表の大塚順彦君が来秋し、さきがけ政経懇話会の講師をつとめた。県北、県南、秋田市と3日間連続して「秋田と台湾 新時代のインバウンド」と題して講演した。彼は台湾に精通していて説明がわかりやすいので参加した聴講者にかなり評判がよかったようである。台湾の親日的な個人客に秋田に来てもらい魅力的なミニツアーを楽しんでもらえば、これからの時代のインバウンド客を秋田ではかなり増やしていけそうである。県の観光のキーマンとも扇屋で大塚君と一杯やりながら情報交換できた。

G7サミットが広島で開催され、G7の国の大統領や総理といったトップはもちろん、招待国の韓国やインドをはじめとするグローバルサウスの国々も広島に参集し、岸田総理が議長をつとめかなり有意義な外交活動が展開された。ウクライナのゼレンスキー大統領も急きょ広島入りし演説をおこなった。ロシアとの戦争が続く中かなりきわどい選択だったが、今後世界平和につながる展開になることを祈りたい。世界のトップが世界で初めて原爆が投下された広島を訪れ、原爆資料館をみて被爆者の話を聞いたことは深い意義があることである。原爆を振りかざして戦争することは人類の破滅につながる。

大相撲夏場所、大嶽部屋の王鵬は12日目に勝ち越した。このまま2桁勝利をあげてほしい。幕下の夢道鵬、三段目の納谷も勝ち越した。大嶽部屋力士が後半の相撲で白星を積み上げることを祈りたい。幕内は横綱照ノ富士と朝乃山が1敗で並び、関脇霧馬山が2敗で追いかけている。朝乃山が復活優勝を果たす気がする。霧馬山の大関昇進は決まりそうだ。他の関脇、若元春、大栄翔、豊昇龍は来場所が大関とりの場所になるだろう。ネットフリックスでも相撲のドラマ(聖域)が超話題になり、大相撲人気はうなぎ上りになっている。王鵬にも早く主役になってほしい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年4月29日 土曜日 | 輝進VOL327 はコメントを受け付けていません

今年の桜は早かった。各地で史上最速記録で桜が咲いて、あっという間に東北から北海道まで満開になり連休前に葉桜になってしまった。秋田市も5日に開花し、千秋公園の観桜会が始まったころには散り始めていた。3月の気温が高かったことが要因のようだが、地球温暖化が進んでいることが実感できる。桜咲くさくらゼリーはまだまだ満開であるが、ちょっと動きが鈍くなってきた。ゴールデンウイークと母の日ギフトとしてお薦めしていきたい。

ゴールデンウイークは飛行機も新幹線も昨年の2倍から3倍の予約がはいっており、観光客や帰省客で賑わいそうである。トピコを筆頭に人の動きがよくなっているのでお土産需要も高まっている。リニューアルした「さなづら」は好評でコロナ前の売り上げを上回りそうだ。魁新報やテレビのパブリシティでも取れあげられ、連休中はAKTのスポットCMもだすことになっている。アフターコロナは秋田の代表銘菓さなづらを徹底的に押していきたい!

3月末から4月4日にかけて新宿タカシマヤでの催事販売にチャレンジしたが、東京はもうコロナ前と変わらないほどお客様の動きが活発になり、海外からのインバウンドのお客様も多かった。さくらゼリー、さなづら、赤まん青まんを販売したが、期間中に何度も来てくださったお客様もいたり、評判は上々だった。販売スタッフは私の同級生の本橋さん、サークル後輩の島津さんたちにお願いした。私も首都圏の友人知人約150名にハガキをだしたところ私が売り場に立った4日間に70名を超える方々にご来店いただいた。「テルヤカンゲキ!!」である。中学高校時代の友人、大学のサークルやゼミの仲間、中村先生、バイトでお世話になった野瀬社長、富樫衆議院議員、元祖爆笑王さん、銀行・NHK・自衛隊等で秋田に転勤でいらした皆さんが入れ代わり立ち代わりお越しいただき、ひとの縁の大切さをあらためて実感した。

東京はホテルが込んでいて新宿の宿がとれず、永田町のホテルに泊まったので毎朝、国会議事堂や首相官邸のあたりを散歩しながら頭を切り替えてこの国の未来を考えながらの江戸への出稼ぎになった。
3日に会社の入社式をおこない、5年ぶりに新卒の新入社員を迎えた。フレッシュな2名が新しい榮太楼の仲間として頑張ってくれている。新しい力が加わって榮太楼が活性化していくことを期待したい。

星辻神社のだるま祭りも4年ぶりに開催された。古いだるまを持参して感謝の気持ちをこめて返納し、新しいだるまを買ってきた。だるま祭りの日には必ず雨が降り、火災が起きないとわれる火伏だるまであるが、商売繁盛の縁起のいいだるまでもある。毎年4月に新しいだるまを迎えて社業に励む気持ちを新たにしている。
鶴の湯温泉の小屋での販売が15日からスタートした。昨年より10日ほど早い。鶴の湯さんにはすでにこの時期から全国からお客様が訪れている。海外からの方も増え始めた。田沢湖周辺に人がまばらな時でも鶴の湯にはたくさんの方々がお越しになり、やはり日本一人気の秘湯は素晴らしいと思う。おかげで鶴の湯饅頭、さなづら、鶴の湯諸越も人気である。今年も現地採用の武田さんに販売を頑張ってもらうことにした。

CNAのライブ番組しーなちゃんにゲスト出演して、菓子舗榮太楼のことや、さなづら・さくらゼリー・北のかざぐるまをPRさせてもらった。パーソナリティの石田鮎美さん・椎名恵さんとも話が弾み、竿燈のことや秋田県民歌の話題で盛り上がった。しーなちゃんは毎回あきたの旬な話題をとりあげてユニークな放送をしている。
歌手の岩本公水さんはときどきラジオ(星のかたりべ)等で栄太楼の紹介をしてくれている。先日は新宿タカシマヤにもわざわざ買いに来てくれてブログにも載せてくれた。秋田の黄桜温泉ゆらりでコンサートがあるとのことで、御礼をかねて行ってきた。公水さんは歌唱力も抜群だが、トークも軽妙でおもしろい。会場いっぱいのお客さんが公水さんのステージをみて大喜びで盛り上がっていった。オリコンで連続1位を記録した「浮草の舟」もいい歌だが、「演歌はいいね」はすごく盛り上がり、「イヨマンテの夜」は迫力に圧倒される。公水さんは日本の演歌歌手の中でも最高だと思う。ちょっとしたことでこれからブレイクするかもしれない。応援していきたい!
ハナコの岡部さんが、フジテレビの「爆買いスター恩返し」で、弊社仁井田店に寄って、「くりくりソフトクリーム」を紹介して爆買いしてくれた。全国放送なのでかなりインパクトがあった。彼は秋田高校卒で現在お笑いの世界でかなり人気が高い芸人である。これからの益々の活躍を期待したい。

今月は統一地方選挙があり、秋田県議会選挙、市議会議員選挙が相次いでおこなわれた。全体的に新旧交代の波が押し寄せているようである。秋田を変えなければ大変だという危機感の表れかもしれない。 私の友人の武内伸文さんも県議会選挙で初当選を果たした。市議会では川口雅丈さん(光月堂社長)が4度目の当選。トップ当選は熊本出身で元魁新報社員の飯牟礼克年さん(30歳)だった。これから世のため人のため秋田のために獅子奮迅の活躍を期待したい。私たちもプレイヤーとしていっしょに秋田をよりよくしていこう。
竿燈まつり実行委員会がキャッスルホテルで開催され、今年は竿燈まつりが通常どおり開催されることが決まった。警備の関係で席数が若干減少するが、竿燈の出竿本数も増えるだろうし全国津々浦々からきたお客さんにいっしょに「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声をかけてもらい盛り上げてもらいたい。夜空に揺らめく光の稲穂の競演―いまから楽しみである。

元祖爆笑王さんが来秋し、異業種のメンバーで食事をしながら情報交換をした。元祖爆笑王さんは5月におこなわれる「これが秋田だ!食と芸能の祭典」のプロデューサーでもある。昨年も行われたが制限があったので、今年は久しぶりのコロナ前と変わらない規模での開催となる。たくさんの方に来ていただきおおいに盛り上げていきたい。元祖爆笑王どら焼きをまたまたたくさんご用命いただいた。

