2021年6月4日 金曜日 |  輝進VOL304 はコメントを受け付けていません

ゴールデンウイーク前にまた4都府県に緊急事態宣言が発出され、その後もイギリス等の変異ウイルスによる感染者が増加し、北海道、沖縄も追加され、22日現在10都道府県に緊急事態宣言が出されている。秋田においても川反の繁華街や病院、学校・幼稚園等でクラスターが発生し、知事や市長から県をまたいでの往来の自粛が呼びかけられ、また人々が委縮して動けない状況になってきた。秋田市はステージ4になり、さまざまなイベントや行事が中止になった。春先からすこしは人の動きも活発になり、お菓子の売り上げも回復してきていたが、連休明けから急ブレーキがかかってきてしまった。昨年よりは人々が気を付けながら動くようになっているものの、駅や観光地はきわめてひとが少なくなり、商店は閑古鳥が鳴いている。医療従事者や高齢者へのワクチン接種は始まったものの遅々として進まず、政府は7月末までの接種完了を目指しているが、総理のお膝元の秋田県では自治体のアンケートの結果全国で一番おくれそうだ。

オリンピックは国民の安全安心に最新の注意を払いながら開催する予定になっているが、日増しに国内外からオリンピック中止を求める声が大きくなっている。コロナに打ち勝った証として東京オリンピックが開催され成功すれば、モチベーションは上がるが、感染拡大ピックになってしまった場合、さまざまなダメージが想定される。日本の国力低下が否めないが、このピンチをチャンスに変え日本をいい方向に変革したいものである。IOCのためのオリンピックではない!

子供の日は柏餅が好調でいとく新国道店ではかなり売り上げもよかった。母の日はケーキや焼き菓子ギフトが好評だった。歳時記行事はお菓子が人々を笑顔にする最大のツールになる。コロナ禍ではあるが、お客様がお菓子を食べて喜んでいただけていると考えると、榮太楼もさらに精進して世のため人のため美味しいお菓子を創りつづけていくことが大事な使命である。店頭では甘夏大福が終わりキウイ大福が始まった。和菓子では和パフェにチャレンジした。レモンケーキやレモンサブレ、甘夏みかんのクリーム餡蜜も人気である。秋田のお客様に喜んでいただけるお菓子をどんどんアピールして、来客数のアップを図り、宅配や通販も強化して、この厳しい局面を打開できるように頑張っていきたい。


Bリーグは今シーズンが終了し、秋田ノーザンハピネッツは28勝31敗で東地区の7位だった。川崎に2勝、東京に1勝できたものの、宇都宮、千葉、富山、渋谷といった上位チームには勝てなかった。B1での過去最多勝利をあげたものの負け越してしまったので来期に向けてパワーアップして臨んでほしい。ハピネッツ社から挨拶に伊藤選手と大浦選手が来社されたのでいろいろ話をさせてもらった。コロナ禍で大変なシーズンだったが、早く大声をだして応援できるようになってほしいものである。親交があって応援していた細谷選手はハピネッツを退団することになった。次のチームでの彼のますますの活躍を期待したい。ゴーゴーハピネッツ!がんばれーマーシー(細谷)


J2のブラウブリッツ秋田はここまで5勝5敗5分で全体の7位につけている。元J1のチームからも勝利したり、粘り強く逆転したり、昨年同様選手たちは死に物狂いでピッチを走り続けて結果をだしている。山口に数的不利な状況から先制され終盤ロスタイムに同点に追いついた試合は岩瀬社長も感無量だったようでフェイスブックに投稿されていた。吉田監督の指導が素晴らしいと思うが、見ていてサポーターが感動する試合をしている。下馬評以上の活躍で、後半の頑張りによってはさらに上位を狙えそうである。近い将来J1昇格も夢ではない。J1のライセンスをとるためにもスタジアムの整備を急がねばならない。ブラウブリッツ!ブラウブリッツ!ブラウブリッツ!
ウイアーアキタ!!!

5月は例年であれば総会シーズンであるが、昨年に続きほとんどの会が、中止もしくは書面決議になってしまった。私も公式な会合にともなう懇親会はゼロである。懇親会で一杯飲みながら顔を突き合わせて話をすることで有意義な情報が得られることが多い。旅館ホテルや飲食業は壊滅的なダメージを受けている。早く堂々と宴会ができる日がくることを願ってやまない。秋田県菓子工業組合と秋田支部は合同でハサップに関する講習会を開催し、大館の斎作菓子店の斎藤社長に講演をしていただいた。6月からは秋田においてもハサップ導入・実施は義務になる。衛生管理をきちんと内部の記録をとることで徹底していくことにより生産性の向上も期待できる。しっかり内部でルール化して実行していきたい。総会では今年度事業が承認され、役員改選も行われた。秋田支部ではコロナ禍での組合員にたいするバックアップと需要喚起策として菓子クーポン事業等を行うことと、商工会議所主催の「広小路バザール」への参加等を実施することになった。

飯島塾の今年度第一回講座で講演をさせていただいた。「飯島塾」は秋田県退職公務員連盟名誉会長の野中和郎さんが塾頭で毎月のようにゲストをよんで講座を開催している。私はかって陸上自衛隊東北方面隊オピニオンリーダーとして野中さんとご一緒した縁でお声がかかった。塾生は90名いるそうで当日は67名の方が参加されていて私が存じ上げている方も数名いらした。タイトルは「東海林太郎そして義兄・横綱大鵬とその孫王鵬を語る」。質疑応答もいれて1時間半お話をさせてもらったが皆さんのリアクションがよく時間が足りないくらいだった。大相撲開催中だったのでよけい盛り上がったようである。野中さんはじめ役員の皆さんのリーダーシップが素晴らしく地域にこういう会があるのはとてもいいことで街の活性化にもつながっていくと思う。私もいい経験をさせていただいた。
叔母・故加賀谷栄子の49日法要を休寶寺で執り行った。早いものである。9年前に逝去された息子の信悦さんといまごろ天国で再開し仲良くされていることだろう。私も本当にいろいろお世話になったので、ふたりの命日の24日にはまたお墓参りを続けたいと思う。
大相撲夏場所、大嶽部屋の王鵬は再十両で12日目に勝ち越した。序盤負けが込んだが中日から持前の突き押しがさえて5連勝した。相変わらずわきの甘さ、腰高、四つに組むともろさを露呈してしまうので、このあとはさらに稽古を積み重ねて早く幕内に昇進してほしい。14日目に右足をねん挫して千秋楽は休場になってしまった。幕下の夢道鵬は自己最高位で3勝4敗。三段目の鵬山も3勝4敗と負け越した。大嶽部屋は7人が勝ち越した。来場所に向かってさらに精進して頑張ってほしい。
幕内は大関に復帰した照ノ富士が圧倒的な強さでずっと単独トップだったが最後に連敗して貴景勝と優勝決定戦になった。照ノ富士が決定戦を制して連続優勝を飾った。このまま一気に横綱に上がりそうな勢いである。地獄を見た男の快進撃はしびれるものがある。両大関を倒して優勝争いに加わった遠藤の活躍で場所が盛り上がった。それに引き換え他のふたりの大関が不甲斐ない。正代は勝ち越してカド番脱出がやっとの成績。朝乃山は、場所直前のキャバクラ通いが文春で報道されて途中休場。厳罰は免れない。幕下まで転落することになるだろう。コロナ禍の中、相撲協会の看板力士としての自覚がなさ過ぎた。相撲の取り口がしまらなかったのは自業自得だった。7月場所の力士たちの奮起を期待したい。
                    社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年5月13日 木曜日 | 輝進VOL303 はコメントを受け付けていません

4月1日トピコ店をリニューアルオープンした。
他の菓子店の撤退に伴い、ポポロード側の入り口左手の3軒分のスペースが榮太楼トピコ店になった。もともと弊社の売り場だったところであるが、360度榮太楼の店舗になり、アフターコロナは爆発しそうな場所になった。
前日は総勢8人で深夜まで移転作業を行い、1日の営業時間にあわせて無事にスタートすることができた。商品のレイアウトやディスプレイを日々改善して試行錯誤であるが、佐藤店長はじめ皆張り切って頑張っている。秋田駅の顔でもあるので、恥じぬように榮太楼拠点店舗として攻めていきたい!

