2024年2月10日 土曜日 | 輝進VOL334 はコメントを受け付けていません

21日南通り店がリニューアルオープンした。7月の水害で被害を被って以来お客様に支えられながら暫定営業をつづけてきたが、10月21日から工事に入り最初と最後に15日ほど休業したものの営業をつづけながらリニューアルを進めてきた。アートシステムの工藤副社長、高橋さんはじめ工事にたずさわった皆さんに大変お世話になった。

外壁をクリーニングし床、壁、天井等内装を一新し、明るく綺麗で広くみえる店舗に生まれ変わった。事務所スペースを厨房にして、みたらし団子の実演販売やソフトクリームを販売できるようにイートインコーナーも設置した。あきたこまちの米粉を使用したみたらしの焼きだんごは「えいたろうだんご」の名称で販売する(1本150円)。北海道バニラのソフトクリームは350円。くりくりソフトともちもちソフトは400円。両方ミックスは430円で販売する。イートインコーナーは24日から営業を始めた。お菓子もスタートは和菓子と洋菓子の焼き菓子メインであるが、新しい冷蔵ショーケースもはいり、クリスマスやイベントの際にはケーキもおおいに販売していきたい。

南通りはまだ完全ではないが、水害から復旧しおおくの店舗が営業を再開して頑張っている。弊社南通り店はちょうど中心部にあるので、一生懸命営業努力をして、地域が元気を取り戻して活性化できるように盛り上げていきたい。榮太楼にとっても大町店がない今、本店格の直営母店が南通り店である。榮太楼が復活しさらに進化していくシンボルとしても魅力あふれるお店にしていきたい。がんばろう榮太楼!
11月に入り、福楼もイベントでの販売が増えている。プライムハウスさんからオファーがあり御所野テルサでのイベントに出店した。秋田ノーザンハピネッツのホーム戦では毎試合人気で、ハーフタイムの前には完売している。毎回楽しみにして買ってくれているブースターも多いが日曜日など家族連れが多いときは子供たちが小銭をにぎりしめて豚まんを買いに来てくれている。うれしいしありがたい限りである。ハピネッツは外人選手の不調もあり3勝11敗で苦しんでいるが、12月からの巻き返しに期待したい。

秋田観光土産品協議会の設立3周年でまるごと市場でおこなった催事では福楼豚まんを3日間限定販売した。協議会会長でまるごと市場の大島社長が自ら豚まんを販売してくださった。感謝!23日には福楼トピコ店が1周年を迎え、お買い上げのお客様に豚まん1個サービスの謝恩セールを行った。これから繁忙期をむかえるので協力して売り上げを増やしていきたい。

先日、10月に行った商工会議所主催の「スタンプラリー」の抽選会を行ったが、榮太楼グループのお客様がものすごく多かった。参加した126店舗中、利用客数の上位が福楼トピコ店、榮太楼トピコ店、いとく新国道店、福楼土崎店であり、榮太楼全体で1100名を超えるお客様にご利用いただいた。このあとも客数を増やしていけるように頑張って行きたい。

店舗ではお客様へ向けた100円券バックセールやクリスマス先取りキャンペーンも実施中で、社内の独自キャンペーンも始まった。各自が前向きにチャレンジして目標達成してくれることを願いたい。私も毎年11月は営業強化月間なのでおおくのお客様に足を運んでセールスに励んでいる。物価高等でお客様の買い控え傾向も強まる中、シャトレーゼ等の競合相手も増えているが、榮太楼の商品の価値を高めながら大いに販売力を強化していこう!

2日先代社長・亡父敬二郎の33回忌と亡母静の23回忌法要を本妙寺で執り行った。大森住職からとても丁寧なお経をあげていただいた。本堂にある朱と金の掛け物は祖母キセが私が誕生した記念に本妙寺に寄贈したもので裏地には、先祖やお世話になった方々の戒名が記載されている。お上人さんからもいろいろなお話をしていただきお墓の前でもお経をあげてもらった。ご先祖様に守られている気がする。榮太楼もご先祖様の遺徳で140年間秋田で商売をさせてもらったわけである。恩返しする気持ちでここから心機一転頑張っていきたい。

官能先生の紹介で京都デザイン協会の松原先生(グリコアーモンドチョコを大ヒットさせた)が弊社にお越しになり、パッケージについていろいろご紹介いただきながらアドバイスをいただいた。美術工芸大学のこん教授も同席いただいた。商品が売れるかどうかはデザインやパッケージによるところが大きい。おおいに勉強して実践していきたい。ありがとうございました。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議・懇親会をユーランドホテル八橋で開催した。委員と観光連盟の事務局でかなり突っ込んっだ議論がされ、来年に向けてのあきたへの観光誘客の作戦を練った。人の往来は回復してきたが、観光業界の人出不足問題は深刻である。

秋田県食品衛生協会の会員大会で、私が会長表彰を受けた。食品衛生にさらに留意しながら、会社経営をしっかりやっていきたい。

秋田市竿燈会の納会が秋田キャッスルホテルで開催され400名が参集した。加賀屋会長から今年の竿燈の活動についてもいろいろ話があり、穂積市長からは竿燈会についての感謝をこめた挨拶があった。4年ぶりの納会とあって参加した各竿燈会のメンバーも非常に晴れ晴れした笑顔で楽しい宴になった。

7月の水害で延期になった北都会もキャッスルホテルで開催された。元ヤクルトの古田敦也さんが「古田流マネジメントー優柔決断のすすめ」と題して講演を行った。来賓できていた猿田副知事とは日米大学野球の選抜チームの同じメンバーでその時の話(猿田キャプテンで長嶋一茂もチームメイト)もされながらご自身の野球人生について話をされたので大変興味深くわかりやすかった。伊藤新頭取からは北都銀行の近況報告を含めた挨拶があり、我々経営者にもエールを贈ってくれた。久々の600名での懇親会だった。

さきがけ友の会の70周年記念講演会があり、日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長(サントリー専務)が「未来へトライ―強い組織づくりへの挑戦」と題して話をされた、ラグビーワールドカップのことも詳しく話していただき非常にためになった。土田さんは秋田工業出身で同支社大学では3連覇し、サントリー監督としても日本選手権を3度制している。私はタイミングをみて「ラグビー最中・サブレ」と「さなづら」をお渡ししながら挨拶をすることができた。私より年齢は一つ先輩であるが、すごくオーラがありながら腰が低く素晴らしい人だった。ラグビーワールドカップの日本への再誘致を実現させるとおっしゃっていた。期待したい。

また、高P連東北ブロックの進路対策委員会に講師として招かれ、「人を呼んで栄える秋田創りー次代をになう若者を育てる親世代に期待する」というテーマで話をした。PTA現役の役員のディスカッションは熱く、私も刺激を受けた。

阪神タイガースが日本シリーズで4勝3敗でオリックスを破り昭和60年以来38年ぶりの日本一に輝いた!「アレのアレ」をみごとに達成した岡田監督の采配は素晴らしかった。神戸で社会人時代をすごした隠れ阪神ファンの私も久々興奮した。めでたい!

大相撲九州場所、12日終わって霧島と熱海富士が2敗、琴ノ若と一山本が3敗で優勝争いをくりひろげている。今場所も全く予想のつかない混戦状態。貴景勝は4敗で脱落。王鵬は6勝6敗。最後連勝してしめてほしい。夢道鵬と納谷は負け越した。大嶽部屋力士の来年の健闘を祈りたい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年11月2日 木曜日 | 輝進VOL333 はコメントを受け付けていません

熊の出没が相次いでいる。熊が人里におりてきて、全国的に人身被害も多発しており特に秋田がもっとも多くなっている。鷹巣町では街中で同じ日に6人が襲われ、本荘の病院では子熊が捕獲された。角館の武家屋敷や秋田市の国道でも熊が目撃されるなど、いつどこで熊と鉢合わせになってもおかしくない状況で、秋田県も県民に十分注意するように呼び掛けている。山の中で熊の食物が不作で食べるものがなく、熊はエサを求めて人里に出没しているようである。猛暑の影響もあるが、環境変化が激しいことが原因であろう。この熊の動きは近い将来の人間の姿ではないかという人もいた。人口爆発により地球環境は極めて深刻な状況になっている。食料危機も確実に起こるといわれている。ロシア、中国のトップのやろうとしていることを思うと、確かに熊と人類は重なって見えてしまう。どんなことが起ころうとも動じないで、我々はいまからでもできる対策に真剣に取り組む必要がありそうだ。地球環境を守るために人類の英知を結集していきたい。

秋田への観光客やビジネス客は今月も多く、ひきつづき「さなづら」は絶好調である。トピコ店や空港、アトリオンの売り上げが伸びている。ヤマブドウがワインや飲料業界から引く手あまたで不足気味の状態が続いているが、あちこちにお願いして山葡萄の確保に努めている。さっそく今年の分のヤマブドウ液を雄勝町から仕入れることができた。大事に使わせていただきながら、さらにアクセルを踏んで、「さなづら」をおおいに売り込んでいきたい。店頭も秋のラインアップになり、にぎやかである。シャインマスカット大福、イチジクのキャラメルケーキ、渋皮栗と珈琲のケーキ、そして常温販売ができるようになった「北のかざぐるま」が人気で売れている。物価高で消費者の財布のひもは固いが積極的に販売努力をしていきたい。

家庭画報に内館牧子さんが、秋田県のおすすめ土産品として赤まん青まんを紹介してくださり、駅中心に赤まん青まんが大人気である。ありがとうございます!