秋田高校の同期の有志で集まり、この夏に還暦記念の大同期会を開催することに決めた。11年ぶりの同期会になる。附属中学校の同期会も予定している。同期の絆を強めながら、人生まだまだこれから大いに切磋琢磨していきたい!
秋田ノーザンハピネッツのホーム戦が4月は5試合あり、豚まんの福楼が出店して販売した。ハピネッツのブースターにはかなり定着したようで、リピーターも増えている。新商品のマヨコーンまんも人気だった。毎試合完売御礼!ありがたい!
ハピネッツは19日の仙台戦から前田ヘッドコーチが復帰して指揮をとった。かなり接戦になったが、選手が一丸となって戦い仙台に勝利を収めた。前田ヘッドコーチのインタビューでは4人の子供たちを抱きしめながらのスピーチになった。昨年9月末奥様を亡くされてから子育てをしながら大変な生活だったと思うが、「うれしいです。ありがとうございます。大好きな秋田のためにこれからも子供たちとも力を合わせてがんばります!」の前田さんの言葉に会場は涙と拍手の渦に巻き込まれた。私も感銘を受けた。がんばろう前田ファミリー!GOGOハピネッツ!!
さらにギアをいれて応援していきたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年4月27日 木曜日 | 輝進VOL326 はコメントを受け付けていません

今年は春の訪れが早いようである。3月は天気もよく気温が高い日が多く、すでにいつもは4月上旬に咲く我が家の梅の花も満開になり、さくらの開花予想も例年よりかなり早くなっている。東京ではすでに桜が満開になった。花粉も多くとんでいて、花粉症にはつらいシーズンになった。

桜咲くさくらゼリーの動きも桜前線とともに活発になってきた。春のプレミアムギフトとして、卒業や退職等のお祝いやお返しとしてご利用になる方も多いようである。コロナも落ち着いてきたのでさまざまなイベントや会合も開かれるようになり、そういったときにもさくらゼリーの需要がある。

チーズバージョンに加えてヤマブドウバージョンもでたことで、「北のかざぐるま」の人気も高まっている。大手の従来からのブッセと比べても味は美味しいとお客様からうれしいお褒めの言葉をいただいた。

満を持して、さなづらリブランドプロジェクトを推進しているが、ついに「さなづら」のパッケージを一新して斬新なデザインの箱・小包装に切り替わった。今月中旬に順次店頭にラインアップしたところお客様の評判も上々で、トピコをはじめ委託販売先の銘店でも売れ行きがいい。これからさらに春の移動シーズンなので、おおくの皆さんに秋田の代表銘菓さなづらをご活用いただきたい。約50年ぶりの「さなづら」リニューアルである。往年のさなづらファンをはじめまださなづらを知らない方々にも召し上がってもらいたい。お菓子としてはもちろん乳製品やパン、牛肉との相性もいいので、いろいろなアレンジレシピを考えて楽しんでいただけたらと思う。アフターコロナにむかっておおいに「さなづら」をアピールしてあきたを元気にしていきたい。

竹駒神社の全国銘菓奉献会が竹駒神社初午大祭の初日に行われ参拝してきた。奉献会は66回目になるが、榮太楼は初期のころから参加していて私は副会長を拝命している。今年は「さなづら」「さくらゼリー」「赤まん青まん」を奉献した。白松会長や、村田宮司、総裁である明治神宮の中嶋名誉宮司とも久しぶりにお会いしてお話をすることができた。商売繁盛できるよう努力していきたい。

北都会、あきしん会ともに3年ぶりに、それぞれキャッスルホテルで開催された。北都会では伊藤頭取から北都銀行の取り組み説明をあわせた挨拶があり、元大阪府知事の橋本徹さんの講演があった。その人気もあり600名を超える参加者での大懇親会だった。あきしん会も芸術鑑賞会をおこなったあと、菅原理事長から挨拶があり、会員300名近くが懇親を深め、情報交換をすることができた。
今月は、秋田県観光創生会議や秋田観光コンベンション協会の交流会が催されたり、このあと県観光連盟の理事会も予定されている。アフターコロナに向かって人の動きが活発になっていくので、観光客をおおいに秋田に呼び込むことができるように官民一体となってアクションを起こしていきたい。

商工中金の清水支店長が東京に転勤になり、メトロポリタン秋田で商工中金ユース会で送別会をおこなった。コロナ禍の2年半清水支店長にはいろいろお世話になった。
今後の活躍をご期待したい。行政や学校も人事異動でホテルの宴会場はこのところ満杯になっている。ようやくコロナ前に近い状態の会合ができるようになってうれしいことである。

秋田ノーザンハピネッツは今月ホームで対群馬、横浜、栃木の4試合が開催された。現在23勝21敗で東地区4位である。CNAアリーナで4日間とも福楼が出店して豚まん、あんまん、シュウマイを販売した。特に19日日曜日の横浜戦は4700名の入場者数でアリーナは満杯で、福楼も行列ができて売り上げもすごくよかった。ハピネッツの人気とブースターの熱気も素晴らしい。ハピネッツ会場での販売によって福楼の認知度も高まっている。土崎本店とトピコ店にも新規のお客様が増えるように、さまざまな仕掛けをしてチャレンジしていきたい。今シーズンもあと一月半になったが、ハピネッツにはラストスパート頑張って白星を積み上げて来期につながるようにしてほしい。GOGOハピネッツ!!

ブラウブリッツ秋田も12日ホーム開幕戦を迎え4000名近い入場者があり、千葉に1対0で勝利を収めた。J2でブラウブリッツ秋田は3勝3分けで現在暫定4位につけている。持前の固いディフェンスに加え得点力もアップしているように思う。スタジアムの課題はあるが、このまま勝ち進めばJ1昇格も見えてくる。超秋田一体!がんばれブラウブリッツ秋田!ハピネッツの水野社長、ブラウブリッツの岩瀬社長はじめ、スタッフの皆さんの頑張りは素晴らしい。

バスケットボールリーグと富士通Japan主催の「夢のアリーナと地域活性を考えるワークショップ」に私も参加してさまざまな皆さんと意見交換し「ありたい未来像」についてアイデアを創出した。スポーツの力で秋田を元気に楽しくしていきたい。

野球のワールドベースボールクラッシック、日本が決勝でアメリカを破り、14年ぶりに世界一に輝いた。栗山監督率いる侍ジャパンが躍動し予選から7戦全勝での栄冠だった。日本中が歓喜に沸いた。見ていても感動したが、選手やスタッフの喜びを爆発させた笑顔やコメントをきいていて私も胸が熱くなった。コロナ禍で鬱々とした3年間でたまったストレスや国際競争力が劇的に落ち込んで自信をなくしかけていた日本人に夢と希望を与えてくれた快挙である。選手を信じて使う栗山監督の采配が素晴らしく、意気に感じて選手が全力で頑張った姿勢と最高のチームワークが劇的勝利にもつながったと思う。日本の若い選手に溶け込みチームをまとめたダルビッシュ、投打に活躍して超人的な働きをしたMVP大谷翔平も素晴らしかった。佐々木、山本選手はじめ投手陣も層が厚かったが、吉田選手、ヌートバー選手のバッター陣も個性的な活躍をした。不振にあえいでいた村神選手が決勝進出を決めるサヨナラヒットを打ったのもドラマチックだった。「やればできる!」日本代表の若きサムライから、大きなエールをもらったWBCであった。榮太楼も感動のエネルギ―を感じてもらえる商いをしていこう!私たちはおいしい楽しいお菓子創りをモットーに人々に夢と希望を与えることがミッションである。

大相撲春場所、王鵬は今日まで7勝7敗。前半の3連敗が響いた。朝乃山に勝った相撲は素晴らしかった。なんとしても千秋楽勝ち越してほしい。大嶽部屋は夢道鵬、納谷も負け越し、現在勝ち越し力士は3名。来場所に向かって切磋琢磨して頑張ってほしい。綱とりをめざした大関貴景勝は怪我をして休場し、横綱大関不在の場所となり、優勝争いは大混戦。平幕の翠富士が10連勝で突っ走ったが失速。千秋楽は2敗の小結大栄翔と3敗の関脇霧馬山の直接対決で優勝を争うことになった。来場所はこのふたりに豊昇龍、若元春を加えた4力士の大関先陣争いになりそうである。いつまでもどんぐりの背比べでは大相撲は盛り上がらない。
はやく王鵬も追いついてもらいたい!

29日から4月4日まで新宿タカシマヤに催事出店する。私が出陣しておおいに秋田榮太楼のお菓子を売り込んできたい。さなづら、さくらゼリー、赤まん青まん、どら焼きを販売する。皆さん是非応援よろしくお願いします!!

社長 小国輝也
王鵬は千秋楽で負け越し。霧馬山が優勝決定戦で大栄翔を破って逆転で初優勝!