桜前線は北上が早かった。秋田市では史上最速で開花宣言がでて一気に満開になった。そのあと冷え込みが続いたので桜が長持ちして、毎朝千秋公園を散歩しているが、今年は綺麗な桜を楽しむことができた。朝の散歩をしている人も増えたように思う。四季折々の自然の営みはコロナウイルスに関係ない。朝の散歩で元気をもらっている気がする。
桜咲くさくらゼリーも相変わらず好調で特注がはいったり、店頭での売れ行きもいい。北海道テレビの夕方のニュースコーナーでも特集で取り上げられることになった。GWにかけて北海道からもさくらゼリーのオファーが増えるかもしれない。
店頭では、いちご大福が終わり甘夏大福が始まった。花見だんご、柏餅もラインアップされ、まさに春爛漫である。みかんゼリー、レモンケーキもスタートして、春から初夏にむかってにぎやかになってきた。引き続き人の動きが抑制され鬱々とした気分になっている人が多いと思うが、おいしい楽しいお菓子を召し上がっていただき元気を出していただきたい。

上旬に恩師の中村青志先生が久しぶりに来秋され、榮太楼の直営店舗をチェックしていただいた。榮太楼スタッフの頑張りを評価していただき、「このコロナ禍での健闘は必ずこのあといい方向につながっていくよ」と激励の言葉をいただいた。今回は鶴岡・酒田の菓子店を視察したあとの秋田入りだった。ここ数年で先生は東北6県をくまなく回り、菓子店を訪問しその状況をレポートにまとめてその都度私にお送りいただき、いろいろなアドバイスをくださっている。栄太楼再生が中村先生のライフワークになっている。

「あと12年で菓子舗榮太楼は150周年を迎えるのでそろそろ150年史を作る準備をしなさい。私が手伝ってあげるから」とおっしゃっていただいた。大学のOBむけの情報誌「東京経済」でOB訪問のコーナーでかなり大きく取り上げていただき、中村先生とのご縁のことも含め記事になったので、OBの方々からも反響があった。恩に報いるためにも榮太楼をしっかり再生させて、地域文化の創造の担い手として地域に貢献していけるように頑張っていきたい。

わらび座が創立70周年を迎え、10日にあきた芸術村・わらび劇場において、わらび座70周年シーズン開幕特別公演・オープニングセレモニーならびにミュージカル「空!空!!空!!!」が上演された。山川龍巳社長は挨拶で「コロナ禍により経営的に申告な打撃を受ける中、全国の多くの皆さんからの励ましと支援についての感謝の言葉」を述べられ「このあとも人々に芸術文化をとおして夢と希望をあたえることのできる活動を続けていく決意」を表明された。「空!空!!空!!!」は女性初の飛行士・及位ヤエ物語であり、昨年度に続いての上演になるが、主演の川井田南さんはじめ役者の皆さんがとても張り切っていて輝いて見えた。終わったときに感無量の様子のお客様が多かった。わらび座の皆さんの心意気がひしひしと伝わってきた。わらび座さんにあやかって私たちも前向きに精進していきたい。

秋田県知事選挙は佐竹敬久知事、秋田市長選挙は穂積志市長が激戦を制しそれぞれ4選を果たした。コロナ禍を乗り切り、人口減少等山積する課題を克服して秋田の未来を活性化してけるように、私たちも官民一体となってチャレンジしていきたい。
秋田県は堀井副知事が任期満了で勇退し、新たに神部秀行さんと猿田和三さんが副知事に就任した。はじめて県庁内部からふたりの副知事の体制になる。猿田さんは私の秋田高校時代の同期で野球部のキャプテンで、大学時代は全日本の主将も務めた人望のある男である。彼のホームラン量産を期待したい。

秋田中央地域地場産品活用促進協議会(農家のパーティネットワーク)の総会がキャッスルホテルで開催された。会長の穂積秋田市長はじめ、菅原男鹿市長、鈴木潟上市長も出席し、昨年度事業の承認や今年度の活動計画・予算等について審議した。会員相互のコラボによる商品開発や、県内外への販促プロモーション活動とともに、いままで秋田市で取り組んだECサイト・「あきたづくし」をこの協議会に移管し、秋田の物産の通販を強化していくことになった。しばらくは人の動きが停滞したままだと予想されるので、「あきたづくし」を有効活用して、秋田に外貨を獲得していきたい。

毎年春の会社の健康診断を白根病院さんにお願いしている。私も検診を受け、胃カメラやっていただいたが、特に異常なしでホットしている。年相応に首肩背中のコリがひどく疲労が蓄積している気がするが、健康には留意しながら、さらに気合を入れなおして頑張っていきたい。コロナウイルスのワクチン接種も秋田でも医療関係者や高齢者の方々から始まった。一般国民までいきわたるには半年以上かかりそうだが、引き続き手洗いうがい・マスク着用等基本を徹底して気を付けながら頑張るしかなさそうである。またまた第四波で全国的に感染者が急増して、東京、大阪、兵庫、京都は緊急事態宣言がだされた。また人の移動が抑制されるGWになりそうだ。この一年以上コロナに翻弄されているが、年間で病気によって亡くなった方は例年より1万人近く減っているとのことである。予防に気を付けた結果だろう。皮肉なものである。

菅総理大臣が訪米し、バイデン大統領と首脳会談を行った。インド太平洋地域や台湾にたいして圧力を強め傍若無人な中国に対する対抗措置も共同で対応していくことになりそうだ。コロナも大変だが国際情勢もややこしくなってきている。東京オリンピックは開催する方向であるが、感染者増加により、まだどのような形でやれるのか微妙である。水泳の池江璃花子選手は白血病を克服して全日本選手権で4種目で優勝し東京オリンピック出場が決まった。感動的だった。選手たちの奮闘を見ているとオリンピックはやってほしいのだが、さてどうなるか?天に任せるしかないかもしれない。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年4月7日 水曜日 | 輝進VOL302 はコメントを受け付けていません

桜咲くさくらゼリーがブレイクしている。

フジテレビのめざましテレビの「イマドキ」のコーナー、日本テレビのZIPの「キテルネ」のコーナーで取り上げられ全国放送された。メディア効果で電話やネットでの「さくらゼリー」のオーダーが急増した。店頭でのお買い上げも増えて品薄状態になってしまった。私の友人知人からもメールや電話が多くあり久しぶりに会話できた方もいて、おもわぬさくらゼリーフィーバーに春は盛り上がっている。

名古屋のCBCラジオの「ズバリなっとく」という番組の「聞きたい!知りたい!もらい隊!」のコーナーにも生出演し、愛知県方面からのオファーも増えた。

FMあきたでは、大間ジローさんの「J’Sネクスト」に出演させていただき大相撲や大鵬の孫の話をしながら、パーソナリテイの大間さん、文子さんとおおいに盛り上がり、リスナープレゼントは「桜咲くさくらゼリー」にしたところ結構人気があった。

ABSの「朝採りワイド秋田便」でも鶴岡慶子さんのコーナーで大相撲春場所のトークをしてさくらゼリー特別パッケージのアピールもさせてもらった。

女性向け月刊誌の「ESSE」をはじめ、フコク生命や自民党の機関誌にも大きく掲載され、さくらゼリーの波がきているようである。ウエイブにのってどんどん進んでいきたい!