菓子組合の東北北海道ブロック協議会が、秋田県の担当で大曲エンパイヤホテルにおいて開催された。全菓連からの報告や各県からの課題提起について協議した。物価高に伴う仕入れコストアップ、人材難、人件費、キャッシュレス手数料等の諸経費増で、菓子店の経営は厳しくなってきている。シャトレーゼ等の大手がフランチャイズによる東北北海道への出店を加速しており、異業態との競合も激化している。菓子組合会員相互の情報交換を密にして、乗り切っていきたい。2025年5月には旭川において久方ぶりに菓子博覧会が開催されることが決定しており説明があった。当日は大曲の花火の秋の章が開催され、花火を鑑賞しながら懇親を深めた。素晴らしかった。他県から参加した皆さんも皆感動していた。菓子組合理事で地元大曲のつじやの辻社長がすべて段取りをしてくれた。感謝!!
広小路バザールが8日に開催され、天候にも恵まれ人出も多かった。10月は毎週末さまざまなイベントが開催されており、ABS祭りも同時開催で広小路はおおいににぎわった。豚まん福楼の豚まんも人気でかなりリピーターが増えてきた感じがする。榮太楼も秋の菓子を販売した。菓子組合のブースも6社の菓子を限定販売しお客さんに喜んでいただいた。キッチンカーもかなり行列ができている店が多かった。秋田の業者とお客さんが一体となって中心街区を盛り上げていくことが地域活性化にとって大事である。
幼稚園時代からの親友・石井寿朗君(愛称ボンタ)が虚血性心疾患のため急逝してしまった。4日ボンタのケータイから着信があり折り返しかけたところ息子さんから彼の急死を告げられ、絶句してしまった。8月に中学時代の環歴祝いの同期会では元気に酒をくみかわし、東京に車で帰る直前に菓子と福楼の豚まんを買ってくれて、榮太楼の前でツーショットの写真をとったのが最後になってしまった。東京あきる野市で執り行われた通夜、告別式に参列し友人代表として弔辞を述べさせてもらった。附中の同期生や大学時代のサークル(たらちゃん)の仲間が多数参列してボンタを見送った。「ボンタ せばまずな!また元気で飲むべ!いままでありがとう!!」
秋田寿大学の学習会にお招きいただき、100年シリーズ「榮太楼の歴史」について講演させていただいた。会場の生涯学習センターには70代から90代の元気な寿大学の学生さんが90名以上集まり、私の話も喜んで聞いてくださった。若者よりもリアアクションがよく、私の榮太楼物語に笑顔でうなずいてくれて、私もノリノリになり楽しかった。
秋田県警察学校の佐々木薫校長に依頼され、高卒の警察学校生42名の皆さんに講演させてもらった。タイトルは「人を呼んで栄える秋田を創りたい!」。80分だったので、榮太楼のことや秋田の話をしながら、途中秋田にちなんだウルトラクイズを行った。学生諸君はものすごく元気がよくて、最後まで喜んでわたしの話に付き合ってくれた。おまわりさんは秋田の観光大使である。佐々木校長は私の同級生で親友だが、彼が若い時駅前交番に勤務していてかなり旅館榮太楼にお客さんを紹介してくれた。当時私はJTBに勤めていたが、親父からはJTBより警察の佐々木さんのほうがよく送客してくれるよと言われたことがある。いずれにしろ明日の秋田県警をささえる若手の皆さんには秋田を元気にするために頑張ってほしい。警察学校のカレーライスは美味しかった!薫校長、ありがとう!
Bリーグの今シーズンが開幕した。秋田ノーザンハピネッツはアウエーで北海道に勝ってスタートしたが、ホームでは島根に連敗、京都には1勝1敗で現在2勝4敗。新加入の選手や外人選手との連携がまだいまいちでリバウンドが弱くシュートが決まらない。前田ヘッドコーチも気合いれてとりくんでいるので、ここから体制を立て直して頑張ってほしい。ハピネッツどら焼きも会場では人気である。福楼の豚まんも今シーズンはホーム30試合全部で販売することになった。こちらは好スタートを切り、毎試合完売している。菓子と豚まんでさらにハピネッツを盛り上げていきたい。
21日から南通り店の改装工事がスタートした。外観をきれいにし、水害の影響をうけた店内の床や壁、天井の照明も新しくする。イートインコーナーを設け、みたらし団子(焼きだんご)とソフトクリームを販売する。テイクアウト需要にもこたえ、新たな南通り店のお客様を増やしていきたい。南通りはたくさんの店が被害を受けたが再建にむかって頑張っており、飲食店を中心に若いお客さんで繁盛している店も多い。榮太楼の新たな母店である南通り店再生により地域活性化にも貢献していきたい。営業しながらの工事になるが、リニューアルオープンは11月21日の予定である。頑張ろう!!

27日から31日まで上野駅中央コンコースで秋田産直市が5年ぶりに開催される。生どら焼き、さなづら、赤まん青まん、御幸乃華、竿燈諸越、あんぱん焼きを販売する。私と福岡常務でリレー方式でおおいに売り上げを上げてきたい。首都圏の秋田ゆかりの方々の応援を期待したい。みなさんよろしく!!!

21日は亡母・静の100歳の誕生日だった。私が生まれとき母は40歳だった。仏前にショートケーキを供えて手を合わせたら母がにっこり笑っていた。11月2日は亡父・敬二郎の33回忌なので静の23回忌といっしょに法要を行う予定である。
生前出来なかった親孝行をできるようにこれから頑張っていきたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年11月2日 木曜日 | 輝進VOL332 はコメントを受け付けていません

フランスでラグビーワールドカップが始まり、日本は初戦チリに快勝したがイングランドに負けて1勝1敗。連日のようにメディアも報道して盛り上がっている。このあとサモア、アルゼンチン戦があるが勝って決勝トーナメントに進み上位を目指してほしい。
ワールドカップ応援と秋田県のラグビー協会100周年にちなんで、ラグビー最中とラグビーサブレを販売したところ売り切れが続くほど好評でお客様に喜んでいただいている。秋田経済新聞のWEBニュース、魁新報、読売新聞、秋田朝日放送、秋田テレビでも報道され話題になったことが大きい。ラグビー最中・サブレを食べて、ラグビーニッポンをおおいに応援してもらいたい。ラグビー最中は昔、二葉屋さんの銘菓だった。その後継者の清水さんは現在ドゥフィ―ユの社長である。清水君の了解もとってのうえでの商品化になった。ラグビー王国秋田を象徴する往年の銘菓・ラグビー最中をおおいに売り込んでいきたい。日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長にも商品をお送りしたところ、さっそく礼状が届き喜んでいただいた。秋田ノーザンブレッツでもあとでオリジナルバージョンをお使いいただく予定である。感謝!
今月も残暑が厳しかったが、お彼岸になってようやく朝晩涼しくなり秋めいてきた。
渋皮マロンと珈琲のケーキ、焼きポテト、さつまいもクッキーなど秋のお菓子もラインアップした。巨峰大福も人気だったが、今年は21日からシャインマスカット大福にバトンタッチした。まちかねていたお客様も多かったようで人気である。季節感ある菓子がとても大事で菓子店の生命線である。このあとイチジクのキャラメルケーキや秋田ミルフェもはじまり、気温がさがってきたので10月からは「北のかざぐるま」も常温で販売できるようになる。どんどんお客様にアピールしていこう。

秋田高校創立150周年式典がミルハスで、祝賀会が秋田キャッスルホテルで開催された。式典では柘植校長、銭谷同窓会長の挨拶をはじめ来賓祝辞につづき、OBである橋本五郎さん、日本製鉄の進藤孝生会長、五城目に移住して事業を行っている丑田香澄さん、ハナコの岡部大さんによる2050年の秋田を想定したパネルディスカッションがあり、なかなか充実した内容で面白かった。伝統や歴史をあらためて感じながら同窓のみなさんと有意義な時間を共有することができた。校歌、校友会歌を大きな声で歌い母校の150周年を祝った。記念品は焼き印入りの紅白蒸しどら焼きをご用命いただいた。ありがとうございました。140周年の榮太楼も頑張っていきたい。
国土交通省の平田研さんが久しぶりに秋田にこられ、いっしょに男鹿観光をして、その後、羽後設備の佐藤社長やトラパンツの長谷川社長たちと長屋酒場にて懇談会をおこなった。平田さんは20年くらい前に秋田県に出向して観光や財政の要職をつとめており、そのころ旅館榮太楼がお住まいのすぐ近くでさまざまな面でお世話になった。最近まで長崎県副知事を務めており、いろいろなお話をしながらお酒を酌み交わすことができてとても楽しかった。これからも秋田を応援していただけそうである。

日本洋菓子協会連合会の島田進会長の叙勲祝賀会が渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催され、秋田県を代表して参加してきた。業界の多士済々約300名が集い盛会だった。北海道の田中会長や東北6県の会長さんたちも来ており、情報交換をすることができた。厳しい時代であるがまだまだ菓子業界は打つ手がたくさんありそうだ。
鶴見にある曹洞宗の大本山総持寺に行き、中でお土産販売や軽食喫茶営業をされている「おかげや」の大坪社長と打ち合わせをしてきた。この10月から開祖・瑩山禅師の700年遠忌の行事が約1年にわたって行われることから、オリジナルの菓子を創って販売することになった。全国から曹洞宗のお寺の檀信徒がたくさんお参りに総持寺を訪れるようである。喜んでお土産に使っていただける銘菓を提供していきたい。