カテゴリー:お菓子
2023年4月27日 木曜日 | 輝進VOL325 はコメントを受け付けていません

今年の冬は何度か寒波はあったものの秋田市の積雪はそれほど多くなく、昨年にくらべると比較的過ごしやすかった。今年も例年どおり立春大福を1日から4日間販売したが、予約の特注も多くすべて完売して大変好評だった。私の知人にもおすすめしたところ初めて買ってくれた方もいたが、「とてもうまかった!普段も販売してほしい」といった声が多かった。立春大福はリピーターも多い。こういった歳時記商品を大事にしてさらにアピールしていきたい。
「北のかざぐるま」のヤマブドウバージョンが19日に新発売になった。生地は先月発売したチーズバージョンといっしょであるが、ヤマブドウ味のバタークリームが程よい酸味で抜群にシュールで美味しいブッセである。「北のかざぐるま」が2種類になったことで店頭での動きも良くなっている。秋田の洋上風力発電とともに、北のかざぐるまが大ヒットして、秋田を代表するスイーツになってほしいものである。
店頭では、桜咲くさくらゼリー、いちご大福がボリューム陳列され明るくなり榮太楼では一足先に春が到来したような雰囲気になっている。桜咲くさくらゼリーは百貨店はじめ全国からのオーダーが増えてきている。さなづらも箱、個包装ともに新しいパッケージが出来上がり、首都圏のお取引先で先行販売をはじめた。ホームページもリニューアルし、弊社140周年記念のキャンペーンとして140名様にあたる抽選企画も盛り込んでアピールしている。ネットでも新・さなづらを先行販売しメルマガを配信したところ通販の注文が増えている。波がきている気がする。このあとも気合をいれて春商戦を盛り上げていきたい。

今月は駅前の「さらさ」さんでの出張販売が2回あり、わたしが販売に伺った。入居しているお客様が待っていてくれたようで、館内放送がはいるとたくさんの方々がロビーにきてお買い上げいただいた。また後半は、さらさを経営しているJAWA秋田の南川社長がいらっしゃりたくさんまとめ買いをしていただいた。ありがたかった。久しぶりにお会いして話をすることができた。このあとも新しい施設の展開を進めていらっしゃるようである。高齢者施設での移動販売も仕組みを整えてビジネスにしていきたい。
秋田芸者・若勇さんの傘寿を祝う会が、秋田キャッスルホテルで開催され、若勇さんに縁のある人が130名以上参集し、大盛会だった。発起人代表であきた舞妓を応援する会の三浦廣巳会長や穂積秋田市長から祝辞があり、若勇さんが半生を振り返りながら思いのこもった挨拶をされた。若勇さんが指導して一緒に活動しているあきた芸妓・舞妓の皆さんも総出演で、祝宴にふさわしい踊りを披露して、とても華やかだった。亡父・敬二郎の時代には川反に100名をこえる芸者衆がいて、置屋もありうちの旅館榮太楼にも連日のように宴席には芸者さんがはいっていた。若勇さんはそういった縁でわたしにも声をかけてくれた。時代は変わったが、芸妓は秋田にとっても大事な文化である。若勇さんたちの頑張りで、松下を拠点として、新なあきたの芸妓・舞妓が活躍していることは、とても誇らしいことである。皆で応援していきたい。

私がJTB神戸三ノ宮支店時代にお世話になった先輩の池内さんが仕事で青森に向かう途中、秋田に立ち寄ってくれて、久々に再開し旧交を温めることができた。秋田長屋酒場で会食したが、若かりし頃JTB時代の武勇伝エピソードや、当時のメンバーの「あの人は今」話に花が咲き、とても楽しいひとときだった。池内さんは、ラーメン研究家として全国の美味いラーメン店をブログやSNSで発信している。福楼の豚まんも召しあがっていただいたところかなりほめていただいた。551蓬莱に追いつけ追い越せの気概をもって頑張りたい。

秋田県バス協会の研修会が、プラザクリプトンで行われ、バスの運転手さんやガイドさん約60名の皆さんに講演させていただいた。バス協会の渡部専務から実は昨年ご依頼を受けていたが、コロナ感染者増加のため中止になり、一年おくれての開催だった。秋田の観光業界の中核を担うバス業界の皆さんの前で何を話したらいいか迷ったが、私のJTB時代や旅館のエピソードを交え、秋田の現状や菓子業界のこと、大鵬や大相撲のことを話させていただき、秋田の観光ウルトラクイズもおこなった。結構よろこんでいただきホットした。アフターコロナは国内もインバウンドも個人や小グループが増えるだろう。ひとを呼んで栄える秋田を創っていくチャンスである。観光業界一丸となって秋田をおおいにアピールしていきたい。

秋田ノーザンハピネッツ対仙台エイティナイナーズ戦で、はじめて豚まん福楼の臨時出店をしたところ、すごい人気で2日間とも行列とぎれず、試合開始前に完売になった。土崎やトピコで豚まんを食べたことのある方もいたが、初めて食べていただいたお客様も多かった。時間あたりの販売数はすごかった。ハピネッツスタッフからは是非毎回出店してくださいとオファーをいただいた。3月以降も調整してチャレンジしていきたい。仙台戦は1勝1敗だった。ハピネッツは現在21勝17敗で東地区4位である。ここからギアを上げていってほしい。

日本商工会議所青年部の全国大会が秋田で開催され、5000名を超える若手経営者が秋田に参集した。メインの交流会、式典は2日にわたり県立武道館で行われた。しっだげ物産展(秋田の土産販売)に、榮太楼と福楼が出店した。全国から秋田に来てくれたメンバーと会話しながら販売させていただき、楽しかった。前夜祭のときは豚まんがあっという間にソウルドアウトだったが、2日目はキッチンカーにすごい行列でお客さんが分散してしまい読みが難しかった。さなづら、赤まん青まん、さくらゼリーはけっこう人気があった。5年以上前からこの大会の誘致に奔走した、YEGのメンバーや吉川青年部長はじめ現役のメンバーの皆さんの奮闘に敬意と感謝を申し上げたい。岡山県や石川県からは飛行機をチャーターして秋田までお越しになったようである。3年ぶりのリアル大会で、YEGメンバーの秋田大会にかける思いは熱かった。講演会のゲストは橋本五郎さんと壇蜜さんだった。タイミングよく控室で挨拶することができた。

愛犬福(プク)が7日未明に天国に旅立ってしまった。平成17年8月3日生まれの福は、旅館榮太楼をやめる前年に我が家に来てくれた。ほんとにかわいいトイプードルだった。子供たちはじめ家族にもたくさんの幸福をわけてもらった。さまざなことがあったが、乗り越えてこれたのもプクがいてくれたことが大きい。プクは犬嫌いだったが人間は好きだった。散歩行くとたくさんの方から声をかけられた。私の毎朝の千秋公園散歩の習慣ができたのはプクのおかげである。昨年後半から歩けなくなってきてはいたが、こんなに早くいってしまうとは思わなかった。東京から長男長女もかけつけて、川辺のペット霊園で、福を火葬して弔った。まだ家の中に福がいる感じがするが、これからも天国から見守っていてくれることと思う。
福、長い間ほんとにありがとう!安らかに!!

小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年2月13日 月曜日 | 輝進VOL324 はコメントを受け付けていません

2023年(令和5年)兎年の新年を迎えた。私も今年は還暦の節目の年になる。癸卯(みずのと・う)は「これまでの努力が花開き、実り始める」年になるそうである。ウサギのようにアンテナを高くして情報収集して、勢いよく前に向かって跳躍できるように頑張っていきたい。

1月21日は弊社菓子舗榮太楼の創業日で、1883年(明治16年)創業以来140歳を迎えた。明治、大正、昭和、平成、令和と時代が移り変わる中で、様々な変化やアクシデントがあったが、先人たちが頑張り、秋田のお客様に支えられながら140年商売を続けてくることができた。感謝したい。戦争や火事、大地震にも遭遇し、人々の好みやライフスタイルが変わる中で生き抜いてこれたわけである。現在もウイルスとの闘いや物価高といった目下の敵がいるが、知恵を絞って活路を切り開いていきたい。

初代高橋長左衛門、二代目高橋長左衛門、三代目小国庫吉、四代目小国キセ、五代目小国敬二郎、六代目小国東三郎につづいて私が七代目であるが、平成3年11月の社長就任から32年間榮太楼の指揮をとってきたことになる。厳しい経営環境が続いているが、もう一度ふんどしを締めなおして、榮太楼を再生させ飛躍できるように、すべての関係者とスクラムを組んで頑張っていきたい。
140周年―リ・ブランドへのチャレンジ!!