ひな祭りは桜餅やいちご大福が絶好調だった。お彼岸にはこし、つぶあん、ずんだ、きな粉の4色のぼた餅が、彩りも良く例年にもまして好評で、連日完売し店頭もにぎわった。いとく新国道ではケーキも人気で今月の売り上げは3月の最高になりそうだ。工場スタッフのみんなご苦労様!トピコもまだコロナの影響はあるもののかなり復調してお客様の動きも良くなってきている。昨年は全国的に学校が休校になり、自粛傾向でまったく人が動かなくなったが、敵の正体もわかってきたので気をつけながら普通に生活できるようになってきている。首都圏の緊急事態宣言は21日で解除になったが、感染者はまだふえており、宮城や山形でも増加しているのは不安材料だが、対策をこうじながら経済もしっかり回していきたい。

秋田ノーザンハピネッツは試合の調子にムラがあり、23日まで25勝19敗で東地区7位。チャンピオンシップ進出は厳しくなってきたが、のこりの試合でベストを尽くして頑張ってほしい。GOGOハピネッツ!

ブラウブリッツ秋田はJ2開幕してからアウエーで闘い、ここまで2勝1敗1引き分けで全体の5位につけている。いよいよ28日にはホーム・ソユースタジアム秋田での開幕戦を迎える。強敵の京都サンガ相手であるがぜひ勝ってはずみをつけてほしい!頑張れブラウブリッツ秋田!!

お世話になっているキリンビールの栗原北東北支社長が九州の熊本支店長に転勤になり、また日本経済新聞の早川秋田支局長が東京本社に転勤になるとのことで、有志で秋田の瀧で、壮行会をおこなった。久しぶりに美味いキリンビールを飲みながら、情報交換をすることができた。お二方のさらなるご活躍を祈念しつつ、秋田への応援を切にお願いしたい。
秋田県菓子工業組合の有志数人で「ふじ繁」で打ち合わせを兼ねた懇親会をおこなった。総会や新年会もできなかったので久々の顔合わせになった。現在の環境や業界の課題について忌憚のない意見を交わしながら飲んだのでかなりテンションがあがり有意義な一夜になった。コロナ対策やハサップ導入義務化など取り組むべきテーマは多いがみんなで結束して乗り切っていきたい。
秋田観光コンベンション協会の会員交流会がホテルメトロポリタン秋田で開催され、三浦理事長はじめ役員、評議員、賛助会員の皆さんが相集い、約70名の懇親会になり、ソーシャルディスタンスを取りながらではあるが、楽しい宴になった。歓送迎会も軒並み中止で、ホテルや飲食業界は大変なダメージを受けている。なんでも自粛するのではなく、可能なかぎり会合も必要なものはどんどんやるべきだと思う。そのあとコンベンション協会のスタッフと二次会でも顔をあわせ、まるごと市場の大島社長といっしょにこのあとの秋田の観光についても熱く語ることができた。アフターコロナ、ひとを呼んで栄える秋田を創ろう!

秋田県知事選挙、秋田市長選挙がはじまった。コロナ禍でいつもと違っておおきな集会等ができない選挙戦になっている。コロナ対策ともに、今後のあきたをどうしていくのか、将来の秋田活性化をどうするのかが問われる大事なタイミングである。アフターコロナはパラダイムシフトが起きるといわれている。このピンチをチャンスに変えることができる斬新な発想と行動力のあるリーダーに当選してもらいたい。秋田を元気に前向きに変えていこう!

大相撲春場所はまた両国国技館で開催されている。横綱鶴竜は最初から、白鵬は3日目から休場し、また横綱不在の場所になった。まさに給料泥棒と言われても仕方ない状況である。大鵬が生きていれば喝を入れたことだろう。3大関も不甲斐ない。そろって勝った日がほとんどなく、優勝争いはできていない。元大関が奮闘した。10日目おわって高安が1敗でトップである。3敗で照ノ富士らがおっているが高安が初優勝を果たすのではないだろうか。照ノ富士の大関昇進は決まりそうである。となると次の横綱は誰がなるのか、まさに戦国時代、先の見えない大相撲の現況になっている。大嶽部屋の王鵬は3勝3敗。
なんとか勝ち越して十両に1場所で戻ってほしい。幕下夢道鵬は現在3勝2敗、三段目の鵬山は4勝1敗と勝ち越した。大嶽部屋力士たちの千秋楽までの健闘を祈りたい。
がんばれ大嶽部屋!納谷3兄弟ファイト!
皆さんも応援よろしく!!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年3月9日 火曜日 | 輝進VOL301 はコメントを受け付けていません

今月も寒暖の差が激しかった。寒波で氷点下の真冬日になり雪が積もったと思えば、雨が降ったり4月並みに気温があがったり、ジェットコースターのような天候だった。地球温暖化の影響で北極振動がおきている影響らしいが、人類が真剣に対策を講じていかなければ地球はもたない。13日には福島沖を震源とする最大震度6強の地震が発生して東日本の広い範囲で影響がでた。10年前の大震災の余震だそうである。まだまだ東北でも地震がおきやすい状況にあり、首都圏直下型や東南海地震のリスクも高まっているようである。天変地異は人間の力ではどうにもできないものであるが、最大限の準備と地球環境も守る努力は必要かつ重要である。

今年は春を待つ皆さんの気持ちが強いせいか、立春大福も例年よりも予約が多く、お客様からの評判も良かった。この大福を定番にして普段も販売してほしいという声も根強い。少し大きめであるが、くちどけがよく私もこの立春大福は好物で一度に二つは食べれてしまう。年に一度の風物詩ではあるが、季節感を大事にした旬のお菓子を作り続けていきたい。

いちご大福も大人気で、いとく新国道店では一日200個近く売れる日もある。昨年も桜餅を抜いて榮太楼の朝生ではナンバーワンの売り上げだった。いちご大福で集客して、店頭客数を増やしつつ、春のプレミアムスイーツ「桜咲くさくらゼリー」を増売していきたい。

さくらゼリーも全国あちこちからオーダーをいただいている。桜咲くさくらゼリーはフジテレビの「めざましテレビ」からオファーがあり3月1日の「イマドキ」のコーナーで紹介されることになった。全国放送なので結構反響がありそうである。さらにアピールして「さくらゼリー」をおおいに販売していきたい。今年は東京オリンピックまで販売期間を延長する予定である。コロナを吹き飛ばす勢いで頑張りたい。

秋田市のECサイト「あきたづくし」では8日から「さらにお得にラストセール」として、3割引きにしたところ、オーダーが激増して弊社にも連日注文をいただいている。全国送料無料も効いている。この勢いで春商戦を盛り上げていきたいものである。

秋田市アグリビジネス 創業支援セミナーがにぎわい交流館で開催された。職彩工房たくみの尾崎社長が「今どきの農産加工」について講演したあと、「コロナ禍における商品開発と販売戦略」をテーマにパネルディスカッションが行われた。司会は相場詩織さんで、パネラーは鼎家の米田社長、マザー食堂の五十嵐代表、秋田味商の工藤社長だった。それぞれ自身の会社や組織運営の苦労した体験や、現在取り組んでいること、そして今後の目指すべき方向について、かなり赤裸々な話を披露していたので、聞いていてとても迫力があり参考になった。特に米田社長が資金繰りに窮したり、従業員がやめそうになった状況を乗り越えてきたことなどを紹介したうえで、大事にしているのは「あきらめない気持ち」と「感謝の気持ち」と語っていたが、同じ経営者として胸を打つものがあった。秋田の若手経営者も一生懸命頑張っている。いっしょに頑張って秋田をよくしていきたい。
映画「めぐみへの誓い」の全国ロードショーが19日から始まった。秋田ではアルヴェのシアターで上映されている。プロデューサーはユーランドホテル八橋の松村社長で、秋田でロケの7割がおこなわれ昨年夏に完成した。試写会を見た時も感動したが、今回も涙が止まらなかった。めぐみさんやめぐみさんの両親を演じた俳優さんたちの琴線に響く迫真の演技も素晴らしい。野伏監督やスタッフによる演出も迫力がある。いまこの瞬間も北に拉致された日本人は、日本への望郷の念を心の奥底にしまいこみながら、あの国で生きている。無残にも拉致されさまざまな状況で死にいたってしまった被害者も相当数いるはずである。こんな非人道的なことが許されていいはずがない。この映画はすべての日本人必見である。北朝鮮はもちろん許せないがいままで日本政府はなにをやっていたのかと思ってしまう。めぐみさんはじめ我々の同胞の仲間をなんとしても奪還しなければいけない。3週間の上映期間であるが、ぜひみてなにかを感じてもらいたい。松村ご夫妻はじめ拉致被害者を救う会の皆さんの頑張りに感謝したい。