イオン横手南スーパーセンターの銘店売り場がリニューアルすることになり4尺ケースを1本榮太楼の売り場にしていただくことになり挨拶に行き陳列してきた。昔は弊社の直営店も入っていた店であり、横手ではイオンさんとふるさと村の地蔵屋さんのみが弊社の菓子販売箇所になる。県南でもまたおおいに「さなづら」がブレイクすることを期待したい。

商工中金ユース会ならびにOB会の総会がANAクラウンプラザホテルで開催され、来賓の猿田副知事、日銀支店長や、会員の皆さんとおおいに忌憚のない情報交換をすることができた。さまざまな経営環境の変化があるが、知恵をしぼってのりきっていきたい。また、お世話になった鈴木次長が帯広にご栄転になった。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議をパークホテルでおこない、今年度後半から来年にかけての事業を検討した。物価高や人出不足が深刻な状況になっているが、人流は活発になっているので、冬季の観光客誘致や台湾を中心にしたインバウンド客の誘客を強化していきたい。

ミルハス開館1周年記念の演奏会がおこなわれた、現田茂夫さん指揮による芸大フィルハーモニーの素晴らしいオーケストラ演奏だった。モーツアルトやベートーヴェンの曲を聴き豊かなひとときを過ごした。私はクラッシックはよくわからないが音楽のもつ力はすごいなと思った。

19日の14時ころからまた秋田市はとんでもない集中豪雨に見舞われた。90分くらいの間に100ミリを超える、滝の下にでもいるかのような雨が降り続けた。八橋地区をはじめ市内のさまざまなエリアでまた内水氾濫がおきて、7月に被害を受けた住宅やお店でまた浸水してしまったところも少なくなかった。災害は忘れたころにやってくるのではなく、災害はいつでもどこでも突然やってくる時代になってしまった。弊社工場も水が入ってきてどうなるかと思ったが、ギリギリセーフだった。

大相撲秋場所は14日終わって、入幕2場所目で21歳の新鋭・熱海富士が11勝3敗で単独トップに立っている。貴景勝、大栄翔、高安、北青鵬が4敗で続いているがこのまま熱海富士が優勝するのではないだとうか?ほんとに今場所は誰が優勝するか全く読めない状況が続いた。大関陣も不甲斐なく実力が拮抗しているといえばそれまでだが、まだまだ大相撲戦国時代は続きそうである。王鵬は5勝9敗。気迫があまり感じられず、本人も話していたようだが立ち合いの当たりが弱い、スピードが遅い、腰が高いの「負の3拍子」がそろってしまった。稽古に励んで若々しくがむしゃらに相撲に取り組んでほしい。弟の夢道鵬は幕下15枚目で4勝3敗と勝ち越した。いよいよ関取が射程圏内に入ってきた。頑張ってほしい。兄の納谷は三段目で2勝5敗の負け越し。もう一度鍛えて上を目指してほしい。大嶽親方は現役時代に師匠の大鵬親方に「勝とう勝とうと思うな!負けてたまるかの気持ちで頑張れ」と指導されていたそうである。
大嶽部屋の力士たちは肝に銘じて切磋琢磨してほしい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年9月15日 金曜日 | 輝進VOL331 はコメントを受け付けていません

日本列島は連日猛暑日で、この夏はとんでもない暑い夏である。
秋田でも台風によるフェーン現象があったとはいえ35度超えが続き、最低気温も25度以上の熱帯夜が続く等、昔の北国秋田では考えられない8月の気温である。
熱中症にかかった人も多かったようだ。弊社スタッフもとても体力的にきつかったと思うが気力で乗り切ってくれた。(まだ暑いが・・・)感謝したい。
台風6号7号とつづけて日本に上陸し、特に鳥取県では大変な被害がでた。いままで異常気象といわれた状況がいつでもどこでも起きうるようになってきた。地球温暖化の影響が顕著であるが、人類にできることは早急に手を打って、わたしたちは何が起きても動じないように普段から準備が必要なようである。

竿燈まつりは4日間晴天に恵まれ、110万人を超える人出で大にぎわいだった。
私も32回目の総合司会を務めた。全国津々浦々からお越しのお客様や海外からの外国人観光客も増えて、今年は竿燈の「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声も解禁になったので、竿燈の指し手と双方向のコミュニケーションがとれて、おおいに盛り上がっていた。ご当地グルメフェスティバルや竿燈屋台村も大盛況で暑かったこともあり、ビールやかき氷といったものはものすごい売り上げだったようである。弊社は今年もダイワロイネットホテルでお菓子の販売をさせてもらい、さなづら、竿燈もろこしが人気だった。

司会は私と阿部律子さんのほか、助っ人としてFMあきたのパーソナリティ・真坂はづきさん、椎名恵さん、シャバ駄馬男さんたちが交代で務めてくれた。竿燈会の加賀屋会長もものすごく気合が入っていて、司令塔でのわたしとの掛け声はエンドレス状態で肉声でまつりを盛り上げた。実行委員会や市役所のスタッフのみなさんも猛暑の中頑張って大きな事故もなく無事に竿燈まつりを終えることができた。
実行委員会の最終日の慰労会も4年ぶりに開催されたが、穂積市長はじめ三役も上機嫌だった。7月の水害被害を大きく受けた秋田市であるが、厄を払い五穀豊穣を祈るねぶり流し行事である竿燈が盛大に開催できたことは、被災した方々を勇気づけ、県内外に秋田のたくましさをアピールすることができたと思う。私も感無量だった。
竿燈妙技会は、規定演技で30数年ぶりに保戸野鉄砲町が優勝、水害でダメージを受けた登町が準優勝だった。また自由演技は柳町が優勝を果たした。妙技会も年々盛り上がってきている。竿燈まつりは素晴らしい。ブラボー!

竿燈には私の親友である則兼さん夫妻も久しぶりに来てくれた。やはり生で竿燈まつりをみて感動したようで、終わってからちょっと飲みながら話をしたがお互いテンションがあがってめちゃくちゃうまい酒だった。ありがとう!

お盆商戦も久しぶりに、観光客と帰省客がいりみだれて秋田にお越しになったので、竿燈からつづいて連日駅や空港やアトリオンは大にぎわいだった。おかげでさなづらが大ブレイクだった。

工場から毎日毎日すごい量のさなづらを出荷して、リニューアル効果やさなづらアートのPR効果もあり新規の若いお客様もさなづらを手に取ってくれた。ヤマブドウ液の調達もなんとかうまくいき、さなづらゼリー・さなづら葛羊羹も切らさずに製造できたので、店頭での売り上げを押し上げることができた。お盆はかなりにぎわったが、スーパー等では食料品の値上げが続いた影響もあり、買い控え傾向もみられた。このあとの秋商戦は、値上げを断行せざるを得ない状況であるが、慎重に策を練って、このさなづらの勢いを持続しながら、売り上げを創っていきたい。

豚まん福楼は猛暑の影響で土崎もトピコも苦労したが、リピーターのお客様も増え、まとめ買いやお土産として活用していただく需要もでてきたので、涼しくなる9月後半以降に巻き返して、あきたのソウルフード・福楼の豚まんをメジャーにして、秋田でのブランド化を図っていきたい。頑張ろう福楼!!このあとブラウブリッツ秋田の試合での即売もあるのでおおいにアピールしていきたい。
秋田高校昭和57年卒同期会をキャッスルホテルで、附属中32期還暦記念同期会をANAクラウンプラザホテルで開催した。秋田高校同期会は、同期89名の他、秋田高校の柘植校長、恩師の小野寺清先生、嵯峨栄一先生、熊谷均先生にご出席いただいた。私の開会宣言(高2の時の秋高祭テーマ曲だった【長渕剛の逆流】を歌った)のあと、猿田和三副知事に講演してもらい、写真撮影、柘植校長挨拶につづき大友直君の乾杯で開宴した。久しぶりのメンバーが多かったのでおおいに話が盛り上がっていた。中村応援団長による校歌のリードが最高によくとてもいいエンディングになった。
附属中32期同期会は同期54名の他、佐々木信吾先生、高橋一郎先生にご出席いただいた。私の開会宣言(合唱コンクールで歌った【アリスの遠くで汽笛を聞きながら】を歌った)のあと先生方からご挨拶をいただき、長谷川仁志君の乾杯で祝宴にはいった。東京で開催された大いなる秋田演奏会の音源を本橋さんが持ってきてくれて、秋田県民歌と校歌を歌ったあと、伊藤里花さんと小武海陽君のリードで中締めをおこなった。同級生でANAクラウンプラザホテルの椙原さんには大変お世話になった。二次会は秋田長屋酒場で行い多数のメンバーが参加し、非常に愉快な宴になった。
紅白蒸しどら焼きを記念のお土産にさせてもらった。
やはり同期の仲間はいいものである。人生100年時代・心機一転がんばろう!
札幌の菓子の樹の田中社長がバイクにのって久しぶりに秋田にお越しになり、洋菓子の指導をしていただいた。全国の洋菓子協会の重鎮であるが、田中先生のフットワークとバイタリティーはすごいと思う。ありがとうございました。