6日に新発売になった「北のかざぐるま」をヒットさせ、さなづらのリブランドを推進し、桜咲くさくらゼリーを重点販売し、直営店舗を強化しつつもお取引先への営業努力を続け、ネット通販の見直しも進めて、菓子の売り上げを戻していく。豚まんの福楼は昨年オープンしたトピコ店での増収を図り、土崎本店とあわせて秋田での認知度を上げて、福楼の豚まんを秋田のソウルフードに育て上げていきたい。榮太楼として完全黒字化を達成し、アフターコロナのマーケットを攻略していきたい。140周年をターニングポイントとして攻めに転じて商売繁盛させていこう!

「北のかざぐるま」は洋上風力発電が進むあきたの風を感じながら楽しく召し上がっていただけるチーズブッセ。生地は大潟村の小麦粉・銀河の力と県産あきたこまちの米粉で作られ、田沢湖山の蜂蜜屋の蜂蜜、横手の卵など、あきたの大地で育まれた素材が使われている。1個280円であるが、個包装もおしゃれで、発売当初から店頭で人気があり売れている。来月中旬にはさなづらのリブランドに伴い、ヤマブドウ味のバージョンも発売予定である。「北のかざぐるま」でフォローウインドを吹かせていきたい!
今年は3年ぶりに裏千家淡交会の初釜も行われ、濃茶席で花びら餅をお使いいただいた。「美味しかった」と先生方からもお褒めいただいた。フルーツ大福で最も人気のある「いちご大福」もスタートした。消費者の財布のひもは固くなっているが、美味しいお菓子でほっと一息していただけたらと思う。立春大福の予約も開始した。「菓子屋は四季折々次々に売れる行事があってうらやましいですね」と異業種の方からよく言われる。菓子屋冥利につきる。歳時記を大事にしてお店を賑やかに楽しくしていこう。
佐々木薫君と大友君が幹事をしてくれて、11月にリニューアルオープンしたわかば山王店で同期のメンバーを中心とした新年会をにぎにぎしく開催した。猿田副知事やハピネッツの水野社長、北都銀行バトミントン部の原田監督も同席して、焼肉と美酒を飲みながら大変有意義な宴になった。いい年になりそうだ!

高島屋の和菓子バイヤーのジュンティーニさんが東北の菓子店まわりで来秋され、トピコ店を見てもらいいろいろ打ち合わせをした。イタリア出身のジュンティーニさんは日本に来て10年になるそうだが、いまや高島屋で畑さんとともに全店の和菓子をプロデュースするバイヤーとして活躍している。秋にはイチジクのキャラメルケーキを全店で販売していただいた。この夏は「さなづらセット」をお中元に取り上げていただけそうである。
歌手の岩本公水さん(羽後町出身)が、「パンのせヤマブドウ」を気に入ってくださり、全国放送のラジオ「星の語りべ」の中で紹介してリスナープレゼントを行ったところ、非常にたくさんの方々から応募があり、人気だったとのこと。公水さん本人から直接連絡がありとても嬉しかった。すごい宣伝になった。公水さんありがとう。彼女の歌「浮き草の舟」は現在オリコンで4週連続1位になるなど大ヒットの兆しを見せている。活躍を期待したい!

秋田商工中金懇話会の新年会が久しぶりにキャッスルホテルで開催され、会員約70名が集まり、有意義な宴になった。大相撲解説で人気の舞の海さんが「可能性への挑戦」と題して講演した。入門の際、身長が足りずにシリコンをいれて合格したエピソードなどおもしろかったが、あえて今場所の状況については触れなかった。講演後、私が「大鵬の義弟です」と挨拶をして会話することができた。舞の海さんは人柄がよく人気がある。さなづらと王鵬どら焼きをお土産にお渡ししたところ早速礼状が届いた。

秋田県菓子工業組合と秋田支部合同の新年会が、25日メトロポリタン秋田で開催される。大寒波の中ではあるが、牛肉と菓子争奪のウルトラクイズ等を予定しており、楽しい新年会になりそうだ。大いに同業者の情報交換をしてこれからも秋田の菓子業界を活性化させていきたい。

27日には下浜小学校の6年生に講演をすることになっている。秋田高校同期の稲垣校長から依頼があり、秋田のことや菓子業界の話をしながら、将来子供たちが秋田を誇りに思って活躍してくれるきっかけになれば幸いである。

秋田ノーザンハピネッツは前半ホームで勝てずにいたが、今月はアウエーで調子よく、ホームで千葉には負けたものの、大阪に勝って現在16勝16敗の五分で東地区4位につけている。年末に田口選手が足を怪我して戦線離脱してしまったが、ほかの選手たちがチームワークよく連携して戦っている。前田ヘッドコーチもホームでは試合にはいっており士気も上がってきている。後半戦、さらに勝利を積み重ねていってほしい。
大相撲初場所、王鵬は初日から6連敗し途中1勝11敗と十両転落のピンチだったが、最後3連勝で4勝11敗。どうも歯車がかみ合わなかったが、これからもう一度稽古に精進して、上をめざして頑張ってほしい!幕下の夢道鵬は5勝2敗、三段目の納谷は4勝3敗と勝ち越して、大嶽部屋は6人の力士が勝ち越した。大阪での春場所に向かって切磋琢磨して努力してもらいたい。幕内は大混戦の末、千秋楽高校後輩の琴勝峰を相星決戦でくだした大関貴景勝が12勝3敗で優勝した。首を痛めていたようだが、貴景勝の鬼気迫る相撲は見ていて感銘を覚えた。来場所は綱とりである。ほかの三役はピりっとしなかったが、若隆景と若元春の兄弟が勝ち越し、霧馬山が11勝で技能賞。これに豊昇龍をいれての大関先陣争いになりそうだ。朝乃山は14勝で十両優勝。来場所は幕内復帰するだろう。彼がつぎの横綱候補かもしれない。いずれ大相撲戦国時代。はやく王鵬に頭角を現してもらいたい。

ロシア、中国、北朝鮮、日本の対岸の環日本海はだんだんきな臭くなってきた。日本も防衛費の大幅アップに舵をきった。近々増税する方向になりそうだ。コロナ禍、物価高、人件費アップで日本の中小企業は喘いでいる。ちょっと待って総理!
天は自ら助くる者を助くーそう信じて頑張ろう!!!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年2月10日 金曜日 | 輝進VOL323 はコメントを受け付けていません

あらゆるものが値上げラッシュで物価高がどうにもとまらない。電気料金や灯油代も高騰し消費者の財布のひもは固くなっている。コロナは第8派の到来でまた感染者数が増加傾向にある。ただ行動規制はないので、気を付けながらも人の動きはあり、旅行やイベント客も多く、秋田駅の売り上げは好調である。個人消費も落ち込んでいることもあり、いとく新国道店をはじめスーパーや路面店は苦戦している。

今月中旬から寒波の到来で昨年より早く秋田市でも積雪が増え、クリスマスも寒波に見舞われた。このあとは何とか穏やかな天候になるように冬将軍にお願いしたいと思う。こういった状況の中でのクリスマス商戦で、なかなか予約が伸びず厳しかったが、最後は火事場のバカ力でなんとか昨年並みの売り上げを確保できた。みんなの頑張りとお得意様の応援に感謝したい。例年と違い、ティラミス、ピスタチオ、いちご生といった限定品の動きが鈍く、定番の生クリームが好調だった。ともあれお買い上げいただいたお客様には美味しいクリスマスケーキを食べて楽しく過ごしていただけたら幸いである。今年も私を含めて6人のサンタクロース🎅が出陣して、ケーキのお届けを無事に終えることができそうである。30年以上サンタクロースをやっているが、お客様の喜ぶ笑顔をみるとサンタはやっぱりやめられないと思ってしまう。「エイタロウはサンタクロース!」「ケーキを運ぶサンタクロース!」 みんなありがとう!サンキューベリマッチ!
恒例の行く年くる年、干支どら焼きは少し出足が鈍かったが、全店で重点販売をしている。虎どらは、バター入り小倉餡のどら焼きに虎のイラストの焼き印が押されている。ウサギは白い蒸しどら焼きに黄身餡をサンドしかわいいウサギのイラストの焼き印が押されている。紅白のパッケージにはいっているので年末年始のプチギフトにピッタリである。まだまだご存じないお客様もいるのでおおいにアピールしていきたい。年末限定販売の年越しそば饅頭も、今回は内容を変更し、青まんのような生地でもっちりして食べやすい饅頭になった。そば粉の香りがして美味しい饅頭である。日持ちも4日間になったので、おおくの方に年末、年越し饅頭で一家団欒してもらえたらと思う。