秋田臨港警察署でブラウブリッツ秋田を今季限りで引退した前山恭平さんの署員に対する講演があり、その際佐々木署長からお菓子のご用命をいただき私が持参したところ、いっしょにいろいろ懇談させてもらった。前山さんはブラウブリッツ秋田の生え抜きで163センチと小柄ながらものすごいスピードと根性で中心メンバーとして活躍した。いわばブラウブリッツ秋田のレジェンドである。佐賀県出身であるが、このあとも秋田に残りブラウのクラブコミュニケーターとして、また秋田のサッカー界のためにも一肌脱いでいただけるようである。感謝しつつ今後の活躍とJ2でのブラウブリッツ秋田旋風を期待したい。佐々木薫署長は私の同級生で親友である。いつも榮太楼も応援してもらいありがたく思っている。3月の人事異動で県警本部の交通企画課長に就任することになった。港の薫が交通のエースになるのでさらに秋田の警察のかなめとして彼の活躍を期待したい。
JOCの森喜朗会長が、女性蔑視ともとれる失言で辞任し、後任に橋本聖子さんが就任した。東京オリンピックまで5カ月しかないこの時期のドタバタ劇で、世界のメディアにも取り上げられまた日本の恥さらしになってしまった。コロナ禍はまだつづきそうだが、なんとしてもオリンピックは開催できるように関係者は必死の準備を続けている。メディアも上げ足を取るような報道が多すぎるが、いまこそ日本人として団結してのりきっていくことが大事である。真の日本の良さを発揮しよう!
池江璃花子選手が白血病から復帰後はじめて、東京都オープンの50mバタフライで優勝した。快挙である。オリンピック出場も叶うかもしれない。
大坂なおみ選手はさまざまなアクシデントがあった全豪オープンで二度目の優勝を果たした。通算4度目の世界一である。フィジカルもメンタルも強かった。
スキージャンプの高梨沙羅と小林陵侑はルーマニアでのワールドカップでふたりともそろって優勝を果たした。高梨は60回目の優勝であり、18回目の小林も師匠の葛西の記録を塗り替えた。日本人選手たちの活躍は素晴らしい。

私も今月は2度オーパスにいき、二時間ほど休みなしでガンガン滑りストレスを発散した。周囲の方々は暴走おっさんと思ったかも。そのあとにザブーンの温泉で温まると最高に気分がいい。やはり秋田は素晴らしい。
野球の田中将大選手は8年ぶりに楽天に復帰して、すごい人気である。彼の男気に惚れた人も多い。練習試合の日本ハム戦では秋田出身の吉田輝星と投げ合った。今シーズン楽しみである。
スポーツ界にあやかって我々も頑張っていこう。
ワクチン接種も日本でも始まった。コロナを克服して新紀元を切り開いていきたい。
社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年1月29日 金曜日 | 輝進VOL300 はコメントを受け付けていません

この輝進も300号を迎えた。

平成8年の1月から給料日に社員の皆さんにお渡ししてきた「てるてる道中膝栗毛」みたいな小国輝也の月間日誌のような社長通信であるが、よくも25年間続いたものである。私は先代敬二郎の死去により平成3年に社長になったので今年で30年になる。お客様、従業員の皆さん、お取引先はじめ榮太楼応援団の皆さんに心から感謝したい。

平成18年には旅館榮太楼を廃業し、菓子舗の店舗も大町店や松寿庵をふくめかなりスクラップアンドビルドしてきた。ピーク時にはトータルで170名のスタッフがいたが、現在は49名である。1月21日で創業138年になった。少数精鋭体制で一丸となって頑張っていきたい。

今年はコロナ禍でまだまだ大変な環境が続きそうだが、昨年同様、榮太楼再生・リボーンをスローガンに挑戦する年にしていきたい。人時生産高、人時販売高改善による生産性向上、さなづらリブランド・さなづらのエッセンスを活用した新商品開発、地域密着営業の深化、通信販売の強化などに重点的に取り組み、生き残りをかけて頑張っていきたい!GO榮太楼!!

今月は9日と19日を中心に2度の大寒波に見舞われ、秋田市でもかなりの積雪になりあちこちで車が埋まって動けず渋滞がひどかった。ホワイトアウトで全く先が見えない時間帯もあった。平成18年、25年以来の秋田市での大雪である。横手市を中心に県南部では2メートル近い大変な積雪量になった。その後3月並みに気温が上がって雨が降ったり、やはり地球温暖化の影響なのか大変天候不順な冬になっている。お客様がお店にたどり着けない状態の日も多かった。

また首都圏、関西圏、中部圏を中心に11都府県にコロナ感染者急増のため緊急事態宣言がだされ、人の動きが制限され駅や空港は閑古鳥が鳴いている。秋田でも市立病院でクラスターが発生したり、感染者が増加傾向にある。ワクチンが開発されまもなく日本でも使用開始になるようだが、うまくウイルス対策を講じながら、経済はまわして持ちこたえるために知恵と行動が大切である。もう少し辛抱しながら頑張っていこう!

今月は15日から期間限定で「きんかん大福」を販売している。尾形工場長渾身の新商品である。召し上がったお客様から評判もよくいとく新国道店では売れ行きも順調である。

来月1日から4日は恒例の「立春大福」を販売するが予約も増えてきている。私はこの立春大福は絶品だと思う。毎年楽しみにしているお客様も多い。そのあとはお待ちかねの「いちご大福」がスタートする。新春から春にかけてはまさにお菓子屋は大忙しである。

(売り上げはともかくとして)桜咲くさくらゼリーもはじまり、店頭は明るくなった。さっそく県外のお客様からのオーダーも入り始めた。国内百貨店はじめアプローチを強化してさらにこの春のプレミアムスイーツ「桜咲くさくらゼリー」を増売していきたい。東京オリンピックの開催はまだ微妙であるが、昨年オリンピックにむけて考案した2個セットのプレミアムバージョンもラインアップしている。「桜咲く」「おめでとう」「心ばかり」といったメッセージタグ付きのさくらゼリーも人気である。今年はみんなの春を待つ気持ちがより強くなっているので、さくらゼリーで世の中を明るくしていきたい。

例年であれば、1月は新年会ラッシュで飲む機会が多いのだが、今年はほとんど中止になり、商工中金ユース会の有志の会のみだった。ホテル宴会場や飲食店は悲鳴を上げている。早くコロナが収束してリアルに人と人のコミュニケーションがとれる世の中に戻ってほしいものである。
秋田市総合計画・地方創生懇話会の会議がイヤタカで開催され、秋田市幹部の皆さんと新年度からはじまる総合計画案や人口ビジョンについて協議した。人口減少はじめさまざまな課題があるが、秋田市が元気と豊かさを次世代につないでいけようにしたい。県都「あきた」創生プランがその指針となることを願い行動していきたい。「ともにつくり ともに生きる 人・まち・くらし」がスローガンである。

ABSラジオ「朝採りワイド秋田便」の鶴岡慶子さんのコーナーに出演し、干支どら焼きと桜咲くさくらゼリーの紹介をし、大相撲初場所について鶴岡さんとトークをした。11月場所中も一度でたのだが、リスナーの皆さんからオファーが多かったようで今場所も出演することになった。鶴岡さんは花火についても詳しいがいろいろ博学で、話が聞きやすくリスナーのファンも多い。

大相撲初場所は新十両王鵬が話題になりいろいろメディアでも紹介されていて本人も気合がはいっていたが、残念ながら5勝10敗と負け越し幕下陥落が決まってしまった。やはり関取になると取り組みの時の駆け引きや技量が違う。コロナ対策で王鵬はほかの部屋の力士といっさい稽古できなかったことがハンデだったと思う。いい勉強になったので、実力をつけて出直してほしい。

夢道鵬、鵬山はじめ大嶽部屋力士は11人が勝ち越した。両横綱はじめコロナの影響で65人が休場する異例の場所になったが、綱とりを期待された大関貴景勝は2勝8敗と負け越し休場してしまった。足を痛めていたようだがこちらも出直しである。同じく埼玉栄高校出身の平幕大栄勝が13勝2敗で初優勝を飾った。これで6年連続で初場所は初優勝の力士が制している。大関正代は運よく勝てた相撲が多く優勝争いはしたが、ともにカド番を脱した大関朝乃山もあわせて物足りなかった。照ノ富士や35歳の幕尻力士明瀬山、新入幕翠富士が健闘し場所を盛り上げた。来場所は休場力士も復帰しての熱戦を期待したい。

秋田ノーザンハピネッツは後半戦スタートでいままで一度も勝てなかった川崎にホームで快勝し、現在19勝10敗で東地区5位。MVPの細谷選手が大活躍だった。チャンピオンシップ進出めざしてがんばってほしい!