洋菓子協会の東北ブロック会議が、山形上山市の日本の宿古窯で開催され参加してきた。秋田からは私と斎作屋の斎藤社長、ドゥフィーユの清水社長の3名で車でいろいろ情報交換しながら行ってきた。懇親会もさすが古窯さん、素晴らしかった。女将さんにまた気配りいただいた。杵屋の菅野社長が山形の会長でさまざまに配慮された印象に残るおもてなしに感激した。エクスカーションでも新しくオープンした「きねや茶寮」など参考になるスポットをご案内いただいた。頑張っている地域密着の菓子店のパワーは素晴らしい!榮太楼も世のため人のため秋田のために、人々を元気にする菓子作りにさらにチャレンジしていきたい。

甲子園は仙台育英が連覇を果たすのではと思ったが決勝で慶応に負けてしまい準優勝。慶応が107年ぶり2回目の優勝を果たした。それにしても東北勢の野球は強くなった。勇気と元気を与えてもらった。秋田からも近い将来優勝校がでることを願いたい。

バスケットのワールドカップ、ラグビーのワールドカップもまもなく始まる。
日本の大活躍を期待したい。
9月からはラグビーを応援する・ラグビー最中とラグビーサブレを期間限定販売する。ラグビー応援菓子を食べて、おおいに盛り上がってほしい!
がんばれニッポン!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年9月11日 月曜日 | 輝進VOL330 はコメントを受け付けていません

8日にエリアなかいちにおいて、「さなづらアート体験会」を開催した。武内伸文さんと秋田経済新聞の千葉さんによるプロデュースである。親子連れやカップル、学生さんも参加してくれて、約25名が思い思いに、15センチ四方の「特製さなづら」につまようじを使ってアート作品を制作した。ゴジラ岩、ミッキーマウス、秋田美人、汽車ポッポ、バレリーナ、竿燈などさまざまな「さなづらアート」が出来上がり、見ていてもとても楽しかった。このあと上位5品目の入賞を発表することになっているが、甲乙つけがたい出来栄えだった。そして参加してくれた皆さんが「さなづら」を大好きでよく食べていることがわかりとてもうれしく、さなづらの未来は明るいと感じた。新潟と栃木から参加してくれた学生さんは初めて食べて、ものすごく美味しいと話していた。若い方々にもどんどんさなづらをアピールして、秋田の一押し銘菓さなづらの認知度を上げていきたい!ありがとうございました。

とはいえ、原材料となる山ぶどうは、昨年の北東北での天候不良による収穫量不足と、山ぶどう系ワインの人気の高まりにより、品薄状態が続いている。今年の山ぶどうはたくさん仕入れることができるように、いろいろな所にお願いして情報を集めている。藤里町、小坂町にもお伺いし、山ぶどうについての情報交換もしてきた。小坂町ではちょうど第一回山ぶどうワインコンクールが行われていて、全国41ワイナリーから103銘柄がエントリーしていた。小坂町の鴇地区のワインも人気である。山ぶどうの人気が高まってきているので、小坂町を中心に山ぶどうの作付け面積を増やしてほしいものである。秋田県産山ぶどうを使ったさなづらが大ブレイクする日を夢みている。

秋田県主催の「食のマッチング商談会」が秋田テルサで開催され、弊社も出店した。400名以上のバイヤーが会場にお越しになり、例年になく盛況だったようである。私も45名の方と名刺交換をし、3社と具体的な商談をすることができた。「さなづら」「さなづらゼリー」「さくらゼリー」「あんぱん焼き」「北のかざぐるま」それぞれ引き合いはあった。県内のほかの食品業者の皆さんも懸命に売り込んでいた。県外での売り上げを増やし、秋田に外貨獲得できるように頑張っていきたい。

15日から16日にかけて、秋田にとんでもない大雨が降り注ぎ、秋田市内は32000世帯を超える浸水被害がでてしまった。五城目も川の氾濫で床上浸水した家が多く断水も続き、甚大な被害が出ている。秋田市内は旭川があとすこしであふれるところまで行ったがもちこたえた。太平川が氾濫したことと、内水氾濫により、秋田駅東側、広面、東通り、南通り、楢山、大住地区などでかなりの水害を被った。うちの南通り店は60センチくらい店内にも浸水し、ショーケースや冷凍冷蔵庫、電話、エアコンなどが使えなくなり、すさまじい泥水により店内外がダメージを受け、片付け作業が難航し、6日ほど休業した。私は15日夜に駆け付けたが南通りが川のようになっていて近づけず、翌朝も150メートル先までしか行けない状態だった。11時前ころにようやく水が引き、パートの工藤さんファミリーがいち早く片付けをしてくれて、とても助かった。

トピコは2日間休業になったので、佐藤店長、平塚店長はじめスタッフの皆さん、福楼、包装室のスタッフが集まって、みんなで南通りの修復を手伝ってくれた。中村店長はじめ南通り店のみんなもよく頑張った。感謝。22日に暫定で営業再開にこぎつけ、たくさんのお客様にご来店いただき、あたたかい人情にふれとてもうれしくありがたかった。

私の同級生のお嬢さんであるニッポン放送アナウンサーの新行市佳さんが、取材に来てくれて、秋田市の水害の状況や南通り店のことについて話をした。24日に全国放送された。NHKはじめメディアが秋田が浸水しているひどい映像を繰り返し報道したため、私にも100人をこえる友人知人から安否確認やお見舞いの連絡がはいった。本社工場他は大丈夫だったので、秋田の街が早く復旧が進んで元気になるように榮太楼も頑張っていきたい。

土崎の港まつりも例年通り開催され、大いに賑わった。竿燈まつりも4年ぶりに制限なく通常通り開催される。是非とも全国からたくさんの方に秋田に来ていただき、喜んで秋田で消費してほしいものである。水害に負けない秋田っ子の心意気を示していきたい。厄除け招福、五穀豊穣を願って、夜空に揺らめく光の稲穂の競演―竿燈まつりを盛り上げていきたい。どっこいしょーどっこいしょー

竿燈まつり実行委員会では、当福寺において追善供養をおこなった。天候にめぐまれ無事に竿燈がおこなわれることを願っている。

福島白河の大黒屋の古川社長が来秋し、大町振興組合の高堂理事長といっしょに長屋酒場で懇談した。星辻神社のだるま祭りのときのだるま最中は、古川さんのお菓子である。日本一白河を愛する菓子店オーナー・古川さんの熱い気持ちに感化された。世界一秋田を愛する男・輝も頑張っていきたい。

旧自動車健康保険組合の田村さんと、ユーランドホテルの松村さん、秋田温泉の松田さんとの交流会も長屋酒場でおこなった。ひょんなことから30年前から続いている会合であるが、4年ぶりということで話に花が咲いた。
NTTの秋田地区ユーザ協会総会はANAクラウンプラザホテルで開催され、NTTの澤田支店長はじめユーザ協会佐野会長や参加した会員の皆さんと、有意義な情報交換をすることができた。

秋田公立美術大学の開学10周年式典がミルハスで挙行され参列した。美大生は秋田のまちづくりにとってもかなり重要な役割を果たしている。秋田公立美術大学はあきたの宝である。アートがあきたの活性化には必要である。私もあきびネットの役員をつとめている。今月はあきびネットの交流会も予定されている。

コープ秋田虹の会の総会・懇親会が4年ぶりに秋田キャッスルホテルで開催された。仙北市の門脇前市長の講演は、八郎太郎の伝説を盛り込んだ話でとても楽しくためになった。懇親会では三浦理事長や山之内専務はじめ生協幹部の皆さんと会員が懇親を深めることができた。ちょうど私の誕生日だったのでみなさんに「さなづら」を配ってPRさせてもらった。

私は七夕で還暦の節目を迎えた。タニタの体重計にのると「体内年齢は40歳」と出た。タニタの「お世辞」とか誤作動ではないかと友人に言われたが、まだまだ50年は頑張れると前向きにとらえて、心機一転世のため人のため榮太楼を繁盛させていきたい。子供たちから還暦らしい演出とプレゼントをもらい嬉しかった。
2度目の二十歳=がんばれ輝也!!