福楼トピコ店は相変わらず好調で連日売り切れが続いている。土崎本店は月曜日火曜日を連休にして、製造体制を強化している。わかばの豚肉も職人の手作業のため供給量に制限があり、マンパワー不足もあり、スタッフみんながかなり無理しながら協力して頑張ってくれている。このあとの年末年始がヤマ場になるので、豚まんの品質は維持しながら、おおくのお客様に福楼の豚まんを食べていただき、秋田のソウルフードとして認知度を高めていきたい。ギリギリのやりくりがつづくがみんなで知恵をだして乗り切っていこう。
新宿西口で「あきた産直市」が開催され、弊社も参加してお菓子の販売をしてきた。さなづら、竿燈もろこし、あんぱん焼き、秋田ミルフェを持って行ったが、秋田を知っているお客様にはさなづらが人気だった。さなづらを知らない方にうまくアピールできれば、まだまだ人気がでるあきた銘菓になりそうだ。あんぱん焼き、秋田ミルフェはいつの間にかコンスタントに売れて完売した。私のJTB時代の友人である布施君、加藤君や則兼さんファミリー、大学後輩の武田君、中村先生も駆けつけてくれて、榮太楼を盛り上げてくれた。秋田犬のぬいぐるみやリンゴは結構売れていたが、場所がいまひとつで、今後の「あきた産直市」をやる際には、開催場所を吟味する必要がある。

今月は久しぶりに東京から佐々木勝先生にお越しいただき役員会を開催し、また和菓子のスタッフにさまざまなご指導をいただいた。先生のアドバイスを活かして、お菓子のブラッシュアップや新商品開発を進めていきたい。

大住小学校6年生に「お菓子の力で秋田を元気に!」というタイトルで講演をさせていただいた。昨年一昨年は修学旅行にかわる行事の中でキャッスルホテルにて話をさせてもらったが、今年は学校の体育館でPTAの授業参観もかねての講演になった。榮太楼や菓子業界のこと、秋田の現状や課題とこれからの可能性についてもふれて、途中秋田にちなんだウルトラクイズも行って、大住小6年生が真剣に話を聞いてくれて、質疑応答ではかなりつっこんだ質問もあり、私も児童の皆さんから、元気なオーラをわけてもらった。さなづらやもろこしを製造しているビデオも見てもらい、菓子作りにもけっこう興味を持ってくれたように思う。学年主任の先生が熱心で、打ち合わせにも弊社にお越しになり、私も先生の意をくんで前向きな話をすることができた。あのキラキラした眼差しの子供たちがいる限り、将来の秋田は大丈夫だと思う。ありがとうございました。

今月は久しぶりに、さまざまな会の総会や忘年会が開催された。さきがけ友の会総会・忘年会はキャッスルホテルで行われ、三浦廣巳会長や魁新報の佐川社長からも今年を振り返っての話があり、恒例の大抽選会もおおいに盛り上がった。
あきしん本店経済懇話会もキャッスルホテルで開催され、深澤功会長や秋田信用金庫の菅原理事長から挨拶があった。懇親会は経営者同士のいろいろな情報交換ができて有意義だった。
旭北歯科医院の千成会の大忘年会はパークホテルで、バンケットホールに畳をしいて行われた。千葉利昭理事長の挨拶につづいて来賓の猿田副知事から挨拶があった。ビンゴやジャンケン大会は千葉理事長が陣頭指揮をして、サービス精神旺盛なので、皆さん喜んでいた。旭北歯科医院のスタッフは明るくて元気で素晴らしい。千葉院長は私の幼稚園時代からの親友であるが、歯科医であり有能な実業家である。お菓子もいつもお買い上げいただきお世話になっているが、榮太楼もあやかって頑張っていきたい。
秋田商工会議所の商業、理財、運輸交通、情報通信の合同部会が、メトロポリタン秋田で開催された。辻良之会頭を囲んで、様々な情報交換をして、大変盛り上がった。佐野副会頭、石井副会頭ともさまざまな話をすることができた。コロナ禍は続き、物価高になり、秋田が抱える課題は山積みであるが、洋上風力発電によって秋田経済は大きなチャンスを迎えている。知恵をだして切磋琢磨して秋田を活性化させていこう。

サッカーワールドカップカタール大会、日本は一次リーグ、ドイツ、スペインを撃破してコスタリカに敗れたものの、決勝トーナメントに進出、クロアチアにPK戦の末敗れた。日本のサムライブルーの選手たちがほんとによく頑張った。日本中がおおいに沸いた。日本のサッカーは確実に強くなった。決勝はアルゼンチンとフランスが壮絶な試合の末、PK戦でアルゼンチンが王者になった。メッシとエムバぺの点の取り合い、すさまじい試合だった。世界が熱狂したワールドカップだった。
ロシアとウクライナの戦争は長期化して終わる気配がない。今年を代表する字は「戦」になった。このままアメリカやNATOの国々が参戦したら世界大戦になりかねない。中国や北朝鮮も不穏な動きをしている。国際情勢がきな臭くなってきたが、世界の指導者たちには美味しいお菓子でも食べて、笑顔あふれる平和な世界を創っていただきたい。

来年は私の干支、卯年である。みなさんにとっていい年になりますように!!

カテゴリー:お菓子
2022年12月2日 金曜日 | 輝進VOL322 はコメントを受け付けていません

豚まん福楼のトピコ店が23日オープンした。コロナ対策もあり秋田のソウルフードになりうる豚まん事業にチャレンジし、一昨年土崎に豚まん福楼をオープンさせて早くも2年になる。いろいろな方々の協力やご支援をいただきながらスタッフも頑張ってきたがようやく秋田駅に店を構えることができた。

先月、「らぽっぽ」跡に出店が決まり、急ピッチで準備をすすめてきた。23日は開店からすごい人がお越しになり、売り上げも上々で好スタートを切ることができた。土崎で製造したものとあわせて、トピコでの製造もおこない、出来立て熱々の豚まん、シュウマイ、あんまん、杏仁シェイクを販売している。冷蔵と冷凍の販売も展開し、駅でのお土産需要にも対応して、おおいにあきたの新名物に育て上げていきたい。マンパワーがまだ足りずに苦労しているが榮太楼トピコ店とも連携しながら、商売繁盛させていきたい。がんばろう福楼!!秋田放送の田村修アナウンサーが取材に来てくださり、オープン初日にnews every.で報道してもらった。詳しく取り上げてもらいかなりのインパクトがあった。感謝!
先日はキャッスルホテルで「参議院議員石井ひろおを励ます会」が開催され、石井さんからご用命いただき、お土産として福楼の豚まんを使っていただき、大変な宣伝になった。感謝!石井議員は国土交通副大臣として獅子粉塵の活躍をされている。私たちも大いに石井さんを応援していきたい!

いとく新国道店限定で、「パンのせヤマブドウ」を新発売した。さなづらのちょっと違ったバージョンである。もともとさなづらは、バターやヨーグルトといった乳製品と相性がいい。トーストにバターをたっぷりめに塗ってさなづらをのせると、これが実に美味しい。スライスチーズのような感じではあるが、薄めにスライスしたさなづらが3枚入った商品になった。オーブントースターで焼いてもいけるので、お客様にはさまざまな食べ方をして「パンのせヤマブドウ」を楽しんでいただきたい。このあとの本格的な「さなづらリブランド」にむけてのイントロダクションである。
先月29日には明治神宮菓道敬神会が3年ぶりに会員が参加できるかたちで開催された。今年も「さなづら」を奉献させていただいた。明治神宮で参拝すると清々しい気持ちになる。白松会長がご欠席で、佐々木勝副会長が代表して挨拶をされた。国内外ともに旅行の規制がなくなったせいか、たくさんの方々が明治神宮に訪れていた。久々に外国人旅行者が多く、コロナ前の状態に戻りつつあるなと感じた。

秋田商工会議所の議員総会がホテルメトロポリタン秋田で開催され役員改選が行われた。秋田いすゞの辻良之社長が新会頭に就任した。9年間つとめられた三浦会頭は名誉会頭になった。副会頭は石井資就さん、佐野元彦さん、佐藤裕之さんとあらたに猿田工業の猿田知久さんが就任した。各部会ごとの正副部会長も決まった。商業部会はマルシンの進藤社長が部会長になり、私は引き続き副部会長である。秋田の経済界を取り巻く環境はまだまだ厳しいものがあるが、辻会頭を先頭にして我々も知恵をだしてタイムリーに行動していきたい。秋田を元気に活性化させていくことは私たちの責務である。