20日第46代アメリカ大統領に民主党のジョー・バイデン氏が就任した。就任演説で「新型コロナウイルス流行や社会の分断という国難を克服するため全霊を注いで米国を結束させる」と表明した。トランプのアメリカ第一主義から国際協調路線に転換した。年明け早々にはトランプ支持派の連邦議会議事堂襲撃事件がおきて、トランプ大統領は弾劾訴追された。バイデン大統領の就任式には出席せず、最後まで往生際が悪く著名人からアメリカ史上最悪の大統領と酷評された。

日本では菅総理が支持率低下ぎみであるが、来月にはワクチン接種も開始される予定で、経済対策やさまざまな施策に取り組んでいる。
我々も批判するだけでなく、自分たちでできることを一生懸命チャレンジして頑張っていこう。コロナの出口は見えてきた。パラダイムシフトがおきるアフターコロナの世の中を楽しんで生き抜いていきたい!ファイト!!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2021年1月2日 土曜日 | 輝進VOL299 はコメントを受け付けていません

今年のクリスマスはみんなの努力のおかげで松寿庵を閉店したにもかかわらず、昨年を上回る売り上げを達成できた。本社と幸町店の伸びが大きかった。
工場も洋菓子の洋香チーフを先頭に少ないメンバーで連係プレーで頑張ってくれた。総務のみなさんも営業部門のマンパワーがたりないところをカバーして正確かつ臨機応変の対応が素晴らしかった。
私も30年サンタクロースをやっているが、お客様に喜んでいただけてうれしく思う。コロナの影響で忘年会やパーティーが中止になり、ご家庭ですごす人が増えたことが、クリスマスケーキをお買い求めのお客様が増えた要因でもある。このあとの年末年始の帰省客は残念ながら期待できないが、秋田のお客様に美味しいお菓子で楽しい年の瀬を過ごしていただきたい。

行く年くる年・干支どら焼きも好評である。ねずみはチーズ餅の入ったどら焼きで、牛は白い蒸しどら焼きで漉し餡の中にミルクが入っている。ねずみも牛も焼き印がかわいいと評判である。
年越し饅頭は例年どおり30日と大晦日の限定販売であるが、来年がいい年になることを祈りながらおおくの方に召し上がっていただきたい。
秋田マリーナはしばらく休んだが、サイズとパッケージを一新して「秋田ミルフェ」とネーミングを変えて再登場した。お待ちかねのお客様からのオファーが多くさっそく店頭で人気である。
12月限定のフルーツ大福は、りんご大福で生のふじがそのまま入り、餅とあんことりんごのバランスと彩りも良く、3週間の販売だったがインパクトがあったようである。これからも季節感とタイミングを大事に菓子を創造していきたい。

戸島小学校の6年生6人に授業をさせていただいた。榮太楼のことや、菓子業界のこと、秋田についてなどまた熱く語ったところ、リアクションも良く秋田の子供たちは素直で素晴らしいなと実感した。キャリア教育の一環で、6年部の稲垣先生は私の高校同期で声がかかった。ふるさと秋田の良さを伝えていく教育は大事である。

私が出席した今年の忘年会は2件のみだった。さきがけ友の会総会・忘年会はホテルメトロポリタン秋田で例年どおり開催したが、ソーシャルディスタンスをとりながら、ほかのテーブルには極力移動せずに宴を楽しんだ。恒例の大抽選会もありそれなりに盛り上がった。
秋田商工会議所商業部会では三浦会頭をゲストにむかえ、ナカイチの光琳で開催した。20人くらいのメンバーだったのでそれぞれが今年を振り返り近況報告をおこなった。コロナ禍でみなさまざまな影響があるが、知恵をしぼってアフターコロナを見据えて新たな挑戦をしている経営者が多く参考になり勇気がわいてきた。私がトップバッターだった。来年は商売繁盛の一年になりそうだ。

ナカイチのにぎわい交流館多目的ホールを舞台に、わらび座のミュージカル「竿燈物語」がはじまった。初演前日に公開リハーサルを見せていただいた。「ねぶり流し」に込められた、願いの物語。脚本・演出、栗城宏さんよる渾身の作である。
春にわらび座の皆さんが竿燈まつりの取材に弊社までお見えになりいろいろな話をさせてもらったことが随所にでていた。火事で両親を失った少年が提灯屋で働くようになり、ねぶり流しに魅せられていく。幾多の困難をのりこえ大火災で秋田の町が焼けて竿燈も中止になるが、最後には願いを込めた竿燈をあげて感動的フィナーレを迎える。五穀豊穣、疫病退散のねぶり流しは、秋田にとって大切なものだと気づかされる。
まさに今年はコロナで竿燈が中止になってしまったが、すべての秋田の人々に見てもらいたいミュージカルである。1月30日まで。是非ともご覧いただきたい。

鶴の湯さんに年末の挨拶に伺い、佐藤大志社長、和志会長といろいろな情報交換をさせていただいた。GOTOキャンペーンも年末年始は一時中止になり、全国的にキャンセルがおおくなっていて旅行・旅館ホテル業界は大変な影響を受けている。
乳頭温泉は全国的に人気の高い温泉地であり、鶴の湯さんはキャンセル待ちのお客様がたくさんいるので引き続き宿泊はいっぱいのようである。お伺いした際にも悪天候にもかかわらず笑顔のお客様が次々にいらしていた。お客様商売、鶴の湯さんのようにありたいものである。

秋田ノーザンハピネッツはB1でのチーム最多5連勝して現在14勝9敗で東地区6位。この後の展開によっては3位に浮上できそうな位置につけている。長谷川選手と大浦選手のバースデーケーキをお届にいったところ練習を終えた選手たちの雰囲気はとても良かった。チーム力で勝ち進んでほしい。GOハピネッツ!!