王鵬の母親である・納谷美絵子さんが、王鵬後援会の件で来秋し、大鵬の孫を応援する会の石井会長や辻商工会議所会頭にあいさつ回りをした。
大相撲名古屋場所はまさに最後まで誰が優勝するかわからない展開だった。関脇豊昇龍(12勝3敗)が優勝決定戦で北勝富士を破って初優勝し大関昇進を決めた。大栄翔と若元春は9勝どまり。ベテランの錦木と伯桜鵬ら3人の新入幕力士が活躍した。3賞は延べ8人が受賞しそのうち敢闘賞6人は過去最多。来場所以降も琴ノ若や朝乃山を加えた大関争いは激しくなりそうだ。王鵬は引いてはたいて負ける悪い癖がでて6勝9敗。もっと鍛えて攻めないと上位では勝てない。三段目の納谷は4勝、幕下の夢道鵬は5勝と勝ち越した。大嶽部屋力士が奮起して9月場所活躍することを願いたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年7月4日 火曜日 | 輝進VOL329 はコメントを受け付けていません

Mari Mariの山ぶどうの魅力特集に、「さなづら」が取りあげられ反響をよんでいる。
「日本における山ぶどうの産地は、北東北で70%から75%を占めています。ポリフェノールが豊富で滋養があり、日本固有のものとして昔から珍重されてきました。北東北の縄文遺跡群から出土された土器から山ぶどうのDNAが検出されていることから、縄文時代から山ぶどうをジュースやワインにして飲まれていたと考えられています。」の書き出しで、ワイナリーこのはなの鴇ワイン、亀谷食品の山葡萄原液、滝の茶屋孫左衛門の山ぶどうソフトクリーム等とともに、弊社のさなづらの紹介があった。滋味あふれる山ぶどうの魅力が人気になりブームになってきている。

直営店での「さなづら」の売れ行きも引き続き順調で、お取引先からの引き合いも増えてきている。タカシマヤでの「さなづらづくし」のお中元オーダーも動いてきた。

上京して、バイヤーのジュンティーニさんと打ち合わせして、新宿タカシマヤ、日本橋タカシマヤ、日本橋三越、銀座三越、有楽町ふるさと館、品川美彩館、玉川タカシマヤ等に営業にまわり、さなづらの取り扱い強化をお願いしてきた。玉川タカシマヤでは、畑バイヤーが陣頭指揮して、THA WAGASHIのイベント開催中で、富山の引網香月堂さんや山形の佐藤屋さんはじめ全国9軒の老舗菓子店のワカタクメンバーが頑張っていた。和菓子の日をはさんでの一週間、予定をうわまわる集客があったようである。素材にこだわり、職人が魂を込めて作った創作菓子や生菓子は、どれも魅力的でオーラがあった。お客様も感動するはずである。私も菓子創りの原点を再認識させられた。和菓子は素晴らしい!
ブラボー!!
秋田経済新聞の千葉さんプロデュースで、7月8日にナカイチで、「さなづらアート」のイベントを行うことになった。特製のさなづらに参加した皆さんから思い思いのデザインをしてもらい、SNSを活用しながら最優秀作品を選んで、表彰することになっている。かなり話題性があるので、けっこうメディアにもとりあげられそうだ。この機会を活用して「さなづら」の認知度をさらに上げていきたい。この夏はさなづらが大ブレイクしそうである。いけいけ さなづら!!

朝生の「カフェオレ大福」はファンがついたようで、人気である。季節限定のフルーツ大福はいろいろチャレンジしてきたが、今回は販売スタッフからの要望を受け、工場長が佐々木先生のご指導もいただきながら、完成させた商品である。しっかりアピールしていきたい。いとく新国道店限定販売の、錦玉「なないろ」は彩りがよく箱のセットで結構売れている。ビジュアルが美しく 映えることが売れるポイントになっている。
洋菓子のケーキも、今だけいとく2店舗限定で、特製シュークリームとシフォンケーキを特別価格で販売している。まとめ買いしたり、リピーターになったお客様もいるようである。「美味しい楽しいお菓子創り」を徹底して、お客様に喜んで召し上がっていただけるお菓子をどんどん販売していきたい。

ブラウブリッツ秋田の対金沢戦で、今シーズンはじめて福楼が出店して、豚まんとシュウマイを販売したが試合開始前にすべて完売した。さまざまなキッチンカーや屋台がでているが、ブラウブリッツ秋田のサポータ―の皆さんは、飲食を楽しみに来ている方も多く、会場は賑わっていた。このあとも出来る限りホーム戦での、豚まん販売を強化して福楼の認知度を上げていきたい。変わり種商品も、角煮まんをだしたところ人気で、数量限定ではあるが土崎でもトピコ店でも連日完売していた。陸上自衛隊の駐屯地祭りの日には土崎店も久々に盛況だった。今週からは、角煮まんにかわって「チャーシューまん」がデビューした。話題性をつくりながらリピーターを増やすとともに新規のお客様の開拓も進めていきたい。
幸町店では16日から夏季恒例となったフラッペの販売を開始した。マンゴー、さなづら、宇治金時、いちごの4種で550円である。他にいちごのスムージー(570円)、レモネード(450円)もある。フラッペはかわいいネコさん最中がのっていてインスタ映えするようで人気がでそうである。魁新聞の取材もうけた。幸町店の来店客数アップにつなげていきたい。この夏は榮太楼のフラッペだね!!
5月末には、秋田県観光連盟総会、秋田県旅館ホテル生活衛生同業組合総会が、キャッスルホテル、ANAクラウンプラザホテルで相次いで開催され、私もさまざまな観光業界のみなさんと生々しい情報交換をすることができた。アフターコロナに向かって確実に、人々は動いている。大都市圏ではインバウンドも復活し、旅館ホテルの稼働率はめちゃくちゃよくなっているようである。秋田でも外貨獲得できるようにさらに観光客の入込客数を増やしていきたい。

秋田県観光土産品製造卸協議会の総会は無限堂で開催したが、来賓の石黒秋田県観光文化スポーツ部長から講話していただき意見交換をした。土産品に関しては、「世帯人口の縮小や職場風土の変化から、職場など大勢への土産ではなく、自分の分やごく親しい人に土産を買う傾向が強まっており、今後は箱販売ではなく、希望する小ロットで購入できる商品や、映える商品に勝機がある」といったアドバイスをいただいた。

岩本公水さんの誕生日にふるさとの羽後町で「岩本公水杯・カラオケ大会」があり、サプライズでうかがってバースデーケーキとさなづらをプレゼントした。とても喜んでいただいた。翌日は「くみこまちの田植え」イベントも行われたようである。地元を大事にして活躍しているくみちゃんのファンはとても熱心である。わたしも同じうさぎ年生まれ、さらにブレイクするよう応援していきたい!
八幡神社の例祭が5日厳粛に執り行われた。当日は天気も良く千秋公園では宮司さんの祝詞と鳥のさえづりがデユエットして、とてもすがすがしい感じがした。巫女さんの踊り、獅子舞も素晴らしく、久しぶりに懇親会もありいろいろな話をすることができた。八幡神社の弥栄を祈りつつ、ご利益があるように私たちも努力していきたい。
菓子組合の青年部総会が大昌園であり、うまい焼肉を食べながら、菓子業界のことやお互いの商売について忌憚のない情報交換をした。シャトレーゼも外旭川にもオープンしまもなく保戸野にもできる。すごい商品数と低単価の菓子を販売しているが全国画一的であり、地域密着型の地元菓子店とはスタンスが違うので、あまり巻き込まれないように、ただしくおそれながら、ピンチをチャンスに変えて、お客様を増やしていきたい。価値を高めてお菓子をお求めいただける営業努力が大事である。

2日は平成13年に亡くなった母・静の23回忌だった。いつものように本妙寺に墓参りをして、近況報告するとともに小国家と榮太楼の繁栄を誓ってきた。11月2日は亡父・敬二郎の33回忌なので、その間にふたりの法要を行う予定である。
がんばれ・俺!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年6月12日 月曜日 | 輝進VOL328 はコメントを受け付けていません

シン・さなづらがブレイクしている。3月にパッケージを一新して店頭並びにお取引先での販売強化につとめたところ、昨年の倍以上の売れ行きとなりコロナ前を上回る勢いで動いている。ディスプレイやPOPも工夫し、さなづらをトーストに挟んだり、チーズクラッカーやヨーグルトにトッピングしたり、ローストビーフと一緒にアレンジしたり、料理のアイテムとしても美味しいということをアピールできたのが効果的だった。

インスタグラムでの情報発信も30日以上連続で続け、連休にはAKTのテレビCMもスポットでおこなった。あらゆる手段で「さなづら」をアピールしたことがよい結果に結びついている。ゴールデンウイークも久しぶりに人の動きが活発になり、駅や空港の売り上げも良かったが、アトリオンの物産振興会ではさなづらが3倍くらいに伸びたようで、魁新報の記事にも売り上げベスト10に久々にランキングしたことが掲載された。往年のさなづらファンはもちろん、若いお客様が手に取って買ってくれているようである。あきたの代表銘菓さなづらをさらに認知度をあげて、令和の時代の大ヒット銘菓に育てていきたい。

先月末にはトピコアルスオーナー会議が久しぶりに開催され、今後の営業方針についての説明もあり、さらに秋田駅の集客を増やし、店舗の磨き込みをすすめていくことを確認できた。2022年度の最優秀店舗に菓子舗榮太楼が選ばれ、佐藤店長が表彰され代表して挨拶をした。トピコのスタッフの頑張りに敬意を表したい。おめでとう!!さらにスクラムを組んで頑張っていこう!!