11月4日に東海林太郎直立不動像建立記念音楽祭が、秋田芸術劇場ミルハスにおいて開催された。直立不動像は昨年の3月末に建立されたが、コロナ禍の影響もありミルハス開館にあわせて今のタイミングでの開催になった。ピアニストの前田英樹さんのクラッシックの演奏にはじまり、野風増の作曲家で歌手の山本寛之さんの歌、林家たけ平さん、刑部芳則さん(日大教授)、井上裕太さん(弘前学院大講師)による「東海林太郎の人と歌」についてのトーク、岩本公水さんの歌謡ショー、97歳の田中唯介さんの歌、ボニージャックスの歌と続き、盛りだくさんの内容で4時間半に及ぶ長丁場になったが、メリハリのある楽しい音楽祭になり、来場された600名近いみなさんに喜んででいただいた。佐々木三千夫実行委員長はじめスタッフの皆さんに感謝したい。前日にはゲストを交えて、前夜祭をイヤタカで開催したが、岩本公水さんとも久しぶりにさまざまな話をすることができて有意義だった。山本さんからは後日CDと「野風増」の本までお贈りいただきとても嬉しかった。私は息子が生まれたころよく「野風増」を歌っていた。ありがとうございました。もしかすると、近い将来NHKの朝ドラで「東海林太郎」が登場するかもしれない。

秋田県観光議員連盟の県議会議員のみなさんとの懇談会がパークホテルで開催されたり、観光連盟の観光もりあげ隊の会合がユーランドホテル八橋でおこなわれ、観光業界の現状と課題について情報交換し、今後の施策について熱く討議した。アフターコロナにひとを呼び込んで栄える秋田を創っていきたい。ユーランドの松村社長の厚生労働大臣賞受賞のお祝いを兼ねての懇親会も大変に盛り上がった。おめでとうございます。

鶴の湯温泉さんでの今シーズンの菓子販売が20日で終了した。私と長倉君、現地スタッフの武田さんの3人リレー方式で今シーズンは頑張った。鶴の湯にいると全国津々浦々のお客様がお越しになり販売しながらいろいろな方とお会いすることができる。さすがあこがれの秘湯は素晴らしいと思う。佐藤会長はじめ鶴の湯のスタッフの皆さんありがとうございました。

国際教養大学のモンテカセム学長に表敬訪問し、いろいろ情報交換させていただいた。スリランカ出身の学長であるが、日本のことに詳しく政財界にさまざまな人脈があり実績を積んでこられた。モンテ学長率いる国際教養大学はさらに進化していきそうである。

大相撲九州場所、王鵬が大活躍で13日目終わって10勝3敗。関脇豊昇龍との同期対決には勝ったものの、高安に負けてしまった。2敗は高安一人。あと2日間、白星を積み上げて千秋楽まで優勝争いに絡んでほしい。大関正代は負け越して大関転落、御嶽海も負け越して大関復帰ならず。大相撲戦国時代であるが横綱大関が不甲斐ない状態で若手にとってはチャンスである。大嶽部屋の力士も頑張っている。幕下の夢道鵬、三段目の納谷も勝ち越した。納谷3兄弟そろっての勝ち越し。このあとも切磋琢磨して大相撲をおおいに盛り上げていってほしい。NHK秋田でも毎日、王鵬の取り組みを放送してくれているためか秋田での王鵬人気は高まっている。王鵬旋風をこのあともおおいに期待したい。王鵬どら焼きも大好評で売れている。
プロ野球日本シリーズはオリックスがヤクルトを破って日本一に輝いた。ヤクルトが先手をとって連覇するかと思ったが熱戦が続きオリックスが逆転で優勝を飾った。オリックス中嶋監督は北秋田市出身である。

サッカーワールドカップカタール大会が始まった。予選リーグ初戦、日本は優勝候補のドイツに2対1で勝って日本中が沸き返った。このあとコスタリカ、スペインとの試合が続くが、この勢いで予選リーグを突破して目標のベスト8以上を目指してほしい。がんばれサムライブルー!日本の若きサッカー選手たちは素晴らしい。ブラボー!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2022年10月27日 木曜日 | 輝進VOL321 はコメントを受け付けていません

紅葉もはじまり、秋の観光シーズンで人の動きも活発になってきた。全国旅行支援も11日からスタートして、全国的に旅行客が一気に増えてきた。海外旅行も解禁になり、インバウンドの訪日外国人客も動き出した。まだコロナは続いているが、コロナ前のように旅行やイベントやconventionも行われるようになり、うれしい限りである。完全復活にはまだ時間がかかりそうであるが、知恵をしぼって人流の回復を商売繁盛につなげていきたい。

お土産が売れるようになり、さなづらの売り上げも大幅に回復基調にある。商工会議所のスタンプラリーも行われていることもあり、赤まん青まん、生どら焼きも動きがいい。季節の朝生、シャインマスカット大福、芋羊羹も好評で、洋菓子のイチジクのキャラメルケーキ、秋田ミルフェも人気がある。収穫の秋なのでおおいに販促活動に力をいれて客数を増やし、このあとの年末商戦につなげていきたい。来月以降からは「パンのせヤマブドウ」「北のかざぐるま」といった新商品を投入予定である。乞うご期待!

全国菓子工業組合連合会 東北・北海道ブロック会議が3年ぶりに、山形国際ホテルで開催された。秋田から塚本理事長(旭南高砂堂社長)と三松堂の後藤社長、大曲つじやの辻社長と参加してきた。各道県から提出された議題について活発に審議された。組合員数の減少、菓子需要の停滞、原材料高、人件費率アップなど業界の抱える問題は多いが、英知を振り絞って菓子業界を活性化させていきたい。

]北海道からは3年後の2025年に旭川市において第28回全国菓子大博覧会を開催する旨の説明があった。大きくなりすぎて経費負担が過大になってしまい、ここのところ引き受ける県がでてこなかったので、低コストでもできる菓子博を旭川がめざしてチャレンジすることは菓子業界にとっても明るい話題になりそうだ。展示等は縮小して菓子マーケットなどに力をいれる方針のようである。それぞれ出店した県たちにより業界が元気になりお客様に夢と希望を与えることができる菓子博を期待したい。

ホテルでの懇親会も山形舞子のおもてなしもあり大変和やかな宴になった。その後秋田のメンバーで上山温泉・日本の宿古窯に移動して宿泊した。最上階のいいお部屋をご用意いただき久しぶりに夜が更けるまで熱い情報交換ができた。佐藤洋詩恵女将のご配慮に感謝!翌朝は玄関前で女将さんと写真撮影をした。久しぶりの古窯だったが、やはり細かいところまで行き届いていて、接客サービスも素晴らしかった。古窯さんとは先代の敬二郎のころから親交をいただき、ときどき贈り物もいただいたりお世話になっている。このコロナ禍でも立派に商売繁盛されている古窯さんからいいオーラもわけていただいた。ありがとうございました。

先日、山形の菓子店、佐藤屋、戸田屋正道、長栄堂、杵屋を視察させていただいた。佐藤屋のたまゆら、戸田屋のおかめ焼き、長栄堂のふうき豆、杵屋のリップルパイ、星合いの空等、それぞれ趣向をこらして美味しい銘菓が多かった。杵屋さんでは菅野社長のご厚意で工場見学をさせてもらいながら、さまざまアドバイスをいただいた。ボウリング場を改造して40年前につくった工場とのことだったが、手入れが行き届いてすみずみまで整理整頓されていて素晴らしかった。原材料の管理や作業手順なども「見える化」されていて大変勉強になった。わが社もまだまだ改善できることはたくさんある。杵屋さんと規模は違うがさっそく出来るところから取り組んで、利益をだせる製造現場を創っていきたい。

サッカーJ2のブラウブリッツ秋田はホームソユースタジアムでの最終戦、ベカルタ仙台との激闘を引き分けて、12位で今シーズンを終えた。夏場にけが人やクラスター発生で大変だったが乗り越えて前期より躍進した。岩瀬社長はじめブラウの皆さんありがとう。最終戦は5400人を超える集客ですごかった。豚まんの福楼も急きょ出店したが、いままでの最高売り上げになった。仙台のお客さんありがとう。福楼も今年の催事販売の積み重ねでかなり認知度がアップしてきた。

秋田ノーザンハピネッツはホームCNAアリーナでの開幕戦、琉球ゴールデンキングスに残念ながら連敗。連日4200名を超えるブースターが熱い声援をおくった。これで3勝5敗になったが試合内容は悪くないのでここから巻き返していってほしい。ハピネッツどら焼きも人気であっという間に完売になっていた。もう少し多くあったほうがよかった。いずれにしてもスポーツを以前のように観戦して楽しめるようになってきたのはうれしいことである。

前田ヘッドコーチの奥様がシーズン開幕直前の先月29日にご逝去された。享年39歳、あまりにも早い旅たちだった。4人の男の子の面倒をみながらの闘病生活はさぞかし大変だったことと思う。前田さんの深い愛情と前向きな強い気持ちはすごいなと感じている。ご家族のことが落ち着かれてきたら、前田さんが再びハピネッツの指揮官として活躍することだろう。今までにも増して応援していきたい!