今年を象徴する字は「密」に決まった。コロナ対策で3密を避けるところからきているが、来年こそは親密になって密接な関係を築いていける世の中になってほしいものである。
2020年はコロナに翻弄されたが、世界的にまだまだ収束していない状況ではあるが、ワクチンも開発されてきているので、いずれ人類はこのウイルスに打ち勝っていけるだろう。もう少しの辛抱だ。英知を結集して頑張っていこう。
アメリカ大統領はバイデン氏に決まった(トランプさんはまだ往生際が悪いようだが)。我らが菅総理も最近は支持率低下気味であるが、国際社会でも存在感を発揮して日本の活路を切り開いてほしい。
いろいろストレスのたまる世の中ではあるが、明るく元気に前向きにチャレンジしていこう!皆さん良い年をお迎えください。                                          社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2020年12月12日 土曜日 | 輝進VOL298 はコメントを受け付けていません

大住小学校6年生にキャッスルホテルで講演させてもらった。新型コロナの影響で秋田市内の小学校の修学旅行が軒並み中止になり、大住小学校ではテーブルマナー講習会と秋田市内の日帰り旅行を行うことになった。
私がキャッスルホテルでのテーブルマナー講習会の前に「人生の先輩の話を聞く」研修として講演することになった次第である。6年部の佐藤真紀先生が私の幼稚園から高校までの同期生で彼女が広面小に勤務していたときも授業を引き受けたことがあり、今回も一肌脱ぐことになった。「お菓子の力で秋田を元気に!」というタイトルで話をした。児童たちの目がキラキラ輝いており、一生懸命聞いてくれたので私もついつい乗ってきて、榮太楼のことやお菓子のことだけでなく秋田にちなんだウルトラクイズも行い、質疑応答もいれて約2時間中身がこくあっという間の研修会になった。
先生たちも修学旅行のかわりの行事を子供たちにとって思い出になる素晴らしいものにしようと必死に準備されていたので、喜んでいただき私も大変うれしくなった。一度決まっていた日程が変更になったり大変だったが、児童たちは一生の思い出になったのではないだろうか。
「ピンチをチャンスに!災い転じて福となす!」コロナ禍は子供たちにとってもある意味人生勉強になっていると思う。榮太楼のお菓子をビデオで紹介し、お土産もお菓子詰め合わせをお買い上げいただいた。中には先生方手作りのお菓子のしおりが入っていた。櫻谷先生はじめ大住小の先生方の心配りに感謝!子供たちには秋田を愛し将来秋田を元気にしていってほしいものである。

ブラウブリッツ秋田が18日大阪で勝利をおさめ、20勝8引き分けでJ3優勝とJ2昇格を決めた。素晴らしい快進撃である。おめでとうブラウブリッツ秋田、夢と感動をありがとう!
開幕からずっと首位を譲らず突っ走った。岩瀬社長はじめフロントの皆さん、吉田監督と選手たちのチームワーク、サポーター、スポンサーが皆一丸となって戦った成果である。3年前のJ3初優勝のときはライセンスがなくて昇格できなかったが、文句なしのJ2昇格である。秋田に凱旋した富山戦では残念ながら初黒星を喫し無敗記録は途切れたが、優勝セレモニーではソユースタジアムに参集したすべての人たちが喜びと感動を共有した。秋田を愛し秋田をよくしていきたいー思いが結集した優勝だった。WE ARE AKITA!!

秋田ノーザンハピネッツはホームで大阪に連勝して勢いにのってきていたがその後、宇都宮、千葉に連敗して現在8勝7敗。12月からまた連戦が続くのでここからチームを立て直し、東地区の上位に食い込んでいってほしい。CNAアリーナでの試合もハピネッツのスタッフがコロナ対策に周到な準備をしており、ブースターも手拍子を中心に静かな応援を徹底している。特殊なシーズンであるが、みんなで力をあわせて乗り切っていきたい。
ゴーゴーハピネッツ!!

秋田県菓子工業組合秋田支部では秋田市商工貿易振興課のコロナ対策の補助金を活用し、プレミアム菓子クーポン券を発行した。お客様が1000円で2000円分のクーポン券を購入し、菓子組合秋田支部の加盟店22社45店舗でお菓子を買っていただける事業である。20日から来年のバレンタイン2月14日までが事業期間で、18日に県庁で記者会見をおこなった。マスコミ20社以上に取材いただき、テレビやラジオ、新聞で大々的に取り上げられ、インパクトが大きかった。
組合の菓子店で先行して販売していたところもあり、予算の関係で1750セットしかクーポン券がなかったので、19日から問い合わせが殺到し20日の朝にはすべて完売してしまった。いろいろなお店をまわったり、開店前から並んだのに購入できなかったお客様も多く、たくさんのお叱りの声をいただいた。

ここまでの反響の大きさは想定していなかったが、組合の準備態勢があまくご迷惑をおかけしてしまった。購入していただいた方には喜んでお菓子をお楽しみいただきたいし、クーポン券を入手できなかった皆さんにはお許しいただき、また菓子店に足をはこんでいただけるように切にお願いしたい。半額のインパクトが大きかったとはいえお菓子に対する需要の大きさも感じることができたので、これを励みにもっと喜んでいただける菓子づくりをおこない、次回の取り組みも真摯に考えてきたい。

秋田県観光連盟の観光もりあげ隊の会議をメトロポリタン秋田で開催し今年度下期と来年度事業について忌憚のない意見交換をおこなった。アフターコロナの秋田を盛り上げていきたい。
秋田市総合計画・地方創生懇話会がキャッスルホテルで開催された。私は地域資源活用・魅力向上分科会の座長を務めた。人口ビジョンを踏まえたうえで、県都「あきた」の創生に力を結集して取り組んでいきたい。

石井浩郎参議院議員の政治報告会が開かれ、馳浩衆議院議員が応援に駆け付けた。直前に秋田商業高校レスリング部の練習に激励にいくことになり私がアテンドした。スポーツ関係の議員のハートは熱くフットワークは素晴らしい。石井議員からはおみやげに「菅どら」を使っていただいた。政界でもホームランを期待したい。

大洋ビル管理の内村和人社長の旭日双光章受賞記念祝賀会がキャッスルホテルで開催された。約200名が参集し盛会だった。内村さんは秋田のビル管理業界のリーダーとして活躍されている。弊社もお世話になっている。お引き菓子はお祝いの特製和菓子をご用命いただいた。大洋ビル管理さんは創業60周年でお祝いのお菓子もオーダーいただいている。内村さんおめでとうございます。感謝!

秋田南法人会の設立70周年記念式典・祝賀会がホテルメトロポリタン秋田で開催された。県警音楽隊の演奏もあり、久々に大きな懇親会でいろいろな方々と情報交換をすることができた。

元衆議院議員の佐藤敬夫さん(85歳)がご逝去された。私も父親の代からお世話になり、本妙寺の檀家総代としてもご一緒している。さまざまなアドバイスもいただいた。敬夫さんの言葉にはひとの心を揺さぶるインパクトがあった。
三松堂の後藤一会長(70歳)もご逝去された、ながく秋田県菓子工業組合の理事長としてリーダーシップをとっていただいた。秋田高校同期会の会長で親分肌であるが、愛嬌のある先輩だった。長男の誠一君は青年部長であり、腕利きの菓子職人である。
「あんごま餅」で有名な畠栄さんの畠山栄輝社長(48歳)は脳出血で急逝された、父上の栄正さんは榮太楼のOBである。
ご冥福をお祈りいたします。

大相撲11月場所、大嶽部屋の納谷幸之介は幕下筆頭で6勝1敗。新十両昇進を決めた。優勝は逃したが、初土俵から3年でいよいよ関取である。大鵬の孫としていろいろ注目されるが、この勢いで頑張ってほしい。納谷は大関貴景勝の付け人を務めていた。
その大関貴景勝が千秋楽本割では負けたものの優勝決定戦で照ノ富士を破り2度目の優勝を決めた。気合の入った取り組みだった。他の横綱大関4人が全員休場の中あっぱれだった。
大嶽部屋の幕下夢道鵬と三段目鵬山は3勝4敗だった。来場所の奮闘を期待したい。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2020年11月4日 水曜日 | 輝進 VOL297 はコメントを受け付けていません

「菅どら」が大ヒットしている。直営店での売れ行きも引き続き好調であるが、県内外からのオーダーも増えている。うれしいことに一度お買い上げいただいたお客様から美味しかったとのことで繰り返しご用命いただいている。「菅どら」のおかげで来店数が増え、お月見まんじゅうや収穫祭のお菓子の売り上げも順調である。「シャイなマスカット」から「巨峰大福」にバトンタッチしたが、「巨峰大福」のファンも年々増えている。少しおくれたが、和栗を使った「栗どら焼き」も期間限定でスタートし好評をいただいている。約40日間で菅どらは63000個製造販売したが、総理在任中は販売を継続し、菅総理がコロナを克服し、日本をより良き方向に導いてくれるようにエールをおくっていきたい!