トピコではラグノオさんが今月で撤退し、来月から酒田米菓さんが出店することになった。またシャトレーゼが、6月に保戸野店を新規オープンさせその後あいついで外旭川と広面にも出店することになっている。アフターコロナ、菓子業界も熾烈な競争が続きそうである。消費者志向の商品構成と巧みなメディア戦略でイメージ作りもうまい。昨年は仁井田店もオープン後数カ月は行列ができていた。おやつ等の自家消費以外にもちょっとした手土産需要も対応しているようである。弊社も、いとく新国道店、幸町店は直撃を受けそうであるが、工場でできたての鮮度感や季節感のあるお菓子をお客様にアピールして、今こそ榮太楼のファン客を増やしていきたい。ピンチはチャンスである。英知を結集して頑張っていこう。
GWは次男が帰省したので久しぶりに男鹿や田沢湖方面の観光に行った。「秀よし」さんの酒蔵見学をさせていただき鈴木社長じきじきに案内していただいた。歴史のある蔵元はさすがだなと感銘を受けた。

連休最後には私のジェイティビー時代の友人の谷岸さんご夫妻が来秋され、帰る間際にトピコであって食事をしながらいろいろ情報交換することができた。彼は今、全国旅行支援事務局に出向中で活躍している。

秋田ノーザンハピネッツはホーム最終戦北海道に連勝して、29勝31敗でシーズンを終えた。前田ヘッドコーチが家庭の事情で指揮をとれなかったり、田口選手、古川選手が怪我で戦線離脱したり、大変なシーズンだった。ホームでは10勝しかできなかったので、来期にむかって体制を立て直してまた頑張ってほしい。チームが勝つと福楼の豚まんの売れ行きもいい!
その後、イヤタカでハピネッツのパートナー報告会があり、水野社長からも様々な状況説明をふくめた挨拶があった。パートナー企業の皆さん200名近くが参加し、4年ぶりに選手スタッフと食事をしながら交流することができた。秋田に勇気と元気を与えてくれるノーザンハピネッツのさらなる躍進を期待したい。GOGOハピネッツ!!!
シーズン終了後には挨拶に長谷川選手と王選手が来てくれた。ありがとう!

今月はまた私の大学恩師の中村青志先生が秋田におこしになり、弊社の経営についてさまざまなアドバイスをいただいた。金沢のユニークなお菓子をたくさんお土産に頂いた。わくわく感と楽しさを感じる商品が多かった。あらためて菓子は嗜好品であり、美味しいからという理由だけで売れるものではないと思った。ありがとうございました。
翌日は、鶴岡まで先生と同行し、東京経済大学の大先輩である高橋さんにお会いして食事をしながら荘内地方のこともいろいろ教えていただいた。木村屋さんの本店や清川屋を見学した。鶴岡も商店街はシャッターストリートになり、小売店経営の厳しさを目の当たりにした。帰りは酒田により、酒田米菓の工場視察をしてきた。オランダせんべいは私が昔からものすごく大好きなのでなかなか興味深かった。

秋田食品衛生協会の通常総会・表彰式がホテルメトロポリタン秋田で開催され、伊藤保健所長はじめ来賓の皆さんとも懇談を深めた。伊藤所長からコロナとの闘いの状況をお聞きして、あらためて食品業界の今後の営業展開についても情報交換した。

秋田南法人会の総会は秋田キャッスルホテルで開催され、久しぶりに税務署長も懇親会にも参加された。100名以上の会員が参加して賑やかだった。藤井会長の計らいで、昨年につづいて福楼のシュウマイをキャッスルホテルの料理として提供していただいた。福楼のリーフレットもテーブルにつけたので大変な宣伝になった。感謝!

秋田県菓子工業組合総会、秋田支部総会を相次いで開催し、合同懇親会をキャッスルホテルでおこなった。20数名の参加者であったが、業界が抱える問題や中央王手資本の菓子店の秋田進出対策などについても忌憚のない意見交換をした。秋田防衛軍のあきたの菓子店はお互い切磋琢磨しながらおいしい菓子をつくって稼がなければいけない。あきたのお菓子の価値をお客さんに伝えていこう。

私のジェイティービー時代からの親友でインターバウンドカンパニーの代表の大塚順彦君が来秋し、さきがけ政経懇話会の講師をつとめた。県北、県南、秋田市と3日間連続して「秋田と台湾 新時代のインバウンド」と題して講演した。彼は台湾に精通していて説明がわかりやすいので参加した聴講者にかなり評判がよかったようである。台湾の親日的な個人客に秋田に来てもらい魅力的なミニツアーを楽しんでもらえば、これからの時代のインバウンド客を秋田ではかなり増やしていけそうである。県の観光のキーマンとも扇屋で大塚君と一杯やりながら情報交換できた。

G7サミットが広島で開催され、G7の国の大統領や総理といったトップはもちろん、招待国の韓国やインドをはじめとするグローバルサウスの国々も広島に参集し、岸田総理が議長をつとめかなり有意義な外交活動が展開された。ウクライナのゼレンスキー大統領も急きょ広島入りし演説をおこなった。ロシアとの戦争が続く中かなりきわどい選択だったが、今後世界平和につながる展開になることを祈りたい。世界のトップが世界で初めて原爆が投下された広島を訪れ、原爆資料館をみて被爆者の話を聞いたことは深い意義があることである。原爆を振りかざして戦争することは人類の破滅につながる。

大相撲夏場所、大嶽部屋の王鵬は12日目に勝ち越した。このまま2桁勝利をあげてほしい。幕下の夢道鵬、三段目の納谷も勝ち越した。大嶽部屋力士が後半の相撲で白星を積み上げることを祈りたい。幕内は横綱照ノ富士と朝乃山が1敗で並び、関脇霧馬山が2敗で追いかけている。朝乃山が復活優勝を果たす気がする。霧馬山の大関昇進は決まりそうだ。他の関脇、若元春、大栄翔、豊昇龍は来場所が大関とりの場所になるだろう。ネットフリックスでも相撲のドラマ(聖域)が超話題になり、大相撲人気はうなぎ上りになっている。王鵬にも早く主役になってほしい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年4月29日 土曜日 | 輝進VOL327 はコメントを受け付けていません

今年の桜は早かった。各地で史上最速記録で桜が咲いて、あっという間に東北から北海道まで満開になり連休前に葉桜になってしまった。秋田市も5日に開花し、千秋公園の観桜会が始まったころには散り始めていた。3月の気温が高かったことが要因のようだが、地球温暖化が進んでいることが実感できる。桜咲くさくらゼリーはまだまだ満開であるが、ちょっと動きが鈍くなってきた。ゴールデンウイークと母の日ギフトとしてお薦めしていきたい。

ゴールデンウイークは飛行機も新幹線も昨年の2倍から3倍の予約がはいっており、観光客や帰省客で賑わいそうである。トピコを筆頭に人の動きがよくなっているのでお土産需要も高まっている。リニューアルした「さなづら」は好評でコロナ前の売り上げを上回りそうだ。魁新報やテレビのパブリシティでも取れあげられ、連休中はAKTのスポットCMもだすことになっている。アフターコロナは秋田の代表銘菓さなづらを徹底的に押していきたい!

3月末から4月4日にかけて新宿タカシマヤでの催事販売にチャレンジしたが、東京はもうコロナ前と変わらないほどお客様の動きが活発になり、海外からのインバウンドのお客様も多かった。さくらゼリー、さなづら、赤まん青まんを販売したが、期間中に何度も来てくださったお客様もいたり、評判は上々だった。販売スタッフは私の同級生の本橋さん、サークル後輩の島津さんたちにお願いした。私も首都圏の友人知人約150名にハガキをだしたところ私が売り場に立った4日間に70名を超える方々にご来店いただいた。「テルヤカンゲキ!!」である。中学高校時代の友人、大学のサークルやゼミの仲間、中村先生、バイトでお世話になった野瀬社長、富樫衆議院議員、元祖爆笑王さん、銀行・NHK・自衛隊等で秋田に転勤でいらした皆さんが入れ代わり立ち代わりお越しいただき、ひとの縁の大切さをあらためて実感した。

東京はホテルが込んでいて新宿の宿がとれず、永田町のホテルに泊まったので毎朝、国会議事堂や首相官邸のあたりを散歩しながら頭を切り替えてこの国の未来を考えながらの江戸への出稼ぎになった。
3日に会社の入社式をおこない、5年ぶりに新卒の新入社員を迎えた。フレッシュな2名が新しい榮太楼の仲間として頑張ってくれている。新しい力が加わって榮太楼が活性化していくことを期待したい。

星辻神社のだるま祭りも4年ぶりに開催された。古いだるまを持参して感謝の気持ちをこめて返納し、新しいだるまを買ってきた。だるま祭りの日には必ず雨が降り、火災が起きないとわれる火伏だるまであるが、商売繁盛の縁起のいいだるまでもある。毎年4月に新しいだるまを迎えて社業に励む気持ちを新たにしている。
鶴の湯温泉の小屋での販売が15日からスタートした。昨年より10日ほど早い。鶴の湯さんにはすでにこの時期から全国からお客様が訪れている。海外からの方も増え始めた。田沢湖周辺に人がまばらな時でも鶴の湯にはたくさんの方々がお越しになり、やはり日本一人気の秘湯は素晴らしいと思う。おかげで鶴の湯饅頭、さなづら、鶴の湯諸越も人気である。今年も現地採用の武田さんに販売を頑張ってもらうことにした。