私の長女の同級生である森義丸さんが、一流のチェリスト4人によるコンサートをアトリオン音楽ホールで開催した。駆けつけて聞かせていただいたが、素晴らしい演奏とトークでとても感銘を受けた。


増田の故佐々木俊一さんの一周忌法要が、満福寺において執り行われた。命日は1月2日であるが、これから雪が降るので早めの法要になり奥様と母上様の供養といっしょにおこなわれた。佐々木さんの住宅は立派な内蔵がある屋敷で、これから息子さんたちが改装して守っていくことになった。蔵の街・増田は街並みも進化してきている。

ユーランドホテル八橋の松村社長が、旅館組合の理事長を長年にわたり務めた功績で、厚生労働大臣表彰を受けることになり、旅館組合秋田支部の有志でささやかなお祝いの会を「つねや」で行った。組合事務局の鎌田さんのご配慮で私も参加させてもらった。東日本大震災をはじめさまざまな出来事が起こる中で旅館ホテル業界のリーダーとして活躍した松村さんの功績は大きい。彼の人柄も最高である。松村さんおめでとう!!ますます張り切って頑張ってほしい!


キャッスルホテル親交会の総会が久しぶりに開催され、150名以上が参集し、木村社長はじめ幹部スタッフの皆さんと懇親を深めた。西村さんが新しく常務取締役総支配人に就任した。ホテルは宿泊稼働率は絶好調で、宴会売り上げも少しずつ戻りつつあるとのことだった。メディカル事業も好調。秋田のナンバーワンホテルとしてのキャッスルホテルの集客力は素晴らしい。弊社もあやかって販売力・集客力を強化していきたい。

千葉美栄さんの喜寿を祈念してのラスト茶会が、センタースの茶室で開催されお招きいただいた、一つ一つの道具に千葉さんの想いがこもっていて和やかな茶会だった。千葉さんは観光案内のリーダーとしても長年活躍された。お菓子は「白菊」(榮太楼製)だった。ありがとうございました。


子供たちの話になるが、孫(長男の長女)が二歳の誕生日を迎えた。東京にいるので一年以上秋田には来れていないが、ライン電話をしてお祝いをした。いろいろ話をするようになりかわいくなってきた。また次女の子供は10カ月で歩き始め11カ月になって素早く歩き回れるようになった。こどもの成長は早い!

県外に就職した次男が、会社の販売研修で2週間秋田に来ている。社会人として半年が過ぎ、ここからまたステップアップすることだろう。頑張ろう!!!

小国 輝也

カテゴリー:お菓子
2022年10月3日 月曜日 | 輝進VOL320 はコメントを受け付けていません

残暑の厳しい9月だった。台風のフェーン現象もあり19日には秋田市で34度を超えた。暑さ寒さも彼岸までーとはよくいったもので台風一過は急に涼しくなり気配が秋モードに変わった。つづけて台風がきているが、おおきな被害がでないことを願いたい。

秋田では週末ごとにさまざまなイベントが行われており人流も活発になり賑やかである。秋田ミュージックフェスティバル、千秋花火も多くの人出で中心街区に繰り出した人々も笑顔だった。広小路バザールは3回目だったが、榮太楼・福楼連合軍で出店した。菓子組合の有志も出店し、暑い中でしんどかったが、歩行者天国でたくさんの皆さんがグルメやスイーツを楽しんだ。いろいろな行事・イベントが重なっていたので相乗効果もあったようである。店のスタッフもお客様もみな喜びながら販売したり買い物をしている姿をみているとうれしく思う。コロナ禍は続いているが、負けずにみんなで協力してあきたを活性化させていきたい。

あきた芸術劇場ミルハスもグランドオープンした。秋田市文化創造館、ナカイチ等中心街区に拠点となる施設も整ってきた。秋田駅から千秋公園周辺があきたの観光文化の発信基地になってきている。

秋田県観光連盟の「観光もりあげ隊」の会議をユーランドホテル八橋でおこなった。今年度事業の進捗状況と来年度にむけての取り組みについて協議した。アフターコロナの秋田の観光客誘客を増やすための準備を着々と進めていきたい。

今月は秋のお菓子への切り替えの月である。不老長寿最中、渋皮まろんと珈琲のケーキ、さつまいものクッキー、巨峰大福、栗きんとん、シャインマスカット大福、秋田ミルフェ等など季節のお菓子たちが店頭を彩っている。

敬老会のお菓子のご用命もいろいろな地区の社会福祉協議会や老健施設からもいただくことができた。十五夜のお月見饅頭、お彼岸のおはぎ、あんころ餅も人気だった。歳時記を大事にして旬の菓子をどんどんアピールしていきたい。

商工中金ユース会・OB会の総会がANAクラウンプラザホテルで開催され、久しぶりにさまざまな情報交換をすることができた。来賓の日銀支店長や猿田副知事ともいろいろ話ができ有意義だった。やはり対面できるリアルな会合は大事である。

今月は友人知人との会食や異業種交流会も数回あり、秋田長屋酒場、大内田、徳(のり)で会合があった。それぞれのお店が特色ある料理やサービスで常連のお客様も多く、まだコロナの影響はあるものの連日にぎわっている。観光料飲業界は厳しい環境の中での営業を強いられているが、どんな時代でもいろいろ知恵をだしてファン客をつかむことが大切である。菓子やお土産業界も創意工夫して、アフターコロナに繁盛できる戦略戦術を練って商売のやり方を見直していく必要がある。
元美術工芸大学教授の官能先生には、福楼の販売をたびたび手伝ってもらっているが、今後の展開などについてもいろいろ打ち合わせしてアドバイスをいただいた。
秋田の福楼の豚まんをブレイクさせていきたい!
洋菓子協会の東北ブロック協議会が3年ぶりに、八戸プラザホテルで開催された。秋田からは籾山会長(ゴンタロー社長)と私が参加した。全日本洋菓子協会連合会からも様々な報告や情報提供があり、各県から提出された議題について協議した。講習会の開催、原材料の高騰問題、人手不足や人材育成、人件費アップ対策等業界が抱える課題についてかなりつっこんだ意見交換がなされた。ホテルでの懇親会では東北6県から集まったメンバーが胸襟をひらいて情報交換して有意義であった。会議の前に、アルパジョン、ラ・ポエムを視察したが、お店の外観も魅力的でプチガトーは20種類くらいで焼き菓子のバリエーションも多かった。翌日は山形県の菅野会長(杵屋社長)のご厚意で車に同乗させていただき、二戸の磐手屋さんの工場のところにあるチョコ製品の製造直売店・2DOORを見学させていただいた。小松会長夫妻、小松社長からお話をお聞きして大変刺激をうけた。その後盛岡により、磐手屋さんの経営する「タルトタタン」を見てきた。商品の圧倒的ボリュームと魅力的なディスプレイでケーキも焼き菓子も輝いて見えた。「売れる店には訳がある」―榮太楼も商品やお店を磨いていきたい。
英国のエリザベス女王が8日に96歳でご逝去された。ニュースで繰り返し報道されたがすべてのイギリス国民が悲しみ哀悼の意を表していた。天皇皇后両陛下や各国の首脳が参列したエリザベス女王の国葬は荘厳で格式が高いもので、さすが大英帝国―イギリスは素晴らしいなと感じた。エリザベス女王はまさしく英国の母だった。私は大学3年のころお世話になった教授に同行して1カ月ほどロンドンですごしたことがある。あの頃はダイアナ妃ブームだったことを思いだした。
日本ではまもなく安倍総理の国葬も執り行われる。ご冥福をお祈り申し上げます。
先日、マレーシアから来ているドクターを家族といっしょにご案内して男鹿観光に行ってきた。なまはげ館、入道崎、寒風山を回ったが、大変喜ばれた。きりん亭のしょっつる焼きそばもうまかった。なまはげ伝承館でのパフォーマンスはインパクトがあり、入道崎、寒風山も絶景である。あらためて男鹿の素晴らしさを実感した。男鹿はあきたの宝である。