GOTOトラベルも10月から東京も解禁になり、急に観光やビジネスで旅行に出かける人が増えた。人気のある観光地や温泉の旅館は満室状態が続いている。せっかく割引になるのでこの機会に高いところに泊まろうということで、人気のある宿から埋まっていっているようである。地域クーポンを使って買い物をする方が多いので、久しぶりにトピコも賑わってきた。人が動けば菓子やお土産も動く。この調子で過度な自粛ムードを払しょくして経済が回復してほしい。

9月末の「地元産品応援フェア」に続き、またナカイチにぎわい広場で「アキタノミカタ」というタイトルで物販のイベントが開催され、出店した。秋田県民も久々の野外イベントで楽しんでいた。竿燈演技やヤートセ祭りの踊り、あきた舞妓のパフォーマンスなどアトラクションもあり出演者
もお客さんもみな喜んでいた。ありがとう!


先日、元祖爆笑王さんを秋田空港に送っていった際に、ゲッターズ飯田さんに偶然お会いして、ご紹介いただいた。その場で私のことを占って下さり、「直観力と行動力がさえているのでこれから来年にかけて運勢がいい。さらに3年後はすごくいいので先手必勝でいけばいい」とのことだった。ゲッターズ飯田さんの占いはものすごく当たるらしいので、気をよくして頑張っていきたい。榮太楼も上昇気流にのれそうである。

親友の佐藤元君が新潟から秋田に戻り第一学院秋田校に復帰した。高校の同期有志で元君の歓迎会を「まこと」で開催した。マスコミ、役所、警察の面々だったので、昔話も多かったが、昨今の世情についての情報交換ができて、有意義だった。

石井浩郎参議院議員の秋田の経済界有志による後援会・「浩友会」が発足しキャッスルホテルで会合があった。会長は佐野元彦さんが就任、石井議員からさまざまな思いをこめた挨拶があった。石井議員は秋田高校のひとつ後輩で、プロ野球で活躍し教育文化・スポーツのジャンルで国政で活躍している。春の選抜出場校による甲子園での交流試合が実施できたのも彼の功績である。さらに世のため人のため秋田や日本のため頑張ってほしい。

FM秋田の番組審議会が3月以来久しぶりにFM秋田本社で開催された。この間はCDを試聴しながらの意見提出だったが、やはり審議委員が集まって試聴し意見交換するほうが、臨場感があっていいなと思った。6月から着任された船木新社長ともお会いして近況報告をお伺いした。マスコミ・ラジオ業界も環境の激変で大変な状況であるが、時代の変化に合わせて新しいチャレンジを行っている。我々もアンテナを高くしていきたい。

秋田ノーザンハピネッツはアウエーで信州、京都をやぶり開幕4連勝で一時トップに立ったが、ホームで琉球に連敗しアウエーで北海道にも負けて現在4勝3敗である。前田ヘッドコーチのもと選手たちはとてもチームワークよく頑張っている。先日は細谷選手や古川選手の誕生日ケーキをお届けにうかがい、少し話をしたが選手たちの表情は明るかった。このあと修正しながら今シーズンの戦いを前向きに進めていくことと思う。ハピネッツの選手スタッフの健闘を祈念したい。ハピネッツどら焼きもホーム開幕戦から販売開始になり好評である。
GOGOハピネッツ!!AKITA BEET!!


ブラウブリッツ秋田は16勝6分けでJ3のダントツ首位を独走中である。吉田監督の指導(明確な指示)に選手が団結して進化している。堅守速攻が素晴らしい。一戦必勝で試合に臨んできた積み重ねが無敗である。後半もこのままの勢いで優勝してJ3昇格を決めてほしい。

8月24日に長女香澄に長男が誕生したのに続き、10月16日に長男紀敬に長女が誕生し、ふたりの孫のじじいになった。まだ面会できていないが、孫の誕生を素直に喜びたい。大変な世の中であるが、無事に大きく成長してほしい。
じじいも心機一転がんばりたい!

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2020年10月7日 水曜日 | 輝進 VOL296 はコメントを受け付けていません

秋田県生まれの初の総理大臣が誕生した。

秋田県湯沢市雄勝町出身の菅義偉さんが退陣した安倍総理のあとをうけ、自民党総裁選で、岸田さん石破さんを破り、その後の臨時国会で16日第99代内閣総理大臣に指名された。安倍内閣の官房長官として、7年8カ月政権を支えてきたが、人望が厚くまわりにおされてついに総理大臣に就任した。

秋ノ宮の農家の長男として生まれた菅さんは湯沢高校卒業後上京して、苦労を重ねながら法政大学を卒業、議員秘書として政治の世界に入った。地縁血縁のない神奈川の選挙区から国会議員になったたたき上げの政治家である。菅さんはふるさと秋田を愛し、総務大臣時代にはふるさと納税を導入した。秋田初の総理誕生を秋田県民あげて喜んでいる。

榮太楼では、菅総理に祝意とエールの気持ちを込めて、「菅どら」を16日に発売した。どら焼きに菅さんの似顔絵のイラストの焼き印を押して、粒あんの上に秋田味噌を使ったクルミ柚餅子をいれた。秋田出身の菅総理にちなんだオリジナルどら焼きである。ちなみに菅さんの似顔絵は麻紀子先生が描いてくれた。いつも素晴らしい筆字で、POPやプライスカードを書いてもらっているが今回の大ヒットのポイントは、可愛らしくインパクトがある似顔絵である。麻紀子先生に感謝!

発売前に榮太楼かわら版の号外を配ったところ秋田経済新聞に取り上げられ話題になり、全国紙のスポーツ報知に掲載されたのを皮切りに、TBSのあさチャンに2日連続、Nスタ、グッとラック、日本テレビのZIP、テレビ東京のニュース、テレビ朝日のスーパーJチャンネル、大阪の毎日放送、TBSのアッコにおまかせ!でも全国放送された。地元でもNHK、ABS、AKT、AABの各局のニュースで取り上げられ、魁新報、朝日新聞、読売新聞にも掲載された。取材が殺到してんてこ舞いだったが、おかげで発売開始とともにお客様が各店の店頭に行列になり、連日完売で、ネットのオーダーもものすごく、工場はフル稼働で休日返上でみんな頑張ってくれている。菅新総理のパワーは素晴らしい!一気にV字回復できるように波に乗っていきたい。

シルバーウイークはお彼岸と敬老の日も重なり、いまだかってない超多忙な状況が続きうれしい悲鳴である。力を結集して乗り切りたい。シャイなマスカットも3シーズン目を迎えたが、大人気で毎日売り切れが続いている。おはぎも今回は、こし、つぶ、ずんだ、きな粉の4種類になり、味もおいしいとお客様から評判がよかった。菅どらの大フィーバーを一過性に終わらせることなく、地域密着営業を強化していきたい。秋の季節限定品、ぽてと(和菓子職人が作るすいーとなぽてと)、まろん(ふっくら生地に栗一粒と栗あん)、ほのか(しっとりした皮で黄身あんを包んだ乳菓)、渋皮まろんと珈琲のケーキもラインアップし、榮太楼の店頭は賑わっている。勢い尽くすべからず。さらに押していこう。

秋田県観光土産品製造・卸協議会では、大島会長と私、役員6名で、佐竹秋田県知事に陳情に伺った。夏祭りやイベントがなくなり、観光客やお盆の帰省客も激減し土産品業界は大打撃を受けている。国のGOTOキャンペーンもあるが、東北6県と新潟県での観光や交流を強め、観光土産品クーポンなどを発行するような呼び水となる施策の実施をお願いした。コロナ対策をしっかりしながら人の動きが活発になり、経済面で地方にお金が回るようにしていきたい。菅総理も自助・共助・扶助の大切さを強調しておられた。行政頼みだけではなく我々もできることはしっかり努力を積み重ねていきたい。

秋田県観光連盟でも斎藤会長を囲んで役員有志で、現状認識と今後の方向性について意見交換しながら一献傾けた。バス、旅館・ホテル、旅行業、土産業界それぞれ危機的な状況であるが、知恵を振り絞って国や行政の支援を活用しながら生き残っていきたい。胸襟を開いて本音での話し合いは有意義である。