CNAのライブ番組しーなちゃんにゲスト出演して、菓子舗榮太楼のことや、さなづら・さくらゼリー・北のかざぐるまをPRさせてもらった。パーソナリティの石田鮎美さん・椎名恵さんとも話が弾み、竿燈のことや秋田県民歌の話題で盛り上がった。しーなちゃんは毎回あきたの旬な話題をとりあげてユニークな放送をしている。
歌手の岩本公水さんはときどきラジオ(星のかたりべ)等で栄太楼の紹介をしてくれている。先日は新宿タカシマヤにもわざわざ買いに来てくれてブログにも載せてくれた。秋田の黄桜温泉ゆらりでコンサートがあるとのことで、御礼をかねて行ってきた。公水さんは歌唱力も抜群だが、トークも軽妙でおもしろい。会場いっぱいのお客さんが公水さんのステージをみて大喜びで盛り上がっていった。オリコンで連続1位を記録した「浮草の舟」もいい歌だが、「演歌はいいね」はすごく盛り上がり、「イヨマンテの夜」は迫力に圧倒される。公水さんは日本の演歌歌手の中でも最高だと思う。ちょっとしたことでこれからブレイクするかもしれない。応援していきたい!
ハナコの岡部さんが、フジテレビの「爆買いスター恩返し」で、弊社仁井田店に寄って、「くりくりソフトクリーム」を紹介して爆買いしてくれた。全国放送なのでかなりインパクトがあった。彼は秋田高校卒で現在お笑いの世界でかなり人気が高い芸人である。これからの益々の活躍を期待したい。

今月は統一地方選挙があり、秋田県議会選挙、市議会議員選挙が相次いでおこなわれた。全体的に新旧交代の波が押し寄せているようである。秋田を変えなければ大変だという危機感の表れかもしれない。 私の友人の武内伸文さんも県議会選挙で初当選を果たした。市議会では川口雅丈さん(光月堂社長)が4度目の当選。トップ当選は熊本出身で元魁新報社員の飯牟礼克年さん(30歳)だった。これから世のため人のため秋田のために獅子奮迅の活躍を期待したい。私たちもプレイヤーとしていっしょに秋田をよりよくしていこう。
竿燈まつり実行委員会がキャッスルホテルで開催され、今年は竿燈まつりが通常どおり開催されることが決まった。警備の関係で席数が若干減少するが、竿燈の出竿本数も増えるだろうし全国津々浦々からきたお客さんにいっしょに「どっこいしょーどっこいしょー」の掛け声をかけてもらい盛り上げてもらいたい。夜空に揺らめく光の稲穂の競演―いまから楽しみである。

元祖爆笑王さんが来秋し、異業種のメンバーで食事をしながら情報交換をした。元祖爆笑王さんは5月におこなわれる「これが秋田だ!食と芸能の祭典」のプロデューサーでもある。昨年も行われたが制限があったので、今年は久しぶりのコロナ前と変わらない規模での開催となる。たくさんの方に来ていただきおおいに盛り上げていきたい。元祖爆笑王どら焼きをまたまたたくさんご用命いただいた。

秋田高校の同期の有志で集まり、この夏に還暦記念の大同期会を開催することに決めた。11年ぶりの同期会になる。附属中学校の同期会も予定している。同期の絆を強めながら、人生まだまだこれから大いに切磋琢磨していきたい!
秋田ノーザンハピネッツのホーム戦が4月は5試合あり、豚まんの福楼が出店して販売した。ハピネッツのブースターにはかなり定着したようで、リピーターも増えている。新商品のマヨコーンまんも人気だった。毎試合完売御礼!ありがたい!
ハピネッツは19日の仙台戦から前田ヘッドコーチが復帰して指揮をとった。かなり接戦になったが、選手が一丸となって戦い仙台に勝利を収めた。前田ヘッドコーチのインタビューでは4人の子供たちを抱きしめながらのスピーチになった。昨年9月末奥様を亡くされてから子育てをしながら大変な生活だったと思うが、「うれしいです。ありがとうございます。大好きな秋田のためにこれからも子供たちとも力を合わせてがんばります!」の前田さんの言葉に会場は涙と拍手の渦に巻き込まれた。私も感銘を受けた。がんばろう前田ファミリー!GOGOハピネッツ!!
さらにギアをいれて応援していきたい!
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2023年4月27日 木曜日 | 輝進VOL326 はコメントを受け付けていません

今年は春の訪れが早いようである。3月は天気もよく気温が高い日が多く、すでにいつもは4月上旬に咲く我が家の梅の花も満開になり、さくらの開花予想も例年よりかなり早くなっている。東京ではすでに桜が満開になった。花粉も多くとんでいて、花粉症にはつらいシーズンになった。

桜咲くさくらゼリーの動きも桜前線とともに活発になってきた。春のプレミアムギフトとして、卒業や退職等のお祝いやお返しとしてご利用になる方も多いようである。コロナも落ち着いてきたのでさまざまなイベントや会合も開かれるようになり、そういったときにもさくらゼリーの需要がある。

チーズバージョンに加えてヤマブドウバージョンもでたことで、「北のかざぐるま」の人気も高まっている。大手の従来からのブッセと比べても味は美味しいとお客様からうれしいお褒めの言葉をいただいた。

満を持して、さなづらリブランドプロジェクトを推進しているが、ついに「さなづら」のパッケージを一新して斬新なデザインの箱・小包装に切り替わった。今月中旬に順次店頭にラインアップしたところお客様の評判も上々で、トピコをはじめ委託販売先の銘店でも売れ行きがいい。これからさらに春の移動シーズンなので、おおくの皆さんに秋田の代表銘菓さなづらをご活用いただきたい。約50年ぶりの「さなづら」リニューアルである。往年のさなづらファンをはじめまださなづらを知らない方々にも召し上がってもらいたい。お菓子としてはもちろん乳製品やパン、牛肉との相性もいいので、いろいろなアレンジレシピを考えて楽しんでいただけたらと思う。アフターコロナにむかっておおいに「さなづら」をアピールしてあきたを元気にしていきたい。

竹駒神社の全国銘菓奉献会が竹駒神社初午大祭の初日に行われ参拝してきた。奉献会は66回目になるが、榮太楼は初期のころから参加していて私は副会長を拝命している。今年は「さなづら」「さくらゼリー」「赤まん青まん」を奉献した。白松会長や、村田宮司、総裁である明治神宮の中嶋名誉宮司とも久しぶりにお会いしてお話をすることができた。商売繁盛できるよう努力していきたい。

北都会、あきしん会ともに3年ぶりに、それぞれキャッスルホテルで開催された。北都会では伊藤頭取から北都銀行の取り組み説明をあわせた挨拶があり、元大阪府知事の橋本徹さんの講演があった。その人気もあり600名を超える参加者での大懇親会だった。あきしん会も芸術鑑賞会をおこなったあと、菅原理事長から挨拶があり、会員300名近くが懇親を深め、情報交換をすることができた。
今月は、秋田県観光創生会議や秋田観光コンベンション協会の交流会が催されたり、このあと県観光連盟の理事会も予定されている。アフターコロナに向かって人の動きが活発になっていくので、観光客をおおいに秋田に呼び込むことができるように官民一体となってアクションを起こしていきたい。

商工中金の清水支店長が東京に転勤になり、メトロポリタン秋田で商工中金ユース会で送別会をおこなった。コロナ禍の2年半清水支店長にはいろいろお世話になった。
今後の活躍をご期待したい。行政や学校も人事異動でホテルの宴会場はこのところ満杯になっている。ようやくコロナ前に近い状態の会合ができるようになってうれしいことである。

秋田ノーザンハピネッツは今月ホームで対群馬、横浜、栃木の4試合が開催された。現在23勝21敗で東地区4位である。CNAアリーナで4日間とも福楼が出店して豚まん、あんまん、シュウマイを販売した。特に19日日曜日の横浜戦は4700名の入場者数でアリーナは満杯で、福楼も行列ができて売り上げもすごくよかった。ハピネッツの人気とブースターの熱気も素晴らしい。ハピネッツ会場での販売によって福楼の認知度も高まっている。土崎本店とトピコ店にも新規のお客様が増えるように、さまざまな仕掛けをしてチャレンジしていきたい。今シーズンもあと一月半になったが、ハピネッツにはラストスパート頑張って白星を積み上げて来期につながるようにしてほしい。GOGOハピネッツ!!