大相撲秋場所、王鵬は5連勝の好スタートをきったが、失速し最後は5連敗で7勝8敗と負け越してしまった。左のはず押しで強い相撲もあったが、右からの攻めがまだ弱い。相手十分になると勝てない。下半身をきたえてもっとパワーアップする必要がある。稽古に励んで力をつけてほしい。三段目の納谷は3勝4敗と負け越し。夢道鵬は5勝2敗と勝ち越して来場所は幕下に戻る。大嶽部屋は7人が勝ち越した。

幕内は横綱大関が総崩れ!照ノ富士が途中休場、御嶽海と正代は11敗。御嶽海は4場所で大関陥落になった。正代はまたカド番になるが厳しそうだ。平幕同士の優勝争いになり、最後は玉鷲が高安を破り13勝2敗で二度目の優勝を果たした。37歳8か月の幕内最年長優勝である。衰えをしらないパワーは素晴らしい。若隆景、若元春の兄弟と翔猿、北勝富士が活躍した。大相撲は毎場所優勝力士が変わり、まさに戦国時代である。次の横綱大関は誰になるかここしばらくはデットヒートが続きそうだ。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2022年9月12日 月曜日 | 輝進VOL319 はコメントを受け付けていません

毎日のように雨が降り梅雨のような八月だった。お盆あけには県北を中心に集中豪雨が続き、五城目では大変な被害もでるなど、雨になやまされた夏になった。昨年のカラ梅雨からの猛暑とは大違いだった。あきらかに異常気象が続き、天候が読めなくなってきている。持続可能な環境を取り戻さないと人類の存続も危うい気がする。

3年ぶりに秋田の竿燈まつりが帰ってきた!3日の初日は午前中、線状降水帯が秋田にかかり大雨だったが、午後に晴れて無事に初日の竿燈が実施できて4日間天候に恵まれて最高のコンディションでの竿燈になった。ミラクル竿燈!竿燈は見えない力によって守られているように感じた。6月に鬼籍にはいられた竿燈会の鈴木前会長がずっと見てくれていたようだ。

市役所の観光振興課や観光コンベンション協会の皆さんはじめ竿燈まつり実行委員会のスタッフがほんとに一生懸命運営にあたった。竿燈会のメンバーも3年ぶりの竿燈を上げることのできる喜びや思いを全身にみなぎらせて魂のこもった竿燈演技を行った。3日は観覧席も空きが目立ったが、日に日に人が増え最終日の6日にはコロナ以前と変わらないくらいの人が歩道も埋め尽くし、まつりの会場全体が何とも言えないオーラにつつまれた雰囲気になっていた。

私も31回目の総合司会をつとめた。パートナーの阿部律子さんに加えて今年はFM秋田の応援があり、真坂はづきさん、椎名恵さん、シャバダバオさんたちが日替わりでアシストしてくれた。西の空に竿燈の入場を告げるのろしがあがり、穂積市長や加賀屋竿燈会会長を先頭にして238本の竿燈が入場し、会長の笛で一斉に立ち上がったときには私も感動して鳥肌がたった。全国津々浦々からお越しいただいたお客様も同じ思いで感極まって拍手をしてくださっていた。五穀豊穣を祈り、邪気を払うねぶり流しの行事で、江戸時代からの歴史がある竿燈まつりの真髄である。

学校や職場竿燈で参加できなったところもあったが、参加した竿燈会の子供たちや学生さんの真剣で喜んでいる表情をみるととてもうれしくなった。3年生は今年がまさにはじめて竿燈である。2年間できなかった無念さを払しょくする夜空に揺らめく光の稲穂の競演であった。竿燈妙技大会は規定演技で貴志会長率いる上米町1丁目が初優勝を果たした。くしくも鈴木前会長の町内である。自由演技は柳町が優勝したが、下米町1丁目は提灯の中から二羽の鳩をとばして会場を沸かせた。加賀屋会長の町内であるが20年ぶりの鳩だったようである。

夜本番、3度の演技の冒頭は毎回、私と加賀屋会長で「どっこいしょーどっこしょー」の掛け声を肉声で連呼した。気迫が会場全体に伝わったようである。コロナ感染に万全の対策をしながらのまつりだったが、竿燈にかかわるすべての気持ちが凝縮された素晴らしい4日間であった。厄介なウイルスも払うことができたように思う。まさに竿燈は秋田のエネルギーの源である。ありがとう竿燈!!どっこいしょーどっこいしょー!!!

旧ニューシティ跡地での商工会議所主催によるご当地グルメフェスティバルも参加している業者もお客さんも笑顔であふれ盛りあがっていた。豚まんの福楼は初出店でハチトニ製パンと同じテントでジョイントして販売させていただいた。来年はもう少しフェイスをとって看板等目立つ演出も心がけて積極的にチャレンジしたほうがよさそうだ。
榮太楼もダイワロイネットホテルさんのロビーで販売を行った。コロナ前のような集客はできていなかったが、竿燈を4日間実施できたことに意義がある。

この夏は「3年ぶりの○○」が多い。いろいろな行事、イベント、まつりがほとんど3年ぶり開催である。行動規制のない夏でいままで抑えられていてちじこもっていたエネルギーが一気に噴き出た気がする。やはり人間は密が好きなのである。会って、見て、触れ合って、コミュニケーションを図ることが人にとって大切なことである。リモートではできないリアルの素晴らしいところである。「100リモートは1リアルに如かず!」

秋田信用金庫の本店経済懇話会も3年ぶりに懇親会がキャッスルホテルで行われた。菅原理事長を囲んで深澤会長はじめ会員企業の経営者も笑顔でさまざまな情報交換を行っていた。異業種の社長さんと話しをするといろいろな気づきがあって商売のヒントをいただくことが多い。やはりリアルな乾杯は大事である。

お盆は3年ぶりに秋田に帰ってきた人たちが多かった。私の友人知人も秋田に帰って家族や仲間と親交を深めることができたようである。中学、高校の同期が榮太楼にもお菓子を買いに来てくれたりうれしい限りである。特にボンタ(石井くん)は毎回きてくれる。小武海君とも一献傾けることができ深い話ができて楽しかった。

秋田駅も久しぶりに活気にあふれていた。福楼はお盆3日間トピコ1階催事場で豚まんの販売を行った。秋以降に駅出店をめざしているのでいい宣伝とリサーチになった。福楼はブラウブリッツ秋田のナイターでも2日販売をしたが、アウエーのお客さんにも評判がよく秋田のサポーターのなかにはリピーターの方までできてきた。ブラウブリッツはなかなか勝利に恵まれず現在17位。もう少し勝ち点を積み上げておかないといけない。頑張れブラウブリッツ秋田!!


コロナ第7波が猛威をふるい感染者数は過去最多を更新し続けている。全数把握は無意味になってきており有識者と政府の間で協議されているが、まもなくコロナ対策の新しい指針が示される予定である。行動規制をせず社会経済活動をまわすとすればインフルエンザとおなじような対応に切り替えざるを得ないだろう。ワクチンだけでなく特効薬の早期承認が待たれる。商売の業績向上の特効薬もほしいところである。

今月は店頭では、あんみつとパイン大福が好評だった、さなづら、さなづらゼリー、さなづら葛ようかん、みかんゼリー、レモンケーキもよく動いた。秋に向かってまた作戦をたてて売り上げ増を図っていきたい。大雨とコロナに妨害された夏商戦だった。

夏の甲子園、ついに真紅の優勝旗が白河の関を越えた!仙台育英がチーム一丸となって勝ち進み準決勝で福島の聖光学院を退け、決勝では大阪桐蔭等の強豪を撃破して勝ちあがり上り調子の下関国際を破って東北勢初の優勝を果たした。素晴らしかった。140キロを超える投手5名をようし攻守バランスのとれた試合運びはさすがだった。須江監督の挨拶は感動的だった。「青春って密なので。でもそういうことは全部だめだといわれて。でも本当にあきらめないでやってくれたこと、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて全国の高校生のみんなが本当にやってくれて。」「ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います。」素晴らしい夏の戦いのドラマをありがとう!

24日でロシアがウクライナに侵攻して半年がすぎた。まだ戦争は長期化しそうである。世界全体に与える影響は拡大しそうである。国際社会がプーチンをとめなければ大変なことになる。台湾をめぐって中国の挑発も激しくなってきた。
世界の指導者に「さなづら」を食べて冷静になってもらいたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子