商工中金ユース会では高橋支店長を囲んで有志での懇談会をつねやで開催した。みんなコロナ禍で大変であるが、異業種の経営者の話を聞くことはたくさんのヒントをもらうことができる。高橋支店長は来月から本部にご栄転になった。
美術工芸大学の官能先生とも久しぶりに食事をしながら、秋田のことやデザインとビジネスのことなどを語り合った。京都デザイン協会の取り組みなどを教えていただいた。

ドリームリンクの村上社長と、「徳」で食事をしながら、政治経済の話やアフターコロナにむけての情報交換をおこなった。村上社長の発想力と行動力はすごい!経営者として見習って頑張っていきたい。

秋田で映画「めぐみへの誓い」完成披露試写会が行われた。総合プロデューサーは私の親友でユーランドホテル八橋の松村譲裕社長。チラシの冒頭に次ぎのような挨拶がある。
「私たちは、より多くの日本人と世界中の人たちの良心に、家族の絆を引き裂く拉致の残酷な実態と北朝鮮の恐ろしい人権侵害の現状を訴え、拉致被害者奪還の世論を喚起していく作品を映画化しました。映画の力で人々の心を揺り動かし拉致被害者奪還行動を起こさせる。拉致被害者の奪還。すべてはその為です。」
横田めぐみさんや田口八重子さんが拉致される場面がリアルに描かれ、引き裂かれた家族の苦しみ、悲しみ、葛藤が凄まじい迫力で伝わってきた。めぐみさんのお母さんが北朝鮮むけのラジオで呼ぶかけるシーンで向こうにいるめぐみさんも涙を流していた。とんでもない仕打ちを受けながら心の奥底に日本への郷愁や希望を隠しながら、今もなお彼の地で生きている拉致された日本人がたくさんいるはずである。人類のすべての人にこの映画を見てもらい、アクションをおこしていくべきタイミングである。松村さんからはよく拉致の実態を聞いてはいたがこの映画を見て私は言葉にならない衝撃を受けた。舞台挨拶での野伏翔監督の言葉も琴線に響いた。ロケの7割は秋田でおこなわれ、松村さんたちの熱意と行動力で映画は完成した。来春からは全国ロードショーを目指しているがまだまだ宣伝等の予算が足りない。みなさんの協力を是非お願いしたい。映画は必見である。

ブラウブリッツ秋田は12勝4引き分けでトップを走り、16試合負けなしでJ3記録を更新した。このままいけば3シーズンぶりの優勝を飾り、J2昇格は間違いなさそうである。秋田に夢と希望を与えてくれている。ありがとうブラウブリッツ!がんばれーブラウブリッツ秋田!
大相撲秋場所は横綱が二人とも休場し、2敗がトップで混戦状態である。貴景勝、正代、朝乃山、照ノ富士のいずれかが優勝するだろう。新入幕の翔猿も健闘している。
24日現在、大嶽部屋の幕下納谷(三男)は4勝2敗であと1勝で十両昇進の可能性がある。新幕下の夢道鵬(四男)は4勝2敗の好成績。序二段の鵬山(次男)も5勝1敗でみんな来場所が楽しみである。大嶽部屋は勝ち越しの力士が多くなりそうで今場所はおおいに健闘した。
新旧交代が進む大相撲、角界はこれからが楽しみである。そろそろ横綱は引退だろう。

社長 小国輝也

カテゴリー:お菓子
2020年9月2日 水曜日 | 輝 進 VOL295 はコメントを受け付けていません

東北は梅雨明け宣言がなく気温はあまり高くならなかったがジメジメした感じの8月だった。関東から西日本にかけては猛暑になり、浜松では41.1度の過去最高気温になり、熱中症で亡くなる方も多くなった。コロナとのダブルパンチである。

15日の魁新報の「声の十字路」に初投稿した。「竿燈会しっかり!」「行くな!来るな!よぶな!では秋田はなくなってしまう」「マスコミ報道に振り回されて自粛しすぎるべからず」
の3つのメッセージを込めていたが、字数の関係もあり、校正されたので実際に掲載された文章はすこしオブラートに包まれたものになった。それでも読んでくれた方々からは好意的なリアクションが多かった。
以下にオリジナル原稿をのせる。

「2020真夏の夜の夢」
『コロナ騒動がまたぶり返し、秋田は梅雨明けせず、今年は精神的にもきついすっきりしない夏である。竿燈まつりも中止になったが、各竿燈会は練習もできなかったので秋田の町は竿燈の音色も響かず、さみしい感じがしたが、竿燈の伝統行事はそれぞれの竿燈会でつつがなく行われた。その意味では五穀豊穣と疫病退散のねぶり流しの精神はとぎれなかった。来年こそはいつも通りの竿燈まつりができることを願いたい。
お盆を迎え、例年であれば県外から帰省する仲間が増え秋田が賑わう時期であるが、昨今の事情を考えて自粛した方が多いようで、秋田全体が沈んでいる感じがする。お盆は日本にとってとりわけ地方にとっては特別な時期である。県外で頑張っている秋田人がふるさと秋田に帰り家族や友人に会い、お互いに充電できる大切なタイミングである。コロナ禍でストレスを抱えている人が多いが、帰ってこれた仲間にはようこそお帰り!と労いの言葉をかけたい。また帰りたくても帰れなかった皆さんには落ち着いたら、必ず秋田にきて英気を養ってもらいたいと思う。
マスコミも過剰報道気味でコロナに振り回されて、恐怖と不安の罠におおくの国民が陥っているようである。全国的な自粛ムードで人が動かなくなり、観光、宿泊、飲食、菓子・土産品販売等あらゆる業界がダメージを受けている。国や行政の懸命な支援もあるが、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる感じでなかなか前に進まない。自助努力を重ねながら、英知を結集して官民一体となって力をあわせて乗り切っていきたい。
アフターコロナはパラダイムシフトが起きるといわれている。リモートワークが定着すれば大都会からふるさと秋田に移住する人も増えるかもしれない。劇的に人の価値観やライフスタイルが変わる可能性があるので、秋田にとってはチャンスである。秋田人の粘り強さ、思いやり、気配り、たくましさで活路を切りひらきたい。
ふるさと秋田の絆を深め、「ひとを呼んで栄える秋田」を創っていきましょう!!』

人の動きが鈍くなり、観光客も帰省客も激減している。まだまだしばらくはこの状況が続きそうなので、知恵をしぼって秋田密着営業を強化していきたい。宅配と通販のやり方も熟慮して売り上げを創っていきたい。

秋田県菓子工業組合秋田支部では役員会を開催し、11月以降会員の菓子店で使える菓子商品券事業を展開することになった。詳細はこれからつめるが、それぞれの菓子店の来店客を増やし、売り上げ増加につなげていきたい。

秋田県観光土産品製造・卸協議会では、会員企業がゴールデンウイークに続き8月も売り上げが減少し苦境に立たされている企業が多い。大島会長と私と幹事数名で、秋田県の堀井副知事、加藤観光文化スポーツ部長、猿田産業労働部長、秋田市の石井副市長、新出産業振興部長に陳情活動をおこなった。東北6県の観光流動を促す施策や、観光土産品クーポンの発行など、土産品の売り上げ増加につながる支援策を強力に要請した。行政の支援をあおぎながら、生き残ることができるように自助努力を重ねていきたい。

秋田朝日放送の夕方の報道番組「トレタテ」に、幸町のかき氷が取材された。高田美樹アナウンサーにさなづらかき氷と、さなづらをトーストにのせて食べてもらい結構インパクトがあった。さなづらの他、新発売の「さなづらあんみつ」「さなづらゼリー」「さなづら葛ようかん」も紹介していただいた。おかげでお盆にかけて「かき氷」のお客様も増えた。AABに感謝!ディレクターの山田さんありがとう! Read the rest of this entry »

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