ブラウブリッツ秋田も12日ホーム開幕戦を迎え4000名近い入場者があり、千葉に1対0で勝利を収めた。J2でブラウブリッツ秋田は3勝3分けで現在暫定4位につけている。持前の固いディフェンスに加え得点力もアップしているように思う。スタジアムの課題はあるが、このまま勝ち進めばJ1昇格も見えてくる。超秋田一体!がんばれブラウブリッツ秋田!ハピネッツの水野社長、ブラウブリッツの岩瀬社長はじめ、スタッフの皆さんの頑張りは素晴らしい。

バスケットボールリーグと富士通Japan主催の「夢のアリーナと地域活性を考えるワークショップ」に私も参加してさまざまな皆さんと意見交換し「ありたい未来像」についてアイデアを創出した。スポーツの力で秋田を元気に楽しくしていきたい。

野球のワールドベースボールクラッシック、日本が決勝でアメリカを破り、14年ぶりに世界一に輝いた。栗山監督率いる侍ジャパンが躍動し予選から7戦全勝での栄冠だった。日本中が歓喜に沸いた。見ていても感動したが、選手やスタッフの喜びを爆発させた笑顔やコメントをきいていて私も胸が熱くなった。コロナ禍で鬱々とした3年間でたまったストレスや国際競争力が劇的に落ち込んで自信をなくしかけていた日本人に夢と希望を与えてくれた快挙である。選手を信じて使う栗山監督の采配が素晴らしく、意気に感じて選手が全力で頑張った姿勢と最高のチームワークが劇的勝利にもつながったと思う。日本の若い選手に溶け込みチームをまとめたダルビッシュ、投打に活躍して超人的な働きをしたMVP大谷翔平も素晴らしかった。佐々木、山本選手はじめ投手陣も層が厚かったが、吉田選手、ヌートバー選手のバッター陣も個性的な活躍をした。不振にあえいでいた村神選手が決勝進出を決めるサヨナラヒットを打ったのもドラマチックだった。「やればできる!」日本代表の若きサムライから、大きなエールをもらったWBCであった。榮太楼も感動のエネルギ―を感じてもらえる商いをしていこう!私たちはおいしい楽しいお菓子創りをモットーに人々に夢と希望を与えることがミッションである。

大相撲春場所、王鵬は今日まで7勝7敗。前半の3連敗が響いた。朝乃山に勝った相撲は素晴らしかった。なんとしても千秋楽勝ち越してほしい。大嶽部屋は夢道鵬、納谷も負け越し、現在勝ち越し力士は3名。来場所に向かって切磋琢磨して頑張ってほしい。綱とりをめざした大関貴景勝は怪我をして休場し、横綱大関不在の場所となり、優勝争いは大混戦。平幕の翠富士が10連勝で突っ走ったが失速。千秋楽は2敗の小結大栄翔と3敗の関脇霧馬山の直接対決で優勝を争うことになった。来場所はこのふたりに豊昇龍、若元春を加えた4力士の大関先陣争いになりそうである。いつまでもどんぐりの背比べでは大相撲は盛り上がらない。
はやく王鵬も追いついてもらいたい!

29日から4月4日まで新宿タカシマヤに催事出店する。私が出陣しておおいに秋田榮太楼のお菓子を売り込んできたい。さなづら、さくらゼリー、赤まん青まん、どら焼きを販売する。皆さん是非応援よろしくお願いします!!

社長 小国輝也
王鵬は千秋楽で負け越し。霧馬山が優勝決定戦で大栄翔を破って逆転で初優勝!

カテゴリー:お菓子
2023年4月27日 木曜日 | 輝進VOL325 はコメントを受け付けていません

今年の冬は何度か寒波はあったものの秋田市の積雪はそれほど多くなく、昨年にくらべると比較的過ごしやすかった。今年も例年どおり立春大福を1日から4日間販売したが、予約の特注も多くすべて完売して大変好評だった。私の知人にもおすすめしたところ初めて買ってくれた方もいたが、「とてもうまかった!普段も販売してほしい」といった声が多かった。立春大福はリピーターも多い。こういった歳時記商品を大事にしてさらにアピールしていきたい。
「北のかざぐるま」のヤマブドウバージョンが19日に新発売になった。生地は先月発売したチーズバージョンといっしょであるが、ヤマブドウ味のバタークリームが程よい酸味で抜群にシュールで美味しいブッセである。「北のかざぐるま」が2種類になったことで店頭での動きも良くなっている。秋田の洋上風力発電とともに、北のかざぐるまが大ヒットして、秋田を代表するスイーツになってほしいものである。
店頭では、桜咲くさくらゼリー、いちご大福がボリューム陳列され明るくなり榮太楼では一足先に春が到来したような雰囲気になっている。桜咲くさくらゼリーは百貨店はじめ全国からのオーダーが増えてきている。さなづらも箱、個包装ともに新しいパッケージが出来上がり、首都圏のお取引先で先行販売をはじめた。ホームページもリニューアルし、弊社140周年記念のキャンペーンとして140名様にあたる抽選企画も盛り込んでアピールしている。ネットでも新・さなづらを先行販売しメルマガを配信したところ通販の注文が増えている。波がきている気がする。このあとも気合をいれて春商戦を盛り上げていきたい。

今月は駅前の「さらさ」さんでの出張販売が2回あり、わたしが販売に伺った。入居しているお客様が待っていてくれたようで、館内放送がはいるとたくさんの方々がロビーにきてお買い上げいただいた。また後半は、さらさを経営しているJAWA秋田の南川社長がいらっしゃりたくさんまとめ買いをしていただいた。ありがたかった。久しぶりにお会いして話をすることができた。このあとも新しい施設の展開を進めていらっしゃるようである。高齢者施設での移動販売も仕組みを整えてビジネスにしていきたい。
秋田芸者・若勇さんの傘寿を祝う会が、秋田キャッスルホテルで開催され、若勇さんに縁のある人が130名以上参集し、大盛会だった。発起人代表であきた舞妓を応援する会の三浦廣巳会長や穂積秋田市長から祝辞があり、若勇さんが半生を振り返りながら思いのこもった挨拶をされた。若勇さんが指導して一緒に活動しているあきた芸妓・舞妓の皆さんも総出演で、祝宴にふさわしい踊りを披露して、とても華やかだった。亡父・敬二郎の時代には川反に100名をこえる芸者衆がいて、置屋もありうちの旅館榮太楼にも連日のように宴席には芸者さんがはいっていた。若勇さんはそういった縁でわたしにも声をかけてくれた。時代は変わったが、芸妓は秋田にとっても大事な文化である。若勇さんたちの頑張りで、松下を拠点として、新なあきたの芸妓・舞妓が活躍していることは、とても誇らしいことである。皆で応援していきたい。

私がJTB神戸三ノ宮支店時代にお世話になった先輩の池内さんが仕事で青森に向かう途中、秋田に立ち寄ってくれて、久々に再開し旧交を温めることができた。秋田長屋酒場で会食したが、若かりし頃JTB時代の武勇伝エピソードや、当時のメンバーの「あの人は今」話に花が咲き、とても楽しいひとときだった。池内さんは、ラーメン研究家として全国の美味いラーメン店をブログやSNSで発信している。福楼の豚まんも召しあがっていただいたところかなりほめていただいた。551蓬莱に追いつけ追い越せの気概をもって頑張りたい。

秋田県バス協会の研修会が、プラザクリプトンで行われ、バスの運転手さんやガイドさん約60名の皆さんに講演させていただいた。バス協会の渡部専務から実は昨年ご依頼を受けていたが、コロナ感染者増加のため中止になり、一年おくれての開催だった。秋田の観光業界の中核を担うバス業界の皆さんの前で何を話したらいいか迷ったが、私のJTB時代や旅館のエピソードを交え、秋田の現状や菓子業界のこと、大鵬や大相撲のことを話させていただき、秋田の観光ウルトラクイズもおこなった。結構よろこんでいただきホットした。アフターコロナは国内もインバウンドも個人や小グループが増えるだろう。ひとを呼んで栄える秋田を創っていくチャンスである。観光業界一丸となって秋田をおおいにアピールしていきたい。

秋田ノーザンハピネッツ対仙台エイティナイナーズ戦で、はじめて豚まん福楼の臨時出店をしたところ、すごい人気で2日間とも行列とぎれず、試合開始前に完売になった。土崎やトピコで豚まんを食べたことのある方もいたが、初めて食べていただいたお客様も多かった。時間あたりの販売数はすごかった。ハピネッツスタッフからは是非毎回出店してくださいとオファーをいただいた。3月以降も調整してチャレンジしていきたい。仙台戦は1勝1敗だった。ハピネッツは現在21勝17敗で東地区4位である。ここからギアを上げていってほしい。

日本商工会議所青年部の全国大会が秋田で開催され、5000名を超える若手経営者が秋田に参集した。メインの交流会、式典は2日にわたり県立武道館で行われた。しっだげ物産展(秋田の土産販売)に、榮太楼と福楼が出店した。全国から秋田に来てくれたメンバーと会話しながら販売させていただき、楽しかった。前夜祭のときは豚まんがあっという間にソウルドアウトだったが、2日目はキッチンカーにすごい行列でお客さんが分散してしまい読みが難しかった。さなづら、赤まん青まん、さくらゼリーはけっこう人気があった。5年以上前からこの大会の誘致に奔走した、YEGのメンバーや吉川青年部長はじめ現役のメンバーの皆さんの奮闘に敬意と感謝を申し上げたい。岡山県や石川県からは飛行機をチャーターして秋田までお越しになったようである。3年ぶりのリアル大会で、YEGメンバーの秋田大会にかける思いは熱かった。講演会のゲストは橋本五郎さんと壇蜜さんだった。タイミングよく控室で挨拶することができた。

愛犬福(プク)が7日未明に天国に旅立ってしまった。平成17年8月3日生まれの福は、旅館榮太楼をやめる前年に我が家に来てくれた。ほんとにかわいいトイプードルだった。子供たちはじめ家族にもたくさんの幸福をわけてもらった。さまざなことがあったが、乗り越えてこれたのもプクがいてくれたことが大きい。プクは犬嫌いだったが人間は好きだった。散歩行くとたくさんの方から声をかけられた。私の毎朝の千秋公園散歩の習慣ができたのはプクのおかげである。昨年後半から歩けなくなってきてはいたが、こんなに早くいってしまうとは思わなかった。東京から長男長女もかけつけて、川辺のペット霊園で、福を火葬して弔った。まだ家の中に福がいる感じがするが、これからも天国から見守っていてくれることと思う。
福、長い間ほんとにありがとう!安らかに!!

小国輝也

カテゴリー:お菓子